JPH0884756A - 同時ブレーキ装置 - Google Patents

同時ブレーキ装置

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JPH0884756A
JPH0884756A JP6248547A JP24854794A JPH0884756A JP H0884756 A JPH0884756 A JP H0884756A JP 6248547 A JP6248547 A JP 6248547A JP 24854794 A JP24854794 A JP 24854794A JP H0884756 A JPH0884756 A JP H0884756A
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JP
Japan
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brake
wire
case
braking device
slide shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP6248547A
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English (en)
Inventor
Kenzo Kasai
葛西健造
Toshiyuki Imamichi
今道敏之
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Aprica Kassai KK
Original Assignee
Aprica Kassai KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトに構成でき、ひいてはブレーキ構
造全体の省スペース化を達成できる同時ブレーキ装置を
提供する。 【構成】 左右一対の後車輪15と、各後車輪15に対
応して設けられるとともに、左右のブレーキレバー45
にその一端が連結されたワイヤ46の上方への移動によ
り作動するブレーキ機構50とを備えた歩行補助器1に
おいて、各ブレーキ機構50を同時に作動させるための
同時ブレーキ装置70を構成する。この場合に、各ブレ
ーキ機構50と各ブレーキレバー45との間に配置さ
れ、左右のワイヤ46a,46bの各一部を収納するケ
ース71と、左右方向スライド自在なスライド軸74
と、該スライド軸74に各々回転自在に支持されるとと
もに、左右のワイヤ46a,46bが交叉しつつ巻き掛
けられるプーリ77,78とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同時ブレーキ装置に関
し、詳細には、歩行補助器や乳母車等の手押し車におい
て、その左右の車輪に同時にブレーキを働かせるための
同時ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】たとえば歩行補助器は、
主に老齢者や下肢の不自由な身体障害者等の歩行の補助
を行うためのものであり、一般に、上端に手摺部が形成
され下端に前車輪を有する左右一対の前脚フレームと、
その後方に配置され下端に後車輪を有する左右一対の後
脚フレームと、前脚,後脚フレーム間に配置した横フレ
ームに取り付けられた座席部とから主として構成されて
いる。使用の際には、使用者が、手摺部によって体の一
部を支えた状態で、歩行補助器を押しながら歩行を行
う。
【0003】しかしながら、従来の歩行補助器には、一
般にブレーキ機構が設けられておらず、このため、スロ
ープのある場所では使用しにくいという問題がある。そ
の一方、老齢者は一般に握力が弱いため、一方のブレー
キレバーを引いたときに左右両方のブレーキ機構が同時
に作動するような同時ブレーキ装置を備えたものが好ま
しい。
【0004】また、歩行補助器においては、部品点数の
削減,軽量化材料の採用,構造の簡略化等による軽量
化,コンパクト化および省スペース化の要請がある。そ
こで、このような要請を考慮しつつ、同時ブレーキ装置
を含むブレーキ構造全体を構築する必要がある。
【0005】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、コンパクトに構成でき、ひいてはブレ
ーキ構造全体の省スペース化を達成できる同時ブレーキ
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る同
時ブレーキ装置は、左右一対の車輪と、該各車輪に対応
して設けられるとともに、左右のブレーキレバーに各々
その一端が連結された左右のワイヤの上方への移動によ
り作動するブレーキ機構とを備えた手押し車において、
前記各ブレーキ機構を同時に作動させるための同時ブレ
ーキ装置であって、前記各ブレーキ機構と各ブレーキレ
バーとの間に配置され、前記各ワイヤの一部をそれぞれ
収納するケースと、前記ケース内に左右方向スライド自
