JPH06199417A - 成形品積込方法およびその装置 - Google Patents

成形品積込方法およびその装置

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JPH06199417A
JPH06199417A JP11367693A JP11367693A JPH06199417A JP H06199417 A JPH06199417 A JP H06199417A JP 11367693 A JP11367693 A JP 11367693A JP 11367693 A JP11367693 A JP 11367693A JP H06199417 A JPH06199417 A JP H06199417A
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Bunpei Masuda
文平 増田
Keiichiro Hayashi
慶一郎 林
Yoshio Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短い移動距離で、しかも単純な移動工程でパ
レットに穴が形成された成形品を積込むことができ、傷
の発生も防止できる成形品積込方法およびその装置を提
供すること。 【構成】 穴あきのパネル3を把持して垂直状態とし、
積込位置Aでハンガー31に所定枚数積込み、ハンガー
31を装着すべきパレット11上に移動させ、パレット
11にハンガー31ごと装着する。また、成形品積込装
置は、パネル3を把持し垂直状態にするロボット22
と、積込位置Aとパレット11の位置Bとの間に設けら
れた架台33と、該架台33に移動自在に設けられたハ
ンガー支持部34とを備えた搬送装置23を具備してい
る。これにより、パレットの位置Bと積込位置Aとが離
れていてもハンガーをパレットに装着でき、ハンガーを
パレットに装着するまでの工程およびそのための時間を
短縮でき、積み替えによる傷も付きにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トランスファプレス
等の連続プレス加工装置はタンデムプレス加工装置の最
終工程で用いられ、プレスされた穴あきの成形品をパレ
ットに積込む成形品積込方法およびその装置に関し、積
込工程の単純化や合理化を図ることができるようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】トランスファプレスまたはタンデムプレ
スなどの加工装置でプレス成形される成形品の中には、
穴があけられているものも多く、プレスラインの最終工
程部分で成形品をパレットに積込む場合に、成形品に形
成された穴を利用することが行われている。たとえば成
形品の穴を利用してパレットに積み込む方法として、実
公平1−37788号公報に成形品積込装置が開示され
ている。
【0003】この成形品積込装置1は、図12および図
13に示すように、プレス加工装置の出側に設けられた
排出コンベア2の後方に、図示しない走行キャリヤによ
りプレスライン方向前後へ水平移動でき且つパネル3を
吸着するバキュームカップ4を有するロボットとしての
旋回アーム5を備えている。また、図示しないチェーン
コンベアを装備してパネル3を順次送り込めるようにし
たハンガー6を昇降自在に支持し且つプレスライン方向
前後へ移動できるサブハンガー装置7と、同じくチェー
ンコンベアを装備したハンガー8を昇降自在に支持し且
つプレスライン方向前後に移動できるメインハンガー装
置9とが設けられている。さらに、このメインハンガー
装置9のハンガー8にパネル3の穴が串刺状に送り込ま
れて支持される該パネル3を、受け取るハンガー部10
を有し且つ積込位置へ横から搬入される積込用パレット
11と、この積込用パレット11を後方に搬送する搬送
コンベア12とを備えて構成されている。
【0004】このような成形品積込装置1を用いて穴が
あけられた成形品としてのパネル3をパレット11に積
込む場合には、まず、排出コンベア2で略水平状態で排
出されるパネル3を図示しないパネルリフターで上昇さ
せ、次いで旋回アーム5のバキュームカップ4で吸着
し、この状態で旋回アーム5を走行キャリヤで後方に水
平移動させる。
【0005】この後、旋回アーム5を旋回してパネル3
を90度方向を変えて略垂直状態にし、既に下降してい
るメインハンガー装置9のハンガー8にパネル3の穴を
通すようにして串刺状にし、順次同様の操作を繰り返し
て略垂直状態にされたパネル3をハンガー6の先端部に
送り込む。
【0006】ハンガー6の先端に送り込まれたパネル3
はハンガー6に装備されているチェーンコンベアによっ
て自動的にハンガー6の奥に積込まれて行き、パネル3
が所定枚数になると、メインハンガー装置9を後方に移
動し、パレット11のハンガー部10に前方よりパネル
3を挿入するようにメインハンガー装置9のハンガー8
を後方に抜き取るようにしてパネル3を受け渡す。
【0007】こうしてメインハンガー装置9のハンガー
8からパレット11への積み替えが終わると、メインハ
ンガー装置9のハンガー8を上昇させて前進させるよう
にするとともに、パレット11を搬送コンベア12で後
退させる。
【0008】一方、この間に排出コンベア2から排出さ
れるパネル3は、サブハンガー装置7のハンガー6を下
降させて一時的にこれに串刺状に積込んでおき、パレッ
ト11にパネル3を受け渡して空のメインハンガー装置
9を前進したのちハンガー9を下降し、さらにサブハン
ガー装置7のハンガー6のところに前進させてサブハン
ガー装置7のハンガー6からメインハンガー装置9のハ
ンガー8にパネル3の受け渡しを行い、これ以降はメイ
ンハンガー装置9のハンガー8で直接パネル3を受け取
るようにして積込みを行うことを繰り返す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の成形
品積込装置1では、メインハンガー装置9を、パネル3
の積込位置より後方へ移動させてパレット11へ積み替
えるようにしており、メインハンガー装置9の移動距離
が長くなるとともに、移動工程が複雑で、積込みに要す
る時間も長くなるという問題がある。
【0010】また、この成形品積込装置1では、パネル
3を一旦メインハンガー装置9に移載し、これをさらに
パレット11に備えたハンガー部10に受け渡すように
しているため、受け渡し回数が2回であり、パネルを損
傷する機会が多いという問題もある。
【0011】この発明はかかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、短い移動距離で、しかも単純な移動
工程でパレットに穴が形成された成形品を積込むことが
できる成形品積込方法およびその装置を提供しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めこの発明の請求項1記載の成形品積込方法は、プレス
