JP4880587B2 - コンピュータ断層撮影のための動的線量制御 - Google Patents

コンピュータ断層撮影のための動的線量制御 Download PDF

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Description

以下は断層撮影スキャン技術に関する。コンピュータ断層撮像に格別の用途を見出すもので、特にその関連で記載されるが、断層撮影放射線療法などを含む透過型の放射線ベースの断層撮影スキャン一般にも用途を見出すものである。
透過型の放射線ベースの断層撮像では、撮像対象に与えられる放射線量に関心が向けられる。医療撮像においては、政府の規制機関は典型的には許容放射線被曝量に上限を課す。空港での検査やその他の非医療用途については、放射線被曝量を制限することで、カメラフィルム、消費者電子製品などといった放射線に敏感な品目への損害を軽減できる。
放射線被曝を制限する一つの方法は、患者を通る経路長に基づいて、適用される放射線強度を低下させるよう、放射線源(たとえば、典型的なコンピュータ断層撮像スキャナにおけるX線管)の出力を変調することである。いくつかの線量変調方式では、ある角位置でのX線減衰を一回転における最大X線減衰と比較して、この角位置での変調されたX線管電流を得る。これらの線量変調技法は、ヘリカルスキャンの一回の回転における減衰比に基づいており、アキシャルな(2Dの)電流変調を達成するのみであり、3次元画像を生成する通常のヘリカルスキャンには好適でない。これらの既存の線量変調技法は、較正アキシャル・スライスに垂直な方向の撮像対象の密度の違い、たとえば人間の撮像対象における頭、首、胸、腹といった領域間の違いは考慮しない。
いくつかの撮像手続きは、放射線源が撮像対象のまわりを回転しない一つまたは複数の平面予備スキャン(planar scout scan)を用いる。平面予備スキャンは、その後の3次元断層撮像の際の線量変調を較正するために好適な3次元の密度情報を与えはしない。人間の撮像対象については、平面予備スキャンを人体の密度モデルと組み合わせて使って、撮像される特定の被写体の3次元的な密度特性を推定できる。しかし、体の形、体重、身長などにおける変動のためにかなりの誤差が生じうる。特に、傾斜角スキャンとともに用いられるときには、推定される平均減衰の誤差が線量変調に使えないほど大きいこともある。
本発明は、前述の限界などを克服する改良された装置および方法を考える。
ある側面によれば、線量変調方法が提供される。関連する撮像対象の透過型断層撮像データが、前記関連する撮像対象のまわりを回転する放射線源を使って収集される。断層撮像の間、放射線の推定される減衰が、回転する放射線源のこれからくる位置または角度ビンについて、放射線源の以前に収集された位置または角度ビンにおいて決定された減衰に基づいて決定される。前記これからくる位置または角度ビンで断層撮像データを収集するのに先立ち、放射線源によって生成される放射線のレベルが、推定された放射線減衰に基づいて調整される。
別の側面によれば、線量変調される断層撮影装置が開示される。断層撮影スキャナは、関連する撮像対象の透過型断層撮像データを収集する。断層撮影スキャナは前記関連する撮影対象のまわりを回る放射線源を含んでいる。放射線の推定される減衰を、回転する放射線源のこれからくる位置または角度ビンについて、放射線源の以前に測定された位置または角度ビンにおける減衰に基づいて決定する手段が提供される。推定された放射線減衰に基づいて放射線源によって生成される放射線のレベルを調整する手段が提供される。
本発明の一つの効果は、患者の線量を減らすことにある。
本発明のもう一つの効果は、画質を動的に最適化することにある。
もう一つの効果は、3次元の線量変調を較正する際の予備スキャンをなくすことにある。
もう一つの効果は、傾斜角スキャンに対応することにある。
もう一つの効果は、現在撮像されている対象に固有の線量変調にある。
さらにもう一つの効果は、アキシャル方向およびz方向の両方における撮像対象の変動を精密に取り入れることにある。
