JPH0880297A - 医療用寝台装置 - Google Patents

医療用寝台装置

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JPH0880297A
JPH0880297A JP6220470A JP22047094A JPH0880297A JP H0880297 A JPH0880297 A JP H0880297A JP 6220470 A JP6220470 A JP 6220470A JP 22047094 A JP22047094 A JP 22047094A JP H0880297 A JPH0880297 A JP H0880297A
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Masatoshi Tomura
正俊 戸村
Kyojiro Nanbu
恭二郎 南部
Takayuki Kuwabara
孝之 桑原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確に病変部を治療することが可能な医療用
寝台装置を提供する。 【構成】 患者の病変部位を特定する検査装置と実際に
前記病変部位を治療する治療装置とで共用される医療用
寝台の前記患者の病変部位に対応する位置に近接して設
けられ、基準位置からの前記医療用寝台の距離を検出す
るセンサー11と、前記検査装置側に前記医療用寝台が
設置されているときにセンサー11により検出された基
準位置からの前記医療用寝台の距離と、前記治療装置側
に前記医療用寝台が設置されているときにセンサー11
により検出された基準位置からの前記医療用寝台の距離
との差を求める距離照合部13と、距離照合部13によ
り求められた前記医療用寝台の基準位置からの距離の差
を基に前記医療用寝台の位置を補正する上下動制御部1
5と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線治療装置やX線
CT装置等の医療用装置に用いられる医療用寝台装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、患者の病変部に対して細い放射線
を集中させ、この病変部のみを破壊する放射線治療が行
われている。このような放射線治療の場合、病変部の位
置はX線CT装置を用いて±1mm程度の制度で特定し得
るようになっている。このため、放射線治療装置とX線
CT装置とで寝台を共用して放射線照射位置の精度を上
げるようにしている。
【0003】図8、図9は、放射線治療装置とX線CT
装置とで共用される寝台を示している。なお図8は、放
射線治療装置により使用される場合の状態を示し、図9
はX線CT装置により使用される場合の状態を示してい
る。
【0004】図8、図9に示すように寝台100は、患
者が載置される天板101を有する天板部103と、天
板部103を支持する支持部105とから成る。天板部
103は、天板部回転軸103aを中心に回転する。ま
た支持部105は、支持部回転軸105aを中心とする
円周に沿って敷設されるレール105bに沿って回動す
る。
【0005】また、放射線治療装置とX線CT装置の位
置関係は、図10に示すように、通常放射線治療装置に
対して略90度の位置にX線CT装置が来るように配置
される。なお、図11は、寝台100の天板部103が
放射線治療装置110側にあるときの側面図であり、図
12は、寝台100の天板部103がX線CT装置13
0側にあるときの側面図である。
【0006】放射線治療装置110を用いて放射線治療
を行う場合、まず、寝台100の天板101をX線CT
装置130側に回転させる。そしてX線CT装置130
を用いて病変部の特定を行う。その後、放射線治療装置
110側に天板101を回転させ、X線CT装置130
により特定された病変部に対して細い放射線を集中させ
て照射し、治療を行うというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
寝台100は、天板101を放射線治療装置110側に
回転させたときは天板101と支持部105とが平行と
なるが(図8、図10および図11参照)、天板101
をX線CT装置130側に回転させたときは天板101
と支持部105とが略90度で交差する位置となり(図
9、図10および図12参照)、天板101を放射線治
療装置110側に回転させたときに比べ、天板101を
X線CT装置130側に回転させたときの方が剛性が低
くなる。これにより、天板101を放射線治療装置11
0側に回転させたときのたわみ量α1 に比べ、天板10
1をX線CT装置130側に回転させたときのたわみ量
α2の方が多くなる。
【0008】このため、X線CT装置130を用いて精
度良く病変部の位置を特定しても、天板101のたわみ
量がX線CT装置130側に回転させた場合と放射線治
