JPH0884634A - ヘッドレスト高さ調整装置 - Google Patents
ヘッドレスト高さ調整装置Info
- Publication number
- JPH0884634A JPH0884634A JP24993894A JP24993894A JPH0884634A JP H0884634 A JPH0884634 A JP H0884634A JP 24993894 A JP24993894 A JP 24993894A JP 24993894 A JP24993894 A JP 24993894A JP H0884634 A JPH0884634 A JP H0884634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation slider
- slider
- headrest
- side portions
- adjusting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
組付性を維持しつつ、部品点数を減少させると共に操作
スライダの操作性を向上させる。 【構成】 ヘッドレストポ−ル位置決め用ばね7を基板
部6上の保持溝17、18に保持するようにする一方、
そのヘッドレストポ−ル位置決め用ばね7を覆うよう
に、操作スライダ8を基板部6に摺動可能に保持する。
Description
装置に関する。
6−25555号公報に示すように、筒状のポ−ルガイ
ド部の上端部に基板部をフランジ状に設け、その基板部
上面における保持溝にヘッドレストポ−ル位置決め用ば
ねと操作スライダとを入れ、その操作スライダをスライ
ドさせることにより、前記ばねを拡縮させて、ヘッドレ
ストポ−ルの位置調整を可能とするものがある。このも
のにおいては、ヘッドレストポ−ル位置決め用ばね及び
操作スライダを、基板部上面における保持溝内に上方側
から入れるだけで組込まれることから、ヘッドレストポ
−ル位置決め用ばね等の組付性を向上させることができ
る。
においては、ヘッドレストポ−ル位置決め用ばね等が保
持溝から抜け出ることを防止するために、一般に、該ヘ
ッドレストポ−ル位置決め用ばね等の組付け後、基板部
上にカバーが取付けられる。このため、上記ヘッドレス
ト高さ調整装置においては、前述の部品に加えて、カバ
−が必要となり、部品としては、最低限、ポ−ルガイド
部及び基板部からなる本体、ヘッドレストポ−ル位置決
め用ばね、操作スライダ、カバーを用意しなければなら
ないと認識されている。
る分野で、部品点数を減少させる観点から、見直しが図
られており、上記のような装置においても、その改善が
望まれている。また、上記ヘッドレスト高さ調整装置に
おいては、操作スライダが、基板部の保持溝に組込まれ
る関係上、比較的小さなものとせざるを得ず、これに伴
い、該操作スライダが操作しずらいことは否めない。こ
のため、操作性の観点からの改善も望まれている。本発
明は、上記実情に鑑み、発想を転換してなされたもの
で、その目的は、ヘッドレストポ−ル位置決め用ばね等
の良好な組付性を維持しつつ、部品点数を減少させると
共に操作スライダの操作性を向上させることができるヘ
ッドレスト高さ調整装置を提供することにある。
るために請求項1の発明にあっては、筒状のポ−ルガイ
ド部の上端部にフランジ状に設けられ上面における保持
溝にヘッドレストポ−ル位置決め用ばねを保持する基板
部と、該基板部上にスライド可能に設けられ前記ばねを
拡縮させてヘッドレストポ−ルの位置調整を可能とする
操作スライダと、を備えるヘッドレスト高さ調整装置に
おいて、前記操作スライダが、前記ばねを覆うようにし
て前記基板部に摺動可能に保持されている、構成として
ある。上述の構成により、従来同様、ヘッドレストポ−
ル位置決め用ばねを、基板部上面における保持溝内に上
方側から入れるだけで組込むことができる一方、操作ス
ライダに、本来の機能の他に、ヘッドレストポ−ル位置
決め用ばねの抜け止め用のカバーとしての機能をも持た
せることができることになり、カバーを部品として別途
用意する必要はなくなる。このため、ヘッドレストポ−
ル位置決め用ばねの良好な組付性を維持しつつ、部品点
数の減少を図ることができることになる。しかもこの場
合、操作スライダがカバーを兼ねてヘッドレストポ−ル
位置決め用ばねを覆わなければならない関係上、必然的
に、該操作スライダは大きくなると共に外部に大きく露
出されることになる。このため、このため、操作スライ
ダの操作性を向上させることができることになる。
明にあっては、請求項1において、前記基板部が前記操
作スライダの両側部を包込んでいて、該基板部と該操作
スライダの両側部とが摺動可能に嵌合されている、構成
としてある。上述の構成により、前述の請求項1の発明
と同様の作用を生じる他に、基板部が操作スライダの両
側部を包込んで、該基板部と該操作スライダの両側部と
