JPH0889359A - 椅子の座板と背もたれの揺動機構 - Google Patents

椅子の座板と背もたれの揺動機構

Info

Publication number
JPH0889359A
JPH0889359A JP6254446A JP25444694A JPH0889359A JP H0889359 A JPH0889359 A JP H0889359A JP 6254446 A JP6254446 A JP 6254446A JP 25444694 A JP25444694 A JP 25444694A JP H0889359 A JPH0889359 A JP H0889359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat plate
backrest
plate
arm member
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6254446A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Inoue
上 昇 井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoue Associates Inc
Original Assignee
Inoue Associates Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue Associates Inc filed Critical Inoue Associates Inc
Priority to JP6254446A priority Critical patent/JPH0889359A/ja
Publication of JPH0889359A publication Critical patent/JPH0889359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03255Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest with a central column, e.g. rocking office chairs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03277Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with bar or leaf springs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03266Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with adjustable elasticity

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 座板の前方側、後方側での沈み込み動作と背
もたれの前傾、後傾動作を円滑に連動させる。 【構成】 軸Aを中心に前方への沈み込み動作が許容さ
れたア−ム部材3をブロック2の先端部より前方へ突出
させて設けると共に、このア−ム部材3の先端部に、座
板プレ−ト4の先端部を水平な軸Bにより枢着し、か
つ、このプレ−ト4の下面とブロック2の上面の間に、
プレ−ト4とベ−スブロック2を互に離反させる側に反
撥力が作用する板バネ51,52を軸Bに支持させた板
バネ支持ブロック6に支持させて配設する一方、背もた
れが取付けられる背もたれ支持部材9の下端側を座板プ
レ−ト4の下面側に延長形成し、支持部材9の延長部9
1の中間を座板プレ−ト4の後端部に水平な軸Dを通し
て枢着すると共に、延長部91の前端部を、ア−ム部材
3に形成した長穴Cを通して当該ア−ム部材3に水平な
軸Eにより枢着したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてオフィス用の
回転椅子の座板と背もたれの連動した揺動機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、椅子における座板と背もたれ
の連動した揺動機構に関しては、特開昭61-172515号、
実公平5-20199号など多くの提案がなされ、実用に供さ
れているものもある。
【0003】従来提案されている機構による座板と背も
たれの連動した揺動形態は、座板が人が掛けることによ
る荷重で沈み込めば、この沈み込みに連動して背もたれ
が後方へ傾く、或は、人が背もたれに背をあずければ背
もたれが後傾すると同時に、これと連動して座板も沈み
込むようになっている。
【0004】しかし乍ら、人が椅子に掛ける態様は、必
ずしも、従来の揺動機構で対応できる姿勢ばかりではな
い。例えば、座板の前方がその前方側へ沈み込むような