療装置110側に回転させた場合で異なり、正確に放射
線を病変部に照射できないという問題が生じる。
【0009】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、正確に病変部を治療することが可能
な医療用寝台装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、患者の病変部位を特定する検査装置と実
際に前記病変部位を治療する治療装置とで共用される医
療用寝台の前記患者の病変部位に対応する位置に近接し
て設けられ、基準位置からの前記医療用寝台の距離を検
出する検出手段と、前記検査装置側に前記医療用寝台が
設置されているときに前記検出手段により検出された基
準位置からの前記医療用寝台の距離と、前記治療装置側
に前記医療用寝台が設置されているときに前記検出手段
により検出された基準位置からの前記医療用寝台の距離
との差を求める距離照合手段と、前記距離照合手段によ
り求められた前記医療用寝台の基準位置からの距離の差
を基に前記医療用寝台の位置を補正する制御手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0011】また、所定の回転軸を中心に回転可能な寝
台を備え、前記寝台の回転軸上付近に重心が来るように
したことを特徴としている。
【0012】さらに、所定の回転軸を中心に回転可能な
寝台を備え、前記寝台の回転軸上付近に重心が来るよう
にした医療用寝台と、前記医療用寝台に設置され、その
設置位置が変動可能な錘と、前記医療用寝台に載置され
る患者の体重を測定する患者体重測定手段と、前記寝台
の位置を測定する寝台位置測定手段と、基準体重および
基準寝台位置と、前記患者体重測定手段により測定され
た患者の体重および前記寝台位置測定手段により測定さ
れた寝台の位置との差を求める重量照合手段と、前記重
量照合手段により求められた前記基準体重および基準寝
台位置と、患者の体重および寝台の位置との差を基に、
前記錘の設置位置を移動して前記寝台の重心位置が常に
前記寝台の回転軸上付近に来るようにする錘制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0013】さらに、所定の回転軸を中心に回転可能な
寝台を備え、前記医療用寝台を支える支持部の断面形状
を円形にしたことを特徴としている。
【0014】
【作用】上記構成によれば、検出手段は、患者の病変部
位の特定を行う検査装置と実際に前記病変部位の治療を
行う治療装置とで共用される医療用寝台の前記患者の病
変部位に対応する位置に近接して設けられ、基準位置か
らの前記医療用寝台の距離を検出し、距離照合手段は、
前記検査装置側に前記医療用寝台が設置されているとき
に前記検出手段により検出された基準位置からの前記医
療用寝台の距離と、前記治療装置側に前記医療用寝台が
設置されているときに前記検出手段により検出された基
準位置からの前記医療用寝台の距離との差を求める。そ
して、制御手段は、前記距離照合手段により求められた
前記医療用寝台の基準位置からの距離の差を基に前記医
療用寝台の位置を補正する。このため、正確に病変部を
治療することが可能となる。
【0015】また、所定の回転軸を中心に回転可能な寝
台を備え、前記寝台の回転軸上付近に重心が来るように
し医療用寝台装置を構成することで、寝台の剛性が寝台
の回転位置に関係なく殆ど一定で、寝台のたわみ量も寝
台の回転位置に関係なく殆ど一定となる。
【0016】さらに、医療用寝台は、所定の回転軸を中
心に回転可能な寝台を備え、前記寝台の回転軸上付近に
重心が来るようにし、錘は、前記医療用寝台に設置さ
れ、その設置位置が変動可能であり、患者体重測定手段
は、寝台に載置される患者の体重を測定し、寝台位置測
定手段は、前記寝台の位置を測定する。そして、重量照
合手段は、基準体重および基準寝台位置と、前記患者体
重測定手段により測定された患者の体重および前記寝台
位置測定手段により測定された寝台の位置との差を求
め、錘制御手段は、前記重量照合手段により求められた
前記基準体重および基準寝台位置と、患者の体重および
寝台の位置との差を基に、前記錘の設置位置を移動して
前記寝台の重心位置が常に前記寝台の回転軸上付近に来
るようにする。このため、寝台の回転位置に関係なく寝
台の剛性を常に一定にすることができる。
【0017】さらに、医療用寝台を支える支持部の断面
形状を円形にすることで、寝台の回転位置に関係なく寝
台の剛性を常に一定にすることができ、正確に病変部を
治療することが可能となる。
【0018】
【実施例】本発明に係る医療用寝台装置の第1実施例を
図面を参照して説明する。図1は、第1実施例の医療用
寝台装置の外観を示す斜視図である。また図2は、第1
実施例の医療用寝台装置の機能構成を示すブロック図で
ある。なお、図8、図9に示す従来の寝台100と同一