が摺動可能に嵌合関係を有することから、基板部が操作
スライダを円滑にガイドすることは勿論、基板部と操作
スライダの切れ目を上方から見ることができることにな
り、基板部に対する操作スライダの相対的なスライド状
態を視認することができることになる。このため、ヘッ
ドレストポ−ルの位置決め作業を確実且つ迅速に行うこ
とができることになる。
明にあっては、請求項2において、前記操作スライダの
両側部の厚みが該操作スライダの他の部分における厚み
に比べて薄くされている、構成としてある。上述の構成
により、前述の請求項2の発明と同様の作用を生じる他
に、操作スライダの両側部の厚みが該操作スライダの他
の部分における厚みに比べて薄くされていることから、
基板部が操作スライダの両側部を包込むようにして保持
するとしても、当該装置の頂面を面一とすることができ
ることになる。このため、美的観点から好ましくするべ
く、該頂面に段差を形成しないようにすることができる
ことになる。
明にあっては、請求項1において、前記操作スライダの
両側部が前記基板部の両側部に回り込んでいて、該操作
スライダの両側部と該基板部の両側部とが摺動可能に嵌
合されている、構成としてある。上述の構成により、前
述の請求項1の発明と同様の作用を生じる他に、操作ス
ライダの両側部が基板部の両側部に回り込んで、該操作
スライダの両側部と該基板部の両側部とが摺動可能に嵌
合関係を有することから、それらの関係に基づき、操作
スライダがガイドされることは勿論、上方側からは操作
スライダのみが目視されることになる。このため、ヘッ
ドレストポ−ルの位置決め作業の確実性を確保しつつ、
美的観点から好ましくするべく、操作スライダと基板部
との切れ目を上方側から見えにくくすることができるこ
とになる。
明にあっては、請求項4において、前記基板部の両側部
の厚みが該基板部の他の部分における厚み対して薄くさ
れている、構成としてある。上述の構成により、前述の
請求項4の発明と同様の作用を生じる他に、基板部の両
側部の厚みが該基板部の他の部分における厚み対して薄
くされていることから、操作スライダの両側部が該基板
部の両側部に回り込むとしても、基板部下面側を面一と
することができることになる。このため、美的観点から
好ましくするべく、該基板部下面側に段差を形成しない
ようにすることができることになる。
明にあっては、請求項2〜5のいずれかにおいて、前記
基板部の上面又は前記操作スライダの内面のいずれか一
方に突起爪部が突設され、前記基板部の上面又は前記操
作スライダの内面の他方には、前記突起爪部を嵌合して
前記操作スライダと前記基板部との相対変位動方向に一
定範囲において変位動することを許容する長穴が形成さ
れている、構成としてある。上述の構成により、基板部
と操作スライダとの保持関係に基づき、操作スライダが
基板部上方に離間することが規制されている一方、突起
爪部が長穴に嵌合状態にあることから、操作スライダが
スライド方向にスライドして基板部から抜け出ようとし
ても、突起爪部が長穴の内端壁に当接して一定範囲以上
の操作スライダのスライドが規制されることになる。こ
のため、操作スライダがスライド方向に基板部から抜け
出ることを防止することができることになる。
明にあっては、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記
操作スライダは、ヘッドレストポ−ルの位置調整を可能
とするスライド方向が車体後方側に向うように設定され
ている、構成としてある。上述の構成により、当該装置
が取付けられるシ−トに座る乗員自身が、当該シ−ト側
から、操作スライダのスライド操作を簡単に行うことが
できることになる。このため、これに伴って、当該乗員
がヘッドレストポ−ルの位置調整を容易に行うことがで
きることになる。
する。図1において、1はシ−トバックで、該シ−トバ
ック1の上端部にはヘッドレスト2が設けられている。
ヘッドレスト2は、その下部において一対のポ−ル3を
有しており、その一対のポ−ル3は、本実施例に係るヘ
ッドレスト高さ調整装置4を介して、前記シ−トバック
1上端部から該シ−トバック1内部にそれぞれ組込まれ
る。
2、図3に示すように、ポ−ルガイド部5と、基板部6
と、ポ−ル位置決め用ばね7と、操作スライダ8とから
構成されている。
6に示すように、樹脂成形により円筒状とされて、その
貫通孔9に前記ポ−ル3が挿通されるようになっている
一方、その外周に係止爪10等が一体的に設けられる構
成とされており、使用に際しては、該ポ−ルガイド部5
は、シ−トバック1の上端部から該シ−トバック1内部
に埋め込まれて、該シ−トバック1内部のフレ−ム(図
示略)に前記係止爪10等を用いて保持されることにな
っている。
に、前記ポ−ルガイド部5の上端部において、該ポ−ル
ガイド部5と共に一体的に樹脂成形されている。この基