在に収納されたスライド軸と、前記ケース内において前
記スライド軸上に並設されかつ該スライド軸に各々回転
自在に支持されるとともに、前記左右のワイヤが交叉し
つつそれぞれ巻き掛けられた第1,第2のプーリとを備
えたことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明に係る同時ブレーキ装置
は、請求項1において、前記ケースには、前記スライド
軸を支持するための左右方向に延びる溝部が形成されて
いることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明に係る同時ブレーキ装置
は、請求項1において、前記各ブレーキレバーの下方に
おいて前記各ワイヤの途中部分には、前記ワイヤが挿通
するとともに、上下方向回動自在に設けられ、下方への
回動にともなって下方への突出量が増すようなカム面を
有する左右のサイドブレーキレバーが設けられ、該サイ
ドブレーキレバーの下方において前記ワイヤの周囲に
は、該ワイヤを上下動可能に収納するアウタチューブが
設けられ、該アウタチューブの上端は前記サイドブレー
キレバーの前記カム面に当接し、その下端は前記ケース
に連結されて下方への移動が規制されていることを特徴
としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、たとえば左側のブレ
ーキレバーを作動させると、左側のワイヤが引き上げら
れ、同時ブレーキ装置内の第1のプーリを介して左側の
ブレーキ機構が作動して左側のブレーキが働く。
【0010】その一方、ケース内では、左側のワイヤが
上方へ移動することにより、該ワイヤが巻き掛けられた
第1のプーリが左方に移動する。すると、該第1のプー
リを支持するスライド軸が左方に移動し、この結果、該
スライド軸に支持された第2のプーリも左方に移動す
る。
【0011】これにより、第2のプーリに巻き掛けられ
た右側のワイヤが上方に移動して、右側のブレーキ機構
が作動し、右側のブレーキが働く。このようにして、左
側のブレーキレバーの作動により、左右両方のブレーキ
を効かせることができる。
【0012】なお、右側のブレーキレバーを作動させた
場合には、ケース内では各プーリおよびスライド軸が右
方に移動することになって、同様に、左右両方のブレー
キが働くことになる。
【0013】このようにして、一方のブレーキレバーの
作動により左右両方のブレーキを効かせることができる
ようになるとともに、スライド軸および各プーリをケー
ス内に一体的にコンパクトに収納したので、省スペース
化を達成することができる。
【0014】請求項2の発明では、ケースに左右方向の
溝部を形成し、該溝部によりスライド軸を支持するよう
にしたので、構造を簡略化して同時ブレーキ装置をコン
パクトに構成でき、しかもスライド軸の左右方向の移動
をスムーズに行わせて、同時ブレーキ装置の作動を円滑
に行わせることができる。
【0015】請求項3の発明によれば、たとえば左側の
サイドブレーキレバーを下方に回動させると、そのカム
面によりアウタチューブの上端が押し下げられる。とこ
ろが、アウタチューブの下端は同時ブレーキ機構のケー
スに連結されて下方への移動が規制されているので、下
方に移動することができず、結局アウタチューブは横方
向にたわむことになる。
【0016】すると、アウタチューブ内のワイヤが、こ
のたわんだアウタチューブに沿うように引き上げられ
る。この結果、同時ブレーキ装置内の第1のプーリを介
して左側のブレーキ機構が作動して左側のブレーキが働
く。
【0017】その一方、ケース内では、左側のブレーキ
レバーを引いた場合と同様に、左側のワイヤが上方へ移
動することにより、第1のプーリ,スライド軸および第
2のプーリが左方に移動する。
【0018】これにより、第2のプーリに巻き掛けられ
た右側のワイヤが上方に移動して、右側のブレーキ機構
が作動し、右側のブレーキが働く。このようにして、左
側のサイドブレーキレバーの作動により、左右両方のサ
イドブレーキを効かせることができる。
【0019】なお、右側のサイドブレーキレバーを作動
させた場合には、ケース内では各プーリおよびスライド
軸が右方に移動することになって、同様に、左右両方の
ブレーキが働くことになる。
【0020】このようにして、一方のサイドブレーキレ
バーを使用した場合にも左右両方のブレーキを効かせる
ことができる。またブレーキレバーおよびケース間に配
設したワイヤの途中部分に、すなわちブレーキライン上
にサイドブレーキおよびアウタチューブを設け、該アウ
タチューブの変形を利用してサイドブレーキを効かせる
ようにしたので、ブレーキ構造全体をコンパクトに構成
でき、省スペース化を達成することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図24は本発明の一実施例による
同時ブレーキ装置を説明するための図であり、図1は前
