JPH0883024A - ドラム寿命管理装置 - Google Patents

ドラム寿命管理装置

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JPH0883024A
JPH0883024A JP6218438A JP21843894A JPH0883024A JP H0883024 A JPH0883024 A JP H0883024A JP 6218438 A JP6218438 A JP 6218438A JP 21843894 A JP21843894 A JP 21843894A JP H0883024 A JPH0883024 A JP H0883024A
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Juntaro Oku
淳太郎 奥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】溶断電流特性にバラツキがあっても溶断可能素
子を確実に溶断することができることを保障しつつ溶断
電流を流す時間長を最短化可能なドラム寿命管理装置を
提供する。 【構成】本装置は、溶断有無判別手段(21,22),
リセット制御手段(21,22),強制溶断制御手段
(21,22)に加えて繰り返し制御手段(21,2
2)を設け、強制溶断制御手段(21,22)の強制溶
断制御によって溶断可能素子15に溶断電流I2を流し
た後でかつ溶断有無判別手段(21,22)で溶断可能
素子15が未だ溶断されていないと判別される毎に強制
溶断制御手段(21,22)に強制溶断制御を繰返実行
可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体に着脱可能なドラ
ムユニットを有する電子写真装置のドラム寿命管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置の概略構成を示す図4にお
いて、1はドラムユニットで、帯電器,転写器とともに
プロセス手段を形成する感光ドラム2,廃トナーボック
ス3,現像器4,除電発光器(除電手段)10等をケー
ス5に一体的に組込んだものである。このドラムユニッ
ト1は、カバー7を開放することによって矢印Y方向か
ら本体6に着脱可能である。したがって、図4に実線で
示す装着状態において、右方向から左方向に用紙を給送
すれば、感光ドラム2の下側を通過するときに静電画像
が転写され、用紙上に画像を印刷することができる。そ
して、左方向の定着器8を通すことによって用紙上に電
子写真(印刷画像)を確実に定着することができる。制
御ユニット20は、全体を駆動制御するものである。
【0003】ところで、鮮明印刷画像保証上の観点か
ら、感光ドラム2の寿命は、例えば印刷用紙枚数によっ
て規制されている。これに関連して、廃トナーボックス
3の容量は感光ドラム2の寿命がきたときに満杯になる
ように選定され、除電発光器10も交換するものとされ
ている。このために感光ドラム2,廃トナーボックス
3,除電発光器10等を含む消耗品がケース5に一体的
に組込まれているわけである。
【0004】このドラムユニット1の寿命による交換時
期を適正管理するために、例えば印刷用紙枚数を計数す
る寿命カウンタ9を本体6内またはドラムユニット1内
に配設し、これによるカウント値が所定値となったとき
にドラムユニット1を交換するものとしている。
【0005】しかし、本体6側に寿命カウンタ9を設け
た場合には、この寿命カウンタ9を簡単にクリアー操作
できてしまうことから、感光ドラム2の実質的寿命とカ
ウント値との間にずれが生じる。したがって、他のオペ
レータによって未だ使用できるドラムユニット1が交換
されることがあり経済的損失を招く。一方、既に寿命と
なっているにも拘らず、さらに継続使用したり、ときに
は廃棄すべく取外されたドラムユニット1を他のオペレ
ータによって本体6に再装着されてしまう場合がある。
このため、途中で不鮮明印刷となったり使用不可能とな
って作業中断を余儀なくされる不都合が生じる。かくし
て、これら不都合を解消するために、上記寿命カウンタ
9を含むドラム寿命管理装置が具備されている。
【0006】従来のドラム寿命管理装置は、図5に示す
如く、ドラムユニット1(ケース5)内に溶断可能素子
(例えばヒューズ抵抗)15を取付けるとともに、本体
6内に溶断用スイッチング素子Q30と、これに並列接
続された分圧抵抗(R1,R2)を含む電流検出回路4
0とを設け、ドラムユニット1を本体6に装着するとド
ラムユニット側のコネクタJ11,J12と本体側のコ
ネクタJ61,J62とが接合し、溶断可能素子15と
分圧抵抗(R1,R2)とが直列接続され、かつ例えば
電源投入後にカバー7を閉めあるいはカバー7の閉状態
