JPH0879176A - 赤外線伝送装置 - Google Patents

赤外線伝送装置

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JPH0879176A
JPH0879176A JP6230283A JP23028394A JPH0879176A JP H0879176 A JPH0879176 A JP H0879176A JP 6230283 A JP6230283 A JP 6230283A JP 23028394 A JP23028394 A JP 23028394A JP H0879176 A JPH0879176 A JP H0879176A
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JP
Japan
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signal
supplied
circuit
terminal
optical signal
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JP6230283A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ezaki
正 江▲ざき▼
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光部が複数あり、同時に音声信号を空間伝
送により送受信しているような場合に、音声信号のビー
トの干渉が起こらないような赤外線伝送装置を提供す
る。 【構成】 光信号17は、受光素子31によって受光さ
れ、電気信号に変換され、ローパスフィルタ34に供給
される。この信号は、音声キャリア切り替えスイッチ3
9の端子aに供給されており、音声キャリア切り替えス
イッチ39が端子a側に切り替わると、発光素子駆動回
路40に供給され、光信号として伝送される。レベル検
知回路38は、この回路への入力信号のレベルが所定の
しきい値を越えると、音声キャリア切り替えスイッチ3
9を端子a側に切り替える。受光素子31が光信号17
を受光すると、レベル検知回路38が信号レベルを検知
し、音声キャリア切り替えスイッチ39を端子a側に切
り替える。すると、ローパスフィルタ34の出力が発光
素子駆動回路40に供給され、発光素子41により光信
号に変換され、空間伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外線によるデータ
通信、特に赤外線信号で音声データを送受信するような
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線を用いて映像信号および左右のオ
ーディオ信号(以下、両者をまとめてAV信号と呼ぶ)
を空間伝送する技術が提案されている。AV信号をFM
変調し、周波数多重してLEDなどの発光素子で発光さ
せる。この光信号はPINフォトダイオードなどの受光
素子によって受光され、電気信号に変換され、各々復調
される。
【0003】図8は、このような装置を使ったシステム
の一例である。図8において、101は送信ユニット、
102は受光ユニットである。送信ユニット101は、
VTR一体型ビデオカメラ103に取り付けられる。送
信ユニット101は、VTR一体型ビデオカメラ103
からのAV信号をFM変調し、赤外線信号で送信する。
このときの映像信号の周波数は、シンクチップレベルで
11.5MHz、ホワイトピークレベルで13.5MH
zとされている。また、左右のオーディオ信号のキャリ
ア周波数は、それぞれ2.3MHzおよび2.8MHz
とされている(図7)。
【0004】受光ユニット102は、TV受像機105
に取り付けられる。受光ユニット102は、送信ユニッ
ト101からの赤外線信号を受光し、AV信号をFM復
調する。復調されたAV信号は、TV受像機105に供
給される。
【0005】このようなAV信号を空間伝送する装置で
は、TV受像機105から離れた位置にあるVTR一体
型ビデオカメラ103からのAV信号を、TV受像機1
05にワイヤレスで伝送することができる。このため、
このような装置を用いると、VTR一体型ビデオカメラ
103の再生画像を、手軽にTV受像機105に映出し
て楽しむことができるようになる。
【0006】しかし、昨今の住宅事情などを鑑みると、
特に夜間の利用の際、オーディオ信号の再生において近
隣への迷惑などの問題が生じる場合が多い。通常、この
ような問題を避けるために、ヘッドホンが利用される。
このヘッドホンは、従来、接続線でTV受像機105に
接続されていた。しかし、このヘッドホンは、接続線で
接続されているが故に利用者の行動範囲が著しく制限さ
れてしまい、甚だ不便であった。
【0007】そこで、この利用者の行動範囲の制限とい
う問題を解決するものとして、ワイヤレスヘッドホンが
すでに実用化されている。ワイヤレスヘッドホンは、オ
ーディオ信号をFM変調し、赤外線で伝送するものであ
る。したがって、上述のAV信号を空間伝送するような
装置を使ってVTR一体型ビデオカメラ103からのA
V信号をTV受像機105にワイヤレスで伝送する際
に、特に夜間などにワイヤレスヘッドホンが使用される
ことが想定される。
【0008】すなわち、図8に示すように、TV受像機
105に、ワイヤレスヘッドホンの送信ユニット106
が取り付けられる。ワイヤレスヘッドホンの送信ユニッ
ト106は、TV受像機105の左右オーディオ信号を
FM変調して赤外線で送信する。この左右オーディオ信
号のキャリア信号は、それぞれ2.3MHzおよび2.