記同時ブレーキ装置が採用された歩行補助器の全体斜視
図、図2はその左側面図、図3は前面図、図4は背面
図、図5は図2の一部拡大図(開閉装置の正面図)、図
6は図5の VI-VI線断面図、図7および図8は開閉装置
の開閉動作を説明するための図、図9および図10は座
席の開閉動作を説明するための図、図11はキャスタの
拡大図、図12は図11の XII矢視図、図13は図12
の XIII-XIII線断面図、図14はキャスタブラケットの
拡大図、図15はキャスタの変形例の拡大図、図16は
ブレーキレバーおよびサイドブレーキレバー部分の拡大
図、図17はブレーキ機構の内部構造図、図18は図1
7のXVIII-XVIII 線矢視図、図19はブレーキ機構の作
動を説明するための図、図20は同時ブレーキ装置の内
部構造図、図21は図20の XXI-XXI線矢視図、図22
は同時ブレーキ装置の作動を説明するための図、図23
および図24は歩行補助器の使用状態図である。
【0022】なお、ここでは歩行補助器を例にとった
が、本発明による同時ブレーキ装置は他の手押し車、た
とえば乳母車にも同様に適用できる。
【0023】歩行補助器1は、図1ないし図4に示すよ
うに、略上下方向に延びる左右一対の前脚フレーム2
と、該前脚フレーム2の後方(図2右方)に配置された
略上下方向に延びる左右一対の後脚フレーム3と、前脚
フレーム2および後脚フレーム3の各連結部分に配置さ
れ、該歩行補助器を開閉するための左右の開閉装置4と
から主として構成されている。
【0024】前脚フレーム2の下部には回転自在な前車
輪5を有するキャスタ14が、上部には略逆L字状のハ
ンドル6が設けられている。ハンドル6の下部6aは筒
状に形成され、該下部6a内に前脚フレーム2の上部が
挿入されている。前脚フレーム2の上部には長手方向に
複数のねじ穴(図示せず)が形成されており、これらの
ねじ穴には、ハンドル下部6aに取り付けられたノブ7
のねじ部が螺合するようになっている。これにより、ハ
ンドル6の高さ位置を調節できる。またハンドル6の上
部には、たとえばクッション材で構成されたグリップ
(手摺)8が装着されている。
【0025】キャスタ14は、前車輪5を車軸100の
回りに回転自在に支持する二股状のキャスタヨーク10
と、前脚フレーム2の下端に固定され、キャスタヨーク
10を鉛直軸回りに回転自在に支持するキャスタブラケ
ット11とを有している。左右の各キャスタブラケット
11はフロントバー12によって互いに連結されてい
る。またキャスタブラケット11には、キャスタ14を
直進位置で固定するためのキャスタロック部材13が設
けられている。
【0026】後脚フレーム3は回転自在な後車輪15を
下端に有している。後脚フレーム3の上端は開閉装置4
に前後方向回動自在に支持されており、これにより、後
脚フレーム3は、前脚フレーム2から離れた開位置(図
2実線位置)と、前脚フレーム2に接近した閉位置(同
図一点鎖線位置)とをとり得る。また後脚フレーム3に
は該後脚フレーム上をスライド自在なスライド部材16
が設けられており、左右の各スライド部材16はリアバ
ー17によって互いに連結されている。その一方、前脚
フレーム2上には固定部材18が固定されている。スラ
イド部材16,固定部材18間にはサイドバー19が配
置され、該サイドバー19の両端部がスライド部材16
および固定部材18にピン連結されており、サイドバー
19は該各ピン回りを回動自在になっている。
【0027】図5に示すように、開閉装置4はケース2
0を有している。ケース20にはブラケット部21が形
成されており、ケース20は、該ブラケット部21を挿
通する前脚フレーム2上にねじ22により固定されてい
る。またケース20には下方から後脚フレーム3の上部
が挿入され、該後脚フレーム3はピン23を介してケー
ス20に回動自在に連結されている。
【0028】開閉装置4の内部には、図6ないし図8に
示すように、後脚フレーム3を前脚フレーム2から離反
させた展開状態でロックするためのロック部材30が設
けられている。ロック部材30は、略円筒状に形成され
た例えば樹脂製の内筒部材31と、同様に略円筒状に形
成されかつ内筒部材31の外周に摺動自在に嵌合すると
ともに、その先端が後脚フレーム3に当接し得る例えば
樹脂製の外筒部材32と、内筒部材31および外筒部材
32の各内部に嵌装されたコイルばね33とから構成さ
れている。
【0029】内筒部材31下端の基部31aには貫通穴
34が形成され、該貫通穴34内には、ピン23よりも
下方位置においてケース20を挿通するねじ24が挿入
されており、内筒部材31は該ねじ24の回りを回動自
在になっている。これにより、ロック部材30は、後脚
フレーム3を開位置でロックするロック位置(図7)
と、後脚フレーム3を閉位置にし得るロック解除位置
(図8)とをとり得る。
【0030】外筒部材32の先端部32aにはめねじ部
35が形成されている。その一方、ケース20には、略
上下方向に延びるガイド孔36が形成されている。ガイ