成形され、移送コンベアに略水平状態に載置されて排出
された穴あき成形品を、ロボットにより移送コンベア上
から後方へ移動させて略垂直の状態とし、次いで、この
穴あき成形品の積込位置でハンガー搬送装置により移動
されたハンガーに該穴あき成形品を積み込み、これら穴
あき成形品が所定枚数積み込まれると、該ハンガーをハ
ンガー搬送装置により装着すべきパレット上方の所定位
置まで移動させ、ハンガー搬送装置によりハンガーを下
げてパレット上にハンガーを着脱自在に装着させること
により、前記穴あき成形品をパレットに積み込むように
することを特徴とするものである。
【0013】また、この発明の請求項2記載の成形品積
込方法は、プレス成形され、移送コンベアに略水平状態
に載置されて排出された穴あき成形品を、ロボットによ
り移送コンベア上から後方へ移動させて略垂直の状態と
し、次いで、パレットコンベアで一方向に搬送されるパ
レットの穴あき成形品の積込位置でハンガーリフターに
より上昇されたハンガーに該穴あき成形品を積み込み、
これら穴あき成形品が所定枚数積み込まれると、該ハン
ガーをハンガーリフターにより下降してパレット上に装
着させることにより、前記穴あき成形品をパレットに積
み込みパレットコンベアで排出することを特徴とするも
のである。
【0014】さらに、この発明の請求項3記載の成形品
積込装置は、プレス成形された穴あき成形品をプレスラ
イン方向に排出する移送コンベアの後方位置に、該プレ
スライン方向に移動自在に設けられ、前記移送コンベア
上に載置されて搬送される穴あき成形品を把持する把持
具を有し且つ穴あき成形品を略水平状態から略垂直状態
に回動させるロボットと、垂直状態の穴あき成形品をハ
ンガーに積み込み、該ハンガーをパレットに着脱自在に
装着するハンガー搬送装置とを備えてなる成形品積込装
置において、前記ハンガー搬送装置は、穴あき成形品を
ハンガーに積み込む積込位置と、該ハンガーを装着すべ
きパレットの位置との間に設けられた架台と、該架台に
移動自在に設けられ、該ハンガーを支持するハンガー支
持部とを備えてなることを特徴とするものである。
【0015】また、この発明の請求項4記載の成形品積
込装置は、請求項3記載の成形品積込装置において、前
記ハンガー支持部は、前記架台上を走行する走行体と、
該走行体に上下方向摺動自在に設けられた昇降部材と、
該昇降部材に上下方向摺動自在に設けられたハウジング
と、前記昇降部材の下端部近傍から水平方向外方に延
び、該昇降部材の上下動に伴って前記ハウジングを上下
動させる案内部材と、前記昇降部材の下端部に連結さ
れ、前記ハンガーを支持する支持部とからなり、該支持
部は、前記昇降部材に一端部が連結され、水平方向の軸
線を中心として回動自在なる複数の棒状体と、これら棒
状体の各々の他端部に水平方向の軸線を中心として回動
自在に連結され、前記ハウジングの側面を貫通して前記
ハンガーを側部から支持するフックとを備え、前記昇降
部材を下方に摺動させた状態では、各々のフックが水平
方向外方に移動して支持したハンガーを開放し、一方前
記昇降部材を上方に摺動させた状態では、各々のフック
が水平方向内方に移動しハンガーを支持してなることを
特徴とするものである。
【0016】さらに、この発明の請求項5記載の成形品
積込装置は、請求項3記載の成形品積込装置において、
前記ハンガー搬送装置は、プレスライン方向前後に移動
可能とした台車フレームの中央部に、昇降駆動可能とし
た中空昇降部材を貫通させて配置し、該中空昇降部材内
に、中空昇降部材よりも長さを長くした支持ロッドを昇
降自在に挿通して、該支持ロッドの下端にプレスライン
方向左右に延びる水平ビームを固設し、該水平ビームの
左右位置に、積込用のパレットに対して上方から着脱さ
せるようにしたハンガーを把持するための左右一対のフ
ックを、左右方向へ移動自在に装備させ、且つ該左右の
フックと上記中空昇降部材の下端とをリンクを介して連
結し、更に、上記左右のフックの近接する方向の移動を
所定位置に規制するためのストッパを備えた構成を有す
ることを特徴とするものである。
【0017】また、この発明の請求項6記載の成形品積
込装置は、プレス成形された移送コンベア上の略水平状
態の穴あき成形品を取り上げて略垂直状態に姿勢を変え
るとともに、穴あき成形品の積込位置に移動可能なロボ
ットと、着脱可能なハンガーを備えたパレットを前記穴
あき成形品の積込位置に一方向から搬入したのち前方に
排出し得るパレット搬送装置と、このパレット搬送装置
で穴あき成形品の積込み位置に搬送されたパレットから
ハンガーを把持して穴あき成形品の積込高さまで上昇す
るとともに穴あき成形品が移載されたのちハンガーを下
降するハンガーリフターとからなることを特徴とするも
のである。
【0018】
【作用】この発明の請求項1記載の成形品積込方法によ
れば、穴あき成形品の積込位置でハンガー搬送装置によ
り移動されたハンガーに該穴あき成形品を積み込み、こ
れらの穴あき成形品が所定枚数積み込まれると、該ハン
ガーをハンガー搬送装置により装着すべきパレット上の
所定位置まで移動させ、ハンガー搬送装置によりハンガ
ーを下げてパレット上にハンガーを着脱自在に装着させ
ることにより、パレットの位置が穴あき成形品の積込位
置と離れていた場合であっても、穴あき成形品が積み込
まれたハンガーをパレットに装着することができる。ま
た、該ハンガーをパレットに装着するまでの工程の長さ
及び該工程に要する時間を短縮することができる。ま
た、穴あき成形品の積み替えが少ないので、穴あき成形
品に積み替えによる傷が付き難い。
【0019】また、この発明の請求項2記載の成形品積
込方法によれば、パレットコンベアでハンガーを備えた
パレットを一方向に搬送するようにし、穴あき成形品の
積込位置に搬送されたパレットからハンガーをハンガー
リフターで積込み高さに上昇し、このハンガーに穴あき
成形品をロボットで積み込むようにし、これらの穴あき
成形品が所定枚数積み込まれると、該ハンガーごとハン
ガーリフターで下降してパレットに装着し、このパレッ
トをパレットコンベアで一方向に送出すようにしてお
り、ハンガーの昇降だけでロボットからハンガーへの積
込みができ、移し替えもなく、移動距離を短縮し、しか
も短時間に積込むことができるとともに、一層穴あき成
形品に傷が付かないようにしている。さらに、パレット
を一方向に搬送するようにして空のパレットの搬入と積
込まれたパレットの搬出が干渉しないようにし、パレッ
ト替えを短時間にできるようにしている。
【0020】さらに、この発明の請求項3記載の成形品
積込装置によれば、前記搬送装置を、穴あき成形品をハ
ンガーに積み込む積込位置と、該ハンガーを装着すべき
パレットの位置との間に設けられた架台と、該架台に移
動自在に設けられ、該ハンガーを支持するハンガー支持
部材とから構成することにより、パレットの位置が穴あ
き成形品の積込位置と離れていた場合であっても、前記
ハンガー支持部を前記架台上を走行させて穴あき成形品
