JPH0882111A - 駐車設備 - Google Patents

駐車設備

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JPH0882111A
JPH0882111A JP21369894A JP21369894A JPH0882111A JP H0882111 A JPH0882111 A JP H0882111A JP 21369894 A JP21369894 A JP 21369894A JP 21369894 A JP21369894 A JP 21369894A JP H0882111 A JPH0882111 A JP H0882111A
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
exit
floor
parking
warehousing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21369894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Koyama
英夫 小山
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0882111A publication Critical patent/JPH0882111A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両を上下レベルの異なる複数箇所から効率
良く、しかも安全に入出庫する。 【構成】 搬送台車が水平面内で往復移動する台車走行
路に沿って複数の駐車スペース8が列設された機械式駐
車装置4の上方に下段の入出庫兼用車両誘導フロア9と
上段の出庫用車両誘導フロア10とを上下に階層状に隣
設する。駐車装置4と各車両誘導フロア9,10との間
に両者間で車両Cの受渡しを行う入出庫兼用リフト14
及び出庫用リフト15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駐車設備に関し、特に入
出庫効率及び安全性の向上対策に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機械式駐車設備は大型化しつつあ
るとともに、地価上昇に伴う土地の有効利用のため、設
置場所も地下を利用したものが増えつつある。例えば、
地下大深度にエレベータ式駐車装置を埋設した駐車設備
や、地下の比較的浅深度に大規模な多層平面往復式の駐
車装置を埋設した駐車設備がある。
【0003】そして、後者の多層平面往復式駐車設備と
して、例えば特開平6−158897号公報や特開平6
−173491号公報に開示されているように、搬送台
車を水平面内で台車走行路に沿って往復移動させ、台車
走行路に沿って列設した複数の駐車スペースに車両を格
納する駐車フロアを多層に設けるとともに、地上面に設
けた入庫口又は出庫口と上記各駐車フロアとを昇降路で
連絡し、該昇降路に設置したリフトを昇降させることに
より、入庫口又は出庫口と上記各駐車フロアとの間で車
両を搬出入するようにしたものが知られている。
【0004】このような駐車設備の設置場所はまさに多
種多様であり、市街地に設置されることもあれば、山間
部付近や多重立体交通路の周辺に設置されることも近年
望まれつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の後者
のような機械式駐車設備は、入出庫時に車両を誘導する
車両誘導フロアが1つしかなく、入庫をするにも出庫を
するにもその1つの車両誘導フロアに一旦移動しなけれ
ば駐車設備に入出庫することができない。
【0006】例えば、地上面レベルとその上方とに一般
道路や有料道路が設けられた多重立体交通路に対し地上
面レベルに車両誘導フロアが設けられた駐車設備の場
合、地上面よりも上方の道路を移動する車両が駐車設備
を利用しようとすると、一旦地上面に降りてから地上面
の入庫口から車両誘導フロアに進入し、出庫時も一旦地
上面の出庫口を経て車両誘導フロアより退出した後、再
び上方の道路に上がらなくてはならず、非常に不便であ
る。
【0007】また、このような多重立体交通路でなくと
も、入出庫が集中した場合には1つしかない車両誘導フ
ロアは直ぐに待ち行列ができてしまい、大混雑を来す。
これを解決するために、駐車フロアと車両誘導フロアと
の間に複数のリフトを設けて入出庫車両をさばく方法も
なされているが、入出庫車両を単一の車両誘導フロアで
複数のリフトに振り分けてさばくため、入出庫車両又は
入庫車両同士若しくは出庫車両同士の移動軌跡が入り乱
れてしまい、ましてや人の往来も含まれるとなると、そ
れらの整理が非常に煩雑となり、極めて危険である。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、車両誘導フロアを上下