部材には同一符号を付して説明は省略する。
【0019】図1、図2に示すように第1実施例の医療
用寝台装置10は、従来の寝台100の天板引き出し側
の先端に設けられ、床からの高さを検出するセンサー1
1と、天板部103、支持部105もしくは寝台100
の外部に設けられ、天板101をX線CT装置130側
に回転させたときのたわみ量(天板101の床からの高
さ)と、天板101を放射線治療装置110側に回転さ
せたときのたわみ量との差を求める距離照合部13と、
天板部103、支持部105もしくは寝台100の外部
に設けられ、天板部103の上下動を制御するととも
に、距離照合部13により求められた前記たわみ量の差
を基に天板部103の高さを補正する上下動制御部15
と、寝台100内に設けられ、天板部103を上下させ
る上下駆動部17とを備えている。
【0020】なお、センサー11は光の反射を利用した
もの、超音波の反射を利用したもの、フォーカスを利用
したもの等、床からの高さを検出できるものであれば何
を用いても良い。
【0021】次に第1実施例の医療用寝台装置10の動
作を図1、図10を用いて説明する。
【0022】まず、寝台100をX線CT装置130側
(図10参照)に回転させて病変部の位置を特定する。
このときセンサー11は、床からの高さH1 を検出して
それを距離照合部13に供給する。
【0023】そして、X線CT装置130により病変部
の位置が特定された後、寝台100を放射線治療装置1
10側に回転させる。放射線治療装置110側に寝台1
00が回転されるとセンサー11は、床からの高さH2
を検出して距離照合部13に供給する。距離照合部13
では、高さH1 と高さH2 の差を求め、その結果を上下
動制御部15に供給する。上下動制御部15では、高さ
1 と高さH2 の差を基に、前記差を無くす方向、すな
わち下方にH1 −H2 分、天板部103を上下駆動部1
7により移動させる。
【0024】こうして、天板部103をX線CT装置1
30側に回転させたときの天板101のたわみ量と天板
部103を放射線治療装置110側に回転させたときの
天板101のたわみ量の差を補正することができる。
【0025】このように第1実施例の医療用寝台装置1
0では、床からの高さを検出するセンサー11を設け、
天板101をX線CT装置130側に回転させたときの
たわみ量(天板101の床からの高さ)と、天板101
を放射線治療装置110側に回転させたときのたわみ量
との差を基に、天板部103の高さを制御しているの
で、天板部103をX線CT装置130側に回転させた
ときの天板101のたわみ量と天板部103を放射線治
療装置110側に回転させたときの天板101のたわみ
量の差を補正することができ、正確に放射線を病変部に
照射することが可能となる。
【0026】なお、第1実施例の医療用寝台装置10の
センサー11は、天板101の引き出される側の先端に
設けられているが、これに限らず、図3に示すように放
射線治療装置110のアイソセンタ軸110a上付近に
設けるようにしても良い。
【0027】また、第1実施例の医療用寝台装置10で
は天板部103の高さ方向のみの補正を行っているが、
これに限らず、他の方向、患者の体軸方向のずれや、前
記体軸方向と直行する方向のずれを補正するようにして
も良い。
【0028】次に、本発明に係る医療用寝台装置の第2
実施例を図面を参照して説明する。図4は、第2実施例
の医療用寝台装置の外観を示す図である。また図5は、
第2実施例の医療用寝台装置の機能構成を示すブロック
図である。なお、図8、図9に示す従来の寝台100と
同一部材には同一符号を付して説明は省略する。
【0029】第2実施例の医療用寝台装置20は、図4
に示すように天板部103にダミーウェイト21を備
え、さらに、寝台100の重心位置を天板部回転軸10
3a上にしてモーメントが支持部105に掛かりにくい
寝台100を作製し、予め決められている基準体重およ
び天板101の基準位置と、患者の体重および天板10
1の位置との差を基にダミーウェイト21の位置を天板
部回転軸103aから離したり近づけたりすることによ
り、寝台100の重心位置を常に天板部回転軸103a
上にするというものである。
【0030】図4、図5に示すように医療用寝台装置2
0は、重心位置を天板部回転軸103a上にして寝台1
00の天板部103の天板101引き出し側と対向する
側に設けられたダミーウェイト21と、天板部103に
設けられ、天板101に載置される患者の体重を測定す
る患者体重測定部23と、天板部103に設けられ、天
板101の引き出し量を検出する天板位置測定部25
と、患者体重測定部23により測定された患者の体重お
よび天板位置測定部25により測定された天板101の
引き出し量と、予め決められている基準体重(80kg)
および天板101の基準位置(引き出し量0)との差を
求める重量照合部27と、重量照合部27により求めら