が積み込まれたハンガーを所定位置に搬送し装着すべき
パレットに速やかにかつ確実に装着することができる。
また、該ハンガーをパレットに装着するまでの工程の長
さ及び該工程に要する時間を短縮することができる。ま
た、穴あき成形品の積み替えは1回で良いので、穴あき
成形品に積み替えによる傷が付き難い。
【0021】また、この発明の請求項4記載の成形品積
込装置によれば、前記昇降部材を下方に摺動させると、
各々のフックが水平方向外方からに移動してこれらのフ
ックが支持したハンガーから外れる。また、前記昇降部
材を上方に摺動させると、各々のフックが水平方向内方
に移動してこれらフックがハンガーを支持する。
【0022】これにより、フックの開閉およびハンガー
の昇降の誤動作がなくなり、ハンガーをパレットに装着
するまでの工程の長さ及び該工程に要する時間をさらに
短縮することができる。
【0023】さらに、この発明の請求項5記載の成形品
積込装置によれば、フックを開いた状態とした水平ビー
ムを積込用パレット上に位置させた後、中空昇降部材を
上昇させると、リンクの変位を介して左右のフックが閉
じられることによって上記パレット上のハンガーが把持
される。さらに、中空昇降部材を上昇させると、フック
の把持力が保持された後、水平ビームの上昇を介してフ
ックがハンガーを把持したまま上昇させられる。台車フ
レームを前進させてハンガーに成形品を受けると、台車
フレームを後退させてパレットの上方に位置させ、しか
る後、フックを下降させて開くと、成形品はハンガー毎
パレットに積み込まれる。
【0024】また、この発明の請求項6記載の成形品積
込装置によれば、プレスラインの下流に設けたパレット
搬送装置上にハンガーを着脱自在に装着したパレットを
載置し、パレット搬送装置の上方の積込位置に設けたハ
ンガーリフターの下方までパレットを搬送した後、パレ
ット上のハンガーをハンガーリフターで上昇させて積み
込み可能な状態にするようにする。
【0025】一方、プレス成形された穴あき成形品をロ
ボットで略水平状態から略垂直状態に姿勢を変えて前記
ハンガーリフターによって上昇されたハンガーに穴あき
成形品を所定枚数移載した後、ハンガーをパレットに下
降させて載せ、ハンガーリフターを上昇して退避させ
る。
【0026】こののち、ワークを搭載したパレットはパ
レット搬送装置によって下流に搬出されると同時に、上
流から空のハンガーを着脱自在に装着したパレットが積
込み位置に移動され、再びハンガーリフターの下降でハ
ンガーを上昇させるようにし、順次ワークの積込み工程
を繰り返す。
【0027】これにより、ハンガーはパレットに対して
昇降するだけで着脱され、ワークの積込み工程に要する
時間を短縮し、ワークの移載回数を1回だけに減少させ
ることができるとともに、上流から下流などの一方向に
パレットを搬送してパレットの入れ替えを短時間できる
ようにしている。
【0028】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1はこの発明の成形品積込み装置の一
実施例の側面図である。 この成形品積込装置21
は、プレス加工装置の出側に設けられパネル3を排出す
る排出コンベア2の後方位置に、ロボット22と搬送装
置23とが備えられている。
【0029】ロボット22は、前記排出コンベア2の後
方位置に設置されたレール24付きの架台25に設けら
れ、搬送されるパネル3を把持し且つ該パネル3を略水
平状態から垂直状態に回動させるもので、前記架台25
のレール24上に前後方向(プレスライン方向)に移動
自在に支持される走行体26と、先端に成形品把持具2
7が設けられ、末端が水平軸28を介して上下方向に回
動自在に走行体26に取付けられたアームと29から構
成されている。
【0030】搬送装置23は、パネル3をハンガー31
に積込む積込位置Aから該ハンガー31を装着すべきパ
レットの位置Bまで該ハンガー31を搬送しパレット1
1に装着するもので、積込位置Aとパレットの位置Bと
の間に設けられたレール32付きの架台33と、架台3
3のレール32上に前後方向(プレスライン方向)に移
動自在に設けられ、該ハンガー31を支持するハンガー
支持部34とから構成されている。
【0031】ハンガー31は、図2に示すように、パレ
ット11に載置され略コ字型からなる載置部37と、該
載置部37の中央部に設けられL字型に屈曲されて先端
部が略水平方向に延びる一対の串部38,38とから構
成されている。
【0032】ハンガー支持部34は、図1および図3に
示すように、架台33のレール32上を走行する走行体
41と、該走行体41に上下方向摺動自在に設けられた
複数の昇降部材42,42と、これら昇降部材42,4
2に上下方向摺動自在に設けられたハウジング43と、
前記昇降部材42の下端部近傍から水平方向外方に延
び、該昇降部材42の上下動に伴って前記ハウジング4
3を上下動させる案内板(案内部材)44と、前記昇降
部材42の下端部に連結され、前記ハンガー31を支持
する支持部45とから構成されている。
【0033】前記支持部45は、前記昇降部材42に一
端部が連結され、水平方向の軸線を中心として回動自在
なる一対の棒状体51,51と、これら棒状体51,5
1の各々の他端部に水平方向の軸線を中心として回動自
在に連結され、前記ハウジング43の側面を貫通して前
記ハンガー31を側部から支持するフック52とから構
成されている。
【0034】次に、この成形品積込装置21を用いてパ
ネル3をパレット11に積み込む方法について説明す
る。まず、予め、ハンガー31を支持しているハンガー
支持部34を積込位置Aに停止しておき、ロボット22
をレール24に沿って前部まで移動させ、排出コンベア
2にて略水平状態で排出されてきたパネル3をロボット
22のアーム29先端に設けられた成形品把持具27で
把持させる。
【0035】次いで、ロボット22をレール24に沿っ
て後方へ移動させた後に、そのアーム29を略水平状態
から二点鎖線で示すように90度垂直下方に回動させて
パネル3を略水平状態から垂直状態にし、積込位置Aに
停止しているハンガー31を串部38,38の先端に該
パネル3を受けさせる。
【0036】パネル3をハンガー31の串部38,38
の先端に受けさせ終わると、ロボット22のアーム29
を水平状態にし、このロボット22をレール24に沿っ
て前方に移動させ、次のパネル3を把持するために戻
す。この間、ハンガー31の串部38,38の先端に受
けられたパネル3は、図示しないシフト装置によりこれ
ら串部38,38の奥の方へ押し込まれて積込まれる。
【0037】一方、次のパネル3を把持したロボット2
2は、レール24に沿って後方へ移動し、アーム29を
90度垂直下方に回動させてパネル3を垂直状態にし、
ハンガー31の串部38,38にパネル3を順次受けさ
せる。
【0038】このようにして、所定の枚数のパネル3が
ハンガー31に積込まれると、該ハンガー31を支持し