体重の掛け方で椅子に着く場合がある。
【0005】このような場合、従来の揺動機構では対応
した作動をしないか、或は、作動できる機構が付与され
ていても、構造が余りに複雑なため、構成部品のコスト
高を招いたり、組立てに手間取ったり、動作が円滑でな
いといった様々な問題がある。また、座板が前方へ沈み
込まないと、前傾姿勢で椅子に掛けた場合、その者の姿
勢が不自然になるため腹部が圧迫されたり、大腿部が座
面に押付けられることとなり、椅子の掛け心地も良好で
はなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、簡潔な構造によって座板の前方側
での沈み込み又は後方側での沈み込みを可能にすると共
に、これらの沈み込み動作と背もたれの前傾又は後傾動
作を連動させ、しかも、これらの動作を円滑に実現する
ことができる座板と背もたれの揺動機構を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、椅子における脚
支柱1の上端部に、ほぼ水平な向きでベ−スブロック2
を取付け、このベ−スブロック2における前記支柱1よ
り前方に、後部側が前記支柱1の上端近くに水平な軸A
で枢着され、かつ、この軸Aを中心に前方への沈み込み
動作が許容されたア−ム部材3を前記ブロック2の先端
部より前方へ突出させて設けると共に、このア−ム部材
3の先端部に、座板プレ−ト4の先端部を水平な軸Bに
より枢着し、かつ、このプレ−ト4の下面と前記ブロッ
ク2の上面の間に、当該プレ−ト4とベ−スブロック2
を互に離反させる側に反撥力が作用する板バネ51,5
2を前記軸Bに支持させた板バネ支持ブロック6に支持
させて配設する一方、背もたれが取付けられる背もたれ
支持部材9の下端側を前記座板プレ−ト4の下面側に延
長形成し、当該支持部材9の延長部91の中間を座板プ
レ−ト4の後端部に水平な軸Dを通して枢着すると共
に、前記延長部91の前端部を、前記ア−ム部材3に形
成した長穴Cを通して当該ア−ム部材3に水平な軸Eに
より枢着したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】座板プレ−ト4は、ベ−スブロック2に軸Aに
よって下方へ揺動可能に取付けられたア−ム部材3の前
端において、板バネ51,52を支持した軸Bにより取
付けられているので、軸Aの前,後に関し上下揺動可能
である。また、ア−ム部材3と座板プレ−ト4に対しそ
れぞれ軸E,軸Dによって枢着される背もたれの支持部
材6が、前記ア−ム部材3の長穴Cに軸Eを通して結合
されていることにより、座板プレ−ト4と背もたれ支持
部材6とは、いずれか一方の部材の揺動に連動して揺動
する。そして、上記座板プレ−ト4の上下揺動、或は、
前記プレ−ト4と背もたれ支持部材6の連動した揺動
は、板バネ51,52により緩衝されるが、板バネ5
1,52は、それ自体のコスト,加工手間,組立手間が
ねじりバネなど他のバネに比べ低廉かつ容易であるた
め、この点でも優れた作用をする。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図に拠り説明する。
図1は本発明の揺動機構の一例に荷重がかからない状態
の側断面図、図2は図1の機構の座板プレ−トの後方側
が最も沈み込み、且つ、背もたれ取付部材が最も後方へ
傾いた状態の側断面図、図3は図1の機構の前傾状態の
側断面図、図4は図1の機構の全体の構成を示す斜視
図、図5は本発明揺動機構の他の例の側断面図、図6は
図5の機構の全体を示す斜視図である。
【0010】図1〜図4に於て、1は事務用の回転椅子
におけるポ−ル状をなす脚支柱で、支柱に内挿されてい
るガススプリング(図に表われず)などにより、その高
さをある範囲で自由に変更できるようにされている。な
お、高さ調節はガススプリング以外の、例えば、テレス
コ−プ構造などによる高さ調節自在の脚支柱であっても
よい。
【0011】2は上記支柱1の上端部に取付けた大略箱
状をなすベ−スブロックで、図の例では、本体2aの前
方側がやゝ持上った皿状をなす受座2bを形成すると共
に支柱1に近接した前方に、座プレ−ト4の幅方向と平
行な向きの水平な軸受2cが形成されている。
【0012】3は正面からみて大略凹状をなすア−ム部
材で、このア−ム部材3は、左,右の側壁3aの後端側
を前記ブロック2の軸受2cに水平な軸Aにより枢着す
る一方、前記側壁3aの前端側が後述する座板プレ−ト
4の前端側と水平な軸Bにより枢着結合されている。
【0013】而して、座板プレ−ト4は、上面に適宜の
座板シ−ト(図示せず)が設けられる平板状をなすプレ
−トであって、正面から見て両側に側壁4aが垂下形成
されており、この側壁4aの前端側が上記ア−ム部材3
の前端に軸Bにより枢着されていると共に、後端側が後
述する背もたれ支持部材9の延長部材91に、軸Dによ
り枢着されている。なお、各軸A,B,Dはいずれも水
平な向きで平行である。
【0014】上記座板プレ−ト4は、前記ベ−スブロッ