数多くの追加的な効果および恩恵は、好ましい実施形態の以下の詳細な記述を読めば当業者には明らかとなるであろう。
本発明は、さまざまなコンポーネントおよびコンポーネントの構成の形を、そしてさまざまなプロセス動作およびプロセス動作の構成の形をとることができる。図面は好ましい実施形態を例解する目的のためだけであって、本発明を限定するものと解釈するべきではない。
図1を参照すると、断層撮影スキャナ10、撮像領域12に配置されている撮像対象(図示せず)の透過型断層撮像を実行する。スキャナ10は、回転ガントリー16内に配置された、X線管のような放射線源14を含んでいる。ガントリー16が静止フレーム18に対して回転するにつれ、放射線源14は撮像領域12内に配置された撮像対象のまわりを回転する。透過型断層撮像データは、撮像領域12で放射線源14とは反対側に配置されている検出器領域20において放射線を検出することによって収集される。好ましい実施形態では、放射線は放射線源14から撮像領域12の反対側の回転ガントリー16上に配置されている放射線検出器によって検出される。他の実施形態では、静止フレーム18上に円環状検出器アレイが配置され、所与の測定の間には、該円環状検出器アレイの、放射線源14から撮像領域12の反対側に配置されている部分が、透過型断層撮像データを収集するために使われる。
撮像対象は、被験体もしくは患者台またはその他の支持体に載せて撮像領域12内に移動される。アキシャル撮像の場合、患者台24は断層撮像データの収集の間、静止したままである。好ましくは、複数の放射線検出器の列が、軸すなわちz方向に離間して検出器領域20内に配置され、それにより、放射線源14の回転ごとに複数の離間したアキシャル・スライスが収集されるマルチスライス撮像が可能となる。ヘリカル撮像の場合、患者台は、断層撮像データの収集の間、放射線源14の回転面に実質垂直な方向に直線的に移動し、放射線源14は撮像対象に対して螺旋状(ヘリカル)の軌跡をたどる。そのようなヘリカル撮像は、患者台の移動方向を回転面に垂直にしてもできるし、あるいは傾斜ヘリカル撮像においては、患者台の移動方向と放射線源14の回転面との間の選択された相対的な傾きをもってなされることもできる。典型的には、マルチスライスまたはヘリカル撮像のためには、放射線源14はくさび形、円錐形またはその他の発散もしくは拡散する放射線ビームを生成し、これが検出器領域20に配置された放射線検出器の2次元アレイによって測定される。
上述したコンピュータ断層撮影スキャナ10は例解のための例である。ここに開示される線量変調のための方法および装置は、実質いかなる種類の透過型断層撮像技法に関しても容易に適用される。さらに、ここに開示される線量変調のための方法および装置はまた、処置放射線源が治療の間患者のまわりを回転する透過放射線療法技術における線量変調または線量制御のために適応可能である。
引き続き図1を参照すると、断層撮像データは、放射線源14が撮像領域12のまわりを回転する間に収集される。断層撮影データは断層撮像データメモリ30に保存される。いくつかの実施形態では、透過型断層撮像データは、次式によって与えられる検出器信号値Diとして記録される。
Di=−N・log2(k・P検出器) (1)
ここで、P検出器は検出器素子における放射線強度に対応し、Nおよびkはデータ収集のシステム定数である。X線透過は検出器信号Diおよび放射線源14によって生成される入力放射線強度(ここではP線源と表す)の両方に依存する。sigで表す断層撮影信号はこうして次式のように好適に定義される。
sig=−N・log2(k・P検出器)+N・log2(k・P線源)
この値が撮像データメモリ30に保存される。撮像データは再構成プロセッサ32によって、たとえばフィルタ補正逆投影の再構成アルゴリズムを使って好適に再構成され、生成された再構成画像が再構成画像メモリ34に保存される。再構成画像はユーザーインターフェース36のモニタ38上に表示され、電子的または磁気的に保存され、構内ネットワークもしくはインターネットを通じて伝送され、収集後の画像処理にかけられ、あるいはその他の利用がされる。いくつかの実施形態では、ユーザーインターフェース36は、ユーザーが断層撮影コントローラ40と通信してコンピュータ断層撮影スキャナ10の動作を制御できるようになっている。他の実施形態では、画像を表示し、スキャナ10を制御するために異なるユーザーインターフェースが使用される。