ているハンガー支持部34を架台33のレール32に沿
ってパレット11の位置Bの上方まで移動させ、次いで
昇降部材42を下方へ摺動させて該ハンガー31を搬送
コンベア12上に載置されたパレット11に着脱自在に
装着する。
【0039】ここでは、昇降部材42を下方の所定位置
に摺動させて該昇降部材42の下端部に連結された複数
の棒状体51,51の各々の一端部を下降させ、これら
の棒状体51,51の各々の他端部を水平方向外方へ向
かって移動させる。このとき、これら他端部各々に連結
されたフック52は該他端部の移動とともに水平方外方
へ向かって移動し、これらフック52,52は水平方向
外方へ向かって互いに離間することとなり、これらフッ
ク52,52がハンガー31から外れてハンガー31を
開放する。ハンガー31が載置されたパレット11は、
搬送コンベア12により次工程へ送られる。
【0040】ハンガー31を開放したハンガー支持部3
4は積込位置Aに戻り、再度ハンガー31を支持した後
にパネル3を受けるべき位置に停止する。
【0041】ここでは、昇降部材42を下方の所定位置
に摺動させて該昇降部材42の下端部に連結された複数
の棒状体51,51の各々の一端部を下降させ、これら
の棒状体51,51の各々の他端部を水平方向外方へ向
かって移動させる。この時、これらの他端部各々に連結
されたフック52は該他端部の移動とともに水平方向外
方へ向かって移動し全体として水平方外方へ向かって広
がることになり、支持すべきハンガー31の側部に配置
される。次いで、昇降部材42を上方の所定位置に摺動
させて該昇降部材42の下端部に連結された複数の棒状
体51,51の各々の一端部を上昇させ、これら棒状体
の各々の他端部を水平方向内方へ向かって移動させる。
この時、これらの他端部各々に連結されたフック52は
該他端部の移動とともに水平方向内方へ向かって移動し
全体として水平方向内方へ向かって縮むことになり、支
持すべきハンガー31を側部から支持することとなる。
さらに、昇降部材42を上方の所定位置に摺動させる
と、前記案内部材44が当該昇降部材42の動きに伴っ
て上昇し、この案内部材44の動きに伴って前記ハウジ
ング43が所定位置まで上昇し、ハンガー31はパネル
3を受けることが可能な状態で待機する。
【0042】以上の動作を繰り返すことにより、所定の
枚数のパネル3をハンガー31に積込み、このハンガー
31を所定位置におかれたパレット11に載置し、次工
程へ順次送ることができる。
【0043】以上説明したように、この実施例のパネル
3をパレット11に積み込む方法によれば、積込み位置
Aに停止させたハンガー31にパネル3を所定枚数積込
み、該ハンガー31を搬送装置34により装着すべきパ
レット11上の所定位置まで移動させ、パレット11上
にハンガー31を着脱自在に装着させるので、パレット
11の位置Bが積込位置Aと離れていた場合であって
も、パネル3が積込まれたハンガー31をパレット11
に装着することができる。また、該ハンガー3をパレッ
ト11に装着するまでの工程の長さおよび該工程に要す
る時間を短縮することができる。また、パネル3の積み
替えが少ないので、該パネル3に積み替えによる傷が付
き難い。
【0044】また、この実施例の成形品積込装置21に
よれば、搬送装置23を、積込位置Aとパレットの位置
Bとの間に設けられたレール32付きの架台33と、架
台33のレール32上に前後方向(プレスライン方向)
に移動自在に設けられたハンガー支持部34とから構成
することとしたので、パレット11の位置が積込位置A
と離れていた場合であっても、ハンガー支持部34を架
台33上を走行させてパネル3が積込まれたハンガー3
1を所定位置に搬送し装着すべきパレット11に速やか
にかつ確実に装着することができる。また、該ハンガー
31をパレット11に装着するまでの工程の長さおよび
該工程に要する時間を短縮することができる。また、パ
ネル3の積み替えは1回で良いので、該パネル3に積み
替えによる傷が付き難い。
【0045】また、ハンガー支持部34を、走行体41
と、複数の昇降部材42,42と、ハウジング43と、
案内板(案内部材)44と、支持部45とから構成し、
該支持部45を、一対の棒状体51,51と、これら棒
状体51,51の各々の他端部に回動自在に連結された
フック52とから構成することとしたので、フック52
の開閉およびハンガー31の昇降の誤動作がなくなり、
ハンガー31をパレット11に装着するまでの工程の長
さおよび該工程に要する時間を更に短縮することができ
る。
【0046】次に、この発明の他の一実施例について図
面を参照し説明する。図5〜図7の(イ)(ロ)(ハ)
はこの発明の一実施例を示すもので、この成形品積込装
置では、図12および図13における旋回アーム6と図
示しないチェーンコンベアにより順次ハンガーに送り込
まれた成形品としてのパネル3を、搬送コンベア12上
の積込用パレット11に、上方から吊り下ろしてハンガ
ー毎積込めるようにした構成としてある。
【0047】この成形品積込み装置100では、レール
R沿って前後方向(矢印X方向)へ移動可能とした台車
フレーム112が設けられ、この台車フレーム112の
中央部に、外側面部の長手方向にラック113を刻設し
た角形パイプ状の中空昇降部材114を、上下方向へ移
動自在に貫通させて配置してあり、上記台車フレーム1
12の上面側で上記ラック113に駆動ピニオン115
を噛合させ、該駆動ピニオン115の回転で上記中空昇
降部材114が昇降されるようにしてある。
【0048】また、上記中空昇降部材114内に、該中
空昇降部材114より長さが所要量長くかつ上端部にナ
ット116を螺着した支持ロッド117を移動自在に挿
通して、該支持ロッド117の下端に左右方向へ延びる
水平ビーム118が取り付けてある。
【0049】さらに、上記台車フレーム112の左右所
要位置に、上端部に高さ方向に位置調整可能なストッパ
119を有するガイドロッド120を上下方向へ移動自
在に貫通させて、その下端を、上記水平ビーム118の
左右端に取り付けた張出部材118aの前後端に固設
し、上記水平ビーム118が、支持ロッド117および
ガイドロッド120と一体に昇降させられるようにして
ある。
【0050】また、上記水平ビーム118の左右位置
に、左右一対のフック121を、左右方向へ移動自在に
吊り下げ支持させ、かつ該各フック121の上端と上記
中空昇降部材114の下端との間に、リンク122をピ
ン連結し、中空昇降部材114の昇降動作をリンク12
2を介してフック121に伝えることにより左右のフッ
ク121が近接・離反(開閉)させられるようにし、左
右のフック121の近接力でフック121間のハンガー
123を把持させられるようにする。
【0051】なお、フック121でハンガー123を把
持したときに、中空昇降部材114の上端が支持ロッド
117のナット116に当接するように、上記ナット1
16の螺着位置が設定してある。129はレール130