に複数設置することにより、上下レベルの異なる複数箇
所から並行して入出庫し得るようにし、速やかにかつ安
全に入出庫させんとすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、搬送台車が水平面内で往復移動する台車
走行路に沿って複数の駐車スペースが列設された機械式
駐車装置を備えた駐車設備を対象とし、次のような解決
手段を講じた。
【0010】すなわち、本発明の第1の解決手段は、上
下に階層状に並ぶ複数の車両誘導フロアを上記駐車装置
の上方又は側方に隣設する。さらに、上記駐車装置と各
車両誘導フロアとの間に両者間で車両の受渡しを行う車
両受渡し手段を設けたことを特徴とする。
【0011】本発明の第2の解決手段は、第1の解決手
段において、車両受渡し手段を複数設ける。さらに、該
各車両受渡し手段を、入庫車両を各車両誘導フロアから
駐車装置に搬入する入庫用リフト、出庫車両を駐車装置
から各車両誘導フロアに搬出する出庫用リフト、若しく
は車両を各車両誘導フロアと駐車装置との間で搬出入す
る入出庫兼用リフトにしたことを特徴とする。
【0012】本発明の第3の解決手段は、第2の解決手
段において、各車両誘導フロアと各車両受渡し手段とを
同じ数だけ設け、各々1対1の関係に専用化したことを
特徴とする。
【0013】本発明の第4の解決手段は、第1〜3の解
決手段のうちいずれか1の解決手段において、車両誘導
フロアのうち入庫車両を誘導する車両誘導フロアに、各
車両受渡し手段との間で入庫車両を受け渡す際に該入庫
車両が乗り入れる車両乗入れスペースを設ける。さら
に、該車両乗入れスペースと、入庫車両が外部から上記
車両誘導フロアに進入するための進入口との間に車両を
誘導すべく所定の距離を隔てたことを特徴とする。
【0014】本発明の第5の解決手段は、第4の解決手
段において、各車両誘導フロアのうち入庫車両を誘導す
る車両誘導フロアに、進入口から該車両誘導フロアに進
入した入庫車両を車両乗入れスペースに誘導すべく該入
庫車両の進路を誘導途中で変える進行方向折返し部を設
けたことを特徴とする。
【0015】本発明の第6の解決手段は、第5の解決手
段において、入庫車両が車両誘導フロアから外部に退出
する退出口を進入口の側方に設けたことを特徴とする。
【0016】本発明の第7の解決手段は、第5の解決手
段において、入庫車両が車両誘導フロアから外部に退出
する退出口を進入口で兼用したことを特徴とする。
【0017】本発明の第8の解決手段は、第5〜7の解
決手段のうちいずれか1の解決手段において、各車両誘
導フロアを上下に連通するとともに、人が上下に移動可
能な移動空間を有する連絡構造物を折返し中心として進
行方向折返し部を構成する。さらに、進入口から進入し
た入庫車両が進入口から見て上記連絡構造物の背面側を
折り返すことでその進路変更を行ったことを特徴とす
る。
【0018】本発明の第9の解決手段は、第8の解決手
段において、入出庫時に移動する人の移動経路と入出庫
車両の誘導経路とを分断する隔壁を連絡構造物に関連し
て設けたことを特徴とする。
【0019】
【作用】上記の構成により、本発明の第1の解決手段で
は、人すなわち利用者は、上下に階層状に並ぶ複数の車
両誘導フロアのうちから利用するのに都合の良い車両誘
導フロアを選択して入出庫できることから、1つの車両
誘導フロアを経て入出庫する場合における如き迂回経路
をとらずに最短距離で入出庫が可能となり、入出庫効率
が向上する。また、複数の車両誘導フロアで並行して入
出庫が可能となることから、1つの車両誘導フロアに出
入りする入出庫車両の数が大幅に少なくなり、その分だ
け車両誘導フロアが混雑せず、入出庫の安全性が確保さ
れる。
【0020】本発明の第2の解決手段では、複数の車両
受渡し手段が入庫用リフト、出庫用リフト若しくは入出
庫兼用リフトとしてそれぞれ役割を担っていることか
ら、各車両誘導フロアに対する車両の流れが一定方向に
方向付けられ、車両が移動軌跡の混乱を招くことなく安
全に誘導される。
【0021】本発明の第3の解決手段では、各車両誘導
フロアと各車両受渡し手段との関係が1対1に専用化さ
れていることから、各車両誘導フロア及び各車両受渡し
手段の役割分担が明確になり、各車両誘導フロアでの車
両の移動軌跡がかなり単純化され、車両がより安全に誘
導される。
【0022】本発明の第4の解決手段では、入庫車両を
誘導する車両誘導フロアの車両乗入れスペースと進入口
とは、車両を誘導すべく所定の距離が隔てられているこ
とから、この両者間の誘導スペースが待機スペースとし
て利用され、入庫が集中した場合にこの待機スペースに
乗り入れることで外部の交通が阻害されず、安全が確保
される。
【0023】本発明の第5の解決手段では、進入口から
