JPH0881553A - 高分子材料およびそれを利用した電気化学的装置 - Google Patents
高分子材料およびそれを利用した電気化学的装置Info
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- JPH0881553A JPH0881553A JP7193516A JP19351695A JPH0881553A JP H0881553 A JPH0881553 A JP H0881553A JP 7193516 A JP7193516 A JP 7193516A JP 19351695 A JP19351695 A JP 19351695A JP H0881553 A JPH0881553 A JP H0881553A
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Abstract
バッテリーやキャパシタンス、エレクトロクロミック系
光変調システム等の電気化学的用途に好適な高分子材料
を提供する。 【解決手段】 直鎖、分岐鎖ないし高度分岐鎖、場合に
よってはイオン置換基を持つ架橋鎖をもち、当該イオン
置換基はY基の反応によりM〔Y−{O−(CHR)p
−(CH2 )q }n −C(SO2 RF )2 〕m に対応す
るイオン性モノマーから誘導される高分子材料。
Description
置に用いるイオン伝導性を呈する高分子材料に関する。
化学的装置、即ち、例えば蓄電システム、特にバッテリ
ーまたはキャパシタンス、並びに「エレクトロクロミズ
ム」型光変調システムは、高電圧で機能するので、安定
領域の広い非プロトン性電解質を必要とする。これらの
電解質としては、非プロトン性の極性液及び/又は溶媒
重合体を含有する溶媒中で容易に解離する塩を溶解して
得られる電解質などを挙げることができる。高いイオン
伝導性は、例えば、米国特許第5,194,253号に
対応する欧州公開特許第290,511号、同267,
107号または同567,637号明細書に開示されて
いるような、窒素ないし炭素原子に非局在化電荷陰イオ
ンをもった塩から得られる。
をもつ置換体を内包する高分子鎖の材料で構成する電解
質も周知のものである。例えば、置換基として−〔CF
X−SO2 −C(SO2 RF )2 〕- M+ を有する溶媒
共重合体を挙げることができる。ここで、Xは水素原子
またはフッ素原子、RF はペルフルオロアルキル基、M
+ は欧州公開特許第603,370号明細書に開示され
ている金属または有機陽イオンを表す。また、化合物
〔(RF SO2 )2 CY〕- M+ の共重合化による得ら
れる共重合体を挙げることもできる。ここで、RF はペ
ルフルオロアルキル基、M+ は金属または有機陽イオ
ン、Yは電子求引基−CNまたはRCO−、もしくはR
PO<、RSO2 - を表している。Rは欧州公開特許第
567,637号明細書に開示されている重合化機能を
有する有機基である。これらのイオン伝導性高分子材料
において、イオン基は2つの電子求引置換基RF SO2
を有する炭素陰イオンと直接結合している電子求引官能
基をもつ根基によって高分子鎖に固定されている。この
ような材料の作製は複雑である。更に、炭素陰イオンと
直接結合している電子求引官能基能がカルボニル官能基
であるような材料は、加水分解を受けやすい。
炭素原子と直接結合する電子求引基を有しないものの、
優れたイオン伝導性を備え、目的とする電気化学的用途
に十分な安定領域を呈し、かつビス(ペルフルオロアル
キルスルフォニル)メタン系化合物から収率よく作製で
き、高分子鎖と結合できるような根基を有するイオン伝
導性材料を見出し、本発明を完成するに至った。本発明
は、イオン基を含有する高分子材料に関する。また、本
発明は、当該イオン基含有高分子材を含有するイオン伝
導性材料に関する。更に、本発明は、当該イオン伝導性
材料を電気化学的装置の電解質又は複合電極の結合剤と
して利用することに関する。
