JPS6410830B2 - - Google Patents

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JPS6410830B2
JPS6410830B2 JP54091175A JP9117579A JPS6410830B2 JP S6410830 B2 JPS6410830 B2 JP S6410830B2 JP 54091175 A JP54091175 A JP 54091175A JP 9117579 A JP9117579 A JP 9117579A JP S6410830 B2 JPS6410830 B2 JP S6410830B2
Authority
JP
Japan
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signal
turned
switch
sheet
drum
Prior art date
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Expired
Application number
JP54091175A
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English (en)
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JPS5614251A (en
Inventor
Tsuneki Inuzuka
Masahito Ishida
Yoshitaka Kawamo
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9117579A priority Critical patent/JPS5614251A/ja
Publication of JPS5614251A publication Critical patent/JPS5614251A/ja
Publication of JPS6410830B2 publication Critical patent/JPS6410830B2/ja
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  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は複写機等の像形成装置において装置の
トラブルに対処するための安全装置に関する。 [従来技術] 従来、シートのジヤム等により装置筐体を開い
た場合、装置の動作を停止させ、装置筐体を閉め
るまで装置の動作の再開を禁止している。 [発明が解決しようとしている問題点] しかしながら、従来のものにおいては、安全規
格の点から筐体の開閉を容量の大きい比較的大型
のスイツチを使用して検出していたため、微妙な
開閉状態を検出できず、筐体が完全に閉じていな
くてもスイツチがオンしてしまい、筐体が半開き
状態のままで装置を動作させてしまうと装置を破
損してしまう危険性があつた。 [問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決するために、像形成
手段と、像形成手段の一部を含んだ本体部分10
5と、上記本体部分に対し開閉可能で上記像形成
手段の他の一部を含んだ開閉部分101とを有す
る像形成装置において、上記開閉部材を上記本体
部分に対して開放準備状態にするための操作部材
114と、上記像形成手段を動作させるための駆
動源と、上記開閉部分が閉状態のとき上記駆動源
の駆動力を上記像形成手段へ伝達可能とし、上記
開閉部分が上記本体部分に対して半開き状態のと
き上記駆動力を伝達不能とするギア113と、上
記開閉部分の開閉状態を検出し、上記像形成手段
への通電を制御する第1スイツチ104と、上記
操作部材の操作に応じて動作し、上記第1スイツ
チと異なる位置に設けられ、上記第1スイツチに
より上記開閉部分が閉状態であると検出されてい
るとき、上記本体部分に対する上記開閉部分の半
開き状態を検出する第2スイツチ100と、上記
第1スイツチにより上記開閉部分の閉状態が検出
されたとき、上記像形成手段の動作を可能とし、
上記第1スイツチにより上記開閉部分の閉状態が
検出され、かつ上記第2スイツチにより上記開閉
部分の半開き状態が検出されたとき、上記像形成
手段の動作を禁止する制御手段102とを有する
ものである。 [作用] 本発明は上記構成により、開閉部分が完全に閉
じていない状態で装置を再動作させて、装置の一
部を破壊してしまうのを防止することが可能にな
る。 [実施例] 以下図面に従つて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明における複写機の断面図であり、
図中1は原稿を載置するプラテンで往復動する、
2は周囲につぎ目のない感光体を有する回転可能
なドラム、3はプラテン1の原稿像をドラム2に
露光するためのランプ、5は感光体面を予めプラ
ス帯電するコロナチヤージヤ、6は露光像と一緒
に感光体面をマイナス除電するコロナチヤージ
ヤ、8は静電潜像を現像する現像器、9は現像像
を転写紙10に転写するチヤージヤ、11は転写
紙10を多数格納したカセツトで本体と脱着可
能、12は転写紙10を手差しで送るための台、
13はカセツトから転写紙を給送させるローラ、
14は手差台12から転写紙を給送させるロー
ラ、15,16は手差転写紙を検知するマイクロ
スイツチ、17は転写紙前端とドラム像先端とを
合せるためのレジストローラ、18は転写紙をド
ラムから分離するためのローラ、19は転写紙を
搬送するためのベルト、20は定着ローラ、21
はトレイ22に転写紙を排出するローラ、23は
ドラムの残留トナーを除去するブレードクリー
ナ、4はブレード23で除去したトナーを集める
マグネツトローラ、7はローラ4で回収されたト
ナーを収容する容器、24はドラムの残留電荷を
除去するマイナスのコロナチヤージヤ、25は露
光ランプ3からの光を一定時間直接ドラム露光面
に付与するためのシヤツタ、26,28はそのラ
ンプ3からの光を直接ドラム面に付与するミラ
ー、27はランプ3の原稿からの反射光をドラム
面に結像するための短焦点レンズアレイである。 動作説明する。メインスイツチをオンするとド
ラム2を駆動するモータをオンし、ランプ3を点
灯し、シヤツタ25を開き、同時コロナチヤージ
ヤ6をオンしてドラム2を回転させる。それによ
つてドラム面を予め残留トナー、残留電荷、メモ
リをクリーニングする。定着ローラ20が内部ヒ
ータにより定着可能温度に達すると複写可能信号
を発生する。コピースイツチをオンしない場合そ
れ以後もドラム回転続行し、ドラム駆動系に設け
た、ドラム1回転につきnケのパルスを発生する
ロータリエンコーダからのパルス所定数計数する
とドラム停止する。以上のドラム回転を第1前回
転と称す。 ドラム回転中又は停止中コピースイツチをオン
するとシヤツタ25を閉じ再びドラム2を回転
し、略1回転(以下第2前回転と称す)後プラテ
ン1は前進を開始しプラテン1上の原稿をスリツ
ト露光開始する。ランプ3の反射像はセルフオツ
クレンズを介してドラム上にスリツト露光され
る。ドラム2の感光体は表面から絶縁層、光導電
層、導電層で構成され、チヤージヤ5で帯電され
た面が露光面に達すると、プラス電荷がマイナス
チヤージヤ6と光像とで除電される。そしてその
面が一様露光面に達するとミラー26からの光で
ドラム面上に高コントラストな静電潜像を形成す
る。その潜像は現像域にてトナーが付与され顕画
化される。顕画像は転写域にて転写チヤージヤの
プラス電位により転写紙に転写される。転写紙は
カセツト10から給紙ローラ13のタイミング動
作で1枚分離され給送されたものであり、レジス
トローラ17によりドラム周速と同じ速度で転写
域を通過する。転写後の転写紙は、ローラ18で
分離されベルト19で定着ローラ20に送られ像
定着されトレイ22にローラ21により排出され
る。転写完了後のドラム面は引続いてブレード2
3でクリーニングされ、チヤージヤ24で除電か
つミラー28を介したランプ3からの光でメモリ
除去される。 同一原稿から連続複写を行なう場合複写機操作
部のテンキーにより設定された数だけプラテン1
の往復動をくり返す。 第2図はプラテン台周りの図で、プラテン台に
はマグネツト29があり、プラテン移動路上にそ
のマグネツトの通過で作動するリードスイツチ3
0,31,32,35が配置され、マグネツトが
35をオンすると原稿台を本体中央の初期位置で
停止させ、30をオンすると原稿台を露光のため
の右方向への前進移動に切換える。31は給紙ロ
ーラ13,14により紙送りするためのスイツ
チ、32はレジストローラ17により紙送りする
ためのスイツチである。連続複写の場合1度目の
スリツト走査終了し原稿台後進してスイツチ30
をオンすると、再び原稿台は前進を開始し2度目
の走査を行なう。このようにして設定数だけのコ
ピーをとることになる。ランプ3、同時チヤージ
ヤ6はメインモータ即ちドラムの回転と同期して
オンオフするものであり、1次チヤージヤ5、前
チヤージヤ24は後回転サイクルを除いてオンさ
れる。尚ランプ3は原稿台が走査移動する間は強
光度となるように制御される。 手差し複写の場合、台12からシートを挿入す
