JPH0880333A - 側部に出入口を備えた浴槽 - Google Patents

側部に出入口を備えた浴槽

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JPH0880333A
JPH0880333A JP5220449A JP22044993A JPH0880333A JP H0880333 A JPH0880333 A JP H0880333A JP 5220449 A JP5220449 A JP 5220449A JP 22044993 A JP22044993 A JP 22044993A JP H0880333 A JPH0880333 A JP H0880333A
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JP
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door
bathtub
main tank
seal
assembly
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Pending
Application number
JP5220449A
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English (en)
Inventor
Arthur A Sills
エー.シルズ アーサー
Frederick A Kilbourn
エイ.キルボーン フレデリック
Brian K Nelson
ケイ.ネルソン ブライアン
Donald J Henderson
ジェイ.ヘンダーソン ドナルド
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SHIRUTETSUKU PROD Inc
Siltech Products Inc
Original Assignee
SHIRUTETSUKU PROD Inc
Siltech Products Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K3/00Baths; Douches; Appurtenances therefor
    • A47K3/006Doors to get in and out of baths more easily

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】膨張可能なシールを備え、側方に全幅に及ぶ広
さの出入口を備えて、出入りを格段に容易にした浴槽を
提供する。 【構成】側方に出入口を有する浴槽は、主浴槽本体1
2、扉支持構造、巻込扉組立体16、扉シール18、制
御装置20を有する。扉支持構造はガイド組立体64を
含む。複数の巻込スラット76,401および柔軟な防
水膜86を含む巻込扉66が扉ガイド組立体64でガイ
ドされる。巻込扉66は開いた状態では主浴槽本体の床
27の下側に水平状態で位置され、閉じた状態では、主
浴槽本体の開口側部28を閉じるように位置される。シ
ール18は主浴槽本体12と防水膜86との間に配置さ
れる。シールはチューブ部材155とされ、主浴槽本体
12と巻込扉との間で膨張される。制御装置20は巻込
扉66が閉じ、シールが膨張されたときに排水口46を
閉じるように制御する。浴槽内の水レベルが所要レベル
より低いことを検出するまで、巻込扉66は閉じ状態を
保持される。飾り板114は巻込扉のシールから離れる
方向の動きを拘束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽に係わり、特に出入
りを容易にするために側方出入口を備えた浴槽に関す
る。
【0002】
【従来の技術】側方出入口は、身体障害者やその他の浴
槽側壁を跨ぐことを避けたい人にとって、浴槽に出入り
する際に倒れる可能性を低減したり、横方向に移動して
浴槽に出入り容易にするために、有利である。
【0003】主槽部分の上方の収納位置まで持上げるこ
とのできる側方扉を備えた浴槽は市販されており、入手
可能である。これらの浴槽は十分に機能しており、多く
の病院や看護施設で見ることができる。頭上式の扉の収
納は、頭上に収納空間、扉をガイドし支持するトラック
装置、および扉を収納位置まで持上げるためるのリフト
装置を必要とする。これらの浴槽は殆どすべての家族風
呂で使用されるよりも大きな空間を必要とする。それら
はまた、例え浴室が浴槽および扉組立体を収容するのに
十分に大きいとしても、既存の家屋の浴室に運び込むに
は大きすぎる。トラック装置および扉リフト装置はかな
りの複雑性とコストとを浴槽ユニットに加えている。
【0004】主槽部分にヒンジ取付けされた側方扉を備
えた浴槽は長年にわたって知られてきた。ヒンジ取付け
された扉はしばしば浴槽に対する出入りに制限を加え、
精巧なラッチ装置を必要とし、少なくとも或場合には漏
れを生じる。浴槽の側方扉に作用する力は水の深さおよ
び水と接触する扉の表面積によって変わる。ヒンジ取付
けされた浴槽扉は一般に面積を小さくして、扉に作用す
る合計の力を制限するようにしている。また、扉が底壁
より高い位置に底縁を有することも扉に作用する合計の
力を更に軽減するために普通に行われている。小さい扉
寸法は浴槽に対する出入りの妨げとなり、このような浴
槽は或る人にとっては使用できない。ヒンジ取付けされ
た扉が開閉時に主槽部分から外側へ離れように揺動する
ための空間が準備されねばならない。扉は、浴槽に入る
または出る利用者の動きの障害とならない位置に移動し
なければならない。ヒンジ取付けされた扉は扉シールを
圧縮し、シール部分の表面に沿ってスライドし、扉シー
ルの一部の表面上で回転する。未処理シールとのスライ
ド接触はシールに摩耗を生じ、漏れを発生することにな
る。
【0005】上下にスライドする側方扉を備えた浴槽は
提案されていた。このような扉は開閉が困難で、漏れを
防止するために特別なシール装置を必要とする。シール
装置の一部を形成するレバーおよびカムの操作にはかな
りの器用さが容器される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、側方
出入口を有し、この出入口を開閉するために全幅にわた
る巻込扉を備えた浴槽を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、側方出入口のため
の、開いたときは浴槽床より下側に位置される全幅にわ
たる巻込扉を備えた浴槽を提供することである。
【0008】本発明の更に他の目的は、膨張可能なシー
ルを備えた側方出入口のための全幅にわたる扉を有する
浴槽を提供することである。
【0009】本発明の更に他の目的は、巻込扉が閉じら
れたときに主槽部分から離れるような巻込扉の水平方向
の動きを制限する保持装置を提供することである。
【0010】本発明の更に他の目的は、清浄や保守のた
めに主槽部分から離れる方向に移動できる支持フレーム
に取付けられた巻込扉組立体を備えた側方出入口を有す
る浴槽を提供することである。
【0011】本発明の更に他の目的は、側方出入口およ
び開閉扉を有し、扉が閉じられ且つシールが膨張された
後、膨張可能な排水口ベローを膨張させて排水口を閉
じ、また、水が排水されて浴槽シールが収縮されたとき
に扉を開けられるようにする制御装置を備えた浴槽を提
供することである。
【0012】本発明の更に他の目的は、巻込扉、膨張可
能なシールおよび飾り板を備え、巻込扉および飾り板を
互いに接触させ、および接触から解除するように移動で
きる機構を備えた浴槽を提供することである。
【0013】
【課題を達成するための手段】本発明の浴槽は、固定側
壁、2つの固定端壁、底壁および開口側部を備えた主浴
槽本体を有する。望まれるならば、座った姿勢で入浴者
を支えるシートが浴槽の一端部分として形成できる。巻
込扉およびトラック組立体が主浴槽本体に連結される。
巻込扉は複数の巻込スラットと、これらの巻込スラット
に取付けられる柔軟な防水膜とを含む。トラック組立体
は浴槽床より下側の水平位置と、開口側部に隣接し、巻
込扉がその開口側部を閉じるほぼ垂直な位置との間で巻
込扉をガイドする。
【0014】浴槽シールは主浴槽本体と巻込扉との間に
備えられ、水漏れを防止する。この浴槽シールはチュー
ブ状のキャビティを含み、膨張されて緊密なシールを形
成できる。浴槽シールはまたリップシールを含み、これ
は水圧で作動される。
【0015】巻込扉およびトラック組立体は支持フレー
ムで主浴槽本体に連結でき、あるいは主浴槽本体に直接
に連結できる。支持フレームはスライド機構で主浴槽本
体にスライド可能に取付けられる。飾り板は支持フレー
ムの一部であり、巻込扉の主浴槽本体から離れるような
横方向の移動を制限できる。望まれるならば、相互に嵌
合するロック部材もまた巻込扉の横方向の動きを制限す
るためるに備えることができる。
【0016】巻込扉、トラック組立体および飾り板を備
えた支持フレームはスライド機構で取付けられる以外に
主浴槽本体に枢動可能に取付けることができる。支持フ
レームが主浴槽本体にスライド可能に取付けられずに枢
動可能に取付けられる場合は、巻込扉が浴槽床の下側の
完全に開いた水平位置になることはない。完全に開いた
位置で、巻込扉は床底部と接触し、支持フレームの枢動
運動が制限される。巻込扉が垂直な閉じ位置にあると
き、支持フレームの上部は主浴槽本体から離れる方向へ
枢動でき、巻込扉のための水平トラックを支持する支持
フレームの部分は主浴槽本体の各端壁に形成されたキャ
ビティの内側を上方に枢動できる。
【0017】他の構造は扉ガイド組立体の垂直チャンネ
ルおよび弯曲チャンネルを、主浴槽本体に枢動可能に取
付けられている飾り板に取付け、扉ガイド組立体の水平
チャンネルを主浴槽本体に取付けることである。この構
造では、掃除や保守のために飾り板が解除されて主浴槽
本体から離れる方向へ枢動されるときには、巻込扉は垂
直の閉じ位置になければならない。
【0018】扉ガイドまたはトラック組立体の更に他の
構造は、水平ガイド、垂直ガイド、および水平ガイドと
垂直ガイドとの間で巻込スラットをガイドする弯曲ガイ
ドを直接に主槽部分に取付けることである。飾り板は主
槽部分に対して枢動可能に取付けられる。飾り板を閉じ
位置に保持するためにラッチが備えられる。飾り板はシ
ールが加圧されたとき、主槽部分から離れる方向へ巻込
扉が水平方向に移動するのを制限するために巻込扉と接
触する。巻込扉は防水膜に対する水の作用力を飾り板に
伝達する。トラック組立体は取付け装置により主槽部分
に取付けられ、この取付け装置はとラック組立体の水平
方向への制限された動きを許容し、巻込扉をシールに向
けて押圧する。この装置は、水が浴槽から排水されてし
まい、シールが減圧されたときに、トラック組立体に作
用する力を制限し、巻込扉を飾り板との接触状態から解
除するように移動させる。ストップが備えられ、このス
トップは巻込扉が完全に閉じた状態になったときに巻込
扉と噛み合うスプロケットの回転を停止させる。巻込扉
は、スプロケットがストップによって扉を閉じる方向に
回転しないように保持されたときに、垂直ガイドから手
操作による持上げが可能とされる。
