JPH0510812U - 内燃機関のクランクピン軸受 - Google Patents

内燃機関のクランクピン軸受

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JPH0510812U
JPH0510812U JP064954U JP6495491U JPH0510812U JP H0510812 U JPH0510812 U JP H0510812U JP 064954 U JP064954 U JP 064954U JP 6495491 U JP6495491 U JP 6495491U JP H0510812 U JPH0510812 U JP H0510812U
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JP
Japan
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bearing
crankpin
oil
piston
shaft
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JP064954U
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English (en)
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久文 綾部
順一 原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C3/00Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
    • F16C3/04Crankshafts, eccentric-shafts; Cranks, eccentrics
    • F16C3/06Crankshafts
    • F16C3/14Features relating to lubrication
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
    • F16C33/1045Details of supply of the liquid to the bearing
    • F16C33/1055Details of supply of the liquid to the bearing from radial inside, e.g. via a passage through the shaft and/or inner sleeve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の内燃機関のクランクピン軸受の目
的はクランクピン軸の偏磨耗の原因がなく且ピストン冷
却油の逆流を減らし得る内燃機関のクランクピン軸受を
提供することである。 【構成】 この考案は潤滑油を主軸受、クランク軸、ク
ランクピン軸受、連接棒を介して圧送してピストンを冷
却する4サイクル内燃機関のクランクピン軸軸受機構に
おいて、クランクピン軸受上側軸受及び下側軸受の周方
向中間部を除く軸受面にピストンに連通する油溝を設
け、該油溝と主軸受の潤滑油供給口とを連通するクラン
クピン軸油穴がピストンの下死点近傍で遮断されその他
のピストン位置で連通する様形成されたことを特徴とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は内燃機関のクランクピン軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例を図3〜6によって説明する。 図3は従来の潤滑油を使って冷却されるピストンの第1の例の油の流路の図で ある。図4はクランクピン軸受の断面図、図5は図3におけるV−V断面図であ る。 図において10はクランク軸、20は主軸受、30は主軸受ハウジング、40 はクランクピン軸受、50はクランクピン軸受冠、60は連接棒、70はピスト ンピン軸受、80はピストンピン、90はピストン、100はシリンダ、15は クランクピン軸で何れも往復動内燃機関の運動部分の部品で公知のものである。 101はシリンダ100の頂部で燃焼室である。ピストンは燃焼ガスによって加 熱されるので種々冷却の手段が考案されている。81はピストンピン中空部でピ ストン80の中心部軸方向にあけられた穴で両端は閉じている。91は冷却油入 口でピストン90のピストンピンボスに設けられピストンピン中空部81に連通 している。
