JPH09273408A - 内燃機関のチェーン潤滑装置 - Google Patents
内燃機関のチェーン潤滑装置Info
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- JPH09273408A JPH09273408A JP8486296A JP8486296A JPH09273408A JP H09273408 A JPH09273408 A JP H09273408A JP 8486296 A JP8486296 A JP 8486296A JP 8486296 A JP8486296 A JP 8486296A JP H09273408 A JPH09273408 A JP H09273408A
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- oil
- chain
- oil pump
- sprocket
- timing
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カムタイミング用のタイミングチェーン及び
オイルポンプ駆動用のオイルポンプチェーンをクランク
軸にて同軸で駆動するようにした内燃機関において、低
コストでかつ効率的にタイミングチェーン及びオイルポ
ンプチェーンを潤滑する。 【解決手段】 シリンダブロックのオイルギャラリに連
通させてオイル噴出口13を設け、このオイル噴出口1
3を、当該オイル噴出口13から噴出したオイルがタイ
ミングチェーン4のクランク軸1に固定されたスプロケ
ット2に対する噛み込み部より上手位置に当たり、さら
にそれにより飛散したオイルがオイルポンプチェーン5
のオイルポンプ軸6に固定されたスプロケット7に対す
る噛み込み部より上手位置に散布されるように配置し
た。
オイルポンプ駆動用のオイルポンプチェーンをクランク
軸にて同軸で駆動するようにした内燃機関において、低
コストでかつ効率的にタイミングチェーン及びオイルポ
ンプチェーンを潤滑する。 【解決手段】 シリンダブロックのオイルギャラリに連
通させてオイル噴出口13を設け、このオイル噴出口1
3を、当該オイル噴出口13から噴出したオイルがタイ
ミングチェーン4のクランク軸1に固定されたスプロケ
ット2に対する噛み込み部より上手位置に当たり、さら
にそれにより飛散したオイルがオイルポンプチェーン5
のオイルポンプ軸6に固定されたスプロケット7に対す
る噛み込み部より上手位置に散布されるように配置し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
タイミングチェーン及びオイルポンプチェーンを潤滑す
る、内燃機関のチェーン潤滑装置に関するものである。
タイミングチェーン及びオイルポンプチェーンを潤滑す
る、内燃機関のチェーン潤滑装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4〜図6に示すように、カムタ
イミング用のタイミングチェーン4及びオイルポンプ駆
動用のオイルポンプチェーン5をクランク軸1にて同軸
で駆動するようにしたレイアウトの内燃機関において
は、チェーンの潤滑及び噛み合い音低減のために、タイ
ミングチェーン4のクランク軸1に固定されたスプロケ
ット2に対する噛み込み部と、オイルポンプチェーン5
のオイルポンプ軸6に固定されたスプロケット7に対す
る噛み込み部とに対してそれぞれ給油するようにしてお
り、そのためシリンダブロック10の前面に、シリンダ
ブロック10内に形成したオイルギャラリ11に連通す
るようにオイルジェット管21を植立し、このオイルジ
ェット管21に上記各給油点に向けてオイルを噴出する
ように各々のオイル噴射口22、23を形成している。
イミング用のタイミングチェーン4及びオイルポンプ駆
動用のオイルポンプチェーン5をクランク軸1にて同軸
で駆動するようにしたレイアウトの内燃機関において
は、チェーンの潤滑及び噛み合い音低減のために、タイ
ミングチェーン4のクランク軸1に固定されたスプロケ
ット2に対する噛み込み部と、オイルポンプチェーン5
のオイルポンプ軸6に固定されたスプロケット7に対す
る噛み込み部とに対してそれぞれ給油するようにしてお
り、そのためシリンダブロック10の前面に、シリンダ
ブロック10内に形成したオイルギャラリ11に連通す
るようにオイルジェット管21を植立し、このオイルジ
ェット管21に上記各給油点に向けてオイルを噴出する
ように各々のオイル噴射口22、23を形成している。
【0003】この種のオイルジェット管を用いた潤滑装
置は、例えば実開昭56−39807号公報に開示され
ている。
置は、例えば実開昭56−39807号公報に開示され
ている。
【0004】また、実開平3−45407号公報には、
スプロケット歯面又はその近傍の突起に向けてオイルジ
ェットからオイルを噴射し、その周囲のスプロケットの
歯面にオイルを飛散させるものが開示されている。
スプロケット歯面又はその近傍の突起に向けてオイルジ