【0019】排水口を閉じ、巻込扉を閉じ位置に保持
し、扉シールを加圧し、浴槽が湯を入れる準備のできた
ことを示すために制御装置が備えられる。この制御装置
は浴槽の排水口を開くことができ、また、浴槽内部の水
レベルが十分に低下した後で、浴槽シールから圧縮流体
を逃がし、巻込扉を解放することができる。
【0020】本発明の他の目的、特徴および他の概念は
添付図面を参照して以下の好ましい実施例の詳細な説明
から理解されよう。
【0021】
【実施例】側方出入口を有する浴槽10は全体を符号1
2で示された主浴槽本体、扉支持フレーム14、巻込扉
組立体16、扉シール18、および制御装置20を含
む。主浴槽本体12は、側壁22、この側壁22の一端
と一体化された第1の端壁24、側壁22の他端と一体
化された第2の端壁26、床27、および全体を28で
示された本質的な開口側部と一体化された剛性的な部分
である。主槽部分は12はファイバーガラス強化プラス
チックまたは或る他の耐久性のある剛性的な非腐食材料
で作られる。側壁22は剛性的な構造発泡材を充填さ
れ、剛性を増大される。端壁24および26は剛性を高
めるために同じ発泡材料を部分的に充填されるが、巻込
扉組立体の扉支持フレーム14を受入れるためのキャビ
ティ30を有する。
【0022】望まれるならばモールド成形したファイバ
ーガラスシート32を主浴槽本体12の一端に形成で
き、あるいは主浴槽本体は浴槽内部に入浴者を寝かせる
ことができるようにオープンにすることができる。シー
ト32が備えられるならば、シートは背もたれ34、シ
ート部分36、任意であるが排水のためのシート中央の
溝38、およびキック(kick)壁40を有する。任
意であるが図3に示すように側壁22とシート32との
間、および端壁26とシートとの間の排水溝39は、望
まれるならば溝38に加えてまたはそれと置き換えて、
排水のために備えることができる。背もたれ34、シー
ト36およびキック壁40は主浴槽本体12と一体的な
部分であり、側壁22、端壁24および床27の一部を
形成する。床27は隆起側部44および排水口46を有
する。隆起側部44は水を開口側部28から排水口へ向
けて流し、また、水か浴槽10の表面から排水されてい
る間でも巻込扉組立体16が開けられることを可能にす
る。隆起側部44が床27よりも数センチ(数インチ)
だけ上方に位置するので、入浴者の脚は浴槽10に対す
る出入りのためにこの隆起部分44より高く持上げねば
ならない。この隆起側部44は主浴槽本体12が入浴者
を寝かせるようにオープンとされるならば、低い隆起と
されるのが好ましい。しかしながら隆起側部44は多少
隆起され、床27の全体が排水口46に向けて傾斜され
る。
【0023】主浴槽本体12の開口側部28はシール面
48で定められる。図面に示したように、シール面48
はほぼ垂直な平面内に位置される。望まれるならば、こ
のシール面は垂直から外れた平面内に位置できる。この
シール面は所望の浴槽壁面形状を形成することが必要な
らば、平面以外の弯曲面とされることができる。
【0024】本発明の1つの実施例で、扉支持フレーム
14は第1の端壁24に支持された大体L形の支持フレ
ーム部材50と、第2の端壁26に支持された大体L形
の支持フレーム部材52とを含む。大体L形の支持フレ
ーム部材50および52は第1および第2の端壁24お
よび26に対して全体を54で示された工業用の引出し
スライドによって支持される。この引出しスライド54
は大体L形の支持フレーム部材50および52の各々に
取付けられたチャンネル部材56、このチャンネル部材
56のそれぞれの内部の浮動C形チャンネル58、およ
びチャンネル部材60を含む。チャンネル部材60の1
つは、キャビティ30の1つの内側の第1の端壁24の
内面に取付けられる。他のチャンネル部材60は、反対
側のキャビティ30の内側の第2の端壁26の内面に取
付けられる。複数のボール軸受62がチャンネル部材5
6および浮動C形チャンネル58の間に形成されるレー
ス内に挿入され、ボール軸受59はチャンネル60と各
引出しスライドの浮動C形チャンネル58との間に形成
されるレース内に挿入され、L形支持フレーム部材50
および52を支持し、L形支持フレーム部材がキャビテ
ィ30に対してスライドして出し入れできるようにす
る。
【0025】巻込扉組立体16は扉支持フレーム14の
大体L形の支持フレーム50および52に取付けられ
る。巻込扉組立体16は全体を64で示される扉ガイド
組立体と、巻込扉66と、全体を68で示されるスプロ
ケットおよび釣合いばね装置とを含む。扉ガイド組立体
64はトラックであり、巻込扉66の端部を支持しガイ
ドする。各ガイド組立体64は水平チャンネル70と、
ほぼ垂直なチャンネル72と、水平チャンネルをほぼ垂
直なチャンネルに連結して1つの連続した扉ガイドを形
成する弯曲したチャンネル74とを含む。扉ガイド組立
体64の1つはL形の支持フレーム部材50に取付けら
れ、他の扉ガイド組立体はL形の支持フレーム部材52
に取付けられ、チャンネルの開口側部が互いに対面され
る。
【0026】巻込扉66は10枚の巻込スラット76を
含む。各々の細長い巻込スラット76は、各端部の一部
を除いて剛性構造発泡物質77を充填されたファイバー
ガラス製のチューブである。シャフト78およびシャフ
ト取付けブロック80は発泡物質77を充填されていな
い各巻込スラット76の端部の一部に固定される。ゴム
または幾つかの他の材料で作られタイヤ84を有するロ
ーラーおよび軸受組立体82が各シャフト78の自由端
部に取付けられる。ローラーおよび軸受組立体82は扉
ガイド組立体64内に配置され、この扉ガイド組立体の
形状で決定される通路に沿ってチューブ状スラット76
を移動させるように拘束する。ローラーおよび軸受組立
体82のタイヤ84は、扉ガイド組立体64内を巻込ス
ラットが移動するときの騒音を排除する。柔軟な防水膜
86は巻込スラット76の片面に固定され、この防水膜
は主浴槽本体12の開口側部28の縁取りシール面48
に対面される。防水膜86は、プラスチックマトリック
ス内部にファイバークロスを配した3つの層で作られた
積層シートであり、掃除が容易にでき且つ浴湯中や浴槽
を洗浄するのに使用される入浴用オイルや腐食性の浴槽
洗剤のような各種の化学薬品で損傷されない滑らかな面
を形成する。3つのファイバークロス層は、1方向ファ
イバーネット材料で、ニュー・イングランド・ロープス
・インコーポレーテッド社のトレードマークである「ケ
ブラー」の名称のもとに販売されている材料か、あるい
は同様な性質の他の材料とされる。防水膜86はリベツ
ト88、その他の適当な固定具、またはクランプで巻込
スラット76に取付けられる。リベツト88は巻込スラ
ット76の端部の近くで、一般に浴槽内部の水と接触せ
ずに漏れの可能性を排除する固所である頂部および底部
の巻込スラット76に備えられる。膜86およびリベツ
ト88は10枚の巻込スラット76を互いに平行な状態
に並べて保持する。膜86は外側に位置する2枚の、巻
込スラットの長手軸線に平行な1方向ファイバーネット
のクロス層におけるファイバーで、巻込スラット76に
取付けられる。1方向ファイバーネットの中央クロス層
のファイバーは、これらの2枚の外側の層におけるファ
イバーおよび巻込スラット76の長手方向軸線に対して
直角である。
【0027】巻込扉66の巻込スラット76は上述のよ
うにファイバーガラス製である。巻込スラット76は図
24に示されるようにアルミニウムの押出しチューブ4
01とすることもできる。ファイバーガラスおよびアル
ミニウムのスラットは何れも良好に機能する。重量およ
び強度において大きな差はない。それ故に機能の考慮か
らは一方が他方よりも優れているとは言えない。しかし
ながらファイバーガラスのスラットを作製するにはかな
りの時間がかかる。比較的高価で精巧な市場であり、押
出しアルミニウムの巻込スラット401の方が低コスト
という理由でファイバーガラスのスラット76より好ま
しい。アルミニウムの巻込スラット401は図24に示
されるように、内部強化リブ400および402を有す
る。強化リブ400および402はスラット401の他
の部分と一体化されており、押出工程で形成される。別
の装置がシャフト404を取付けるのに使用され、この
シャフトは上述したシャフト78と同様にタイヤ84を
備えたローラーおよび軸受組立体82を支持する。シャ
フト404は中央のチューブ状通路408内に挿入され
る部分に平坦面積部分406を有する。シャフト404
の平坦面406はスラット401の内壁410の内面に
対して配置される。シャフト404は次に1以上のボル
ト412で固定され、これらのボルトはシャフトのねじ
付き通路の中にねじ込まれる。ボルト412はシャフト
404のねじ付き通路の中にねじ込まれる前に、クラン
ププレート414、柔軟な防水膜86および巻込スラッ
ト401の内壁を通る。クランププレート414は防水
膜86をアルミニウムの巻込スラット401に対してク
ランプし、巻込スラットを互いに平行状態にして保持す
る。柔軟な防水膜86と接触するクランププレート41
4の表面416はアルミニウムの巻込スラット401の
内側方向軸線と平行な軸線のまわりで弯曲される。この
弯曲面416は巻込スラット401が巻込扉66の開閉
時に方向を変更するときに膜86に発生する応力を低減
する。1つまたは複数のキャップ(図示せず)が各巻込
スラット401の各端部に与えられ、中央のチューブ状
通路408の端部を閉じ、また、各々の巻込スラットに
強化リブ400および402によって形成されている2
つの側方のチューブ状通路を閉じる。
【0028】図11および図12に示されるように、ス
プロケットおよび釣合いばね装置68は大体L形の支持
フレーム部材50および52に回転可能に軸支されたス
プロケットシャフト90を含む。スプロケット92はス
プロケットシャフト90の各端部に、扉ガイド部材64
の弯曲チャンネル74に隣接して取付けられる。スプロ
ケット92はシャフト78または304と係合し、これ
らのシャフトは各巻込スラット76の端部から延在され
ている。スプロケット92はスプロケットシャフト90
に対して固定され、これらは巻込扉66を扉ガイド組立
体64に対して整合させて保持し、巻込扉の結合を防止
する。スペーサー94が巻込スラット76の各々の端部
の取付けブロック80に隣接して各シャフト78に備え
られている。このスペーサー94は、そのスペーサーが
取付けられているシャフト90がスプロケットと噛み合
うときに、2つのスプロケット92の間に位置される。
スペーサー94はそれ故にスプロケット92の間に巻込
扉66を芯出しする。
【0029】スプロケットの釣合いばね組立体96およ
び釣合いばね装置68は一方の大体L形の支持フレーム
部材50および52の上部に剛性的に固定されたばね支
持プレート98を含む。2つの巻上げスプール100お
よび102がばね支持プレート98に回転可能に取付け
られる。ステンレス鋼リボンの線形作用力のばね104
が巻上げスプール100に取付けられ、ステンレス鋼リ
ボンの線形作用力のばね106が図12に示されるよう
に巻上げスプール102に取付けられる。線形作用力の
ばね104および106は巻上げスプール100および
102を反対方向に回転させる傾向を見せる。この線形