ド孔36内には、開閉操作用のつまみ37のねじ部38
が挿入されており、該ねじ部38は前記めねじ部35に
螺合している。またガイド孔36の下端は、コイルばね
33が最も縮退する位置よりも若干下方に配置されてお
り、ガイド孔36は該下端から、開位置(図7)にある
後脚フレーム3に沿いつつ上方に延びている。ガイド孔
36の上部は、内筒部材基部31aの貫通孔34を挿通
するねじ24から離れつつ斜め上方に延びている。
【0031】この構成により、使用者がつまみ37をガ
イド孔36に沿って下方の開側に移動させると、外筒部
材32の先端部32aが後脚フレーム3に当接し、外筒
部材32がコイルばね33を縮退させつつ、ねじ24の
回りを下方に回動する。そして、つまみ37がガイド孔
36の下端に移動したとき、ロック部材30が後脚フレ
ーム3およびねじ24間でロックされる。この結果、後
脚フレーム3が開位置で、すなわち歩行補助器1が展開
状態でロックされることになる(図7参照)。また、こ
のとき、コイルばね33の反発力により、外筒部材先端
部32aが後脚フレーム3に強固に当接することになっ
てロック状態を維持できる。
【0032】一方、つまみ37をガイド孔36に沿って
上方の閉側に移動させると、外筒部材32がねじ24の
回りを上方に回動して、その先端部32aが後脚フレー
ム3から離れる。なお、つまみ37を開側から閉側へ移
動させるときには、縮退していたコイルばね33が伸長
する方向なので、その移動は容易である。つまみ37が
ガイド孔36の上端に移動したとき、使用者が左右のグ
リップ8をつかみ、歩行補助器1を前方に少し倒して後
車輪15を浮かせると、後脚フレーム3が自重で前脚フ
レーム2に接近して前脚フレーム2と略平行状態におか
れる。これにより、後脚フレーム3が閉位置に、すなわ
ち歩行補助器1が折り畳み状態におかれることになる
(図8参照)。
【0033】このように、歩行補助器1を開閉するに
は、つまみ37をガイド孔36に沿って開方向または閉
方向に移動させるだけでよいので、老齢者でも簡単に開
閉作業を行うことができる。
【0034】なお、上記図5ないし図8では、ロック部
材30を内筒部材31,外筒部材32およびコイルばね
33の3つの部材から構成した例を示したが、ロック部
材30は硬質ゴム等の弾性部材により一つの部材から構
成するようにしてもよい。
【0035】また歩行補助器1には、腰受け部9aを有
する座席9が設けられている(図2および図5参照)。
座席9内にはフレーム39が配設されている。一方、開
閉装置4のケース20の内側方(図5紙面奥側)には、
横フレーム40が配置されており、該横フレーム40は
ねじ24を介してケース20に回動自在に連結されてい
る(図6参照)。そして横フレーム40は前記フレーム
39に連結されている。これにより、座席9は、前後方
向に張り出した使用位置(図2実線位置)と、前脚フレ
ーム2側に収納された収納位置(同図一点鎖線位置)と
をとり得る。
【0036】横フレーム40の底部には切欠き40aが
形成されている(図5および図6参照)。切欠き40a
には、横フレーム40が略水平位置すなわち座席9が使
用位置におかれたときに、後脚フレーム3に固定された
係止ピン41が係止するようになっており、これによ
り、座席9に作用する使用者の体重が支えられる。
【0037】またケース20の内側面には、図9および
図10に示すように、テーパ状の突起部42がピン23
により取り付けられている。突起部42は、前脚フレー
ム2側にいくほど突出量が増えており、これは、横フレ
ーム40の上方への回動をスムーズに行わせるととも
に、座席9が収納位置(図9一点鎖線位置参照)にある
ときに横フレーム40が容易に倒れないようにするため
である。
【0038】次に、キャスタ14の詳細について図11
ないし図14を用いて説明する。キャスタヨーク10の
前面側(図11左側)には、上下方向に延びる係合凹部
101が形成されている。またキャスタヨーク10の上
部には平坦面102が形成されており、該平坦面102
の中央部には、キャスタブラケット11の下部に形成さ
れた穴110(図14)内に挿入される略円柱状の挿入
部103が設けられている。
【0039】挿入部103の上部には、上方にいくほど
縮径するテーパ面104が形成されており、該テーパ面
104の先端には略球面状の先端部107が形成されて
いる。テーパ面104の一部および先端部107は、キ
ャスタブラケット11の穴110内に形成された略球面
状の天壁部111(図14)に当接している。このよう
な構成により、キャスタヨーク10およびキャスタブラ
ケット11の位置ずれを防止できるとともに、歩行補助
器1の旋回中に、あるいは凹凸のある路面や砂利道等の
歩行中に、車体の横方向の揺れ(ウォブル)を低減でき
る。また挿入部103のテーパ面104下方には、その
全周に溝105が形成されている。
【0040】キャスタブラケット11の下部には、横断
面略U字状の薄肉のキャスタロック部材13が設けられ