8MHzとされている。ワイヤレスヘッドホンの送信ユ
ニット106からの赤外線信号は、ワイヤレスヘッドホ
ンユニット107で受光される。
【0009】上述のAV信号を空間伝送するような装置
を使っている際に、ワイヤレスヘッドホンを使用する
と、VTR一体型ビデオカメラ103からのAV信号が
TV受像機105にワイヤレスで伝送され、VTR一体
型ビデオカメラ103の再生信号は、TV受像機105
に映出される。そして、このときのオーディオ信号は、
ワイヤレスヘッドホンの送信ユニット106からワイヤ
レスヘッドホン107に伝送され、ワイヤレスヘッドホ
ンユニット107で再生される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に、AV信号を空間伝送する装置を使ってAV信号をワ
イヤレスで伝送しているときに、ワイヤレスヘッドホン
が使用されると、ビートが生じる可能性がある。
【0011】つまり、上述のAV信号を空間伝送するよ
うな装置を使ってAV信号をワイヤレスで伝送している
ときにワイヤレスヘッドホンが使用されると、ワイヤレ
スヘッドホンユニット107には、ワイヤレスヘッドホ
ンの送信ユニット106からの赤外線信号S1が受光さ
れると共に、送信ユニット101からの赤外線信号S2
が直接的に、あるいは周囲の物体の反射などにより間接
的に、受光される。
【0012】上述のAV信号を空間伝送するような装置
のオーディオ信号のキャリア周波数と、このワイヤレス
ヘッドホンのキャリア周波数は、共に2.3MHzおよ
び2.8MHzで、同じ帯域にある。このため、上述の
AV信号を空間伝送するような装置を使ってAV信号を
ワイヤレスで伝送しているときにこのワイヤレスヘッド
ホンが使用されると、ワイヤレスヘッドホンの送信ユニ
ット105からの赤外線信号S1のオーディオ信号のキ
ャリアと、送信ユニット101からの赤外線信号S2の
オーディオ信号のキャリアとが干渉を起こし、ビートが
発生するのである。
【0013】したがって、この発明の目的は、周波数の
違いによるビートの干渉を起こさないような赤外線伝送
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題を解決するために、送信側から送られてきた赤外線信
号を受信する手段と、受信された赤外線信号を復調する
手段と、受信された赤外線信号を再送信する手段とから
なる、赤外線伝送装置である。
【0015】また、送信側からの赤外線信号の有無を検
出する手段を有し、送信側からの赤外線信号が検出され
たときには、受信された赤外線信号を再送信するように
した赤外線伝送装置である。
【0016】
【作用】上述の構成によれば、受光素子により受信され
た信号は、復調ならびに変調などの処理を介さず、ダイ
レクトに発光素子より再送信できる。すなわち、受光信
号と全く同一のキャリアが送信側に発生するので、キャ
リア周波数の違いによるビートの干渉を回避することが
できる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照しな
がら、下記の順番に従って説明する。 (1)送信ユニットの説明 (2)受信ユニットの説明 (3)第1の実施例 (4)第2の実施例 (5)第3の実施例 (6)第4の実施例
【0018】(1)送信ユニットの説明 図5に、この発明に係る送信ユニット10の構成の一例
を示す。ここでは、この送信ユニット10として、VT
R装置、特にVTR一体型ビデオカメラを想定してい
る。
【0019】VTRブロック11は、映像信号および左
右オーディオ信号を出力する。映像信号は、変調回路1
2aに供給される。変調回路12aで、映像信号がFM
変調され、加算器13に供給される。左右オーディオ信
号は、変調回路12b、12cにそれぞれ供給され、F
M変調される。変調回路12bおよび12cの出力は、
加算器14にそれぞれ供給される。加算器14の出力が
加算処理をされて加算器13に供給される。加算器13
および加算器14より、FM変調された左右オーディオ
信号および映像信号が多重化される。
【0020】加算器13の出力は、発光素子駆動回路1