ク2の受座2bに対向する下面を受座4cとし、両受座
4c,2bの間に、前記軸Bに支持させた合成樹脂製又
は金属製の大略楔状をなす支持ブロック6の上,下面
に、2組の板バネ51と52がそれぞれの前端側51a,5
2aをピン71,72によって止着されていると共に、そ
れぞれの後端側51b,52bを前記受座4c,2bに当接さ
せる姿勢で設けられている。なお、8は前記上,下2組
の板バネ51,52を支持ブロック6に前記ピン71,
72よりも先端側において上下から挟持する態様で拘束
するバインダで、ここでは左,右2枚の支持プレ−ト8
a,8aの上下に、軸Bに平行な拘束軸8b,8cを架
設して成るバインダ8を、その支持プレ−ト8a,8a
を前記軸Bに枢着支持させることによって設けられてい
る。
【0015】板バネ51,52は、それぞれの前端側51
a,52aが、支持ブロック6にピン71,72と拘束バイ
ンダ8によって固定されることにより、後端側51b,52b
を自由端とした板バネとして作用するのである。51cは
板バネ51の後端側51bに形成した弯曲部で、座板プレ−
ト4の裏面の受座4cとのフリクション軽減するための
ものである。
【0016】9は、上部側に背もたれ(図示せず)が取
付けられる背もたれ支持部材で、下部が座板プレ−ト4
の下面にその面に沿った形で位置付けられるように弯曲
延長した形に形成されていると共に、この延長部に断面
略凹状の延長部材91が設けられている。該延長部材9
1は、前記ベ−スブロック2の側壁2dやア−ム部材3
の側壁3aを、ここでは外側から挟むことができるよう
に、この延長部材91の先端側が二又状をなす側壁91a
に形成されている。また、この延長部材91の側壁91a
の先端は、ア−ム部材3との結合をするため軸Aより前
方まで形成されている。
【0017】而して、上記支持部材9は、その延長部材
91の側壁91aの先端側において、ベ−スブロック2に
軸Aにより枢着されたア−ム部材3に、前記軸Aの前方
に形成した長穴Cを通した軸Eによって結合されている
と共に、当該延長部材91の後端側の側壁91aは軸Dに
よって座板プレ−ト4の後端側の側壁4aに枢着結合さ
れている。
【0018】上記機構において、板バネ52の後端側52
bの下面は、ベ−スブロック2の受座2bの上面におい
て、このベ−スブロック2の受座2bに形成したネジ受
10に螺装した調節ネジ11の半球状の頭頂部11aによ
り、下面から支持されている。、11bは前記ネジ11の
下端に設けたネジ回転操作用のノブであるが、このノブ
はレバ−であってもよい。
【0019】上記構成によって、調節ネジ11を回転し
てその頭頂部11aを上方へ進出させると、板バネ52の
後端側52bが座板プレ−ト4側へ押上げられることとな
り、このバネ52の反撥力を強めにすることができる。
【0020】上記のように構成される本発明の一例の機
構は、次のような動作をする。いま、座板プレ−ト4に
設けられた座シ−ト(図示せず)に人が掛けると、その
荷重は、座シ−トを含む座板プレ−ト4にかかるが、こ
のプレ−ト4は板バネ51の撓みに一部吸収されると共
に板バネ52の撓みを介してベ−スブロック2における
受座2bに支持されているので、前記バネ51,52の
反撥力を伴ってベースブロック2に支持される。
【0021】この状態での座板プレ−ト4は、その中間
より少し後方の位置が板バネ51を介してア−ム部材3
に弾撥的に支持されると共に、ア−ム部材3が板バネ5
2を介して受座2bに支持される一方、このプレ−ト4
は、前端がベ−スブロック2に軸Aにより支持されてい
るア−ム部材3の前端側において軸Bにより軸支されて
いること、及び、当該座板プレ−ト4の後端側が、ベー
スブロック2に長穴Cと軸Eを介して支持されている背
もたれ支持部材9の延長部材91の手前側に軸Dを介し
て連結されていることによって、座板プレ−ト4はア−
ム部材3を介在させると共に前記バネ51,52の反撥
力に支持されて軸Aを中心にして当該プレ−ト4の前,
後いずれの側においても沈み込み揺動が可能である。
【0022】前記プレ−ト4の軸Aに関する前後での沈
み込み揺動は、このプレ−ト4が、軸Bにおいて支持ブ
ロック6にピン71,72とバインダ8とにより固定さ
れた板バネ51,52によってベ−スブロック2に弾撥
的に支持されていること、及び、座板プレ−ト4の後端
を軸Dにより支持した背もたれ支持部材9の延長部材9
1の前端側がア−ム部材3にその長穴Cと軸Eを介して
結合されていることにより、背もたれが取付けられる支
持部材9の前,後傾斜動を伴う。
【0023】即ち、座板プレ−ト4がその前端側で沈み
込めば、この沈み込み動作は、ア−ム部材3と一体にな
り、軸Aを中心にして板バネ52の反撥力に抗したア−
ム部材3の前方側での沈み込みと当該プレ−ト4の後方
の持上りを招来すると同時に、この座板プレ−ト4とア
−ム部材3の前方側での沈み込み動作は、背もたれ支持
部材9の延長部材91の前端側の沈み込みと後端側の持
