JP2007007415A - テーブル下垂を補償するシステム及び方法 - Google Patents

テーブル下垂を補償するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハードウェアを追加せずにテーブル下垂を電子的に補償する。
【解決手段】テーブル下垂(26)を補償する方法を記載する。この方法は、テーブル(134)の第一の寸法を受け取るステップと、第一のデータ集合を取得するためにテーブル(134)に載置された患者を走査するステップと、患者をテーブル(134)に載置した状態で走査を行なうことによりテーブル(134)の画像を形成するステップと、第一の寸法と画像でのテーブル(134)の第二の寸法との間の差を決定するステップとを含んでいる。
【選択図】 図4

Description

本発明は一般的には、医用イメージング・システムに関し、さらに具体的には、テーブル下垂を補償するシステム及び方法に関する。
少なくとも幾つかの計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム構成においては、X線源がファン(扇形)形状のX線ビームを投射し、このX線ビームは、デカルト座標系のXY平面であって、一般に「イメージング(撮像)平面」と呼ばれる平面内に位置するようにコリメートされる。X線源は、図1に示すガントリ20に結合されている。X線ビームは、患者等の撮像対象を透過する。対象は、基部24上に摺動自在に配置されているテーブル22に載置される。X線ビームは対象によって減弱された後に減弱ビームとなって検出器アレイに入射する。検出器アレイで受光される減弱ビームの強度は、対象によって受光されるX線ビームの減弱に依存している。検出器アレイ内の各々の検出器素子が、検出器アレイの位置での減弱の測定値である別個の電気信号を発生する。検出器アレイの全ての素子からの減弱測定値を別個に取得して透過プロファイル(断面)を形成する。
X線源及び検出器アレイは撮像平面内で撮像対象の周りをガントリ20と共に回転するため、X線ビームが対象と交差する角度が定常的に変化する。X線源は典型的にはX線管を含んでおり、X線管は焦点スポットにX線ビームを放出する。検出器アレイの検出器素子は典型的には、検出器アレイで受光される減弱ビームをコリメートするコリメータと、コリメータに隣接するシンチレータと、シンチレータに隣接する光検出器とを含んでいる。一つのガントリ角度での検出器アレイからの一群のX線減弱測定値すなわち投影データを「ビュー」と呼ぶ。対象の「走査(スキャン)」は、X線源及び検出器アレイが一回転する間に様々なガントリ角度すなわちビュー角度において形成される一組のビューを含んでいる。
米国特許第6529764号
テーブル22の設計は、重負荷条件下でz軸に平行なz方向において所要の精度を提供することが可能であるが、テーブル22はy軸に平行なy方向の配置精度を提供する剛性を保持しない。剛性の欠如によってテーブル下垂26が発生する。テーブル下垂26は、テーブル22がガントリ20からz方向に十分に後退していない場合に起こる。テーブル22がガントリ20からz方向にさらに後退することができないときにテーブル22は完全に後退している。テーブル22がガントリ20に向かってz方向に延伸しているときにテーブル下垂26が起こる。テーブル22がガントリ20に向かってz方向にさらに延伸することができないときにテーブル22は完全に延伸している。
テーブル下垂26の影響は、テーブル22を後退させた状態で走査される解剖学的構造に比較して、テーブル22を延伸させた状態で走査される対象の解剖学的構造が下方に変位することである。放射線治療(RT)又は代替的には陽電子放出断層写真法(PET)の応用では、対象の解剖学的構造の位置合わせが重要である。例えば、RT応用では、CTイメージング・システム構成の一つを用いることにより形成される画像内の腫瘍の腫瘍部位を特定して、腫瘍が位置している対象内の区域はビーム照射を受け、対象の他の区域は照射を受けないように放射線ビームを適当に調節することにより、放射線治療計画が実行される。しかしながら、テーブル下垂26が発生すると、画像内の腫瘍部位が、腫瘍が位置している対象内の区域から数ミリメートル離隔することがあり得る。従って、テーブル下垂26は対象の最適とは言えない治療に繋がる。
図2は、2箇所のテーブル位置で一組のファントムを走査することにより形成された複数の画像50及び52の実施形態を示している。2箇所のテーブル位置の第一は完全に後退したテーブル54に相当する。2箇所のテーブル位置の第二は、例えば1090ミリメートルのような量だけ延伸したテーブル54に相当する。テーブル54に載置されたファントムの寸法は小柄な人体に略相当している。画像50及び画像52は両方とも、同一の視野について再構成されている。理想的には、画像50及び画像52の2箇所のテーブル位置は同一である筈である。しかしながら、画像50と画像52との間の境界58でのテーブル54の不連続56によって示されているように、テーブル下垂が原因となって画像52のテーブル54は画像50のテーブル54よりも低くなっている。数値計測は、画像52のテーブル54が画像50のテーブル54に比較して4.5ミリメートルの垂直距離だけ変位していることを示す。さらに重い負荷の下では、テーブル下垂26は6ミリメートルにも達すると予想される。