板部6はポ−ルガイド部5の上端部にフランジ状に設け
られて、該ポ−ルガイド部5の上端部外周縁部から径方
向外方に張り出されており、その外周縁部の形状は、図
7に示すように、前部6aが直線状とされている一方、
その前部6aから後部6bにかけてが滑らかな円弧状を
もって形成されている。
部11と、突起爪部12と、一対の起立壁部13とを一
体的に有している。
右両側部6c、6dとを除き、凹所14が全体的に形成
されており、その凹所底部14aは後部6b上面に比べ
て前記ポ−ル位置決め用ばね7の厚み(径)程度低くさ
れている。この凹所底部14aには、上面部11の中央
部において前記ポ−ルガイド部5の貫通孔9が開口され
ている一方、その周囲において、第1、第2案内突部1
5、16が突設されている。
6aと貫通孔9との間に位置されており、その第1案内
突部15は、基板部右側部6dよりやや離れた位置から
左側部6cに向けて延びている。この第1案内突部15
の前面部15aは、基板部前部6aから一定距離L離間
された状態で直線状に延ばされ、第1案内突部15の後
面部15bは、貫通孔9近傍においては該貫通孔9に沿
わされる一方、その他の部分においては直線状に延ばさ
れている。
5よりも基板部後部側6bにおいて、貫通孔9と凹所1
4の左内壁14bとの間に位置されており、その第2案
内突部16は基板部後部6b側に延びている。この第2
案内突部16は、前記第1案内突部15の後面部15b
に対向する領域において、該後面部15bに平行な前面
部16aを備えており、その第1案内突部後面部15b
と第2案内突部前面部16aとは第1保持溝17を構成
することになっている。また、第2案内突部16の左側
面部16cは凹所14の後内壁14cより多少手前まで
直線状に延びており、その左側面部16cと凹所左内壁
14bとは第2保持溝18を構成することになってい
る。さらに、第2案内突部16の後面部16bは、貫通
孔9側において、凹所後内壁14cに対して傾斜されて
おり、その傾斜は、基板部後部6b側に向うに従って左
右長さ(図7中、左右長さ)が狭まることになってい
る。
において、前記上面部11上に突設されており、その突
起爪部12は、その外側面が垂直面12aとされ、その
突起爪部12の内側面は、基板部後部6b側に向うに従
って基板部後部6b上面から上方に向うように傾斜され
る傾斜面12bとされている。
側部6c、6dにおいてそれぞれ起立され、その各起立
壁部13の上端部は、対向する起立壁部13に向うよう
に折曲されている。この起立壁部13は、その外側面が
前記基板部6の外周縁部に沿って滑らかな曲面をもって
形成されている一方、その一対の起立壁部13の内側面
は、基板部前部6aから後部6bに向かって互いに平行
に延ばされ、これにより、ガイド溝19が構成されるこ
とになっている。
4、図6に示すように、前記上面部11における凹所1
4内に配設されている。このばね7は、略U字状とされ
ており、その一端部7aが前記第1案内突部後面部15
bに沿わせられると共に前記第1保持溝17に嵌合さ
れ、その方向変換部7bが前記第2保持溝18に嵌合さ
れている。一方、ばね7の他端部7cは、凹所後内壁1
4cから離間するように曲げられた後、一対の起立壁部
13の並設方向に延びて貫通孔9開口の一部を横切るこ
とになっている。これにより、ばね他端部7cは、一端
部7a及び方向変換部7bを支点として、該一端部7a
に対して接近離間(拡縮)することになっている。
ように、前記基板部6上において、該基板部6に摺動可
能に保持されている。この操作スライダ8は、樹脂成形
により、板状とされて一対の起立壁部13間全体を埋め
る形状とされており、その外周縁部形状は、前部8aが
前記基板部6の外周縁部前部6a形状に対応して直線状
とされ、後部8bが該基板部6の外周縁部後部6b形状
に対応して湾曲され、両側部8c、8dが互いに平行な
直線状をもって該前部8aと該後部8bとを結んでい
る。この操作スライダ8は、その上面及び下面が平坦面
とされており、その下面から上面にかけての前部8a及
び後部8bは、図6に示すように、滑らかな曲面とされ
ている。また、この操作スライダ8の両側部8c、8d
の厚みは他の部分(中央部等)における厚みよりも薄く
され、その両側部8c、8dと他の部分との間に段差が
形成されることになっている。
持は、操作スライダ8の両側部8c、8dと前記一対の
ガイド溝19との摺動可能な嵌合関係により行われてい
る。このとき、起立壁部13の上端部が操作スライダ8
の一段低い側部8c(8d)上に包込むように乗るた
め、図2に示すように、一対の起立壁部13(基盤部
6)と操作スライダ8との間に切れ目20が形成される
ものの、一対の起立壁部13上端部と操作スライダ8と
は面一とされ、該両者13、8が構成する頂面には段差
が形成されないことになっている。
長孔21が形成されている。この長孔21は、その長径