車両誘導フロアに進入した入庫車両は、進行方向折返し
部で進路が変更され、車両乗入れスペースに誘導される
ことから、入庫車両の車両誘導フロアにおける流れの方
向に規則性が増し、入庫車両がよりスムーズに誘導され
る。
【0024】本発明の第6の解決手段では、例えば、入
庫できない非入庫車両が何らかの理由で車両誘導フロア
に進入した場合、上記非入庫車両は進入口側方の退出口
を経て車両誘導フロアから外部に退出すればよく、よっ
て後続する入庫車両に邪魔されずにスムーズかつ安全な
退出が可能となる。また、後続する入庫車両も非入庫車
両に流れが邪魔されず、スムーズかつ安全な進入が可能
となる。
【0025】本発明の第7の解決手段では、進入口が退
出口を兼ねていることから、非入庫車両は進入してきた
進入口から後退することなく前進状態で退出することと
なり、第6の解決手段の場合と同様に、非入庫車両及び
後続する入庫車両のスムーズかつ安全な退出が可能とな
る。
【0026】本発明の第8の解決手段では、進行方向折
返し部を構成する連絡構造物の外側を入庫車両が移動
し、その内部が各車両誘導フロア間で連通する移動空間
となっていることから、別途に各車両誘導フロア間で人
が移動するための移動空間がいらず、車両誘導フロアの
スペースが無駄なく有効利用される。
【0027】本発明の第9の解決手段では、入出庫時に
移動する人の移動経路と入出庫車両の誘導経路とが連絡
構造物に関連して設けられた隔壁によって分断されてい
ることから、入出庫車両が上記人の移動経路に進入せ
ず、入出庫に際し連絡構造物内部の移動空間を利用する
人の安全性が確保される。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0029】(第1実施例)図1〜8は本発明の第1実
施例に係る駐車設備1を示す。図1において、2は山3
の斜面にトンネルを掘削して形成した断面略円形の躯
体、4は該躯体2の内部に設けられた機械式駐車装置で
あって、該駐車装置4は、上下3段に設けられた駐車フ
ロア5,5,5を備えてなり、図2に示すように、該各
駐車フロア5には、トンネル長手方向に延び搬送台車6
が水平面内で往復移動する台車走行路7と、該台車走行
路7に沿ってその両側に列設された複数の駐車スペース
8,8,…とが設置されている。そして、該各駐車スペ
ース8には車両CをパレットPごと格納するようになっ
ている。
【0030】上記駐車装置4の上方には、図6に示す如
き下段の入出庫兼用車両誘導フロア9と、図7に示す如
き上段の出庫用車両誘導フロア10とが上下2段に階層
状に隣設され、上記入出庫兼用車両誘導フロア9は、車
両Cを外部から上記駐車装置4に入庫するときに進入さ
せて誘導するとともに、出庫するときには外部へ退出誘
導するためのものであり、上記出庫用車両誘導フロア1
0は、車両Cを上記駐車装置4から出庫するときに外部
へ退出誘導するためのものである。また、これら車両誘
導フロア9,10の上方には、図8に示す如き外部に連
通する歩行者用広場11が設けられている。11aは該
歩行者用広場11に対し出入りする出入口である。
【0031】上記駐車装置4の各駐車フロア5と各車両
誘導フロア9,10との間には、上記入出庫兼用車両誘
導フロア9に連通する入出庫兼用昇降路12と、上記出
庫用車両誘導フロア10に連通する出庫用昇降路13と
が台車走行路7の一方側に並設されている。上記入出庫
兼用昇降路12には車両受渡し手段としての入出庫兼用
リフト14が昇降可能に設置され、該入出庫兼用リフト
14によって駐車装置4の各駐車フロア5と入出庫兼用
車両誘導フロア9との間で入庫車両Cの受渡しを行うよ
うにしている。また、上記出庫用車両誘導フロア10に
は車両受渡し手段としての出庫用リフト15が昇降可能
に設置され、該出庫用リフト15によって駐車装置4の
各駐車フロア5と出庫用車両誘導フロア10との間で出
庫車両Cの受渡しを行うようにしている。これらの入出
庫車両Cの受渡しは、従来より周知のコンベア方式等の
移載手段(図示せず)により行われる。
【0032】図6に示すように、上記入出庫兼用車両誘
導フロア9の入出庫兼用昇降路12の両側には、車両受
渡し手段としての入出庫兼用バース16,16が設けら
れ、該各入出庫兼用バース16は、上記入出庫兼用リフ
ト14との間で入庫車両Cを受け渡す際に該入庫車両C
が乗り入れるとともに、上記入出庫兼用リフト14との
間で出庫車両Cを受け渡す際に該出庫車両Cが乗り出す
スペースである。
【0033】図7に示すように、上記出庫用車両誘導フ
ロア10の出庫用昇降路13の両側には、車両受渡し手
段としての出庫用バース17,17が設けられ、該各出
庫用バース17は、上記出庫用リフト15との間で出庫
車両Cを受け渡す際に該出庫車両Cが乗り出すスペース
である。
【0034】すなわち、各車両誘導フロア9,10と各