一観点では、テーブル下垂を補償する方法を記載する。この方法は、テーブルの第一の寸法を受け取るステップと、第一のデータ集合を取得するためにテーブルに載置された患者を走査するステップと、患者をテーブルに載置した状態で走査を行なうことによりテーブルの画像を形成するステップと、第一の寸法と画像でのテーブルの第二の寸法との間の差を決定するステップとを含んでいる。
他の観点では、イメージング・システムを記載する。このイメージング・システムは、エネルギを発生するように構成されている線源と、テーブルと、エネルギを検出するように構成されている検出器と、プロセッサとを含んでいる。プロセッサは、テーブルの第一の寸法を受け取り、第一のデータ集合を取得するためにテーブルに載置された患者を走査するように線源及び検出器を制御し、患者をテーブルに載置した状態で走査を行なうように線源及び検出器を制御することによりテーブルの画像を形成して、第一の寸法と画像でのテーブルの第二の寸法との間の差を決定するように構成されている。
さらに他の観点では、プロセッサを記載する。このプロセッサは、テーブルの第一の寸法を受け取り、第一のデータ集合を取得するためにテーブルに載置された患者を走査するように線源及び検出器を制御し、患者をテーブルに載置した状態で走査を行なうように線源及び検出器を制御することによりテーブルの画像を形成して、第一の寸法と画像でのテーブルの第二の寸法との間の差を決定するように構成されている。
図3及び図4には、計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム100がガントリ102を含むものとして示されている。CTシステム100は「第三世代」CTシステムである。代替的な実施形態では、CTシステム100は、エネルギ積算型、フォトン計数型(PC)又はフォトン・エネルギ識別型(ED)のいずれのCT検出システムであってもよい。ガントリ102はX線源104を有しており、X線源104は検出器アレイ106に向かってX線のビームを投射する。X線は患者等の対象107を透過して減弱X線を生成する。検出器アレイ106は、複数の検出器素子108によって形成されており、検出器素子は一括で減弱X線を感知する。代替的な実施形態では、検出器アレイ106の各々の検出器素子108は、フォトン・エネルギ積算型検出器、フォトン計数型検出器又はフォトン・エネルギ識別型検出器のいずれであってもよい。各々の検出器素子108は減弱X線の強度を表わす電気信号を発生する。投影データを取得するための1回の走査の間に、ガントリ102及びガントリ102に装着されている構成部品は回転中心110の周りを回転する。
ガントリ102の回転及びX線源104の動作は、CTシステム100の制御機構112によって制御される。制御機構112は、X線制御器126とガントリ・モータ制御器114とを含んでおり、X線制御器126はX線源104に電力信号及びタイミング信号を供給し、ガントリ・モータ制御器114はガントリ102の回転速度及び位置を制御する。制御機構112内のデータ取得システム(DAS)116が、検出器素子108からの投影データをサンプリングしディジタル化して、後続の処理のためにこの投影データをサンプリングされてディジタル化された投影データへ変換する。
プリプロセッサ118が、サンプリングされてディジタル化された投影データをDAS116から受け取って、サンプリングされてディジタル化された投影データを前処理する。一実施形態では、前処理はオフセット補正、初期速度補正、参照チャネル補正、空気較正及び/又は負対数演算の適用を含んでいるが、これらに限定されない。本書で用いられるプロセッサという用語は当技術分野でプロセッサと呼ばれている集積回路のみに限らず、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理コントローラ、特定応用向け集積回路及びその他任意のプログラム可能な回路を広範に指しており、これらの用語は本書では互換的に用いられている。プリプロセッサ118は、サンプリングされてディジタル化された投影データを前処理して、前処理済み投影データを生成する。
画像再構成器120が、プリプロセッサ118から前処理済み投影データを受け取ってフィルタ補正逆投影(FBP)等の画像再構成を行ない、再構成画像を形成する。再構成画像はコンピュータ122への入力として印加され、コンピュータ122は再構成画像を大容量記憶装置124に記憶させる。本書で用いられるコンピュータという用語は当技術分野でコンピュータと呼ばれている集積回路のみに限らず、プロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理コントローラ、特定応用向け集積回路及びその他任意のプログラム可能な回路を広範に指しており、これらの用語は本書では互換的に用いられている。X線制御器126が、再構成画像の品質に基づいてX線源104の内部の管電流を調節する。