ると検出器15がシーチ検出する。そして給送ロ
ーラ14をオンしてシートを機内に取り込む。但
し検出器15がシートを検出して一定時間(略2
秒)はローラ14をオンしない。これは斜め挿入
を防止したり真直に修正したり、又シート交換を
可能にすべく時間余裕をもたしめたものである。
その時間経過するとローラ14をオンするととも
にドラム2を回転させ前記コピースイツチオンの
場合と同様のプロセスシーケンス開始を行なう。
尚検出器15がシート検出と同時にドラム2の第
2前回転を開始することにより、複写突入時期を
早めることができる。又シート挿入を検出器15
が検出するとカセツトからのシート給送を阻止す
る。以上のようにしてシート挿入するだけで操作
部のコピースイツチをオンせずにコピー開始で
き、又正確なシート位置を保つて機内にシート給
送され、シートの所定位置にトナー像の転写をす
ることができるし、シートのジヤムを未然に防止
することができる。 スイツチ16によりシートの後端がここを通過
し終つたことを検知すると、ローラ14をオフし
て次のシート挿入に備える。 ところでこの検出器15はシート給送方向と直
角に複数設けることができる。これはシートの斜
行を検知するもので、両方がシート検出する迄は
ローラ14をオンすることはない。 第3図は第1図の複写機の操作部平面図であ
り、39は電源(メイン)スイツチ、40はコピ
ースタートキースイツチ、41は連続コピーを中
断させるストツプキースイツチ、42は連続コピ
ー数を設定するために数をメモリに格納するため
のテンキー、43はメモリの数をクリアするクリ
アキー、44はコピー濃淡セツトレバー、45は
メモリ数の7セグメント表示器、46は定着ロー
ラが定着可能温度に達する迄点灯して表示するウ
エイトランプ、47はカセツト及びカセツト内の
シートなしを、共用して表示するランプ、48は
クリーナによる使用ずみトナーを回収する容器7
内のトナーが満杯のとき表示するランプである。
49はシートがジヤムした時表示する。ジヤムの
ときクリアキー、テンキーは作動しないが、ウエ
イト中はテンキー、クリアキーの動作可能であ
る。 セグメント表示器5は、電源スイツチ39のオ
ンによつてゼロサプレスした1をウエイト中に拘
りなく表示し、1コピー終了毎にセツト数から−
1した数を表示し、セツト数のコピー完了すると
再びツト数を表示し、その後コピー開始させず30
秒経過すると再び1を表示する。それによつて1
枚コピーはテンキーによる数セツトなしにコピー
スタートでき、又コピー再開をスムーズに実行で
きる。 ウエイト表示器46は電源スイツチ39のオン
によつて点滅動作するが、定着ローラの温度が定
着可能温度以下に低下してない場合つまり前回の
オペータが電源スイツチ39をオフして間もない
場合はスタテイツクに点灯するが、定着可能温度
以下(ウエイト)であれば点滅する。又定着ロー
ラが定着可能温度に上昇してウエイト時間経過し
た場合も点灯する。電源スイツチをオフすると点
滅も点灯状態も消えて、電源オフ状態を表示する
更にコピースイツチをウエイトアツプ後オンする
とウエイト中より点滅間隔の長い点滅動作を、後
回転モードに移行する迄行なう。即ち、1つのウ
エイト表示器によつて電源投入状態、コピー不能
なウエイト状態、コピー可能状態及びコピーサイ
クル中の4つを表示することができ、表示器を節
約できて装置のコストダウンに寄与するものであ
る。 オーバフロー表示器48は容器7のオーバフロ
ー状態を検知して表示するとともに、現像剤の容
器33中のトナー不足を検知してスタテイツクに
点灯表示する。尚前者の場合はランプを点滅し後
者ではスタテイツクに点灯させることもできる。
又紙なし表示器47は紙なしの場合点滅し、カセ
ツトなしではスタテイツクに点灯させることもで
きる。 又ホツパ33のトナー不足又は回収容器7のオ
ーバフローを検出すると、テンキーでセツトした
数の連続コピーを実行している場合は、セツトし
た数のコピーを完了する迄コピー続行し、その後
のコピー再開を阻止するものである。それにより
表示警告はするが即中断して一連の複写動作を滞
らして実質のコピー速度を悪くしてしまうことを
防止する。なぜならトナーが不足しても又オーバ
フロー生じても急に画像悪化することも装置を汚
してしまうこともないからである。尚転写紙がジ
ヤムした場合は即装置の動きを停止して安全を確
保する。又ストツプキー、紙なし、カセツトなし
信号では即中断せず、そのときのプロセスサイク
ルを完了して続くサイクルの開始を阻止する。 第4図は、第1図の複写機の動作タイムチヤー
トであり、これを参照して主に走査の動作シーケ
ンス、動作タイミングにつき詳述する。 コピースイツチ40をオンする前は、プラテン
1は第1図の如き本体中央に位置している。コピ
ースイツチ40をオンすると前除電チヤージヤ2
4、ランプ3、一次チヤージヤ5、二次チヤージ
ヤ6、転写チヤージヤ9、シヤツタ25をオン
し、感光体に前コロナ、一次コロナ、二次コロ
ナ、転写コロナ、前除電用露光、ブランク露光、
一様露光を付与してコピー開始準備する。ランプ
3は弱光点灯である。 前記パルスを所定カウントつまりドラムを所定
回転するとプラテン1を第1図の状態から左へ移
動開始し、その後略ドラムが1回転する頃にスイ
ツチ30をオンするのでプラテンを停め右方向へ
露光のために移動開始する。そしてランプ3を強
点灯しシヤツタをオフしてブランク露光を停めて
露光する。ここで、ブランク露光とは像露光して
いないとき像露光面に光射照して感光体に電位ム
ラを生じない様にするものである。 略1回転半に渡り像露光した後プラテン1の移
動を停止し左方向へ移動させる。この移動開始は
先のパルスを所定カウントして行なうもので、メ
モリにセツトした数をコピーカウンタ用レジスタ
にセツトしてその数から−1する。その結果1枚
コピーの場合レジスタが0となるので、続くコピ
ー再開を阻止する。この右方向への前進中第2図
のリードスイツチ31をオンして給紙ローラ1
3,14をオンし、リードスイツチ32をオンし
てレジストローラ17をオンすることでシートを
給送する。露光以外のプラテン移動中にリードス
イツチ31,32をオンしてもローラ13,1
4,17をオンしない。 プラテン1が初期位置のスイツチ35をオンす
ると移動停止する。そしてランプ3を弱点灯に制
御し、シヤツタをオンしてランプ3の弱点灯によ
りブランク露光開始する。その後、ドラム回転を
続行してその間感光体を電気的、機械的にクリー
ニングし、略1回転後第4図の如きプロセス負荷
をオフしドラム回転を停止する。この停止後電源
オン状態は続行する。 連続コピーの場合はスイツチ35をオンしても
プラテン1は停止せず左方向へ移動続行しスイツ
チ30をオンすると再びプラテン1の右方向への
移動を開始しランプ3を強点灯し、シヤツタオフ
して像露光を再開する。その1枚目のときサシス
タ204の断線、オーバフロー、トナーなし、カ
セツト/紙なしを検出すると実線の如く又正常な
とき点線の如くなる。 露光のための右方向への移動を停止し移動転換
する時期は、カセツト10のシートサイズ、手差
台12からのシートサイズに応じて決まる。尚サ
ーシスタ断線検知するとWAITを出力する。 第5図はカセツト部と手差部の縦断面図であ
る。第6図はその横平面図である。15―1は手
差シート検出器15を構成するフオトインタラプ
タ、15―2はシート挿入により揺動する作動
片、50,51はカセツトを本体に挿着したとき
カセツトに設けたカムで作動するマイクロスイツ
チで、50,51がともにオフのときカセツトな
し、各々オン,オフのときハーフサイズつまり
A4,B5サイズのシートを有するカセツトの場合、
各々オフ,オンのときB4サイズのシートを有す
るカセツトの場合、そしてともにオンのときフル
サイズつまりA3,B4サイズのシートを有するカ
セツトの場合を意味する信号を発生する。これら
サイズについて3通りの信号はプラテン1の露光
ストロークを決めるために用いる。 手差シートについてはフルサイズにB4サイズ
を含めるので、ハーフサイズとフルサイズ2通り
を上記シート検出器15によつて検知する。 従つてカセツトから連続給紙して多数複写実行
する場合は各サイズに応じたストロークつまり最
少の時間で複写サイクルをくり返すので複写所要
時間を少なくできる。しかし手差の場合は連続し
て送り込むことが少ないので、2系列のストロー
ク制御で十分であり、制御回路を簡素化でき、サ
イズ検知に係る誤動作を少なくできる。 シート検出器15の作動片は第6図の如く左端
に設けられる。この位置は転写紙を転写後ドラム
から分離するための、ドラムの像形成域外に設け
たベルトに対応している。従つて手差しシートを
分離可能な所定位置に挿入したか否かの判断がで
きる。 シート検出器16は感光体に対して15と同様
な左端位置に設けられる。この検出器16は次の
3通りの機能を有する。第1は手差シートのサイ
ズを検知するので、所定時期に検出器16がシー
ト検出してないときハーフサイズ、検出したとき
はフルサイズと判断する。第2は手差シートの先
端からレジストローラに至る行路長をカセツトシ
ートからのそれと同じにするものである。即ち手
差ローラ14で送込まれたシートを検出器16が
検出すると一定時間後そのローラ14をオフして
シートをレジストローラに送る準備をして待期す
