JP2007175080A - ヘッドレストブッシュ及びそれを用いた車両用シート - Google Patents

ヘッドレストブッシュ及びそれを用いた車両用シート Download PDF

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Abstract

【課題】 ヘッドレスト2をシートバック1から外そうとする意図的な行為によらなければ、ヘッドレスト2がシートバック1から離脱しないヘッドレストブッシュ及びそれを備えた車両用シートを提供すること。
【解決手段】 本発明に係る車両用シートは、シートバック部とヘッドレスト部を有する車両用シートであって、前記ヘッドレスト部は、ヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体を支持するヘッドレストステーと、前記ヘッドレストステーが挿入されるヘッドレストブッシュとを有し、前記ヘッドレストブッシュは、前記ヘッドレストブッシュから前記ステーが離脱することを防止するロック機構と、前記ロック機構を解除するボタン及び前記ボタンを収納するケースであって、前記ボタンを操作する開口部を有するケースを有するロック解除機構とを有し、前記ボタンの表面が、前記ケースの前記開口部よりも内側にあることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用シートに関する。特に、車両用シートのヘッドレストを支持するためのヘッドレストステーが挿入されるヘッドレストブッシュに関する。
従来から、自動車用などの車両用シートには車両同士の衝突等の事故から乗員の安全性を向上させるため、ヘッドレストが取付けられているのが一般的である。このヘッドレストは、乗員の体格や好みにより高さ位置を任意の位置に調節できるように高さ調節機構を備えている。一般的には、ヘッドレストに2本のヘッドレストステーが固着され、このヘッドレストステーがシートバック側に固設された2個のヘッドレストブッシュにそれぞれ挿入され、支持されている。
ヘッドレストには、衝突事故の際に、シートに着座している乗員の頭の衝撃力が荷重となってヘッドレストを押し下げようとする力が作用する。その力が作用することによって、ヘッドレストは下方へ移動し、乗員の頭を支持することができず、またヘッドレストが乗員の頭を完全にカバーした状態となっていないので、乗員の安全性の確保が難しい。そのため、ヘッドレストステーを支持するヘッドレストブッシュの一方に、ヘッドレストの上方への移動は許容するが下方への移動はロックされるよう、また当該ロックを解除するためのボタンを有する機構(以下、「高さ調節機構」ということもある。)が設けられたヘッドレストブッシュ及びそれを備えた車両用シートが提案されている(特許文献1参照)。
図10は、その車両用シートを示す分解斜視図である。図10の1は、シートバックである。図10の2は、ヘッドレストである。また、3a・3bは、ヘッドレスト2を支持するヘッドレストステーである。また、図10の6a・6bは、ヘッドレストステー3が挿入されて支持されるヘッドレストブッシュである。また、ヘッドレストブッシュ6aには、ヘッドレストステー3aの上方への移動を許容し下方への移動を阻止する高さ調節機構7が、ヘッドレストステー3と直交する方向に進退自在に設けられている。この高さ調節機構7は、ヘッドレストステー3aと当接するロックプレート8とばね12(図示せず)により形成され、外部がケース13に覆われており、ロックプレート8のボタン8bのみが外部に露出している。また、ヘッドレストステー3aには、所定間隔で高さ調節用のノッチ(以下、「高さ調節用ノッチ」という。)4が設けられている。高さ調節用ノッチ4は、ヘッドレストステー3aの中心に向かう水平面4aと、この水平面4aの最深部から下方に徐々に拡径する傾斜面4bとにより形成される。これにより、高さ調節機構7では、ヘッドレスト2を上方に引き抜くことによりロックプレート8のヘッドレストステー3aとの当接部8が、高さ調節ノッチ4の傾斜面4bの作用によりばね12の弾性力に抗して高さ調節ノッチ4からはずれ、ヘッドレスト3aが上方に移動可能であり、ヘッドレスト2の高さが調節できる。逆に、ヘッドレスト2を下方に押圧したときは、ロックプレート8が高さ調節ノッチ4の水平面4aに係合した状態で高さ調節ノッチ4から外れない。これにより、ヘッドレスト2の下方への移動を阻止することができる。ただし、ロックプレート8のボタン8bをばね12に抗して押して高さ調節ノッチ4から外すことでヘッドレストステー3aの下方への移動は可能となる。
