JPH0893890A - エンジンのチェーン潤滑装置 - Google Patents
エンジンのチェーン潤滑装置Info
- Publication number
- JPH0893890A JPH0893890A JP6235367A JP23536794A JPH0893890A JP H0893890 A JPH0893890 A JP H0893890A JP 6235367 A JP6235367 A JP 6235367A JP 23536794 A JP23536794 A JP 23536794A JP H0893890 A JPH0893890 A JP H0893890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- oil
- chain guide
- cylinder block
- oil jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0872—Sliding members
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイル噴口の配置自由度、取付け精度を高め
られるエンジンのチェーン潤滑装置を提供する。 【構成】 シリンダブロック９に結合して第一チェーン
１１の軌道を限定するチェーンガイド８を備え、チェー
ンガイド８に潤滑油を第一チェーン１１に向けて噴射す
るオイルジェット部３２を形成し、オイルポンプから送
られる潤滑油を該オイルジェット部３２に導く油通路３
１をシリンダブロック９とチェーンガイド８に渡って形
成する。
られるエンジンのチェーン潤滑装置を提供する。 【構成】 シリンダブロック９に結合して第一チェーン
１１の軌道を限定するチェーンガイド８を備え、チェー
ンガイド８に潤滑油を第一チェーン１１に向けて噴射す
るオイルジェット部３２を形成し、オイルポンプから送
られる潤滑油を該オイルジェット部３２に導く油通路３
１をシリンダブロック９とチェーンガイド８に渡って形
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンに備えられる
チェーン潤滑装置に関するものである。
チェーン潤滑装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】エンジンのクランクシャフトの回転力を
シリンダヘッド上のカムシャフトに伝達するチェーン潤
滑装置は、チェーンガイドのシューまたはスプロケット
との噛み込み部等に十分な潤滑油を供給することによ
り、各部の摩耗を低減するとともに、チェーンから発生
する騒音を低減する。
シリンダヘッド上のカムシャフトに伝達するチェーン潤
滑装置は、チェーンガイドのシューまたはスプロケット
との噛み込み部等に十分な潤滑油を供給することによ
り、各部の摩耗を低減するとともに、チェーンから発生
する騒音を低減する。
【０００３】従来のエンジンのチェーン潤滑装置とし
て、例えば図６に示すようなものがある(実開昭６２−
６９０１０号公報、参照)。
て、例えば図６に示すようなものがある(実開昭６２−
６９０１０号公報、参照)。
【０００４】これについて説明すると、チェーン９１の
動きを規制するチェーンガイド９２が、ピン９３を介し
てシリンダブロック９４に取付けられる。
動きを規制するチェーンガイド９２が、ピン９３を介し
てシリンダブロック９４に取付けられる。
【０００５】ピン９３には、シリンダブロック９４内の
オイル通路９５と連通するオイルジェット部９６が形成
されるとともに、このオイルジェット部９６にチェーン
９７に潤滑油を噴射するオイル噴口９８が形成される。
オイル通路９５と連通するオイルジェット部９６が形成
されるとともに、このオイルジェット部９６にチェーン
９７に潤滑油を噴射するオイル噴口９８が形成される。
【０００６】オイル噴口９８から潤滑油が図中矢印で示
すようにチェーン９７に噴射供給されることにより、チ
ェーン９７と図示しないスプロケットとの噛み込み部が
潤滑され、これらの摩耗を低減するとともに、チェーン
から発生する騒音を低減するようになっている。
すようにチェーン９７に噴射供給されることにより、チ
ェーン９７と図示しないスプロケットとの噛み込み部が
潤滑され、これらの摩耗を低減するとともに、チェーン
から発生する騒音を低減するようになっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエンジンのチェーン潤滑装置にあっては、オ
イル噴口９８が開口したピン９３がチェーンガイド９２
の支点となるため、その配置自由度が小さく、オイルジ
ェット部９６の取付け位置が制約される。
うな従来のエンジンのチェーン潤滑装置にあっては、オ
イル噴口９８が開口したピン９３がチェーンガイド９２
の支点となるため、その配置自由度が小さく、オイルジ
ェット部９６の取付け位置が制約される。
【０００８】また、ピン９３はそのネジ部９３ａがシリ
ンダブロック９４に螺合して締結される構造上、オイル
噴口９８の噴射方向に対する取付け精度を確保すること
が難しい。
ンダブロック９４に螺合して締結される構造上、オイル