コンピュータ122はまた、ユーザ・インタフェイス装置を有するコンソール128を介して、操作者等の利用者から指令及び走査用パラメータを受け取る。陰極線管表示器130によって、操作者等の利用者は、再構成画像及びコンピュータ122からのその他のデータを観測することができる。指令及びパラメータはコンピュータ122によって用いられて、DAS116、X線制御器126及びガントリ・モータ制御器114に制御信号及び情報を供給する。加えて、コンピュータ122は、モータ式テーブル134を制御するテーブル・モータ制御器132を動作させて、対象107をガントリ102内で配置する。具体的には、テーブル・モータ制御器132は対象107の各部位を移動させて、ガントリ開口136の中心に対象107を配置するようにテーブル134を調節する。テーブル134は基部135の上に位置しており、基部135は基部24(図1)の一例である。テーブル22及びテーブル54(図1及び図2)は、テーブル134の例である。
代替的な実施形態では、X線源104の代わりに、対象107に向かって高周波電磁エネルギを投射するように構成されている高周波電磁エネルギ投射源を用いることもできる。また、検出器アレイ106の代わりに、ガントリ内部に配設されて高周波電磁エネルギを検出するように構成された検出器アレイを用いてもよい。
他の代替的な実施形態では、CTシステム100と同様の第四世代CTシステムが用いられるが、該第四世代CTシステムでは、検出器アレイ106が全環静止型検出器で置き換えられる点と、該全環静止型検出器がX線ビームに一様な応答を与えるように補正された検出器素子を含んでいる点とが異なる。さらに他の代替的な実施形態では、CTシステム100と同様のCTシステムが用いられるが、該CTシステムでは、X線源104が静止型X線源で置き換えられる点と、検出器アレイ106がCTシステム100と同様のCTの静止型検出器で置き換えられる点とが異なる。
コンピュータ122は、対象107のスカウト走査を行なうようにCTシステム100を制御し、スカウト走査からスカウト・データが収集される。スカウト走査では、X線源104及び検出器アレイ106はスカウト走査全体を通して静止している。一例として、X線源104はy軸から90°の角度を成し、すなわち3時の位置又は代替的には9時の位置に配置される。検出器アレイ106はX線源104から180°の角度を成して配置される。X線源104からX線が送波されている間に、対象107は一定の速度で割り出しされる。テーブル・モータ制御器132は、x軸に垂直なz軸に平行なz方向にテーブル134を移動させる。スカウト・データは検出器アレイ106によって収集され、プリプロセッサ118はスカウト・データを前処理して前処理済みスカウト・データを生成する。コンピュータ122は、前処理済みスカウト・データを受け取り、計算機式強調手法を適用して従来の放射線画像と同様の外観を有する二次元スカウト画像を形成する。スカウト画像に基づいて、利用者は続くCT走査のために対象107の解剖学的領域を決定することができる。本書で用いられるスカウト走査及びスカウト・データという用語は、ガントリ102が静止しておりテーブル134が移動している状態での全データ取得及びこの状態で取得されたデータを広範に指しており、限定しないが例えばCTスカウト走査、及び放射線治療(RT)計画において典型的に採用されるディジタル再構成放射線画像(DRR)取得等を含んでいる。
図5は、CT測定システム300の一実施形態を示している。CT測定システム300は、X線源104が配置されている位置であるX線焦点スポット302を含んでいる。投影面304は、二次元検出器の代わりに配置された仮想的な二次元平面であって、この平面は検出器アレイ106を単一の平面内に位置するように平坦化した場合に形成される。代替的な実施形態では、投影面304は彎曲した検出器アレイ106に合わせて彎曲している。中間平面306は、X線焦点スポット302が回転軸308の周りを周回するときのスポット302の回転面である。中間平面306はX線源104及び検出器アレイ106の回転面である。u軸は投影面304と中間平面306が互いに交差したときに描かれる交線を示している。v軸は、回転軸308の投影面304への投影であって、u軸と垂直に交差する。投影面304上の位置はuv座標で表わすことができる。x軸とy軸とは互いに垂直に交差し、中間平面306上に与えられる。x軸及びy軸は、ガントリ102の回転軸308であるz軸に垂直に交差している。投影角度aは、X線焦点スポット302及びuv座標のuv原点を結ぶ直線と、x軸との間の角度である。画像再構成器120は、前処理済みの投影データをフィルタ補正、加重及び逆投影して再構成画像を形成するフィルタ補正逆投影法によって、前処理済みの投影データから再構成画像を形成する。フィルタ補正されて加重された投影データはq(a,u,v)と表わされ、再構成画像はf(x,y,z)と表わされ、ここで(x,y,z)は初期再構成座標である。
図6及び図7は、テーブル下垂を補償する方法の一実施形態の流れ図である。コンピュータ122は利用者からテーブルの初期高さを受け取る(ブロック702)。初期高さはy軸に平行に測定された高さであり、対象107のような負荷をテーブル134に載置せずに測定されたテーブルの高さである。初期高さは、CTシステム100がCTシステム100の製造者から購入されて現場に設置されるときに大容量記憶装置124に記憶されている高さである。初期高さはまた、CTシステム100を製造者から購入した直後にCTシステム100が通電されるときにガントリ102及び表示器130で見ることができる。コンピュータ122は初期高さを記憶し、参照座標系に関して初期高さの初期位置を決定する。参照座標系は参照原点を有している。参照原点の一例はガントリ102の回転中心である。回転中心は、スカウト画像及び再構成画像においてはコンピュータ122によって固定される。
