JPH088242Y2 - 内燃エンジン - Google Patents

内燃エンジン

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Publication number
JPH088242Y2
JPH088242Y2 JP1987157571U JP15757187U JPH088242Y2 JP H088242 Y2 JPH088242 Y2 JP H088242Y2 JP 1987157571 U JP1987157571 U JP 1987157571U JP 15757187 U JP15757187 U JP 15757187U JP H088242 Y2 JPH088242 Y2 JP H088242Y2
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JP
Japan
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piston pin
connecting rod
piston
bearing
pin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987157571U
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English (en)
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JPS6373513U (ja
Inventor
ギユンター・ハインリツヒ・ヴイルヘルム・ロベルテイン
Original Assignee
アクチボラゲツト・エレクトロラツクス
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Publication date
Application filed by アクチボラゲツト・エレクトロラツクス filed Critical アクチボラゲツト・エレクトロラツクス
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J1/00Pistons; Trunk pistons; Plungers
    • F16J1/08Constructional features providing for lubrication
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J1/00Pistons; Trunk pistons; Plungers
    • F16J1/10Connection to driving members
    • F16J1/14Connection to driving members with connecting-rods, i.e. pivotal connections
    • F16J1/16Connection to driving members with connecting-rods, i.e. pivotal connections with gudgeon-pin; Gudgeon-pins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、エンジンの燃料ガス混合物を用いて潤滑
剤の供給を行なう内燃エンジンの構成に関する。
[従来の技術] 通常、内燃エンジンにおける潤滑剤は、エンジンの下
部に設けられたオイルパンから、オイルポンプによって
吸い上げられ、ポンプの圧力で、コンロッドの両端の軸
受、クランク軸又はピストンピン等のエンジンの種々の
部分に供給され、各部を潤滑した後に油滴となったり、
壁面を伝わったりして再びオイルパンに沈降して循環を
繰り返す。
ところで、2サイクル内燃機関等のように高回転域で
頻繁に使用される内燃エンジンの場合にはコンロッドの
ピストン側の端部におけるピストンピンに対する軸線方
向の制御を厳密に行ない、それによってエンジン駆動中
にコンロッドがピストンピンの軸方向にぶれるのをでき
るだけ抑えて、高い回転速度による熱が生じないように
することは公知である。この場合、内燃機関は、コンロ
ッドのピストン側の端部の両側面をピストンのピンボス
の端面に接触させてスラスト力を受けるように構成さ
れ、また前記コンロッドのピストン側の端部にピストン
ピンに対する軸受を設ける場合には、このピストンピン
軸受の両端面を前記コンロッドの両側面と面一に形成し
て前記スラスト力を前記コンロッドの両側面と前記ピス
トンピン軸受の両端面とで分担するように構成されてい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように構成すると、コンロッド
のピストン側の端部の両側面とピンボスの端面との間、
及びピストンピン軸受の両端面とピンボスの端面との間
の空隙が非常に狭くなり、前記空隙に潤滑油を供給する
のが非常に困難になり、かつ、前記空隙を潤滑油が通過
するのが非常に困難なために、ピストンピン軸受のラジ
アル軸受面とピストンピンの外周面との間へ潤滑油を供
給することも困難になるという欠点があった。
従来行なわれてきた一つの解決法としては、ピストン
ピン軸受のピストンピンの表面に摺接する部分や、コン
ロッドのそれに対応する部分に穴、溝、嚢などを配設し
て、その穴等から潤滑剤が入り込めるようにして、ピス
トンピンの表面の潤滑を行う方法があが、ピストンピン
軸受やコンロッドの耐久性や剛性を維持したまま、上述
の穴開け加工等を施すには、高度の技術が必要なため製
造コストが上がるという問題があり、さらに加工後の軸
受等に緩みを生じるおそれがあった。