また、フリーの状態となっているヘッドレストブッシュに、ヘッドレストステーの抜けを防止するための抜け防止機構を備え、当該抜け防止機構がシートバック内部に設けられた車両用シートも提案されている(特許文献2参照)。
特開平4−193109号公報 特開2005−255100号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の車両用シートによると、ヘッドレストステーが挿入される二つのヘッドレストブッシュのうち一方が何の機構も備えていないフリーの状態となっているので、ヘッドレスト部に上方への力が作用した場合(例えば、人間がヘッドレスト部を引きぬく場合などが考えられる)には容易にヘッドレスト部がシートバック部から離脱してしまう。
そこで、前記高さ調節機構と共に、他方のヘッドレストブッシュには、ヘッドレストステーの上方への移動を阻止し、ヘッドレスト部の離脱を防止するロック機構及びそのロックを解除するロック解除機構を備えた機構(以下、「抜け防止機構」ということもある。)を備えた車両用シートが提案されている。
図11は、前記抜け防止機構を備えたヘッドレストを有する車両用シートの要部分解斜視図である。なお、背景技術において説明した図10と同一の部材については同一の符号を付し、当該部材については説明を省略する。
図11の5は、ヘッドレスト2の抜け止め用のノッチ(以下、「抜け防止用ノッチ」ということもある。)であり、9は、抜け防止機構であり、10bは、抜け防止機構9のロックを解除するための操作をするボタンである。ヘッドレストブッシュ6bは、シートバック1の内部に埋め込まれており、抜け防止機構9が上部にシートバック1から外出する形で設けられる構造をしている。また、抜け防止機構9は、ヘッドレストステー3bと直交する形で進退自在に設けられており、ヘッドレストステー3bが貫通するように挿入される。抜け防止機構9は、ロックプレート10とばね12と(図示せず)を備え、更にロックプレート10は、ヘッドレストステー3bと当接する当接部10aとロックを解除するためのボタン10bとを備える。また、抜け止め用ノッチ5は、水平面5aと、水平面5aの最深部から上方に徐々に拡径する傾斜面5bからなる。ロックプレート10がヘッドレストステー3bの抜け止め用ノッチ5の位置まで達すると、ロックプレート10の当接部10aと抜け止め用ノッチ5の水平面5aと係合する。これにより、ヘッドレストステー3bの上方への移動がロックされる。また、当該ロックを解除する場合には、ケース13の外部に露出したボタン10bをばね12に抗して押すことで、当接部10aと抜け止め用ノッチ5の水平面5aとの係合が外れヘッドレストステー3bのロックが解除される。
しかし、上述のヘッドレストブッシュ3bに備えられる抜け防止機構9は、ヘッドレストステー3bのロックを解除する場合、当該ロックを解除するためのボタン10bが抜け防止機構9を収納するケース13の外部に露出されているため、単に触れた程度でもボタン10bが押されヘッドレスト2の上方への移動のロックが解除されてしまう場合も十分に考えられる。このように単に触れる程度でロックが解除されてしまうようでは、人間の意図しない場合でもヘッドレストが離脱してしまい、危険が生ずる場面も発生し得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドレスト2をシートバック1から外そうとする意図的な行為によらなければ、ヘッドレスト2がシートバック1から離脱しないヘッドレストブッシュ及びそれを備えた車両用シートを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るヘッドレストブッシュは、ヘッドレストを支持するヘッドレストステーが挿入されるヘッドレストブッシュであって、
前記ヘッドレストブッシュは、前記ヘッドレストブッシュから前記ステーが離脱することを防止するロック機構と、前記ロック機構を解除するボタン及び前記ボタンを収納するケースであって、前記ボタンを操作する開口部を有するケースを有するロック解除機構とを有し、
前記ボタンの表面が、前記ケースの前記開口部よりも内側にあることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用シートは、シートバック部とヘッドレスト部を有する車両用シートであって、
前記ヘッドレスト部は、ヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体を支持するヘッドレストステーと、前記ヘッドレストステーが挿入されるヘッドレストブッシュとを有し、