上り動作を招来するので、この支持部材9の立上り部分
が前方へ回動して傾斜することとなり、これらの一連の
動作によって座板プレ−ト4の後方の持上り動作と背も
たれ支持部材9の前傾が同期することとなる。
【0024】一方、座板プレ−ト4がその後端側におい
て沈み込むとき、この沈み込み動作は、ア−ム部材3の
軸Bを中心に作動するので、当該プレ−ト4と背もたれ
支持部材9との連結関係により、この支持部材9の後方
傾斜動作を同期的にもたらす。
【0025】このとき、上記座板プレ−ト4の後半側が
軸Bを中心に下方へ沈み込み動作するのは、ア−ム部材
3の底壁3bがベースブロック2の受座2bの外面に当
接してしまい、当該ア−ム部材3の軸Aを中心とする時
計方向角回転を阻止するからである。尚、上記の同期的
動作は、背もたれ支持部材9に荷重をかけそれを後方に
傾斜させたときも、この傾斜に従動する座板プレ−ト4
の後方側が沈み込むことによりもたらされる。
【0026】上記の図1〜図4により説明した実施例の
本発明機構は、上,下2組の板バネ51,52を、板バ
ネ支持ブロック6に、ピン71,72とバインダ8によ
って固定したものであるが、本発明機構は、上記板バネ
51,52を、一組の板バネをヘアピン状に曲げ、この
ヘアピン状部において支持ブロック6に固定しても、上
記例と同等の作用する揺動機構が得られる。この点につ
いて、図5,図6に拠り説明する。なお、図5,図6に
おいて、図1〜図4と同一符号は同一部材乃至は同一部
分を指すものとする。
【0027】図5,図6の実施例においては、上,下の
板バネ51,52を一の板バネ部材をヘアピン状に曲
げ、このヘアピン状部5Hにおいて板バネ支持ブロック
6を上,下から挟持すると共に、ピン71,72によっ
て上部板バネ51と下部板バネ52のそれぞれの前端側
51a,52aを前記ブロック6に固定することにより、先の
実施例の2組の板バネ51,52と同じ作用が得られる
ように形成されている。ここで、上下部の両板バネ5
1,52はヘアピン状5Hにおいて一体であるから、先
の実施例のバインダ8は原則として不要である。なお、
図5において4bは座板プレ−ト4に形成した前壁であ
る。
【0028】上記の実施例において、板バネ51,52
は、2枚以上の、図示した例では3枚の板バネ部材を積
層して形成した板バネを使用したが、板バネ51,52
は積層構造のものではなくてもよい。この場合、板厚を
固定端と自由端とで連続的に異なるように形成すること
が好ましい。また、積層した板バネ51,52は、各層
の板バネ部材の後端側の長さが順次ずれた形になるよう
に形成して、板バネ51,52の反撥力をその撓み度合
により異なるようにしてもよい。更には、板バネ51,
52の平面からみた幅を、支持ブロック側と後端側と
で、後側端に行くに従って漸減するように形成し、板バ
ネ51,52の反撥力を予め調節してもよい。
【0029】以上のような作動をする本発明機構の構成
部材は、板バネ51,52に、市販品を使用し、また支
柱1,ベースブロック2,ア−ム部材3,座板プレ−ト
4,支持ブロック6、及び、背もたれの支持部材9等の
各部材は、それらの形態がシンプルゆえに金属の鋳造,
鍛造,プレス加工等、或は、合成樹脂の成形などのいず
れかの手段により容易に製造することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、座板プレ
−トを、その前端をベ−スブロックに枢着したア−ム部
材に、また後端側を背もたれ支持部材を介して前記ア−
ム部材に、それぞれ連結することにより、その前後にお
いて揺動可能に支持形成すると共に、このような作動が
許容される座板プレ−トに、背もたれが取付けられる支
持部材が連結され、かつ、該支持部材が前記ア−ム部材
に長穴を通した軸により連結されているから、椅子に掛
けた人の姿勢に応じた座板プレ−トの傾斜とこれに連動
する背もたれ側の傾斜、或は、背もたれの傾斜に対応連
動した座板プレ−トの傾斜を円滑に実現することがで
き、しかも、このような動作をするための機構は部品点
数が少なくシンプルであるから、製造する上でも有利で
ある。
【0031】特に、本発明における座板プレ−トの前後
での沈み込み動作は、このプレ−トとベ−スブロックの
間に介装させた板バネの反撥力による緩衝を伴う作動で
あるから、座板プレ−トに人が掛けた前傾又は後傾姿勢
に円滑かつ柔軟に従動できるという固有の特性を示す。
また、板バネによる緩衝機構であるから、上下方向に嵩
張ることが少なく、従って、椅子の座板の下面に、座板
と背もたれを連動させる機構を、下側への出張りを少な
くして外見上スマ−トな態様に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の揺動機構の一例に荷重がかからない状
態の側断面図。
【図2】図1の機構の座板プレ−トの後方側が最も沈み
込み、且つ、背もたれ取付部材が最も後方へ傾いた状態
の側断面図。