断層撮影コントローラ40は、線量変調プロセッサ42を含んでいる。この線量変調プロセッサ42は、断層撮像の間に放射線源14によって生成される放射線強度を制御するために放射線源電源44と通信する。例示した実施形態では、放射線源14はX線管であり、電源44はX線管電源であり、線量変調プロセッサ42はX線管14によって生成されるX線強度を変調するために、X線管のフィラメントまたは陰極電流を制御する。考えられている他の実施形態では、線量変調は、ウェーネルト電極(Wehnelt cylinder)上の電気的バイアスを変調することによって放射線ビームを断続させることなどによって生成される。
線量変調は一般に、低い放射線減衰を示す領域で断層撮像データを収集するときには放射線源14によって生成される放射線強度を低下させる。線量変調は一般に、高い放射線減衰を示す領域で断層撮像データを収集するときには放射線源14によって生成される放射線強度を上昇させる。より特定的には、線量は対象のまわりのX線管の角位置に従って調整される。線量変調は、撮像対象の放射線被曝を減らす、放射線検出器における適切な信号レベルを維持して画質を最適化するといった効果がある。
線量変調プロセッサ42は、放射線源14によって生成される放射線のレベルを、以前に収集された透過型断層撮像データの放射線減衰に基づいて調整する。このようにして、線量はX線源の角位置だけでなく、長手方向すなわちz位置によっても変えられる。この目的のため、減衰プロセッサ50は放射線源14が撮像対象のまわりを回るうちでの収集された位置についての測定された減衰を、収集された透過型断層撮像データに基づいて決定する。一般に、減衰は線源14における放射線入力強度を検出器領域20で測定される透過強度で割ったものとして定義される。検出器領域20における強度は、吸収、散乱または撮像領域12を通っての放射線通過の間に起こるその他の放射線損失機構により、放射線源14における強度に対して減衰している。再び式(2)を見ると、両辺を放射線源の回転(N)あたりの測定数で割って、数学的な恒等式log(x/y)=log(x)−log(y)を使うと、次式が得られる。
Figure 0004880587
ここで、Aiはiで指定される位置での測定された減衰、または集合的にiで指定される放射線源14のいくつかの位置の角度的に連続したビンにおける減衰の処理された結果である。放射線源14の各収集された位置についての減衰値は撮像スキャンが進行するにつれ、減衰データメモリ52に保存されていく。
式(4)は、減衰Aiを、断層撮像データメモリ30に保存されている例としての測定された透過型断層撮影信号sigと関係づける。他の断層撮影スキャナでは、測定された透過型断層撮像データは、式(2)で表される以外の形式で保存されうる。当業者は、他の形式で保存された測定された透過型断層撮像データから減衰Aiを決定するための、式(4)に対応する表現を容易に導くことができる。
X線管の電流応答は通例遅く、よって、管電流を変調するために使われる減衰Aiは、集合的にiで指定される放射線源のいくつかの位置の角度的に連続的なビンにおける減衰の処理された結果でありうる。さらに、検出器領域20に配置された2次元の多列検出器を照射する円錐ビームまたはその他の放射線ビームの場合、減衰Aiは好ましくは、スキャン方向のほうの先端近くの検出器列から最大減衰またはその他の統計的特徴の減衰値として計算される。他の実施形態では、減衰Aiは、放射線源14がiで指定される位置にあるときに、2次元検出器アレイの検出器素子にわたってとられた、減衰をならしたのちの最大値として計算される。管電流を計算するために使われる減衰を決定する際、そのようなならすなどすることは、さらに任意的に、検出器アレイの最も減衰の大きな領域付近の検出器素子を強調するよう重みをかけられる。