れた前記患者の体重および天板101の引き出し量と、
予め決められている基準体重および天板101の基準位
置との差を基にダミーウェイト21の位置を天板部回転
軸103aから離したり近づけたりさせるダミーウェイ
ト制御部29と、ダミーウェイト制御部29からの命令
によりダミーウェイト21の位置を移動させるダミーウ
ェイト駆動部31とを備えている。
【0031】なお、患者体重測定部23は、天板101
に歪みセンサーを設け、天板101の歪みによって体重
を測定するもの、天板101の裏面側に体重計を設けて
体重を測定するもの等、天板101上で体重を測定でき
るものであれば何を用いても良い。がある。また、天板
位置測定部25は、エンコーダを用いて天板101の位
置を測定するもの、光の反射を利用したもの、超音波の
反射を利用したもの等、天板101の位置を測定できる
ものであれば何を用いても良い。
【0032】次に第2実施例の医療用寝台装置20の動
作を説明する。まず、天板部103の所定の位置にダミ
ーウェイト21を移動可能に備え、さらに、重心位置を
天板部回転軸103a上にした寝台100を作製する。
なお、寝台100の重心位置を天板部回転軸103a上
にするには、寝台100の天板部回転軸103a近辺に
掛かる重さを重くすることにより行う。この寝台100
患者体重測定部23と天板位置測定部25を設けてお
く。
【0033】この状態で患者体重測定部23は、天板1
01に載置された患者の体重を測定し、その結果を重量
照合部27に供給する。また、病変部をCTセンタもし
くはアイソセンタに合わせるために天板101が図6に
示すように距離L分、引き出される。天板位置測定部2
5は、この天板101の引き出し量を測定し、その結果
を重量照合部27に供給する。
【0034】重量照合部27は、患者重量測定部23に
より測定された患者の体重および天板位置測定部25に
より測定された天板101の位置と、予め決められてい
る基準体重(80kg)および天板101の基準位置(引
き出し量0)との差を求める。なおこのとき基準体重は
80kgに設定されるがこれに限定されるものではない。
【0035】その後、ダミーウェイト制御部29は、重
量照合部27により求められた前記患者の体重および天
板101の引き出し量と、予め決められている基準体重
および天板101の基準位置との差に対応させてダミー
ウェイト21の位置を天板部回転軸103aから離した
り近づけたりさせる命令をダミーウェイト駆動部31に
出力する。この命令に対応させてダミーウェイト駆動部
31は、ダミーウェイト21の位置を天板部回転軸10
3aから離したり近づけたりする。
【0036】こうして、患者の体重、天板101の位置
が変化してもダミーウェイト21の位置が移動するた
め、寝台100の重心位置は常に天板部回転軸103a
上に来ることとなる。
【0037】このように第2実施例の医療用寝台装置2
0では、天板部103にダミーウェイト21を移動可能
に設け、さらに、寝台100の重心位置を天板部回転軸
103a上にし、予め決められている基準体重および天
板101の基準位置と、患者の体重および天板101の
位置との差を基にダミーウェイト21の位置を天板部回
転軸103aから離したり近づけたりすることにより、
寝台100の重心位置を常に天板部回転軸103a上に
しているので、寝台100の剛性が天板部103の回転
位置に関係なく殆ど一定となる。このため、天板部10
3の回転位置に関係なく天板101のたわみ量が殆ど一
定となり、正確に病変部を治療することが可能となる。
【0038】なお、第2実施例の医療用寝台装置20で
は、ダミーウェイト21を移動可能に設けて寝台100
の重心位置を補正しているが、これに限らず、寝台10
0の重心位置を天板部回転軸103a上にするのみでも
良い。この場合、寝台100の重量を患者の体重より十
分重くすることにより、患者の体重に関係なく寝台10
0の重心位置を天板部回転軸103a上にすることがで
きる。
【0039】また、第2実施例の医療用寝台装置20の
支持部105の断面形状は長方形であるが、これに限ら
ず、支持部105の断面形状を図7に示すように円形に
しても良い。これにより、天板部103の回転位置に関
係なく寝台100の剛性を常に一定にすることが可能と
なる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
査装置側に医療用寝台が設置されているときに検出され
た基準位置からの前記医療用寝台の距離と、治療装置側
に前記医療用寝台が設置されているときに検出された基
準位置からの前記医療用寝台の距離との差を基に前記医
療用寝台の位置を補正するようにしているので、正確に
病変部を治療することが可能となる。
【0041】また、所定の回転軸を中心に回転可能な寝
台を備え、前記天板の回転軸上付近に重心が来るように
しているので、寝台の剛性が寝台の回転位置に関係なく
殆ど一定で、寝台のたわみ量も寝台の回転位置に関係な