前記ヘッドレストブッシュは、前記ヘッドレストブッシュから前記ステーが離脱することを防止するロック機構と、前記ロック機構を解除するボタン及び前記ボタンを収納するケースであって、前記ボタンを操作する開口部を有するケースを有するロック解除機構とを有し、
前記ボタンの表面が、前記ケースの前記開口部よりも内側にあることを特徴とする。
本発明に係る車両用シートによれば、前記ヘッドレストブッシュは、前記シートバック部に埋め込まれ、前記ロック機構及びロック解除機構が前記シートバック部の外部に突出していてもよい。前記ヘッドレストブッシュが完全にシートバックに埋め込まれてしまうと掃除やメンテナンス等でヘッドレストをシートバックから離脱させるときにはシートバックをわざわざ分解しなければならないが、上述のような構成とすれば、シートバックを分解するなどの作業をしなくてもヘッドレストの離脱が可能である。
また、本発明に係る車両用シートによれば、前記ヘッドレストステーは、水平面及び前記水平面の最深部から上方に徐々に拡径する傾斜面からなるノッチを有し、
前記ノッチの水平面が、前記ロック機構と係合するようにしてもよい。
また、本発明に係る車両用シートは、シートバック部とヘッドレスト部を有する車両用シートであって、
前記ヘッドレスト部は、ヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体を支持する二本のヘッドレストステーと、前記ヘッドレストステーが各々挿入される第1・第2のヘッドレストブッシュとを有し、
前記第1のヘッドレストブッシュは、前記ヘッドレストブッシュから前記ステーが離脱することを防止する第1のロック機構と、前記第1のロック機構を解除する第1のボタン及び前記第1のボタンを収納する第1のケースであって、前記ボタンを操作する開口部を有する第1のケースを有する第1のロック解除機構とを有し、
前記第1のボタンの表面は、前記ケースの前記開口部よりも内側にあり、
前記第2のヘッドレストブッシュは、前記ステーが下方へ移動することを防止する第2のロック機構と、前記第2のロック機構を解除する第2のボタン及び前記第2のロック機構を収納する第2のケースであって、前記第2のボタンを操作する開口部を有する第2のロック解除機構を有し、前記第2のボタンが前記第2のケースから外側に突出している第2のロック解除機構とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る車両用シートによれば、前記第2のヘッドレストブッシュは、前記シートバック部に埋め込まれ、前記第2のロック機構及び前記第2のロック解除機構が前記シートバック部の外部に突出しているようにしてもよい。
また、本発明に係る車両用シートによれば、前記第2のヘッドレストブッシュに挿入される前記ヘッドレストステーは、水平面及び前記水平面の最深部から下方に徐々に拡径する傾斜面から構成される第2のノッチを有し、
前記第2のノッチの水平面が、前記第2のロック機構と係合するようにしてもよい。
本発明に係る車両用シートによれば、ヘッドレストのシートバックからの離脱を防止するためのロック機構及びロック解除機構が、開口部を有するケースに覆われているため、ロックが解除される程度の強さで当該ボタンを押さなければなければならない。これにより、人間の意図的な作業によらなければロックが解除されない。
また、そうである以上、「ヘッドレストは、調節のために必要な動作とは明らかに異なる意図的な動作をしなければ、取り外しができないものとする。」というアメリカ合衆国法規Federal Motor Vehicle Safety Standards(以下「FMVSS」という)202a S4・5項を満たすとも考えられ、安全性も十分に確保されているものと考えられる。
以下、図1から図9を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、前記図10及び図11に示す車両用シートと同一の構成要素には同一の符号を付して説明する。
まず、図1を参照する。図1は、本発明の実施の形態を示す斜視図である。図1の1は、シートバックである。また、図1の2は、本発明に係るヘッドレスト部を構成するヘッドレスト本体(以下、単に「ヘッドレスト」と記載することもある。)であり、図1の3a、3bは、ヘッドレストステーである。