コンピュータ122は、テーブル134に対象107を載置した状態でのテーブル134のスカウト画像からテーブルの高さを決定し得るか否かを判定する(ブロック704)。スカウト画像内でのテーブルの高さをスカウト内高さと呼ぶ。代替的な実施形態では、利用者がスカウト画像を検討することによりスカウト内高さを決定し得るか否かを判定する。コンピュータ122は、スカウト画像内のテーブル134を探索することにより、スカウト内高さを決定し得るか否かを判定する。コンピュータ122は、製造者によってコンピュータ122に入力された第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内のテーブル134の投影強度に相関するスカウト画像内の投影強度を探索することにより、スカウト画像内のテーブル134を探索する。製造者はCTシステム10を用いて第一の記憶されたテーブル投影プロファイルを形成する。第一の記憶されたテーブル投影プロファイルは、テーブル134に対象107を載置せずにテーブル134のスカウト走査を行なうことにより形成される。X線制御器126は、テーブル134に患者を載置した状態でスカウト画像を形成する場合と、第一の記憶されたテーブル投影プロファイルを形成する場合とで、同量の電位をX線源104に印加する。
コンピュータ122は、スカウト画像でのテーブル134の第一のz位置における投影強度と第一の記憶されたテーブル投影プロファイルでの第一のz位置における投影強度との相関を求めることにより、第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内での投影強度に相関するスカウト画像内での投影強度を探索する。z位置はz軸上の位置である。コンピュータ122は、スカウト画像でのテーブル134の第二のz位置における投影強度と第一の記憶されたテーブル投影プロファイルでの第二のz位置における投影強度との相関を求めることにより、第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内での投影強度に相関するスカウト画像内での投影強度を探索する。第二のz位置は第一のz位置と異なっている。
コンピュータ122が、スカウト画像内での複数の強度と第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内での投影強度との間の複数の相関量の中で最大の相関量を決定すると、コンピュータ122は、最大相関量を有するスカウト画像内の最適投影強度を、第一の記憶されたテーブル投影プロファイルの最適投影強度と比較して、かかる比較から得られた第一の相関係数が、コンソール128を介して操作者によってコンピュータ122に入力された第一の閾値よりも大きいか否かを判定する。第一の閾値の一例は0.98のような1に近い値を含んでいる。コンピュータ122は、スカウト画像内の最適投影強度と第一の記憶されたテーブル投影プロファイルの最適投影強度との比が予め画定されている値に少なくとも等しいと判定し、且つ第一の相関係数が第一の閾値よりも大きいと判定すると、スカウト内高さをスカウト画像から求めることができると判定する。予め決められた範囲とは、コンソール128を介して操作者によってコンピュータ122に入力された値である。予め画定されている値の一例は90パーセントを含んでいる。
代替的な実施形態では、コンピュータ122は、第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内の投影強度に相関し、且つスカウト画像での初期位置を表わす各々の点から予め決められた垂直距離の範囲内に位置するスカウト画像内の投影強度を探索することにより、スカウト画像内のテーブル134を探索する。予め決められた垂直距離とは、利用者によってコンピュータ122に入力された距離である。予め決められた垂直距離の一例は、両端値を含めて1センチメートル〜2センチメートルである。
他の代替的な実施形態では、コンピュータは、第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内の投影強度に相関するスカウト画像内の投影強度を探索して、テーブル134の形状又は代替的にはテーブル134の一部の形状をスカウト画像内で探索することにより、スカウト画像内のテーブル134を探索する。コンピュータは、スカウト画像内のテーブル134の投影強度の形状を第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内の投影強度の形状と比較することにより、スカウト画像内でテーブル134の形状を探索する。
さらに他の代替的な実施形態では、コンピュータ122は、テーブル134の上面又は下面のいずれかのy軸に平行に測定したスカウト内高さが特定の範囲内にあるか否かを判定することにより、スカウト画像内のテーブル134を探索する。特定の範囲は、コンソール128を介して利用者によって入力される。他の代替的な実施形態では、コンピュータ122は、上面のスカウト内高さが特定の範囲内にあり、且つ下面のスカウト内高さが予め決められた範囲にあるか否かを判定することにより、スカウト画像内のテーブル134を探索する。さらに他の代替的な実施形態では、コンピュータ122は、上面と下面との間のポリスチレン等の材料の密度が、コンソール128を介して入力される密度の範囲内にあるか否かを判定することにより、スカウト画像内のテーブル134を探索する。