において装置電源を投入したことを条件に電源Vbb
(例えばDC24V)が印加されるように形成してあ
る。また、電源Vbb(例えばDC24V)が印加され
たときに溶断可能素子15に流れる検出電流I(I1)
に基き抵抗R1とR2との間に電圧V1の検出信号DC
Tが発生するように溶断可能素子15と各抵抗R1,R
2との各抵抗値が選択決定されている。
【0007】そして、ドラムユニット1を本体6に装着
した場合に分圧抵抗R1,R2から検出された検出信号
DCTの電圧V1が、予め設定された図7に示す基準電
圧Vref.1よりも高電圧である(図6のST31の
YES)と、溶断有無判別手段(20)が溶断可能素子
15が溶断していないと判別する。すなわち、当該ドラ
ムユニット1が新品であると判別されると、リセット制
御手段(20)が寿命カウンタ9をリセット(零クリ
ア)する(ST32)。新品の旨は、後に表示される
(ST35)。
【0008】そして、寿命カウンタ9をリセットした後
の図7に示す時刻t1において、強制溶断制御手段(2
0)が設定時間Ts1だけ溶断信号MELを抵抗R31
を介して出力し溶断用スイッチング素子Q30をONさ
せる(ST33)。すると、図7に示す溶断電流I(I
2)が流れ溶断可能素子15が溶断される。なお、設定
時間Ts1の経過後でも、溶断有無判別手段(20)が
未だ溶断されていないと判別すると、つまり検出信号D
CTの電圧V1が基準電圧Vref.1よりも高ければ
(ST34のNO)、エラー処理される(ST38)。
したがって、新品のドラムユニット1を本体6に装着し
た場合にのみ寿命カウンタ9をリセットすることができ
る(ST32)。しかる後に、印刷運転許可(スタンバ
イ)となる(ST36)。
【0009】仮に、一旦使用したドラムユニット1を再
装着すると、既に溶断可能素子15が溶断済のために検
出信号DCTの電圧V1がほぼ零(0)であるから、溶
断有無判別手段(20)が既に溶断していると判別する
(ST31のNO)。つまり、新品でないことがわか
る。したがって、非新品の旨が表示される(ST3
7)。なお、定着器8等のウォーミングアップは、ST
30で開始される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、強制溶断制
御手段(20)が溶断信号MELを出力する時間長つま
り設定時間Ts1は、電源Vbb電圧(例えばDC24
V)と採用する溶断可能素子15の溶断電流特性とを比
較考量して決定される。しかし、溶断可能素子15の溶
断電流特性のバラツキや採用され得る溶断可能素子15
の最大溶断電流容量にも応じられるように、実際上は十
二分に余裕を持った長時間(例えば10秒)にセットさ
れる場合が多い。短時間(例えば3秒)にセットしてお
くと、装着された溶断可能素子によっては当該溶断可能
素子15が溶断されない場合があるので、本装置の本来
目的が達成できなくなり、かつ印刷運転ができなくなっ
てしまうからである。
【0011】しかるに、印刷高速化の要請が一段と高ま
るにつれて、設定時間Ts1の時間長も大きく影響する
ようになって来た。つまり早期に溶断可能素子15が溶
断された場合はその時から設定時間Ts1が経過する迄
の時間が無駄となってしまう。また、溶断可能素子15
が溶断困難な不良品であると長くセットした設定時間T
s1だけ流れる溶断電流I2が消費電力の軽減化を阻害
する要因となる問題がある。
【0012】本発明の目的は、溶断電流特性にバラツキ
があっても溶断可能素子を確実に溶断することができる
ことを保障しつつ溶断電流を流す時間長を最短化可能な
ドラム寿命管理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドラム寿命
管理装置は、ドラムユニットが本体に装着された状態で
ドラムユニット側の溶断可能素子と接続されかつ電流検
出回路で検出した溶断可能素子に流れる検出電流を用い
て溶断可能素子が溶断されているか否かを判別する溶断
有無判別手段と、溶断されていないと判別された場合に
本体側の寿命カウンタをリセットするリセット制御手段
および溶断用スイッチング素子を設定時間だけONさせ
て溶断電流を流すことにより溶断可能素子を強制して溶
断させる強制溶断制御手段とを具備するドラム寿命管理
装置において、前記強制溶断制御手段の働きによって溶
断電流を流した後でかつ前記溶断有無判別手段で前記溶
断可能素子が未だ溶断されていないと判別される毎に前
記強制溶断制御手段に強制溶断制御を繰り返して実行さ
せる繰り返し制御手段を設けた、ことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成による本発明の場合、溶断有無判別手
段で溶断可能素子が溶断されていないと判別されると、
強制溶断制御手段が溶断電流を設定時間だけ流す。設定