次に、図2を参照する。図2は、本発明の実施の形態を示す要部分解斜視図である。ここで、図2のAは、ヘッドレスト部であり、ヘッドレスト2とヘッドレストステー3a、3bとヘッドレストブッシュ6a、6bにより構成され、図2のBは、シートバック部である。ヘッドレスト2は、ヘッドレスト2に取付けられて支持するヘッドレストステー3a、3bが、シートバック1の上端部位置に固設された筒状のヘッドレストブッシュ6a、6bに挿入されて支持されている。ヘッドレストステー3a、3bは左右に2本設けられており、ヘッドレストブッシュ6a、6bは図7に示すようにシートバック1のシートバック11に固定して設けられる。具体的には、シートバックフレーム11に筒状の取付け部材14が固着され、この取付け部材14に挿入されて固定される。ヘッドレストブッシュ6a、6bの、一方のヘッドレストブッシュ6aには高さ調節機構7が、他方のヘッドレストブッシュ6bには離脱防止機構21が設けられている。前記高さ調節機構7によりヘッドレスト2(ヘッドレストステー3a)を任意の高さに停止(保持)できる。また前記離脱防止機構21でヘッドレスト2(ヘッドレストステー3b)の抜け止めができるように構成されている。なお、ここでいう「離脱防止機構」とは、ヘッドレストブッシュ6bに挿入されるヘッドレストステー3bの離脱を防止するためのロック機構及びそのロック機構を解除するためのボタン及び当該ボタンを収納するケースを有するロック解除機構とを備える機構をいう。
高さ調節機構7は、ヘッドレストブッシュ6aのシートバック1の上端部に設けられている。図3は、高さ調節機構7の一部破断の斜視図であるので、図3において高さ調節機構7を詳細に説明する。高さ調節機構7は、ヘッドレストブッシュ6aにロック部材としてのロックプレート8がヘッドレストステー3aと直交する方向に進退自在に取り付けられている。また、ヘッドレストステー3aは、このロックプレート8を貫通してヘッドレストブッシュ6aに挿入されている。このヘッドレストステー3aがロックプレート8との間にロックプレート8が移動(進退)できる間隔を有しており、ロックプレート8の一部8aが、ばね12の弾発力により貫通したヘッドレストステー3aに押圧当接されている。ロックプレート8及びばね12はケース13に収納され、ロックプレート8のボタン8bだけが外出しており、このボタン8bを押すことによってロック解除ができるようになっている。ヘッドレストステー3aには、複数の高さ調節用ノッチ4が所定間隔で設けられている。高さ調節用ノッチ4は、ヘッドレストステー3aの中心に向かう水平面4aと、この水平面4aの最深部から下方に徐々に拡径する傾斜面4bとから形成されている。
従って、ヘッドレスト2を上方に引っ張る(引き抜く)ことによりロックプレート8のヘッドレストステー3aとの当接部8aが、高さ調節用ノッチ4の傾斜面4bの作用によりばね12の弾発力(ばね力)に抗して高さ調節用ノッチ4から外れヘッドレストステー3aが上方に移動可能であり、ヘッドレスト2の高さが調節できる。また、下方への移動は高さ調節用ノッチ4の水平面4aがロックプレート8に係合してロックされ、その位置で停止する。逆に、ヘッドレスト2を下方に押し下げたときは、ロックプレート8が高さ調節用ノッチ4の水平面4aに係合した状態で高さ調節用ノッチ4から外れない。そこで、ロックプレート8のボタン8bを押すとロックが解除され、ヘッドレストステー3aの下方への移動が可能となり、ヘッドレスト2が下方に調節できる。
次に図4を参照する。図4は、前記離脱防止機構の一部破断の斜視図である。前記離脱防止機構21は、ヘッドレストブッシュ6bのシートバック1の上端位置に設けられている。この離脱防止機構21は、前記高さ調節機構7と略同じ構成であるが、挿入されているヘッドレストステー3bの下方に抜け止め用ノッチ5が設けられている点で相違する。即ち、離脱防止機構21は、図4に示すようにヘッドレストブッシュ6bにロック部材としてのロックプレート22がヘッドレストステー3bと直交する方向に進退自在に取り付けられている。また、ヘッドレストステー3bは、このロックプレート22を貫通してヘッドレストブッシュ6bに挿入されている。このヘッドレストステー3bがロックプレート22を貫通している部分は、ヘッドレストステー3bとロックプレート22との間にロックプレート22が移動(進退)できる間隔を有している。また、ロックプレート22の一部22aが、ばね12の弾発力により貫通したヘッドレストステー3bに押圧当接されている。ロックプレート22及びばね12はケース20に収納され、ロックプレート22の一部を形成するボタン22bを押すことによりロック解除ができるようになっている。次に、ヘッドレストステー3bには下方に抜け止め用ノッチ5が設けられている。この抜け止め用ノッチ5は、ヘッドレストステー3bの中心に向かう水平面5aと、この水平面5aの最深部から上方に徐々に拡径する傾斜面5bとから形成されている。