が操作スライダ8のスライド方向に向けられており、そ
の長孔21には、操作スライダ8が多少スライドして
も、前記貫通孔9の開口が含まれるように臨んでいる。
壁22、長穴23、突部24が設けられている。上記ス
トッパ壁22は、操作スライダ8の前部下面から全体的
に垂下されており、このストッパ壁22は、操作スライ
ダ8が基板部後部6b側にある程度スライドしたとき、
前記第1案内突部前面部15aに当接することになって
いて、それ以上のスライドが規制されることになってい
る。上記長穴23は、前記基板部後部6b下面におい
て、その延び方向を操作スライダのスライド方向に向く
ようにして形成されており、その長穴23には前記突起
爪部12が操作スライダ8のスライド方向に変位動可能
に嵌合されている。そして、操作スライダ8の前・後部
8a、8bと基板部6の前・後部6a、6bとが互いに
重なったとき(位置が一致したとき)、長穴23の外側
内端23aが突起爪部12の垂直面12aに当接して、
基板部6の前部6a側への操作スライダ8のスライドが
規制されることになっている。上記突部24は、前記凹
所14の右内壁14dと前記貫通孔9開口との間であっ
て前記ばね7の一端部7aと他端部7cとの間に位置し
て、該他端部7c先端部に当接されており、これによ
り、操作スライダ8は、長穴23の外側内端23aと突
起爪部12とが当接する方向、すなわち基板部6の前部
6a側に付勢されている。
は、図1に示すように、一つのシ−トに対して2つ用意
され、その2つのヘッドレスト高さ調整装置4は、操作
スライダ8の前部8aを車体前方に向けつつシ−トバッ
ク上端部に一定間隔をあけてそれぞれ組付けられる。す
なわち、各ヘッドレスト高さ調整装置4は、ポ−ルガイ
ド部5がシ−トバック1の上端部から該シ−トバック1
内部にそれぞれ組込まれ、各基板部6のみがシ−トバッ
ク1上端部上に位置される。
が上述のヘッドレスト高さ調整装置4に挿通されて、該
ヘッドレスト2が高さ調整される。すなわち、先ず、操
作スライダ8の前部8aから後部8bに向けての部分を
指等で押して該操作スライダ8を車体後方にスライドさ
せ、これに伴って、操作スライダ8下面の突部24によ
りばね7の他端部7cを押し開き、該他端部7cが貫通
孔9開口に臨まないようにする。このとき、操作スライ
ダ8のスライドに伴って、長孔21も移動することにな
るが、その長径が該操作スライダ8のスライド方向に延
ばされて、該操作スライダ8のスライドにかかわらず、
貫通孔9開口が長孔21に臨むことになっているため、
貫通孔9は、長孔21を介して外部に開口することにな
っている。
長孔21を介して貫通孔9に挿通させ、ヘッドレスト2
の高さ調整を行う。そして、ヘッドレスト2の高さを決
めたならば、操作スライダ8から指等を離し、該操作ス
ライダの押圧を止める。これにより、ばね他端部7c
が、貫通孔9開口上に復帰し、その他端部7cが、既知
の如くポ−ル3に形成される係止溝(図示略)に係止さ
れることになり、該ポ−ル3はヘッドレスト高さ調整装
置4にロックされ、ヘッドレストの高さ調整が行われた
ことになる。
装置4にあっては、従来同様、ばね7を、基板部6の上
面部11に上方側から置くだけで組込むことができる一
方、そのばね7を操作スライダ8が覆ってばね抜けを防
止することになり、操作スライダ8は、本来のばねの調
整機能(ポ−ルの位置決め機能でもある)の他に、ばね
7の抜け止め用のカバーとしての機能をも有することに
なる。このため、カバーを部品として別途用意する必要
はなくなり、ばね7の良好な組付性を維持しつつ、部品
点数の減少を図ることができることになる。しかも、本
実施例においては、操作スライダ8がカバーを兼ねて当
該装置の頂面を構成することから、操作スライダ8は大
きくなると共に外部に大きく露出されることになり、操
作スライダ8を操作し易くすることができることにな
る。
作スライダ8の両側部8c、8dを下方側から包込ん
で、該基板部6と該操作スライダ8の両側部8c、8d
とが摺動可能に嵌合関係を有することから、基板部6が
操作スライダ8を円滑にガイドすることは勿論、基板部
6と操作スライダ8の切れ目20を上方から見ることが
できることになり、基板部6に対する操作スライダ8の
相対的なスライド状態を視認することができることにな
る。このため、ポ−ル3の位置決め作業を目で確認しな
がら行うことができ、その作業を確実且つ迅速に行うこ
とができることになる。
部8c、8dの厚みが該操作スライダ8の他の部分にお
ける厚みに比べて薄くされて段差が形成され、そこを基
板部6の両側部6c、6dが包込むことから、当該装置
の頂面を面一とすることができることになる。
作スライダ8との嵌合関係に基づき、操作スライダ8が
基板部6上方に離間することが規制されている一方、突
起爪部12が長穴23に嵌合される構成であると共に、
操作スライダ8のストッパ壁22が第1案内突部前面部