リフト14,15とは同じ数だけ設けられ、各々1対1
の関係に専用化されている。つまり、入出庫兼用車両誘
導フロア9は入出庫兼用リフト14との間でのみ利用関
係が成り立ち、また、出庫用車両誘導フロア10は出庫
用リフト15との間でのみ利用関係が成り立つように構
成されている。
【0035】図6及び図7に示すように、入出庫兼用車
両誘導フロア9及び出庫用車両誘導フロア10は共に、
平面視で略矩形形状をなし、その周囲は躯体壁面2aで
外部と仕切られている。
【0036】上記入出庫兼用車両誘導フロア9の外部前
方(図6左側)には、入出庫兼用車路18が上記入出庫
兼用昇降路12と出庫用昇降路13との列設方向に対し
略直交方向に設けられており、入出庫兼用車両誘導フロ
ア9における上記入出庫兼用車路18側には、入庫車両
Cが入出庫兼用車路18から入出庫兼用車両誘導フロア
9に進入するための進入口19が設けられ、該進入口1
9の側方には、出庫車両Cが該入出庫兼用車両誘導フロ
ア9から入出庫兼用車路18に退出するための2つの退
出口20,20が少し隔てて並設されている。この2つ
の退出口20,20は上記入出庫兼用バース16,16
の前方に対向して設けられている。
【0037】また、退出口20,20から見て入出庫兼
用バース16,16よりも奥側には、進入口19より上
記入出庫兼用車両誘導フロア9に進入した車両Cをその
進行方向を変えて入出庫兼用バース16,16へ至らし
めるための進行方向折返し部21が設けられており、該
進行方向折返し部21は、上段の出庫用車両誘導フロア
10及び歩行者用広場11に連通するとともに、その内
部を人が各層間で移動できるように階段22やエレベー
タ23を備える移動空間とした連絡構造物24で構成さ
れている。
【0038】上記進入口19と該進入口19寄りの入出
庫兼用バース16とに挟まれた連絡構造物24より手前
の空間は、出庫待ちする利用者等の待合室25aとして
利用され、該待合室25aは、上記連絡構造物24から
延設する隔壁28によって上記進行方向折返し部21と
分断されている。また、上記隔壁28には扉27が設け
られ、該扉27の外側には歩行路26,26が設けら
れ、上記待合室25aはこの扉27及び歩行路26,2
6を介して上記入出庫兼用バース16,16に連絡され
ている。なお、図6中、25bは待合室25a内に設け
られた管理人室であり、出庫用昇降路13に隣接した空
間は空調室25c,消化設備室25dとして利用されて
いる。
【0039】図7に示すように、上記出庫用車両誘導フ
ロア10の外部前方(図7左側)には、出庫用車路29
が上記入出庫兼用車両誘導フロア9前方の入出庫兼用車
路18上方に対応するように設けられており、出庫用車
両誘導フロア10の出庫用車路29側には、出庫車両C
が該出庫用車両誘導フロア10から出庫用車路29に退
出するための退出口30が1つ設けられている。
【0040】また、上記出庫用バース17,17と退出
口30との間には、ほぼ直線的でかつ出庫用車路29に
対して浅い角度で合流しやすいように設けられた車両誘
導路31が設けられている。また、上記連絡構造物24
の外周りの空間は、出庫用バース17側から順に管理人
室25e、待合室25f、便所25g及び機械室25h
としてそれぞれ利用されている。そして、上記待合室2
5f等を構成する空間は、上記連絡構造物24から延設
する隔壁28によって車両誘導路31と扉27を介して
分断されている。
【0041】次に,以上のように構成された第1実施例
に係る駐車設備1の入出庫要領を説明する。
【0042】<入庫の場合>下段の入出庫兼用車路18
より入庫車両Cが入出庫兼用車両誘導フロア9の進入口
19に進入すると、入庫車両Cは連絡構造物24の背面
側を通過することで進行方向を折り返した状態となり、
前方に位置する入出庫兼用バース16,16のうちいず
れかの入出庫兼用バース16上のパレットPに乗り入れ
る。その後、運転者は下車して歩行路26を通り、扉2
7より待合室25aに入り、連絡構造物24内のエレベ
ータ23又は階段22を利用して最上段の歩行者用広場
11に移動した後、出入口11aを経て駐車設備1の外
部に退出する。
【0043】一方、入出庫兼用バース16に乗り入れた
入庫車両Cは、入出庫兼用昇降路12内で上昇待機して
いる入出庫兼用リフト14上にパレットPごと図示しな
い移載手段により移載された後、該入出庫兼用リフト1
4の下降動作で下方のいずれかの駐車フロア5に搬入さ
れるとともに、該駐車フロア5上の入出庫兼用昇降路1
2側方で待機している搬送台車6上に図示しない移載手
段で移載される。その後、搬送台車6は台車走行路7上
を走行し、空状態の駐車スペース8,8,…のいずれか
の側方に移動した後、入庫車両CをパレットPごと該駐
車スペース8に移載して入庫作業は完了する。
【0044】<出庫の場合>出庫車両Cが駐車している
駐車フロア5上の搬送台車6が、出庫車両Cをパレット