時間経過後に溶断有無判別手段が再びその溶断の有無を
判別する。溶断電流を流したにも拘わらず溶断されてい
ないと判別されると、繰り返し制御手段が再び強制溶断
制御手段に溶断制御を実行させる。すなわち、強制溶断
制御手段は、再び設定時間だけ溶断電流を強制して溶断
可能素子に流す。以下、溶断されたと判別されるまで、
これが繰り返えされる。
【0015】したがって、最小的あるいは平均的な溶断
電流特性を持つ溶断可能素子に的を絞って設定時間を最
短的にセットすることができる。例外的で最大的な溶断
電流特性を持つ溶断可能素子である場合にのみ繰り返し
て溶断電流を流せばよいからである。よって、ほとんど
の最小的な溶断電流特性を持つ溶断可能素子を非常に短
時間で溶断することができるから、大幅な印刷高速化を
達成することができる。一方において、最大的な溶断電
流特性を持つ溶断可能素子でも確実に溶断することがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本ドラム寿命管理装置は、図1に示す如く、基本
的構成(1,6,20,40等)が従来例(図4,図
5)と同じとされかつ繰り返し制御手段(21,22)
を設け、強制溶断制御手段(21,22)の働きによっ
て溶断可能素子15に溶断電流I2を流した後でかつ溶
断有無判別手段(21,22)で溶断可能素子15が未
だ溶断されていないと判別される毎に強制溶断制御手段
(21,22)に強制溶断制御を繰り返して実行させる
ことが可能に構成されている。
【0017】また、この実施例の場合、繰り返し制御手
段(21,22)を設定繰返回数nsだけ繰り返して強
制溶断制御をさせるように形成するとともに設定繰返回
数nsの値を設定変更可能に形成し、溶断可能素子15
が例外的かつ非常に溶断困難な場合にも迅速に対処し易
いようにしてある。
【0018】また、設定時間Ts2の値をキーボード2
4を用いて設定変更可能に形成し、適用性を拡大してい
る。
【0019】なお、従来例(図4,図5)の場合と共通
する構成要素については同一の符号を付し、それらの説
明は簡略化または省略する。
【0020】図1において、制御ユニット20は、CP
U21,ROM22,RAM23,キーボード(KB)
24,表示器(IND)25,入力ポート(IP)2
6,出力ポート(OP)27を含み、装置全体を駆動制
御する。
【0021】溶断有無判別手段は、判別プログラムを格
納させたROM22とCPU21とから形成され、電流
検出回路40(R1,R2)で検出した溶断可能素子1
5に流れる検出電流I1つまり電圧V1の検出信号DC
Tを用いて溶断可能素子15が既に溶断されているか否
かを判別する(図2のST11)。また、詳細後記の強
制溶断制御手段(21,22)が働いた後も判別可能
(ST14)に形成されている。
【0022】強制溶断制御手段は、溶断有無判別手段
(21,22)によって溶断可能素子15が溶断されて
いないと判別(ST11のYES)された場合に、設定
時間Ts2だけ溶断信号MELを出力して溶断用スイッ
チング素子Q30をONさせることにより溶断可能素子
15に溶断電流I2を流して強制溶断させる手段で、溶
断制御プログラムを格納させたROM22とCPU21
とから形成され図2のST13で実行される。
【0023】リセット制御手段は、リセット制御プログ
ラムを格納させたROM22とCPU21とから形成さ
れ、溶断有無判別手段(21,22)で溶断可能素子1
5が溶断されていないと判別(ST11のYES)され
た場合に、寿命カウンタ9をリセットする(ST1
2)。
【0024】また、RAM23には、設定時間Ts2を
記憶させる時間メモリ23Tと、設定繰返回数nsを記
憶させる回数メモリ23Nとが形成されている。設定時
間Ts2と設定繰返回数nsとは、それぞれキーボード
24上のキー操作により設定変更可能である。なお、実
際の繰り返し回数nは、カウント装置(CPU21,R
OM22)でカウント(ST19)され、RAM23の
ワークエリアに一時記憶される。
【0025】ここに、繰り返し制御手段は、強制溶断制
御手段(21,22)の働き(ST13)によって設定
時間Ts2だけ溶断可能素子15に溶断電流I2を流し
た後でかつ溶断有無判別手段(21,22)で溶断可能
素子15が未だ溶断されていないと判別(ST14のN
O)される毎に強制溶断制御手段(21,22)に強制
溶断制御(ST13)を実行させる手段で、繰り返し制
御プログラムを格納させたROM22とCPU21とか
ら形成され図2のST14のNO,ST13で実行され
る。
【0026】次に、この実施例の作用を説明する。ドラ
ムユニット1を本体6に装着した後に、装置電源を投入
してカバー7を閉じあるいはカバー7が閉じた状態で装
置電源を投入すると、図2のプログラムが実行される。