噴口９８の噴射方向に対する取付け精度を確保すること
が難しい。
【０００９】本発明は上記の問題点を解消し、オイル噴
口の配置自由度、取付け精度を高められるエンジンのチ
ェーン潤滑装置を提供することを目的とする。
口の配置自由度、取付け精度を高められるエンジンのチ
ェーン潤滑装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
クランクシャフトに連結されるクランクスプロケットを
備え、該クランクスプロケットの回転を他のスプロケッ
トに伝達するチェーンを備え、シリンダブロックに結合
して該チェーンの軌道を限定するチェーンガイドを備
え、該チェーンガイドに潤滑油をチェーンに向けて噴射
するオイルジェット部を形成し、オイルポンプから送ら
れる潤滑油を該オイルジェット部に導く油通路をシリン
ダブロックとチェーンガイドに渡って形成する。
クランクシャフトに連結されるクランクスプロケットを
備え、該クランクスプロケットの回転を他のスプロケッ
トに伝達するチェーンを備え、シリンダブロックに結合
して該チェーンの軌道を限定するチェーンガイドを備
え、該チェーンガイドに潤滑油をチェーンに向けて噴射
するオイルジェット部を形成し、オイルポンプから送ら
れる潤滑油を該オイルジェット部に導く油通路をシリン
ダブロックとチェーンガイドに渡って形成する。
【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、チェーンガイドをシリンダブロックにボル
トを介して締結し、チェーンガイドに該ボルトを挿通さ
せるボス部を形成し、オイルジェット部を該ボス部に連
接して形成し、該オイルジェット部をシリンダブロック
に対して面接合させる。
明において、チェーンガイドをシリンダブロックにボル
トを介して締結し、チェーンガイドに該ボルトを挿通さ
せるボス部を形成し、オイルジェット部を該ボス部に連
接して形成し、該オイルジェット部をシリンダブロック
に対して面接合させる。
【００１２】請求項３記載の発明は、請求項２または３
記載の発明において、オイルジェットをチェーンの軌道
の内側に配置し、一つのオイルジェット部に噴射方向が
互いに異なる複数のオイル噴口を形成する。
記載の発明において、オイルジェットをチェーンの軌道
の内側に配置し、一つのオイルジェット部に噴射方向が
互いに異なる複数のオイル噴口を形成する。
【００１３】請求項４記載の発明は、請求項３記載の発
明において、一方のオイル噴口をチェーンのクランクス
プロケットに対する進入側に向けて形成し、他方のオイ
ル噴口をチェーンのチェーンガイドに対する進入側に向
けて形成する。
明において、一方のオイル噴口をチェーンのクランクス
プロケットに対する進入側に向けて形成し、他方のオイ
ル噴口をチェーンのチェーンガイドに対する進入側に向
けて形成する。
【００１４】
【作用】請求項１記載のエンジンのチェーン潤滑装置に
おいて、オイルポンプから送られる潤滑油は、シリンダ
ブロックとチェーンガイドに渡って形成された油通路を
通ってオイルジェット部に送られ、オイルジェット部か
らチェーンに向けて噴射供給され、各部の摩耗を低減す
るとともに、チェーンから発生する騒音を低減する。
おいて、オイルポンプから送られる潤滑油は、シリンダ
ブロックとチェーンガイドに渡って形成された油通路を
通ってオイルジェット部に送られ、オイルジェット部か
らチェーンに向けて噴射供給され、各部の摩耗を低減す
るとともに、チェーンから発生する騒音を低減する。
【００１５】オイルジェット部がチェーンガイドに形成
される構造により、部品数の削減がはられるとともに、
チェーンガイドの取付位置が管理されることにより、オ
イルジェット部の取付位置精度が確保され、オイルジェ
ット部からの潤滑油噴射方向にバラツキが生じることを
防止できる。
される構造により、部品数の削減がはられるとともに、
チェーンガイドの取付位置が管理されることにより、オ
イルジェット部の取付位置精度が確保され、オイルジェ
ット部からの潤滑油噴射方向にバラツキが生じることを
防止できる。
【００１６】また、オイルジェット部がチェーンガイド
に形成される構造により、オイルジェット部をチェーン
ガイドを支持するピンに形成する前記従来装置に比べ
て、オイルジェット部の配置自由度を高められ、オイル
ジェット部からの潤滑油噴射方向を最適に設定すること
ができる。
に形成される構造により、オイルジェット部をチェーン
ガイドを支持するピンに形成する前記従来装置に比べ
て、オイルジェット部の配置自由度を高められ、オイル
ジェット部からの潤滑油噴射方向を最適に設定すること
ができる。
【００１７】さらに、オイルジェット部がチェーンガイ
ドに形成される構造により、チェーンガイドがシリンダ
ブロックから取り外された状態で、オイルジェット部も
一緒にシリンダブロックから取り外されるため、チェー
ン掛け作業時等にチェーンがオイルジェットに干渉して
作業性が悪化することを回避できる。
ドに形成される構造により、チェーンガイドがシリンダ
ブロックから取り外された状態で、オイルジェット部も
一緒にシリンダブロックから取り外されるため、チェー