利用者又は代替的にはコンピュータ122によって、スカウト内高さをスカウト画像から決定することができると判定すると、コンピュータ122はスカウト内高さを決定する(ブロック706)。コンピュータ122は、スカウト画像内の投影強度が第一の記憶されたテーブル投影プロファイル内での投影強度に相関しているようなテーブル58のスカウト位置を決定することにより、スカウト内高さを決定する(ブロック706)。コンピュータ122は、参照座標系の参照原点を基準にしてスカウト位置を決定する。コンピュータ122は、初期高さとスカウト内高さとの間のスカウト内高低差を算出する(ブロック708)。
スカウト内高低差を決定し、追加の断層投影データを含む投影データを取得すると、サンプリングされてディジタル化された投影データは前処理されて画像再構成器120に転送される。スカウト内高低差を決定して前処理された投影データを画像再構成器120に転送すると、コンピュータ122は初期再構成座標(x,y,z)のyをy+Δhで置き換える(ブロック710)。ここでx、y+Δh及びzは最終再構成座標であり、Δhはスカウト内高低差である。尚、y軸に沿って上に進むにつれてy軸が増加数を有する場合にはΔhは正であることを特記しておく。代替的な実施形態では、y軸に沿って上に進むにつれてy軸が減少数を有する場合にはΔhは負である。画像再構成器120は逆投影を行なって(ブロック712)、フィルタ補正されて加重された投影データから最終再構成画像f(x,y+Δh,z)を形成する。
利用者又は代替的にはコンピュータ122によって、スカウト内高さをスカウト画像から決定することができないと判定すると、コンピュータ122はCTシステム100を制御して(ブロック720)、スカウト走査以外の走査を適用することにより対象107を走査する。スカウト走査以外の走査の例は、ヘリカル・スキャン及びアキシャル・スキャンを含んでいる。ヘリカル・スキャンを行なうためには、テーブル制御器46がガントリ102の回転と同期させてz軸に平行にテーブルを移動させている間に、検出器アレイ106が投影データを収集する。アキシャル・スキャンでは、ガントリ・モータ制御器114によってガントリ102が回転しているときに対象107はz軸に沿った同じ位置に配置されて投影データを収集する。画像再構成器120は、スカウト走査以外の走査を行なうことにより取得した投影データから再構成画像を形成する(ブロック722)。
コンピュータ122は再構成画像からテーブル134の画像内高さを決定する(ブロック724)。コンピュータ122は、再構成画像内に位置し、且つテーブル134の初期位置の近傍に位置する強度を探索することにより、画像内高さを決定する。コンピュータ122は、固定された点よりも大きく、且つ再構成画像での初期位置を表わす各々の点から予め決められた垂直範囲内にある強度を探索することにより、再構成画像内でのテーブル134の強度を取得する。固定された点の例は、両端値を含めて80ハンスフィールド単位〜100ハンスフィールド単位の範囲を含んでおり、垂直範囲の一例は、両端値を含めて1センチメートル〜2センチメートルの範囲を含んでいる。固定された点及び予め決められた垂直範囲は、コンソール128を介してコンピュータ122に入力される。
代替的な実施形態では、コンピュータ122は、コンピュータ122がスカウト内高さを決定するのと同様の態様で画像内高さを決定する(ブロック724)が、スカウト画像強度内のテーブル134の投影強度ではなく、ハンスフィールド単位で測定された再構成画像内の投影強度が用いられる点が異なる。例えば、コンピュータ122は、第二の記憶されたテーブル・プロファイル内のテーブル134の強度に相関する再構成画像内の強度を探索することにより、再構成画像内のテーブル134を探索する。製造者はCTシステム100を用いて第二の記憶されたテーブル・プロファイルを形成する。第二の記憶されたテーブル・プロファイルは、テーブル134に対象107を載置しないでテーブル134のスカウト走査以外の走査を行なうことにより形成される。
コンピュータ122は、再構成画像でのテーブル134の第三のz位置における強度と、第二の記憶されたテーブル・プロファイルでの第三のz位置における強度との相関を求めることにより、第二の記憶されたテーブル・プロファイル内の強度に相関する再構成画像内の強度を探索する。コンピュータ122は、再構成画像でのテーブル134の第四のz位置における強度と、第二の記憶されたテーブル・プロファイルでの第四のz位置における強度との相関を求めることにより、第二の記憶されたテーブル・プロファイル内の強度に相関する再構成画像内の強度を探索する。第四のz位置は第三のz位置と異なっている。
コンピュータ122が、再構成画像内の複数の強度と第二の記憶されたテーブル・プロファイル内の強度との間の複数の相関量の中で最大の相関量を決定すると、コンピュータ122は再構成画像内で最大相関量を有する最適強度を第二の記憶されたテーブル・プロファイルの最適強度と比較して、かかる比較から得られた第二の相関係数が、コンソールを介して操作者によってコンピュータ122に入力された第二の閾値よりも大きいか否かを判定する。第二の閾値の一例は、0.98のような1に近い値を含んでいる。コンピュータ122は、再構成画像内の最適投影強度と第二の記憶されたテーブル・プロファイルの最適投影強度との比が予め画定されている値に少なくとも等しいと判定し、且つ第二の相関係数が第二の閾値よりも大きいと判定すると、画像内高さを再構成画像から求めることができると判定する。