15aに対向する構成であることから、操作スライダ8
がスライド方向にスライドして基板部6から抜け出よう
としても、突起爪部12が長穴23の内端壁に当接し、
或は、ストッパ壁22と第1案内突部前面部15aとが
当接して、操作スライダ8がスライド方向に基板部6か
ら抜け出ることが防止されることになる。
が、常時、操作スライダ8を、突起爪部12の垂直壁1
2aに長穴23の外側内端23aが当接する方向に付勢
していることから、操作スライダ8に外力を加えないと
きには、突起爪部12の垂直壁12aに長穴23の外側
内端23aが付勢力をもって当接されることになり、操
作スライダ8ががたつくことはなくなる。しかもその場
合、基板部6の前・後部6a、6bと操作スライダ8の
前・後部8a、8bが上下に合致して重なり、外見上
は、出っ張りのない、丸みを帯びた形状に維持できるこ
とになり、美的観点から好ましいものとすることができ
ることになる。
施例を示すものである。この各実施例において、前記実
施例と同一構成要素についは同一符号を付してその説明
を省略する。
6に対する操作スライダ8の保持が、該操作スライダ8
の両側部8c、8dが該基板部6の両側部6c、6dに
回り込んで、該操作スライダ8の両側部8c、8dと該
基板部6の両側部6c、6dとが摺動可能に嵌合関係を
有することになっている。このため、上記関係に基づ
き、この場合も、操作スライダ8がガイドされることは
勿論、上方側からは操作スライダ8のみが目視され、操
作スライダ8と基板部6との切れ目を上方側から見えに
くくすることができることになる。
は、ばね7が、その開口側を基板部6の前部6a側に向
けるようにして上面部11上に組付けられる一方、操作
スライダ8の下面には、カム25が一体的に設けられ、
操作スライダ8を、基板部6の後部6b側にスライドさ
せることにより、カム25を介してばね7の他端部を押
し開いて、該ばね7を貫通孔9の開口から移動させるこ
とになっている。尚、26はばね7の保持ピンである。
にあっては、ヘッドレストポ−ル位置決め用ばねの良好
な組付性を維持しつつ、部品点数を減少させると共に操
作スライダの操作性を向上させることができるヘッドレ
スト高さ調整装置を提供できる。請求項2の発明にあっ
ては、ヘッドレストポ−ルの位置決め作業を確実且つ迅
速に行うことができる。請求項3の発明にあっては、美
的観点から好ましくするべく、当該装置の頂面に段差を
形成しないようにすることができる。請求項4の発明に
あっては、ヘッドレストポ−ルの位置決め作業の確実性
を確保しつつ、美的観点から好ましくするべく、操作ス
ライダと基板部との切れ目を上方側から見えにくくする
ことができる。請求項5の発明にあっては、美的観点か
ら好ましくするべく、該基板部下面側に段差を形成しな
いようにすることができる。請求項6の発明にあって
は、操作スライダがスライド方向に基板部から抜け出る
ことを防止することができる。請求項7の発明にあって
は、当該装置が取付けられるシ−トに座る乗員自身が、
該シ−ト側から、ヘッドレストポ−ルの位置調整を容易
に行うことができる。
−トバック、ヘッドレストとの関係を示す図。
斜視図。
け関係を示す図。
部前部)側から見た部分図。
除いた場合を示す拡大平面図。
示す図。
示す平面図。
を除いた場合を示す平面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 筒状のポ−ルガイド部の上端部にフラン
ジ状に設けられ上面における保持溝にヘッドレストポ−
ル位置決め用ばねを保持する基板部と、該基板部上にス
ライド可能に設けられ前記ばねを拡縮させてヘッドレス
トポ−ルの位置調整を可能とする操作スライダと、を備
えるヘッドレスト高さ調整装置において、 前記操作スライダが、前記ばねを覆うようにして前記基
板部に摺動可能に保持されている、ことを特徴とするヘ
ッドレスト高さ調整装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記基板部が前記操作スライダの両側部を包込んでい
て、該基板部と該操作スライダの両側部とが摺動可能に
嵌合されている、ことを特徴とするヘッドレスト高さ調
整装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記操作スライダの両側部の厚みが該操作スライダの他
の部分における厚みに比べて薄くされている、ことを特
徴とするヘッドレスト高さ調整装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 前記操作スライダの両側部が前記基板部の両側部に回り
込んでいて、該操作スライダの両側部と該基板部の両側
部とが摺動可能に嵌合されている、ことを特徴とするヘ
ッドレスト高さ調整装置。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記基板部の両側部の厚みが該基板部の他の部分におけ