ン掛け作業時等にチェーンがオイルジェットに干渉して
作業性が悪化することを回避できる。
【００１８】請求項２記載のエンジンのチェーン潤滑装
置において、チェーンガイドがシリンダブロックにボル
トを介して締結されることにより、該ボルトのボス部に
連接するオイルジェット部は、該ボルトの締付力が作用
するので、シリンダブロックに対して十分な面圧を持っ
て接合し、オイルジェット部に潤滑油を導く油通路の密
封がはかられる。
置において、チェーンガイドがシリンダブロックにボル
トを介して締結されることにより、該ボルトのボス部に
連接するオイルジェット部は、該ボルトの締付力が作用
するので、シリンダブロックに対して十分な面圧を持っ
て接合し、オイルジェット部に潤滑油を導く油通路の密
封がはかられる。
【００１９】請求項３記載のエンジンのチェーン潤滑装
置において、オイルジェットがチェーンの軌道の内側に
配置されることにより、潤滑油を一つのオイルジェット
部から複数のオイル噴口を介してチェーンの複数の部位
に噴射供給することが可能となり、油通路の簡素化がは
かれる。
置において、オイルジェットがチェーンの軌道の内側に
配置されることにより、潤滑油を一つのオイルジェット
部から複数のオイル噴口を介してチェーンの複数の部位
に噴射供給することが可能となり、油通路の簡素化がは
かれる。
【００２０】請求項４記載のエンジンのチェーン潤滑装
置において、潤滑油が一方のオイル噴口からチェーンの
クランクスプロケットに対する進入側に噴射供給される
ことにより、チェーンやクランクスプロケットの摩耗を
低減するとともに、騒音を低減する。
置において、潤滑油が一方のオイル噴口からチェーンの
クランクスプロケットに対する進入側に噴射供給される
ことにより、チェーンやクランクスプロケットの摩耗を
低減するとともに、騒音を低減する。
【００２１】潤滑油が他方のオイル噴口からチェーンの
チェーンガイドに対する進入側に向けて噴射供給される
ことにより、チェーンやチェーンガイドのシューの摩耗
を低減するとともに、チェーンから発生する騒音を低減
する。
チェーンガイドに対する進入側に向けて噴射供給される
ことにより、チェーンやチェーンガイドのシューの摩耗
を低減するとともに、チェーンから発生する騒音を低減
する。
【００２２】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【００２３】図１に示すように、Ｖ型エンジンの前部に
は、クランクシャフトに連結されるクランクスプロケッ
ト１と、左右バンクの各吸気カムシャフトに連結される
吸気カムスプロケット２と、排気カムシャフトに連結さ
れる排気カムスプロケット４と、中継スプロケット５，
６を備える。
は、クランクシャフトに連結されるクランクスプロケッ
ト１と、左右バンクの各吸気カムシャフトに連結される
吸気カムスプロケット２と、排気カムシャフトに連結さ
れる排気カムスプロケット４と、中継スプロケット５，
６を備える。
【００２４】クランクスプロケット１と中継スプロケッ
ト５に渡って第一チェーン１１が掛け回される。中継ス
プロケット６と排気カムスプロケット４および吸気カム
スプロケット２とに渡って第二チェーン１２が掛け回さ
れる。これら第一、第二チェーン１１，１２を介して、
クランクシャフト９の回転力が各カムシャフトに伝達さ
れる。
ト５に渡って第一チェーン１１が掛け回される。中継ス
プロケット６と排気カムスプロケット４および吸気カム
スプロケット２とに渡って第二チェーン１２が掛け回さ
れる。これら第一、第二チェーン１１，１２を介して、
クランクシャフト９の回転力が各カムシャフトに伝達さ
れる。
【００２５】クランクスプロケット１は図中矢印で示す
方向に回転し、第一チェーン１１の緩み側には第一チェ
ーン１１の張力を油圧により調整するチェーンガイド７
が設けられ、第一チェーン１１の張り側には第一チェー
ン１１の軌道を限定するチェーンガイド８が設けられ
る。
方向に回転し、第一チェーン１１の緩み側には第一チェ
ーン１１の張力を油圧により調整するチェーンガイド７
が設けられ、第一チェーン１１の張り側には第一チェー
ン１１の軌道を限定するチェーンガイド８が設けられ
る。
【００２６】左バンクに設けられるチェーンガイド８は
シリンダブロック９の左右バンク間に形成されたウォー
タポンプ室１０を避けるようにして第一チェーン１１を
案内する。
シリンダブロック９の左右バンク間に形成されたウォー
タポンプ室１０を避けるようにして第一チェーン１１を
案内する。
【００２７】第一チェーン１１に対して潤滑油の供給が
必要とされる潤滑油供給部としては、第一チェーン１１
のチェーンガイド７のシュー１７に対する進入部と、ク
ランクスプロケット１に対する進入部がある。
必要とされる潤滑油供給部としては、第一チェーン１１
のチェーンガイド７のシュー１７に対する進入部と、ク
ランクスプロケット１に対する進入部がある。
【００２８】チェーンガイド８にオイルジェット部３２
が一体的に形成される。オイルジェット部３２は、第一
チェーン１１のチェーンガイド７側進入部と、クランク
スプロケット１側進入部に潤滑油をそれぞれ噴射供給す