作用力のばね104は巻上げスプール100上にコイル
状に巻上げられる。線形作用力のばね106は巻上げス
プール102上にコイル状に巻上げられる。この線形作
用力ばねによって作用される力は、ばねが巻上げスプー
ル100および102から解かれたり、巻上げスプール
に巻上げられる際の位置に関係なく実質的に一定であ
る。線形作用力のばね104および106の自由端部は
ケーブル108と一緒に取付けられる。ケーブル108
は、スプロケットの片面に配置されている偏心カム11
2上のスプロケット周辺に近い位置110でスプロケッ
ト92に取付けられる。線形作用力のばね104および
106は扉ガイド組立体64における巻込扉の全ての位
置で巻込扉66の重量との釣合いを取る。巻込扉66が
完全に開かれたとき、また、主浴槽本体12の床27よ
り低い位置に支持されたとき、支持するために線形作用
力のばね104および106に関して極めて小さい重量
となる。ケーブル108は偏心カム112に巻付いてそ
の全てまたはほとんどと接触する。巻込扉66が完全に
開いた位置、すなわち床27より下側、からシール面4
8に隣接した完全に閉じた位置へ移動すると、ケーブル
108は偏心カム112から巻き外れて、線形作用力ば
ね104および106が巻上げスプール100および1
02に巻付く。巻込扉66が図11に示すように完全に
閉じた位置に近づくと、線形作用力ばね104および1
06は最大半径の偏心カム112の部分上で働き、巻込
扉の全重量を支持する。この構造は効果的に巻込扉の重
量と釣合い、巻込扉を開いた位置から閉じた位置へと小
さな本質的に一定した力で移動させる。巻込扉66は小
さく本質的に一定した力で閉じることもできる。
【0030】扉支持フレーム14は全体を114で示さ
れた飾り板を含み、この飾り板は大体L形の支持フレー
ム部材50および52に取付けられている。飾り板11
4はほぼ水平な部分116と、垂直な端部118および
120と、底部に沿う凹形足プレート122とを含む。
飾り板114は本質的に主浴槽本体12の開口側部28
を取囲んでいるが、入浴者が出入りする開口寸法を小さ
くするものではない。飾り板114は扉支持フレーム1
4の一部を形成し、扉ガイド組立体64を覆い、シール
面48から離れる方向へ巻込扉66が横方向に移動する
のを制限するためるに巻込スラット76と接触できる。
【0031】扉支持フレーム14は一対のピンスラムロ
ック124により扉支持フレームの飾り板114の各端
部で閉じ位置にロックされる。下側のピンスラムロック
124だけが図4に示されている。各ピンスラムロック
はブラケット125を含み、これはキャビティ30の内
部で第1および第2の端壁24および26に固定されて
いる。ピン126が各ブラケット125に螺合されてお
り、円錐端部127が主槽部分12から飾り板114へ
向けて水平に突出している。ラッチ支持ブラケット12
8は4つのピン126の各々と整合して扉支持フレーム
14に固定されている。垂直ロッド129は扉支持フレ
ームの端部で2つのラッチ支持ブラケット128を通過
し、これらは第1の端壁24に固定された2つのピンと
整合している。同じ垂直ロッド129が扉支持フレーム
の端部で2つのラッチ支持ブラケット128を通り、こ
れらは第2の端壁26に固定された2つのピン126と
整合されている。ピン受入れ開口131を有するラッチ
130がロッド129に連結され、各ラッチ支持ブラケ
ット128の内部に位置決めされている。扉支持フレー
ム14が引出しスライダ54上を主浴槽本体12に向け
て移動すると、各ピン126の円錐端部127はピン受
入れ開口131に入り、円錐端部をラッチ状態に向けて
移動させる位置へとラッチ130にカム作用する。ピン
126が整合されているラッチ130へ向けて完全に移
動した後、ピン受入れ開口131のリップがピン126
の円錐端部127の基部で溝135内にスナップ係合
し、扉支持フレーム14を閉じ位置にロックする。ばね
137はラッチ130のリップ133を溝135内に押
圧し、扉支持フレーム14を主浴槽本体12にラッチさ
せる。アーム139が図4に示されるように各ロッド1
29の底端に備えられている。アーム139が持上げら
れ、ロッド129を持上げ、このロッドに連結されてい
る2つのラッチ130を持上げてピン126を解除す
る。両方のロッド129は全4つのピン126を、支持
フレーム14が主浴槽本体12から離れる方向へ水平に
移動できる前に、解除するように持上げられねばならな
い。アーム139は指または工具を開口141のそれぞ
れに差し込んで手操作で持上げられる。ブラケット12
5内のピン126を調整して巻込扉66をシール面48
に対して適当な位置に位置決めする。飾り板114は巻
込扉が閉じられたときに巻込スラット76に隣接され、
主浴槽本体12から離れる方向への巻込スラット76の
動きを制限する。
【0032】図13および図14にはシール面48から
の巻込扉66の横方向の動きを制限する任意装置が示さ
れている。この任意装置は開口側部28の端部でシール
面48に固定されている複数の保持タブ132と、巻込
扉66の側部に取付けられている複数の保持タブ134
とを含む。複数の保持タブ132はまた主槽部分12の
開口側部の底部を横断してシール面48に固定されてお
り、複数の保持タブ134は巻込扉66の底部巻込スラ
ット76(1つまたは複数)に取付けられている。保持
タブ134は端部突起136を有し、この突起は巻込扉
66が閉じて保持タブ132および134が並んだとき
に保持タブ132上の突起138の後方をスライドす
る。巻込扉66が完全に閉じたとき、保持タブ132は
保持タブ134と協働して、シール面48からの巻込扉
66の水平方向の動きを制限する。
【0033】巻込扉66の底部巻込スラット76は主浴
槽本体12へ向けて内方へ延在する取付けられたアング
ル部材(図6)を有する。底部巻込スラット76はアン
グル部材で強化されており、巻込扉66が閉じたときに
主浴槽本体に隣接して保持される。アングル部材140
はまたシール面48の近くの主浴槽本体12の底部のス
トップ142とも係合する。アングル部材140とスト
ップ142との間の係合は図6に示されるように巻込扉
66の上方へ向かう動きを停止させる。巻込扉66の上
方へ向かう動きは保持タブ132および134、または
巻込扉66の頂部と飾り板114との間の接触によって
も停止できる。アングル部材140およびストップ14
2は巻込扉66の動きを停止させ、一方、底部巻込スラ
ット76から延在するピン78はスプロケット92と係
合している。スプロケッ192は始終ピン78と噛合状
態を保持し、偏心カム112を巻込扉66に対して時間
的な関係状態のもとに保持する。
【0034】図11に示されるようにファイバーガラス
強化プラスチック製の水受皿144が主浴槽本体12お
よび扉ガイド組立体64の下側に配置され、巻込扉66
から落下する液滴を全て捕集する。液滴受皿144は、
ピンスラム(s1am)ロック124がラッチ解除され
て扉支持フレーム14を解放したときに、扉支持フレー
ム14と一緒にスライドさせて引出され、この支持フレ
ームは扉スライド54上をシール面48から横方向に移
動される。ファイバーガラス強化プラスチック製の液滴
受皿144は扉支持フレーム14が主浴槽本体に向けて
スライドさせて戻されるときに主浴槽本体12の下側に
スライドさせて戻され、ピンスラムロック124で所定
位置にロックされる。ファイバーガラス強化プラスチッ
ク製の液滴受皿144は前壁146と、端壁148およ
び150と、後壁152とを有する。前壁146は、大
体L形の支持フレーム部材50およ52のそれぞれの下
側前部コーナーと、飾り板114の頂部プレート122
の後側との間でノッチ154内に位置される。L形の支
持フレーム部材50およ52は端壁148および150
と、ファイバーガラス強化プラスチック製の液滴受皿1
44の部分的な内側との間に配置される。望まれるなら
ば、ファイバーガラス強化プラスチック製の液滴受皿1
44はL形の支持フレーム部材50およ52に対してボ
ルトまたはその他の固定具で取付けることができる。
【0035】他の実施例で、扉支持フレーム14は図1
7および図18に示されるように主槽部分12に枢動可
能に取付けできる。扉支持フレーム140枢動可能に取
付けられると、液滴受皿144は主槽部分12の一体的
な部分となる。この液滴受皿144は第1の端壁24、
第2の端壁26、側壁22と一体化される。凹形の足プ
レート122は飾り板114から分かれ、液滴受皿14
4および主槽部分12と一体部材になる。飾り板114
は凹形の足プレート122にピアノヒンジ250で枢動
可能に取付けられる。扉ガイド組立体64は水平チャン
ネル70を有し、これは液滴受皿144の中で主槽部分
12に固定される。垂直チャンネル72および扉ガイド
組立体64の弯曲チャンネル74は飾り板114に固定
され、飾り板とともに枢動する。L形支持フレーム部材
50および52は必要ない。2つの巻上げスプール10
0および102は、L形支持フレーム部材50または5
2の一方でなくてキャビティ30の1つの中で第1およ
び第2の端壁24または26に取付けられる。ピアノヒ
ンジ250が飾り板114をその全長に沿って主槽部分
112に固定しているので、1つのピンスラムロック1
24だけが飾り板の各端部に必要となる。枢動取付けさ
れた扉支持フレーム14および飾り板114が主槽部分
12にピンスラムロック124でロックされたとき、水
平チャンネル70が垂直チャンネル72および弯曲チャ
ンネル74に隣接し、連続した扉ガイド組立体64を形
成する。この構造では、各ピンスラムロック124のた
めの垂直ロッド129はラッチ130から飾り板114
の頂部まで延在する。ラッチ130は工具または指を飾
り板の頂部の開口254に差し込んで、垂直ロッド12
9および取付けられているラッチ130を下方へ押して
ラッチ解除位置にすることで、ラッチが解除され。ばね
137がラッチ130を、上述したように且つ図4に示
されるように、ラッチ位置へと上方向に押圧するのであ
り、下方向ではない。必要とされるならば、ラッチ13
0の不測の解除を防止するためにロッキング装置が備え
られ得る。ピンスラム区124は図4認識召されるよう
に飾り板の底部から、または図17に示されるように頂
部から、ロック解除される。ピンスラムロック124は
図4に示されるように、望まれるならば頂部から解除で
きるように取付けられ、また、ピンスラムロックは図1
7に示されるように、望まれるならば底部から解除でき
るように取付けられことができる。図17にて液滴受皿
144の内側に点線で示した細長い巻込スラット76
は、巻込扉66が開かれたときの巻込スラットの位置を
示している。巻込扉66が図17に示されるように閉じ
られると、最下位置の巻込スラット76スプロケットシ
ャフト90と同じ高さとなる。扉支持フレーム14が図
18に示した位置へ枢動したとき、巻込扉66は完全に
閉じられる。飾り板が下方向へ枢動して主槽部分12か
ら離れると、掃除、調整および保守のための適当な作業
口が形成される。
【0036】浴槽10は、飾り板114がL形フレーム
部材50および52に取付けられ、フレーム部材50お
よび52か第1の端壁24および第2の端壁26に工業
用の引出しスライド54で取付けられ、巻込扉組立体1