線量変調は次のように進む。透過型断層撮像データが収集される放射線源14のこれからくる各位置について、該これからくる位置において遭遇する放射線減衰の推定がなされる。この推定は、減衰データメモリ52に保存されている、放射線源14の以前に測定された位置の減衰値に基づいてなされる。
図2を参照すると、放射線減衰を推定する一つの好適な手法が記述されている。図2は、関心のある領域12のまわりの放射線源14の一回転の軌跡60を描いている。関心のある領域12の中心は十字62によって示されている。図示した軌跡60において、放射線源14は矢印64で示される方向に動く。透過型断層撮像データは、軌跡60に沿って放射線源14の選択された位置において収集される。図2では、透過型断層撮像データがすでに収集されている位置は黒丸70で示している。透過型断層撮像データがまだ収集されていない位置は白丸72で示している。
図2では例示の目的で、一回転あたり50ほどの位置が示されているが、断層撮像スキャナは典型的には、放射線源の一回転あたり放射線源の何百または何千の角位置において断層撮像データを収集することは理解されるものとする。たとえば、ここで図3および図5に示したスキャンは一回転あたり1160の角位置での断層撮像データ収集を用いた。これは、典型的な毎分120回転のガントリー回転速度については、0.43ミリ秒ごとに一回の収集位置に対応する。しかし、X線管の電流応答はずっと低速なので、変調された管電流計算はより低レートである。
したがって、いくつかの実施形態では、線量変調のための位置70、72は収集位置よりも低い角解像度を有する。たとえば、位置70、72は、それぞれが複数の断層撮影データ収集位置を含む角度ビンを表しうる。推定される減衰およびX線電流は各角度ビンについて決定され、そのビン内のすべての収集位置に用いられる。いくつかの実施形態では、それぞれ3°にわたる広がりの角度ビンが使われるが、各角度ビンの角度広がりは一般にデータ処理速度、X線管の応答、ガントリー回転速度およびその他の要因に基づいて選択される。これからくるビンについての減衰は、以前に収集されたビン、たとえば前記これからくるビンより半回転前に位置するビンの中での収集位置のうちの一つまたは複数について測定された減衰値に基づいて推定される。あるいはまた、一回転前の同じビンからの減衰を使うこともできる。その推定された減衰について変調されたX線管電流が計算され、これからくるビンの中に含まれるすべての測定位置について使われる。推定される減衰は、たとえば、ビン内での中央の収集位置の減衰であってもよいし、あるいは以前に測定されたビン内に含まれるあらゆる収集位置にわたって平均された平均、最大もしくはその他の統計的特徴の減衰であってもよい。放射線源の位置70、72は、断層撮影データ収集位置を指すか、あるいはビンによる線量変調手法においては、それぞれが共通の線量変調レベルをもつ複数の断層撮影データ収集位置を含む角度的に連続したビンを指すかのいずれかである。
解説の目的のため、放射線源14の一つの位置または角度ビン721が図2で同定されている。位置またはビン721は、透過型断層撮像データの収集はこれからである。これからくる位置721におけるデータ収集のための放射線の減衰は、この手法では、該これからくる位置またはビン721から約半回転離れた位置の以前に収集された位置またはビンから得られた放射線の減衰に基づいて好適に推定される。この以前に収集された位置またはビンは、図2では701として同定されている。この以前に収集された位置701はこれからくる位置721から約180°離れているため、位置701についての透過経路の動径方向は、位置721についての透過経路とほぼ平行である。ヘリカル・コンピュータ断層撮影の場合、位置701、721の放射線経路は螺旋のピッチの約半分だけずれている。螺旋ピッチが小さいかほどほどの場合には、以前に収集された180°反対の位置またはビン701での減衰は、一般に、これからくる位置またはビン721で断層撮像データを収集するときに遭遇するであろう減衰の良好な推定を提供する。