鎖、分岐鎖、ないし多分岐鎖、場合によっては架橋連鎖
を内包し、これによってイオン置換基を担持する。当該
材料は、イオン置換基がY基の反応による下記(I)式
に対応するイオン性モノマーから誘導されることを特徴
とする。 M〔Y−{O−(CHR)p −(CH2 )q }n −C(SO2 RF )2 〕m ・・・(I) ここで、 − Mはプロトン、アルカリ金属の陽イオン、アルカリ
土類金属の陽イオン、遷移金属の陽イオン、稀土類の陽
イオン、アンモニウム陽イオン、アミジニウム、グアニ
ジニウム、ピリジニウム、フォスフォニウム、スルフォ
ニウム、少なくとも一つの置換イオンを有するアンモニ
ウム、オキソニウムから選ばれる有機陽イオン、 − mは陽イオンMの原子価、 − RF は1個から8個の炭素原子、好適には1個から
4個までの炭素原子を有する直鎖ないし分岐鎖ペルフル
オロアルキル基、 − Rは1個から4個までの炭素原子を有するアルキル
基若しくは水素原子、 − Yはアリル基、グリシジル基、ビニルベンジル基、
アクリロイル基、メタクリロイル基若しくは水素原子、 − 0≦n≦40、好適には0≦n≦10、 − 1≦p+q≦4、 − n=0の時、Yはアリル基、グリシジル基またはビ
ニルベンジル基、である。
いて好適な陽イオンである。ペルフルオロアルキル基
は、ペルフルオロメチル基、ペルフルオロエチル基、ペ
ルフルオロプロピル基、イソペルフルオロプロピル基、
ペルフルオロブチル基の中から選択することが望まし
い。特定の実施態様においては、本発明による高分子材
料には、高分子鎖に主として複数の溶媒単位、例えばエ
ーテル単位、アミン単位または硫化物からなる少なくと
も一つのセグメントを含有し、当該単位のあるものは根
基Yから誘導されるY’基によって高分子鎖に結合され
るイオン置換基−〔Y’−{O−(CHR) P −(CH
2 )q }n −C(SO2 RF )2 〕- を有する。
語はモノマーの単一単位で構成するセグメントを意味す
ると同時に、同一ないし相異なる複数のモノマー単位か
ら構成されるセグメントをも意味するものとする。「イ
オン伝導性置換基」なる用語は置換体−〔Y’−{O−
(CHR)P −(CH2 )q }n −C(SO
2 RF ) 2 〕- を示し、ここでY’、R、RF 、p、q
及びnは、先に述べた定義と同一である。イオン伝導性
置換体を有するオキシアルキル単位から構成される溶媒
セグメントを含有する高分子材料は、とりわけ好適な材
料である。更に、オキシアルキレン基単位は好適には1
個から10個までの炭素原子を有するアルキル置換基、
オキシアルキレン置換基または好適には1個から10個
までの炭素原子を有するポリオキシアルキレン置換基の
ような他の置換基を有することができる。
有し、主として複数の酸化エチレン単位から構成される
統計的共重合体または統計的傾向を示す共重合体、もし
くは酸化エチレンの単独重合体であることが望ましい。
当該共重合体の中で、複数単位のモノマー全数の70%
以上の酸化エチレン単位を含有するものが特に好適であ
る。コモノマーは、セグメントの溶媒としての性質を有
するモノマーの中から選択される。例えば、酸化プロピ
レン、オキシメチレン、オキセタン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキソラン、グリシジルアルキルエーテル類を挙
げることができる。溶媒セグメントの分子量は、好適に
は150〜20000、更に好適には150〜1000
0である。溶媒セグメントは相互に結合し、また場合に
よっては架橋した直鎖ないし分岐鎖構造の高分子を形成
するように、−C−C−または−C−O−結合を形成す
るように他のセグメントと結合することもある。
明による高分子材料には、イオン伝導性置換機を有する
複数の非溶媒単位から構成される1個以上のセグメント
が含まれる。非溶媒セグメントは、ポリエン、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリニトリル及びポリビニルエーテ