6がL形フレーム部材に取付けられているとして上述に
て説明された。この構造では、図3に示されるように飾
り板ラッチ130が解除され、巻込扉組立体16全体が
水平方向に主浴槽本体12から離れる方向にスライドし
て掃除や保守が行われる。浴槽10はまた、飾り板11
4が主浴槽本体12に枢動取付けされ、L形フレーム部
材50および52が飾り板に取付けられるとして説明さ
れた。L形フレーム部材50重および52が直接に飾り
板114に取付けられると、掃除や保守のために飾り板
114が解除されて主浴槽本体12から離れる方向へ枢
動されるより以前は、巻込扉組立体16が閉じ位置にな
ければならない。浴槽10はまた、主浴槽本体12にヒ
ンジ250で枢動可能に取付けられた飾り板114を有
し、図18に示されるように扉ガイド組立体64の垂直
チャンネル72および弯曲チャンネル74が直接に飾り
板に取付けられ、水平チャンネル70が主浴槽本体また
は主槽部分12に固定されることができる。水平チャン
ネル70が主浴槽本体12に固定されることで、巻込扉
66は飾り板が解除されて掃除および保守のために主浴
槽本体12から離れる方向へ枢動されるより以前は閉じ
位置になければならない。
【0037】本発明の好ましい実施例では、飾り板11
4はヒンジ250で主槽部分12に枢動可能に取付けら
れ、扉ガイド組立体64は直接に主浴槽本体12に図2
0,図22および図23に示されるように取付けられ
る。この実施例では、巻込扉66が閉じ位置、開き位置
または中間位置にある状態で、ラッチ130がピン12
6を解除でき、飾り板114が主浴槽本体12から離れ
る方向へ枢動できる。要求されるままの飾り板114の
開動および巻込扉の移動がほとんどの掃除や保守の手順
に関して十分な作業口を与える。必要ならば巻込扉66
は扉ガイド組立体64から取外すことができる。巻込扉
66の扉ガイド組立体64からの取外しが以下に説明さ
れる。
【0038】他の実施例において巻込扉66のための扉
ガイド組立体64は図20、図22および図23に示さ
れるように第1のトラック組立体420と、第2のトラ
ック組立体422とを含む。第1のトラック組立体42
0は浴槽10の主浴槽本体または主槽部分12の端壁2
4に取付けられる。第2のトラック組立体422は浴槽
10の他の端壁26に取付けられる。トラック組立体4
20および422は取付けプレート426および弯曲プ
レート428とともに、ほぼ水平なガイド424を含
む。取付けプレート426はほぼ水平なガイド424の
端部上に主浴槽本体12の開口側部28に隣接して位置
され、また、ピン430で主浴槽本体に対して枢動可能
に取付けられる。ほぼ垂直なガイド432は、ピボット
ピン434で取付けプレートに枢動可能に取付けられる
下端部を有する。弯曲プレート428は取付けプレート
426に剛性的に取付けられ、巻込扉66をほぼ水平な
ガイド424とほぼ垂直なガイド432との間でガイド
する。ほぼ水平なガイド424およびほぼ垂直なガイド
432はチャンネル部材として示されており、それらの
開口側部は主槽部分12の相対する端壁24または26
のトラック組立体420または422に向けられる。主
槽部分12の側壁22に隣接したそれぞれのほぼ水平な
ガイド424の端部は圧縮ばね436により下方へ押圧
される。ばね保持器438はプラスチック軸受440、
圧縮ばね436、およびほぼ水平なガイド424に溶接
されたプレート442の孔を通り、主槽部分12の端壁
24または26の基部に係止される。プラスチック軸受
440はチューブ状部材であり、プレート442の孔を
通り、ほぼ水平なガイド424がピン430の軸線のま
わりを枢動するときに、ほぼ水平のガイドをガイドする
ガイド軸受として働く。圧縮ばね436はほぼ水平なガ
イド424を主浴槽本体12のストップ面に向けて押圧
すなわち強制する。
【0039】それぞれのほぼ垂直なガイドの上端は圧縮
ばね444により主槽部分の離れた側の側壁22へ向け
て押圧される。ばね保持器446はプラスチック軸受、
圧縮ばね444、およびほぼ垂直なガイド432に溶接
されたプレート450の孔を通り、主槽部分12の端壁
24または26の上端に係止される。プラスチック軸受
448はチューブ状部材であり、プレート450の孔を
通り、ほぼ垂直なガイドがピボットピン434の軸線の
まわりを枢動するときにほぼ垂直なガイドをガイドする
ガイド軸受として働く。このピボットピン434はほぼ
垂直なガイド432を取付けプレート426に枢動可能
に取付ける。圧縮ばね444はほぼ水平なガイド432
を主浴槽本体12のストップ面に向けて押圧すなわち強
制する。
【0040】図20、図22および図23に示された実
施例でスプロケット90の端部は軸受ブロック452お
よび454に軸支されている。これらの軸受はボルト4
56でキャビティ30の中の端壁24および26の基部
に固定されている。2つのスプロケット92がスプロケ
ットシャフト90に剛性的に取付けられている。このス
プロケットは、ファイバーガラス製の巻込スラット76
の端部から延在したシャフト78、あるいはアルミニウ
ム製の巻込スラット401の端部から延在したシャフト
404と噛合わされている。カムプレート458は、ス
プロケット92の1つと軸受ブロック452および45
4の1つとの間で、スプロケット90に取付けられる。
カムプレート458は図11に示され、上述したような
カム112と同様に機能する。ケーブル108はカムプ
レート458に取付けられる。ケーブル108はまた、
上述にて詳細に説明した釣合いばね組立体96の2つの
ステンレス鋼のリボンの線形作用力のばね104および
106にも取付けられている。釣合いばね組立体96は
図20および図22に示される用にキャビティ30の内
部でボルト460またはその他の固定手段により端壁2
4の頂部に取付けられる。ブロック462は端壁24軸
受ブロック454の頂部に固定される。ストップ組立体
466の第1のストップ部材464がピン468でブロ
ック462に枢動可能に取付けられる。第1のストップ
部材464はバーであり、軸受ブロック454および4
62とカムプレート458との間に配置される。第2の
ストップ部材470はピンであり、カムプレート458
の側部から延在する。第2のストップ部材470は、巻
込扉66が閉じ位置に近づくときに第1のストップ部材
464と接触し、第1のストップ部材をそれがスプロケ
ットシャフト90に接触するまでピン468の軸線のま
わりで第のストップ部材を回転させる。第1のストップ
部材464がスプロケットシャフト90に接触すると、
巻込扉66は閉じ位置になり、スプロケット92は図2
2に示されるように時計方向の回転を阻止される。この
状態で、ストップ組立体466はスプロケットシャフト
90に釣合いばね組立体96およびカムプレート458
により加えられたトルクを保持する。スプロケット92
は、底部巻込スラット76または401がスプロケット
と噛合う唯一の巻込スラットであるとき、および底部巻
込スラットがスプロケットから係合解除できるとき、ス
トップ組立体466により停止される。この状態で、巻
込扉66は手操作で持上げられてほぼ垂直なガイド43
2から離脱させ、浴槽10から引き離すことができる。
巻込扉66は、ストップ組立体466がスプロケットシ
ャフト90の1方向回転を阻止するときを除いて、スプ
ロケット92と弯曲プレートとの間に位置されることで
スプロケット92との噛台い状態にロックされる。巻込
扉が開いた状態となるまで降下されると、第2ストップ
部材470は第1のストップ部材464に接触し、第1
ストップ部材をスプロケット90から離す方向に枢動さ
せ、これによりスプロケットシャフト90およびスプロ
ケット92が1回転よりも多い回転を可能にする。
【0041】膨張可能な扉シールが図9、図19および
図25に示されている。全部で3つの扉シール18,3
18および518は水密シールを形成する。図9に示さ
れるシール18はシール面48と主浴槽本体12の内面
との間で斜面56に取付けられ、これは出入口の開口を
定める。シール18は接着剤または機械的固定具とチャ
ンネル159とにって斜面156に取付けることができ
る。図示したように、斜面156はシール18を受入れ
るためにシール面48に対して適当な角度とされる。シ
ール18を変更することで斜面156の角度が変化で
き、シール面48に対して平行または直角な場合すら可
能とされる。図9に示されるようにシール18はチュー
ブ状部材155を含み、この部材は図19に示される流
体ポンプ158に連結されて、巻込扉66が閉じた後で
浴槽10が水を満たされる前に加圧される。シール18
の加圧は、シールが巻込扉66の柔軟な防水膜86に緊
密であり、漏れを生じないことをを保証する。シール1
8はリップシール157も含む。リップシール157は
可撓性の部材であり、浴槽内の水による水圧で巻込扉6
6に押付けられて保持され、例えチューブ状部材155
が圧力を失っても漏れを生じない。シール18は、浴槽
から水を排出することでシールに対する水の圧力が解除
され、シールのチューブ状部材155内の圧縮流体が流
出できるようにされたときに、巻込扉66がシールに対
してスライドして開くことができるようにする。扉が開
かれるときに巻込扉66とスライド接触の状態に残され
るシール18は、シールの摩耗を低減するために摩擦の
小さい材料で処理される。しかしながら、望まれるなら
ば、シール18のチューブ状部材155がその内部から
流体をポンプ推進する真空ポンプ(図示せず)に連結さ
れ、これによりチューブ状部材を押しつぶし、巻込扉6
6から離れる方向へチューブ状部材を引張ることができ
る。チューブ状部材155を巻込扉66から離れる方向
へ引張ることで、シール18が巻込扉に加えていた圧力
は低減され、巻込扉を開くのに必要な力は減少される。
【0042】シール18は上述したように2部品シール
である。一方の部品はチューブ状部材155である。他
方の部品はリップシール157である。代替例とする1
部品シール318が図19に示される。このシール31
8は半剛性的な基部320を含み、これは斜面156に
取付けられる。チャンネル159が1部品シール318
を取付けるのに使用でき、望まれるならば同じ方法でシ
ール18が取付けられる。壁部322が半剛性の基部3
20から延在している。壁部322のガイド面324は
柔軟な防水膜86とシール接触を形成する。柔軟な壁部
326は壁部322から半剛性の基部320へ延在し
て、チューブ328を完成させる。チューブ328が圧
力流体によって膨張されると、外面324は柔軟な防水
膜86とシール接触するように強制される。チューブ3
28が浴槽10内に水が入っている間に収縮されると、
水圧が柔軟な壁部326をチューブ328の中心に向け
て押圧し、壁部328の端部330を半剛性基部320
から引き離して膜86とのシール接触を強制し、浴槽か
ら湯が排出されるまで接触状態を保持する。壁部322
は壁部326よりも厚い。この加えられた厚さが十分な
剛性を与え、巻込扉66が開閉されるときのシール31
8の形状保持を可能にする。
【0043】第3の扉シール518が図25に示されて
いる。扉シール518は空気チューブであり、正方形ま
たは長方形の横断面を有している。この扉シール518
は後壁520を有し、これが扉シール518の実質的な