ている。キャスタロック部材13の下部内側には、キャ
スタヨーク10の係合凹部101に係合し得る突起部1
3aが形成されている。またキャスタロック部材13
は、該キャスタロック部材およびキャスタブラケット1
1のピン穴112(図14)を挿通するピン106によ
りキャスタブラケット11に取り付けられ、該ピン10
6の回りを上下方向回動自在になっている。
【0041】これにより、キャスタロック部材13は、
突起部13aが係合凹部101に係合する下方のキャス
タロック位置(図11一点鎖線位置)と、突起部13a
が係合凹部101から外れた上方のキャスタロック解除
位置(同図実線位置)とをとり得る。
【0042】このように、キャスタロック部材13を設
けることにより、キャスタ14を直進位置でロックする
ことができ、これにより、使用者が座席に腰掛けたとき
に歩行補助器1を十分に安定させることができ、また、
凹凸のある路面や砂利道における歩行が容易になる。
【0043】またピン106は、キャスタブラケット1
1の穴110内において挿入部103の溝105内に係
合しており、したがって、キャスタ14の回転時にキャ
スタヨーク10とともに挿入部103が回転すると、ピ
ン106が挿入部103の溝105内を摺動することに
なる。
【0044】このように、キャスタヨーク10,キャス
タブラケット11およびキャスタロック部材13を一本
のピン106で連結することにより、部品点数を削減で
き、構造を簡略化できる。
【0045】なお、上記図11ないし図14では、キャ
スタヨーク10に挿入部を形成し、キャスタブラケット
11に該挿入部が挿入される穴を形成した例を示した
が、これとは逆に、キャスタブラケット側に挿入部を、
キャスタヨーク側に穴を形成するようにしてもよい。
【0046】図15はこのような変形例を示している。
なお、図15において図11と同一符号は同一または相
当部分を示している。図15において、キャスタブラケ
ット11の下部には、下方に延びる挿入部123が設け
られている。挿入部123は、前記実施例の挿入部10
3と同様に、テーパ面122と、その先端の略球面状の
先端部124と、テーパ面122上方に全周に形成され
た溝とを有している。キャスタヨーク10には、挿入部
123が挿入されるとともに、これらテーパ面122お
よび先端部124と当接する穴が形成されている。
【0047】キャスタヨーク10には、キャスタブラケ
ット11の前面側に形成された係合凹部120に係合し
得る突起部13a′を有するキャスタロック部材13′
が設けられている。またキャスタロック部材13′は、
該キャスタロック部材およびキャスタヨーク10を挿通
しかつ挿入部123の溝に係合するピン121を介して
キャスタヨーク10に上下方向回動自在に取り付けられ
ている。この場合においても、図11の場合と全く同様
に、キャスタ14を直進位置でロックすることができる
機構を簡単な構造で実現できる。
【0048】また、各ハンドル6にはそれぞれブレーキ
レバー45が設けられている。各ブレーキレバー45
は、図16に示すように、その端部を挿通するピン95
によりハンドル6に上下方向回動自在に取り付けられて
いる。各ブレーキレバー45には、ワイヤ46の上端が
固定ねじ96により固定されている。ワイヤ46はハン
ドル下部6a内を通って下方に配設されるとともに、同
時ブレーキ装置70(図4)を介して開閉装置4および
後脚フレーム3内を通り(図2および図5参照)、その
下端は、後車輪15に取り付けたブレーキ機構50に連
結されている。
【0049】なお、同時ブレーキ装置70は、一方のブ
レーキレバー45を使用した際に左右両方のブレーキ装
置50が作動するようにするためのものであり、各前脚
フレーム2間に配設されたセンタバー47上に固定され
ている。なお、センタバー47には上部に開口を有する
バッグ90が着脱自在に係止されている。
【0050】開閉装置4の上方においてワイヤ46の周
囲にはアウタチューブ48が設けられている(図2ない
し図5,図16参照)。すなわち、開閉装置4と同時ブ
レーキ装置70との間(A部分)、同時ブレーキ装置7
0とハンドル下部6aとの間(B部分)、およびハンド
ル下部6aとハンドル6との間(C部分)のワイヤ46
の周囲には、該ワイヤ46を上下方向移動可能に収納す
るアウタチューブ48が設けられている。
【0051】そして、上記A部分のアウタチューブ48
の両端部はそれぞれ開閉装置4,同時ブレーキ装置70
の各ケースに固定され、上記C部分のアウタチューブ4
8の両端部はそれぞれハンドル下部6a,ハンドル6略
中央部にそれぞれ固定されている。また上記B部分のア
ウタチューブ48の下端は同時ブレーキ装置70のケー
スに固定され、その上端は、図6に示すように、ハンド
ル下部6aに形成された穴に上下方向スライド自在に挿
入された中空のスライダ98の下部に連結されている。
【0052】また各ハンドル下部6aにはサイドブレー
キレバー49が設けられている。サイドブレーキレバー