る。そして前記リードスイツチ31からの信号で
再びローラ14をオンしてレジストローラに向け
て給紙開始する。第3はシートの後端を検出する
とローラ14を停止して次のシートに備えること
である。 シート検出器15でシート検出してローラ14
をオンしそして検出器16がそのシートを検出し
てローラ14をオフするつまり予備送りは、レジ
ストローラの機能を損じないようにするためのも
ので、停止しているレジストローラで形成するシ
ートのループの山を適当な範囲に抑えるためにあ
る。従つてシートを折つたり、ジヤムしたりする
ことない。 これはカセツトからの給紙においても同様で、
コピースイツチのオンによつて少時間給紙ローラ
13をオンしてカセツトからシートを引張り出
す。リードスイツチ31はこの引張り出されたシ
ートをレジストローラに到る迄給送開始する。カ
セツトローラ13は断面が半月型のもので図の状
態より半回転して予備送りし更に半回転して本送
りする。 第7図は第1図の複写機の動作制御回路図であ
る。図中Q1〜Q6は各メインモータ(ドラム2、
各種ローラ、ベルト19を作動する)、手差ロー
ラ14を作動するクラツチ、レジストローラ17
を作動するクラツチ、カセツトローラ13を作動
するクラツチ、原稿台1を後進させるクラツチ、
原稿台1を前進させるクラツチを作動制御するた
めのフリツプフロツプで、ポートSへのパルス立
上り信号でオンし、Rへのパルス立上り信号でオ
フする。Q7はメインモータのウエイト制御を行
なうためのワンシヨツトでメインスイツチオン後
第8図の如き時限T3の出力を生ずる。Q8は手差
モードを判断するためのフリツプフロツプでS,
Rの機能はエツジトリガでない点を除きQ1と同
じである。Q9は第9図の如き時限T1後出力を生
ずる、手差ローラ14を作動するためのタイマ
で、T1時間入力信号のオンを条件とする。Q10
Q13は入力信号入力時点からドラム回転により生
じるクロツクパルスをカウントして所定カウント
数に達するとパルス出力を生じるカウンタであ
る。Q10,Q11は各手差ローラ作動オフ、カセツ
トローラ作動オフを決めるための、Q12,Q13
前回転数、後回転数を決めるためのものである。
このクロツクパルスDCKは前述のロータリエン
コーダによりドラム1回転につき、等間隔で一定
のNケ発生する。Q14は上記Q10〜Q13と同様のカ
ウンタであるが、カセツトモードの場合カセツト
サイズに応じてプリセツト数を選択し、又手差モ
ードの場合カセツトモードの場合と異なるモード
でプリセツト数を手差シートサイズに応じて選択
する。G1〜G10はアンドゲート、G15〜Q25はオア
ゲート、INV1〜INV6はインバータである。 信号M1,MRCl,RGCl,CRCl,FWCl,
BWClは1のときメインモータ、手差ローラ、レ
ジストローラ、カセツトローラ、原稿台前進、後
進をオンし0のときオフする信号、CLKはクロ
ツクパルス、BPは原稿台反転のための信号、
ENDはコピーサイクル中止信号でストツプキー、
カウントアツプ、紙/カセツトなしのSTB,
CTU,PEP,CEPの各信号による。手差は手差
モードを示す信号、JAMはシートジヤムを示す
信号でジヤム検出により生ずる、CTUはプリセ
ツト数のコピー完了したことを示すコピーカウン
タのカウントアツプ信号、SWはメインスイツチ
オン信号でSW状態を検出して出力する。PS1
PS2は手差しシートを検出器15,16により検
出したとき出力する信号、PF,RGは前述の如く
リードスイツチ31,32を原稿台がオンしたと
き生じる給紙信号、レジスト信号、CPB,STB
は操作部のコピーボタン、ストツプキーをオンし
たとき、SP,HPは原稿台がリードスイツチ3
0,35をオンしたとき、生じる信号で原稿台前
進開始位置、停止位置を示す。PEPはカセツト
10中のシートが空をランプ60―1と受光体6
0―2により光学的に検出て出力する信号で、
CEPはカセツト10がはずれていることを示す
信号で、カセツトオンにより作動制御されるマイ
クロスイツチ50,51により出力される。
TEPは現像器34中のトナーなし信号で、現像
容器中のトナーレベル検出器61によりレベルが
一定以下に低下したことを検出して出力し、
OVFは回収容器7中の回収トナーのオーバフロ
ー状態を示す信号で、レベル検出器62により検
出して出力する。WAITはウエイト状態を示す
信号で定着ローラの温度を検出するサーミスタ
Thにより出力される。 動作説明する。電源39のオンにより発生する
ウエイト信号WAITの間は第7図のワンシヨツ
トQ7を作動して、T3の間ゲートG26を介してメイ
ンモータ信号M1を出力し、ドラムを第1前回転
させる。その後ウエイトアツプして(WAITが
0)スタンバイの時コピーボタンをンするとフリ
ツプフロツプQ1をセツトして同様にメインモー
タをオンし、プロセスを開始する。 今手差台12上からシート挿入はしていないの
で検出15はオフ、従つてフリツプフロツプQ8
がオフ、よつて手差信号は出力せず、従つてゲー
トG1をオフ制御し、フリツプフロツプQ2をセツ
トしないので手差ローラ14もオンしない。 今紙なし、トナーなし、オーバフロー等がない
状態とするとコピーキーオンによつてゲートG3
G25,G16を介してゲートG2にスタート信号が入
力する。ゲートG2の他方の入力ポートはウエイ
ト、手差反転信号(全て1)が入力されるのでフ
リツプフロツプQ4をセツトオンしてカセツトロ
ーラ13のクラツチをオンする。ゲート17を介
してカウンタQ11がパルスを所定カウントする間
ローラ13は半回転して止まり、シートを略半分
カセツトから引張り出して止める。 このQ4の出力でゲートG22を介してカウンタ
Q12によりクロツクパルスのカウントCLKをスタ
ートさせる。所定数のパルスがオアゲートG24
介してフリツプフロツプQ5をセツトしてFWClを
オンし原稿台を左へ移動させる。リードスイツチ
30を原稿台がオンするとゲートG19を介してQ5
をリセツトしクラツチFWClをオフし、一方フリ
ツプフロツプQ6をセツトしてクラツチ信号BWCl
をオンし原稿台を右へ移動する。像露光ランプ3
はメインモータM1に同期して点灯制御されるが、
このBWClの制御に同期して光量の強弱が制御さ
れBWClオンのとき強となる。1回目のスリツト
露光終了するQ6のリセツト時期は、カセツトス
イツチ50,51によつて決まる。 即ちスイツチ50,51が1,0のときサイズ
A4のシートがカセツトに入つているので露光ス
トロークもその巾で終らせる。つまりクロツクパ
ルスをカウントして反転位置を決めるカウンタ
Q14のプリセツト数をA4に適したn1に決める。サ
イズB4のときはスイツチ50,51が0,1な
のでn1より多いn2をプリセツトする。A3のとき
は50,51が1,1なので更に多いn3をセツト
する。尚50,51が0,0とときはゲートQ5
を介してカセツトなし信号CEPを出力する。 カウンタQ14はレジストスイツチ32がオンし
て後パルスカウントするが、先のn1〜n3の数に達
するとBPを出力してQ6をリセツトし、前進を終
了する。一方BPによつてゲートG24を介してQ5
をセツトし原稿台を左へ移動させ、原稿台がリー
ドスイツチ35をオンするとQ5をリセツトして
後進を停止する。 ところで原稿台前進の途中でスイツチ31をオ
ンするとゲートG15,G16,G17を介して信号PFが
ゲートG1,G2、カウンタQ11に入力される。前記
の如くゲートG1はオフなのでQ2セツトしないが、
ゲートG2のオンによつて再び給紙用フリツプフ
ロツプQ4をセツトローラ13を更に回転して予
め頭出ししたシートを引張り出す。そしてレジス
トローラ17にシート先端を当てて、シートにル
ープ(たるみ)を形成せしめる。このため、適切
なループ量でシートをレジストローラで留めてお
くことができ給紙ローラとレジストローラとの間
隔を複雑に考慮する必要がない。ループを適切一
定とできるのでシートのジヤムを軽減できる。手
差の場合もこの工夫を施している(後述)。 その後レジストスイツチ32のオンによりフリ
ツプフロツプQ3をオンしてローラ17を作動す
る。これはスタートスイツチ30が次にオンする
迄回転している。 プリセツト数のマルチコピーの場合ゲートG10
は1回プロセス終了してもオンとならないので停
止スイツチ35がオンしてもQ5はリセツトせず、
従つて後進を続行しスタートスイツチ30のオン
によつてQ5をリセツトし後進を停止する。同時
にQを再びセツトして2回目の前進露光を開始す
る。このゲートG10はストツプキー41による信
号STB、又紙なし、カセツトなしによる信号
PEP,CEP、又プリセツト数のコピー完了信号
CTUの各々によるEND信号でオンされる。従つ
てプリセツト数のコピーサイクルを完了する迄、
又ストツプキー、紙なし等で中断指令が出る迄ス
キヤンをくり返すようゲートG10が信号HPを出
力制御している。又、信号HPにより2枚目以後
の給紙をすべくG4,G25,G16,G2を介してQ4
セツトする。 次に手差モードにつき詳述する。オペレータは
シート1枚を台12上に載置しローラ14側に押
し付ける。まず検出器15によつてそのシートが
適切に挿入されたかを判断する。信号PS1が発生
するとタイマQ9がオンしてT1の時限動作を開始
する。このT1以前にシートの向きを正し、停止