位置721における線量変調を実行するためには、位置721での推定される減衰Aiが、減衰データメモリ52から再現される、以前に収集された位置701における減衰として推定される。この推定された減衰Aiは、これからくる位置721で透過型断層撮像データを収集する際に使うための放射線源14からの放射線出力の適切なレベルを決定するために使われる。一般に、減衰Aiが大きいほど、放射線源14からの放射線出力のレベルを高くすることが求められる。放射線源がX線管である実施形態では、放射線出力は、X線管電流を変調することによって好適に制御される。X線管電流はここではiで指定される位置または角度ビンについて、すなわち図示した例におけるこれからくる位置721についてIiと表される。ある手法では、X線電流は、推定された減衰Aiを選択された冪乗因子α乗したものに基づいて調整される。
Ii∝(Aiα (5)
いくつかの実施形態では、α=0.5の値が使われ、その場合は次の平方根の関係に対応する。
Ii∝√Ai (6)
このαの値は、いくつかのX線断層撮影システムにおいて2次元のアキシャル線量変調について好適であることが見出されており(たとえば、Gies et al., Med. Phys. 26(11), pp. 2235-47 (1999)参照)、最適化された電流変調を提供する。しかし、多くの場合、X線管のパワーおよび管電流の応答が電流変調の振幅を制限し、より大きなαはサポートできない。より一般には、冪因子αは、スキャナ・システムおよび用途に依存するが、約0.1から約0.5の間であるべきである。
X線管電流を決定するための一つの手法では、スキャンの最初の回転の選択された画像ノイズレベルすなわち画質に対応する単位電流I単位が計算される。初期回転の間に、X線管電流は、満足のいく画質を保証するためにスキャン手順によって決定されるか臨床医によって選択される公称値I公称で一定に保たれる。放射線源のこの最初の回転について平均の減衰のα乗は|Aα|で表される。ここで、|・|は、初期回転にわたって計算された平均またはその他の統計的特徴の減衰を表す。最初の回転における最大の減衰のα乗はmax{Aα初期で示される。初期回転についての最適化された平均X線管電流|I|初期は次式で与えられる。
Figure 0004880587
電流の比例定数I単位は次いで次のように決定される。
Figure 0004880587
決定された単位電流I単位を使うと、比例式(5)は等式に書き直すことができる。
Ii=I単位・(Aiα (9)
ここで、Aiはiで指定される位置または角度ビンについての推定される減衰である。任意的に、X線管電流についてのクランプ値または制限値も定義される。たとえば、最大電流I
I=min{1.3・I公称, 500mA} (10)
によって与えられることができ、最小電流I
I=min{0.3・I公称, 50mA} (11)
によって与えられることができる。
式(5)〜(11)はX線管電流の変調を通じて実行される線量変調に好適である。好ましくは、X線管電流の変化は、フィラメントの熱慣性、発生機(generator)のRC時定数などに対応するため、管が問題の位置に到達するよりやや早めになされる。フィラメント温度の変化はフィラメント電流の変化に対して瞬間的ではなく、フィラメントの温度を上げたり下げたりするには短い時間期間が必要とされる。厳密なタイミングはX線管および発生機の特性ならびに回転速度によって決まる。別の実施形態では、線量変調のためのほかの機構が使用されうる。たとえば、シャッターを振動させて、ある時間の部分の間、放射線ビームを遮断することができる。この場合、断続されるビームのデューティーサイクルが有効または平均放射線源パワーP線源を決める。この場合、有効または平均放射線源パワーP線源と減衰Aiとの間の所望の対応を与えるために、好適な関係がデューティーサイクルと減衰Aiとの間に決定されうる。