49は、図16に示すように、ハンドル下部6aにおい
て上記B部分とC部分との間に配置されており、ピン9
7の回りを上下方向回動自在になっている。またサイド
ブレーキレバー49の下端には下方への回動にともなっ
て下方への突出量が増すようなカム面49aが形成され
ており、該カム面49aにスライダ98の上端が当接し
ている。またサイドブレーキ49には上下方向にワイヤ
46が挿通している。
【0053】この構成により、サイドブレーキレバー4
9を下方に回動させると(図16一点鎖線参照)、カム
面49aによりスライダ98が下方に押されて移動する
結果、アウタチューブ48が横方向にたわみ(同図一点
鎖線参照)、この結果、たわんだアウタチューブ48に
沿うように内部のワイヤ46が上方に引っ張られて、ブ
レーキ装置50が作動するようになっている。なお、図
16において、アウタチューブ48のたわみは説明の便
宜上誇張してある。
【0054】このようにブレーキライン上にサイドブレ
ーキ49を設けることにより、ブレーキ構造全体ひいて
は歩行補助器全体をコンパクトに構成でき、省スペース
化を達成することができる。
【0055】なお、前記同時ブレーキ装置70は、この
サイドブレーキレバー49を使用した場合にも同様に作
動する。すなわち、一方のサイドブレーキレバー49の
使用により左右両方のブレーキ装置50が作動する。
【0056】次に、ブレーキ機構50の詳細について図
17および図18を用いて説明する。ブレーキ機構50
はケース51を有している。ケース51は、後脚フレー
ム3の下部を上方から挿入して取り付けるための取付穴
52と、その下方に隔壁51aを隔てて形成され、スラ
イダ54を上下方向摺動自在に収納する穴53とを有し
ている。なお、後車輪15は、ケース51の下部を挿通
する車軸67によって、ケース51に回転自在に取り付
けられている。
【0057】スライダ54には係止ピン55が固定され
ている。一方、ワイヤ46が後脚フレーム3から隔壁5
1を挿通して穴53内に配設されており、該ワイヤ46
の下端は係止ピン55に係止されている。また穴53内
においてスライダ54の上方には、ばね56が縮設状態
で挿入されており、該ばね56の上端は隔壁51aに、
下端はスライダ54上に圧接している。
【0058】またケース51は穴53の側方に隔室57
を有しており、該隔室57は、後車輪15のボス部68
に対向して配置されている。隔室57と穴53との間に
は両者を連通する上下方向の長孔58が形成されてい
る。スライダ54には、長孔58を通って隔室57側に
突出するボルト59がナット60により取り付けられて
いる。
【0059】隔室57内には、図18に示すように、一
対のブレーキアーム(ブレーキ部材)61,62が設け
られている。各ブレーキアーム61,62の下端は一部
オーバーラップして配置されており、該オーバーラップ
部分およびケース51下部をピン63が挿通している。
各ブレーキアーム61,62はピン63の回りを回動自
在になっており、それぞれ外方に開いた図19に示すよ
うなブレーキ作動位置と、内方に閉じたブレーキ解除位
置(図18)とをとり得る。また、各ブレーキアーム6
1,62の上部の各端面61a,62aは、上方にいく
ほど互いに接近するよう斜め方向に配置されており、各
端面61a,62aの間には、ボルト59が挿入されて
各端面に当接している。
【0060】ブレーキアーム61,62にはそれぞれブ
レーキパッド64,65が装着されている。各ブレーキ
パッド64,65は、各ブレーキアーム61,62がそ
れぞれ外方に回動したとき(図19参照)、後車輪ボス
部68の内周面68aに当接し得る位置に配置されてい
る。
【0061】また各ブレーキアーム61,62の上部
は、引張状態で配設されたばね66により互いに連結さ
れている。このばね66のばね力により、各ブレーキア
ーム61,62はそれぞれ内方に回動する方向に常時付
勢されている。このように、ケース51内にブレーキ装
置50を構成する各部材をコンパクトに収納することに
より、省スペース化を図ることができる。
【0062】次にブレーキ機構50の作動について説明
する。使用者がブレーキレバー45を握って上方に引く
と、アウタチューブ48内のワイヤ46が上方に移動す
る。このとき、上述のようにワイヤ46は同時ブレーキ
装置70を通っているので、左右いずれか一方のブレー
キレバー45を握れば、同時ブレーキ装置70から下方
では左右両方のワイヤ46が上方に移動することにな
る。
【0063】ワイヤ46の移動により、ワイヤ46の下
端に係止された係止ピン55を介してスライダ54がば
ね56のばね力に抗して上方に移動する。このスライダ
56の移動にともない、隔室57内においてボルト59
が各ブレーキアーム61,62の各端面61a,62a
に当接しつつ、上方に移動する。これにより、各端面6
1a,62a間の間隔が徐々に押し拡げられて、各ブレ
ーキアーム61,62がばね66のばね力に抗してそれ