【0003】 92は環状冷却室でピストン90の上面近くに環状に設けられた空間で冷却油 入口91に連通している。93は中央冷却室でピストン90の上面近くの中央に 設けられた室で前記環状冷却室92に連通している。94はピストン上面である 。95は排出口で中央冷却室93をピストン90の内側でピストン外へ通じてい る穴である。31は潤滑油入口で主軸受ハウジング30に設けられた注油穴であ る。21は主軸受油穴で主軸受20にあけられた穴で潤滑油入口31に通じてい る。11は主軸貫通穴でクランク軸10のジャーナルを軸に垂直に貫通した穴で 主軸受油穴21と軸方向同じ位置に設けられている。12はクランク連通穴でク ランクウエブの肩からクランクピン軸15の中心部を通り主軸貫通穴11の中央 に通ずる穴でクランクウエブの肩のところで塞さがれている。13はクランクピ ン軸油穴でクランク軸中心線とクランクピン中心線を含む平面に垂直にクランク ピン軸15中心近くを貫く穴である。
【0004】 41はクランクピン軸受油穴でクランクピン軸受40にあけられている複数の 穴である。51はクランクピン軸受冠油溝でクランクピン軸受冠50に円周にそ って設けられた溝でクランクピン軸受油穴41に通じている。61は連接棒油穴 で連接棒60を長さ方向に貫きクランクピン軸受冠油溝51から連接棒小端まで 通じている。62は連接棒小端軸受側油穴で小端部の穴に周にそって設けられて いる。71はピストンピン軸受油穴でピストンピン軸受70に設けられた穴で連 接棒小端軸受側油穴62に連通し且ピストンピン油穴81に連通している。40 aは上側軸受でクランクピン軸受40が水平面で2分割された上側である。40 bは下側軸受でクランクピン軸受40が水平面で2分割された下側である。42 aは上側軸受油溝で上側軸受40aの内面に設けられた溝である。42bは下側 軸受油溝で下側軸受40bの内面に設けられた溝である。
【0005】 50aは上側クランクピン軸受冠で連接棒60のt端にボルトで結合されてい る。50bは下側クランクピン軸受冠で上側クランクピン軸受冠50aにボルト で結合され中に上側軸受40aと下側軸受40bが嵌合されている。51a、5 1bは油溝で上下側クランクピン軸受冠50a、50bの内周に円周方向に設け られた溝であり連接棒油穴61に通じている。
【0006】 第1の従来例の作用を説明する。 潤滑油入口31から潤滑油を強制循環給油すると油の流れの大筋は主軸受油穴 21から主軸受20の内面を潤滑してその端面から排出され、残りは主軸貫通穴 11を通りその中央からクランク連通穴12に入り之を通りクランクピン軸15 の中央部でクランクピン軸油穴13に入り1部はクランクピン軸受40の内面に 入って之を潤滑して端面から排出され残りはクランクピン軸受油穴41からクラ ンクピン軸受冠油溝51を通って連接棒油穴61を通り連接棒小端軸受側油穴6 2、ピストンピン軸受穴油穴71を通り1部はピストンピン軸受70の内面を潤 滑して端面から排出され残りは連通穴を通ってピストンピン油穴81に入り、冷 却油入口91からピストンピン90に入り環状冷却室92、中央冷却室93を経 て排出口95からピストン外へ排出される。
【0007】 潤滑油流れの細かい説明をする。 図においてθ1 は上側軸受40aの溝のない部分の中心角、α1 はクランクピ ン軸油穴13の両側の開口の最も外側間の中心角でα1 >θ1 につくられている ので常にクランクピン軸油穴13の何れか一方の開口がクランクピン軸油溝42 に通じている。よってクランク連通穴12の油通路は常にクランクピン軸受油穴 41、クランクピン軸受冠油溝51を経て連接棒油穴61に通じている。
【0008】 第2の従来例を図6(b)によって説明する。 図6は第2の従来例のクランクピン軸受部の断面図である。図においてθ2 は 下側軸受40bの溝の設けられていない部分の中心角である。前記溝のない部分 θ2 がある以外は第1の従来例と同じである。 第2の従来例の作用はピストンの上死点において往復運動部の慣性力により下 側軸受40bがクランクピン軸15に接触するときその接触が前記θ2 の範囲内 で行はれるので油溝がなく軸受の負荷能力が正常である。
【0009】 クランクピン軸15が回転してクランクピン軸油穴13の一方の開口が下側軸 受40bの部分θ2 を通過中は他の開口は上側軸受40aの溝のない弧θ1 の範 囲にあり、θ1 >θ2 であるためクランクピン軸油穴13の一方の開口がθ2 内 にあるときはクランクピン軸油穴13は閉じられている。 θ1 −θ2 =Δθとするとクランク軸10の1回転に2度回転角度で前記Δθづ つクランクピン軸油穴13とクランクピン軸受油溝42との連通が断たれる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
前記の従来の技術には次の不具合がある。 第1の不具合を図8〜9によって説明する。 図8は4サイクル往復動内燃機関の上死点及び下死点におけるピストンピン軸 15に作用する力の向きを示す図、図9(a)は図8(c)TDC2の詳細図、 図9(b)は図8(c)BDC1及び図8(d)BDC2の詳細図である。 図において各矢印Fa,Fb,Fc及びFdはそれぞれ連接棒60からクラン クピン軸15に働く力の方向を示す。Aは図示しないピストン90が上死点にあ るときのクランクピン軸15の上の位置、Bは前記のときの下の位置を示しA, Bはクランクピン軸15の定まった位置である。 図8(a)TDC1は圧縮行程終の上死点の図、図8(b)BDC1は爆発膨 張終りの下死点の図、図8(c)TDC2は排気終りの上死点の図、図8(d) BDC2は吸入終りの下死点の図である。図8(a)TDC1ではシリンダ内ガ ス圧力が大でクランクピン軸15はA点近傍で接触しそこに力が働いている。