従って、このヘッドレストステー3bは、上下の移動は自由であるが、上方に移動し抜け止め用ノッチ5がロックプレート22の位置に到達すると、ノッチ5の水平面5aにロックプレート22が係合しロックされ、上方への移動が阻止される。従って、これ以上、ヘッドレストステー3bは、上方移動ができずヘッドレスト2の抜け止めがされる。これ以上、上方に移動させてヘッドレストステー3bを抜き取るには、ロックプレート22のボタン22bを押してロック解除を行う。なお、前記ボタン22bを押してヘッドレストステー3bの下方への移動のロックを解除するためには、ただ触れる程度の弱い押圧では足りず、ロックプレート22と抜け止め用ノッチ5の水平面5aの係合が外れる程度の押圧は必要である。
ここで、図4におけるヘッドレストステー3a、3bがロックプレート8、22を貫通している部分において、ヘッドレストステー3a、3bとロックプレート8、22との間に、ロックプレート8、22が移動(進退)できる間隔を設けるのは、ロックプレート8、22を押して移動させ、高さ調節用ノッチ4及び抜け防止用ノッチ5との係合(ロック)を解除するためである。よって、該間隔は、ロックプレート8、22の高さ調節用ノッチ4、抜き防止用ノッチ5からの解除に必要な間隔とする。
図3及び図4で説明したように、高さ調節機構7では、ヘッドレストステー2を上方に引っ張る(引き抜く)ことによりロックプレート8のヘッドレストステー3aとの当接部8aが、高さ調節用ノッチ4の傾斜面4bの作用によりばね12の弾性力(ばね力)を抗して高さ調節用ノッチ4から外れヘッドレストステー3aが上方に移動可能であり、ヘッドレスト2の高さが調節できる。逆に、ヘッドレスト2を下方に押圧したときは、ロックプレート8が高さ調節用ノッチ4の水平面4aに係合した状態で高さ調節用ノッチ4から外れない。従って、ロックプレート8のボタン8bをばね12に抗して押して高さ調節用ノッチ4から外すことでヘッドレスステー3aの下方への移動が可能となり、ヘッドレスト下方に調節できる。このように、この発明の高さ調節用機構7は、ヘッドレスト2を上方に引き上げることによって高さの調節ができ、ボタン8bを押してロックプレート8のロックを解除することによって下方に押し下げることができる。この操作部8bはシートバック1の上端部に位置するので容易に操作することができる。
同じく図3及び図4で説明したように、離脱防止機構21は、ヘッドレスト2が上方に移動してもヘッドレストステー3bの抜け止め用ノッチ5がロックプレート22との位置に到達すると、抜け防止用ノッチ5にロックプレート22が係合して水平面5aでロックされるので、それ以上は引き抜くことはできず、抜け止めされる。
次に、図5及び図6において、抜け防止用機構21の形状について詳述する。図5は、離脱防止機構21のロックプレート22とばね12を収納したケース20の斜視図である。これによれば、離脱防止機構21のロックプレート22とばね12は、ケース20に覆いかぶせられた状態となっており、ロックプレート22のボタン22bが内接する側のケース20の面が開口している(以下、このケース20の開口している面の部分を「開口部」ということもある)。これにより、ボタン22bの操作が可能となる。
また、図6は、離脱防止機構21のロックプレート22とばね12が収納されているケース20を、a−a´で切断した断面図である。ヘッドレストブッシュ6bの上端左側にはロックプレート22の一部でヘッドレストステー3bと当接する当接部22aが配置されている。また、ヘッドレストブッシュ6bの上端右側には、ロックプレート22とヘッドレストステー3bに設けられている抜け防止用ノッチ5の水平面5aとのロックを解除するためのボタン22bが配置されている。なお、図6は、図5をa−a´で切断しているため、ロックプレート22が右側と左側で分離した状態に見えるが、上述のように当接部22aと操作部22bは、一つのロックプレート22に構成されている。また、上述同様ロックプレート22をヘッドレストステー3bに抗すためのばね12も、ロックプレート22の背面に配置されている。
また、図6の(a)は、ロックプレート22のボタン22bの表面が、ケース20の開口部と一致している状態を示す図である。また、図6の(b)は、ロックプレート22のボタン22bの表面が、ケース20の開口部から押圧方向に向かって内側に配置された状態を示す図である。このような構造とすることにより、人間の意図的な作業によらなければボタン22bが押されてロックが解除されることはない。