ルの中から選択することができる。
記の如く定義したセグメントは、分岐構造、場合によっ
ては架橋構造としてもよい。架橋群は、二価のものとし
てもよく、従って本発明による高分子材料は、本質的に
は直鎖型である。また、架橋群は三価または四価として
もよいので、本発明による高分子材料は分枝構造、また
場合によっては橋かけ構造となる。本発明による高分子
材料には、イオン伝導性置換基を有し、溶媒の性質を持
つセグメント及び/又はイオン伝導性置換基を有しない
溶媒セグメント及び/又はイオン伝導性置換基を有する
非溶媒セグメント及び/又はイオン伝導性を有しない非
溶媒セグメントを含めることができる。
子材料は、種々のプロセスによって得ることができる。
本発明による高分子材料の調製方法は、炭素−炭素二重
結合を担持する複数の根基並びにYがアリル基である本
発明による1個以上のイオン伝導性モノマー(I)、グ
リシジル基、アクリロイル基若しくはメタクリロイル基
で置換された高分子材料間で架橋反応を起こさせること
にある。本手順は、特にポリエーテル鎖を有する、本発
明による高分子材料の調製に有効である。炭素−炭素二
重結合を有する複数の根基で置換されるポリエーテルと
しては、アルキルまたはポリ(アルキルオキシ)型飽和
基で置換される、もしくは置換されない1個以上の環状
エーテル、及び炭素−炭素二重結合をもった不飽和根基
によって置換される1個以上の環状エーテルの共重合体
を挙げることができる。このような共重合体は、カチオ
ン重合、アニオン重合もしくはバンデンベルグ重合で得
られる。非置換または飽和置換基含有環状エーテルとし
ては、酸化エーテル、酸化プロピレン、エポキシブタ
ン、ジオキソラン、テトラヒドロフランを挙げることが
できる。不飽和置換体を有するエーテルとしては、エポ
キシ−1,2−ヘキセン−5、エポキシ−1,2−オク
テン−7等のエポキシアルケン、アリールグリシジアル
エーテル、フルフリルグリシジルエーテル、アクリルオ
キシアルキレンまたはメタクリルオキシアルキレン置換
基、アリールオキシアルキレン置換基、アリール置換基
を有するオキシラン類を挙げることができる。特にポリ
エーテルとの共有架橋反応に好適なイオン伝導性モノマ
ー(I)としては、4,4−ビス(トリフルオロメチル
スルホニル)−1−ブテンのリチウム塩、3,3−ビス
(トリフルオロメチルスルホニル)−1−アクリル酸プ
ロピルのリチウム塩を挙げることができる。
別な調製方法としては、エーテル官能基を有する1個以
上のモノマーと、Yがグリシジル基、アクリロイル基ま
たはメタクリロイル基を有する1個以上のイオン伝導性
モノマーとの共重合体反応がある。1個のエーテル官能
基を有する飽和モノマーとしては、酸化エチレン、酸化
プロピレン、エポキシブタン、ジオキソラン、テトラヒ
ドロフランを挙げることができる。不飽和置換基を有す
るエーテルとしては、エポキシ−1,2−ヘキセン−
5、エポキシ−1,2−オクテン−7などのエポキシア
ルケン、アリールグリシジルエーテル、フルフリルグリ
シジルエーテル、アクリルオキシアルキレンまたはメタ
クリルオキシアルキレン置換基、アリールオキシアルキ
レン置換基またはアリール置換基を有するオキシラン類
を挙げることができる。モノマーエーテルとの共重合反
応に特に好適なイオン伝導性モノマー(I)としては、
3,3−ビス(トリフルオロメチルスルホニル)−1−
アクリル酸プロピルのリチウム塩を挙げることができ
る。
第三の調製方法としては、Yが水素原子並びにイオン伝
導性モノマーのOY=OH基と直接反応はしないもの
の、OH官能基に反応できる2個以上の官能基を有する
結合剤を媒介として、イオン伝導性OH基と反応する官
能基をもつ1個以上のモノマーを表す1個以上のイオン
伝導性モノマー(I)との重縮合反応がある。反応物の
平均官能基数は、2以上でなくてはならない。このよう
な重縮合反応は、例えばKOHのような強塩基の存在下
で行う。
水素原子並びにイオン伝導性モノマーのOY=OH基と