中のローラ14に衝き当て略ローラ14に対し直
角となるようにする。つまりシート挿入してしば
らくはシートの姿勢を正しくでき、給送後の斜め
送りによるジヤムを未然に防止する。 T1経過するとゲートG15,G1を介してフリツプ
フロツプQ2をセツトする。又フリツプフロツプ
Q1をゲートG27を介してセツトする。尚G1は、ス
イツチ15によりフリツプフロツプQ8がセツト
されるので、手差入力が1となつている。又イン
バータを介してゲートG2を禁止しているのでカ
セツトローラ13の駆動は信号PFが発生しても
阻止される。Q1によりドラム回転し、Q2により
手差ローラ14が回転してシートが機内に取込ま
れる。そしてローラ14の後方に設けた検出器1
6にシートが到着する。ここに達して信号PS2
検出器が発生し、カウンタQ10をカウントスター
トする。タイマT2の時間経過してカウントアツ
プするとゲートG23を介してQ2をリセツトしてロ
ーラ14を停止し、次の給紙ステツプを待つ。こ
れはカセツトモードにおけるカセツトからの予備
給紙に対応する。尚プラテン1の前、後進に係ら
ず手巻シートを検出器15で検出すると前記の如
くして予備給紙する。 又ローラ14のオン動作によりゲートG22を介
して前回転カウンタQ12をスタートし所定回転後
フリツプフロツプQ5をセツトして、カセツトモ
ードの場合と同様に原稿台を左へ移動し、スター
トスイツチ30に当ると露光前進を開始する。 このようにして手差モードではコピースイツチ
40をオンせずにコピーサイクルに突入させるこ
とができ、操作を容易にできる。 露光前進中スイツチ31をオンするとゲート
G15,G1を介して再びQ2をセツトしローラ14を
駆動し、シートをレジストローラに衝き当てるべ
く給送する。次のスイツチ32をオンするとカセ
ツトモードの場合と同様Q3をセツトしてレジス
トロール13を回転してシートを転写部へ送る。 シートが検出器16を離れるとインバータ、ゲ
ートG23を介してQ2をリセツトして手差ローラ1
4の回転をとめる。これは次のシート給送の準備
のためである。 手差しモードの場合、カセツトなし、カセツト
中の紙なし、トナーなし、オーバフローの各信号
が発生していても、コピーは開始再開ともにでき
る。手差しではせいぜい数枚連続のコピーを行な
うもので、従つてTEP,OVFの1が発生しても
格別画像、装置に悪影響を及ぼすことはない、よ
つてこの技術は操作の簡便さを尊重したものあ
る。しかしTEP,OVFが1のときコピーの開始
(最初の1枚)は許すが、続く再開は阻止するよ
うに制御せしめることも又全く始めからコピー不
能にすることも可能である。 尚タイマQ9によるT1中検出器15からシート
が瞬間的に離れてもタイマ動作を続行させること
も可能で、極力斜め送りを阻止せしめる。 検出器15,16がシート分離にかかるべく配
置されるのでシートの位置決めをも兼用すること
ができ、ポストカード等の小シートの場合でも適
切な位置に複写できる。 次に手差の場合の原稿台反転制御につき詳述す
る。第7図中、G6の入力にシート検出器16の
信号PS2とカウンタQ14による所定カウント数信
号xが入力されている。これはカウンタQ14のプ
リセツト数n1とn3のいずれかを選択するための
ものである。即ちQ14はレジスト信号RGからの
カウントスタートして所定パルス目に後方検出器
16にシートが存在しているときはA3,B4の大
サイズ(フル)、存在していないときはA4等の小
サイズ(ハーフ)として判断し、スキヤンストロ
ークを2分する。つまりxが1のときPS2の0つ
まりインバータを介して1がゲートG6に入力さ
れるとQ14にn1をプリセツトする。xが1のと
き、検出器16が未だシート検出の状態なら0が
G6に入力され、インバータ、ゲートを介してn3
をプリセツトする。従つてカウンタは手差のとき
x以後フル、ハーフに応じてn3,n1迄カウント続
行し、反転信号BPを出力する。又後進中手差す
るとINV2の出力が0となるのでG10は出力オフさ
れ、よつてスイツチ35はプラテンを停止せず、
サイクル続行する。 ここで重要な点は既にシートはレジストローラ
17迄送られているので、シート検出器16をセ
ンスするタイミング信号xはA4サイズのn1より
少ないパルス数でありかつ、A4サイズ分のスト
ローク完了前の発生タイミングである。 このように手差しシートのサイズデータを予め
何らかの方法で入力することなしにプロセスシー
ケンス制御の合間にシーケンシヤルに判断してシ
ーケンス制御に寄与することができ、回路構成等
が簡単となる。 又カセツトモードの場合、連続マルチコピーの
場合速度を極力高めたいし、種々の複写サイズに
応じたストロークを設定したいので、図の如く3
通りのプリセツトをするが、手差モードの場合
は、せいぜい数枚コピーなので、2通りのストロ
ークモードで十分である。このようにして、手差
の場合の制御モードを可能な限り簡素化してトラ
ブルを極力減少せしめている。 次にカセツトモードでのコピー中止指令を説明
する。PEP,TEP,CEP,OVFによつてコピー
キーによる再開を阻止する。マルチコピー完了後
に、ストップキーSTB信号、PEP,CEP信号に
よつて信号ENDをゲートG1が出力してゲートG4
を禁止し続く給紙ローラ13の予備作動を阻止す
る。従つてマルチコピーが中断される。ストツプ
キーの場合はコピーキーオンでコピー再開する。
TEP,OVFではマルチコピーの中断はせず、完
了させる。 手差しモードのときの検出器16のセンスタイ
ミングをx…xnに分けてセンスを行ない各種の
ストローク制御することも可能であり、カセツト
モードと異なるプリセツト数Q14にセツトするこ
とも可能である。 カセツトからの又は手差ししたシートがジヤム
した場合、Q1〜Q6,Q8のRポートにジヤム信号
JAMを入力して、プロセス完了を待たず、全て
のクラツチ、メインモータをオフする。 手差モードセツトのためのフリツプフロツプQ
は反転信号BP、又はジヤム信号JAMでリセツト
する。又原稿台が露光終えて後進する時期に手差
ができ、速かなコピー再開が可能となる。又タイ
マQ9を、G21からのトナーなし等の信号を反転し
たものと検出信号SP1とのアンドでタイマスター
トさせることによりOVF,TEPが1のとき手差
コピーを阻止できる。 第10図はトナーなし、オーバフロー表示のた
めの回路例である。Q50〜Q52は各トナーなし、
オーバフロー、紙なしを検知するためのオペアン
プで基準電圧Vsと比較して出力する。61は現
像容器中のトナーレベルをランプと受光体CdSに
介在するトナーの存在有無により判断するもので
受光量が所定以上のときTEPを出力する。62
はランプと受光体を用い61と同様にしてトナー
検知し受光量が所定以下のときOVFを出力する。
60は61と同様にして受光量が所定以上のとき
PEPを出力する。G60〜G62はオアゲート、G65
アンドゲート、INV2021はインバータである。
CPU1は操作部のテンキー、ストツプキー、コピ
ーキー、クリアキーを入力し、表示器45を表示
作動したり、テンキーによるコピープリセツト数
をレジスタRST(メモリ)に格納したり、プロセ
スシーケンスを制御する制御部CPU2のスター
ト、ストツプ及び動きを制御する。 動作説明する。コピー中現像器のトナーが少な
くなるとオペアンプQ50から信号TEPが出力され
る。その信号はゲートG61を介してトナーなし表
示器48を点灯して警告する。同時にインバータ
を介してゲートG5をオフ制御する。従つてコピ
ー終了後コピーキーをオンしてコピー再開しよう
としても、STAT信号をオフするので、できな
い。しかしテンキーによるプリセツト数のコピー
を、その中途でランプ48が点灯しても、全て完
了させるように、TEPによりストツプ信号STB
を制御してはいない。 トナー回収容器7のトナーが増加しオーバフロ
ー状態に近くなると信号OVFを出力し、TEPと
同様にゲートG61を介してスタート用ゲートG65
を制御する。同時に本来トナーなしを表示する表
示器を共用してこれを表示せしめる。この場合点
滅動作させて点灯させるTEPと異なる表示をし
てもいい。OVFの場合もSTBを制御せず、プリ
セツト数のコピーは完了せしせる。プリセツト数
のコピー完了はコピーサイクル毎の信号BP(プラ
テンの反転位置)をレジスタRSTのプリセツト
数だけカウントして信号ENDを出力することに
より行なう。コピー中断は、ストツプキーオン、
ジヤムにより信号STBを出力して、ストップキ
ーオンのときのプロセスサイクル1サイクル分を
終えて次サイクルの続行を阻止するものでプリセ
ツトサイクル全てを実行しない。 この阻止をカセツトなし、紙なしのとき行う。
即ち紙なし信号PEP、カセツトなし信号CEPに
よりゲートG62,G60を介してSTBをCPU2に出力
する。それによつてストツプキーオンの場合と同
様の処理を施す。又PEP,CEPは同じ表示器4
7を共用してその旨を表示する。尚、一方を一定
周期で点滅、他方をスタテイツクに点灯させるこ
とで表示容を区別することもできる。 又シートジヤムを検出した場合は信号JAMを
出力して表示器49を点灯又は点滅する。そして
同時に危険な負荷の電源(高圧、ヒータ等)をオ
フする。つまりプロセスサイクルはそのサイクル
途中で中断し、プリセツトサイクル分はもちろん