5に供給され、発光素子16により光信号17に変換さ
れて伝送される。この時の光信号の周波数配置は、例え
ば図7のようになっている。すなわち、図7において、
AFMLおよびAFMRは変調された左右オーディオ信
号、VFMはFM変調された輝度信号、また、CFMは
FM変調されたクロマ信号の周波数配置をそれぞれ示す
ものである。
【0021】左右オーディオ信号のキャリア信号は、そ
れぞれ2.3MHzおよび2.8MHzとされている。
映像信号は、コンポジットビデオ信号がFM変調される
場合と、輝度信号とクロマ信号とに分離されてFM変調
される場合とがある。何れの場合も、シンクチップレベ
ルが11.5MHz、ホワイトピークレベルが13.5
MHzとなるようにFM変調される。また、クロマ信号
のキャリア周波数は、27MHzとされている。
【0022】(2)受信ユニットの説明 図6に、この発明に係る受信ユニット20の構成の一例
を示す。ここでは、この受信ユニット20として、ワイ
ヤレスヘッドホンを想定している。そのため、この受信
ユニット20は、変調された音声信号を受信する。
【0023】空間伝送されてきた光信号21は、受光素
子22に受光され、受光回路23により電気信号に変換
され、出力される。受光回路23から出力された信号
は、バンドパスフィルタ24a、24bにそれぞれ供給
され、帯域分離され、復調回路25a、25bにそれぞ
れ供給される。
【0024】復調回路25a、25bに供給された信号
は、それぞれ復調され、左右オーディオ信号とされ、増
幅器26a、26bにそれぞれ供給される。増幅器26
a、26bにそれぞれ供給されたこれらのオーディオ信
号は、それぞれ増幅され、ヘッドホン27に供給され
る。
【0025】(3)第1の実施例 図1に、この発明の第1の実施例の構成を示す。これ
は、この発明における送受信装置30の基本的な構成を
示す例である。なお、送信ユニット10および受信ユニ
ット20については、上述したものと共通であるので、
細部の表示および説明を省略する。
【0026】送信ユニット10の発光素子16から伝送
された光信号17は、受光素子31によって受光され、
電気信号に変換され、受光回路32によって増幅され
る。増幅されたこの信号は、ハイパスフィルタ33に供
給され、それと共にローパスフィルタ34にも供給され
る。ハイパスフィルタ33に供給されたこの信号は、ハ
イパスフィルタ33の信号通過帯域が例えば6MHz以
上とされているとき、映像信号として帯域分離され、復
調回路35に供給される。復調回路35に供給されたこ
の信号は、復調され、映像出力として映像機器に供給さ
れる。
【0027】また、ローパスフィルタ34に供給された
上述の信号は、ローパスフィルタ34の信号通過帯域が
例えば6MHz以下とされているときに、映像信号以外
の信号として帯域分離される。ローパスフィルタ34に
よって帯域分離されたこの信号は、信号通過帯域が例え
ば各々2.3MHz、2.8MHzとされているバンド
パスフィルタ36a、36bに共に供給される。また、
さらに、ローパスフィルタ34の出力は、音声キャリア
切り替えスイッチ39の端子aにも供給されており、こ
の音声キャリア切り替えスイッチ39が端子a側に切り
替わると、この出力信号は、発光素子駆動回路40に供
給されるようにされている。
【0028】バンドパスフィルタ36a、36bに供給
されたこの信号は、左右オーディオ信号に帯域分離さ
れ、復調回路37a、37bにそれぞれ供給される。復
調回路37a、37bに供給されたこれらの信号は、そ
れぞれ復調され音声出力として映像機器に供給される。
【0029】ここで、バンドパスフィルタ36aまたは
バンドパスフィルタ36bの出力は、対応する復調回路
37aまたは復調回路37bに供給されている。また、
ローパスフィルタ34の出力は、レベル検知回路38に
も供給されている。このレベル検知回路38は、この回
路への入力信号のレベルが所定のしきい値を越えると、
この音声キャリア切り替えスイッチ39を端子a側に切
り替えるようにされている。また、レベル検知回路38
への入力レベルがしきい値以下のときには、音声キャリ