【図3】図1の機構の前傾状態の側断面図。
【図4】図1の機構の全体の構成を示す斜視図。
【図5】本発明揺動機構の他の例の側断面図。
【図6】図5の機構の全体を示す斜視図。
【符号の説明】
1 支柱 2 ベ−スブロック 3 ア−ム部材 4 座板プレ−ト 51,52 板バネ 6 板バネ支持ブロック 71,72 ピン 8 拘束バインダ 9 背もたれの支持部材 A,B,D,E 水平な軸 C 長穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子における脚支柱1の上端部に、ほぼ
    水平な向きでベ−スブロック2を取付け、このベ−スブ
    ロック2における前記支柱1より前方に、後部側が前記
    支柱1の上端近くに水平な軸Aで枢着され、かつ、この
    軸Aを中心に前方への沈み込み動作が許容されたア−ム
    部材3を前記ブロック2の先端部より前方へ突出させて
    設けると共に、このア−ム部材3の先端部に、座板プレ
    −ト4の先端部を水平な軸Bにより枢着し、かつ、この
    プレ−ト4の下面と前記ブロック2の上面の間に、当該
    プレ−ト4とベ−スブロック2を互に離反させる側に反
    撥力が作用する板バネ51,52を前記軸Bに支持させ
    た板バネ支持ブロック6に支持させて配設する一方、背
    もたれが取付けられる背もたれ支持部材9の下端側を前
    記座板プレ−ト4の下面側に延長形成し、当該支持部材
    9の延長部91の中間を座板プレ−ト4の後端部に水平
    な軸Dを通して枢着すると共に、前記延長部91の前端
    部を、前記ア−ム部材3に形成した長穴Cを通して当該
    ア−ム部材3に水平な軸Eにより枢着したことを特徴と
    する椅子の座板と背もたれの揺動機構。
  2. 【請求項2】 板バネ51,52は、座板プレ−ト4の
    側の板バネとベ−スブロック2側の板バネを、夫々別体
    の板バネ部材により形成し、支持ブロック6に止着した
    請求項1の椅子の座板と背もたれの揺動機構。
  3. 【請求項3】 板バネ51,52は、一体の板バネ部材
    によって形成し、その支持ブロック6にヘアピン状に曲
    げた部分において止着した請求項1の椅子の座板と背も
    たれの揺動機構。
  4. 【請求項4】 板バネ51,52は、2枚以上の板バネ
    部材を積層した請求項1〜3のいずれかの椅子の座板と
    背もたれの揺動機構。
  5. 【請求項5】 板バネ51,52は、支持ブロック6の
    側に比べその反対側の幅員を小さくした請求項1〜4の
    いずれかの椅子の座板と背もたれの揺動機構。
JP6254446A 1994-09-22 1994-09-22 椅子の座板と背もたれの揺動機構 Pending JPH0889359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6254446A JPH0889359A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 椅子の座板と背もたれの揺動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6254446A JPH0889359A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 椅子の座板と背もたれの揺動機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0889359A true JPH0889359A (ja) 1996-04-09

Family

ID=17265125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6254446A Pending JPH0889359A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 椅子の座板と背もたれの揺動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0889359A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008000295A1 (de) 2006-06-30 2008-01-03 Eckhard Hansen Sitzmöbel
KR100858161B1 (ko) * 2008-03-14 2008-09-10 오승영 의자의 틸팅 장치
ITTV20090173A1 (it) * 2009-09-09 2011-03-10 L & P Property Management Co Dispositivo per la regolazione della tensione di uno schienale, particolarmente per sedie.