直接反応はしないものの、OH官能基に反応できる2個
以上の官能基を有する結合剤を媒介として、イオン伝導
性OH基と反応する官能基をもつプレポリマーを表す1
個以上のイオン伝導性モノマー(I)との重縮合反応か
らなる方法によって調製することができる。反応物の平
均官能基数は、2以上でなくてはならない。結合剤とし
ては、アルケン類、例えばシス2−ブテン、トランス2
−ブテン、メチル2−プロピレン、シス2,4−ヘキサ
ジエンなどの塩素化誘導体、特に3−クロロ−2−クロ
ロメチル−1−プロピレンを挙げることができる。
オン伝導性モノマー(I)は、4,4−ビス(トリフル
オロメチルスルホニル)−1−ブタノールである。重縮
合方法は、ポリエーテル系セグメントを含有する、本発
明に基づく高分子材料を生成するに当たり特に適合す
る。この特殊な場合において、結合剤を媒介としてイオ
ン伝導性モノマーのOH基と反応するモノマーには、他
に1個以上のエーテル官能基が含有される。このような
モノマーの実例として、グリセロールを挙げることがで
きる。結合剤を媒介としてイオン伝導性モノマーのOH
基と反応するプレポリマーは、他にエーテル官能基もも
っており、ポリアルキレングリコールまたはポリアルキ
レンポリオール類の中から選択することができる。ポリ
エチレングリコールやポリエチレントリオールは特に好
適である。
材料の生成に利用することができる。本発明によるイオ
ン伝導性材料は、イオン伝導性モノマー(I) から得られ
る高分子材料の他に非プロトン性の極性化合物を含有す
ることができる。高分子材料が内在的に溶媒としての性
質を呈する場合には、そのままイオン伝導性材料として
利用することができる。当該材料には、その他、種々の
温度で2〜98%の液状の極性非プロトン性化合物を含
有することができ、また種々の低含有量で非プロトン性
極性化合物を含有させることで可塑性を賦与することも
できる。また、非プロトン性極性化合物の含有量を上げ
ることによってゲル化することができる。本発明による
高分子材料が内在的に溶媒としての性質を呈しない場合
には、容積比で5%以上の非プロトン性極性化合物を付
加することによってイオン伝導性材料の作製に利用する
ことができる。
炭酸塩からなる根基、直鎖状ないし環状エーテル、ポリ
エーテル、直鎖状ないし環状エステル、直鎖状ないし環
状スルホン、スルホンアミド類及びニトリル類の中から
選択することができる。伝導性材料を生成する場合、ポ
リエーテルなどの強い溶媒としての性質を示す高分子材
料と十分な溶媒特性を呈しない、本発明による高分子材
料を混合することができる。
てイオン置換基のMm+イオンによるイオン伝導性を有す
る。場合によっては、陽イオンM’及びClO4 - 、A
sF 6 - 、PF6 - 、BF4 - 、RF SO3 - 、CH3
SO3 - 、N(RF SO2 ) 2 - 、C(RF SO2 )3
- 、CF(RF SO2 )2 - の中から選ばれる陰イオン
との塩を付加すると有利である。ここで、RF は炭素原
子1〜8個または1個のフッ素原子を有するペルフルオ
ロアルキル基である。陽イオンM’は、プロトン、アル
カリ金属の陽イオン、アルカリ土類金属の陽イオン、遷
移金属の陽イオン、稀土類の陽イオン、アンモニウム陽
イオン、アミジニウム、グアジニウム、ピリジニウム、
フォスフォニウム、スルフォニウム、1個以上の置換基
を有するアンモニウム、オキソニウムの陽イオンの中か
ら選ばれる有機陽イオンから選択する。M’は、同一材
料においてもMと同じ場合とMとは異なる場合とがあ
る。
内の正の電極と負の電極との間でのリチウムイオンの可
逆的循環によって機能するリチウム充電式バッテリーに
利用すると便利である。また、電極の正負に拘わらず、
複合電極の結合剤としても利用することができる。
性材料を非プロトン性の極性溶媒に溶かした溶液に、レ
ドックス性の低いリチウムイオンを可逆的に付加できる
材質を導入し、こうして得た混合物を集電器の役割を果