1サイクル分のコピーもさせない。但しプリセツ
ト数は電源スイツチ39をオフしてもキヤンセル
しないようOPU,RSTの電源を保持させること
ができる。このジヤムの場合は次のプロセス再開
は、ジヤム解除するスイツチを手動でオンして可
能とするもので、単にコピーキーのオンによつて
再開できるものではない。 第11図はウエイト信号WAITを出力する回
路例である。図中r1〜r3はサーミスタThととも
に温度検出用ブリツジを構成する抵抗、Q30はTh
が所定温度以下のとき0、以上のときつまり定着
可能温度のとき1を出力するオペアンプ、Q31
オペアンプの出力1により通電するサイリスタ、
Q32はオペアンプの出力1によりオンして、ヒー
タH、を通電発熱するリレーK1を駆動するため
のトランジスタ、ACは交換電源、Q35,Q36はナ
ンドゲート、Q38はウエイト表示ランプ46を作
動制御するためのアンドゲート、Q39はコピープ
ロセス開始させるための信号STATを出力する
アンドゲート、INV10,11はインバータ、
Q40はウエイトランプ46をオンするトランジス
タ、CPUは複写シーケンスコントローラ、
COPYはコピーサイクル実行中を示す信号で、そ
のタイムチヤートは第4図に明らかである。
OSC1,OSO2は各発振周波数の異なる発振器で、
電源投入により動作する。 第12図は電源回路例で、図中、FSはヒユー
ズ、LVTは制御用電源圧Vc,Vccを得るための
低圧トランス、HVTはコロナチヤージヤ作動の
ための高圧トランス、MVTはハロゲンランプ等
の中負荷を作動するためのトランス、CVは出力
Vc,Vccを安定化する回路、RECは整流器であ
る。 動作説明する。電源スイツチ39をオンすると
直流電圧Vc,Vccが出力して第7,11図他の
回路を作動状態におく。今定着ローラの温度が低
くコピー不能のときサーミスタThの高抵抗によ
り、オペアンプは0を出力しサイリスタQ31はオ
フの状態を保持し、従つて電圧Vcによつてウエ
イト信号WAITを出力する。一方トランジスタ
Q32はリレーK1をオンしてヒータH1を加熱する。
よつてコピーキー40をオンしてゲートQ39に阻
止されて、シート給送スキヤンを開始しない。し
かしゲートQ35は発振器OSC1を入力し、かつコピ
ー中信号COPYが0の信号を入力しているのでゲ
ートQ38に対してOSC1に同期した信号を出力す
る。ゲートQ38の他方の入力はOPYが0の信号に
よる信号1が入力されているのでトランジスタ
Q40はOSC1に同期してオンオフし、従つてウエイ
ト表示ランプ46をOSC1の周期に同期して点滅
する。それによつてオペレータにコピー不能を警
告する。Thが定着可能温度に達すると、サイリ
スタQ31オペアンプQ30の出力でオンするので信
号WAITが0となる。一方リレーK1をオフにし
てヒータHへの通電を停止する。ゲートQ35の出
力を1にし従つてゲートQ38の1によつてトラン
ジスタQ40をスタテイツクにオンしてランプ46
を点灯する。ゲートQ37は一方の入力を1にする
のでコピーキーの受付けを可能にし、いわゆるス
タンバイの状態で待機する。この場合、定着雰囲
気を定着可能温度の保つべくThによりヒータH
のオンオフ温調を行なつてもサイリスタの通電保
持作用によりWAITは0のままなので、表示の
誤動をしない。 このスタンバイのとき電源スイツチ39をオフ
するとVc,Vccがオフされるのでサイリスタの
上記保持作用に係らずウエイト表示ランプ46へ
の通電をオフして消灯する。従つてこのランプ4
6により装置への電源通電状態をも判別すること
ができる。 そして再び電源スイツチ39をオンすると定着
ローラつまりThは冷えていないのでオペアンプ
を介しサイリスタを即オンし前述の如くしてラン
プ46をスタテイツクに点灯開始し、マシンをス
タンバイ状態におく。 このスタンバイ中コピーキー40をオンすると
スタート信号をCPUに出力してメインモータ、
給紙、スキヤンの動作を開始させる。そして
CPUからはコピー信号COPYを出力するのでゲ
ートQ35の出力を完全に1にし、ゲートQ36から
発振器OSC2の一連のパルスを出力する。従つて
ゲートQ38はトランジスタQ40をOSC2に同期して
オンオフし、よつてトランジスタはランプ46を
OSC1より長いくり返し周期点滅することができ
る。プリセツトコピー数のスキヤンが終了して原
稿台反転位置に達すると信号COPYを0にするの
で再びスタンバイとなつてランプ46をスタテイ
ツクに点灯してコピー再開指令を受付ける。 このときにコピーキーをオンすると、コピーの
数のセツトし直しをせずに前回のプリセツト数の
コピー再開をする。この再開は、原稿台が停止位
置に戻つても停止させず、続けてスキヤンする連
続コピーの如くして行なう。 コピー再開せず電源スイツチ39をオフすると
ランプ46はオフして、クラツチ、メインモー
タ、コロナチヤージヤ等の負荷への電圧をオフし
たことを示す。 尚電源スイツチ39をオフした後このランプ4
6の通電量を弱くして、そのオフ状態を表示する
こともできる。この場合中央制御部CPUがスイ
ツチ39をオフしても生きているようなものにつ
まりメモリ動作状態を存続させたい場合において
有効である。とくにシートのジヤムを処理すると
き電源スイツチ39をオフすることが多く、この
場合メモリのプリセツト数をキヤンセルすること
は好ましくないので、そのメモリオン状態の表示
として用いると極めて都合がいい。 尚、定着器20は上ローラ202と下ローラ2
01より構成され、更に上ローラの中にハロゲン
ヒータ203が発熱源として挿入され、上ローラ
表面温度検出の為に感温素子204が上ローラ2
02に接して設けられ定着器20の温度制御はこ
の感温素子204からの信号に基き、ハロゲンヒ
ータ203をオン、オフすることにより上ローラ
表面温度を一定に保つ様に制御されている。 次に前記第一前回転制御につき詳述する。 第7―2図において入力信号S1は電源スイツ
チ39を投入してから時間T1経過後0から1状
態になる信号(以下電源投入信号と称す)、入力
信号S2は前記コピー条件が整つていない場合に
電源スイツチ39の投入時から時間T2経過後0
から1状態になる信号(但しT1<T2)でコピー
条件が整つた時点で再び0状態に戻る(以下ウエ
ート状態信号と称す)。 Q202はタイマICで端子V+,V-間に電源が
印加されトリガ入力端子TRにトリガ信号として
1から0状態に立下る信号が入力されると時定数
端子TCに接続されている抵抗R201とコンデ
ンサC201とで決まる時定数分の時間だけ出力
端子Qから1を出力するものである。但しこのと
きリセツト端子Rには0信号が入力されると端子
Qはタイムアツプ前であても0信号となる。出力
端子Qから出力される信号S3は状態1で第一前回
転を実行する様他の回路(図示せず)に入力され
るもので以下第一前回転制御信号ROT1と称す。 ここにウエイト信号S2は第1図の定着器20に
おける感温素子204からの信号によつて定着器
20が所定感度に達する迄1状態となつている。
ここではヒータウエート中の信号を例にとるが現
像液の濃度回復信号であつてもよいし、ドラム表
面電位を検出し0均一な所定電位検出できるまで
の信号でもよい。 第8―1図は電源スイツチ投入時定着器温度が
比較的低い場合のタイムチヤートである。
WAIT信号S2は電源投入時から時間T2(約30秒)
後1となりノイズ防止用抵抗R202、コンデン
サC203の回路を経由してQ202のR端子に
入力される。その後、電源投入時から時間T1(約
50sec)で電源投入信号S1がインバータQ201
を介して、1から0への立下り信号としてQ20
2のTR端子に入力される。従つてこのとき出力
端子QからROT1信号S3が1として出力され、
ドラム2を回転スタートする。T3後もウエイト
状態が続くときR201,C201によつて決ま
る時間T3(ドラム10数回転分)の間第一前回転を
実行して感光体の表面均一化工程(クリーニン
グ、除去、前露光等)が実行されそしてT3でド
ラム停止する。時間T3は、電源スイツチオフし
て相当長時間マシン放置した場合でも感光体(直
径5〜15cm)が前記工程で均一化できる時間とし
て約30秒に設定し過度な回転及び均一化作用を防
いでいる。 第8―2図は電源投入時定着器温度が比較的高
い場合のタイムチヤートである。即ち、電源スイ
ツチがオフされてヒータ202への通電ストツプ
した後比較的短時間休止した場合である。この場
合ドラム表面の種々の状態はさして変化していな
い。例えば感光体の感度がさして回復せず前のま
まに近い。このときウエイト信号S2は時間T3
り短いT4にて0となつてウエイト状態が終了す
ることがある。従つて信号S3はウエート状態終了
と同時に0となりよつてドラム停止し第一前回転
を終了する。 又少なくとも第1前回転がT5(ドラム1回転)
の時間必要なときはウエイト時間がT5より短く
てもT5の時間ドラム回転させる。(第8―4図) 以上本発明によつてウエート状態終了信号を所
定の第1前回転時間信号より優先させることによ
り余分な待時間を設けることなく適正時間の第一
前回転工程を実行でき、又放置時間が長ければ長
い程長くすることができる。 この第1前回転の間は第4図のタイムチヤート
の如くランプ3等が点灯して表面電位均一作用を
行なう。図中ROT2,ROT3はT5に相当する必