長さを延在している突起524上の拡大端部522によ
って主槽部分12に取付けられる。突起524は主槽部
分12の壁部528に形成されたスロット526を通し
て延在する。拡大端部522はスロット526の片面上
にあり、後壁520はスロットの同じ側にある。後壁5
20とは反対側の扉シール518の前壁530は巻込扉
66の防水膜86と接触する。前壁530はシール性を
改善するために複数の小さなリッジ532を有すること
ができる。前壁530もリップ534を含み、これは水
圧によって防水膜86に向けて押圧される。扉シール5
18の側部536および538はベロー形状部分540
を有しており、これが防水膜86に向けてシールを膨張
できるようにしている。ベロー形状部分は前壁530が
後壁520へ向けていっそう接近するように移動できる
ようにする。
【0044】浴槽10の使用中、入浴を希望する者は開
口側部28を通って浴槽に入り、次に巻込扉66が閉じ
位置まで持上げられる。次にシール18、318または
518が膨張される。膨張されたシール18、318ま
たは518によって防水膜86に作用される力は、図2
0、図22および図23に示される好ましい実施例では
巻込扉66を水平方向に移動して、飾り板114に固定
されているポリエチレンストリップに接触させる。ほぼ
垂直なガイド432の各々の上端部は圧縮ばね444を
圧縮し、飾り板114を水平方向に移動させる。ほぼ垂
直なガイド432の下端部もまた飾り板114に向かっ
て水平方向に移動して、ほぼ水平のガイド424をピン
430の軸線のまわりに回転させ、圧縮ばね436を圧
縮する。浴槽10はこれで水を入れる準備ができた。水
により巻込扉66に作用する力は巻込扉から飾り板11
4へと直接に伝達される。巻込扉が水平方向に移動して
飾り板114と接触した後には、本質的に追加の力は第
1および第2のトラック組立体420および422に全
く作用しない。水が浴槽10から排出され、シール1
8、318または518が圧力供給を解除された後、圧
縮ばね436および444が膨張して、これにより巻込
扉66が飾り板114から離れるように水平方向に移動
し、部分的にシールを押しつぶす。
【0045】全部で3つのシール18、318および5
18は膨張されると柔軟な防水膜86の表面に圧し当て
られてシールを形成し、柔軟な防水膜をシール18、3
18および518、巻込スラット76または401の間
で柔軟な防水膜86を圧し縮め、これにより水がシール
と柔軟な防水膜との間を流れないように防止する。膨張
したシール18、318および518が柔軟な防水膜8
6に作用する力は巻込扉66を閉じ状態に保持する摩擦
力を発生させる。巻込スラット76または401は膨張
したシール18、318および518により、また、浴
槽10内の水により柔軟な防水膜86に作用された力を
扉ガイド組立体64に伝達する。扉ガイド組立体は少な
くとも或程度のこの力に耐える。巻込扉66は、ばね作
用して飾り板と接触することによって、あるいは、図2
0、図22および図24に示され且つ上述で説明された
扉ガイド組立体64の垂直ガイド432と水平方向に移
動することで、飾り板114に力を伝達することもでき
る。
【0046】制御装置20が備えられて浴槽10の作動
を制御する。この制御装置は制御パネル162を含む。
制御パネル162は浴槽10を使用する者の要求に合わ
せてるようにされる。しかしながら、制御すべき機能は
本質的に同じである。浴槽10に入った後、入浴を希望
する者は普通は巻込扉66を閉じ位置にまで持上げる。
しかしながら入浴を希望する者が所望し、あるいは要求
するならば、電気モーター(図示せず)のような動力源
がシャフト90を回転し、スプロケット92を回転し、
そして巻込扉66を持上げるのに使用できる。電気モー
ターやその他の動力源が使用される場合、釣合いばね装
置68は不要となる。しかしながら釣合いばね装置68
が使用されるならば、地位差難電気モーターが使用でき
る。巻込扉66が閉じられると、扉スイッチング164
が自動的に作動してライン178がライン170に接続
され、入浴/排水スイッチ166が付勢される。扉スイ
ッチ164の作動では通常は何も始まらない。入浴を希
望する者は、浴槽の入浴/排水スイッチ166を入浴位
置に入れる。入浴/排水スイッチ166が入浴位置とさ
れ、巻込扉66が閉じられたことで、バッテリー168
および交流を直流に変換するアダプター172に接続さ
れたライン170、扉スイッチ164およびライン17
8からの電流がライン176およびライン174を付勢
する。ライン174は常開ソレノイドバルブ220を付
勢し、これによりバルブは閉じ、また流体回路を作動す
る。ロックが必要ならば、ライン176は1つ以上のソ
レノイド182を付勢し、これらのソレノイドはロッド
184を底部巻込スラット76の孔186の中に押し進
めることで巻込扉66を閉じ位置にロックする。孔18
6の中にソレノイド182のロッド184を移動させる
ことでラッチスイッチ188が閉結される。ライン17
6はライン218に接続されており、また、常閉の第1
の圧力スイッチ190に接続されていて、これはライン
212をライン192に接続し、これはポンプモーター
M終了ポンプ158を付勢する。ポンプ158は圧縮流
体をチェックバルブ194を通してマニホルド196に
供給する。マニホルド196は圧力リリーフバルブ19
7を有し、過圧を防止する。マニホルド196は圧縮流
体をライン198に供給し、これは圧縮流体を膨張可能
なシール18、3187または518に供給して、シー
ルを膨張させる。マニホルド196はまた圧縮流体を絞
り200およびライン202を経てドレンベロー204
に供給し、これが排水口46を閉じる。絞り200は、
ドレンベロー204が排水口46を完全に閉じる前にシ
ール18が加圧されることを保証する。排水口46が閉
じられると、ベロー204が加圧され、そしてシール1
8、318または518が加圧され、第2の圧力スイッ
チ206が閉結され、ライン218がライン210に接
続され、ライン210はラッチスイッチ188を介して
ライン212に接続され、そして制御パネル162のラ
イトが点灯される。ライト208は浴槽10が給水の準
備ができ、浴槽の給水のためのバルブが開かれているこ
とを示す。浴槽は高温水のためのバルブ256および冷
水のためのバルブ258を開いて給水される。バルブ2
56および258を通った水は、第1の端壁24のパイ
プおよび固定具(図示せず)を通して浴槽10に流れ込
む。しかしながら認識すべきことは、浴槽に流入する位
置はその浴槽を利用する者の要求に合わせて変更できる
ということである。
【0047】常開の水レベルスイッチ214は、浴槽1
0の水レベルが上昇すると閉じられる。閉結された水レ
ベルスイッチ214はライン216をライン218に接
続し、浴槽内の水レベルが所要のレベルより高いなら
ば、圧力スイッチ190を経てソレノイド182および
ポンプ158を付勢する。圧力スイッチ190はマニホ
ルド内圧力が作動レベルに達したときに開離し、ポンプ
158を遮断する。マニホルド196内の圧力が所要レ
ベルより低く低下したならば、圧力スイッチ190が閉
結して、ポンプ158が流体をマニホルド内に圧送す
る。
【0048】入浴者が入浴を終えた後で入浴/排水スイ
ッチ166を排水位置に操作する。この入浴/排水スイ
ッチ166の操作はライン170および178の間の接
続を断ち、電源からライン176およびライン218か
らソレノイド182への接続を断つ。しかしながら、ソ
レノイド182およびポンプ158はライン216およ
び218および水レベルスイッチ214を経て付勢され
続け、巻込扉66が閉じ位置とされてシールされること
がロックされ保持され続ける。入浴/排水スイッチ16
6を操作して排水位置にすることでライン174とライ
ン170との接続が断たれることはソレノイドバルブ2
20を消勢する。このソレノイドバルブ220は、フィ
ルター15を経て流体ドレンベローから圧力流体を排出
し、これにより浴槽10から水を排出するように消勢さ
れたとき、開離される。絞り200,および圧力スイッ
チ190を経たポンプ158の作動は浴槽シール18の
チューブ状部材155を加圧状態に保持し、水は浴槽か
ら排水させる。浴槽内の水レベルが巻込扉66の底部レ
ベルよりも低く低下したとき、水レベルスイッチ214
が開離される。水レベルスイッチ214の開離は、ソレ
ノイドが巻込扉のロックに使用されているならば、ソレ
ノイド182を消勢して巻込扉66をロック解除する。
絞り200は圧縮流体を浴槽シール18、318または
518から漏出させ、巻込扉66はチューブの巻込スラ
ット76を押し下げることで手操作で開けることができ
るようにする。巻込扉が開かれると、扉スイッチ164
が開離される。望まれるならば、流体排出ポンプ(図示
せず)を備えて、水レベルスイッチ開離した後、流体を
シール18、318または518のチューブ状部材から
ポンプ推進することが可能になる。
【0049】フィルター215は、流体ポンプ158ま
たはソレノイドバルブ220を経て装置内に吸引した流
体をろ過するために備えることができる。フィルター2
15はソレソイドバルブ220から漏出する流体を消音
することにも使用できる。流体はそれを排出するポンプ
がマニホルド196に接続されたときにソレノイドバル
ブ220を通して吸引されるだけである。
【0050】制御装置20の第1の電源はアダプター1
72を通して与えられ、このアダプターは交流を直流に
変換する。アダプター172から電力を遮断する電源故
障があった場合も、ゲルセルバッテリー168が電流を
供給して制御装置20を作動させる。両方の電源が故障
するというようなありそうもない場合において、ソレノ
イドバルブ220は開離され、ソレノイド182は消勢
される。ソレノイドバルブ220が開離すると、ドレン
ベロー204は圧力が低下され、これにより排水口46
は開き、浴槽シール18の圧力流体が漏出される。ソレ
ノイド182の消勢はソレノイドの戻りばねがロッド1
84を巻込スラット76の孔186から引出し、これに
より巻込扉66をロック解除する。巻込扉66は次に開
かれる。ソレノイドバルブ220およびソレノイド18
2のこの設計は、例え完全に電気的固有振動数路用があ
ったとしても、入浴者が浴槽内に閉じ込められないこと
ろよ保証する。
【0051】ポンプ158によりマニホルド196へポ
ンプ推進される流体は空気であるのが好ましい。しかし
ながら所望されるならば他のガスも使用できる。また、
ドレンベロー204を作動させ、シール18を加圧する
のに流体を使用することもできる。
【0052】浴槽10は標準的な寸法の扉を通して移動
でき、標準的な通常の浴槽用の空間内に据え付けること
のできる設置式ユニットとして上述で説明した。浴槽1
0は車輪付きの搬送台に取付けて、入浴を希望する人の
いる様々な場所に搬送することもできる。浴槽10が車
輪付きの搬送台に取付けられるなら、温水の貯蔵タン
ク、並びに廃水用保持タンクが浴槽とともに搬送台に取
付けられる。クイック接続用パイプも浴槽に温水を供給
し、また、廃水を浴槽から抜出すことにも使用できる。
素早く接続できるパイプが使用されるならば、清浄水と
廃水のための保持タンクは不要である。しかしながら、