Pごと駐車スペース8から受け取った後、台車走行路7
上を走行して出庫用昇降路13又は入出庫兼用昇降路1
2の側方に移動するとともに、該入出庫兼用昇降路12
又は出庫用昇降路13内で下降待機しているリフト1
4,15上に移載手段により移載する。利用者が上段の
出庫用車路29への出庫車両Cの退出を希望した場合に
は、出庫車両Cは出庫用車両誘導フロア10に搬出する
と便利なので、この場合、出庫車両Cは出庫用昇降路1
3内を上昇することになる。
【0045】その後、出庫用車両誘導フロア10まで上
昇した出庫用リフト15は、その両側部の出庫用バース
17,17の一方に出庫車両CをパレットPごと移載手
段により移載して待機させる。また歩行者用広場11よ
り連絡構造物24内を移動して該出庫用車両誘導フロア
10の待合室25fで出庫待ちをしていた利用者は、扉
27より出庫車両Cが待機している出庫バース17に向
い、該出庫車両Cに乗車した後車両誘導路31を通って
退出口30より上段の出庫用車路29に退出して出庫作
業は完了する。
【0046】また、利用者が下段の入出庫兼用車路18
への出庫車両Cの退出を希望した場合には、出庫車両C
を入出庫兼用車両誘導フロア9に搬出すると便利なの
で、この場合、出庫車両Cは入出庫兼用昇降路12内を
上昇することになる。この際、入出庫兼用車両誘導フロ
ア9まで上昇した入出庫兼用リフト14は、その両側部
の入出庫兼用バース16,16の一方に出庫車両Cをパ
レットPごと移載手段により移載して待機させる。ま
た、先と同じ要領で今度は入出庫兼用車両誘導フロア9
上の待合室25aで出庫待ちをしていた利用者は、扉2
7より歩行路26を通って出庫車両Cが待機している入
出庫兼用バース16に向い該出庫車両Cに乗車した後、
前方の対向位置に位置する退出口20より下段の入出庫
兼用車路18に退出して出庫作業は完了する。
【0047】このように、第1実施例では、下段に入出
庫兼用車両誘導フロア9を、上段に出庫用車両誘導フロ
ア10をそれぞれ設置していることから、利用者はこの
上下の車両誘導フロア9,10のうちから利用するのに
都合の良い車両誘導フロア9(または10)を選択して
入出庫でき、1つの車両誘導フロアを経て入出庫する場
合における如き迂回経路をとらずに最短距離で入出庫で
き入出庫効率を高めることができる。また、出庫が集中
する場合、上下の車両誘導フロア9,10に出庫車両C
を振り分けて並行して出庫することができ、1つの車両
誘導フロアに出入りする入出庫車両Cの数を半減できて
その分だけ車両誘導フロアの混雑を避けることができ、
出庫の安全性を確保することができる。
【0048】また、第1実施例では、下段の入出庫兼用
車両誘導フロア9との間で車両Cを受け渡すリフト14
を入出庫兼用にするとともに、上段の出庫用車両誘導フ
ロア10との間で車両Cを受け渡すリフト15を出庫専
用としていることから、各車両誘導フロア9,10に対
する車両Cの流れを一定方向に方向付けることができ、
車両Cを移動軌跡の混乱を招くことなく安全に誘導する
ことができる。
【0049】さらに、第1実施例では、下段の入出庫兼
用車両誘導フロア9と入出庫兼用リフト14とを1対1
の関係に固定するとともに、上段の出庫用車両誘導フロ
ア10と出庫用リフト15とを1対1の関係に固定して
それぞれ専用化していることから、車両誘導フロア9,
10及びリフト14,15の役割分担を明確にでき、各
車両誘導フロア9,10での車両Cの移動軌跡をかなり
単純化できて車両Cをより安全に誘導することができ
る。
【0050】加えて、第1実施例では、入出庫兼用車両
誘導フロア9の入出庫兼用バース16と進入口19とを
車両Cを誘導すべく所定距離だけ隔てていることから、
入庫が集中した場合、両者間のスペースを待機スペース
としてこの待機スペースで入庫待ちさせることができ、
入出庫兼用車路18における交通渋滞を解消して安全を
確保することができる。
【0051】さらにまた、第1実施例では、入出庫兼用
車両誘導フロア9で進行方向折返し部21を設け、入庫
車両Cを該進行方向折返し部21で進路変更して入出庫
兼用バース16に誘導するようにしていることから、入
庫車両Cの入出庫兼用車両誘導フロア9における流れを
さらに一定方向に方向付けることができ、入庫車両Cを
よりスムーズに誘導することができる。
【0052】また、第1実施例では、進入口19の側方
に退出口20を設けていることから、例えば、入庫でき
ない非入庫車両Cが何らかの理由で入出庫兼用車両誘導
フロア9に進入した場合、上記非入庫車両Cを上記退出
口20を経て入出庫兼用車両誘導フロア9から外部に退
出させることができ、これにより、後続する入庫車両C
に邪魔されずにスムーズかつ安全な退出を行うことがで
きる。また、後続する入庫車両Cも非入庫車両に流れが
邪魔されず、スムーズかつ安全に進入することができ