図3を参照すると、全身ヘリカル断層撮影スキャンについての結果が図示されている。図3の上のAのグラフは、テーブル24の位置に対してプロットされた、式(2)で与えられる断層撮影信号sigをプロットしている。テーブル位置はz方向の直線上の座標に対応する。sigデータは式(4)を通じて減衰データに容易に変換される。sigプロットは一般に周期的で、隣り合う各一対のピークの間の距離は放射線源14の半回転に対応する。この周期性は、人体の密度が放射線源14の角位置の関数として変化することからくる結果である。sigプロットはさらに、z方向での人体の密度の変動に起因する、z方向に沿った低周波数変動を示している。これに関し、「頭+腕」「首+腕」「肩」「胸」「腹」を含む体の諸領域にsigプロット上でラベルを入れてある。特に、首領域は他の領域に比べて、低めの平均sig(および対応して低めの平均放射線減衰)を有することが見られる。sigデータの(そしてそれに対応して減衰の)半回転の周期性は、z方向の密度の概して低周波の変動と合わさって、これからくる位置または角度ビンについての減衰を、約180°離れた位置またはビンで以前に収集された断層撮像データから決定される減衰に基づいて推定することを正当化する。
図3の下のBのグラフは、全身ヘリカル断層撮影スキャンについて、テーブル位置に対して線量変調されたX線管電流をプロットしている。線量変調は、式(4)および(7)〜(11)の線形法を使って実行された。ここで、I公称は240ミリアンペア、α=0.2と選択された。線量変調は、それぞれが放射線源の3°角の回転にわたって広がる位置ビンを使って実行された。初期領域76において、放射線源の初期較正回転が実行され、その間、X線管電流はI公称=240ミリアンペアで一定に維持された。残りは、較正された値に基づいて線量変調されており、sigプロットの高周波(すなわち半回転の周期性)と低周波成分両方に密に追随しているのが見て取れる。
図1の参照に戻り、さらに図4を参照すると、ヘリカル断層撮像において、テーブル24は放射線源14の回転と同時に動いて螺旋の軌跡80を生じる。図4では、軌跡80に沿った矢印は、放射線源14が動く方向を示している。螺旋の軌跡80は螺旋ピッチを有し、図4ではPと示されている。ピッチPは、放射線源14の一回転の間にテーブル24が動く距離ほどの長さを有する。(傾斜ガントリー・ヘリカル断層撮像については、有効ピッチは、放射線源の回転面とテーブル移動方向との間の相対的な傾斜によってわずかに影響されうる。)
図4では、収集されようとしている、これからくる放射線源位置または角度ビン82が、白丸で示されている。該これからくる位置またはビン82から半回転離れて位置する、以前に収集された位置またはビン84は黒丸で示されている。放射線源14の180°半回転だけ角度的に離れていることに加えて、位置またはビン82と84はピッチPの半分の距離だけz方向に沿って離れている。ただし、z方向に沿った撮像対象密度の変調が典型的には低周波であるため、ピッチに起因してz方向にわずかに離れていることは、典型的には減衰のわずかな変化に対応する。よって、位置またはビン84で収集された断層撮像データから決定される減衰が、これからくる位置またはビン82における断層撮像データを収集するときに遭遇すると期待される減衰の好適な推定となるのである。(図4に示される螺旋軌跡80は図式的なものであって、ピッチPおよびz方向に沿った位置またはビン82と84の離間を含む諸特徴を図解するために、z方向に引き延ばされていることは理解されるものとする。典型的には、螺旋ピッチPは数センチメートル以下の長さをもち、一方、放射線源14と検出器領域20との間の広がりは通例差し渡し100センチメートルより大きい。)
図4の参照を続け、これからくる放射線源位置または角度ビン82における放射線の推定される減衰を決定するための別の手法について述べる。この手法では、変調されたX線管電流Iiはベースライン寄与およびアキシャル寄与を含む。ベースライン寄与は、測定の拡大された角度範囲にわたって遭遇される平均またはその他の統計的特徴のベースライン減衰から決定される。たとえば、図4において、ベースライン管電流は、これからくる位置またはビン82での断層撮影データ収集に先立って収集された、放射線源14のまる一回転90(図4で太線で示す)にわたって平均された減衰から決定される。一回転90にわたって平均されたこの減衰は、撮像領域12の円柱形の部分92から撮像データを収集するときに遭遇する平均減衰にほぼ対応する。いくつかの実施形態では、ベースライン管電流寄与Ii,ベースラインは次式のように計算される。
Figure 0004880587