ェットからオイルを噴射し、その周囲のスプロケットの
歯面にオイルを飛散させるものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図示の
ようなチェーン潤滑装置の構成では、オイル噴出口2
2、23を2箇所にあけたオイルジェット管21が必要
であり、加工コストが高くつくという問題があった。ま
た、オイル噴出口22、23から各チェーン4、5とス
プロケット2、7の噛み合い部までの距離が長くなるた
め、オイル噴出口22、23の角度のバラツキによる影
響を大きく受け、無駄に飛散してしまうオイル量が多い
という問題があった。
ようなチェーン潤滑装置の構成では、オイル噴出口2
2、23を2箇所にあけたオイルジェット管21が必要
であり、加工コストが高くつくという問題があった。ま
た、オイル噴出口22、23から各チェーン4、5とス
プロケット2、7の噛み合い部までの距離が長くなるた
め、オイル噴出口22、23の角度のバラツキによる影
響を大きく受け、無駄に飛散してしまうオイル量が多い
という問題があった。
【0006】また、スプロケットの歯面や近傍の突起に
オイルを噴射して飛散したオイルにて近傍のスプロケッ
トの歯面にオイルを供給するようにしたものでは、チェ
ーンとスプロケットの噛み込み部に供給されるオイルは
噴射されたオイル量に比して極めて僅かとなり、無駄に
飛散してしまうオイル量が多いという問題がある。
オイルを噴射して飛散したオイルにて近傍のスプロケッ
トの歯面にオイルを供給するようにしたものでは、チェ
ーンとスプロケットの噛み込み部に供給されるオイルは
噴射されたオイル量に比して極めて僅かとなり、無駄に
飛散してしまうオイル量が多いという問題がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、低コストでかつ効率的にタイミングチェーン及びオ
イルポンプチェーンを潤滑できる内燃機関のチェーン潤
滑装置を提供することを目的とする。
み、低コストでかつ効率的にタイミングチェーン及びオ
イルポンプチェーンを潤滑できる内燃機関のチェーン潤
滑装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、カムタイミン
グ用のタイミングチェーン及びオイルポンプ駆動用のオ
イルポンプチェーンをクランク軸にて同軸で駆動するよ
うにした内燃機関において、シリンダブロックのオイル
ギャラリに連通させてオイル噴出口を設け、このオイル
噴出口を、当該オイル噴出口から噴出したオイルがタイ
ミングチェーンのクランク軸に固定されたスプロケット
に対する噛み込み部より上手位置に当たり、さらにそれ
により飛散したオイルがオイルポンプチェーンのオイル
ポンプ軸に固定されたスプロケットに対する噛み込み部
より上手位置に散布されるように配置することにより、
1つのオイル噴出口から短い距離にあるタイミングチェ
ーンに向けてオイルを噴出すれば良いようにして、オイ
ル噴出口の角度のばらつきの影響を小さくし、加工寸法
精度や組付精度等を緩和してコスト低下を図り、かつ噴
出したオイルをタイミングチェーンの噛み込み部の上手
位置に当てるとともに飛散したオイルをオイルポンプチ
ェーンの噛み込み部の上手位置に散布することにより両
チェーンを効率的に潤滑できるようにした。
グ用のタイミングチェーン及びオイルポンプ駆動用のオ
イルポンプチェーンをクランク軸にて同軸で駆動するよ
うにした内燃機関において、シリンダブロックのオイル
ギャラリに連通させてオイル噴出口を設け、このオイル
噴出口を、当該オイル噴出口から噴出したオイルがタイ
ミングチェーンのクランク軸に固定されたスプロケット
に対する噛み込み部より上手位置に当たり、さらにそれ
により飛散したオイルがオイルポンプチェーンのオイル
ポンプ軸に固定されたスプロケットに対する噛み込み部
より上手位置に散布されるように配置することにより、
1つのオイル噴出口から短い距離にあるタイミングチェ
ーンに向けてオイルを噴出すれば良いようにして、オイ
ル噴出口の角度のばらつきの影響を小さくし、加工寸法
精度や組付精度等を緩和してコスト低下を図り、かつ噴
出したオイルをタイミングチェーンの噛み込み部の上手
位置に当てるとともに飛散したオイルをオイルポンプチ
ェーンの噛み込み部の上手位置に散布することにより両
チェーンを効率的に潤滑できるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図3を参照して説明する。
〜図3を参照して説明する。
【0010】1はクランク軸で、その前端部にカムタイ
ミング用のスプロケット2とオイルポンプ駆動用のスプ
ロケット3が軸芯方向に隣接して固定されている。4は
タイミングチェーンで、スプロケット2と上方のシリン
ダヘッドに配設されたカムシャフトに固定されているス
プロケット(図示せず)との間に巻回されている。5は
オイルポンプチェーンで、スプロケット3とクランク軸
1の一側に配設されたオイルポンプのオイルポンプ軸6
に固定されたスプロケット7との間に巻回されている。