く殆ど一定となるので正確に病変部を治療することが可
能となる。
【0042】さらに、医療用寝台の重心が寝台の回転軸
上付近に来るようにするとともに、設置位置を変動でき
る錘を設け、基準体重および基準寝台位置と、測定され
た患者の体重および測定された寝台の位置との差を基
に、前記錘の設置位置を移動して前記寝台の重心位置が
常に前記寝台の回転軸上付近に来るようにしているの
で、寝台の剛性が寝台の回転位置に関係なく殆ど一定
で、寝台のたわみ量も寝台の回転位置に関係なく殆ど一
定となるので正確に病変部を治療することが可能とな
る。
【0043】さらに、医療用寝台を支える支持部の断面
形状を円形にしたので、寝台の回転位置に関係なく寝台
の剛性を常に一定にすることができ、正確に病変部を治
療することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の医療用寝台装置の外観を示す斜視
図である。
【図2】第1実施例の医療用寝台装置の機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】センサーを放射線治療装置のアイソセンタ軸上
付近に設けた場合の例を示す説明図である。
【図4】第2実施例の医療用寝台装置の外観を示す図で
ある。
【図5】第2実施例の医療用寝台装置の機能構成を示す
ブロック図である。
【図6】天板を引き出した場合を示す断面図である。
【図7】支持部の断面形状を円形にした場合を示す斜視
図である。
【図8】放射線治療装置側に寝台移動させた場合を示す
斜視図である。
【図9】X線CT装置側に寝台を移動させた場合を示す
斜視図である。
【図10】放射線治療装置とX線CT装置と寝台の位置
関係を示す平面図である。
【図11】放射線治療装置側に寝台移動させた場合を示
す断面図である。
【図12】X線CT装置側に寝台を移動させた場合を示
す断面図である。
【符号の説明】
10,20 医療用寝台装置 11 センサー(検出手段) 13 距離照合部(距離照合手段) 15 上下動制御部(制御手段) 17 上下駆動部 21 ダミーウェイト(錘) 23 患者体重測定部(患者体重測定手段) 25 天板位置測定部(寝台位置測定手段) 27 重量照合部(重量照合手段) 29 ダミーウェイト制御部(錘制御手段) 31 ダミーウェイト駆動部 100 寝台 101 天板 103 天板部 105 支持部 110 放射線治療装置 130 X線CT装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の病変部位を特定する検査装置と実
    際に前記病変部位を治療する治療装置とで共用される医
    療用寝台の前記患者の病変部位に対応する位置に近接し
    て設けられ、基準位置からの前記医療用寝台の距離を検
    出する検出手段と、 前記検査装置側に前記医療用寝台が設置されているとき
    に前記検出手段により検出された基準位置からの前記医
    療用寝台の距離と、前記治療装置側に前記医療用寝台が
    設置されているときに前記検出手段により検出された基
    準位置からの前記医療用寝台の距離との差を求める距離
    照合手段と、 前記距離照合手段により求められた前記医療用寝台の基
    準位置からの距離の差を基に前記医療用寝台の位置を補
    正する制御手段と、 を備えたことを特徴とする医療用寝台装置。
  2. 【請求項2】 所定の回転軸を中心に回転可能な寝台を
    備え、前記寝台の回転軸上付近に重心が来るようにした
    ことを特徴とする医療用寝台装置。
  3. 【請求項3】 所定の回転軸を中心に回転可能な寝台を
    備え、前記寝台の回転軸上付近に重心が来るようにした
    医療用寝台と、 前記医療用寝台に設置され、その設置位置が変動可能な
    錘と、 前記医療用寝台に載置される患者の体重を測定する患者
    体重測定手段と、 前記寝台の位置を測定する寝台位置測定手段と、 基準体重および基準寝台位置と、前記患者体重測定手段
    により測定された患者の体重および前記寝台位置測定手
    段により測定された寝台の位置との差を求める重量照合
    手段と、 前記重量照合手段により求められた前記基準体重および
    基準寝台位置と、患者の体重および寝台の位置との差を
    基に、前記錘の設置位置を移動して前記寝台の重心位置
    が常に前記寝台の回転軸上付近に来るようにする錘制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする医療用寝台装置。
  4. 【請求項4】 所定の回転軸を中心に回転可能な寝台を
    備え、前記医療用寝台を支える支持部の断面形状を円形
    にしたことを特徴とする医療用寝台装置。
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