たす金属ないしプラスチック製の細長い板に展延してか
ら窒素の存在下で加熱により溶媒を蒸発させて生成す
る。レドックス性の低いリチウムイオンを可逆的に付加
できる材質は、オイルコークス、グラファイト、グラフ
ァイトホイスカー、炭素繊維、微粒子状メソ形炭素、石
油アスファルトコークスなどを含む天然ないし合成炭化
材、並びに0≦x≦1であるようなLiX MoO2 また
はLiX WO2 、0≦x≦8であるようなLiX Fe2
O3 、0≦x≦5であるようなLi4+X Ti5 O12を含
む酸化物、0≦x≦4であるようなLi9+X Mo
6 S6 、0≦x≦2であるようなLiX TiS2 をを含
む硫化物、並びにオキシ硫化物の中から選択することが
できる。
る一つの化合物、ひとつの活性物質並びに本発明による
結合剤としてのイオン伝導性材料が含まれる。導電性を
賦与する化合物は、粉体や繊維状等種々形態の炭素、酸
化しにくい金属粉、その窒化物または炭化物の中から選
択することができる。活性物質としては、酸化物、特に
遷移金属(例えば、Ti、V、Mn、Cr、Fe、C
o、Ni)の単独酸化物、もしくはこれらの金属を混合
したものの酸化物で、明確に定義された化合物、特に酸
化リチウムがある。複合電極は、当該活性物質と適当な
溶媒に溶かした結合剤溶液中に導電性を賦与する化合物
を混合し、これを細長い金属製ないしプラスチック製の
板に展延してから窒素の存在下で加熱により溶媒を蒸発
させて生成する。
キャパシタンスにおける電解質、及び/又は複合正電極
及び/又は複合負電極の結合剤としても利用することが
できる。
他に、エレクトロクロミズム型の光変調システムの電解
質としても利用することができる。
説明される。これらの実施例は参考のためのものであ
り、本発明を限定するものではない。 (実施例1)米国特許第3,758,593号に従い、
THF溶液中のビス(ペルフルオロスルフォニル)メタ
ンに塩化メチルマグネシウムを作用させて4,4−ビス
(トリフルオロメチルスルホニル)−1−ブテンを生成
し精製する。これに対応するリチウム塩は、水中の過剰
炭酸リチウムの作用、アセトン中の塩Li〔CH2 =C
H−CH2 C(SO2 RF )2 〕の蒸発と抽出によって
得られる。単位陽イオン移動を伴う重合体電解質は、酸
化エチレン(95モル%)とアリールグリシジルエーテ
ル(5%)の共重合体(分子量Mw≒230,000 )4gと、
予め得ておいた塩530mgから得られる。これら2つ
の化合物を20mLのアセトニトリルに溶かし、これに7
0mgの過酸化ベンゾイルを加える。この溶液をマトリ
ックスで展延し、蒸発させた後厚み40μmの薄膜を得
る。アルゴン雰囲気下で80℃に加熱することにより当
該薄膜に架橋を行い、優れた機械的耐性を付与させる。
細板、実施例1に基づいて準備した電解質薄膜、並びに
40%酸化バナジウムV2 O5 、7%アセチレンブラッ
ク、45%酸化エチレンと実施例1に類似したアリール
グリシジルエーテルの混合物、8%の実施例1によるリ
チウム塩及び1%過酸化ベンゾイル(百分率はいずれも容
積百分率)から構成される80μmの複合電極を積層し
て電気化学発電機を製作する。複合電極の架橋は、80
℃で重合開始剤を熱解離することによって行う。積層物
の両側に位置させた厚み8μmの金属化ポリプロピレン
薄膜2枚が集電器の役を果たす。当該発電機は充電可能
で、温度40℃、電流密度200μAで平均電圧2.8
Vである。
Cl)2 C(SO2 RF )2 に化学量数のオキセタンを
添加した後、媒質を酸性化してエーテルを抽出して4,
4−ビス(トリフルオロメチルスルホニル)−1−ブタ
ノールを作製する。当該生成物を蒸留して精製し、実施
例1の場合と同じく過剰炭酸カリウムの作用とアセトン
の乾燥残滓を抽出してカリウム塩を生成する。上記化合
物4.3g、グリセロールから得た分子量M=2000のポリ
エチレントリオール酸化物でDKS(日本国大阪)社か
ら市販されているもの25g、粉末過酸化カリウム3.