る２つのオイル噴口２１，２２を備える。
が一体的に形成される。オイルジェット部３２は、第一
チェーン１１のチェーンガイド７側進入部と、クランク
スプロケット１側進入部に潤滑油をそれぞれ噴射供給す
る２つのオイル噴口２１，２２を備える。
【００２９】図３、図４，図５に示すように、チェーン
ガイド８には第一チェーン１１に摺接する２本のシュー
２３，２４が取付けられる。各シュー２３，２４はナイ
ロン系の樹脂で形成される。
ガイド８には第一チェーン１１に摺接する２本のシュー
２３，２４が取付けられる。各シュー２３，２４はナイ
ロン系の樹脂で形成される。
【００３０】チェーンガイド８は、各シュー２３，２４
が取付けられるガイド部２５，２６と、各ガイド部２
５，２６を結ぶ連結部２７を有する、断面コの字形に形
成される。チェーンガイド８はアルミ材を用いて鋳造さ
れる。各ガイド部２５，２６と連結部２７に渡って延び
る多数の補強リブ２８が形成され、この補強リブ２８を
介してチェーンガイド８の剛性が確保される。
が取付けられるガイド部２５，２６と、各ガイド部２
５，２６を結ぶ連結部２７を有する、断面コの字形に形
成される。チェーンガイド８はアルミ材を用いて鋳造さ
れる。各ガイド部２５，２６と連結部２７に渡って延び
る多数の補強リブ２８が形成され、この補強リブ２８を
介してチェーンガイド８の剛性が確保される。
【００３１】チェーンガイド８は２本のボルト１３，１
４を介してシリンダブロック９に締結される。チェーン
ガイド８には各ボルト１３，１４を挿通させるボルト用
ボス部１５，１６が形成される。一方のボス部１６はガ
イド部２６の上部に形成され、他方のボス部１５はガイ
ド部２５の下部に形成される。
４を介してシリンダブロック９に締結される。チェーン
ガイド８には各ボルト１３，１４を挿通させるボルト用
ボス部１５，１６が形成される。一方のボス部１６はガ
イド部２６の上部に形成され、他方のボス部１５はガイ
ド部２５の下部に形成される。
【００３２】オイルジェット部３２は、第一チェーン１
１の内側に位置するボス部１５に連接して形成される。
１の内側に位置するボス部１５に連接して形成される。
【００３３】オイルジェット部３２とボス部１５は、共
に円筒状に形成される。チェーンガイド８にはボス部１
５とオイルジェット部３２を連結する補強リブ３３が一
体形成される。
に円筒状に形成される。チェーンガイド８にはボス部１
５とオイルジェット部３２を連結する補強リブ３３が一
体形成される。
【００３４】図２に示すように、チェーンガイド８とシ
リンダブロック９に渡って油通路３１が形成される。オ
イルポンプから吐出する潤滑油は、図示しないクランク
シャフトの主軸受を経て油通路３１に導かれ、油通路３
１を通って各オイル噴口２１，２２に導かれる。
リンダブロック９に渡って油通路３１が形成される。オ
イルポンプから吐出する潤滑油は、図示しないクランク
シャフトの主軸受を経て油通路３１に導かれ、油通路３
１を通って各オイル噴口２１，２２に導かれる。
【００３５】ボス部１５のシリンダブロック９に対する
接合面３４とオイルジェット部３２のシリンダブロック
９に対する接合面３５は同一平面状に形成される。
接合面３４とオイルジェット部３２のシリンダブロック
９に対する接合面３５は同一平面状に形成される。
【００３６】チェーンガイド８がボルト１３を介してシ
リンダブロック９に締結されることにより、オイルジェ
ット部３２の接合面３５とシリンダブロック９の間に所
定の面圧が付与され、オイルジェット部３２の接合面３
５が隙間なくシリンダブロック９に接合し、油通路３１
の密封がはかられる。
リンダブロック９に締結されることにより、オイルジェ
ット部３２の接合面３５とシリンダブロック９の間に所
定の面圧が付与され、オイルジェット部３２の接合面３
５が隙間なくシリンダブロック９に接合し、油通路３１
の密封がはかられる。
【００３７】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【００３８】オイルジェット部３２がチェーンガイド８
に形成される構造により、オイルジェット部をチェーン
ガイドを支持するピンに形成する前記従来装置に比べ
て、オイルジェット部３２の配置自由度を高められ、オ
イルジェット部３２からの潤滑油噴射方向を最適に設定
することができる。
に形成される構造により、オイルジェット部をチェーン
ガイドを支持するピンに形成する前記従来装置に比べ
て、オイルジェット部３２の配置自由度を高められ、オ
イルジェット部３２からの潤滑油噴射方向を最適に設定
することができる。
【００３９】オイルジェット部３２が第一チェーン１１
の軌道の内側に配置されることにより、潤滑油を一つの
オイルジェット部３２から２つのオイル噴口２１，２２
を介して第一チェーン１１のクランクスプロケット１に
対する進入側とチェーンガイド７に対する進入側に噴射
供給することが可能となり、油通路３１の簡素化がはか
れる。
の軌道の内側に配置されることにより、潤滑油を一つの
オイルジェット部３２から２つのオイル噴口２１，２２
を介して第一チェーン１１のクランクスプロケット１に
対する進入側とチェーンガイド７に対する進入側に噴射