また、ヘッドレストステー3bのロックプレート22によるロックを解除し、ヘッドレスト2をそれ以上に引き抜くには、ロックプレート22のボタン22bを押してロックを解除すれば、ヘッドレスト2を引き抜くことができる。具体的には、ヘッドレスト2を引き抜くためには、ボタン22bを押すことによりロックプレート22を解除し、ヘッドレストステー3aの複数の高さ調節用ノッチ4のうち最も下にあるノッチ4までヘッドレストを引き上げる。この作業は片手で行うことができる。次に、最も下にあるノッチ4を解除して、ヘッドレストステー3bの抜け止めノッチ5までヘッドレスト2を引き上げる。この作業も片手で行うことができる。次に、片手でヘッドレスト2を持ち上げながら、もう一方の手でヘッドレストロックプレート22の一部を形成するボタン22bを押すことによりロックを解除し、ヘッドレスト2を取り外す。
本発明に係る実施例によれば、図1及び図2に示されているように、離脱防止機構21がシートバック1の上端部に設けられているので、離脱防止機構9がシートバック1内部に設けられている従来提供されていた車両用シートとは異なり、清掃やメンテナンスなどでヘッドレストをシートバックから取り外す場合に容易に作業をすることも可能となる。
なお、この実施の形態では、ヘッドレスト2のヘッドレストステー3bの抜け止め用ノッチ5がロックプレート22の位置に到達しロックされる位置と、高さ調節機構7のヘッドレストステー3aの最下方の高さ調節用ノッチ4にロックプレート8がロックされる位置とが一致するようにすると、ヘッドレスト2を上方に引き抜こうとして離脱防止機構21にロックされた時、外力を取り除いても、ヘッドレスト2はその位置を保持するので好ましい。
次に、図8を参照する。図8は、本発明に係る車両用シートの他の実施形態を示す。図8の30は、離脱防止機構21を覆うケースであり、32bは、離脱防止機構21のロックプレート32に備えられたロックを解除するためのボタンである。また、ケース30は、ロックプレート32のボタン32bの押圧される面と対向する面が開口する開口部を有する。そして、ボタン32bの表面は、ケース30の開口部より押圧方向、いいかえるとケース30の内側(ケース30の開口部と一致する場合も含む)になるように配置されている。なお、上述した本発明の実施形態と異なるのは、前記離脱防止機構のケースとロック部材の形状(幅寸法)のみであり、他の構成要素は上述の実施形態と同一の部材を用いるので、説明は省略する。
次に図9を参照する。図9の(a)は、図10で示した従来の車両用シートに用いられていた離脱防止機構の断面図であり、図9の(b)は、上述した本発明に係る上述の実施形態に係る離脱防止機構の断面図であり、図9の(c)は、本発明の下記において詳述する実施形態(以下、単に「他の実施形態」ということもある)に係る図8に示す離脱防止機構のb−b´で切断した断面図である。
本発明に係る他の実施形態は、ケース30の幅寸法は従来の離脱防止機構に装着されているケース13と同一であるが、ロックプレート32の幅寸法が従来のロック部材12より短くなっている。これにより、ロックプレート32がケース30に覆われ、ボタン32bは外部に突出せずケース30に収納される。よって、ボタン32bがケース30の内側に配置されているので、意識的にボタン32bを押さなければロックが解除されない。
なお、前記実施の形態は、この発明を制限するものではなく、この発明は要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が許容される。
この発明に係る車両用シートは、自動車だけでなく、鉄道や飛行機等の他の車両にも適用可能である。また、本発明に係るヘッドレストブッシュは、自動車用の車両シートだけでなく、他の車両用シートにも適用可能である。
本発明の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態を示す要部分解斜視図である。 本発明の実施の形態を示す高さ調節機構の一部破断の斜視図である。 本発明の実施の形態を示す離脱防止機構の一部破断の斜視図である。 本発明の実施の形態を示す離脱防止機構がケースに覆われた状態の斜視図である。 図5の離脱防止機構をa−a´で切断したときの断面図である。 本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施の形態を示す離脱防止機構がケースに覆われた状態の斜視図である。 図8の離脱防止機構をb−b´で切断した断面図である。 従来の高さ調節機構のみを備えた車両用シートを示す要部分解斜視図である。 従来の抜け防止機構を備えた車両用シートを示す要部分解斜視図である。
符号の説明
1 シートバック
2 ヘッドレスト
3a、3b ヘッドレストステー
4 高さ調節用ノッチ
4a 水平面
4b 傾斜面
5 抜け止め用ノッチ
5a 水平面
5b 傾斜面