須回転であり後者は二次チヤージヤの出力を下げ
て均一作用を行なう。 また本実施例に限らず装置の構成の違いあるい
は感光体の種類の違いによつて第一前回転工程が
長ければ長い程画質の向上が計れる場合は、定着
器の温度条件のみならず他のコピー不能条件例え
ば、転写材、現像材の有無等、各種の不能条件が
介在した場合であつてもコピー条件成立迄の間で
電源スイツチが投入されている限り第一前回転工
程を実行することによりコピーの画質向上を計る
ことが出来る。 尚、電源スイツチ投入時に転写紙がジヤムした
状態等感光体を回転させると不都合がある場合は
第1前回転を禁止するのが好しい。 第13図はジヤム発生時のドラム感光体の処理
制御回路例である。図中、401は第1図の複写
機の動作を制御するシーケンスコントローラ
CPUで、第4図に示されたタイムチヤートに従
つて各負荷を制御している。またシーケンスコン
トローラ401の出力信号Aは第4図中のドラム
等を駆動するメインモータ及び露光ランプの作動
信号、Bは前除電、一次帯電、転写帯電のための
コロナ発生させる信号、Cは露光同時に2次コロ
ナ発生させる信号で、Dはシートのジヤムを検出
したとき発生するジヤム信号である。また、40
5は入力ハイレベルからローレベルに変化した時
にその動作を遅延させるタイマ回路で、その動作
は第6図のようになる。 尚、出力Dとして、他のトラブルの場合はその
検出信号、電源スイツチ遮断検知信号となる。後
者の場合402,404の負荷及CPUの電源は
バツクアツプ電源を用いる。 動作説明するジヤムが発生しない場合は、シー
ケンスコントローラ401の各出力は、第4図で
示されたタイムシーケンスで出力が発生してお
り、また、ジヤム出力Dは出力されていないので
インバータ406の入出力は1、又はタイマ40
5の出力は1、従つてアンドゲート402,40
3,404をオン制御しているため通常の複写動
作を行なう。また、インバータ407の出力は0
で従つてジヤム表示動作しない。 コピー中ジヤムが発生した場合、出力Dにジヤ
ム信号がセツトされインバータ406,407を
介してジヤム表示し、同時にアンドゲート403
の入力に0が伝達され、従つて1次、転写前除電
コロナチヤージヤは動作オフされる。さらにタイ
マ405の入力が1から0に変わるため、タイマ
405はその変化点からタイマ動作を開始し、一
定時間T10経過後、その出力を0にする。この信
号がアンドゲート402,404に伝えられ、露
光ランプ、メインモータ及び2次コロナチヤージ
ヤが動作オフされる。尚プラテンはT10の間で強
制的に停止位置(スイツチ35)に復帰させるよ
う後進クラツチが作動される。 すなわち、ジヤム発生の場合、ジヤム表示と同
時に1次、、転写、前除電コロナをオフし、一定
時間T10が経過した後、2次コロナ、メインモー
タ、露光ランプをオフにする。この時間T10を、
第1図中の一次チヤージヤ5と二次チヤージヤ6
の間の高電位部に略相当する時間に設定すること
により、ランプ光、二次コロナの作用によつて高
電位の部分はなくなり、メモリが残つたり、高電
位部が現像されるようなことがなくなる。また、
一般的に一次チヤージヤ5と二次チヤージヤ6の
間はそれほど距離的に長くないため、時間T10
短くでき、ジヤム状態を更に増調するようなこと
はほとんどない。 さらに、第1図において、転写チヤージヤ90
と前除電チヤージヤ24の間のドラム上もやや高
電位となつており、この部分の電位を均一除電し
更に0に近づけるべく前記のタイマ時間T10を設
定することも可能である。 さらに定着ローラ201,2(このローラはメ
インモータで回転されている)が、その回転力を
利用してコピー中加圧され、コピー後加圧を解除
されるタイプの複写機においては、加圧解除に要
する時間に前記タイマ時間Tを設定することも可
能である。それによりジヤム時加圧されたままで
放置されてローラが変形するのを防止できる。 ところでジヤム後、プリセツト数のコピー完了
後の後回転(完了後回転と称す)のときと同様ジ
ヤム出力Dにより2次チヤージヤ6かつ、又はラ
ンプ光はその作用力を弱めるべくそれらに対する
印加電圧を下げることも可能で、それによりドラ
ム表面をより0電位に近づけることもできる。又
上記完了後回転T20(ROT1′+ROT2+ROT
3)の時間とジヤム後回転の時間T10が異なる場
合、より0電位に近づけるべく、又電位ムラを除
去すべくその時間に応じた電圧で402〜404
の負荷を作動させることもできる。尚T20>T10
が好しい。 又、ジヤム後回転時搬送ベルト19の動きは停
止させジヤム状態を複雑にしない。又ドラム付近
のジヤムでは上記ジヤム後回転を禁止し、定着ロ
ーラ付近のジヤムでは許可するように制御するこ
とも可能である。 第15図は、キーエントリ、表示、シーケンス
制御回路図である。スタートキー40、ストップ
キー41、テンキー42の状態判断するために、
時分割されたくり返しパルスがKS1〜KS4より
出力される。各キーはそのスキヤンラインとマト
リクス構成されていて、ダイナミツクにCPU1
にキー状態をメモリに読込む。そしてCPU2は
コピースタートキー40、ストツプキー41、テ
ンキー42、クリアキー43を入力すると7セグ
メントLED表示器45を表示動作したり、テン
キー42によるコピープリセツト数をCPU1中
のレジスタRST(メモリRAM)に格納したり、
プロセスシーケンスを制御する制御部CPU2の
スタート、ストツプ及び動きを制御する。表示器
45はコード化されたDISP信号を変換してセグ
メント選択され、桁選択されてダイナミツク表示
する。 またCPU1は上記各種キーを読み込んだとき
キー確認ブザー50を短時間(m秒)駆動し、キ
ー入力を発音してオペレータに知らせる。この時
制御部CPU1は、コピー中かどうかを、判断し、
コピー中には、テンキー42をメモリに読み込ま
ないようにしたり、制御部CPU2からのジヤム
信号を受け、その時にはテンキー42、コピース
タート40、ストツプキー41、クリアキー43
をメモリに読み込まないようにしたりする。ま
た、メモリに読み込まない時はキーオンしてもキ
ー確認ブザー50は発音しない。 シーケンス制御部CPU2は制御部CPU1から、
コピースタート指令コピースタート指令、コピー
終了指令を受けまた、メインモータM1により駆
動されるドラムの回転により生じる前記クロツク
パルスCLを、ドラムクロツク発生部DCKから受
け、それを所定数カウントして第4図に示したタ
イムチヤートに従つて、各負荷を制御する。 このようにドラムのクロツクパルスCLは、シ
ーケンスコントロール上重要な信号であり、メイ
ンモータの故障、駆動系の故障、あるいはドラム
クロツクパルス発生部DCKの機械的故障電気的
故障などにより、クロツクパルスが発生しない場
合ハロゲンランプが点灯続行して複写装置に重大
な支障をきたす。このため、シーケンス制御部
CPU2は、クロツクパルスを計数する際に、内
部に内蔵されたタイマを利用して、一定時間以上
クロツクパルスが入力されない場合、クロツクパ
ルス異常として異常信号をライン110(BZ)
に出力する。 その動作タイムチヤートを第16図に示す。即
ちモータ動作信号M1により第1タイマDT1を作
動し、T1のタイムアツプ前にパルス発生したと
きDTIをリセツトし第2タイマDT2を作動し
DT2のT1のタイムアツプ前に次のパルス発生し
たときDT2をリセツトし正常とみなし、DT1,
DT2のタイムアツプ前にパルスCLを検知しない
ときBZ信号を出力する。よつてモータ及び全て
のパルスをチエツクできる。これにより、前記ブ
ザーを連続的又は間欠的(数秒動作をくり返す)
に発音させて異常を知らせる。さらに第4図に示
したシーケンス動作を、全て即中断させ、複写装
置が重大な事故を生ずることを未然に防止する。 尚、回路DCKはドラム軸に受けた多数の穴あ
きデイスクの穴をL1とR1によるフオトインタラ
プタで光変化として検出してトランジスタTR1
からCLを出力する。 以上のように、キー確認ブザー50を共用し
て、メインモーター停止等の異常警報ができる。 さらに、ランプの異常点灯、ヒータの異常点
灯、サーミスタ204の断線、シートのジヤム等
を検知し、上記ブザーを用いて警報を発すること
もできる。 さらに、ブザーの発音周期を例えばジヤム、前
後進クラツチの故障、各種ドライブアンプの故障
等種々の異常状態によつて変化させることによ
り、多くの状態の警報を1つの部材ですることも
できる。 又上記異常状態に応じてその旨を音声で表現せ
しめることでオペレータの注意を換起することが
できる。この場合ブザーの替りにスピーカを用い
る。そしてCPUの読出専用メモリ(シーケンス
用プログラムメモリROMもしくは別に設けた読
出メモリROM)に予め音声情報をコードで格納
しておくこと、及びその情報をトラブル検知信号
により読出して周知の方式で音声に変換してスピ
ーカにオーデイオアンプを介して出力せしめるこ
とで音声表現を達成でき、スピーカをキー発音用
と共用できる。 尚CPU1,CPU2の機能をRAM,ROMを含
むノチツプ半導体で構成された1つのマイクロコ
ンピユータで実行でき、これを総じてCPUと称
する。以上、以下のシーケンス制御、表示警告、
エントリ制御等はプログラムソフトで当業者容易