直ちに定着器8のウォーミングアップが開始(ST1
0)される。
【0027】なお、時間メモリ23Tには設定時間Ts
2(例えば、3秒)が、回数メモリ23Nには設定繰返
回数ns(例えば、2回)が、それぞれに設定記憶され
ているものとする。
【0028】そして、本体6側の電源Vbb(DC24
V)が印加されると、溶断可能素子15に電流I(検出
電流I1)が流れる。この際、溶断用トランジスタQ3
0はOFFであるから、図1,図3に示す電流検出回路
40を形成する分圧抵抗R1,R2により決まる電圧V
1の検出信号DCTが出力される。
【0029】ここに、溶断有無判別手段(21,22)
が、検出信号DCT(電圧V1)と予めRAM23(ま
たはROM22)にセットされた基準信号Vref.1
とを比較して、V1≧Vref.1であると溶断可能素
子15が溶断していないと判別する(ST11のYE
S)。この場合、後にドラムユニット1が新品である旨
が表示器25に表示される(ST15)。ST11のY
ES判別の直後に表示するように形成してもよい。
【0030】なお、V1<Vref.1の場合は非新品
と判別(ST11のNO)し、その旨が表示器25に表
示される(ST17)。
【0031】さて、溶断可能素子15が溶断されていな
いと判別(ST11のYES)されると、リセット制御
手段(21,22)が寿命カウンタ9をリセット(零ク
リア)する(ST12)。引続き、強制溶断制御手段
(21,22)が図3に示す時刻t1において溶断信号
MELを設定時間Ts2(3秒)だけ出力して溶断用ト
ランジスタQ30をONさせる(ST13)。
【0032】したがって、分圧抵抗R1,R2がバイパ
スされるので、溶断可能素子15には検出電流Iより遥
かに大きい溶断電流I2が流れる。この期間中は、溶断
有無判別手段(21,22)は判別動作しない。なお、
溶断可能素子15の溶断電流特性によっては、この段階
で溶断する場合もある。
【0033】しかし、設定時間Ts2が経過すると、溶
断用トランジスタQ30がOFFされるので、再び検出
信号DCT(電圧V1)が出力される。すると、溶断用
有無判別手段(21,22)が、再び溶断有無の判別を
する(ST14)。
【0034】溶断可能素子15が未だ溶断されていない
と判別(ST14のNO)されると、カウント装置(2
1,22)がカウント値nを歩進(n=n+1)し、そ
の回数nをRAM23のワークエリアに記憶する。回数
nは、初期値が“0”とされているので、この場合は
“1”となる。また、繰返し制御手段(21,22)
が、n(=0)<ns(=2)であることを確認(ST
18のNO)して、強制溶断制御手段(21,22)に
再度の強制溶断動作を実行させる(ST13)。
【0035】すなわち、図3の時刻t2において溶断信
号MELが出力され溶断用トランジスタQ30を再び設
定時間Ts2だけONさせる。溶断可能素子15に再び
溶断電流I2が流れる。設定時間Ts2の経過後に溶断
有無判別手段(21,22)が再び溶断有無を判別する
(ST14)。
【0036】この場合も未だ溶断されていないと判別
(ST14のNO)されると、繰り返し制御手段(2
1,22)はn(=1)<ns(=2)であることを確
認(ST13のNO)してから再び強制溶断制御手段
(21,22)に強制溶断動作をさせる(ST13)。
この際の回数nは“2”とされる(ST19)。
【0037】つまり、図3の時刻t3から設定時間Ts
2だけ溶断電流I2を流す。図3の場合は、設定時間T
s2の経過前の時刻t4において溶断可能素子15は溶
断された。
【0038】したがって、溶断電流I2はもとより検出
電流I1も流れなくなる。ここに、溶断有無判別手段
(21,22)は、溶断されたと判別(ST14のYE
S)する。よって、新品の旨が表示(ST15)され、
印刷運転のスタンバイ(ST16)となる。
【0039】ところで、時刻t3から始めた2回目の繰
り返し強制溶断動作が設定時間Ts2の経過後に終って
も、未だ溶断可能素子15が溶断されていないと判別
(ST14のNO)された場合は、n(=2)=ns
(=2)となる(ST18のYES)ので、繰り返し制
御手段(21,22)は強制溶断制御手段(21,2
2)に再度(3回目)の繰り返し強制溶断をさせない。
したがって、CPU21はエラー処理(ST20)す
る。溶断可能素子15の異常であることを、オペレータ
に告げる。
【0040】なお、使用済ドラムユニット1の場合は、
ST11でNO判別されるので、表示器25に非新品表
示(ST17)し、直ちにスタンバイ状態となる。この
際、寿命カウンタ9はリセットされず、先の使用のカウ
ント値となったままである。
【0041】しかして、この実施例によれば、溶断有無
判別手段(21,22),リセット制御手段(21,2
2),強制溶断制御手段(21,22)に加えて繰り返
し制御手段(21,22)を設け、強制溶断制御手段
(21,22)の強制溶断制御によって溶断可能素子1
5に溶断電流I2を流した後でかつ溶断有無判別手段
(21,22)で溶断可能素子15が未だ溶断されてい
ないと判別される毎に強制溶断制御手段(21,22)
に強制溶断制御を繰返実行可能に構成されているので、
最小的あるいは平均的な溶断電流特性を持つ溶断可能素
子15に的を絞って設定時間Ts2を最短的にセットす
ることができる。よって、大幅な印刷高速化を達成でき
るとともに最大的な溶断電流特性を持つ溶断可能素子1
5でも確実に溶断することができる。
【0042】また、強制溶断制御手段(21,22)の
強制溶断制御用設定時間Ts2をキー操作により設定変
更可能と形成されているので、溶断電流特性の小さな溶
断可能素子15である場合に一段と高速に印刷運転に入
れるとともに運用上の適用性が広い。
【0043】また、繰り返し制御手段(21,22)を
設定繰返回数nsだけ強制溶断繰り返しを実行させるよ
うに形成しかつ設定繰返回数nsをキー操作により設定
変更可能に形成してあるので、溶断可能素子15が例外
的に非常に溶断困難な場合にも迅速に対処でき、結果と
して一層の印刷高速化と消費電力軽減化を図れる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、繰り返し制御手段を設
け、強制溶断制御手段の強制溶断制御によって溶断可能
素子に溶断電流を流した後でかつ溶断有無判別手段で溶
断可能素子が未だ溶断されていないと判別される毎に強
制溶断制御手段に強制溶断制御を繰返実行可能に構成さ
れているので、最小的あるいは平均的な溶断電流特性を
持つ溶断可能素子に的を絞って設定時間を最短的にセッ
トすることができる。よって、大幅な印刷高速化を達成
できるとともに最大的な溶断電流特性を持つ溶断可能素
子でも確実に溶断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】同じく、繰り返し動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図4】従来例を採用した電子写真装置を説明するため
の側面図である。
【図5】従来例を説明するための回路図である。
【図6】従来動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】従来強制溶断動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 ドラムユニット 2 感光ドラム 6 本体 7 カバー 9 寿命カウンタ 15 溶断可能素子 20 制御ユニット 21 CPU(溶断有無判別手段,リセット制御手段,
強制溶断制御手段,繰り返し制御手段) 22 ROM(溶断有無判別手段,リセット制御手段,
強制溶断制御手段,繰り返し制御手段) 23 RAM 23T 時間メモリ 23N 回数メモリ 24 キーボード 25 表示器 40 電流検出回路 R1,R2 分圧抵抗 I1 検出電流 I2 溶断電流 DCT 検出信号 MEL 溶断信号 Q30 溶断用スイッチング素子 Vref.1 基準電圧 Ts2 設定時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムユニットが本体に装着された状態
    でドラムユニット側の溶断可能素子と接続されかつ電流
    検出回路で検出した溶断可能素子に流れる検出電流を用
    いて溶断可能素子が溶断されているか否かを判別する溶
    断有無判別手段と、溶断されていないと判別された場合
    に本体側の寿命カウンタをリセットするリセット制御手
    段および溶断用スイッチング素子を設定時間だけONさ
    せて溶断電流を流すことにより溶断可能素子を強制して
    溶断させる強制溶断制御手段とを具備するドラム寿命管
    理装置において、 前記強制溶断制御手段の働きによって溶断電流を流した
    後でかつ前記溶断有無判別手段で前記溶断可能素子が未
    だ溶断されていないと判別される毎に前記強制溶断制御
    手段に強制溶断制御を繰り返して実行させる繰り返し制
    御手段を設けた、ことを特徴とするドラム寿命管理装
    置。
JP6218438A 1994-09-13 1994-09-13 ドラム寿命管理装置 Pending JPH0883024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016059726A1 (ja) * 2014-10-17 2016-04-21 エス・オー・シー株式会社 画像形成装置、交換ユニット及び交換ユニット判定方法

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