に沿って前後方向へ走行可能とした旋回アーム5の走行
キャリアを示す。
【0052】上記ハンガー123は積込用パレット11
に対し上方から着脱させるのもである。そのため、この
発明では、積込用パレット11とハンガー123とを、
図8に示すごとく構成してある。すなわち、積込用パレ
ット11は、矩形とした底部フレーム124と該底部フ
レーム124の4隅にそれぞれ立設した支柱125とか
らなる構成としてある。また、ハンガー123は、積込
用パレット11の前後方向(X方向)に位置する各支柱
125の上端間に、上下方向から着脱可能に装着させる
ようにした左右の支持ビーム126と、該左右の支持ビ
ーム126の一端間を連結する連結ビーム127と、上
記支持ビーム126と平行に上記連結ビーム127に片
持ち支持させたハンガー部材128とからなる構成とし
てある。
【0053】次に、このように構成した成形品積込装置
100によるパネル3の積込みについて説明する。今、
図12および図13に示したと同様に、プレス加工装置
の最終部分でプレス成形されたパネル3をハンガーに積
込む場合には、まず、図7(イ)に示すごとく、左右の
フック121を開いた状態として、搬送コンベア12上
の積込位置に搬入された積込用パレット11上の位置
に、台車フレーム112の移動により装置全体を位置さ
せる。なお、この際、水平ビーム118はガイドロッド
120のストッパ119により保持された最下位置にあ
り、フック121の高さ位置がパレット11上のハンガ
ー123と対応するように設定してある。
【0054】次に、中空昇降部材114のラック113
と噛合している駆動ピニオン115を所定方向に回転さ
せて、上記中空昇降部材114を昇降させるようにす
る。この場合、中空昇降部材114が上昇すると、中空
昇降部材114の下端にピン連結してある各リンク12
2の一端側が上昇させられるため、図7の(ロ)に示す
ごとく、各リンク122の他端にピン連結してある左右
のフック121が互いに近接する方向に移動させられて
閉じ力が与えられることにより、ハンガー123の左右
端が、すなわち、左右の支持ビーム126が左右のフッ
ク121によって把持されることになる。また、このと
き、中空昇降部材114の上端が支持ロッド117の上
端部のナット116に当接し、中空昇降部材114の支
持ロッド117に対する上昇動作が規制されるため、ハ
ンガー123に対する左右のフック121による把持力
が必要以上掛からないように一定に保持される。
【0055】さらに、中空昇降部材114の上昇動作が
続行されると、中空昇降部材114の上昇力は上記ナッ
ト116から支持ロッド117を経て水平ビーム118
に伝わるので、図7の(ハ)に示すごとく、水平ビーム
118はガイドロッド120によりガイドされた状態で
上昇変位させられる。このため、フック121に把持さ
れているハンガー123はパレット11の上端部から上
昇離脱されることになる。
【0056】したがって、ハンガー123をフック12
1で把持した状態を維持したまま台車フレーム112を
図5に示すように旋回アーム5の位置まで直線的に移動
させることで、旋回アーム5とチェーンコンベアにより
ハンガー123にパネル3が順次串刺状態で送り込まれ
る。規定枚数のパネル3がハンガー123に送り込まれ
ると、台車フレーム112を後方へ移動させて、待機し
ているパレット11上に位置させた後、上記図7(イ)
(ロ)(ハ)に示した工程とは逆の工程でパネル3をパ
レット11に積込む。すなわち、図7の(ハ)に示すご
とく、パネル3を串刺しにしたハンガー123をパレッ
ト11の上方に位置させた状態において、図7の(ロ)
に示すごとく、中空昇降部材114の下降動作で水平ビ
ーム118を下降させてハンガー123をパレット11
に装着し、続いて、図7の(イ)に示すごとく、中空昇
降部材114のさらなる下降動作で左右のフック121
を開いてハンガー123の把持を解除する。これによ
り、パネル3をハンガー123毎パレット11に積込む
ことができる。
【0057】上記において、パネル3のパレット11へ
の積み込みは、台車フレーム112の直線的な移動と、
水平ビーム118によるフック121の昇降移動と、リ
ンク122によるフック121の開閉移動とによって行
うことができるため、移動工程が簡単であり、また、台
車フレーム112はパネル3の受取位置と積込位置との
間を移動するだけであって、従来方式のごとくパレット
11の後方まで移動する必要がないので、移動距離が短
くて済む。
【0058】なお、積込用パレット11としては、図8
(a)に示した構造のもののほかに、たとえば、同図
(b)に示すごとく、底部フレーム124の両サイドに
Y字状の支柱125aを立設してなる構造などを採用す
ることができること、また、実施例では、フック121
の閉じる方向の移動を規制するストッパとして支持ロッ
ド117の上端部にナット116を螺着した場合を示し
たが、水平ビーム118の所定位置に、フック121の
移動を規制するストッパを設けるようにしても良く、ま
た、フック121の下限位置を規制するストッパ119
は中空昇降部材114の上端部に設けるようにしても良
いこと、さらに、左右1対のフック121は前後方向に
複数組設けるようにしても良いこと、さらにまた、図5
において、パレット11を、予め搬送コンベア12の左
端近くの位置に搬入させるようにすれば、台車フレーム
112の前後方向の移動量をより少なくすることができ
ること等の種々変更を加え得ることは勿論である。
【0059】次に、この発明の請求項6に記載の成形品
積込装置の一実施例について図面に基づき説明する。図
9および図10はこの発明の請求項6に記載の成形品積
込装置の一実施例にかかる側面図および正面図である。
【0060】この成形品積込装置200は、プレスライ
ンから成形された穴あきパネル3を取り出して姿勢を変
えて積込むロボット210と、パネル3を積込むための
ハンガー123を備えたパレット11を一方向に搬送す
るパレット搬送装置220と、パレット11からハンガ
ー123を上昇させてパネル積込み高さCに保持すると
ともに、積込まれたハンガー123を下降してパレット
11に装着するハンガーリフター230とで構成されて
いる。
【0061】この成形品積込装置200のパレット11
を搬送するパレット搬送装置220は、プレスラインの
下流にライン方向と平行に配置され、パレット11をプ
レスラインと同一の一方向に搬送するように構成してあ
り、たとえば空のパレット11をプレスラインの上流側
から送り込み、このパレット11にハンガー123を介
してパネル3を積み込んだ後そのままプレスラインの下
流側に送出すようになっている。
【0062】こうすることにより、空のパレット11a
と積込んだパレット11が干渉すること無く搬入・搬出
され、パレット11a,11の入れ替えに要する時間を
極僅かにすることができる。
【0063】そして、このパレット搬送装置220によ