に達成できる。 (ジヤムリセツト、半ドアチエツク) 以下、本発明の半ドアチエツクについて説明す
る。 第17図はジヤム表示、ジヤムリセツト及匡体
ドアの半ドアチエツクさせるための回路図であ
る。 図中CPUは前述の如くしてシートジヤムを検
出する制御部、100は筐体ドア101(本発明
の開閉部分に相当する)に設けた匡体ドアの半開
き状態を検知するためのマイクロスイツチ(本発
明の第2スイツチに相当する)で、開状態でドア
が正常に閉じていることを示す。102は半ドア
を検知してオンするトランジスタ(本発明の制御
手段に相当する)、103は半ドア状態及びシー
トジヤム状態を表示するためのLEDで第3図の
49に対応する、104は本体105側に設けた
ドア101の閉じを検知するためのドアスイツチ
(本発明の第1スイツチに相当する)で、ドア閉
によりオン、ドア開によりオフし、後述の如くド
ア開により本発明の像形成手段であるヒータへの
通電を遮断する。105はジヤムリセツトのため
のコンデンサ、106は逆流阻止用ダイオード、
107はジヤムホールドするためのラツチリレ
ー、108(S)はそのラツチリレーをセツトし
てスイツチ109をオンするためのコイル、10
8(R)はそのラツチリレーを解除してスイツチ
109をオフするためのコイル、110はCPU
によるジヤム検出信号JAMSによりオンするトラ
ンジスタ、111,112はコイル108,10
9オフ時の誘起電流を消費するためのダイオード
である。 動作説明する。今匡体ドア101が閉じた状態
とするとドアスイツチ104がオンなのでCPU
からのジヤム検出信号JAMSによりトランジスタ
110がオンして、セツトコイル108(S)を
電源Vによりセツトする。それによつてスイツチ
109が閉じLED103をオンして、表示器4
9によりジヤム状態を表示する。ラツチリレー1
07の作用により信号JAMがなくなつてもこの
状態は保持される。同時にCPUにマシンを停止
させるための信号JAMを入力せしめる。それに
よつてCPUは後述の如く定着ヒータオフ、コピ
ー中断(1プロセス完了前)、ドラム後回転等の
シーケンス処理を実行させる。 ジヤム発生時ドア101を開くとドアスイツチ
104はオフして、LED103が消え、CPUへ
の電源もカツトされる。尚半ドアスイツチ100
は閉じる。ところでコンデンサ105はドアスイ
ツチ104をオフする以前にダイオード106を
介して充電されていることから、ドア101を開
くことによつてその充電荷がスイツチ100を介
してラツチリレー107のリセツトコイル108
(R)をオンしてスイツチ109を図の如く開く
それによつてジヤム保持を解除し、ジヤムシート
除去処理後ドア101を閉じたときのLED表示
等をさせない。 尚コンデンサ105の充電荷は数10分間位は保
持されるので、ドアスイツチ104により電源を
カツトした後のジヤム解除に十分機能を発揮す
る。従つて従来バネ、、爪等を用いメカニカルに
ジヤム状態をホールドし、それをジヤム処理後手
押しボタンで爪解除させていたものに比べ、極め
て簡単な構成でジヤムリセツトが可能となる。 本例の装置ではドア101側にドラムやそれを
回転させる主にモータ(本発明の駆動源に相当す
る)があり、本体側105にシート送りベルト1
9、定着ロール20等がある、そしてこれらロー
ル、ベルトはギア113でもつて主タモータに駆
動接続される(第18図)。従つてジヤム処理後
ドア101を閉じたとき完全に閉じてない場合ギ
ア113がかみあわずそのままコピーキーで複写
スタートさせるとマシン各部を破損してしまう。 この様なトラブルを防止すべく、半ドアスイツ
チ100が作用する。即ち完全にドアが閉じてな
いとドアスイツチ104が閉じ、半ドアスイツチ
100も閉じる。従つてトランジスタ102がダ
イオード106を介した電源Vによりオンし
LED103をアースに接続し点灯又は点滅する。
同時にジヤム時と同様のストツプ信号をCPUに
入力せしめ、コピースタートを不能にする。完全
にドアを閉じるとスイツチ100が開いてLED
103の表示を停止しストツプ信号もオフしコピ
ー可能とする。 ここで半ドアスイツチ100は本体と閉じロツ
クされたドア101を手動で開けるためのレバー
114(本発明の操作部材に相当する)に連動す
るもので、レバーを開けると即作動してオンし
て、ドアの微妙な状態を検出することができる。
第19図にその作動状態を示す。115は連動レ
バーでレバー114による矢印方向の動きによつ
てスイツチ100はオンする。 尚半ドア状態表示用のLEDを設けジヤム表示
とを区別して行なうこと、又LED103をジヤ
ム時は点滅、半ドアではスタテイク点灯すること
で表示区別することもできる。又前述の如くこの
半ドアスイツチ100をジヤムリセツトのための
スイツチとみなすことができるので、1つのスイ
ツチにより、上記半ドアチエツクとジヤムリセツ
トをともに実行できて、制御部を極めてシンプル
にすることができる。 (ジヤム殺し) 第17図においてスイツチ116は装置内回路
基板上に設けたスイツチで、ジヤムによるマシン
ストツプ信号をCPUに入力禁止させ、それによ
つてジヤムであつてもコピーランを最後迄続行さ
せるつまり正常時と同様のランをさせるものであ
る。従つてシート送りをさせずにコピー動作させ
ることができ、紙のロスがなくマシンの動作状態
のチエツクができる。 動作説明する。スイツチ116をオンすると
CPUからジヤム検出による信号が出力されても
116でその信号がバイパスされてトランジスタ
110をオンしない。従つてラツチリレー107
はセツトされずジヤムストツプ信号は発生しな
い。よつてCPUはジヤムチエツクはするが、ヒ
ータオフ、高圧オフ及びドラム後回転等のシーケ
ンス処理は行なわれずコピー続行する。 (プロセス強弱シーケンス) 第21図は1枚コピー(Aサイズ)の動作タイ
ムチヤート、第22図は更に詳細なA3,2枚コ
ピー、A4手差コピー時のタイムチヤート図であ
る。 ハロゲンランプは第1,第2前回転及び後回転
の間は弱点灯される(LA1)。この弱点灯は本例
ではコピー濃淡をセツトするためにランプ電圧を
変化させ光量を変化させるが、上記ランプ弱点灯
とは、上記セツト孔量の最低光量に等しいか、そ
れ以下に設定された点灯状態を示す。プロセス実
行中は強点灯つまりプリセツトされた濃淡光に従
つて点灯する。 ブランク露光はこのハロゲンランプからの光を
シヤツタ25の開により、非画像露光時ドラムに
照射する。従つて前回転、後回転中は上記ランプ
LA1と同じ弱点灯モードを示す。コピーサイク
ルがスタートし、プラテンが露光スタート位置に
至る間シヤツタを閉じることなく、ブランク光で
ドラム照射する。即ちサイクルスタートによりラ
ンプLA1を強点灯して、チヤージヤ1を介した
前照射光を強光とする。しかしその光が当るドラ
ム面以前は弱光で処理されているので、潜像ムラ
を生じる。従つてその弱光処理領域を強光処理す
べくブランク露光させるのであり、その時間(プ
ラテンをスイツチ30に至らしめる)をその領域
以上に対応させるものである。 前露光、全面露光はハロゲンランプに同期した
点灯動作及び強弱シーケンスである。 以上の如くランプを強弱制御するのでプラテン
面や周囲部材の昇温を防止し、ランプの寿命を損
わぬようにできる。 二次帯電器は後回転の第2モード(ROT3)
において弱電圧で作動される。それによつて
(−)のコロナ成分を弱め、後回転終了してドラ
ム停止時におけるドラム表面の電位均一化と、0
電位への接近化を行なうことができる。 ブランクシヤツタの切換動作、二次帯電器の電
圧切換のタイミングは、前記ドラムクロツクパル
スを所定数カウントして決められる。尚クロツク
カウントにより実行されるものを第22図のタイ
ムチヤートのクロツクカウント欄にCLとして示
す。尚シヤツタ25は、CPUからのソレノイド
オン信号(SHUT)によりブランク光を閉じる。 第20図はブランク光5、全面露光6、前露光
2、プランク光4のシーケンス動作状態を示すも
ので、aはコピーキーオン後ドラム1回転目、b
はドラム2回転目、プラテン露光中、cはドラム
5回転目プラテン停止中を示したものである。 (ランプレギユ) 第23図はランプ光を切換えるための回路図
で、図中IEXPはCPUからのランプ点灯信号、V
1は不図示のランプレギユレータにてセツトされ
た強露光用出力電圧、VR601は操作部の濃淡
レバーによる光量制御用抵抗Q209はVR60
1による光量調節範囲を所望セツト、及びその範
囲を保持したまま中心光量をシフト変化させるた
めの回路、V2は弱露光用出力電圧、LINTは不
図示のランプレギユレータに調光信号、点灯信号
として出力するもの、K201は強、弱を切換え
るためのリレー、SIEXPはCPUからの切換信号、
LINTTは不図示の光量補正タイマによつて得ら
れる。コピー休止時間長に応じて異なる電圧信号
である。 動作説明する。メインモータに同期してCPU
からIEXPが出力されるとランプに定格電圧が最
大光量時印加されるべく所定電圧V1がレギユレ
ータから出力される。R209,R210により
決まる調光範囲の中で調光ボリユームVR601
によつて調光電圧をセツトしてQ209は強信号
電圧を出力する。尚その電圧は抵抗VR206で
シフト加減される。 又マシンをコピー休止状態にして再開するとき
初めは感光体の感度が回復し高いので1枚目と数