ア切り替えスイッチ39は、端子b側に接続されてい
る。
【0030】そのため、受光素子31が光信号17を受
光すると、これをレベル検知回路38が検知し、音声キ
ャリア切り替えスイッチ39を端子a側に切り替える。
すると、ローパスフィルタ34の出力が上述のバンドパ
スフィルタ36a、36bと共に、発光素子駆動回路4
0に供給される。この信号は、復調回路を経ておらず、
すなわち受光素子31によって受光されたままのキャリ
アで変調されているものであり、発光素子駆動回路40
に供給されたこの信号は、発光素子41により光信号に
変換され、空間伝送される。
【0031】このときの発光素子41により空間伝送さ
れた光信号21は、その音声キャリアに、送信ユニット
10の発光素子16から空間伝送された光信号17の音
声キャリアを、復調、変調などの処理を行わず、そのま
ま利用している。そのため、光信号17と光信号21の
音声キャリアの周波数が全く同一となる。したがって、
これらの信号は、互いにビートの干渉を起こすことがな
い。
【0032】ところで、映像機器の左右オーディオ信号
出力は、この送受信装置30に接続されていて、変調回
路42a、42bにそれぞれ供給されている。これらの
信号は、変調回路42a、42bによって所定の方法で
それぞれ変調され、加算器43にそれぞれ供給される。
加算器43の出力は、音声キャリア切り替えスイッチ3
9の端子bに供給されている。
【0033】ここで、受光素子31が光信号を受光して
いないときには、レベル検知回路38へはしきい値以下
の入力しか供給されない。このとき、音声キャリア切り
替えスイッチ39は、端子b側に接続されている。した
がってこの場合、映像機器からの左右オーディオ信号が
変調回路42a、42bによりそれぞれ変調され、加算
器43によって加算処理される。加算処理されたこの信
号は、音声キャリア切り替えスイッチ39を介して発光
素子駆動回路40に供給され、発光素子41により光信
号に変換され、空間伝送される。
【0034】(4)第2の実施例 図2に、この発明の第2の実施例の構成を示す。これ
は、第1の実施例における送受信装置がアダプタ形式と
なっていて、これをTV受像機などの映像機器に接続す
るようにした例である。なお、送信ユニット10および
受信ユニット20については、上述したものと共通であ
るので、細部の表示および説明を省略する。また、図2
中で、図1と対応する部分に対しては、同一の参照符号
を付してその説明を省略する。
【0035】また、この例では、レベル検知回路38の
入力がバンドパスフィルタ36bの出力より供給されて
いる。これは、バンドパスフィルタ36aの出力から供
給されていることにしてもよい。これらの場合において
も、第1の実施例のようにレベル検知回路38の入力が
ローパスフィルタ34より供給されるのと同じ効果を得
ることができる。
【0036】TV受像機60は、その入力系統を複数有
しているものとする。これら複数の入力系統は、例えば
連動している入力系統切り替えスイッチ64a、64
b、64cによって切り替えることができるようにされ
ている。ここでは、送信ユニット10からの映像を見る
ための入力系統を、ビデオV2とする。
【0037】赤外線送受信アダプタ50の構成中で、復
調回路35の出力は、端子51およびTV受像機60側
の端子61を介し、入力系統切り替えスイッチ64aに
供給されている。また、復調回路37a、37bの出力
は、端子52a、52bおよびTV受像機60側の端子
62a、62bをそれぞれ介し、入力系統切り替えスイ
ッチ64b、64cにそれぞれ供給されている。
【0038】このTV受像機60で、ビデオV2以外の
入力系統の映像、例えばTV映像などを見る場合を考え
る。このとき、入力系統切り替えスイッチ64a、64
b、64cは、TV映像を見るよう接続されている。T
V受像信号は、入力系統切り替えスイッチ64a、64
b、64cをそれぞれ介し、そのうち映像信号が受像回
路65に供給されると共に、バッファ67aに供給され
る。また、左右オーディオ信号が音響回路66a、66
bにそれぞれ供給されると共に、バッファ67b、67