る厚み対して薄くされている、ことを特徴とするヘッド
レスト高さ調整装置。 - 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかにおいて、 前記基板部の上面又は前記操作スライダの内面のいずれ
か一方に突起爪部が突設され、 前記基板部の上面又は前記操作スライダの内面の他方に
は、前記突起爪部を嵌合して前記操作スライダと前記基
板部との相対変位動方向に一定範囲において変位動する
ことを許容する長穴が形成されている、ことを特徴とす
るヘッドレスト高さ調整装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記操作スライダは、ヘッドレストポ−ルの位置調整を
可能とするスライド方向が車体後方側に向うように設定
されている、ことを特徴とするヘッドレスト高さ調整装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24993894A JP3453438B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ヘッドレスト高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24993894A JP3453438B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ヘッドレスト高さ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884634A true JPH0884634A (ja) | 1996-04-02 |
JP3453438B2 JP3453438B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=17200410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24993894A Expired - Fee Related JP3453438B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ヘッドレスト高さ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3453438B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000010430A1 (fr) * | 1998-08-25 | 2000-03-02 | Nihon Technica Co., Ltd. | Support d'appui-tete |
US6847099B1 (en) | 2003-02-05 | 2005-01-25 | Amkor Technology Inc. | Offset etched corner leads for semiconductor package |
JP2007175080A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Nhk Spring Co Ltd | ヘッドレストブッシュ及びそれを用いた車両用シート |
US9187017B2 (en) | 2012-07-24 | 2015-11-17 | Toyota Boshoku America, Inc. | Headrest adjustment mechanism for vehicle seats |
KR20190078153A (ko) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 현대트랜시스 주식회사 | 헤드레스트 가이드 어셈블리 |
KR20190078206A (ko) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 현대트랜시스 주식회사 | 헤드레스트 가이드 어셈블리 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP24993894A patent/JP3453438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000010430A1 (fr) * | 1998-08-25 | 2000-03-02 | Nihon Technica Co., Ltd. | Support d'appui-tete |
US6454356B1 (en) | 1998-08-25 | 2002-09-24 | Nihon Technica Co., Ltd. | Head rest support |