る搬送ラインの途中にパネル3の積込み位置Aが設けら
れ、しかもこのパネル3の積込み位置Aがパレット11
とハンガー123との着脱位置としてある。
【0064】この搬送ラインのパネルの積込み位置Aの
上方には、パレット3に着脱自在に装着されるハンガー
123を昇降するハンガーリフター230が設置してあ
る。
【0065】このハンガーリフター230は、既に説明
した上記成形品積込装置100とほぼ同一の構造として
あるが、ライン方向に設けられたレールRに沿って移動
可能とされる台車フレーム112の移動範囲がパレット
3の積込み位置Aへの停止時の誤差に対応できるわずか
な範囲としてある点が異なる構造の一つとなっている。
【0066】また、ハンガー123を把持する左右1対
のフック231のそれぞれは、パネル3の積込み方向後
端部で水平ビーム118に片持状態で支持されて側面か
ら見るとL字状としてある点が異なっている構造であ
る。すなわち、これまでは、水平ビーム118がパネル
3を積込むハンガー123の前後方向中央に位置してい
るのに対し、この発明では、水平ビーム118がパネル
3を積込むハンガー123の後端部に位置し、この状態
でパレット11上のハンガー123を着脱できるように
フック231が取付けてある。この水平ビーム118は
断面矩形とする場合に限らず断面円形のものを2本以上
用いても良い。
【0067】なお、ハンガーリフター230のフック2
31を開閉してハンガー123を把持開放するととも
に、ハンガー123をパレット搬送装置220上のパレ
ット11とパネル3の積込み高さCとの間を昇降する機
構は、既に説明した実施例と同一であるので、その説明
は省略する。
【0068】このようなハンガーリフター230を用い
ることにより、ロボット210によるパネル3の積込み
の際、ロボット210とフック231を支持する水平ビ
ーム118とが干渉しない状態でハンガー123の奥ま
でパネル3を積込むことができる。
【0069】また、ハンガーリフター230としては、
図11に側面状態を示すように、水平ビーム118を上
方に配置してフック231を上下方向に長く形成し、フ
ック231を支持する水平ビーム118とハンガー12
3を支持するフック231先端との間に大きな空間を確
保するようにしてロボット210との干渉を防止するよ
うにしても良く、この場合には、水平ビーム118をフ
ック231の中央部に配置するようにしても良い。
【0070】プレスラインから成形された穴あきパネル
3を取り出して姿勢を変えて積込み高さCに保持された
ハンガー123に積込むロボット210も、既に説明し
た上記実施例の旋回アーム5と同一の構造であるので、
その説明は省略する。
【0071】次に、このように構成した成形品積込装置
200の動作とともに、成形品積込方法について説明す
る。
【0072】まず、この成形品積込装置200のプレス
ラインの下流に設けたパレット搬送装置220によっ
て、ハンガー123が着脱自在に装着された空のパレッ
ト11aを、ハンガーリフター230の下方のパネル3
の積込位置Aに搬送する。
【0073】次いで、パレット11上のハンガー123
をハンガーリフター230で積込み高さCまで上昇させ
て積み込み可能な状態にする。このハンガーリフター2
30によるパレット11からのハンガー123の上昇
は、既に説明した上記実施例の場合と同様であり、たと
えば中空昇降部材114の下降にともなって水平ビーム
118に沿ってフック231が開いていき、パレット1
1上のハンガー123のところに下降すると最も開いた
状態となり、こののち、中空昇降部材114を上昇する
と、フック231が閉じられてハンガー123を把持し
た状態となり、この状態のままハンガー123をパネル
3の積込み高さCまで上昇することで行われる。そし
て、このハンガーリフター230でハンガー123を把
持して上昇させた状態では、ハンガー123のライン方
向下流側にハンガーリフター230の水平ビーム118
が位置するか、あるいはハンガー123の相当上方に水
平ビーム118が位置した状態となっている。
【0074】一方、プレス成形された穴あきのパネル3
は、プレスラインの排出コンベア2によって略水平状態
で排出され、ロボット210によって取上げられた後、
ライン方向下流に運び、略水平状態から略垂直状態に旋
回させて姿勢を変え、ハンガーリフター230によって
上昇されたハンガー123にパネル3に成形された穴を
利用して差し込むようにして移載することを繰り返す。
このロボット210によるパネル3の移載の際、ハンガ
ーリフター230の水平ビーム118がライン方向下流
側に位置したり、パネル3の積込み高さC位置より相当
上方に位置しているので、ロボット210がパネル3を
掴んだままライン方向下流側まで移動してもハンガーリ
フター230と干渉することがなく、パネル3をハンガ
ー123の奥まで直接移載することができる。
【0075】こうして、所定枚数のパネル3がハンガー
123に串刺状に移載された後、ハンガー123ごと下
降させてパレット11aに載せ、ハンガーリフター23
0を上昇させるなどして退避させる。このパネル3が積
込まれたハンガー123のパレット11への装着は、パ
レット11がハンガー123を上昇した状態のまま停止
しているので、位置決めなどの必要がなく、単に下降す
るだけで所定位置に装着されることになる。
【0076】こののち、パネル3が搭載されたパレット
11はパレット搬送装置220によって下流に搬出され
ると同時に、上流から空のハンガー123を着脱自在に
装着したパレット11aが積込位置に移動され、再びハ
ンガーリフター230の下降でハンガー123を上昇さ
せるようにし、順次パネル3の積込み工程を繰り返す。
【0077】これにより、ハンガー123はパレット1
1に対して横移動すること無く、昇降するだけで着脱さ
れ、パネル3の積込み工程に要する時間を短縮し、パネ
ル3の移載回数を1回だけに減少させることができる。
【0078】また、パレット搬送装置220により、上
流から下流などの一方向にパレット11a,11を搬送
するようにしているので、パレット11a,11の入れ
替えを短時間で行うことができる。
【0079】さらに、ハンガーリフター230のハンガ
ー把持用のフック231を、図9に示すように、ハンガ
ーリフター230の積込み方向後端で支持してL字状に
したり、または中央上部で支持する図11に示すよう
に、フック231が支承したハンガー123と水平ビー
ム118との間を拡げて穴あきのパネル3を積込むロボ
ット210でハンガーの123の奥まで積込むようにし
ても干渉せずに積込みができる。
【0080】なお、プレスラインから排出されるパネル
3をロボット210によって1回ずつ取り上げてハンガ
ー123に移載するようにしているが、プレスラインか
ら搬出されるパネル3を積み重ねた状態にし、積み重ね
たパネル3をロボット210で掴んでハンガー123に
搭載するようにしても良く、このようにすれば、ロボッ