5g、3−クロロ−2−クロロメチル−1−プロペン
3.12gを機械式攪拌装置付き反応器に入れる。こう
してできた混合物を40℃にまで加熱してから、2時間
後に20mLのTHFを加える。30分後に重縮合反応が
終了し、反応混合物を75mLのTHFで希釈し、遠心分
離器にかけて生成したKClと過剰KOHとを取り除
く。−10℃に保たれたエーテル4000mL に重合体が
析出し、濾過される。この高分子電解質をメタノール溶
液に溶かし、ポリスチレンースルホン酸系イオン交換樹
脂を用いてカリウムイオンとリチウムイオンの交換を行
う。実施例1と同じ手法により35μmの薄膜ができ
る。重量百分率1%のアゾビス(イソブチルニトリル)
で二重結合の架橋を行った後、当該電解質の導電性は2
5℃で10−6Scm-1超になる。
3号の実施例13に従って、ベンゼン溶液中で3,3−
ビス(トリフルオロメチルスルホニル)−1−プロパノ
ール−1−オルの混合物とアクリル酸とを反応させて
3,3−ビス(トリフルオロメチルスルホニル)−1−
アクリル酸プロピルを生成する。これに対応するリチウ
ム塩は、過剰炭酸リチウムを作用させるよって得られ
る。当該リチウム塩1.3gをレドックス開始剤(Fe
SO4 +K2 S2 O8 )を用い、水溶液中の分子量1000
のメトキシオリゴアクリル酸エチレングリコール4.5
gと共重合させる。こうして得た粘性溶液を錫ドーピン
グした酸化インジウム(ITO)100nmと三酸化タ
ングステンWO3 3500nmで被覆したプレート上に
展延して蒸発させる。乾燥後の電解質薄膜に、同じく1
00nmのITOと400nmの混合酸化物LixCe
O2 −TiO2 で被覆した同サイズのガラス板で覆う。
上記の全体でエレクトロクロミック系が形成され、IT
O電極に1.5Vの電圧を印加するとその色が濃いブル
ーに変わる。
1モルのビス(ノナフルオロブチルスルフォニル)メタ
ンに0.2モルの酸化エチレンを加える。溶剤を蒸発さ
せた後、100mLの水による回収、濃縮塩化水素酸によ
るpH値調整、エチルエーテルでの有機相抽出によって
ヒドロキシエトキシ3,3−ビス(ノナフルオロブチル
スルフォニル)−1−プロパンを分離する。当該生成物
をクロマトグラフィーによって精製する。2つの等価過
酸化ナトリウムの存在下で、予め作製しておいた水酸基
含有化合物にエピクロロヒドリンを反応させてグリシド
オキシエトキシ−3,3−ビス(ノナフルオロブチルス
ルフォニル)−1−プロパンのナトリウム塩を得る。ア
ンバーリスト(Amberlyst)(アンバーライト(Amberlit
e )200 )系カラムで交換させることにより、ナトリウ
ムをリチウムで置換する。機械式攪拌装置付き、パール
(Parr )社製ステンレス製予圧反応器に、50mLのTH
Fにトリエチルアルミニウム1.2gを加えた溶液に1
00μlの水と0.5mLのペンタンジオンを加え、バン
デンベルグ(Vandenberg )系の触媒を作製する。グリシ
ドオキシエトキシ−3,3−ビス(ノナフルオロブチル
スルフォニル)−1−プロパンのナトリウム塩5g、ア
リールグリシジルエーテル2.4g、酸化エチレン22
gを反応器に入れ、700kPaの圧の下で、30時
間、120℃の温度で加熱する。冷却静置後開放し、1
0mLのメタノールを加えて重合化を抑える。こうして得
たイオン共重合体をエーテル内に析出させて分離し、エ
タノール内での解離とエーテル内での析出を各3回続け
て精製する。当該共重合体を80℃に加熱することによ
り、過酸化ベンゾイルないしアゾビス(イソブチロニト
リル)などの遊離基系開始剤の存在下で活性化するアリ
ルグリシデルエーテル・セグメントの二重結合を媒介し
て架橋することができる。共重合体の架橋により得られ
る薄膜は、電気化学発電機において電解質として利用す
ることができる。なお、当該共重合体は、複合電極の結
合剤としても利用できる。このような電極は、電極活性
物質、導電性化合物、溶媒並びに結合剤としての共重合
体から作製することができる。組成物を基体に展延し、