図3において、9はクランク軸1の前端部に嵌合固定さ
れたベルトプーリのボス部であり、8はチェーンカバー
である。
ミング用のスプロケット2とオイルポンプ駆動用のスプ
ロケット3が軸芯方向に隣接して固定されている。4は
タイミングチェーンで、スプロケット2と上方のシリン
ダヘッドに配設されたカムシャフトに固定されているス
プロケット(図示せず)との間に巻回されている。5は
オイルポンプチェーンで、スプロケット3とクランク軸
1の一側に配設されたオイルポンプのオイルポンプ軸6
に固定されたスプロケット7との間に巻回されている。
図3において、9はクランク軸1の前端部に嵌合固定さ
れたベルトプーリのボス部であり、8はチェーンカバー
である。
【0011】10はシリンダブロック、11はシリンダ
ブロック10内に形成されたオイルギャラリである。タ
イミングチェーン4の回動経路で囲まれた領域のクラン
ク軸1から適当距離上方位置で、シリンダブロック10
の前端面にオイルジェット管12が植立され、その基端
部12aがシリンダブロック10の前端面にオイルギャ
ラリ11に連通するように穿孔されたオイル導出穴11
aに嵌合されている。
ブロック10内に形成されたオイルギャラリである。タ
イミングチェーン4の回動経路で囲まれた領域のクラン
ク軸1から適当距離上方位置で、シリンダブロック10
の前端面にオイルジェット管12が植立され、その基端
部12aがシリンダブロック10の前端面にオイルギャ
ラリ11に連通するように穿孔されたオイル導出穴11
aに嵌合されている。
【0012】オイルジェット管12の先端部の周面には
1つのオイル噴出口13が形成されている。このオイル
噴出口13は、当該オイル噴出口13からほぼ水平方向
横向きに噴出したオイルが、図1に白抜き矢印で示すよ
うに、タイミングチェーン4のスプロケット2に対する
噛み込み部より上手位置に当たり、さらにそれにより飛
散したオイルが下方に向けて飛散し、オイルポンプチェ
ーン5のスプロケット7に対する噛み込み部より上手位
置に散布されるように配置形成されている。
1つのオイル噴出口13が形成されている。このオイル
噴出口13は、当該オイル噴出口13からほぼ水平方向
横向きに噴出したオイルが、図1に白抜き矢印で示すよ
うに、タイミングチェーン4のスプロケット2に対する
噛み込み部より上手位置に当たり、さらにそれにより飛
散したオイルが下方に向けて飛散し、オイルポンプチェ
ーン5のスプロケット7に対する噛み込み部より上手位
置に散布されるように配置形成されている。
【0013】オイルジェット管12は取付板14の先端
部に固着されており、その取付板14の基部がオイルポ
ンプチェーン5のテンショナー(図示せず)の取付部と
ともにシリンダブロック10の前端面にて締結固定され
ている。また、オイルジェット管12の基端部12a外
周とオイル導出穴11a内周との間にシール材15が介
装され、かつ取付板14にて圧縮されるように構成され
ている。
部に固着されており、その取付板14の基部がオイルポ
ンプチェーン5のテンショナー(図示せず)の取付部と
ともにシリンダブロック10の前端面にて締結固定され
ている。また、オイルジェット管12の基端部12a外
周とオイル導出穴11a内周との間にシール材15が介
装され、かつ取付板14にて圧縮されるように構成され
ている。
【0014】以上の構成において、内燃機関が運転され
ると、オイルギャラリ11内のオイルがオイルジェット
管12のオイル噴出口13から噴出し、タイミングチェ
ーン4のスプロケット2に対する噛み込み部より適当距
離上手位置に当たり、さらにそれにより飛散したオイル
がオイルポンプチェーン5のスプロケット7に対する噛
み込み部より上手位置に散布され、両チェーン4、5の
スプロケット2、7に対する噛み込み部にオイルが効率
的に供給されて確実に潤滑される。
ると、オイルギャラリ11内のオイルがオイルジェット
管12のオイル噴出口13から噴出し、タイミングチェ
ーン4のスプロケット2に対する噛み込み部より適当距
離上手位置に当たり、さらにそれにより飛散したオイル
がオイルポンプチェーン5のスプロケット7に対する噛
み込み部より上手位置に散布され、両チェーン4、5の
スプロケット2、7に対する噛み込み部にオイルが効率
的に供給されて確実に潤滑される。
【0015】また、オイルジェット管12に1つのオイ
ル噴出口13を設けるだけで良く、かつそのオイル噴出
口13から短い距離にあるタイミングチェーン4に向け
てオイルを噴出すれば良いため、オイル噴出口13の角
度のばらつきの影響が小さく、その加工寸法精度や組付
精度等を緩和できるので、コスト低下を図ることができ
る。
ル噴出口13を設けるだけで良く、かつそのオイル噴出
口13から短い距離にあるタイミングチェーン4に向け
てオイルを噴出すれば良いため、オイル噴出口13の角
度のばらつきの影響が小さく、その加工寸法精度や組付
精度等を緩和できるので、コスト低下を図ることができ
る。
【0016】なお、上記実施形態ではオイル噴出口13
をタイミングチェーン4の回動平面と平行に開口した例