さらに他の代替的な実施形態では、コンピュータは、第二の記憶されたテーブル投影プロファイル内の強度と相関する再構成画像内の強度を探索し、再構成画像内のテーブル134の形状又は代替的にはテーブル134の一部の形状を探索することにより、再構成画像内のテーブル134を探索する。コンピュータ122は、初期高さと画像内高さとの間の画像内高低差を決定する(ブロック726)。
画像内高低差を決定(ブロック726)すると、コンピュータ122は、投影データを再取得したり、サンプリングされてディジタル化された投影データを再度前処理したり、前処理済みの投影データを再フィルタ補正及び再加重したりするようなCTシステム100の制御は行なわない。コンピュータは、画像内高低差を算出する元となった初期再構成座標(x,y,z)のyをy+Δhで置き換える(ブロック728)。ここで(x,y+Δh,z)は最終再構成座標であり、Δhは画像内高低差である。画像再構成器120は逆投影を行なって(ブロック730)、フィルタ補正されて加重された投影データから最終再構成画像f(x,y+Δh,z)を形成する。
最終再構成画像f(x,y+Δh,z)及びf(x,y+Δh,z)では、テーブル下垂によって発生するアーティファクトが低減される。例えば、図8に示すように、画像は後退した位置にあるテーブル54を示し、画像802は後退した位置から例えば1090ミリメートルのような量だけ延伸したテーブル54を示している。画像54及び画像802では、テーブル54は、画像50及び画像52(図2)に示されるテーブル54に比較して、画像54と画像802との間で点804及び806において位置揃えされている。
コンピュータ122は、参照原点に位置する投影データから形成される再構成画像にはテーブル下垂を補償する方法を適用し、参照原点からz軸に沿ってN−1ミリメートルの範囲内に位置する追加投影データから形成される追加再構成画像にはテーブル下垂を補償する方法を適用せず、z軸に沿ってNミリメートルに位置する追加投影データから形成される追加再構成画像にはテーブル下垂を補償する方法を適用する。コンピュータ122は、最終再構成画像の1枚に見られるテーブル134と、最終再構成画像の1枚からNミリメートルの追加最終再構成画像に見られるテーブル134との間に滑らかな曲線を適合させて、N−1ミリメートルを含めてこの範囲内の追加投影データから形成される追加再構成画像での追加の高低差を決定する。一例として、この滑らかな曲線はz軸に平行な直線である。コンピュータ122は、追加再構成画像を形成する元となった追加のフィルタ補正されて加重された投影データの追加初期再構成座標(x,y,z)の各yを追加の高低差で置き換えて、追加のフィルタ補正されて加重された投影データを逆投影してN−1ミリメートルを含めてこの範囲内の追加最終再構成画像を形成する。代替的な実施形態では、コンピュータ122は、N−1ミリメートルの範囲内の任意の数の追加再構成画像においてテーブル下垂を補償する方法を適用する。
尚、テーブル下垂を補償する方法は、陽電子放出断層写真法(PET)イメージング・システム、CT−PETイメージング・システム、磁気共鳴撮像(MRI)イメージング・システム、又は超音波撮像システムのような他の撮像システムにも適用され得ることを特記しておく。例えば、ブロック712及びブロック726(図7)の一方が、CT−PETイメージング・システムで行なわれる逆投影時に、又は代替的には磁気共鳴撮像(MRI)システムにおいて、実行される。CT−PETイメージング・システムの例としては、米国ウィスコンシン州WaukeshaのGeneral Electric(商標)Medical Systems社から市販されているDiscovery LS PET−CTシステムがある。CT−PETイメージング・システムのもう一つの例としては、General Electric(商標)Medical Systems社から市販されているDiscovery STシステムがある。
また、テーブル下垂を補償する方法を、y軸に沿って測定されるy寸法以外の寸法に適用することもできる。例えば、スカウト内高低差や画像内高低差を取得する代わりに、テーブル134上に負荷を配置せずに参照座標系について測定されたテーブル134の予備的位置と、スカウト画像又は再構成画像からのテーブル134の二次的位置との間の差を取得する。他の例としては、初期再構成座標(x,y,z)のyをy+Δhで置き換えて逆投影によって最終再構成画像f(x,y+Δh,z)を形成する代わりに、コンピュータ122が初期再構成座標のxをx+Δwで置き換え、画像再構成器120が逆投影を行なって最終再構成画像f(x+Δw,y,z)を形成する。ここで、Δwはスカウト画像から取得されx軸に沿って測定された予備的位置と二次的位置との間の差である。また他の例としては、初期再構成座標(x,y,z)のyをy+Δhで置き換えて逆投影によって最終再構成画像f(x,y+Δh,z)を形成する代わりに、コンピュータ122が初期再構成座標のxをx+Δwで置き換え、画像再構成器120が逆投影を行なって最終再構成画像f(x+Δw,y,z)を形成する。ここで、Δwは再構成画像から取得されx軸に沿って測定された予備的位置と二次的位置との間の差である。