枚目とでは潜像に濃淡ムラを生じる。又このムラ
は休止が長時間程度大きく生じ、休止が殆どない
とき生じない。従つて本例では休止時間に係らず
1枚目、数枚目も同じ濃度でコピーすべくランプ
光量を休止時間に応じて制御する。 即ち、休止時間中に放電し、コピー時間中に充
電するコンデンサを設け、コンデンサの充電電圧
に応じた出力電圧LINTTで光量補正を行つてい
る。つまり休止時間が長い程電圧LINTTは低
く、コピー再開時若干シフトダウンしたセツト電
圧をQ209は出力しコピー実行と共にLINTT
及びQ209のセツト電圧は上昇し光量を増や
し、コンデンサの充電完了で一定光量となる。又
休止時間が短い時は電圧LINTTはそれ程低くな
いので光量変化は少ない。コンデンサは前回転
ROT4と共に充電され、後回転ROT2に入ると
放電される。尚前多回転ROT1の時は充電を行
わない。これは前多回転ROT1は潜像形成に寄
与しない回転であるので光量補正を行わない。前
多回転ROT1中に感光体は弱露光されある程度
感度を回復させ更に前回転ROT4と共に光量補
正を行うことにより安定な潜像を形成するもので
ある。ここでコンデンサの放電時間は充電時間よ
りも充分長くとつている。 所定タイミングで出力されるCPUからの露光
信号SIEXPのレベルH(強露光)により、リレー
K201がオンするので調光出力LINTとしてQ
209の強信号電圧が出力される。前回転、後回
転ではSLEXPはレベルLなので前述の如く電圧
V2の弱信号電圧が調光出力LINTとして出力さ
れる。 尚、ランプレギユレータとして当出願人による
特開昭51―90180号公報が知られ、回路209は
特願昭53―8273号で詳述している。 (ドラムヒータ制御) 感光ドラムが温度、湿度等の環境によつて性質
が変化し、コピー画質に悪影響をおよぼすのを防
止するため、ドラムヒータをドラム軸に組み込ん
でいる。 第24図はドラムヒータ制御回路であり、図中
120は軸の長手方向に延長して設けたヒータ、
TS1,TS3はマシンの雰囲気を検出すべく、本
体の内部裏側底板近くに設けたサーモススイツチ
で互に作動温度が異なる。SW1は操作部のメイ
ンスイツチ、MS1,MS2は電源を両切りすべ
く図の位置に設けたドアスイツチ104であり、
本発明の開閉部分であるドア101を開くことに
より、本発明の像形成手段であるヒータ120へ
の通電を制御する。CB1はブレーカ、LF1はロ
ーパスフイルタDS5はヒータ120に半波を通
すためのダイオードである。 本例はTS1,TS3,SW1の3条件によりヒ
ータの通電モードを5通り設けて、ドラム加熱を
高精度に行うものである。即ちドラムを熱し過ぎ
ると例えば45℃以上ではドラム上でトナーが融着
したり固化したりすることがあり、この危険を未
然に防止しかつ効率よく除湿、保温を行なうもの
である。 第24図はメインスイツチSW1、ドアスイツ
チMS1,MS2がすべてオフ状態で書いてある。
作動状態は下表のようになる。 尚TS1は32.5℃以下でオン(閉)し、39.5℃以
上オフ(開とする)。 TS3は16℃以下オン(閉)し、23℃以上オフ
(開)する。 ドラムヒータH1は15W(オン時)であり7.5W
(半波整流時)を消費する。
【表】 (フアンモータ) 第1図において排気フアン、吸気フアン以外に
定着器、原稿台、原稿ランプ等を冷却するための
排気用ブロアを定着器付近に有する。 第25図はブロア、排気フアンを制御する回路
で、FM3,FM2がブロアモータ排気モータ、
TS2は定着器付近に設けた定着器温度を検出す
るためのサーモスイツチ、SW1はメインスイツ
チである。 各々にフアンモータがあり、吸気フアンFM1
はメインモータの動作と同期している。 排気フアンFM2、ブロアモータFM3は昇温
防止のためにあり、電源スイツチをオンしたとき
および電源スイツチオフ時のサーモスイツチTS
2がオンしたとき作動する。 尚TS2オンは50℃以上オフは45℃以下のとき
である。 FM1の吸気フアンはマシン内にて、現像器が
存在する側に設けている。従つて電源スイツチ
SW1オンのまま現像トナーを補給しようとした
ときトナーがそのフアンの風によつて舞い上つた
りしてマシン内を汚すことがある。従つてトナー
補給に大きな注意を払わなければならない。本例
では吸気フアンFM1をメインモータ同期にした
がう。トナー補給時このフアンは停止しており、
従つて上記不都合を防止できる。 メカニカルコピーカウンタにつき第26図によ
り説明する。図中CNT1,CNT2,CNT3は
各々ピー全数をコピーキー、メインスイツチに関
係なくカウントして記憶する周知のメカカウン
タ、B4,A3サイズのコピーに関するトータル
カウンタ、A4,B5サイズに関するトータルカ
ウンタである。 コピーカウンタが接続されているときはコピー
カウンタのコイルを介してLED203のアノー
ドに+24Vが供給されLED203が点灯し、Q2
04に0を入力しよつてコピー可能にする。 コピーカウンタが断線もしくは取り外されてい
る場合はLED203のアノード電位0Vとなる。
そしてQ205―1が0、Q204―13が1、
Q203―4が0となつてコピー動作はできな
い。尚ただし、コピー中にカウンタ駆動信号が出
たとき0がQ203―4に入力されるがコピー動
作はできる。 各カウンタはスモールコピー信号SCNTD、ラ
ージ信号LCNTDにより+1する。これらの信号
は使用カセツトにより区別される。又出力タイミ
ングはプラテンの反転位置に移動したときに対応
する。 本例においてジヤム検出は、シートの通路出口
に設けた紙検出器がプロセスの所定時期にシート
を検出しないときを場所的に検出器以前のジヤム
として判断し、又シートの先端が検出器を作動し
てタイマを作動し、そのタイマ時間内にシートが
検出器を離脱せずタイマ完了後もシート検出して
いる場合検出器付近(定着器付近)のジヤムとし
て判断し、各々の場合信号JAMSを出力する。尚
それらを区別して以上の回転制御、表示制御に用
いることもできる。 [効果] 以上説明した様に本発明によれば、開閉部分の
開閉状態を検出し、像形成手段への通電を制御す
る第1スイツチの他に開閉部分の半開き状態を検
出する第2スイツチを設け、開閉部分の半開き状
態が検出されたとき、像形成手段の動作を禁止す
ることにより、開閉部分が完全に閉じていない状
態で装置を再動作させて、装置の一部を破損して
しまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における像形成装置の断面図、
第2図は第1図における原稿台部分の断面図、第
3図は第1図における部分平面図、第4図は第1
図の装置に於ける動作タイムチヤート図、第5図
は第1図における給紙部断面図、第6図は第5図
における右正面図、第7―1,7―2図は第1図
における制御回路例図、第8―1,8―2,8―
3図は第7―2図における制御タイムチヤート
図、第9図は第7―1図における制御タイムチヤ
ート図、第10,11図は第1図における表示制
御回路例図、第12図は電源回路図、第13図は
後回転制御回路図、第14図は第13図の動作タ
イムチヤート図、第15図は表示エントリ制御回
路図、第16図はブザー動作のタイムチヤート
図、第17図はジヤムリセツト半ドア検知回路
図、第18図は第1図の装置の斜視図、第19図
は第18図のロツクレバー断面図、第20図はラ
ンプ光路を示す第1図装置の部分断面図、第2
1,22図は詳細な動作タイムチヤート図、第2
3図は調光セツト回路図、第24図はドラムヒー
タ回路図、第25図はフアンモータ回路図、第2
6図はコピーカウンタ回路図であり、1はプラテ
ン、20は定着ローラ、2はドラム、3はハロゲ
ンランプ、25はシヤツタ、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 像形成手段と、 像形成手段の一部を含んだ本体部分と、上記本
    体部分に対し開閉可能で上記像形成手段の他の一
    部を含んだ開閉部分とを有する像形成装置におい
    て、 上記開閉部材を上記本体部分に対して開放準備
    状態にするための操作部材と、 上記像形成手段を動作させるための駆動源と、 上記開閉部分が閉状態のとき上記駆動源の駆動
    力を上記像形成手段へ伝達可能とし、上記開閉部
    分が上記本体部分に対して半開き状態のとき上記
    駆動力を伝達不能とするギアと、 上記開閉部分の開閉状態を検出し、上記像形成
    手段への通電を制御する第1スイツチと、 上記操作部材の操作に応じて動作し、上記第1
    スイツチと異なる位置に設けられ、上記第1スイ
    ツチにより上記開閉部分が閉状態であると検出さ
    れているとき、上記本体部分に対する上記開閉部
    分の半開き状態を検出する第2スイツチと、 上記第1スイツチにより上記開閉部分の閉状態
    が検出されたとき、上記像形成手段の動作を可能
    とし、 上記第1スイツチにより上記開閉部分の閉状態
    が検出され、かつ上記第2スイツチにより上記開
    閉部分の半開き状態が検出されたとき、上記像形
    成手段の動作を禁止する制御手段とを有すること
    を特徴とする安全装置。
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