供給することが可能となり、油通路３１の簡素化がはか
れる。
【００４０】一方のオイル噴口２１から噴射される潤滑
油は、図１に矢印Ｂで示すように、第一チェーン１１の
チェーンガイド７のシュー１７に対する進入部に噴射供
給され、第一チェーン１１やチェーンガイド７のシュー
１７の摩耗を低減するとともに、第一チェーン１１から
発生する騒音を低減する。
油は、図１に矢印Ｂで示すように、第一チェーン１１の
チェーンガイド７のシュー１７に対する進入部に噴射供
給され、第一チェーン１１やチェーンガイド７のシュー
１７の摩耗を低減するとともに、第一チェーン１１から
発生する騒音を低減する。
【００４１】他方のオイル噴口２２から噴射される潤滑
油は、図１に矢印Ｃで示すように、第一チェーン１１の
クランクスプロケット１に対する進入部に噴射供給さ
れ、第一チェーン１１やクランクスプロケット１の摩耗
を低減するとともに、騒音を低減する。
油は、図１に矢印Ｃで示すように、第一チェーン１１の
クランクスプロケット１に対する進入部に噴射供給さ
れ、第一チェーン１１やクランクスプロケット１の摩耗
を低減するとともに、騒音を低減する。
【００４２】オイルジェット部３２がチェーンガイド８
に形成される構造により、部品数の削減がはられるとと
もに、チェーンガイド８の取付位置が管理されることに
より、オイルジェット部３２の取付位置精度が確保さ
れ、オイルジェット部３２の潤滑油噴射方向にバラツキ
が生じることを防止できる。
に形成される構造により、部品数の削減がはられるとと
もに、チェーンガイド８の取付位置が管理されることに
より、オイルジェット部３２の取付位置精度が確保さ
れ、オイルジェット部３２の潤滑油噴射方向にバラツキ
が生じることを防止できる。
【００４３】オイルジェット部３２がチェーンガイド８
に形成される構造により、チェーンガイド８がシリンダ
ブロック９から取り外された状態で、オイルジェット部
３２も一緒にシリンダブロック９から取り外されるた
め、チェーン掛け作業時等に第一チェーン１１がオイル
ジェットに干渉して、作業性が悪化することを回避でき
る。
に形成される構造により、チェーンガイド８がシリンダ
ブロック９から取り外された状態で、オイルジェット部
３２も一緒にシリンダブロック９から取り外されるた
め、チェーン掛け作業時等に第一チェーン１１がオイル
ジェットに干渉して、作業性が悪化することを回避でき
る。
【００４４】オイルジェット部３２が補強リブ３３を介
してボス部１５に連接して形成される構造のため、チェ
ーンガイド８がシリンダブロック９にボルト１３を介し
て締結されることにより、オイルジェット部３２はシリ
ンダブロック９に対して十分な面圧を持って接合し、油
通路３１の密封がはかられる。
してボス部１５に連接して形成される構造のため、チェ
ーンガイド８がシリンダブロック９にボルト１３を介し
て締結されることにより、オイルジェット部３２はシリ
ンダブロック９に対して十分な面圧を持って接合し、油
通路３１の密封がはかられる。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように請求項１記載のエン
ジンのチェーン潤滑装置は、クランクシャフトに連結さ
れるクランクスプロケットを備え、該クランクスプロケ
ットの回転を他のスプロケットに伝達するチェーンを備
え、シリンダブロックに結合して該チェーンの軌道を限
定するチェーンガイドを備え、該チェーンガイドにオイ
ルポンプから送られる潤滑油をチェーンに向けて噴射す
るオイルジェット部を形成し、オイルポンプから送られ
る潤滑油を該オイルジェット部に導く油通路をシリンダ
ブロックとチェーンガイドに渡って形成したため、チェ
ーンガイドの取付位置が管理されることにより、オイル
ジェット部の取付位置精度が確保され、オイルジェット
部からの潤滑油噴射方向にバラツキが生じることを防止
できる。また、オイルジェット部の配置自由度を高めら
れ、オイルジェット部からの潤滑油噴射方向を最適に設
定することができる。
ジンのチェーン潤滑装置は、クランクシャフトに連結さ
れるクランクスプロケットを備え、該クランクスプロケ
ットの回転を他のスプロケットに伝達するチェーンを備
え、シリンダブロックに結合して該チェーンの軌道を限
定するチェーンガイドを備え、該チェーンガイドにオイ
ルポンプから送られる潤滑油をチェーンに向けて噴射す
るオイルジェット部を形成し、オイルポンプから送られ
る潤滑油を該オイルジェット部に導く油通路をシリンダ
ブロックとチェーンガイドに渡って形成したため、チェ
ーンガイドの取付位置が管理されることにより、オイル
ジェット部の取付位置精度が確保され、オイルジェット
部からの潤滑油噴射方向にバラツキが生じることを防止
できる。また、オイルジェット部の配置自由度を高めら
れ、オイルジェット部からの潤滑油噴射方向を最適に設
定することができる。
【００４６】請求項２記載のエンジンのチェーン潤滑装
置は、請求項１記載の発明において、チェーンガイドを
シリンダブロックにボルトを介して締結し、チェーンガ
イドに該ボルトを挿通させるボス部を形成し、オイルジ
ェット部を該ボス部に連接して形成し、該オイルジェッ