ぞれ外方に回動して開き、ブレーキ位置におかれる(図
19参照)。この結果、各ブレーキアーム61,62の
各ブレーキパッド64,65が後車輪ボス部68の内周
面68aに圧接して、歩行補助器1にブレーキがかかる
ことになる。
【0064】また、ブレーキレバー45を元に位置に戻
すと、ばね56のばね力によりスライダ54が下方に移
動して、ワイヤ46が下方に引き戻される。そして、ス
ライダ54の移動にともないボルト59が下方に移動す
るので、ばね66のばね力により、各ブレーキアーム6
1,62が内方に回動して閉じ、ブレーキ解除位置にお
かれる(図18参照)。この結果、各ブレーキアーム6
1,62の各ブレーキパッド64,65が後車輪ボス部
68の内周面68aから離れたブレーキ解除位置におか
れることになる。
【0065】次に、同時ブレーキ装置70の詳細につい
て図20ないし図22を用いて説明する。図20および
図21に示すように、同時ブレーキ装置70は、二つの
割型ケース71a,71bからなるケース71を有して
いる。ケース71の上部には、左右のワイヤ46a,4
6bをそれぞれ導入するための導入孔72a,72bが
形成され、ケース71の下部には、各ワイヤ46a,4
6bをそれぞれ導出するための導出孔73a,73bが
形成されている。各導入孔72a,72bには、それぞ
れ調節ボルト89を介して左右のアウタチューブ48の
一端が連結されている。調節ボルト89はアウタチュー
ブ48の長さを調節をするためのものである。また各導
出孔73a,73bにはアウタチューブ48の一端が挿
入されている。なお、図20中の85はケース取付用の
孔である。
【0066】ケース71内には、スライド軸74が左右
方向スライド自在に設けられている。図21に示すよう
に、各割型ケース71a,71bの内面には、横方向に
延びかつ互いに対向する溝部75,76がそれぞれ形成
されており、スライド軸74の両端は各溝部75,76
内に支持されている。
【0067】スライド軸74上にはプーリ77,78が
並設されるとともに、各プーリ77,78は該スライ軸
74にそれぞれ回転自在に支持されている。プーリ77
にはワイヤ46aが巻き掛けられており、またプーリ7
8にはワイヤ46bが巻き掛けられている。すなわち、
各ワイヤ46a,46bは、図20の紙面垂直方向から
みて互いに交叉している。
【0068】次に、同時ブレーキ装置70の作動につい
て説明する。使用者がたとえば左側のブレーキレバー4
5または左側のサイドブレーキレバー49を作動させた
場合には、左側のワイヤ46aが引き上げられ、同時ブ
レーキ機構70内のプーリ77を介して左側のブレーキ
装置50内のブレーキアーム61,62が作動して左側
のブレーキが働く。
【0069】その一方、同時ブレーキ機構70内では、
左側のワイヤ46aが上方へ移動することにより、該ワ
イヤが巻き掛けられたプーリ77が回転しつつ左方に移
動する。すると、該プーリ77を支持するスライド軸7
4が各溝部75,76内を左方に移動し、この結果、ス
ライド軸74に支持されたプーリ78も左方に移動す
る。
【0070】これにより、プーリ78に巻き掛けられた
右側のワイヤ46bが上方に移動して、右側のブレーキ
装置50内のブレーキアーム61,62が作動し、右側
のブレーキが働く。このようにして、左側のブレーキレ
バー45または左側のサイドブレーキレバー49の作動
により、左右両方のブレーキを効かせることができる。
【0071】なお、右側のブレーキレバー45または右
側のサイドブレーキレバー49を作動させた場合には、
同時ブレーキ装置70内では各プーリ77,78および
スライド軸74が右方に移動することになって、同様
に、左右両方のブレーキが働くことになる。
【0072】このようにして、一方のブレーキレバー4
5の作動により左右両方のブレーキを効かせることがで
きる。また同時ブレーキ装置70を構成するスライド軸
74および各プーリ77,78をケース71内に一体的
にコンパクトに収納したので、省スペース化を達成する
ことができる。
【0073】次に、歩行補助器1の使用方法について説
明する。使用の際には、図11に示すように、歩行補助
器1を展開状態にするとともに、座席9を前脚フレーム
2側に収納した状態で、使用者Pがグリップ8をつか
み、あるいはグリップ8に腕を載せることにより、体重
の一部をハンドル6で支える。そして、歩行補助器1を
前方に押しながら歩行を行う。なお、この歩行中に座席
9を収納することで、歩行に必要なスペースを削減で
き、狭い場所での歩行が容易になる。
【0074】歩行の途中で使用者Pが休憩をする際に
は、まず左右のサイドブレーキ49を下ろして後車輪1
5にブレーキをかける。次に、キャスタロック部材13
をその先端部を足で踏む等して下方に回動させてキャス
タロック位置におき、左右のキャスタ14を直進位置で
ロックする。この状態から、図12に示すように、座席
9を下ろして使用位置におくことにより、歩行の途中で