搬送台に取付けられ、クイック接続できるパイプが備え
られるならば、床への排水口が許されないときに浴槽か
ら廃水をポンプ推進できるように廃水除去のためのポン
プを加えることが一般に必要となる。廃水ポンプの電気
的接続も必要となる。
【0053】望まれるならば、制御装置20はマイクロ
プロセッサを含む。マイクロプロセッサによれば、水
温、動力駆動の扉の開閉装置、タイマー、ポンプ、ライ
ト、水レベルおよびその他を含めて制御機能を広げるこ
とが可能となる。水温制御は入口水温制御、並びに水温
維持または上昇のための加熱制御が含まれる。タイマー
は所望時間にわたって人が入浴した後に自動的に排水口
を開け、扉を開けることができ、また、入浴者が終わる
時間に近づいたことを示す信号を送り出すことができ
る。ポンプは浴槽を使用する人の要求に合致したプログ
ラムした治療行為を渦に加えることができる。
【0054】本発明は各種の実施例に関して説明した
が、発明を限定するのでなく、説明を意図するものであ
り、本発明の範囲は特許請求の範囲の欄の記載による。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻込扉が開かれた状態の浴槽の斜視図。
【図2】巻込扉が閉じたられ状態の浴槽の斜視図。
【図3】巻込扉のための支持フレームがスライド機構上
で主浴槽本体から離れる方向へ水平に移動され、巻込扉
が支持フレームを示すために取外された浴槽の斜視図。
【図4】図3の線4−4に沿う、釣合い錘の下部の拡大
した断片的な断面図。
【図5】図3の線5−5に沿う、スライド機構の1つの
拡大した断面図。
【図6】図2の線6−6に沿う、巻込扉が閉じ位置にあ
る浴槽の拡大した断片的な断面図。
【図7】図6の円形面積部分における巻込スラットの拡
大端面図。
【図8】図7の線8−8に沿う、巻込スラットの断片的
な断面図。
【図9】図3の線9−9に沿う、浴槽シールおよび巻込
扉の膜の拡大した断片的な断面図。
【図10】図6の線10−10に沿う、巻込スラットの
一端および支持フレームの拡大した断片的な断面図。
【図11】L形支持フレーム部材の1つ、巻上げばね装
置および落下液滴の受皿の拡大した断片的な側立面図。
【図12】図11の線12−12に沿う、L形支持フレ
ーム部材の断片的な断面図。
【図13】釣合い錘が取外されて、巻込扉が閉じられた
ときに巻込扉を主槽部分にロックする代替装置を示す主
槽部分の一端の断片的な斜視図。
【図14】巻込扉を主槽部分にロックする2つの保持タ
ブの拡大した垂直方向の断面図。
【図15】巻込スラットの1つおよび巻込スラットに取
付けられた膜の一部の拡大した断片的な断面図。
【図16】浴槽のための制御装置の線図。
【図17】図2の線17−17に沿う、支持フレームお
よび巻込扉のための釣合い錘が主槽部分に枢動可能に取
付けられた浴槽の断片的な断面図。
【図18】図17の線18−18に沿う、枢動可能に取
付けられた支持フレームおよび釣合い錘が部分的に開か
れた浴槽の断片的な断面図。
【図19】2つの部材によるシールの代わりに使用でき
る1つの部材によるシールを示す図9に似た拡大した断
片的な断面図。
【図20】図2の線20−20に沿う、トラック組立体
が主槽部分に直接に取付けられた浴槽の右側端部の断片
的な断面図。
【図21】図20の線21−21に沿う、ストップ組立
体の側立面図。
【図22】図20の線22−22に沿う、トラック組立
体の一方の側立面図。
【図23】トラック組立体の1つの後面図。
【図24】巻込扉のための改良されたスラットの端面
図。
【図25】変更したシールの断片的な断面図。
【符号の説明】
10 浴槽 12 主槽部分または主浴槽本体 14 扉支持フレーム 16 巻込扉組立体 18 扉シール 20 制御装置 28 開口側部 30 キャビティ 46 排水口 50,52 支持フレーム部材 54 引出しスライド 64 扉ガイド組立体 66 巻込扉 68 釣合いばね装置 76 巻込スラット 86 防水膜 92 スプロケット 108 ケーブル 114 飾り板 144 液滴受皿 214 水レベルスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック エイ.キルボーン アメリカ合衆国ミシガン州サットンズ ベ イ,ボックス 374ビー,ルート 2 (72)発明者 ブライアン ケイ.ネルソン アメリカ合衆国ミシガン州サットンズ ベ イ,ボックス 298エイ,ルート 2 (72)発明者 ドナルド ジェイ.ヘンダーソン アメリカ合衆国ミシガン州トラバース シ ティ,サウスブライアー 3544

Claims (64)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側壁、該固定側壁と一体化した一対
    の固定端壁、固定側壁および一対の固定端壁と一体化し
    た底壁、底壁に備えられた排水口、および固定側壁とは
    反対側の主槽部分の側部におけるシール面を備えた開口
    側部を有する主槽部分と、巻込扉、および主槽部分の開
    口側部にほぼ垂直なガイドを有し且つ主槽部分の底壁よ
    り下方にほぼ水平なガイドを有するトラック組立体を含
    んで構成される巻込扉組立体であって、前記扉は柔軟な
    防水膜で表面を覆われた複数の平行な巻込スラットを有
    し、この防水膜が平行な巻込スラットの片面を実質的に
    覆うとともに、浴槽の開口側部が開かれるようにされる
    底壁より全体的に下方の位置と浴槽の開口側部が閉じら
    れるようにされる主槽部分の開口側部に隣接する位置と
    の間を、前記扉がトラック組立体によりガイドされるよ
    うになされた前記巻込扉組立体と、巻込扉が閉じられた
    状態にあるときに主槽部分、および前記スラットとは直
    接対向する巻込扉の柔軟な防水膜に接触して、該扉が閉
    じられたときに水の損失を防止するためのシールとを含
    んで構成された、出入りを容易にするために側方出入口
    を有する浴槽。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、主槽部分の開口側部が閉じる状態に巻込扉
    を保持するための拘束装置を含んでいる側方出入口を有
    する浴槽
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、浴槽内の水レベル検出し、浴槽内の水レベ
    ルが所要レベルより下がるまで拘束装置の作動を保持し
    て巻込扉を閉じ状態に保持する、水レベルセンサーを備
    えた制御装置を含むことを特徴とする側方出入口を有す
    る浴槽。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、主槽部分と柔軟な防水膜との間のシールが
    膨張チューブを含んでいる側方出入口を有する浴槽。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、シールが柔軟な防水膜と直接に接触する片
    面および浴槽内の水と直接に接触する反対面を有する柔
    軟リップを含み、該リップの前記反対面に作用する水圧
    が前記片面を柔軟な防水膜に接触させて保持すようにな
    された側方出入口を有する浴槽。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、排水口がバルブ組立体を有し、また、巻込
    扉が拘束装置により閉じ状態に保持されたときにだけバ
    ルブ組立体を閉じる制御装置を浴槽が更に含んでいる側
    方出入口を有する浴槽。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、巻込扉を閉じ状態に保持し、浴槽内の水レ
    ベルが所要レベルより低くなるまで膨張チューブを膨張
    状態に保持する制御装置を含んでいる側方出入口を有す
    る浴槽。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、巻込扉が主槽部分のシール面に隣接して位
    置され、開口側部が閉じられたときに、主槽部分から離
    れる方向へ向かう巻込扉の動きを制限する保持装置を含
    んでいる側方出入口を有する浴槽。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の側方出入口を有する浴
    槽であって、巻込扉が主槽部分のシール面に隣接して位
    置されたとき、主槽部分から離れる方向へ向かう巻込扉
    の動きを制限する保持装置が、主槽部分に取付けられ
    て、主槽部分から離れた側の巻込扉の側面に隣接して位
    置される飾り板組立体を含んでいる側方出入口を有する
    浴槽。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の側方出入口を有する
    浴槽であって、飾り板組立体が少なくとも1つの解除可
    能なラッチで主槽部分に固定されている側方出入口を有
    する浴槽。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の側方出入口を有する
    浴槽であって、巻込扉組立体がトラック組立体に隣接し
    て回転可能に支持されたシャフトと、該シャフトの各端
    部に固定され、巻込扉と噛み合って巻込扉をトラック組
    立体と整合状態に保持するスプロケットとを含んでいる
    側方出入口を有する浴槽。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の側方出入口を有す
    る浴槽であって、扉の重量との釣合いを取るために閉じ
    位置へ向けて巻込扉を移動させる方向に前記シャフトを
    回転させる傾向を示す1つ以上のばね部材を含んでいる
    側方出入口を有する浴槽。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の側方出入口を有す
    る浴槽であって、主槽部分に取付けられており、また、
    巻込扉が閉じ位置にあって巻込扉がシールと飾り板との
    間に位置するときに巻込扉の側面に隣接する位置に保持
    される飾り板組立体を含んでいる側方出入口を有する浴
    槽。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の側方出入口を有す
    る浴槽であって、飾り板組立体が1つ以上のラッチで主
    槽部分に取付けられ、飾り板組立体が掃除および保守の
    ために主槽部分から離れる方向へ移動できるようにラッ
    チが解除可能とされている側方出入口を有する浴槽。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の側方出入口を有する
    浴槽であって、巻込扉から落下する水滴の全てを捕捉す
    るために巻込扉の下側で主槽部分に取付けられる衛生上
    の受皿を含んでいる側方出入口を有する浴槽。
  16. 【請求項16】 ガイドトラックと、該ガイドトラック
    により位置決めされ且つガイドされる複数の巻込スラッ