さらに他の例としては、初期再構成座標(x,y,z)のyをy+Δhで置き換えて逆投影によって最終再構成画像f(x,y+Δh,z)を形成する代わりに、コンピュータ122が初期再構成座標のzをz+Δlで置き換え、画像再構成器120が逆投影を行なって最終再構成画像f(x,y,z+Δl)を形成する。ここで、Δlはスカウト画像から取得されz軸に沿って測定された予備的位置と二次的位置との間の差である。また他の例としては、初期再構成座標(x,y,z)のyをy+Δhで置き換えて逆投影によって最終再構成画像f(x,y+Δh,z)を形成する代わりに、コンピュータ122が初期再構成座標のzをz+Δlで置き換え、画像再構成器120が逆投影を行なって最終再構成画像f(x,y,z+Δl)を形成する。ここで、Δlは再構成画像から取得されz軸に沿って測定された予備的位置と二次的位置との間の差である。
z軸方向の予備的位置と二次的位置との間の差を取得するためには、x軸方向又は代替的にはy軸方向の予備的位置と二次的位置との間の差を取得するのに用いられる標識の数よりも多い標識を用いる。他の寸法の例として、x軸に沿って測定されるx寸法及びz軸に沿って測定されるz寸法がある。予備的位置の一例は、参照原点からのテーブル134の端辺のx軸に沿った距離を含んでおり、二次的位置の一例は、スカウト画像又は再構成画像から取得される参照原点からのテーブルの端辺のx軸に沿った距離を含んでいる。予備的位置のもう一つの例は、参照座標系の参照原点からのテーブル134の端辺のz軸に沿った距離を含んでおり、二次的位置の一例は、スカウト画像又は再構成画像から取得される参照原点からのテーブルの端辺のz軸に沿った距離を含んでいる。予備的位置は、CTシステム100を製造者から購入した直後にCTシステム100が通電されるときにガントリ102及び表示器130で見ることができる。
コンピュータ122は、再構成画像に見られるテーブル134の画像内屈曲特性から、再構成画像でのテーブル134の点Aにおける画像内高低差のようなテーブル下垂を決定する。画像内屈曲特性の一例は、再構成画像に見られるテーブル134の点B及び点Cでの画像内高低差を含んでいる。点B及び点Cは、CT−PETイメージング・システムのCTイメージング・システムの走査面に位置していてよく、点Aは、CT−PETイメージング・システムのPETイメージング・システムの走査面に位置していてよい。テーブル134の点Aの位置は、テーブル134の点B及び点Cの位置とは異なり、点Bの位置はテーブル134の点Cの位置とは異なる。コンピュータ122は、ブロック702、704、720、722、724及び726(図6及び図7)を適用することにより、画像内屈曲特性を決定する。コンピュータ122は、再構成画像内の参照原点から、画像内屈曲特性と、点B及び点Cのような点の初期位置との間の画像内関係を表わす三次多項式等の多項式を生成する。画像内関係の一例は、Δh=ah +bh +ch+dを含んでおり、ここでhはテーブル134の点の初期位置を表わす変数であり、a、b、c及びdは定数である。コンピュータ122は、画像内関係を適用して、初期位置hi1に位置するテーブル134の点Aについての参照原点に対する画像内高低差であるΔhi1を生成する。コンピュータ122は画像内関係にhi1を入力してΔhi1を生成する。
代替的な実施形態では、コンピュータ122は、スカウト画像に見られるテーブル134のスカウト内屈曲特性から、スカウト画像でのテーブル134の点Aにおけるスカウト内高低差のようなテーブル下垂を決定する。スカウト内屈曲特性の一例は、スカウト画像に見られるテーブル134の点B及び点Cでのスカウト内高低差を含んでいる。コンピュータ122は、ブロック702、704、706、708及び710(図7)を適用することにより、スカウト内屈曲特性を決定する。コンピュータ122は、スカウト画像内の参照原点から、スカウト内屈曲特性と、点B及び点Cのような点の初期位置との間のスカウト内関係を表わす多項式を生成する。スカウト内関係の一例は、Δh=ah +bh +ch+dを含んでおり、ここでhはスカウト画像でのテーブル134の点の参照原点からの初期位置を表わす変数である。コンピュータ122は、スカウト内関係を適用して、初期位置hs1に位置するテーブル134の点Aについての参照原点に対するスカウト内高低差であるΔhs1を生成する。コンピュータ122は上述の関係にhs1を入力してΔhs1を生成する。
本書に記載するテーブル下垂を補償する方法は医療環境において記載されているが、産業環境又は運輸環境、例えば空港、他の運輸拠点、官公庁ビル若しくはオフィス・ビルでの手荷物走査システム等で典型的に用いられるシステム等のような非医用イメージング・システムにおいても本方法の利点が享受されると想到される。本方法の利点はまた、ヒトの場合とは対照的に実験動物を研究する規模としたマイクロPET及びCTシステムにも享受される。