る。
【0053】さらに、第1実施例では、各車両誘導フロ
ア9,10を上下に連通する連絡構造物24の内部に人
が上下移動する移動空間を設けていることから、別途に
移動空間を設けずに済み、車両誘導フロア9,10のス
ペースを無駄なく有効利用することができる。
【0054】また、第1実施例では、連絡構造物24に
隔壁28を延設し、該隔壁28で入出庫時に移動する人
の移動経路と入出庫車両Cの誘導経路とを分断している
ことから、入出庫車両Cの上記人の移動経路への進入を
回避でき、入出庫に際し連絡構造物24内部の移動空間
を利用する人の安全性を確保することができる。
【0055】(第2実施例)図9〜14は第2実施例を
示し、第1実施例と同一構成部分については同一の符号
を付してその詳細な説明は省略する。以下、第1実施例
と異なる点のみを説明する。
【0056】第2実施例では、車両誘導フロアの構成と
その設置位置が工夫されている。つまり、第1実施例に
おける下段の入出庫兼用車両誘導フロア9を入庫用だけ
の車両誘導フロア32に限定し、上段の出庫用車両誘導
フロア10と共に駐車装置4の側方に上下2段に階層状
に隣設したものである。
【0057】また、下段の車両誘導フロアを入出庫兼用
車両誘導フロア9から入庫用車両誘導フロア32に変更
したことに伴い、入庫用車両誘導フロア32との間で入
庫車両Cを受け渡すリフトも入庫用リフト33にしてい
る。同様に、2つの入出庫兼用バース16,16を1つ
の入庫用バース34に、また、上段の出庫用車両誘導フ
ロア10の出庫用バース17も1つにしている。35は
入庫用リフト33が昇降する入庫用昇降路である。
【0058】さらに、下段の入庫用車両誘導フロア32
には、入庫車両Cが入庫用車路36から入庫用車両誘導
フロア32に進入、又は該入庫用車両誘導フロア32か
ら入庫用車路36に退出するための進入口と退出口とを
兼用した進退兼用口37が設けられている。また、入庫
用車両誘導フロア32および出庫用車両誘導フロア10
における連絡構造物24の入庫用バース34および出庫
用バース17に対向する部分には出入口38が設けられ
ている。
【0059】次に、第2実施例に係る駐車設備1の入出
庫要領を簡単に説明する。
【0060】<入庫の場合>入庫しようとする車両Cが
下段の入庫用車路36から進退兼用口37を通って入庫
用車両誘導フロア32に進入すると、連絡構造物24の
外周を反時計回りに進行することで入庫車両Cは進行方
向を折り返した状態となり、前方に位置する入庫用バー
ス34上のパレットP上に乗り入れる。その後、運転者
は下車して出入口38より連絡構造物24内に移動し、
最上層の歩行者用広場11を通って駐車設備1より退出
する。
【0061】一方、入庫用バース34上の入庫車両Cは
第1実施例と同様の工程でパレットPごと駐車装置4の
空車となっている駐車スペース8に格納されて、入庫作
業は完了する。
【0062】また、入庫用車路36より入庫用車両誘導
フロア32に進入したものの何らかの理由で入庫を行わ
ない場合は、この入庫車両Cは入庫用バース34上のパ
レットPには乗り入れず、連絡構造物24の外周を完全
に一周した後、再び進退兼用口37を通って入庫用車路
36に退出する。
【0063】<出庫の場合>出庫用昇降路13内を出庫
用車両誘導フロア10まで搬送された出庫車両Cは、出
庫用バース17上で待機させると共に、歩行者用広場1
1より連絡構造物24内を上記出庫用車両誘導フロア1
0まで移動してきた利用者は、出入口38より出庫用バ
ース17に向かい、出庫車両Cに乗車して車両誘導路3
1を通って退出口30より上段の出庫用車路29に退出
して出庫作業は完了する。
【0064】したがって、第2実施例では、第1実施例
と同様の作用効果を奏することができる。
【0065】加えて、この第2実施例では、進入口と退
出口とを兼ねた進退兼用口37を設けていることから、
入庫用車両誘導フロア32に間違って進入した非入庫車
両Cを後続する入庫車両Cの流れを乱すことなくスムー
ズにかつ安全に退出させることができる。
【0066】(第3実施例)図15及び16は第3実施
例を示し、下段の入庫車両誘導フロア32と上段の出庫
用車両誘導フロア10とを第1実施例の如く駐車装置4
の上方に隣設したものであり、第1実施例とは各々の車
両誘導フロア32,10のレイアウトが若干異なってい
る。つまり、第3実施例では、下段の車両誘導フロアが
第2実施例と同様に進入口と退出口とに別々には設けら
れておらず1つであるが、第2実施例が進入・退出兼用
タイプであるのに対し、第3実施例では進入用として使
用目的が限定されている。また、第3実施例では、隔壁
28で連絡構造物24を取り囲むようにして、入出庫時
に移動する人の移動経路と入出庫車両の誘導経路とを分
断している。そのほかは第1及び第2実施例と同様に構