ト210の移動回数を減らすことができるとともに、ロ
ボット210の移動時間を確保することが容易となる。
【0081】また、ハンガーリフターとしては、第1の
発明の実施例で説明した搬送装置23のハンガー支持部
34と同一の構成とするようにしても良い。
【0082】さらに、この発明は上記各実施例に限るも
のでなく、この発明の要旨を変更しない範囲で各請求項
の構成要素に変更を加えるようにしても良い。
【0083】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たようにこの発明の請求項1記載の成形品積込方法によ
れば、穴あき成形品の積込位置でハンガー搬送装置によ
り移動されたハンガーに該穴あき成形品を積み込み、こ
れらの穴あき成形品が所定枚数積み込まれると、該ハン
ガーをハンガー搬送装置により装着すべきパレット上の
所定位置まで移動させ、ハンガー搬送装置によりハンガ
ーを下げてパレット上にハンガーを着脱自在に装着させ
ることにより、パレットの位置が穴あき成形品の積込位
置と離れていた場合であっても、穴あき成形品が積み込
まれたハンガーをパレットに装着することができる。ま
た、該ハンガーをパレットに装着するまでの工程の長さ
及び該工程に要する時間を短縮することができる。ま
た、穴あき成形品の積み替えが少ないので、穴あき成形
品に積み替えによる傷が付き難い。
【0084】また、この発明の請求項2記載の成形品積
込方法によれば、パレットコンベアでハンガーを備えた
パレットを一方向に搬送するようにし、穴あき成形品の
積込位置に搬送されたパレットからハンガーをハンガー
リフターで積込み高さに上昇し、このハンガーに穴あき
成形品をロボットで積み込むようにし、これらの穴あき
成形品が所定枚数積み込まれると、該ハンガーごとハン
ガーリフターで下降してパレットに装着し、このパレッ
トをパレットコンベアで一方向に送出すようにしたの
で、ハンガーの昇降だけでロボットからハンガーへの積
込みができ、移し替えもなく、移動距離を短縮し、しか
も短時間に積込むことができるとともに、一層穴あき成
形品に傷が付かないようにできる。さらに、パレットを
一方向に搬送するようにして空のパレットの搬入と積込
まれたパレットの搬出が干渉しないようにし、パレット
替えが短時間にできる。
【0085】さらに、この発明の請求項3記載の成形品
積込装置によれば、前記搬送装置を、穴あき成形品をハ
ンガーに積み込む積込位置と、該ハンガーを装着すべき
パレットの位置との間に設けられた架台と、該架台に移
動自在に設けられ、該ハンガーを支持するハンガー支持
部材とから構成したので、パレットの位置が穴あき成形
品の積込位置と離れていた場合であっても、前記ハンガ
ー支持部を前記架台上を走行させて穴あき成形品が積み
込まれたハンガーを所定位置に搬送し装着すべきパレッ
トに速やかにかつ確実に装着することができる。また、
該ハンガーをパレットに装着するまでの工程の長さ及び
該工程に要する時間を短縮することができる。また、穴
あき成形品の積み替えは1回で良いので、穴あき成形品
に積み替えによる傷が付き難い。
【0086】また、この発明の請求項4記載の成形品積
込装置によれば、前記昇降部材を下方に摺動させると、
各々のフックが水平方向外方からに移動してこれらのフ
ックが支持したハンガーから外れる。また、前記昇降部
材を上方に摺動させると、各々のフックが水平方向内方
に移動してこれらフックがハンガーを支持する。
【0087】これにより、フックの開閉およびハンガー
の昇降の誤動作がなくなり、ハンガーをパレットに装着
するまでの工程の長さ及び該工程に要する時間をさらに
短縮することができる。
【0088】さらに、この発明の請求項5記載の成形品
積込装置によれば、フックを開いた状態とした水平ビー
ムを積込用パレット上に位置させた後、中空昇降部材を
上昇させると、リンクの変位を介して左右のフックが閉
じられることによって上記パレット上のハンガーが把持
される。さらに、中空昇降部材を上昇させると、フック
の把持力が保持された後、水平ビームの上昇を介してフ
ックがハンガーを把持したまま上昇させられる。台車フ
レームを前進させてハンガーに成形品を受けると、台車
フレームを後退させてパレットの上方に位置させ、しか
る後、フックを下降させて開くと、成形品はハンガー毎
パレットに積み込まれる。
【0089】また、この発明の請求項6記載の成形品積
込装置によれば、プレスラインの下流に設けたパレット
搬送装置上にハンガーを着脱自在に装着したパレットを
載置し、パレット搬送装置の上方の積込位置に設けたハ
ンガーリフターの下方までパレットを搬送した後、パレ
ット上のハンガーをハンガーリフターで上昇させて積み
込み可能な状態にするようにする。
【0090】一方、プレス成形された穴あき成形品をロ
ボットで略水平状態から略垂直状態に姿勢を変えて前記
ハンガーリフターによって上昇されたハンガーに穴あき
成形品を所定枚数移載した後、ハンガーをパレットに下
降させて載せ、ハンガーリフターを上昇して退避させ
る。
【0091】こののち、ワークを搭載したパレットはパ
レット搬送装置によって下流に搬出されると同時に、上
流から空のハンガーを着脱自在に装着したパレットが積
込み位置に移動され、再びハンガーリフターの下降でハ
ンガーを上昇させるようにし、順次ワークの積込み工程
を繰り返す。
【0092】これにより、ハンガーはパレットに対して
昇降するだけで着脱され、ワークの積込み工程に要する
時間を短縮し、ワークの移載回数を1回だけに減少させ
ることができるとともに、上流から下流などの一方向に
パレットを搬送してパレットの入れ替えが短時間でき
る。
【0093】なお、請求項6記載の成形品積込装置にお
けるハンガーリフターのハンガー把持用のフックをハン
ガーリフターの積込み方向後端で支持してL字状にした
り、または中央上部で支持して上下に空間を形成するよ
うにしたので、穴あき成形品を積込むロボットでハンガ
ーの奥まで積込むようにしても干渉せずに積込みができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である成形品積込装置を示
す側面図である。
【図2】この発明の成形品積込装置で用いるハンガーの
一例を示す斜視図である。
【図3】この発明の成形品積込装置のハンガー支持部を
示す正面図である。
【図4】この発明の成形品積込装置のハンガー支持部の
動作を示す状態図である。
【図5】この発明の成形品積込装置の他の一実施例を示
す側面図である。
【図6】図5のII部を部分的に拡大して示す斜視図で
ある。
【図7】図5のIII方向矢視図で、(イ)(ロ)
(ハ)はいずれも異なる作動状態を示す概要図である。
【図8】積込用パレットとハンガーの関係を示す斜視図
である。
【図9】この発明の成形品積込装置のさらに他の一実施
例を示す側面図である。
【図10】この発明の成形品積込装置のさらに他の一実
施例を示す正面図である。