ト部をシリンダブロックに対して面接合させたため、チ
ェーンガイドがシリンダブロックにボルトを介して締結
されることにより、該ボルトのボス部に連接するオイル
ジェット部はシリンダブロックに対して十分な面圧を持
って接合し、オイルジェット部に潤滑油を導く油通路の
密封がはかられる。
置は、請求項１記載の発明において、チェーンガイドを
シリンダブロックにボルトを介して締結し、チェーンガ
イドに該ボルトを挿通させるボス部を形成し、オイルジ
ェット部を該ボス部に連接して形成し、該オイルジェッ
ト部をシリンダブロックに対して面接合させたため、チ
ェーンガイドがシリンダブロックにボルトを介して締結
されることにより、該ボルトのボス部に連接するオイル
ジェット部はシリンダブロックに対して十分な面圧を持
って接合し、オイルジェット部に潤滑油を導く油通路の
密封がはかられる。
【００４７】請求項３記載のエンジンのチェーン潤滑装
置は、請求項２または３記載の発明において、オイルジ
ェットをチェーンの軌道の内側に配置し、一つのオイル
ジェット部に複数のオイル噴口を形成したため、潤滑油
を一つのオイルジェット部からチェーンの複数箇所に噴
射供給することが可能となり、油通路の簡素化がはかれ
る。
置は、請求項２または３記載の発明において、オイルジ
ェットをチェーンの軌道の内側に配置し、一つのオイル
ジェット部に複数のオイル噴口を形成したため、潤滑油
を一つのオイルジェット部からチェーンの複数箇所に噴
射供給することが可能となり、油通路の簡素化がはかれ
る。
【００４８】請求項４記載のエンジンのチェーン潤滑装
置は、請求項３記載の発明において、一方のオイル噴口
をチェーンのクランクスプロケットに対する進入側に向
けて形成し、他方のオイル噴口をチェーンのチェーンガ
イドに対する進入側に向けて形成したため、チェーンや
クランクスプロケットおよびチェーンガイドの摩耗を低
減するとともに、騒音を低減することができる。
置は、請求項３記載の発明において、一方のオイル噴口
をチェーンのクランクスプロケットに対する進入側に向
けて形成し、他方のオイル噴口をチェーンのチェーンガ
イドに対する進入側に向けて形成したため、チェーンや
クランクスプロケットおよびチェーンガイドの摩耗を低
減するとともに、騒音を低減することができる。
【図１】本発明の実施例を示すエンジンの正面図。
【図２】同じく図１のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図３】同じくチェーンガイドの背面図。
【図４】同じくチェーンガイドの側面図。
【図５】同じくチェーンガイドの正面図。
【図６】従来例を示すチェーン潤滑装置の断面図。
１ クランクスプロケット ２ 吸気カムスプロケット ４ 排気カムスプロケット ７ チェーンガイド ８ チェーンガイド ９ シリンダブロック １１ 第一チェーン １２ 第二チェーン １３ ボルト １５ ボス部 ２１ オイル噴口 ２２ オイル噴口 ３１ 油通路 ３２ オイルジェット部 ３３ 補強リブ ３５ 接合面
Claims (4)
- 【請求項１】クランクシャフトに連結されるクランクス
プロケットを備え、 該クランクスプロケットの回転を他のスプロケットに伝
達するチェーンを備え、 シリンダブロックに結合して該チェーンの軌道を限定す
るチェーンガイドを備え、 該チェーンガイドに潤滑油をチェーンに向けて噴射する
オイルジェット部を形成し、 オイルポンプから送られる潤滑油を該オイルジェット部
に導く油通路をシリンダブロックとチェーンガイドに渡
って形成したことを特徴とするエンジンのチェーン潤滑
装置。 - 【請求項２】チェーンガイドをシリンダブロックにボル
トを介して締結し、 チェーンガイドに該ボルトを挿通させるボス部を形成
し、 オイルジェット部を該ボス部に連接して形成し、 オイルジェット部をシリンダブロックに対して面接合さ
せたことを特徴とする請求項１記載のエンジンのチェー
ン潤滑装置。 - 【請求項３】オイルジェットをチェーンの軌道の内側に
配置し、 一つのオイルジェット部に噴射方向が異なる複数のオイ
ル噴口を形成したことを特徴とする請求項１または２記
載のエンジンのチェーン潤滑装置。 - 【請求項４】一方のオイル噴口をチェーンのクランクス
プロケットに対する進入側に向けて形成し、 他方のオイル噴口をチェーンのチェーンガイドに対する
進入側に向けて形成したことを特徴とする請求項３記載