【0011】 回転数の速い通常の4サイクル機関では爆発膨張行程終り図8(b)BDC1 以後圧終行程始め図8(d)BDC2の間ピストンピン軸受40に作用する力は ピストンピン90、連接棒60の往復運動質量の慣性力が支配的になるため、図 8に示すとおり、図8(b)BDC1で下向きFb図8(c)TDC2で上向き Fc、図8(d)BDC2で下向きFdが作用する。前記の中で力が上側軸受4 0aの溝のない部分で受けられる場合は十分な軸受作用が期待でき問題はないが 、図8(c)TDC2に示す上死点近傍ではクランクピン軸15のB位置が下側 軸受40bの油溝42bのある位置で支えられるので潤滑油膜が形成されにくく なる。
【0012】 その結果図9(a)に示すとおり図8(c)TDC2の上死点近傍で油膜の形 成が難かしくなり、下側軸受40bに接触するクランクピン軸15のB位置の両 端部分B1 、B2 部分が磨耗する。この状態でクランク軸10が、回転し図8( b)BDC1及び図8(d)BDC2の位置にくると図9(b)に示すとおりB 点近傍で上側軸受40bで受けられるがこの部分のクランクピン軸15はB1 、 B2 部分が磨耗しているので潤滑は残りB0 の部分で行はれB0 の部分は巾が狭 いので負荷能力が小さく焼付きなどの不具合を誘発する。
【0013】 第2の問題はピストンへの冷却用油の流れに関する。 図7によって説明する。 図7は従来のクランクピン軸受部のピストン冷却油の流れの特性図である。図 において縦軸は油圧、横軸は上死点を原点とするクランク角θ、TDCはピスト ンの上死点、BDCはピストンの下死点位置βは圧力線が横軸より下にある範囲 のクランク角である。 クランクピン軸油穴13へ主軸貫通油穴11から供給される潤滑油圧力をPJ 、クランク軸10の回転に伴うクランクピン軸15から連接棒油穴61を経由し てピストン90の環状冷却室92に至る油路内の油に作用する慣性力のための油 圧をPI とすると近似的に次の式で与えられる。
【0014】 P1 =Kω2 cosθ ───────(1) K:比例定数。 ω:クランク軸回転角速度。 θ:ピストンの上死点を原点としたクランク角。 P=PJ +PI ───────(2) するとPの値は概ね図7(a)のようになる。P>Oの期間はクランクピン軸油 穴13からピストン90へ向け油が流れる。 P<Oの間ではピストン90からクランクピン軸油穴13へ油が流れる。即ち 逆流する。この期間は図7(a)に示すβである。油が逆流することはピストン を効果的に冷却しようとする本来の目的に照して不具合である。
【0015】 従来の技術には前記のとおりクランクピン軸の偏磨耗とピストン冷却油の逆流 の不具合がある。 この考案の目的は前記不具合を解消しクランクピン軸の偏磨耗の原因がなく且 ピストン冷却油の逆流を減らし得るクランクピン軸受を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
潤滑油を主軸受、クランク軸、クランクピン軸受、連接棒を介して圧送してピ ストンを冷却する4サイクル内燃機関のクランクピン軸軸受機構においてクラン クピン軸受の上側軸受および下側軸受の周方向中間部を除く軸受面に前記ピスト ンに連通する油溝を設け該油溝とクランクピン軸油穴がピストン下死点近傍で遮 断されその他の位置で連通されることを特徴とする。
【0017】
【作用】
ピストンが上死点及び下死点にあるときクランクピン軸にあたるクランクピン 軸受の面には油溝がないから軸受の作用は正常でクランクピン軸受が偏磨耗する 原因はない。主軸受注油口からピストンに通じる油路がクランクピン油穴とクラ ンクピン軸受との間でピストン下死点近傍で遮断されるがこの区間はピストンへ の油の逆流期間に重ねることができるので前記遮断期間は前記逆流を遮断できる 。前記以外の位置では前記油路は通じている。
【0018】
【実施例】
本考案の実施例を図1〜3によって説明する。 図1は本考案に係る実施例のピストンピン軸とピストンピン軸受の上死点にお ける断面図、図2は本考案に係る実施例のピストンピン軸受の油溝の油圧の線図 である。図3は従来例の図で前に記してある。 図において13a、13bはそれぞれクランクピン軸油穴a同じくbでクラン クピン軸15にあけられた穴でクランク軸油穴12に連通している。44は油溝 で上側軸受40aの図において右側から下側軸受40bにまたがる油溝である。 45は上側軸受40aの図において左側から下側軸受40bにまたがって設けら れた油溝である。