テーブル下垂を補償するシステム及び方法の技術的効果は、テーブル下垂を調節するためにテーブル・モータ制御器132を用いる必要なしに、テーブル下垂を電子的に補償することを含んでいる。テーブル下垂を補償するシステム及び方法のさらに他の技術的効果は、画像内高低差を算出したものと同じフィルタ補正されて加重された投影データから画像を逆投影することを含んでいる。テーブル下垂を補償するシステム及び方法のさらに他の技術的効果は、滑らかな曲線を適合させることによる追加の再構成画像に見られるテーブル下垂を補償するための追加のスカウト内高低差及び追加の画像内高低差の前述の計算を含んでいる。テーブル下垂を補償するシステム及び方法の技術的効果は、CTシステム100に追加のハードウェアを付加する必要なしに、テーブル下垂を補償することを含んでいる。CTシステム100内にセンサ又はテーブル134下部の少なくとも一つの追加支持体のような追加ハードウェアを配置することにより、テーブル下垂を低減することができる。センサは低減可能なテーブル下垂量を感知する。テーブル下垂を補償する方法は、これらの追加ハードウェアを付加する必要なしにテーブル下垂を補償する。
本発明を様々な特定の実施形態について記載したが、当業者であれば、特許請求の範囲の要旨及び範囲内にある改変を施して本発明を実施し得ることが理解されよう。
テーブル下垂を図示するイメージング・システムの一実施形態のブロック図である。 テーブル下垂を図示する計算機式断層写真法画像の例を示す図である。 テーブル下垂を補償する方法が具現化されている計算機式断層写真法(CT)イメージング・システムの一実施形態の等角図である。 図3の計算機式断層写真法システムのブロック図である。 投影領域の座標と再構成領域の座標との間の関係を示すCT測定システムの一実施形態の図である。 テーブル下垂を補償する方法の一実施形態の流れ図である。 図6の流れ図の続きの図である。 テーブル下垂の補償を図示する計算機式断層写真法画像の例を示す図である。
符号の説明
20 ガントリ
22 テーブル
24 基部
26 テーブル下垂
50、52 画像
54 テーブル
56 不連続
58 境界
100 CTシステム
102 ガントリ
104 X線源
106 検出器アレイ
107 患者
108 検出器素子
110 回転中心
112 制御機構
130 表示器
135 基部
136 ガントリ開口
300 CT測定システム
302 X線焦点スポット
304 投影面
306 中間平面
308 回転軸
802 画像
804、806 点

Claims (10)

  1. テーブル(134)の第一の寸法を受け取るステップと、
    第一のデータ集合を取得するために前記テーブルに載置された患者を走査するステップと、
    前記患者を前記テーブルに載置した状態で前記走査を行なうことにより前記テーブル(134)の画像を形成するステップと、
    前記第一の寸法と前記画像での前記テーブルの第二の寸法との間の差を決定するステップと、
    を備えたテーブル下垂(26)を補償する方法。
  2. 前記第一の寸法を受け取る前記ステップは、前記患者を前記テーブル(134)に載置せずに前記第一の寸法を測定するステップを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記患者を走査する前記ステップは、前記患者のスカウト走査を行なうステップを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記患者を走査する前記ステップは、ヘリカル・スキャン及びアキシャル・スキャンの少なくとも一方を行なうステップを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記差が前記患者のスカウト走査から形成される画像から取得され得るか否かを判定するステップをさらに含んでいる請求項1に記載の方法。
  6. エネルギを発生するように構成されている線源と、
    テーブル(134)と、
    前記エネルギを検出するように構成されている検出器(108)と、
    プロセッサと、
    を備えたイメージング・システム(112)であって、前記プロセッサは、
    前記テーブル(134)の第一の寸法を受け取り、
    第一のデータ集合を取得するために前記テーブル(134)に載置された患者を走査するように前記線源及び前記検出器(108)を制御し、
    前記テーブル(134)に前記患者を載置した状態で走査を行なうように前記線源及び前記検出器(108)を制御することにより前記テーブル(134)の画像を形成して、
    前記第一の寸法と前記画像での前記テーブル(134)の第二の寸法との間の差を決定する
    ように構成されている、イメージング・システム(112)。
  7. 前記第一の寸法を受け取るために、前記プロセッサは、前記テーブル(134)に前記患者を載置せずに測定される前記第一の寸法を取得するように構成されている、請求項6に記載のイメージング・システム(112)。
  8. 前記線源及び前記検出器(108)を制御するために、前記プロセッサは、前記患者のスカウト走査を行なうことを前記線源及び前記検出器(108)に命令するように構成されている、請求項6に記載のイメージング・システム(112)。
  9. 前記線源及び前記検出器(108)を制御するために、前記プロセッサは、前記患者のスカウト走査以外の走査を行なうことを前記線源及び前記検出器(108)に命令するように構成されている、請求項6に記載のイメージング・システム(112)。
  10. 前記プロセッサは、前記差が前記患者のスカウト走査から形成される画像から取得され得るか否かを判定するように構成されている、請求項6に記載のイメージング・システム。
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