のエンジンのチェーン潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235367A JPH0893890A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | エンジンのチェーン潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235367A JPH0893890A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | エンジンのチェーン潤滑装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893890A true JPH0893890A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16985041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6235367A Pending JPH0893890A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | エンジンのチェーン潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893890A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004005797A1 (de) * | 2004-02-06 | 2006-05-04 | Daimlerchrysler Ag | Schmiervorrichtung für eine Steuerkette an einer Brennkraftmaschine |
| JP2015209924A (ja) * | 2014-04-26 | 2015-11-24 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | オイルジェットアームおよび当該オイルジェットアームを用いたチェーンスパンの潤滑方法、ならびにチェーンテンショニング装置および当該チェーンテンショニング装置を用いたチェーンスパンの潤滑方法 |
| FR3051875A1 (fr) * | 2016-05-24 | 2017-12-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de lubrification d'une chaine de distribution de moteur thermique |
| JP6264434B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-01-24 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| JP6299849B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-03-28 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| WO2018096842A1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| JP2018193900A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | マツダ株式会社 | エンジンのチェーン潤滑装置 |
| JP2021032110A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | マツダ株式会社 | エンジンのチェーン潤滑装置 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6235367A patent/JPH0893890A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004005797A1 (de) * | 2004-02-06 | 2006-05-04 | Daimlerchrysler Ag | Schmiervorrichtung für eine Steuerkette an einer Brennkraftmaschine |
| JP2015209924A (ja) * | 2014-04-26 | 2015-11-24 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | オイルジェットアームおよび当該オイルジェットアームを用いたチェーンスパンの潤滑方法、ならびにチェーンテンショニング装置および当該チェーンテンショニング装置を用いたチェーンスパンの潤滑方法 |
| US10451175B2 (en) | 2014-04-26 | 2019-10-22 | Borgwarner | Oil jet arm and method for lubricating chain span employing said oil jet arm, and chain tensioning device and method for lubricating chain span employing said chain tensioning device |
| FR3051875A1 (fr) * | 2016-05-24 | 2017-12-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de lubrification d'une chaine de distribution de moteur thermique |