成されているので、同一の構成部分については同一の符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0067】したがって、第3実施例でも、第1実施例
と同様の作用効果を奏することができるものである。
【0068】なお、上記各実施例では、車両誘導フロア
が上下2段に階層状に設置され、2台のリフトで上記両
車両誘導フロアとの間で車両の受渡しを行うようにして
いるが、これらの数は上記各実施例に限ったものではな
く、例えば車両誘導フロアを1段増やして入出庫兼用昇
降路と連絡可能にして入庫効率を上げるようにしてもよ
いし、1つの車路と各車両誘導フロアとの間をスロープ
等で連絡できるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明によれば、上下に階層状に並ぶ複数の車両誘導フロ
アを駐車装置の上方又は側方に隣設し、車両受渡し手段
により両者間で車両を受け渡すようにしたので、上記各
車両誘導フロアのうちで利用者にとって都合の良い車両
誘導フロアを利用することで入出庫効率を向上させるこ
とができる。また、複数の車両誘導フロアで分散して入
出庫することができるので、車両誘導フロアでの混雑を
避けることができ、安全に入出庫することができる。
【0070】請求項2に係る本発明によれば、複数の車
両受渡し手段を入庫専用リフト、出庫専用リフト、若し
くは入出庫兼用リフトにしたので、各車両誘導フロアで
の車両の流れを一定方向に方向付けることができ、車両
を移動軌跡の混乱を招くことなく安全に誘導することが
できる。
【0071】請求項3に係る本発明によれば、各車両誘
導フロアと各車両受渡し手段とを同数にして各々1対1
の関係に専用化したので、各車両誘導フロア及び各車両
受渡し手段の役割分担を明確化でき、各車両誘導フロア
での車両の移動軌跡をかなり単純化でき、車両をより安
全に誘導することができる。
【0072】請求項4に係る本発明によれば、入庫車両
を誘導する車両誘導フロアの車両乗入れスペースと進入
口とを所定距離隔ててこの間で車両を誘導できるように
したので、両者間のスペースを入庫が集中した場合の待
機スペースとして利用することで交通阻害を招くことな
く安全に入庫することができる。
【0073】請求項5に係る本発明によれば、入庫車両
を誘導する車両誘導フロアに進行方向折返し部を設け、
該進行方向折返し部で入庫車両の進路を変更して車両乗
入れスペースに誘導するようにしたので、入庫車両の車
両誘導フロアにおける流れをさらに規則正しく行って入
庫車両をよりスムーズに誘導することができる。
【0074】請求項6に係る本発明によれば、進入口の
側方に退出口を設けたので、車両誘導フロアに進入した
非入庫車両を上記退出口から外部に退出させることがで
き、後続する入庫車両に邪魔されずにスムーズにかつ安
全に非入庫車両を退出させることができる。また、後続
する入庫車両の流れも非入庫車両に邪魔されることがな
く、スムーズにかつ安全に進入させることかできる。
【0075】請求項7に係る本発明によれば、進入口に
退出口をも兼ねさせたので、非入庫車両を進入してきた
進入口から後退することなく前進状態で退出させること
ができ、請求項6の場合と同様に、非入庫車両及び後続
する入庫車両をスムーズにかつ安全に退出させることが
できる。
【0076】請求項8に係る本発明によれば、進行方向
折返し部を構成する連絡構造物の内部を各車両誘導フロ
ア間で連通する移動空間としたので、別途に各車両誘導
フロア間で人が移動するための移動空間を設けずに済
み、車両誘導フロアのスペースを無駄なく有効利用する
ことができる。
【0077】請求項9に係る本発明によれば、連絡構造
物に関連して設けられた隔壁によって入出庫時に移動す
る人の移動経路と入出庫車両の誘導経路とを分断したの
で、入出庫車両の上記人の移動経路への進入を防止で
き、入出庫に際し連絡構造物内部の移動空間を利用する
人の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る駐車設備の入出庫エリアの縦
断面図である。
【図2】第1実施例に係る駐車設備の駐車フロアの平面
図である。
【図3】図1のIII −III 線における断面図である。
【図4】図1のIV−IV線における断面図である。
【図5】図1のV−V線における断面図である。
【図6】図1のVI−VI線における断面図である。
【図7】図1のVII −VII 線における断面図である。
【図8】図1を矢印A方向から見た矢視図である。
【図9】第2実施例に係る駐車設備の入出庫エリアの縦
断面図である。
【図10】図9のX−X線における断面図である。
【図11】図9のXI−XI線における断面図である。
【図12】図9のXII −XII 線における断面図である。
【図13】図9のXIII−XIII線における断面図である。