溶媒を蒸発させ、共重合体を架橋する。得られた薄膜
は、複合電極を構成し、また優れた機械的耐性を呈す
る。
料として実施例5の塩の場合と同じ技法により、グリシ
ドオキシエトキシ−3,3−ビス(トリフルオロメチル
スルフォニル)−1−プロパンのカリウム塩を得る。機
械式攪拌装置付き、パール(Parr )社製反応器に150
mLの無水THFと280gのカリウムテルブトキシドと
を入れる。8gのグリシドオキシエトキシ−3,3−ビ
ス(トリフルオロメタンスルフォニル)−1−プロパン
のカリウム塩、2gのアリールグリシジルエーテル、5
gの酸化プロピレン、45gの酸化エチレンを反応器に
入れ、2時間、65℃の温度で加熱してモノマーをイオ
ン共重合させる。こうして得た共重合体エーテル内で分
離し、エタノール内での解離とエーテル内での析出を各
3回続けて精製する。当該共重合体は、実施例5の場合
と同じく、重量比で2%の遊離基系開始剤の存在下で6
0℃から加熱を開始することにより、アリルグリシデル
エーテル・セグメントの二重結合を媒介して架橋するこ
とができる。薄膜として得た架橋共重合体のにより得ら
れる薄膜は、電気化学発電機において電解質として利用
することができる。当該共重合体、溶媒、導電性材料並
びに電極活性物質から得た薄膜は、複合電極を構成する
ことができる。
優れたイオン伝導性を備え、目的とする電気化学的用
途、例えばリチウム充填式バッテリーやキャパシタン
ス、エレクトロクロミック系光変調システム等の電解質
又は複合電極の結合剤として好適に利用することができ
る。
Claims (21)
- 【請求項1】 直鎖、分岐鎖、ないし多分岐鎖、場合に
よっては架橋連鎖を内包する高分子材料であって、イオ
ン置換基がY基の反応による下記(I)式に対応するイ
オン性モノマーから誘導されることを特徴とする高分子
材料。 M〔Y−{O−(CHR)p −(CH2 )q }n −C(SO2 RF )2 〕m ・・・(I) ここで、 − Mはプロトン、アルカリ金属の陽イオン、アルカリ
土類金属の陽イオン、遷移金属の陽イオン、稀土類の陽
イオン、アンモニウム陽イオン、アミジニウム、グアニ
ジニウム、ピリジニウム、フォスフォニウム、スルフォ
ニウム、少なくとも一つの置換イオンを有するアンモニ
ウム、オキソニウムから選ばれる有機陽イオン、 − mは陽イオンMの原子価、 − RF は1個から8個の炭素原子、好適には1個から
4個までの炭素原子を有する直鎖ないし分岐鎖ペルフル
オロアルキル基、 − Rは1個から4個までの炭素原子を有するアルキル
基若しくは水素原子、 − Yはアリル基、グリシジル基、ビニルベンジル基、
アクリロイル基、メタクリロイル基若しくは水素原子、 − 0≦n≦40、好適には0≦n≦10、 − 1≦p+q≦4、 − n=0の時、Yはアリル基、グリシジル基またはビ
ニルベンジル基、である。 - 【請求項2】 Mがリチウムであることを特徴とする請
求項1記載の高分子材料。 - 【請求項3】 RF がペルフルオロメチル基、ペルフル
オロエチル基、ペルフルオロプロピル基、イソペルフル
オロプロピル基またはペルフルオロブチル基の中から選
択されることを特徴とする請求項1記載の高分子材料。 - 【請求項4】 高分子鎖に主として複数の溶媒単位、例
えばエーテル単位、アミン単位または硫化物からなる少
なくとも一つのセグメントを含有し、当該単位のあるも
のは根基Yから誘導されるY’基によって高分子鎖に結
合されるイオン置換基−〔Y’−{O−(CHR)P −
(CH2 )q }n −C(SO2 RF )2〕- を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の高分子材料。 - 【請求項5】 溶媒単位がオキシアルキレン置換基であ
り、そのうちのある置換基が−〔Y’−{O−(CH
R)P −(CH2 )q }n −C(SO2 RF )2〕- を
有することを特徴とする請求項4記載の高分子材料。 - 【請求項6】 オキシアルキレン単位が、1個から10