【0019】 油溝44と油溝45はクランクピン軸受冠油穴41、クランクピン軸受冠油溝 51を経て連接棒油穴61に通じている。α2 は前記クランクピン軸油穴13a の開口の内側端とクランクピン軸油穴13bの開口の内側端との間の中心角であ る。43は下側軸受40bの軸受面に油溝が設けられていない部分、θ2 は下側 軸受40bの油溝が設けられていない部分の中心角、θ3 は油溝44の中心角、 θ4 は油溝45の中心角、α3 はクランクピン軸油穴13aと同じく13bのそ れぞれの穴面の最も外側の母線のなす角である。クランクピン軸油穴13a、1 3b及びクランクピン軸受40以外は従来例と同じ構造である。 α1 >α3 >θ2 、θ3 >α2 、θ4 >α2 ──────(3) に作られている。
【0020】 実施例の作用を説明する。 図1はピストン90が上死点にあるときの図でこのときクランクピン軸油穴1 3aは油溝44に通じ、クランクピン軸油穴13bは、油溝45に通じ何れもク ランクピン軸受油穴41、クランクピン軸受冠油溝51を経て連接棒油穴61に 通じている。クランクピン軸15が前記位置から回転しクランクピン軸油穴13 a及びクランクピン軸油穴13bが油溝44、45の何れにも通じない期間の中 心角をΔθT とすると前記(3)式により ΔθT =θ1 −α3 でこの位置は図2に示すBCDの近傍でβの中である。よってΔθT の間は逆流 が止められる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は前記のとおり構成されているので、ピストンが上死点及び下死点にあ るときピストンピン軸とピストンピン軸受の接する近傍には油溝が設けられてい ないので、潤滑は正常でクランクピン軸の偏磨耗の原因はない。ピストンピンへ の油路の遮断期間がピストンへの冷却用油の逆流期間の中へ入るので逆流を減じ それ以外の期間はピストンへ油路が通じている。 よってこの考案はクランクピン軸の偏磨耗の原因がなく且ピストン冷却油の逆 流を減らすことのできるクランクピン軸受を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例のクランクピン軸受断面
図。
【図2】本考案に係る実施例の圧力線図。
【図3】従来例の内燃機関のピストン冷却の油路の図。
【図4】従来のクランクピン軸受の断面図。
【図5】図3におけるV−V断面図。
【図6】従来のクランクピン軸受断面図。(a)第1の
従来例の図、(b)第2の従来例の図。
【図7】従来例の潤滑油の特性図。
【図8】4サイクル内燃機関のクランクピン軸に働く力
の向きの図。
【図9】従来例のクランクピン軸の偏磨耗の説明図。
【符号の説明】
10…クランク軸、15…クランクピン軸、11…主軸
貫通穴、12…クランク連通油穴、13a…クランクピ
ン軸油穴、13b…クランクピン軸油穴、40…クラン
クピン軸受、40a…上側軸受、40b…下側軸受、4
4…油溝、45…油溝、41…クランクピン軸受油穴、
30…主軸受、51…クランクピン軸受冠油溝、43…
下側軸受の油溝の設けられていない部分、60…連接
棒、61…連接棒油穴、θ1 …上側軸受の油溝のない部
分の中心角、θ2 …下側軸受の油溝のない部分の中心
角、θ3 …上側軸受の右の油溝の端から下側軸受の油溝
の端までの中心角、θ4 …上側軸受の左の油溝の端から
下側軸受の油溝の端までの中心角、α2 …クランクピン
軸油穴の2つの開口の内側端間の中心角、α3 …クラン
クピン軸油穴の最も外側の母線のなす角、31…潤滑油
入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 潤滑油を主軸受(30)、クランク軸
    (10)、クランクピン軸受(40)、連接棒(60)
    を介して圧送してピストン(90)を冷却する4サイク
    ル内燃機関のクランクピン軸軸受機構において、クラン
    クピン軸受(40)の上側軸受(40a)と下側軸受
    (40b)のそれぞれの周方向中間部を除く軸受面に前
    記ピストン(90)に連通する油溝(42a)(42
    b)を設け、該油溝と主軸受の潤滑油供給口(31)に
    連通するクランクピン軸油穴(13a)(13b)がピ
    ストンの下死点近傍で遮断されその他のピストン位置で
    連通する様形成されたことを特徴とする内燃機関のクラ
    ンクピン軸受。
JP064954U 1991-07-23 1991-07-23 内燃機関のクランクピン軸受 Pending JPH0510812U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532845A (ja) * 2004-05-18 2007-11-15 エムエーエヌ・ディーゼル・エーエス 大型2サイクルディーゼルエンジン用クロスヘッド軸受

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JPS5385245A (en) * 1977-01-04 1978-07-27 Sulzer Ag Radial bearing* particularly for internal combustion engine
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