ここで、|(Aiα|は、減衰をα乗したものを回転90にわたって平均したもの、|I初期|は式(7)で与えられるもの、|(Aiα初期は減衰をα乗したものを最初の一回転にわたって平均したものである。
いくつかの実施形態において、変調された管電流へのアキシャル寄与(ここではIi,アキシャルで表す)は、これからくる位置またはビン82から半回転離れた以前の位置またはビン84において以前に収集された断層撮像データから決定される推定される減衰Aiから計算される。たとえば、アキシャル寄与Ii,アキシャルはいくつかの実施形態では次式により好適に与えられる。
Figure 0004880587
全X線管電流Iiは、式(12)と式(13)の和として計算される。任意的に、全電流Iiは、それぞれ式(10)および式(11)で与えられるIおよびIのような好適な限界値によって制限またはクランプされる。式(12)および式(13)の線量変調法では、ベースライン寄与Ii,ベースラインは、z軸に沿っての撮像対象密度の漸進的な変化に対応する、典型的には低周波減衰成分を追跡する。一方、アキシャル寄与はIi,アキシャルは、放射線源14の回転によって導入される半回転の周期性に起因するより高い周波数の減衰成分を追跡する。
図5のAおよびBを参照すると、Aに示されている、式(7)〜(9)の方法を使った線量変調が、Bに示されている、式(12)および(13)の方法を使った線量変調と比較されている。これらのプロットは、腹部に始まって頭部で終わる人体のヘリカルスキャンについて、線量変調されたX線管電流をテーブル位置に対して示している。いずれのスキャンでも、最初の較正回転についての公称電流I公称は300ミリアンペアであった。式(7)〜式(9)の線形線量変調(上のグラフ)ならびに式(12)および式(13)のベースライン‐アキシャル線量変調はいずれもα=0.2を用いた。2つの線量変調プロットの比較は、両方法が実質的に似たような線量変調結果をもたらすことを示している。
本発明について、好ましい実施形態を参照して述べてきた。明らかに、以上の詳細な記述を読み、理解すれば他の者にも修正および変更が思いつくであろう。本発明は、付属の請求項およびその等価物の範囲内にはいるかぎり、そのようなあらゆる修正および変更を含むものと解釈されることが意図されている。
線量変調を用いる断層撮像システムを示している。 これからくる放射線源位置または角度ビンについて推定される放射線源推定値の決定を図式的に示す図である。 Aは、頭部で始まり腹部で終わる全身スキャンのための、X線管電流を変調するために使われる断層撮影信号をテーブル位置に対してプロットした図である。Bは頭部で始まり腹部で終わる全身スキャンのための、線量変調されたX線管電流をテーブル位置に対してプロットした図である。 ヘリカル放射線源の軌跡を図式的に示しており、これからくる放射線源位置または角度ビンにおける推定される放射線減衰を決定するのに使うのに好適な2か所の放射線源が同定されている図である。 Aは、線形線量変調法について、腹部で始まり頭部で終わる全身スキャンの間の線量変調されたX線管電流をテーブル位置に対してプロットした図である。Bは、ベースライン軸線量変調法について、腹部で始まり頭部で終わる全身スキャンの間の線量変調されたX線管電流をテーブル位置に対してプロットした図である。
符号の説明
30 断層撮像データメモリ
32 再構成プロセッサ
34 画像メモリ
40 断層撮影制御
42 線量変調プロセッサ
44 X線管電源
50 減衰プロセッサ
52 減衰データメモリ

Claims (8)

  1. CT撮像における線量変調の方法であって:
    関連する撮像対象の透過型断層撮像データを、前記関連する撮像対象のまわりを回るX線管を使って収集し、
    断層撮像の間、回転するX線管のこれからくる位置または角度ビンについて、推定される放射線の減衰を、X線管の以前の位置または角度ビンにおいて測定された減衰に基づいて決定し、ここで、該決定することは、X線管が前記これからくる位置または角度ビンから半回転の整数倍離れている以前に収集された位置または角度ビンについて測定された減衰に基づいて、減衰を推定することを含み、