    トと、少なくとも幾つかの巻込スラットの片面に取付け
    られてスラット片面の全面積を実質的に覆うプラスチッ
    クマトリックス内にファイバー強化材料を有した柔軟な
    防水膜と、巻込スラットから離れた側の膜表面が滑らか
    で耐久性のある面とされたこととを含んでいる巻込扉組
    立体。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の巻込扉組立体であ
    って、巻込スラットから離れた側の柔軟な防水膜の片面
    がシール接触面である巻込扉組立体。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の巻込扉組立体であ
    って、巻込スラットの少なくとも幾つかに取付けられ、
    ガイドトラックと係合して該ガイドトラックによりガイ
    ドされるローラーを含んでいる巻込扉組立体。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の巻込扉組立体であ
    って、ローラーがシャフト部材により巻込スラットに取
    付けられ、また、巻込扉組立体が巻込スラットの各端部
    に位置して少なくとも1つのシャフト部材と噛み合わさ
    れるスプロケットと、該スプロケットに連結され、スプ
    ロケットがこれと一緒に回転して巻込扉とトラックとの
    間の整合保持を保証するようにするシャフトとを含んで
    いる巻込扉組立体。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の巻込扉組立体であ
    って、各巻込スラットがチューブ状部材であり、また、
    巻込扉組立体は各スラットの各端部から延在するシャフ
    ト部材と、各シャフト部材に取付けられ、ガイドトラッ
    ク内に位置されたローラーと、シャフトの各端部に隣接
    して回転可能に支持され、少なくとも1つのシャフトと
    噛み合わされるスプロケットと、スプロケットが一緒に
    回転して巻込扉とガイドトラックとの間の整合保持を保
    証するように2つのスプロケットに連結されたシャフト
    とを含んでいる巻込扉組立体。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の巻込扉組立体であ
    って、柔軟な防水膜がプラスチックマトリックス内に少
    なくとも3つのファイバー材料の層を含んでいる巻込扉
    組立体。
  22. 【請求項22】 請求項16に記載の巻込扉組立体であ
    って、柔軟な防水膜がプラスチックマトリックス内に少
    なくとも3つのファイバー材料の層を含んでいる巻込扉
    組立体。
  23. 【請求項23】 請求項4に記載の側方出入口を有する
    浴槽であって、膨張可能な細長いチューブに連結され、
    該チューブを膨張させて巻込扉の柔軟な防水膜と主槽部
    分との間をシールするようにするポンプを含んでいる側
    方出入口を有する浴槽。
  24. 【請求項24】 開口側部を備えた主槽部分と、出入り
    のための開口位置および主槽部分の開口側部が閉じられ
    る閉じ位置の間を移動可能な扉と、主槽部分と扉との間
    をシールするシールと、浴槽の作動を制御する制御装置
    であって、扉を閉じた状態で保持するための扉拘束装置
    および排水口栓を含み、扉拘束装置が扉を閉じ位置に保
    持するときには排水口栓を閉じ状態に保持するように制
    御する前記制御装置とを含んでいる浴槽に対する出入り
    を容易にする側方出入口を有する浴槽。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の側方出入口を有す
    る浴槽であって、主槽部分と扉との間をシールするシー
    ルが膨張チューブを含み、制御装置が膨張チューブに連
    結された流体ポンプおよび水レベルセンサーを含み、ま
    た、膨張チューブが膨張されたときだけ排水口栓が閉じ
    状態とされ、また更に、浴槽内の水レベルが所要レベル
    より上方にあることをレベルセンサーが検出したどきは
    扉シールの膨張チューブが膨張されたままの状態にされ
    る側方出入口を有する浴槽。
  26. 【請求項26】 開口側部を備えた主槽部分と、出入り
    のための開口位置および主槽部分の開口側部が閉じられ
    た閉じ位置の間を移動可能な扉と、主槽部分と扉との間
    をシールする膨張可能なシールと、浴槽が閉じられてい
    るときに浴槽内の水を保持し、開かれたときに浴槽から
    排水できるようにする排水口と、浴槽の作動を制御する
    制御装置であって、膨張可能なシールに連結された流体
    ポンプを含み、該膨張可能なシールが膨張されたときに
    排水口を閉じるようにする前記制御装置とを含んでいる
    浴槽に対する出入りを容易にする側方出入口を有する浴
    槽。
  27. 【請求項27】 請求項29に記載の側方出入口を有す
    る浴槽であって、制御装置が水レベルセンサーを含み、
    浴槽内の水レベルが所要レベルより低いことを水レベル
    センサーが検出したときは制御装置が膨張可能シールを
    収縮させるようにする側方出入口を有する浴槽。
  28. 【請求項28】 固定側壁、一対の固定端壁、底壁、底
    壁に備えられた排水口、開口側部、開口側部を開閉する
    ように作動可能な扉組立体、および、扉が閉じられたと
    きに扉と主槽部分との間に位置されるシールを備えた主
    槽部分と、制御装置とを含み、出入りのための側方出入
    口を備えた浴槽を制御する方法であって、 扉の閉じたことを検出し、 扉を閉じ状態に拘束し、 扉が閉じ状態に拘束された後で排水口を閉じ、 入浴後に排水口を再び開口し、 浴槽内の水レベルを検出し、および浴槽内の水レベルが
    所要レベルまで低下した後に拘束されていた扉を解放す
    る諸段階を含む浴槽の制御方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の浴槽の制御方法で
    あって、シールが膨張可能なチューブを含み、更に、 排水口が開いている間に水密シールを形成するように膨
    張可能なチューブを膨張させ、 浴槽内の水レベルが所要レベルより低くなった後にシー
    ルを収縮させる諸段階を含む浴槽の制御方法。
  30. 【請求項30】 固定側壁、一対の固定端壁、底壁、底
    壁に備えられた排水口、開口側部、開口側部を開閉する
    ように作動可能な扉組立体、開口側部が扉で閉じられた
    ときに扉と主槽部分との間に位置されるシール、および
    制御装置を備えた主槽部分を含み、出入りのための側方
    出入口を備えた浴槽を制御する方法であって、 扉の閉じた状態にあることを検出し、 シールと扉とを互いにシール接触状態となるように押圧
    し、 扉が閉ざされてシールされた状態となった後で排水口を
    閉じ、 入浴後に排水口を再び開口する諸段階を含む浴槽の制御
    方法。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の浴槽を制御する方
    法であって、シールが膨張可能なチューブを含み、更
    に、 扉が閉じ状態にあることを示す信号に応答してシールを
    膨張させ、 シールが膨張した後に排水口を閉じ、 排水口が再び開口された後入浴装置内の水レベルを検出
    し、 水レベルが所要レベルまで低下した後にシールを収縮さ
    せ、および扉を開ける諸段階を含む浴槽の制御方法。
  32. 【請求項32】 固定側壁、2つの固定端壁、底壁およ
    び浴槽に出入りするための1つの開口側部を備えた主槽
    部分と、該主槽部分の各端部の開口側部に隣接したトラ
    ックと、該トラックでガイドされ、主槽部分の開口側部
    を閉じるように作動可能な扉と、主槽部分と扉との間の
    シールと、トラックの少なくとも一部分および扉端部を
    覆う箇所で主槽部分に対向するトラックの側面に隣接し
    て取付けられた飾り板とを含み、飾り板が扉と接触して
    扉の主槽部分から離れる方向へ向かう水平方向の動きを
    拘束するようにされた浴槽。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の浴槽であって、主
    槽部分と扉との間のシールが膨張可能なチューブを含ん
    でいる浴槽。
  34. 【請求項34】 請求項32に記載の浴槽であって、扉
    が巻込扉であり、複数の巻込スラットおよび該巻込スラ
    ットの少なくとも幾つかに取付けられた柔軟な防水膜を
    含んでいる浴槽。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の浴槽であって、シ
    ールが柔軟な防水膜と接触し、この膜がシールと巻込ス
    ラットとの間に位置される浴槽。
  36. 【請求項36】 固定側壁、2つの固定端壁、底壁およ
    び出入りのための開口側部を備えた主槽部分と、該主槽
    部分の各端部で主槽部分の開口側部に隣接するトラック
    と、扉が主槽部分の開口側部を閉じる位置および主槽部
    分の開口側部が出入りのために開かれる収納位置との間
    を前記トラックでガイドされる扉と、トラックに沿って
    扉を移動させる傾向を見せる重力との釣合いを取るため
    のばね装置とを含んでおり、前記ばね装置は、第1の巻
    上げスプールと、一端が第1の巻上げスプールに取付け
    られ、他端が扉に取付けられた鋼製リボンの線形張力の
    第1のばねと、第2の巻上げスプールと、一端が第2の
    巻上げスプールに取付けられ、他端が扉に取付けられた
    鋼製リボンの線形張力の第2のばねとを含んでいる浴
    槽。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の浴槽であって、主
    槽部分の各端部のトラックが垂直な部分と、浴槽の底壁
    より下方のほぼ水平な部分とを有し、また、浴槽に対す
    る出入りの間は、扉がトラックのほぼ水平な部分内に、
    浴槽の底壁より下方に位置される浴槽。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載の浴槽であって、第
    1および第2の鋼製リボン線形張力ばねがカムおよびス
    プロケット組立体を介して扉に取付けられ、扉がトラッ
    クの垂直部分からトラックの水平部分へ移動されるとき
    に、扉に作用する力をこの組立体がばねで低減する浴
    槽。
  39. 【請求項39】 請求項38に記載の浴槽であって、扉
    が複数の巻込スラットと、その少なくとも幾つかの巻込
    スラットに固定された柔軟な防水膜とを有する巻込扉と
    された浴槽。
  40. 【請求項40】 固定側壁、一対の固定端壁、底壁およ
    びシール面を有する開口側部を備えた主槽部分と、開口
    側部を閉じるように作動可能な扉と、主槽部分および扉