座席9を使用して休憩をとることができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明に係る同時ブレーキ
装置では、構成部品であるスライド軸および各プーリを
ケース内に一体的に収納したので、コンパクトに構成で
き、省スペース化を達成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による同時ブレーキ装置が採
用された歩行補助器の全体斜視図。
【図2】前記歩行補助器の左側面図。
【図3】前記歩行補助器の前面図(図2の III矢視
図)。
【図4】前記歩行補助器の背面図(図2のIV矢視図)。
【図5】前記歩行補助器の開閉装置の正面図(図2の一
部拡大図)。
【図6】図5の VI-VI線断面部分図。
【図7】前記開閉装置の開閉動作を説明するための図。
【図8】前記開閉装置の開閉動作を説明するための図。
【図9】前記歩行補助器の座席の開閉動作を説明するた
めの図。
【図10】前記歩行補助器の座席の開閉動作を説明する
ための図。
【図11】前記歩行補助器のキャスタの拡大図。
【図12】図11の XII矢視一部切欠き図。
【図13】図12の XIII-XIII線断面図。
【図14】前記キャスタのキャスタブラケットの拡大
図。
【図15】前記キャスタの変形例の拡大図。
【図16】前記歩行補助器のブレーキレバーおよびサイ
ドブレーキレバー部分の拡大図。
【図17】前記歩行補助器のブレーキ機構の内部構造
図。
【図18】図17のXVIII-XVIII 線矢視図。
【図19】前記ブレーキ機構の作動を説明するための
図。
【図20】前記歩行補助器の同時ブレーキ装置の内部構
造図。
【図21】図20の XXI-XXI線矢視図。
【図22】前記同時ブレーキ装置の作動を説明するため
の図。
【図23】前記歩行補助器の使用状態図。
【図24】前記歩行補助器の使用状態図。
【符号の説明】
1 歩行補助器 5 前車輪 15 後車輪 45 ブレーキレバー 46 ワイヤ 48 アウタチューブ 49 サイドブレーキレバー 49a カム面 50 ブレーキ機構 70 同時ブレーキ装置 71 ケース 74 スライド軸 75,76 溝部 77,78 プーリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の車輪と、該各車輪に対応して
    設けられるとともに、左右のブレーキレバーに各々その
    一端が連結された左右のワイヤの上方への移動により作
    動するブレーキ機構とを備えた手押し車において、前記
    各ブレーキ機構を同時に作動させるための同時ブレーキ
    装置であって、 前記各ブレーキ機構と各ブレーキレバーとの間に配置さ
    れ、前記各ワイヤの一部をそれぞれ収納するケースと、 前記ケース内に左右方向スライド自在に収納されたスラ
    イド軸と、 前記ケース内において前記スライド軸上に並設されかつ
    該スライド軸に各々回転自在に支持されるとともに、前
    記左右のワイヤが交叉しつつそれぞれ巻き掛けられた第
    1,第2のプーリと、を備えた同時ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ケースには、前記スライド軸を支持
    するための左右方向に延びる溝部が形成されている、こ
    とを特徴とする請求項1記載の同時ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記各ブレーキレバーの下方において前
    記各ワイヤの途中部分には、前記ワイヤが挿通するとと
    もに、上下方向回動自在に設けられ、下方への回動にと
    もなって下方への突出量が増すようなカム面を有する左
    右のサイドブレーキレバーが設けられ、 該サイドブレーキレバーの下方において前記ワイヤの周
    囲には、該ワイヤを上下動可能に収納するアウタチュー
    ブが設けられ、該アウタチューブの上端は前記サイドブ
    レーキレバーの前記カム面に当接し、その下端は前記ケ
    ースに連結されて下方への移動が規制されている、こと
    を特徴とする請求項1記載の同時ブレーキ装置。
JP6248547A 1994-09-16 1994-09-16 同時ブレーキ装置 Pending JPH0884756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014133144A (ja) * 2014-02-25 2014-07-24 Yuuba Sangyo Kk 歩行補助車のブレーキ機構

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JP2014133144A (ja) * 2014-02-25 2014-07-24 Yuuba Sangyo Kk 歩行補助車のブレーキ機構

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