6a、6b ヘッドレストブッシュ
7 高さ調節機構
8 ロックプレート(ロック部材)
12 ばね
13 ケース
20 ケース
21 離脱防止機構
22 ロックプレート
30 ケース
31 離脱防止機構
32 ロックプレート(ロック部材)

Claims (9)

  1. ヘッドレストを支持するヘッドレストステーが挿入されるヘッドレストブッシュであって、
    前記ヘッドレストブッシュは、前記ヘッドレストブッシュから前記ステーが離脱することを防止するロック機構と、前記ロック機構を解除するボタン及び前記ボタンを収納するケースであって、前記ボタンを操作する開口部を有するケースを有するロック解除機構とを有し、
    前記ボタンの表面が、前記ケースの前記開口部よりも内側にあることを特徴とするヘッドレストブッシュ。
  2. 前記ボタンの表面が、前記ケースの前記開口部と一致するか、又は前記開口部よりも押圧方向に向かって内側にあることを特徴とする請求項1に記載のヘッドレストブッシュ。
  3. シートバック部とヘッドレスト部を有する車両用シートであって、
    前記ヘッドレスト部は、ヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体を支持する二本のヘッドレストステーと、前記ヘッドレストステーが挿入される第1及び第2のヘッドレストブッシュとを有し、
    前記第1のヘッドレストブッシュは、前記第1のヘッドレストブッシュから前記ステーが離脱することを防止する第1のロック機構と、前記第1のロック機構を解除する第1のボタン及び前記第1のボタンを収納する第1のケースであって、前記第1のボタンを操作する開口部を有する第1のケースを有する第1のロック解除機構とを有し、
    前記第1のボタンの表面が、前記第1のケースの前記開口部よりも内側にあることを特徴とする車両用シート。
  4. シートバック部とヘッドレスト部を有する車両用シートであって、
    前記ヘッドレスト部は、ヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体を支持する二本のヘッドレストステーと、前記ヘッドレストステーが各々挿入される第1・第2のヘッドレストブッシュとを有し、
    前記第1のヘッドレストブッシュは、前記ヘッドレストブッシュから前記ステーが離脱することを防止する第1のロック機構と、前記第1のロック機構を解除する第1のボタン及び前記第1のボタンを収納する第1のケースであって、前記ボタンを操作する開口部を有する第1のケースを有する第1のロック解除機構とを有し、
    前記第1のボタンの表面は、前記ケースの前記開口部よりも内側にあり、
    前記第2のヘッドレストブッシュは、前記ステーが下方へ移動することを防止する第2のロック機構と、前記第2のロック機構を解除する第2のボタン及び前記第2のロック機構を収納する第2のケースであって、前記第2のボタンを操作する開口部を有する第2のロック解除機構を有し、前記第2のボタンが前記第2のケースから外側に突出している第2のロック解除機構とを有することを特徴とする車両用シート。
  5. 前記第1のヘッドレストブッシュの前記第1のボタンの表面が、前記第1のケースの前記開口部と一致するか、又は前記開口部より押圧方向に向かって内側にあることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両用シート。
  6. 前記第1のヘッドレストブッシュは、前記シートバック部に埋め込まれ、前記第1のロック機構及び第1のロック解除機構が前記シートバック部の外部に突出している請求項3乃至5に記載の車両用シート。
  7. 前記ヘッドレストステーは、水平面及び前記水平面の最深部から上方に徐々に拡径する傾斜面からなるノッチを有し、
    前記ノッチの水平面が、前記第1のロック機構と係合する請求項3乃至6のいずれか1に記載の車両用シート。
  8. 前記第2のヘッドレストブッシュは、前記シートバック部に埋め込まれ、前記第2のロック機構及び前記第2のロック解除機構が前記シートバック部の外部に突出している請求項3乃至7のいずれか1に記載の車両用シート。
  9. 前記第2のヘッドレストブッシュに挿入される前記ヘッドレストステーは、水平面及び前記水平面の最深部から下方に徐々に拡径する傾斜面から構成される第2のノッチを有し、
    前記第2のノッチの水平面が、前記第2のロック機構と係合する請求項3乃至8のいずれか1に記載の車両用シート。
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