US6847099B1 (en) | 2003-02-05 | 2005-01-25 | Amkor Technology Inc. | Offset etched corner leads for semiconductor package |
JP2007175080A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Nhk Spring Co Ltd | ヘッドレストブッシュ及びそれを用いた車両用シート |
JP4580337B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2010-11-10 | 日本発條株式会社 | ヘッドレストブッシュ及びそれを用いた車両用シート |
US8047611B2 (en) | 2005-12-26 | 2011-11-01 | Nhk Spring Co., Ltd | Headrest bushing and vehicle seat using the same |
US9187017B2 (en) | 2012-07-24 | 2015-11-17 | Toyota Boshoku America, Inc. | Headrest adjustment mechanism for vehicle seats |
US9522619B2 (en) | 2012-07-24 | 2016-12-20 | Toyota Boshoku America, Inc. | Headrest adjustment mechanism for vehicle seats |
KR20190078153A (ko) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 현대트랜시스 주식회사 | 헤드레스트 가이드 어셈블리 |
KR20190078206A (ko) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 현대트랜시스 주식회사 | 헤드레스트 가이드 어셈블리 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3453438B2 (ja) | 2003-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2853441B1 (en) | Vehicle seat | |
US7758096B2 (en) | Child seat anchor apparatus and partition trim | |
EP2174827B1 (en) | Vehicle seat sliding apparatus | |
JP6533248B2 (ja) | ブラケットの組み付け構造 | |
JP2002362264A (ja) | 車両用外装部材の取付構造 | |
JP4084231B2 (ja) | 自動車のインサイドドアハンドル装置 | |
JPH053819A (ja) | ノツチ付ロツドのロツク装置 | |
JP3453438B2 (ja) | ヘッドレスト高さ調整装置 | |
JP6658725B2 (ja) | 車両の内装構造およびセンターピラーの組み付け方法 | |
JP4620581B2 (ja) | ヘッドレストコア及びヘッドレスト | |
JP2018179267A (ja) | ブラケットの取付構造及びブラケット | |
JP2018182239A (ja) | ブラケットの組み付け構造 | |
JP4179689B2 (ja) | 車両用内装部品のクリップ取付座 | |
JP2001334826A (ja) | 車両用ドアトリムの取付構造 | |
JP3557536B2 (ja) | 部品の取付構造 | |
WO2018055816A1 (ja) | レール機構 | |
JP3035378B2 (ja) | 自動車用シートの固定装置 | |
KR102002710B1 (ko) | 헤드레스트 가이드 어셈블리 | |
JP2006299972A (ja) | ケースの保持機構 | |
JP2003138830A (ja) | オルタネート式ロック装置 | |
JPH05310084A (ja) | 自動車用内装部品の固定用クリップ | |
JP5606798B2 (ja) | 引戸補助装置及び戸首付き引戸 | |
JP2000081013A (ja) | 車両用内装部品のクリップ取付座 | |
JP3664299B2 (ja) | 車両用サンバイザの取付構造 | |
JP5005441B2 (ja) | シートベルトショルダーアンカー装置の組付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070718 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |