JPH0883670A - チップ型サージアブソーバ - Google Patents

チップ型サージアブソーバ

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Publication number
JPH0883670A
JPH0883670A JP21568594A JP21568594A JPH0883670A JP H0883670 A JPH0883670 A JP H0883670A JP 21568594 A JP21568594 A JP 21568594A JP 21568594 A JP21568594 A JP 21568594A JP H0883670 A JPH0883670 A JP H0883670A
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JP
Japan
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electrode
ceramic dielectric
discharge
dielectric substrates
surge absorber
Prior art date
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Pending
Application number
JP21568594A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tanaka
芳幸 田中
Yasuyuki Ogata
康行 緒方
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数を増やすことなくサージ吸収機能に加
えて、高周波ノイズの吸収機能を有する。サージインパ
ルスに対する応答性が良い。 【構成】絶縁スペーサ11を挟持して重ね合わされた第
1及び第2セラミック誘電体基板13,14の両端部に
第1及び第2端子電極16,17が設けられる。第1セ
ラミック誘電体基板13の対向面に形成された第1放電
電極18の一端が第1端子電極16に電気的に接続さ
れ、第2セラミック誘電体基板14の対向面に形成され
た第2放電電極19の一端が第2端子電極17に電気的
に接続される。第1セラミック誘電体基板13の内部に
形成された第1静電容量調整用電極21の一端が第2端
子電極17に電気的に接続され、第2セラミック誘電体
基板14の内部に形成された第2静電容量調整用電極2
2の一端が第1端子電極16に電気的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機、ファクシミリ、
電話交換機、モデム等の通信機器用の電子機器に印加さ
れるサージ電圧を吸収するサージアブソーバに関する。
更に詳しくは、プリント回路基板に表面実装可能なマイ
クロギャップを有するチップ型サージアブソーバに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサージアブソーバとし
て、本出願人は図9に示すように、絶縁スペーサ1を挟
持することにより所定のマイクロギャップ2をあけて一
対の絶縁基板3,4が互いに平行にかつ重ね合わされ、
基板3,4の両端部に一対の端子電極6,7が設けら
れ、一方の基板3の対向面に端子電極6に一端が電気的
に接続された放電電極8が形成され、他方の基板4の対
向面に端子電極7に一端が電気的に接続された放電電極
9が形成されたチップ型マイクロギャップ式サージアブ
ソーバを特許出願した(特願平6−31119)。この
サージアブソーバ5では、絶縁基板3,4と絶縁スペー
サ1とにより密閉空間を形成し、この密閉空間に不活性
ガスが封入される。
【0003】このように構成されたチップ型マイクロギ
ャップ式サージアブソーバでは、端子電極6,7に雷サ
ージのような瞬間的なサージ電圧が印加されると、絶縁
スペーサ1により作り出されるマイクロギャップ2で決
められる放電開始電圧に基づき、放電電極間でアーク放
電が起こり、サージ電圧を吸収することができる。また
製作時に放電電極8と放電電極9との重なり部x又はギ
ャップの大きさを変えることにより、サージアブソーバ
の静電容量を所望の値に変えることができる。更に放電
電極8,9の放電部分を絶縁スペーサ1で封止し、その
密閉空間に不活性ガスを封入することにより、大気の湿
度等に影響されずに一定した放電開始電圧を得られるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記チップ型
マイクロギャップ式サージアブソーバでは、絶縁基板が
ムライト、フォルステライト、アルミナ、ステアタイト
等の絶縁性セラミック材料から作られているため、電子
機器に高周波ノイズが侵入してもノイズを吸収すること
はできず、高周波ノイズを吸収する必要があるときには
サージアブソーバとは別にノイズフィルタを使用しなけ
ればならず、電子部品の数が増加し、製造コストが増大
するとともに、電子機器の小型化に対する障害となって
いた。また非常に急峻なサージに対して従来のサージア
ブソーバは十分に速い速度で応答することが困難で、残
留電圧が高くなる欠点を有していた。
【0005】本発明の目的は、部品点数を増やすことな
くサージ吸収機能に加えて、高周波ノイズの吸収機能を
有するチップ型サージアブソーバを提供することにあ
る。本発明の別の目的は、サージインパルスに対する応
答性が良いチップ型サージアブソーバを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明
する。本発明の第1のチップ型サージアブソーバは、図
1に示すように絶縁スペーサ11を挟持することにより
所定のマイクロギャップ12をあけて互いに平行にかつ
重ね合わされた第1及び第2セラミック誘電体基板1
3,14と、第1及び第2セラミック誘電体基板13,
14の両端部に設けられた第1及び第2端子電極16,
17と、第1セラミック誘電体基板13の対向面に形成
され第1端子電極16に一端が電気的に接続された第1
放電電極18と、第2セラミック誘電体基板14の対向
面に形成され第2端子電極17に一端が電気的に接続さ
れた第2放電電極19と、第1セラミック誘電体基板1
3の内部又は外面に形成され第2端子電極17に一端が
電気的に接続された第1静電容量調整用電極21と、第
2セラミック誘電体基板14の内部又は外面に形成され
第1端子電極16に一端が電気的に接続された第2静電
容量調整用電極22とを備える。その特徴ある構成は、
第1及び第2セラミック誘電体基板13,14をその重
ね合わせ方向から透視したときに第1放電電極18又は
第1静電容量調整用電極21が第1静電容量調整用電極
21又は第1放電電極18に部分的に重なるようにかつ
第2放電電極19又は第2静電容量調整用電極22が第
2静電容量調整用電極22又は第2放電電極19に部分
的に重なるように第1及び第2セラミック誘電体基板1
3,14に形成されたところにある。
【0007】本発明の第2のチップ型サージアブソーバ
は、絶縁スペーサ11を挟持することにより所定のマイ
クロギャップ12をあけて互いに平行にかつ重ね合わさ
れた第1及び第2セラミック誘電体基板13,14と、
第1及び第2セラミック誘電体基板13,14の両端部
に設けられた第1及び第2端子電極16,17と、第1
セラミック誘電体基板13の対向面に形成され第1端子
電極16に一端が電気的に接続された第1放電電極18
と、第2セラミック誘電体基板14の対向面に形成され
第2端子電極17に一端が電気的に接続された第2放電
電極19と、第1セラミック誘電体基板13又は第2セ
ラミック誘電体基板14の内部又は外面のいずれか一方
に形成され第2端子電極18又は第1端子電極17に一
端が電気的に接続された第1静電容量調整用電極21又
は第2静電容量調整用電極22とを備える。その特徴あ
る構成は、第1及び第2セラミック誘電体基板13,1
4をその重ね合わせ方向から透視したときに第1放電電
極18又は第1静電容量調整用電極21が第1静電容量
調整用電極21又は第1放電電極18に部分的に重なる
ように或いは第2放電電極19又は第2静電容量調整用
電極22が第2静電容量調整用電極22又は第2放電電
極19に部分的に重なるように第1セラミック誘電体基
板13又は第2セラミック誘電体基板14に形成された
ところにある。
【0008】以下、本発明を詳述する。 (a) 絶縁スペーサ 絶縁スペーサ11はガラス、セラミックス等により作ら
れる。この絶縁スペーサ11は絶縁スペーサ11を挟ん
で第1及び第2セラミック誘電体基板13,14を重ね
合わせたとき、これらの誘電体基板13,14を互いに
平行にして所定のマイクロギャップ12を作り出すこと
ができれば、形状及び大きさは特に限定されない。その
配置場所は第1及び第2放電電極18,19の先端部分
を除くところであればよい。ただし、第1及び第2放電
電極18,19の放電部分を第1及び第2セラミック誘
電体基板13,14とともに密閉空間を作り出し、この
密閉空間に不活性ガスを封止するときには、所定の形状
でこの部分を囲む必要がある。この場合の絶縁スペーサ
11の形状は、図3に示すようにリング状にすると製造
が簡便で好ましい。
【0009】絶縁スペーサ11によりサージアブソーバ
10のマイクロギャップ12の大きさが決められ、その
厚さは10μm〜1mm以下、好ましくは10〜100
μm、特に好ましくは30〜50μmの範囲から選ばれ
る。この厚さは吸収すべき異常電圧、即ち放電開始電圧
の大きさにより決められる。絶縁スペーサ11を第1及
び第2セラミック誘電体基板13,14と別個に作製す
る以外に、ガラスペースト等を配設すべき箇所にスクリ
ーン印刷乾燥して焼成することにより、或いはスパッタ
リング等の薄膜形成技術を用いることにより、放電電極
を形成した後で、絶縁スペーサを第1及び第2セラミッ
ク誘電体基板のうちの一方の対向面に形成してもよい。
このときには当然、絶縁スペーサは放電電極より厚く形
成しなければならない。
【0010】(b) 第1及び第2セラミック誘電体基板へ
の第1及び第2放電電極と第1及び第2静電容量調整用
電極との形成 第1及び第2セラミック誘電体基板13,14はそれぞ
れ同形同大に作られる。形状は三角形状、四角形状、多
角形状等、板状であればよいが、四角形状がチップ化し
たときに取扱い易く好ましい。第1及び第2セラミック
誘電体基板13,14は比誘電率が少なくとも10であ
ればよいが、表1に示される鉛系リラクサ材料とチタン
酸バリウム系材料からなる比誘電率を有する誘電体が好
ましい。これらの誘電体はセラミックコンデンサに用い
られる誘電体と同一材料である。
【0011】
【表1】
【0012】表1のPFWはPb(Fe,W)O3を、
PFNはPb(Fe,Nb)O3を、PZNはPb(Z
n,Nb)O3を、PTはPbTiO3を、PMNはPb
(Mg,Nb)O3を、PNWはPb(Nb,W)O
3を、BTはBaTiO3を、PMWはPb(Mg,W)
3を、PZTはPb(Zn,Ti)O3を、PLiFW
はPb(Li,Fe,W)O3を、BCZTは(Ba,
Ca)(Zr,Ti)O3を、PGはPb5Ge3
11を、BTSはBa(Ti,Si)O3を、BSCZT
は(Ba,Sr,Ca)(Zr,Ti)O3を、CZは
CaZrO3を、BSCTは(Ba,Ca)(Zr,T
i)O3を、Gはガラス組成をそれぞれ表す。
【0013】第1及び第2セラミック誘電体基板13,
14の対向面には第1及び第2放電電極18,19がそ
れぞれ形成され、誘電体基板13,14の内部には第1
及び第2静電容量調整用電極21,22がそれぞれ形成
される。具体的には第1及び第2セラミック誘電体基板
13,14はそれぞれ2枚のセラミックグリーンシート
13a,13b及び14a,14bの間に第1及び第2
静電容量調整用電極21,22を挟んだ状態で焼成され
るか、或いは複数のセラミックグリーンシートの積層体
13a,13b及び14a,14bの間に第1及び第2
静電容量調整用電極21,22を挟んだ状態で焼成され
る。前者の場合、第1静電容量調整用電極21はセラミ
ックグリーンシート13bの片面に金属粉末と無機結合
材を含む導電性ペーストをスクリーン印刷し乾燥した
後、この上にセラミックグリーンシート13aを重ね合
わせ、これらを焼成することにより、シート13a,1
3bの間に挟込まれる。第2静電容量調整用電極22も
同様にしてセラミックグリーンシート14a,14bの
間に挟込まれる。後者の場合、第1静電容量調整用電極
21はセラミックグリーン積層体13bの片面に上記導
電性ペーストをスクリーン印刷し乾燥した後、この上に
複数のセラミックグリーンシートを積層してセラミック
グリーン積層体13aを形成し、これらを焼成すること
により、積層体13a,13bの間に挟込まれる。第2
静電容量調整用電極22も同様にしてセラミックグリー
ン積層体14a,14bの間に挟込まれる。第1及び第
2セラミック誘電体基板13,14の両端部に第1及び
第2端子電極16,17を形成したときに、第1静電容
量調整用電極21の一端は第2端子電極17に電気的に
接続するように第1セラミック誘電体基板13の一端縁
又はその近傍まで延びて形成され、第2静電容量調整用
電極22の一端は第1端子電極16に電気的に接続する
ように第2セラミック誘電体基板14の一端縁又はその
近傍まで延びて形成される。静電容量調整用電極21,
22の厚さは0.05〜500μm、好ましくは0.5
〜100μm、特に好ましくは1〜5μmの範囲から選
ばれる。また第1及び第2静電容量調整用電極21,2
2は第1及び第2セラミック誘電体基板13,14の内
部ではなく、これらの誘電体基板13,14の対向面と
反対側の外面に形成してもよい。
【0014】放電電極18,19はスクリーン印刷法、
スパッタリング法、蒸着法、イオンプレーティング法、
めっき法、CVD法等の薄膜形成法により、焼結した第
1及び第2セラミック誘電体基板13,14の対向面に
形成される。放電電極18,19の厚さは0.05〜5
00μm、好ましくは0.5〜100μm、特に好まし
くは1〜5μmの範囲から選ばれる。これらの放電電極
18,19は互いに対向したときに放電可能な形状であ
ればその形状は特に制限されず、三角形、四角形、多角
形等に形成される。第1放電電極18と第2放電電極1
9の形状が互いに異なってもよい。図3には同じ大きさ
の長方形の放電電極18,19が示される。第1及び第
2セラミック誘電体基板13,14の両端部に第1及び
第2端子電極16,17を形成したときに、第1放電電
極18の一端は第1端子電極16に電気的に接続するよ
うに第1セラミック誘電体基板13の一端縁又はその近
傍まで延びて形成され、第2放電電極19の一端は第2
端子電極17に電気的に接続するように第2セラミック
誘電体基板14の一端縁又はその近傍まで延びて形成さ
れる。
【0015】第1及び第2放電電極18,19は、図1
の符号xに示すように、第1及び第2セラミック誘電体
基板13,14をその重ね合わせ方向から透視したとき
に第1放電電極18と第2放電電極19が部分的に重な
るように形成することも、図7に示すように放電電極1
8と放電電極19が丁度連続面を作り出すように形成す
ることも、或いは図8に示すように放電電極18と放電
電極19とがギャップyを作り出すように形成すること
もできる。重なり部x又はギャップyを変えることによ
りサージアブソーバ10の静電容量を所望の値に変える
ことができる。
【0016】第1静電容量調整用電極21と第1放電電
極18は、図1の符号xに示すように、第1及び第2セ
ラミック誘電体基板13,14をその重ね合わせ方向か
ら透視したときに部分的に重なるように形成される。ま
た第2静電容量調整用電極22と第2放電電極19も、
図1の符号xに示すように、第1及び第2セラミック誘
電体基板13,14をその重ね合わせ方向から透視した
ときに部分的に重なるように形成される。ただし第1放
電電極18及び第2放電電極19の重なり部xと、第1
静電容量調整用電極21及び第1放電電極18の重なり
部xと、第2静電容量調整用電極22及び第2放電電極
19の重なり部xの寸法は同一でなくてもよい。
【0017】(c) 第1及び第2セラミック誘電体基板と
絶縁スペーサとの一体化 図3に示すように、放電電極18,19の放電部分を覆
わないように、絶縁スペーサ11を第1及び第2セラミ
ック誘電体基板13,14の対向面に配置して第1及び
第2セラミック誘電体基板13,14によりこれを挟持
する。不活性ガスを封入するときには、挟持する際に内
部の空気と不活性ガスとを入れ替える。不活性ガスとし
てはAr,Ne,He,N2,CO2,SF6などが挙げら
れる。不活性ガスは0〜3000Torr、好ましくは
300〜1500Torr、更に好ましくは800〜1
300Torrの圧力で封入される。絶縁スペーサ11
の封着温度まで絶縁スペーサ11を挟持した一対の第1
及び第2セラミック誘電体基板13,14を加熱し、第
1及び第2セラミック誘電体基板13,14と絶縁スペ
ーサ11とを一体化する。
【0018】(d) 端子電極の形成 絶縁スペーサ11を挟持した第1及び第2セラミック誘
電体基板13,14の両端部に金属粉末と無機結合材を
含む導電性ペーストを第1及び第2セラミック誘電体基
板13,14の両端部を包込むように塗布し乾燥する。
この塗布は導電性ペースト中に第1及び第2セラミック
誘電体基板13,14の両端部を浸漬させるディッピン
グ法が好ましい。導電性ペーストに含まれる金属粉末は
Ag,Au,Pd又はPtの貴金属粉末、又はこれらを
混合した粉末が挙げられる。導電性ペーストに含まれる
無機結合材を例示すれば、SiO2,B23,Na2O,
PbO,ZnO又はBaOのいずれか1種又は2種以上
の酸化物を主成分とする、ほうけい酸系ガラス、ほう酸
亜鉛系ガラス、ほう酸カドミウム系ガラス、けい酸鉛亜
鉛系ガラス等のガラス微粒子が挙げられる。図1、図7
及び図8に示すように、導電性ペーストは焼付けによっ
て焼付け電極16a,17aを形成し、これらの焼付け
電極16a,17aはその焼付け時に第1及び第2セラ
ミック誘電体基板13,14の第1及び第2放電電極1
8,19に電気的に接続する。
【0019】(e) めっき層の形成 焼付け電極16a,17aの各表面にめっき層が電解バ
レルめっき法により形成される。このめっき層は図1、
図7及び図8に示すように、Niめっき層16b,17
bを形成した後、Snめっき層16c,17cを形成し
て二重構造にすることが好ましい。Niめっき層16
b,17bははんだ耐熱性を向上して、はんだによる焼
付け電極の電極食われを防止し、Snめっき層16c,
17cははんだ付着性を向上する。図1、図7及び図8
に示すように、焼付け電極16a,17a、めっき層1
6b,16c,17b及び17cからなる端子電極1
6,17を有するチップ型サージアブソーバ10が得ら
れる。
【0020】
【作用】図1のサージアブソーバは図4に示すような等
価回路で表される。図4において、符号31はサージ吸
収回路、符号32はコンデンサ回路、符号33及び34
はリード端子である。サージ吸収回路31は主として図
1のマイクロギャップ12、第1放電電極18、第2放
電電極19、第1端子電極16、第2端子電極17及び
不活性ガスで構成され、コンデンサ回路32は第1放電
電極18、第1セラミック誘電体基板13及び第1静電
容量調整用電極21と、第2放電電極19、第2セラミ
ック誘電体基板14及び第2静電容量調整用電極22で
構成される。説明を簡単にするために、図1に示すよう
なサージアブソーバ10の各放電開始電圧Vsを越える
高周波分を含む方形波A(図5)のサージ電圧がリード
線に印加されたとする。サージアブソーバ10がもし従
来のようにサージ吸収回路31のみで構成されたとする
と、絶縁スペーサ11により作り出されるマイクロギャ
ップ12で決められる放電開始電圧に基づき、第1及び
第2放電電極18,19間でアーク放電が起こり、サー
ジ電圧が吸収される。即ち、図5の波形Bに示すように
印加波形と同じように急峻に立ち上がり、かつ印加波形
と同じピーク値に達してから時間t1の遅れで放電す
る。またサージアブソーバ10がもしコンデンサ回路3
2のみで構成されたとすると、第1放電電極18及び第
1静電容量調整用電極21間の第1セラミック誘電体基
板13と第2放電電極19及び第2静電容量調整用電極
22間の第2セラミック誘電体基板14の静電容量に応
じて、波形Cに示すように印加波形と同じピーク値にな
るものの、印加されたサージ電圧の高周波分はこのコン
デンサ回路32で吸収されるため、波形は鈍化する。サ
ージアブソーバ10がサージ吸収回路31及びコンデン
サ回路32で構成された本発明では、波形Dに示すよう
に波形Cと同様に立ち上がるが、放電開始電圧Vsを越
えてから時間t1の遅れで放電する。この結果、本発明
のサージアブソーバ10のインパルス放電開始電圧は低
く抑えられる。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。 <実施例>図1及び図2に示すチップ型サージアブソー
バ10を次の方法により製造した。先ず第1セラミック
誘電体基板13となる2枚の第1セラミックグリーンシ
ート13a,13bと、第2セラミック誘電体基板14
となる2枚の第2セラミックグリーンシート14a,1
4bとを用意した(図3)。これらのグリーンシート1
3a,13b,14a,14bはポリエステルベースシ
ートの表面にPT−PMNの鉛系リラクサ材料のセラミ
ック誘電体スラリーをドクターブレード法によりコーテ
ィングした後、乾燥して形成された。
【0022】セラミックグリーンシート13b,14b
の片面に、図3に示すようにAgペーストをスクリーン
印刷し乾燥して第1及び第2静電容量調整用電極21,
22を形成した後、これらの上にセラミックグリーンシ
ート13a,14aをそれぞれ重ね合わせて熱圧着し
た。これらを1300℃で約1時間焼成して静電容量調
整用電極21,22を有する第1及び第2セラミック誘
電体基板13,14を得た。これらの基板13,14の
片面に図3に示すようにAgペーストをそれぞれスクリ
ーン印刷し乾燥した後、焼付けることにより厚さ2μ
m、幅3mmの第1及び第2放電電極18,19を形成
した。電極21,18及び22,19を有するセラミッ
ク誘電体基板13,14をバレル研磨して第1セラミッ
ク誘電体基板13の他端に第1静電容量調整用電極21
を露出させ、第2セラミック誘電体基板14の一端に第
2静電容量調整用電極22を露出させた。これらの誘電
体基板13,14はそれぞれ厚さ0.5mm、長さ4.
5mm、幅3.2mmの長方形状に形成された。
【0023】絶縁スペーサ11として内径2mm、外径
3mm、厚さ70μmのリング状の硬質ガラスを用意し
た。図3に示すように誘電体基板13,14間の放電電
極18,19の放電部分に絶縁スペーサ11を配置し、
誘電体基板13,14で絶縁スペーサ11を治具(図示
せず)により堅牢に挟持した。この状態で絶縁スペーサ
11の内部の空気を抜いた後、代わりに不活性ガスとし
てアルゴン(Ar)ガスを600Torrの圧力で導入
した。この状態でカーボンヒータにより誘電体基板1
3,14及び絶縁スペーサ11を950℃、1分間加熱
した。絶縁スペーサ11のガラスと誘電体基板13,1
4とを濡らして封着した。
【0024】絶縁スペーサ11と一体化した誘電体基板
13,14の両端部にAgペーストをディッピング法に
より誘電体基板13,14の両端部を包込むように塗布
した。Agペーストを塗布した誘電体基板13,14を
大気圧下、乾燥した後、30℃/分の速度で、820℃
まで昇温しそこで10分間保持し、30℃/分の速度で
室温まで降温してAgからなる焼付け電極16a,17
aを得た。次いで電解バレルめっき法で焼付け電極16
a,17aの表面に厚さ2〜3μmのNiめっき層16
b,17bを形成し、続いて厚さ1〜2μmのSnめっ
き層16c,17cを形成し、図1及び図2に示すチッ
プ型サージアブソーバ10を得た。このときの第1放電
電極18と第2放電電極19の間に形成されたマイクロ
ギャップは50μmであった。
【0025】また第1静電容量調整用電極21及び第1
放電電極18の重なり部xと、第2静電容量調整用電極
22及び第2放電電極19の重なり部xは同一に形成さ
れ、これらの重なり部xが1.0mm、1.5mm、
2.0mm、2.5mmである4つのサージアブソーバ
10を用意した。これら4つのサージアブソーバ10の
第1放電電極18及び第2放電電極19の重なり部xは
静電容量調整用電極21,22及び放電電極18,19
の重なり部xとそれぞれ同一に形成した。
【0026】<比較例>図9に示すチップ型マイクロギ
ャップ式のサージアブソーバ5を比較例とした。即ち実
施例のセラミック誘電体基板の代わりにアルミナ焼結板
からなる絶縁基板3,4を用い、絶縁基板3,4内には
静電容量調整用電極が形成されていないものを用いた。
その他の構成及び寸法は実施例と同一である。
【0027】<比較試験と評価>実施例と比較例のサー
ジアブソーバ10,5について、それぞれ比誘電率、
第1及び第2放電電極18,19の重なり部xと放電
電極18,19及び静電容量調整用電極21,22の重
なり部x、静電容量、放電開始電圧及びインパル
ス放電開始電圧を調べた。の重なり部xは比較例にあ
っては放電電極8,9の重なり部である。のインパル
ス放電開始電圧は(1.2×50)μsec10kVの
標準雷サージ(疑似サージ)を印加した。その波形を図
6に示す。図6(a)に示される符号Eは印加した波
形、図6(b)に示される符号Fは比較例のサージアブ
ソーバ5の波形、図6(c)に示される符号Gは実施例
のサージアブソーバ10の波形である。
【0028】
【表2】
【0029】図6及び表2から明らかなように、比誘電
率及び静電容量の小さい比較例のサージアブソーバ5
は、印加波形と同様に立ち上がりで急峻な波形を示し
(図6(b))、放電開始電圧Vsに達した後、時間t1
だけ遅れて放電する。これに対して実施例のサージアブ
ソーバ10は高周波分が比誘電率の高い、静電容量の大
きな第1放電電極18及び第1静電容量調整用電極21
間と第2放電電極19及び第2静電容量調整用電極22
間とで吸収されるため、立ち上がりが急峻でなくなる。
放電開始電圧Vsに達した後の放電を開始するまで時間
1は、比較例と同じであるので、実施例のサージアブ
ソーバ10の波頭は鈍化しかつ低くなる(図6
(c))。この結果、比較例のサージアブソーバ5のイ
ンパルス放電開始電圧は600Vであったのに対して、
実施例のサージアブソーバ10は420〜500Vと低
下した。これによりサージインパルスに対する応答性が
向上した。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来のチップ型マイクロギャップ式サージアブソーバの絶
縁基板をセラミック誘電体で構成し、セラミック誘電体
の内部又は外面に静電容量調整用電極を形成することに
より、部品点数を増やすことなくサージ吸収機能に加え
て、高周波ノイズの吸収機能を具備することができる。
これにより電子部品の製造、組立コストが低減され、電
子機器の小型化に寄与する。また応答する波形が急峻で
なくなるため、サージインパルスに対する応答性が向上
する利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のチップ型サージアブソーバを示
す図2のA−A線断面図。
【図2】そのサージアブソーバの斜視図。
【図3】そのサージアブソーバの組立て斜視図。
【図4】そのサージアブソーバの等価回路図。
【図5】本発明及び従来のチップ型サージアブソーバに
それぞれ方形波のサージ電圧を印加したときの状況を示
す図。
【図6】実施例及び比較例のチップ型サージアブソーバ
のそれぞれ標準雷サージ電圧を印加したときの状況を示
す図5に対応する図。
【図7】本発明の別の実施例を示す図1に対応する断面
図。
【図8】本発明の更に別の実施例を示す図1に対応する
断面図。
【図9】従来例のチップ型サージアブソーバを示す図1
に対応する断面図。
【符号の説明】
10 チップ型サージアブソーバ 11 絶縁スペーサ 12 マイクロギャップ 13 第1セラミック誘電体基板 14 第2セラミック誘電体基板 16 第1端子電極 17 第2端子電極 18 第1放電電極 19 第2放電電極 21 第1静電容量調整用電極 22 第2静電容量調整用電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(c) 第1及び第2セラミック誘電体基板と
絶縁スペーサとの一体化 図3に示すように、放電電極18,19の放電部分を覆
わないように、絶縁スペーサ11を第1及び第2セラミ
ック誘電体基板13,14の対向面に配置して第1及び
第2セラミック誘電体基板13,14によりこれを挟持
する。不活性ガスを封入するときには、挟持する際に内
部の空気と不活性ガスとを入れ替える。不活性ガスとし
てはAr,Ne,He,N2,CO 2SF6などが挙げ
られる。不活性ガスは0〜3000Torr、好ましく
は300〜1500Torr、更に好ましくは800〜
1300Torrの圧力で封入される。絶縁スペーサ1
1の封着温度まで絶縁スペーサ11を挟持した一対の第
1及び第2セラミック誘電体基板13,14を加熱し、
第1及び第2セラミック誘電体基板13,14と絶縁ス
ペーサ11とを一体化する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】<比較試験と評価>実施例と比較例のサー
ジアブソーバ10,5について、それぞれ比誘電率、
第1及び第2放電電極18,19の重なり部xと放電
電極18,19及び静電容量調整用電極21,22の重
なり部x、静電容量、放電開始電圧及びインパル
ス放電開始電圧を調べた。の重なり部xは比較例にあ
っては放電電極8,9の重なり部である。のインパル
ス放電開始電圧は(1.2×50)μsec10kVの
標準雷サージ(疑似サージ)を印加して測定した。その
波形を図6に示す。図6(a)に示される符号Eは印加
した波形、図6(b)に示される符号Fは比較例のサー
ジアブソーバ5の波形、図6(c)に示される符号Gは
実施例のサージアブソーバ10の波形である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図6及び表2から明らかなように、比誘電
率及び静電容量の小さい比較例のサージアブソーバ5
は、印加波形と同様に立ち上がりで急峻な波形を示し
(図6(b))、放電開始電圧Vsに達した後、時間t1
だけ遅れて放電する。これに対して実施例のサージアブ
ソーバ10は高周波分が比誘電率の高い、静電容量の大
きな第1放電電極18及び第1静電容量調整用電極21
間と第2放電電極19及び第2静電容量調整用電極22
間とで吸収されるため、立ち上がりが急峻でなくなる。
放電開始電圧Vsに達した後の放電を開始するまで
間t1は、比較例と同じであるので、実施例のサージア
ブソーバ10の波頭は鈍化しかつ低くなる(図6
(c))。この結果、比較例のサージアブソーバ5のイ
ンパルス放電開始電圧は600Vであったのに対して、
実施例のサージアブソーバ10は420〜500Vと低
下した。これによりサージインパルスに対する応答性が
向上した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明実施例のチップ型サージアブソーバを示
す図2のH−H線断面図。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁スペーサ(11)を挟持することにより
    所定のマイクロギャップ(12)をあけて互いに平行にかつ
    重ね合わされた第1及び第2セラミック誘電体基板(13,
    14)と、 前記第1及び第2セラミック誘電体基板(13,14)の両端
    部に設けられた第1及び第2端子電極(16,17)と、 前記第1セラミック誘電体基板(13)の対向面に形成され
    前記第1端子電極(16)に一端が電気的に接続された第1
    放電電極(18)と、 前記第2セラミック誘電体基板(14)の対向面に形成され
    前記第2端子電極(17)に一端が電気的に接続された第2
    放電電極(19)と、 前記第1セラミック誘電体基板(13)の内部又は外面に形
    成され前記第2端子電極(17)に一端が電気的に接続され
    た第1静電容量調整用電極(21)と、 前記第2セラミック誘電体基板(14)の内部又は外面に形
    成され前記第1端子電極(16)に一端が電気的に接続され
    た第2静電容量調整用電極(22)とを備えたチップ型サー
    ジアブソーバであって、 前記第1及び第2セラミック誘電体基板(13,14)をその
    重ね合わせ方向から透視したときに前記第1放電電極(1
    8)又は前記第1静電容量調整用電極(21)が前記第1静電
    容量調整用電極(21)又は前記第1放電電極(18)に部分的
    に重なるようにかつ前記第2放電電極(19)又は前記第2
    静電容量調整用電極(22)が前記第2静電容量調整用電極
    (22)又は前記第2放電電極(19)に部分的に重なるように
    前記第1及び第2セラミック誘電体基板(13,14)に形成
    されたことを特徴とするチップ型サージアブソーバ。
  2. 【請求項2】 絶縁スペーサ(11)を挟持することにより
    所定のマイクロギャップ(12)をあけて互いに平行にかつ
    重ね合わされた第1及び第2セラミック誘電体基板(13,
    14)と、 前記第1及び第2セラミック誘電体基板(13,14)の両端
    部に設けられた第1及び第2端子電極(16,17)と、 前記第1セラミック誘電体基板(13)の対向面に形成され
    前記第1端子電極(16)に一端が電気的に接続された第1
    放電電極(18)と、 前記第2セラミック誘電体基板(14)の対向面に形成され
    前記第2端子電極(17)に一端が電気的に接続された第2
    放電電極(19)と、 前記第1セラミック誘電体基板(13)又は前記第2セラミ
    ック誘電体基板(14)の内部又は外面のいずれか一方に形
    成され前記第2端子電極(17)又は前記第1端子電極(16)
    に一端が電気的に接続された第1静電容量調整用電極(2
    1)又は第2静電容量調整用電極(22)とを備えたチップ型
    サージアブソーバであって、 前記第1及び第2セラミック誘電体基板(13,14)をその
    重ね合わせ方向から透視したときに前記第1放電電極(1
    8)又は前記第1静電容量調整用電極(21)が前記第1静電
    容量調整用電極(21)又は前記第1放電電極(18)に部分的
    に重なるように或いは前記第2放電電極(19)又は前記第
    2静電容量調整用電極(22)が前記第2静電容量調整用電
    極(22)又は前記第2放電電極(19)に部分的に重なるよう
    に前記第1セラミック誘電体基板(13)又は前記第2セラ
    ミック誘電体基板(14)に形成されたことを特徴とするチ
    ップ型サージアブソーバ。
  3. 【請求項3】 第1及び第2セラミック誘電体基板(13,
    14)と絶縁スペーサ(11)とにより密閉空間が形成され、
    前記密閉空間に不活性ガスが封入された請求項1又は2
    記載のチップ型サージアブソーバ。
  4. 【請求項4】 第1及び第2セラミック誘電体基板(13,
    14)をその重ね合わせ方向から透視したときに第1及び
    第2放電電極(18,19)が部分的に重なるように前記第1
    及び第2セラミック誘電体基板(13,14)に形成された請
    求項1又は2記載のチップ型サージアブソーバ。
  5. 【請求項5】 第1及び第2セラミック誘電体基板(13,
    14)をその重ね合わせ方向から透視したときに第1及び
    第2放電電極(18,19)が丁度連続面を作り出すように前
    記第1及び第2セラミック誘電体基板(13,14)に形成さ
    れた請求項1又は2記載のチップ型サージアブソーバ。
  6. 【請求項6】 第1及び第2セラミック誘電体基板(13,
    14)をその重ね合わせ方向から透視したときに第1及び
    第2放電電極(18,19)がギャップを作り出すように前記
    第1及び第2セラミック誘電体基板(13,14)に形成され
    た請求項1又は2記載のチップ型サージアブソーバ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999043061A1 (fr) * 1998-02-23 1999-08-26 Mitsubishi Materials Corporation Amortisseur de surtension
KR101012965B1 (ko) * 2008-10-20 2011-02-08 주식회사 아모텍 복합소자
JP5093345B2 (ja) * 2008-05-08 2012-12-12 株式会社村田製作所 Esd保護機能内蔵基板
KR20160072605A (ko) * 2014-12-15 2016-06-23 주식회사 아모텍 회로 보호 소자

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