本考案は、内燃エンジンにおいて、コンロッドの両側
面とピストンピン軸受の両端面とを面一に形成し、これ
らの面でピストンのピンボスの端面に対するスラスト力
を受けるように構成した場合でも、コンロッドやピスト
ンピン軸受や上述のような高度で煩雑な加工を施すこと
なく、コンロッドの両側面及びピストンピン軸受の両端
面とピンボスの端面との間、及びピストンピン軸受のラ
ジアル軸受面とピストンピンの外周面との間に確実に潤
滑油を供給することのできるようにすることを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の内燃エンジン
は、少なくとも1個のピストンを、シリンダの中に配置
し、前記ピストンの内側にピストンピンの軸線方向と直
交する方向の端面を備えた一対のピンボスを形成し、コ
ンロッドの一端にピストンピンに対するラジアル軸受面
を有するピストンピン軸受を取り付け、コンロッドの他
端にコンロッド軸受を取り付け、前記ピストンピン軸受
の両端面及びコンロッドの一端の両側面を各々ピストン
ピンの軸線方向に直交させ、かつ前記ピストンピン軸受
の両端面及びコンロッドの一端の両側面を面一に形成し
て、コンロッドの一端の両側面とピストンピン軸受の両
端面とでピンボスの前記端面に対するスラスト力を分担
するようにした内燃エンジンにおいて、前記ピストンピ
ン軸受の上部分と、このピストンピン軸受の上部分に対
応するコンロッドの一端の上部分との両側に、ピストン
ピンの軸線方向に直交する方向に対してシリンダの内方
に傾斜するような傾斜面を面一に形成することにより、
前記両傾斜面とピンボスの端面間に下部から上部に向か
うに従って増大し、ピストンピンへの潤滑剤の供給路と
して働く空隙を形成したことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して、本考案の一実施例を説
明する。
第1図は、本考案に係る内燃エンジンにおけるピスト
ンクランク機構の縦断面図である。
第2図は、連接棒の側面図である。
第1図は、一気筒エンジンのピストン10、コンロッド
11、およびクランク軸12の縦断面図である。クランク軸
12は、通常の方法で、クランク・アーム部で二つの相似
の軸半体14、15を互いに重ね、クランクピン13で接続さ
れる。コンロッド11の一端には、ピストンピン18に対す
るラジアル軸受面を有するピストンピン軸受17が取り付
けられており、コンロッド11はこのピストンピン軸受17
を介してピストンピン18に回動自在に取り付けられてい
る。また、コンロッドの他端は、径方向のころ軸受16を
介してクランクピン13に支えられている。
前記ピストンピン18は、ピストンに形成されたピスト
ンピン穴19、20内に押し込まれ、該穴の中で密閉リング
21によって所定の位置に保持されている。
ピストンの内側には、前記ピストンピン穴19、20の周
囲にピンボス22、23が形成されている。該ピンボス22,2
3の端面は、各々ピストンピン18の軸線方向と直交して
いる。また、前記コンロッド11の一端の下半分の両側面
及びピストンピン軸受17の両端面の下半分も各々ピスト
ンピン18の軸線方向と直交しており、前記コンロッド11
の一端の両側面の下半分及びピストンピン軸受17の両端
面の下半分は面一に形成されている。このように面一に
形成された前記両側面の下半分と前記両端面の下半分と
は前記ピンボス22,23の端面に、接触してピンボス22,23
に対するスラスト力を分担して受けるように構成され、
それによってコンロッド11は軸線方向に固定され、エン
ジン駆動中の横方向のぶれが最小限に抑えられる。
また、コンロッド11の一端の両側面24、25の上半分と
ピストンピン軸受17の両端面の上半分とには、ピストン
ピンの軸線方向に直交する方向に対してシリンダの内方
に傾斜するような傾斜面が形成されているとともに、両
傾斜面は面一に形成されている。このため、これらの傾
斜面と、対応するピンボスの端面との間には一対の空隙
26,27が形成されており、コンロッド11及びピストンピ
ン軸受17の上半分は、第1図に示すように、左右二つの
傾斜面の間にはさまれた楔形の外観を成している。前記
傾斜面は角度Vの空隙26,27を画定し、これら空隙26,27
の下端にはピストンピン18の外表面が露出している。潤
滑剤は、エンジンのクランクのハウジング内を循環し、
この時に前記空隙26,27を通って、コンロッド11の両側
面24,25及びピストンピン軸受17の両端面と対応するピ
ンボスの端面との間、及びピストンピン軸受17のラジア
ル軸受面とピストンピン18の外表面との間に侵入して、
これらの部分の潤滑を行う。
コンロッド11の一端の両側面とピストンピン軸受17の
両端面とを面一に形成しているので、コンロッド11の一
端の両側面及びピストンピン軸受17の両端面を製造時に
プレスによって形成することができ、製造が容易にな
る。また、該空隙の大きさは、ピストンが上死点にある
時に、ピストンピン軸受17及びコンロッド11が受ける応
力を考慮して設定される。
本考案によれば、コンロッドのエンジン駆動中にピス
トンの運動方向に強い応力を受ける部分、即ち下半分に
は空隙を形成していないので、コンロッド11の一端の両
側面の前記下半分におけるピストンピン軸受17との接触
面積が広くとれ、その結果、単位面積当たりにかかる応
力を小さくすることができ、コンロッド11及びピストン
ピン軸受17に十分な強度を持たすことができるととも
に、コンロッド11の両側面でピンボスの端面に対するス
ラスト力を受けることができ、同時に、コンロッドの両
側面及びピストンピン軸受の両端面とピンボスの端面と
の間、及びピストンピン軸受のラジアル軸受面とピスト