US11096497B2 (en) 2015-04-13 2021-08-24 Steelcase Inc. Seating arrangement
US11109683B2 (en) 2019-02-21 2021-09-07 Steelcase Inc. Body support assembly and method for the use and assembly thereof
JP2022513431A (ja) * 2018-11-20 2022-02-08 宣禹實業股▲分▼有限公司 椅子類のための同期機構及び椅子類
US11259637B2 (en) 2015-04-13 2022-03-01 Steelcase Inc. Seating arrangement
US11324325B2 (en) 2015-04-13 2022-05-10 Steelcase Inc. Seating arrangement
EP4000464A1 (de) * 2020-11-11 2022-05-25 Bock 1 GmbH & Co. KG Schwenkmechanik
US11357329B2 (en) 2019-12-13 2022-06-14 Steelcase Inc. Body support assembly and methods for the use and assembly thereof
EP4162840A1 (de) * 2021-10-08 2023-04-12 BOCK 1 GmbH & Co. KG Mechanik für ein sitzmöbel, insbesondere für einen bürostuhl

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008000295A1 (de) 2006-06-30 2008-01-03 Eckhard Hansen Sitzmöbel
KR100858161B1 (ko) * 2008-03-14 2008-09-10 오승영 의자의 틸팅 장치
ITTV20090173A1 (it) * 2009-09-09 2011-03-10 L & P Property Management Co Dispositivo per la regolazione della tensione di uno schienale, particolarmente per sedie.
US11259637B2 (en) 2015-04-13 2022-03-01 Steelcase Inc. Seating arrangement
US11324325B2 (en) 2015-04-13 2022-05-10 Steelcase Inc. Seating arrangement
US11096497B2 (en) 2015-04-13 2021-08-24 Steelcase Inc. Seating arrangement
US11553797B2 (en) 2015-04-13 2023-01-17 Steelcase Inc. Seating arrangement
US11963621B2 (en) 2015-04-13 2024-04-23 Steelcase Inc. Seating arrangement
JP2022513431A (ja) * 2018-11-20 2022-02-08 宣禹實業股▲分▼有限公司 椅子類のための同期機構及び椅子類
US11109683B2 (en) 2019-02-21 2021-09-07 Steelcase Inc. Body support assembly and method for the use and assembly thereof
US11910934B2 (en) 2019-02-21 2024-02-27 Steelcase Inc. Body support assembly and methods for the use and assembly thereof
US11602223B2 (en) 2019-02-21 2023-03-14 Steelcase Inc. Body support assembly and methods for the use and assembly thereof
US11357329B2 (en) 2019-12-13 2022-06-14 Steelcase Inc. Body support assembly and methods for the use and assembly thereof
US11786039B2 (en) 2019-12-13 2023-10-17 Steelcase Inc. Body support assembly and methods for the use and assembly thereof
US11805913B2 (en) 2019-12-13 2023-11-07 Steelcase Inc. Body support assembly and methods for the use and assembly thereof
EP4000464A1 (de) * 2020-11-11 2022-05-25 Bock 1 GmbH & Co. KG Schwenkmechanik
EP4162840A1 (de) * 2021-10-08 2023-04-12 BOCK 1 GmbH & Co. KG Mechanik für ein sitzmöbel, insbesondere für einen bürostuhl

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6641000B2 (ja) 椅子の構造及び椅子
JP3330145B2 (ja) 椅子の背,座部の連動支持機構
JP3136280B2 (ja) 椅 子
KR101661949B1 (ko) 의자의 시트와 등받이를 동기화하는 장치
US20100244521A1 (en) Chair
JP2000079034A (ja) 椅 子
JPH0470004B2 (ja)
JPH0595823A (ja) 椅子における背もたれ用シエル構造体
JPH0889359A (ja) 椅子の座板と背もたれの揺動機構
JP2008538945A (ja) シンクロ機構
JP6978433B2 (ja) 椅子
JP2003024175A (ja) 椅子の背もたれの支持機構
JP4792234B2 (ja) 椅子
JP2003079472A (ja) ロッキング椅子及びそのベース
JP2538278Y2 (ja) 椅 子
JP2535602Y2 (ja) 車両用シートにおけるクッションの支持構造
JPH07246123A (ja) 椅子の座板と背もたれの揺動機構
JP3678799B2 (ja) 椅子
JPH0618534Y2 (ja) 椅子における緩衝力調節機構
JPH0449958Y2 (ja)
JPH09206156A (ja) 椅 子
KR20100067912A (ko) 요추를 지지하는 돌출가능한 등받이판이 구비된 의자
JP3100353B2 (ja) 椅 子
JPH08205950A (ja) 椅子の座板と背もたれの揺動機構
JP3221843B2 (ja) 椅 子