    の間をシールするためのシールとを含み、該シールが扉
    および主槽部分の間に配置された膨張可能な細長いチュ
    ーブを含んでいる出入りを容易にした側方出入口を有す
    る浴槽。
  41. 【請求項41】 請求項40に記載の側方出入口を有す
    る浴槽であって、シールの膨張可能な細長いチューブが
    基部と、該基部から延在し、外側シール面を有する壁部
    と、該壁部から延在し、チューブを形成するように基部
    に対するシール面を有する柔軟壁部を含んでおり、ま
    た、柔軟壁部はシールが収縮されたときに水圧で押しつ
    ぶされ、水がシール面を扉に接触させて保持するように
    作動可能な浴槽。
  42. 【請求項42】 固定側壁、該固定側壁と一体化した一
    対の固定端壁、側壁および端壁と一体化した底壁、底壁
    に備えられた排水口バルブ、および固定側壁とは反対側
    の主槽部分の側部における縁取りシール面を備えた開口
    側部を含む主槽部分と、主槽部分に取付けられたほぼ水
    平なガイド、および主槽部分に対して移動可能で該主槽
    部分に向けて押圧されるほぼ垂直なガイドを有する第1
    のトラック組立体と、該第1のトラック組立体のほぼ水
    平なガイドから横方向に間隔を隔てられ且つ平行な位置
    で主槽部分に取付けられたほぼ水平なガイド、および主
    槽部分に対して移動可能で該主槽部分に向けて押圧され
    るほぼ垂直なガイドを有する第2のトラック組立体であ
    って、この第2のトラック組立体の前記垂直なガイドが
    第1のトラック組立体のほぼ垂直なガイドから横方向に
    間隔を隔てられ且つ平行である前記第2のトラック組立
    体と、第1および第2のトラック組立体内を移動して該
    組立体で保持される複数の平行な巻込スラット、および
    少なくとも幾つかの平行なスラットに取付けられてスラ
    ットと一緒に主槽部分の底壁のほぼ下側位置で主槽部分
    の開口側部が開かれる位置および主槽部分のシール面に
    隣接した位置で主槽部分の開口側部が閉じられる位置の
    間を移動可能な柔軟な防水膜を有する巻込扉と、主槽部
    分および柔軟な防水膜の間のシールと、第1および第2
    のトラック組立体のほぼ垂直なガイドに隣接して主槽部
    分に取付けられた飾り板であって、巻込扉が閉じた状態
    にあるときに飾り板およびシールの間に巻込扉が位置す
    ることとを包含し、また、飾り板は主槽部分から離れる
    方向へ向かう水平なスラットの動きを抑制するために複
    数の平行なスラットに接触するように作動可能である側
    方出入口を有する浴槽。
  43. 【請求項43】請求項42に記載の浴槽であって、第1
    のトラック組立体のほぼ水平なガイドが主槽部分に枢動
    可能に取付けられ且つ該枢動取付け部のまわりを1方向
    に押圧され 第1のトラック組立体のほぼ垂直なガイド
    がその下端部を第1のトラック組立体のほぼ水平なガイ
    ドに枢動可能に取付けられ且つ上端部は主槽部分に向け
    て押圧され、また、第1のトラック組立体のほぼ水平な
    ガイドを押圧してその枢動取付け部のまわりで主槽部分
    に向けて押圧する力が、第1のトラック組立体のほぼ垂
    直なガイドの下端部を主槽部分へ向けて押圧し、第2の
    トラック組立体のほぼ水平なガイドが主槽部分に枢動可
    能に取付けられ、該枢動取付け部のまわりで1方向へ押
    圧され、第2のトラック組立体のほぼ垂直なガイドが下
    端部を第2のトラック組立体のほぼ水平なガイドに枢動
    可能に取付けられ、上端部が主槽部分へ向かって押圧さ
    れ、また、第2のトラック組立体のほぼ水平なガイドを
    その枢動取付け部のまわりで主槽部分へ向けて押圧する
    力が、第2のトラック組立体のほぼ垂直なガイドの下端
    部を主槽部分へ向かって押圧する浴槽。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載の浴槽であって、主
    槽部分と柔軟な防水膜との間をシールするシールが膨張
    可能なチューブを含んでいる浴槽。
  45. 【請求項45】 請求項43に記載の浴槽であって、第
    1および第2のトラック組立体が主槽部分へ向けて十分
    な力で押圧され、シールの膨張可能になチューブが収縮
    されたときに巻込スラットを飾り板との接触状態から外
    すように移動させる浴槽。
  46. 【請求項46】 請求項42に記載の浴槽であって、主
    槽部分と柔軟な防水膜との間をシールするシールが膨張
    可能なチューブを含む浴槽。
  47. 【請求項47】 請求項46に記載の浴槽であって、第
    1および第2のトラック組立体が主槽部分へ向けて十分
    な力で押圧され、シールの膨張可能なチューブが収縮さ
    れたときに巻込スラットを飾り板との接触状態から外す
    ように移動させる浴槽。
  48. 【請求項48】 請求項42に記載の浴槽であって、第
    1のトラック組立体のほぼ水平なガイドおよびほぼ垂直
    なガイド、および第2のトラック組立体のほぼ水平なガ
    イドおよびほぼ垂直なガイドがチャンネル部材を含み、
    巻込扉が、少なくとも幾つかの巻込スラットに回転可能
    に取付けられ且つチャンネル部材内に位置されて巻込扉
    をガイドするローラーを有している浴槽。
  49. 【請求項49】 請求項42に記載の浴槽であって、巻
    込扉上のスプロケット歯係合面と、主槽部分に回転可能
    に軸支されたシャフトと、第1のトラック組立体に隣接
    してシャフトに取付けられ、巻込扉の歯係合面と噛み合
    わされる第1のスプロケットと、第2のトラック組立体
    に隣接してシャフトに取付けられ、巻込扉の歯係合面と
    噛み合わされる第2のスプロケットとを含んでいる浴
    槽。
  50. 【請求項50】 請求項49に記載の浴槽であって、主
    槽部分上に取付けられた第1のストップ部材と、第1お
    よび第2のスプロケットが取付けられているシャフトに
    取付けられた第2のストップ部材とを有するストップ組
    立体を含み、また、巻込扉が閉じた状態にあるときに第
    1のストップ部材と接触して1方向へのスプロケットの
    それ以上の回転を防止するように第2のストップ部材が
    作動可能である浴槽。
  51. 【請求項51】 請求項50に記載の浴槽であって、第
    1のストップ部材がバーであり、このバーは主槽部分に
    枢動可能に取付けられ且つまた巻込扉が全開状態に近づ
    くときに第2のストップ部材との接触に応答して自由回
    転し、これによりシャフト、第1のスプロケットおよび
    第2のスプロケットが1回転以上を回転できるようにさ
    せる浴槽。
  52. 【請求項52】 請求項50に記載の浴槽であって、巻
    込扉が閉じた状態にあるときに、巻込扉が第1および第
    2のスプロケットから係合解除され、第1および第2の
    トラック組立体のほぼ垂直なガイド内を垂直方向に移動
    でき、シャフトおよび第1および第2のスプロケットの
    1方向への回転がストップ組立体によって阻止されるよ
    うになされた浴槽。
  53. 【請求項53】 請求項42に記載の浴槽であって、ヒ
    ンジおよびラッチ装置で飾り板が主槽部分に取付けら
    れ、また、このラッチ装置はラッチ解除されて飾り板を
    トラック組立体から離れる方向へ枢動できるようにする
    浴槽。
  54. 【請求項54】 固定側壁、該固定側壁と一体化した一
    対の固定端壁、側壁および端壁と一体化した底壁、底壁
    に備えられた排水口バルブ、および固定側壁とは反対側
    の主槽部分の側部における縁取りシール面を備えた開口
    側部を含む主槽部分と、複数の平行な巻込スラットおよ
    びこれらの巻込スラットの片面に取付けられた柔軟な防
    水膜を有する巻込扉と、主槽部分により支持された巻込
    扉のための飾り板と、主槽部分の開口側部を前記扉で閉
    じるように主槽部分上のシール面に対する巻込扉の移動
    をガイドし、また、浴槽を開口するために主槽部分のシ
    ール面に対して巻込扉をガイドするトラック組立体と、
    主槽部分のシール面とのシール接触し、巻込扉が浴槽の
    開口側部を閉じるときに巻込スラット上の柔軟な防水膜
    と接触する巻込扉接触面を有するシールと、扉が閉じ状
    態にあるときにシールを圧迫して漏れ防止の力を作用さ
    せるための作動器とを含む出入りを容易にする側方出入
    口を有する浴槽。
  55. 【請求項55】 請求項54に記載の浴槽であって、シ
    ールに力を作用させるためるの作動器がシール内の膨張
    可能なチューブ状通路を含み、このチューブ状通路は膨
    張されたときにシールと巻込スラットとの間の柔軟な防
    水膜を圧迫する浴槽。
  56. 【請求項56】 請求項54に記載の浴槽であって、シ
    ールに力を作用させるためるの作動器が飾り板とシール
    との間で巻込扉を圧迫する浴槽。
  57. 【請求項57】 請求項54に記載の浴槽であって、シ
    ールに力を作用させる作動器が付勢されたときに、シー
    ルと柔軟な防水膜との間の力が巻込扉を閉じた状態に保
    持する浴槽。
  58. 【請求項58】 請求項57に記載の浴槽であって、シ
    ールに力を作用させる作動席の消勢がシールと柔軟な防
    水膜との間の力を低減し、これにより巻込扉が開けるよ
    うにする浴槽。
  59. 【請求項59】 請求項56に記載の浴槽であって、シ
    ールに力を作用させる作動器の消勢が巻込扉の飾り板と
    の接触から外れる動きを可能にする浴槽。
  60. 【請求項60】 請求項54に記載の浴槽であって、巻
    込扉をガイドするためのトラック組立体が巻込扉を主槽
    部分の底壁の下側位置へガイドして、主槽部分を開くよ
    うにする浴槽。
  61. 【請求項61】 請求項54に記載の浴槽であって、水
    滴落下を捕集するために底壁の下側に落下水滴の受皿を
    含む浴槽。
  62. 【請求項62】 請求項54に記載の浴槽であって、少
    なくとも幾つかの巻込スラットに取付けられ、巻込扉を
    ガイドするためにトラック組立体と係合されるローラー
    を含んでいる浴槽。
  63. 【請求項63】 請求項54に記載の浴槽であって、巻
    込扉の重量との釣合いを取るための釣合い装置を含む浴
    槽。
  64. 【請求項64】 請求項54に記載の浴槽であって、ト
    ラック組立体の近くに回転可能に支持されたシャフト
    と、このシャフトに取付けられ、巻込扉と係合されてそ
    の巻込扉をトラック組立体と整合状態に保持する一対の
    スプロケットとを含んでいる浴槽。
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