個までの炭素原子を有するアルキル置換基、もしくは1
個から10個までの炭素原子を有するオキシアルキレン
置換基またはポリオキシアルキレン置換基を有すること
を特徴とする請求項5記載の高分子材料。 - 【請求項7】 溶媒セグメントが相互に結合し、また場
合によっては−C−C−または−C−O−結合によって
他のセグメントと結合することを特徴とする請求項4記
載の高分子材料。 - 【請求項8】 分子鎖が非溶媒単位によって構成される
1個以上のセグメントを有し、少なくともそのうちの幾
つかのセグメントが−〔Y’−{O−(CHR)P −
(CH2 )q }n −C(SO2 RF )2 〕- 置換基を有
することを特徴とする請求項1記載の高分子材料。 - 【請求項9】 非溶媒セグメントがポリエン、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリニトリル及びポリビニルエーテ
ルの中から選択されることを特徴とする請求項8記載の
高分子材料。 - 【請求項10】 高分子鎖が二価結合基、三価結合基な
いし四価結合基で相互に結合された同一性質の複数セグ
メントもしくは異なる性質の複数セグメントで構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の高分子材料。 - 【請求項11】 請求項1から10のいずれかの請求項
に記載の高分子材料を少なくとも一つ含有することを特
徴とするイオン伝導性材料。 - 【請求項12】 非プロトン性の極性化合物を含有する
ことを特徴とする請求項11記載のイオン伝導性材料。 - 【請求項13】 非プロトン性の極性化合物含有量が、
容積比で2乃至98%であることを特徴とする請求項1
2記載のイオン伝導性材料。 - 【請求項14】 非プロトン性の極性化合物含有量が、
容積比で5乃至98%であることを特徴とする請求項1
3記載のイオン伝導性材料。 - 【請求項15】 非プロトン性の極性化合物が、直鎖状
ないし環状炭酸塩からなる根基、直鎖状ないし環状エー
テル、ポリエーテル、直鎖状ないし環状エステル、直鎖
状ないし環状スルホン、スルホンアミド類及びニトリル
類の中から選択されることを特徴とする請求項12記載
のイオン伝導性材料。 - 【請求項16】 陽イオンM’およびClO4 - 、As
F6 - 、PF6 - 、BF4 - 、RF SO3 - 、CH3 S
O3 - 、N(RF SO2 )2 - 、C(RF S
O 2 )3 - 、CF(RF SO2 )2 - の中から選ばれる
陰イオンとの塩を含有し、RF は炭素原子1〜8個で1
個のフッ素原子をもつペルフルオロアルキル基であり、
陽イオンM’はプロトン、アルカリ金属の陽イオン、ア
ルカリ土類金属の陽イオン、遷移金属の陽イオン、アン
モニウム陽イオン、稀土類の陽イオン、アミジニウム、
グアジニウム、ピリジニウム、フォスフォニウム、スル
フォニウム、1個以上の置換基を有するアンモニウム、
オキソニウムの陽イオンの中から選ばれる有機陽イオン
から選択されることを特徴とする請求項11記載のイオ
ン伝導性材料。 - 【請求項17】 請求項11から16のいずれかに記載
のイオン伝導性材料を含有し、電解質内の正の電極と負
の電極との間でのリチウムイオンの可逆的循環によって
機能するリチウム充電式バッテリー。 - 【請求項18】 電解質がイオン伝導性材を含有するこ
とを特徴とする請求項17記載のリチウム充電式バッテ
リー。 - 【請求項19】 結合剤にイオン伝導性材料を含む1個
以上の複合電極を含有することを特徴とする請求項17
記載のリチウム充電式バッテリー。 - 【請求項20】 請求項11から16のいずれかに記載
のイオン伝導性材料を含有するキャパシタンス。 - 【請求項21】 請求項11から16のいずれかに記載
のイオン伝導性材料を含有するエレクトロクロミック系
光変調システム。
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