【図11】この発明の成形品積込装置の他の一実施例を
示す側面図である。
【図12】従来の成形品積込装置を示す側面図である。
【図13】従来の成形品積込装置の動作を示す状態図で
ある。
【符号の説明】
21 成形品積込装置 2 排出コンベア 3 パネル(穴あき成形品) 11 パレット 12 ハンガー 22 ロボット 23 搬送装置 24 レール 25 架台 26 走行体 27 成形品把持具 28 水平軸 29 アーム 31 ハンガー 32 レール 33 架台 34 ハンガー支持部 37 載置部 38 串部 41 走行体 42 昇降部材 43 ハウジング 44 案内板(案内部材) 45 支持部 51 棒状体 52 フック 100 成形品積込装置 112 台車フレーム 114 中空昇降部材 116 ナット(ストッパ) 117 支持ロッド 118 水平ビーム 121 フック 122 リンク 123 ハンガー 200 成形品積込装置 210 ロボット 220 パレット搬送装置 230 ハンガーリフター 231 フック A パネルの積込み位置 B パレットの位置 C パネルの積込み高さ F プレスラインワーク流れ方向 X 前後方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/10 8709−3F // B65H 29/24 D 29/44 8709−3F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス成形され、移送コンベアに略水平
    状態に載置されて排出された穴あき成形品を、ロボット
    により移送コンベア上から後方へ移動させて略垂直の状
    態とし、次いで、この穴あき成形品の積込位置でハンガ
    ー搬送装置により移動されたハンガーに該穴あき成形品
    を積み込み、これら穴あき成形品が所定枚数積み込まれ
    ると、該ハンガーをハンガー搬送装置により装着すべき
    パレット上方の所定位置まで移動させ、ハンガー搬送装
    置によりハンガーを下げてパレット上にハンガーを着脱
    自在に装着させることにより、前記穴あき成形品をパレ
    ットに積み込むようにすることを特徴とする成形品積込
    方法。
  2. 【請求項2】 プレス成形され、移送コンベアに略水平
    状態に載置されて排出された穴あき成形品を、ロボット
    により移送コンベア上から後方へ移動させて略垂直の状
    態とし、次いで、パレットコンベアで一方向に搬送され
    るパレットの穴あき成形品の積込位置でハンガーリフタ
    ーにより上昇されたハンガーに該穴あき成形品を積み込
    み、これら穴あき成形品が所定枚数積み込まれると、該
    ハンガーをハンガーリフターにより下降してパレット上
    に装着させることにより、前記穴あき成形品をパレット
    に積み込みパレットコンベアで排出することを特徴とす
    る成形品積込方法。
  3. 【請求項3】 プレス成形された穴あき成形品をプレス
    ライン方向に排出する移送コンベアの後方位置に、該プ
    レスライン方向に移動自在に設けられ、前記移送コンベ
    ア上に載置されて搬送される穴あき成形品を把持する把
    持具を有し且つ穴あき成形品を略水平状態から略垂直状
    態に回動させるロボットと、垂直状態の穴あき成形品を
    ハンガーに積み込み、該ハンガーをパレットに着脱自在
    に装着するハンガー搬送装置とを備えてなる成形品積込
    装置において、前記ハンガー搬送装置は、穴あき成形品
    をハンガーに積み込む積込位置と、該ハンガーを装着す
    べきパレットの位置との間に設けられた架台と、該架台
    に移動自在に設けられ、該ハンガーを支持するハンガー
    支持部とを備えてなることを特徴とする成形品積込装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の成形品積込装置におい
    て、前記ハンガー支持部は、前記架台上を走行する走行
    体と、該走行体に上下方向摺動自在に設けられた昇降部
    材と、該昇降部材に上下方向摺動自在に設けられたハウ
    ジングと、前記昇降部材の下端部近傍から水平方向外方
    に延び、該昇降部材の上下動に伴って前記ハウジングを
    上下動させる案内部材と、前記昇降部材の下端部に連結
    され、前記ハンガーを支持する支持部とからなり、該支
    持部は、前記昇降部材に一端部が連結され、水平方向の
    軸線を中心として回動自在なる複数の棒状体と、これら
    棒状体の各々の他端部に水平方向の軸線を中心として回
    動自在に連結され、前記ハウジングの側面を貫通して前
    記ハンガーを側部から支持するフックとを備え、前記昇
    降部材を下方に摺動させた状態では、各々のフックが水
    平方向外方に移動して支持したハンガーを開放し、一方
    前記昇降部材を上方に摺動させた状態では、各々のフッ
    クが水平方向内方に移動しハンガーを支持してなること
    を特徴とする成形品積込装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の成形品積込装置におい
    て、前記ハンガー搬送装置は、プレスライン方向前後に
    移動可能とした台車フレームの中央部に、昇降駆動可能
    とした中空昇降部材を貫通させて配置し、該中空昇降部
    材内に、中空昇降部材よりも長さを長くした支持ロッド
    を昇降自在に挿通して、該支持ロッドの下端にプレスラ
    イン方向左右に延びる水平ビームを固設し、該水平ビー
    ムの左右位置に、積込用のパレットに対して上方から着
    脱させるようにしたハンガーを把持するための左右一対
    のフックを、左右方向へ移動自在に装備させ、且つ該左
    右のフックと上記中空昇降部材の下端とをリンクを介し
    て連結し、更に、上記左右のフックの近接する方向の移
    動を所定位置に規制するためのストッパを備えた構成を
    有することを特徴とする成形品積込装置。
  6. 【請求項6】 プレス成形された移送コンベア上の略水
    平状態の穴あき成形品を取り上げて略垂直状態に姿勢を
    変えるとともに、穴あき成形品の積込位置に移動可能な
    ロボットと、着脱可能なハンガーを備えたパレットを前
    記穴あき成形品の積込位置に一方向から搬入したのち前
    方に排出し得るパレット搬送装置と、このパレット搬送
    装置で穴あき成形品の積込み位置に搬送されたパレット
    からハンガーを把持して穴あき成形品の積込高さまで上
    昇するとともに穴あき成形品が移載されたのちハンガー
    を下降するハンガーリフターとからなることを特徴とす
    る成形品積込装置。
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