| JP2018084214A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| WO2018096842A1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| JP6299849B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-03-28 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| JP2018084215A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| CN109983205A (zh) * | 2016-11-25 | 2019-07-05 | 马自达汽车株式会社 | 正时链条系统的供油构造 |
| JP6264434B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-01-24 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| EP3530893A4 (en) * | 2016-11-25 | 2019-11-06 | Mazda Motor Corporation | OIL SUPPLY STRUCTURE FOR CONTROL CHAIN SYSTEM |
| US11371398B2 (en) | 2016-11-25 | 2022-06-28 | Mazda Motor Corporation | Oil supply structure for timing chain system |
| JP2018193900A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | マツダ株式会社 | エンジンのチェーン潤滑装置 |
| JP2021032110A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | マツダ株式会社 | エンジンのチェーン潤滑装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0723529Y2 (ja) | エンジンの潤滑装置 | |
| US5743230A (en) | Balancer shaft supporting structure in engine | |
| JPH0893890A (ja) | エンジンのチェーン潤滑装置 | |
| US4729348A (en) | Cylinder head structure for V-type engine | |
| US6164257A (en) | Oil passage construction for an engine with an oil pressure control device | |
| US6332441B1 (en) | Assembling arrangement for tensioner and hydraulic control valve | |
| JP4543329B2 (ja) | エンジンの前部構造 | |
| JP4505984B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置への給油構造 | |
| JPH09273408A (ja) | 内燃機関のチェーン潤滑装置 | |
| US6179582B1 (en) | Oil pump attachment structure for engine | |
| JPH0144855Y2 (ja) | ||
| US10914206B2 (en) | Cylinder block structure for engine | |
| JPH0533689Y2 (ja) | ||
| JP3168804B2 (ja) | エンジンのタイミングチェーン潤滑装置 | |
| EP1522682A1 (en) | A camshaft drive assembly and a case and a chain guide for a camshaft drive assembly | |
| JPH0441222Y2 (ja) | ||
| KR20050114418A (ko) | 캠 캡을 이용한 타이밍 체인의 윤활장치 | |
| JP3019675B2 (ja) | エンジンのチェーンケース構造 | |
| KR100535605B1 (ko) | 타이밍 체인의 윤활구조 | |
| JP2921321B2 (ja) | 内燃機関のチェーン駆動装置 | |
| JP4697121B2 (ja) | チェーン給油装置 | |
| JPH0932573A (ja) | チェーンガイド構造 | |
| JP4676966B2 (ja) | 燃料噴射ポンプ取付構造 | |
| GB2247282A (en) | V i.c.engine camshaft drive chain cover. | |
| JP2007085236A (ja) | エンジンの前部構造 |