JPH088899B2 - 暖房便座の温度制御装置 - Google Patents

暖房便座の温度制御装置

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JPH088899B2
JPH088899B2 JP61281429A JP28142986A JPH088899B2 JP H088899 B2 JPH088899 B2 JP H088899B2 JP 61281429 A JP61281429 A JP 61281429A JP 28142986 A JP28142986 A JP 28142986A JP H088899 B2 JPH088899 B2 JP H088899B2
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JP
Japan
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temperature
toilet seat
heater
room temperature
output value
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Expired - Lifetime
Application number
JP61281429A
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JPS63132621A (ja
Inventor
政則 小屋本
恭男 前田
正樹 堀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明は便器における便座を暖める暖房便座の温度制
御装置に関するものである。
【背景技術】
便座を暖めるにあたっては、便座の温度を制御しなく
てはならないが、従来における温度制御は、便座の温度
をセンサで検出して、この検出出力を制御回路へフィー
ドバックさせることで行なっていた。ところでこのフィ
ードバック制御においては、設定温度に対して上限と下
限とを設けることでチャタリングを防止する必要がある
が、便座の実際の温度の変化幅はこのヒステリシスより
も更に大きくなるために、使用者にしてみれば、時には
暖か過ぎ、時には冷たく感じてしまうという問題点を有
している。 すなわち、第4図に示すように、便座の温度が上昇し
て設定温度の上限であるa点に達すれば、制御回路は便
座に組み込んだヒータをオフとするものの、予熱で便座
の温度はしばし設定温度の上限値をオーバーし、この
後、温度が徐々に下がる。また設定温度の下限であるb
点に達すれば、制御回路はヒータをオンとするが、便座
の温度はすぐには上昇しないために、設定温度の下限値
を下回る状態がしばし生ずる。便座の温度の実制御幅が
設定温度のヒステリシスより大きくなる。温度センサの
感度のこともあって、ヒステリシスの範囲を小さくとる
ことができないことを考えれば、実制御幅はかなりの範
囲をもったものとなり、これが上記の問題点を招いてい
るわけである。 また、便座の温度を検出する温度センサにしても、そ
の設置位置に応じて、ヒータの熱的影響度が異なってく
るために、検出温度にばらつきが生じやすく、便座の表
面温度を適切に検出することは難しい上に、開閉される
便座と制御部との間の配線にも困難がある。
【発明の目的】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは便座の温度幅が小さくて温冷感が
なく、快適な使用感を使用者に与えることができる暖房
便座の温度制御装置を提供するにある。
【発明の開示】
しかして本発明は、室温を検知する室温センサと、温
度設定部と、温度設定部による温度設定レベルに対応す
る温度に保持するのに必要なヒータ出力値を室温のレベ
ル毎に予め保持した記憶テーブルと、室温及び温度設定
レベルの値からこれに対応するヒータ出力値を読み込ん
でこの出力値で便座に配されたヒータを動作させる制御
回路とから成ることに特徴を有するものであり、室温と
設定レベルとに応じてヒータ出力を定めることで、便座
の温度が一定となるようにしたものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の温度制御装置は、第1図に示すように、室温を検知す
る室温センサ2と、温度設定を行なうための温度設定部
3と、室温及び温度設定レベルとに応じたヒータ出力値
を予め保持している記憶テーブル4と、これらが接続さ
れているとともにヒータ駆動回路5を介して便座に配さ
れたヒータ6の動作を制御する制御回路1とから構成さ
れている。 ここにおける上記記憶テーブル4は、便座の温度をTx
℃とする設定レベルRxにあり且つ室温がTr℃ならば、便
座の温度をTx℃とするにはどれだけのヒータ出力値Prx
としておけばよいのかを、何段階かに分けた室温と設定
レベルとの組み合わせに応じて予め保持しているもので
あって、制御回路1はこの記憶テーブル4に納められた
ヒータ出力値Prxを元に、ヒータ駆動回路5を介しデュ
ーティー制御によりヒータ6の出力値の制御を行なう。 すなわち、室温センサ2からA/Dコンバータ7を通じ
て取り込んだ室温Tr℃のデータと、温度設定部3から取
り込んだ設定レベルRxのデータとから、制御回路1は両
データに対応するヒータ出力値Prxを記憶テーブル4か
ら取り出し、そしてヒータ駆動回路5に対し、一デュー
ティサイクルt1中のオン信号期間t2が得られたヒータ出
力値Prxに応じたものとなっている制御信号を送り、ヒ
ータ駆動回路5では上記のオン信号期間t2中だけ、ヒー
タ6に出力電流を供給するのである。第3図に制御信号
とヒータへの出力電流の各波形を示す。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、温度設定部による温
度設定レベルに対応する温度に保持するのに必要なヒー
タ出力値を室温のレベル毎に予め保持した記憶テーブル
を有して、室温及び温度設定レベルの値からこれに対応
するヒータ出力値を記憶テーブルから読み込んでこの出
力値で便座に配されたヒータを動作させることから、便
座は室温に関係なく設定レベルに応じた所定の温度に保
持されるものであって、温冷感のない快適な暖房を行な
えるものであり、また便座の温度ではなく、急激な変化
のない室温を元に制御を行なっているために、センサと
してコストの高い高感度のものを使用しなくともよく、
更にセンサの設置場所は室温を検出することができると
ころであればよいために、その設置場所の微妙な差によ
って制御結果が大きく変化するというようなこともな
く、センサの設置も容易なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のブロック回路図、第2図は同
上の動作説明図、第3図は同上の動作を示すタイムチャ
ート、第4図は従来例の動作を示すタイムチャートであ
って、1は制御回路、2は室温センサ、3は温度設定
部、4は記憶テーブル、6はヒータを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温を検知する室温センサと、温度設定部
    と、温度設定部による温度設定レベルに対応する温度に
    保持するのに必要なヒータ出力値を室温のレベル毎に予
    め保持した記憶テーブルと、室温及び温度設定レベルの
    値からこれに対応するヒータ出力値を読み込んでこの出
    力値で便座に配されたヒータを動作させる制御回路とか
    ら成ることを特徴とする暖房便座の温度制御装置。
JP61281429A 1986-11-26 1986-11-26 暖房便座の温度制御装置 Expired - Lifetime JPH088899B2 (ja)

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JPS63132621A JPS63132621A (ja) 1988-06-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010041443A1 (ja) * 2008-10-08 2010-04-15 パナソニック株式会社 便座装置

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JPS5975022A (ja) * 1982-10-22 1984-04-27 松下電器産業株式会社 便座暖房の温度制御装置
JPS60105726A (ja) * 1983-11-11 1985-06-11 東陶機器株式会社 衛生洗浄装置

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