を示したが、オイルポンプチェーン5に向かうように若
干後方向きに傾斜させて開口すると、より効率的にオイ
ルポンプチェーン5に給油することができる。さらに、
シリンダブロック10の前端面に開口するオイル導出穴
11aにオイル噴出口を有するノズル部材を直接嵌着し
たり、オイル導出穴11aに直接ノズル部を形成したり
することにより、タイミングチェーン4の回動平面に対
して直交する方向からタイミングチェーン4に向けてオ
イルを噴射するようにすることもできる。
をタイミングチェーン4の回動平面と平行に開口した例
を示したが、オイルポンプチェーン5に向かうように若
干後方向きに傾斜させて開口すると、より効率的にオイ
ルポンプチェーン5に給油することができる。さらに、
シリンダブロック10の前端面に開口するオイル導出穴
11aにオイル噴出口を有するノズル部材を直接嵌着し
たり、オイル導出穴11aに直接ノズル部を形成したり
することにより、タイミングチェーン4の回動平面に対
して直交する方向からタイミングチェーン4に向けてオ
イルを噴射するようにすることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明の内燃機関のチェーン潤滑装置に
よれば、シリンダブロックのオイルギャラリに連通させ
て設けた1つのオイル噴出口を、当該オイル噴出口から
噴出したオイルがタイミングチェーンのクランク軸に固
定されたスプロケットに対する噛み込み部より上手位置
に当たり、さらにそれにより飛散したオイルがオイルポ
ンプチェーンのオイルポンプ軸に固定されたスプロケッ
トに対する噛み込み部より上手位置に散布されるように
配置したので、オイル噴出口を1つだけ設ければ良く、
加工が簡単になるとともに部品の共通化にも有利であ
り、かつその1つのオイル噴出口から短い距離にあるタ
イミングチェーンに向けてオイルを噴出すれば良いので
オイル噴出口の角度のばらつきの影響を小さくできて加
工寸法精度や組付精度等を緩和でき、従って大幅にコス
ト低下を図ることができ、また噴出されたオイルは確実
にタイミングチェーンに当たり、飛散したオイルの一部
がオイルポンプチェーンに供給されてそれら両チェーン
の噛み込み部に確実にオイルが供給されるので両チェー
ンを効率的に潤滑することができる。
よれば、シリンダブロックのオイルギャラリに連通させ
て設けた1つのオイル噴出口を、当該オイル噴出口から
噴出したオイルがタイミングチェーンのクランク軸に固
定されたスプロケットに対する噛み込み部より上手位置
に当たり、さらにそれにより飛散したオイルがオイルポ
ンプチェーンのオイルポンプ軸に固定されたスプロケッ
トに対する噛み込み部より上手位置に散布されるように
配置したので、オイル噴出口を1つだけ設ければ良く、
加工が簡単になるとともに部品の共通化にも有利であ
り、かつその1つのオイル噴出口から短い距離にあるタ
イミングチェーンに向けてオイルを噴出すれば良いので
オイル噴出口の角度のばらつきの影響を小さくできて加
工寸法精度や組付精度等を緩和でき、従って大幅にコス
ト低下を図ることができ、また噴出されたオイルは確実
にタイミングチェーンに当たり、飛散したオイルの一部
がオイルポンプチェーンに供給されてそれら両チェーン
の噛み込み部に確実にオイルが供給されるので両チェー
ンを効率的に潤滑することができる。
【図1】本発明の一実施形態のチェーン潤滑装置の正面
図である。
図である。
【図2】同実施形態のオイルジェット管の斜視図であ
る。
る。
【図3】同実施形態の縦断側面図である。
【図4】従来例のチェーン潤滑装置の正面図である。
【図5】同従来例のオイルジェット管の斜視図である。
【図6】同従来例の縦断側面図である。
1 クランク軸 2 カムタイミング用のスプロケット 4 タイミングチェーン 5 オイルポンプチェーン 6 オイルポンプ軸 7 スプロケット 10 シリンダブロック 11 オイルギャラリ 13 オイル噴出口
Claims (1)
- 【請求項1】 カムタイミング用のタイミングチェーン
及びオイルポンプ駆動用のオイルポンプチェーンをクラ
ンク軸にて同軸で駆動するようにした内燃機関におい
て、シリンダブロックのオイルギャラリに連通させてオ
イル噴出口を設け、このオイル噴出口は、当該オイル噴
出口から噴出したオイルがタイミングチェーンのクラン
ク軸に固定されたスプロケットに対する噛み込み部より
上手位置に当たり、さらにそれにより飛散したオイルが
オイルポンプチェーンのオイルポンプ軸に固定されたス
プロケットに対する噛み込み部より上手位置に散布され
るように配置したことを特徴とする内燃機関のチェーン
潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8486296A JPH09273408A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 内燃機関のチェーン潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8486296A JPH09273408A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 内燃機関のチェーン潤滑装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09273408A true JPH09273408A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13842627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8486296A Pending JPH09273408A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 内燃機関のチェーン潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09273408A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040024188A (ko) * | 2002-09-13 | 2004-03-20 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 타이밍체인 윤활장치 |
US7055488B2 (en) | 2003-05-26 | 2006-06-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Vertical engine |
US7121248B2 (en) | 2003-05-26 | 2006-10-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Vertical engine |
FR2905976A3 (fr) * | 2006-09-19 | 2008-03-21 | Renault Sas | Dispositif de lubrification |
WO2015164197A1 (en) * | 2014-04-26 | 2015-10-29 | Borgwarner Inc. | Oil jet arm and method for lubricating chain span employing said oil jet arm, and chain tensioning device and method for lubricating chain span employing said chain tensioning device |
KR20160017714A (ko) * | 2014-08-01 | 2016-02-17 | 현대중공업 주식회사 | 타이밍 기어 윤활유 분사장치 |
FR3043343A1 (fr) * | 2015-11-09 | 2017-05-12 | Bontaz Centre R & D | Dispositif de projection d'un fluide et gicleur de refroidissement comportant un tel dispositif |
FR3128246A1 (fr) * | 2021-10-18 | 2023-04-21 | Renault S.A.S. | Elément de moteur à combustion interne comprenant un moyen de diffusion d’huile. |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP8486296A patent/JPH09273408A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040024188A (ko) * | 2002-09-13 | 2004-03-20 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 타이밍체인 윤활장치 |
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US10451175B2 (en) | 2014-04-26 | 2019-10-22 | Borgwarner | Oil jet arm and method for lubricating chain span employing said oil jet arm, and chain tensioning device and method for lubricating chain span employing said chain tensioning device |
KR20160017714A (ko) * | 2014-08-01 | 2016-02-17 | 현대중공업 주식회사 | 타이밍 기어 윤활유 분사장치 |
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