    前記これからくる位置または角度ビンにおいて断層撮像データを収集するのに先立ち、X線管によって生成される放射線のレベルを、推定された放射線の減衰に基づいて、該推定された放射線の減衰をある選択された冪乗にしたものに比例してX線管のX線電流を調整することによって調整する、
    ことを含み、当該方法がさらに:
    X線管の初期回転についてあらかじめ選択された放射線レベルを使って前記関連する撮像対象の透過型断層撮像データを収集し、
    前記初期回転において収集された透過型断層撮像データに基づいて、X線電流と前記推定された放射線の減衰を前記選択された冪乗したものとの間の比例定数を推定する、
    ことを含んでおり、
    前記初期回転のあとのX線電流の調整は、これからくる各位置または角度ビンについて、前記比例定数と前記推定された放射線の減衰を前記選択された冪乗したものとを乗算することによって実行される、
    方法。
  2. 前記断層撮像データを収集することが:
    前記関連する撮像対象およびX線管を、X線管の回転面に概して垂直な長手方向に相対的に動かし、それによりX線管が前記関連する撮像対象に対して概して螺旋状の軌跡をたどるようにすることを含むことを特徴とする、請求項記載の線量変調方法。
  3. 前記X線電流を調整することが:
    ある最小電流値とある最大電流値によって定義される範囲に調整を限定する、
    ことを含むことを特徴とする、請求項記載の線量変調方法。
  4. 前記X線電流を調整することが:
    推定された放射線の減衰の平方根に比例してX線電流を調整する、
    ことを含むことを特徴とする、請求項記載の線量変調方法。
  5. 前記選択された冪が0.1から0.5までの間であることを特徴とする、請求項記載の線量変調方法。
  6. 請求項記載の線量変調方法であって、X線管によって生成される放射線のレベルを調整することが、X線管の一回転の整数倍にわたって広がる透過型断層撮像データの平均減衰に基づいて推定されるベースライン変調減衰にさらに基づく
    ことを含むことを特徴とする方法。
  7. 請求項記載の線量変調方法を実行することを特徴とする、線量変調プロセッサ。
  8. 関連する撮像対象の透過型断層撮像データを収集するための、前記関連する撮影対象のまわりを回るX線管を含む断層撮影スキャナと、
    前記断層撮影スキャナと協働してCT撮像における線量変調の方法を実行する手段とを有する線量変調された断層撮影装置であって、前記方法は:
    関連する撮像対象の透過型断層撮像データを、前記断層撮影スキャナを使って収集し、
    断層撮像の間、回転するX線管のこれからくる位置または角度ビンについて、推定される放射線の減衰を、X線管の以前の位置または角度ビンにおいて測定された減衰に基づいて決定し、ここで、該決定することは、X線管が前記これからくる位置または角度ビンから半回転の整数倍離れている以前に収集された位置または角度ビンについて測定された減衰に基づいて、減衰を推定することを含み、
    前記これからくる位置または角度ビンにおいて断層撮像データを収集するのに先立ち、X線管によって生成される放射線のレベルを、推定された放射線の減衰に基づいて、該推定された放射線の減衰をある選択された冪乗にしたものに比例してX線管のX線電流を調整することによって調整する、
    ことを含み、当該方法がさらに:
    X線管の初期回転についてあらかじめ選択された放射線レベルを使って前記関連する撮像対象の透過型断層撮像データを収集し、
    前記初期回転において収集された透過型断層撮像データに基づいて、X線電流と前記推定された放射線の減衰を前記選択された冪乗したものとの間の比例定数を推定する、
    ことを含んでおり、
    前記初期回転のあとのX線電流の調整は、これからくる各位置または角度ビンについて、前記比例定数と前記推定された放射線の減衰を前記選択された冪乗したものとを乗算することによって実行される、
    線量変調された断層撮影装置。
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