【図14】図9を矢印B方向から見た矢視図である。
【図15】第3実施例に係る駐車設備の図6相当図であ
る。
【図16】第3実施例に係る駐車設備の図7相当図であ
る。
【符号の説明】
1 駐車設備 4 駐車装置 6 搬送台車 7 台車走行路 8 駐車スペース 9 入出庫兼用車両誘導フロア 10 出庫用車両誘導フロア 14 入出庫兼用リフト(車両受渡し手段) 15 出庫用リフト(車両受渡し手段) 16 入出庫兼用バース(車両乗入れスペース) 17 出庫用バース(車両乗入れスペース) 19 進入口 20 退出口 21 進行方向折返し部 24 連絡構造物 28 隔壁 30 退出口 32 入庫用車両誘導フロア 33 入庫用リフト(車両受渡し手段) 34 入庫用バース(車両乗入れスペース) 36 進退兼用口 C 車両

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台車が水平面内で往復移動する台車
    走行路に沿って複数の駐車スペースが列設された機械式
    駐車装置を備えた駐車設備において、 上記駐車装置の上方又は側方には、上下に階層状に並ぶ
    複数の車両誘導フロアが隣設され、 上記駐車装置と各車両誘導フロアとの間には、両者間で
    車両の受渡しを行う車両受渡し手段が設けられているこ
    とを特徴とする駐車設備。
  2. 【請求項2】 車両受渡し手段は、複数設けられ、 該各車両受渡し手段は、入庫車両を各車両誘導フロアか
    ら駐車装置に搬入する入庫用リフト、出庫車両を駐車装
    置から各車両誘導フロアに搬出する出庫用リフト、若し
    くは車両を各車両誘導フロアと駐車装置との間で搬出入
    する入出庫兼用リフトであることを特徴とする請求項1
    記載の駐車設備。
  3. 【請求項3】 各車両誘導フロアと各車両受渡し手段と
    は同じ数だけ設けられ、各々1対1の関係に専用化され
    ていることを特徴とする請求項2記載の駐車設備。
  4. 【請求項4】 各車両誘導フロアのうち入庫車両を誘導
    する車両誘導フロアには、車両受渡し手段との間で入庫
    車両を受け渡す際に該入庫車両が乗り入れる車両乗入れ
    スペースが設けられ、 該車両乗入れスペースは、入庫車両が外部から上記車両
    誘導フロアに進入するための進入口との間に車両を誘導
    すべく所定の距離が隔てられていることを特徴とする請
    求項1〜3のうちいずれか1項に記載の駐車設備。
  5. 【請求項5】 各車両誘導フロアのうち入庫車両を誘導
    する車両誘導フロアには、進入口から該車両誘導フロア
    に進入した入庫車両を車両乗入れスペースに誘導すべく
    該入庫車両の進路を誘導途中で変える進行方向折返し部
    が設けられていることを特徴とする請求項4記載の駐車
    設備。
  6. 【請求項6】 進入口の側方には、入庫車両が車両誘導
    フロアから外部に退出する退出口が設けられていること
    を特徴とする請求項5記載の駐車設備。
  7. 【請求項7】 進入口は、入庫車両が車両誘導フロアか
    ら外部に退出する退出口を兼用していることを特徴とす
    る請求項5記載の駐車設備。
  8. 【請求項8】 進行方向折返し部は、各車両誘導フロア
    を上下に連通するとともに、人が上下に移動可能な移動
    空間を有する連絡構造物を折返し中心として構成され、
    進入口から進入した入庫車両の進路変更は、進入口から
    見て上記連絡構造物の背面側を折り返すことでなされる
    ことを特徴とする請求項5〜7のうちいずれか1項に記
    載の駐車設備。
  9. 【請求項9】 入出庫時に移動する人の移動経路と入出
    庫車両の誘導経路とを分断する隔壁が、連絡構造物に関
    連して設けられていることを特徴とする請求項8記載の
    駐車設備。
JP21369894A 1994-09-07 1994-09-07 駐車設備 Withdrawn JPH0882111A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997048864A1 (fr) * 1996-06-20 1997-12-24 Hitachi Zosen Corporation Systeme de parking a etages multiples
CN100416027C (zh) * 2006-11-22 2008-09-03 贺得辉 立体旋转全自动停车库
JP2017031690A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 Ihi運搬機械株式会社 機械式格納庫制御装置および機械式格納庫制御方法

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