ンピンの外表面との間に潤滑油を供給することも可能に
なる。
ピストンの運動の大部分では、ピストンピン軸受の下
半分が最大応力を受けることになるが、前述のようにピ
ストンピン軸受の下半分に十分に広いコンロッドとの接
触面を備えていれば、端面の上半分に傾斜面を形成して
ピストンピン軸受の幅を狭くしても軸受全体の剛性を低
下させることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る内燃エンジンにおけるピストン
クランク機構の縦断面図である。 第2図は、連接棒の側面図である。 図面において、10はピストン、11はコンロッド、12はク
ランク軸、16は軸受、26,27は空隙を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−132167(JP,A) 特開 昭59−124570(JP,A) 実開 昭60−30343(JP,U) 実開 昭60−108816(JP,U) 実開 昭54−82808(JP,U) 特公 昭57−12017(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個のピストン(10)を、シリ
    ンダの中に配置し、前記ピストンの内側にピストンピン
    の軸線方向と直交する方向の端面を備えた一対のピンボ
    ス(22,23)を形成し、コンロッド(11)の一端にピス
    トンピンに対するラジアル軸受面を有するピストンピン
    軸受(17)を取り付け、コンロッド(11)の他端にコン
    ロッド軸受(16)を取り付け、 前記ピストンピン軸受(17)の両端面及びコンロッド
    (11)の一端の両側面を各々ピストンピンの軸線方向に
    直交させ、かつ前記ピストンピン軸受(17)の両端面及
    びコンロッド(11)の一端の両側面を面一に形成して、
    コンロッド(11)の一端の両側面とピストンピン軸受
    (17)の両端面とでピンボスの前記端面に対するスラス
    ト力を分担するようにした内燃エンジンにおいて、 前記ピストンピン軸受(17)の上部分と、このピストン
    ピン軸受(17)の上部分に対応するコンロッド(11)の
    一端の上部分との両側に、ピストンピンの軸線方向に直
    交する方向に対してシリンダの内方に傾斜するような傾
    斜面を面一に形成することにより、前記両傾斜面とピン
    ボスの端面間に下部から上部に向かうに従って増大し、
    ピストンピン(18)への潤滑剤の供給路として働く空隙
    (26,27)を形成したことを特徴とする内燃エンジン。
JP1987157571U 1986-10-28 1987-10-16 内燃エンジン Expired - Lifetime JPH088242Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8604592A SE455222C (sv) 1986-10-28 1986-10-28 Vevstake med segmenturtag i ovre lagerdel
SE8604592-9 1986-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6373513U JPS6373513U (ja) 1988-05-17
JPH088242Y2 true JPH088242Y2 (ja) 1996-03-06

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ID=20366096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987157571U Expired - Lifetime JPH088242Y2 (ja) 1986-10-28 1987-10-16 内燃エンジン

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DE (1) DE8714250U1 (ja)
IT (1) IT212698Z2 (ja)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7044527B2 (ja) * 2017-11-28 2022-03-30 日産自動車株式会社 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構におけるアッパリンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712017A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Mitsubishi Petrochem Co Ltd Unsaturated polyester resin composition

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Publication number Publication date
IT8736072V0 (it) 1987-10-23
SE455222B (sv) 1988-06-27
DE8714250U1 (ja) 1987-12-23
JPS6373513U (ja) 1988-05-17
SE8604592L (sv) 1988-04-29
IT212698Z2 (it) 1989-08-28
SE8604592D0 (sv) 1986-10-28
SE455222C (sv) 1990-02-09

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