cにそれぞれ供給される。
【0039】バッファ67b、67cに供給された左右
オーディオ信号は、端子63a、63bおよび赤外線送
受信アダプタ50側の端子53a、53bをそれぞれ介
し、変調回路42a、42bにそれぞれ供給される。変
調回路42a、42bに供給されたこれらの信号は、F
M変調され、加算器43に供給され、多重化される。
【0040】このとき、送信ユニット10からは光信号
が送信されていないので、レベル検出回路38にはしき
い値以上のレベルの入力が無く、音声キャリア切り替え
スイッチ39は、端子b側に接続されている。そのた
め、このビデオV2以外の入力系統の映像、例えばTV
映像を見る場合、入力系統から入力された音声信号が変
調回路42a、42bによって変調され、発光素子駆動
回路40に供給され、発光素子41によって例えばワイ
ヤレスヘッドホンなどの受信ユニット20に空間伝送さ
れ、利用者はその音声を聞くことができる。
【0041】ここで若し、送信ユニット10、例えばV
TR一体型ビデオカメラからの映像をTV受像機60で
見る場合、利用者は、VTR一体型ビデオカメラを再生
状態にし、TV受像機の入力系統を、入力系統切り替え
スイッチ64a、64b、64cによりビデオV2に切
り替える。
【0042】このようにした場合、送信ユニット10か
ら発光素子16により光信号17が伝送され、この信号
は送受信装置50の受光素子31によって受光され、受
光回路32により電気信号に変換される。この信号は、
ハイパスフィルタ33によって帯域分離され、復調回路
35によって映像信号として復調される。この信号は、
送受信装置50側の端子51、TV受像機側の端子6
1、および入力系統切り替えスイッチ64aを介して受
像回路65に供給される。
【0043】上述の、受光回路32から出力された信号
は、ローパスフィルタ34により帯域分離され、バンド
パスフィルタ36a、36bによりにそれぞれさらに帯
域分離される。これらの信号は、復調回路37a、37
bにより復調され、左右オーディオ信号とされ、送受信
装置50側の端子52a、52b、TV受像機側の端子
62a、62b、および入力系統切り替えスイッチ64
b、64cをそれぞれ介して、音響回路66a、66b
に供給される。
【0044】また、これらの信号は、音響回路66a、
66bに供給されると同時に、バッファ67b、67
c、TV受像機側の端子63a、63b、送受信装置5
0側の端子53a、53b、変調回路42a、42b、
加算器43を介して音声キャリア切り替えスイッチ39
の端子bに供給される。
【0045】ところが、この、送信ユニット10からの
光信号を受光している場合では、レベル検知回路38が
その信号を検知し、音声キャリア切り替えスイッチ39
を端子a側に切り替える。そのため、上述の、音声キャ
リア切り替えスイッチ39の端子b側に供給されている
信号は、発光素子駆動回路40には供給されない。
【0046】このとき、音声キャリア切り替えスイッチ
39の端子a側にローパスフィルタ34からの出力が供
給されているため、ローパスフィルタ34から出力され
た復調されていない信号が音声キャリア切り替えスイッ
チ39を介して発光素子駆動回路40に供給され、発光
素子41により例えばワイヤレスヘッドホンなどの受信
ユニット20に光信号21として空間伝送され、利用者
はその音声を聞くことができる。
【0047】このときの発光素子41により空間伝送さ
れた光信号21は、その音声キャリアに、送信ユニット
10の発光素子16から空間伝送された光信号17の音
声キャリアを、復調、変調などの処理を行わず、そのま
ま利用している。そのため、光信号17と光信号21の
音声キャリアの周波数が全く同一となる。したがって、
これらの信号は、互いにビートの干渉を起こすことがな
い。
【0048】(5)第3の実施例 図3に、この発明の第3の実施例の構成を示す。これ
は、第2の実施例におけるアダプタ形式の送受信装置5
0を、TV受像機70に内蔵した例である。なお、送信
ユニット10および受信ユニット20については、上述
したものと共通であるので、細部の表示および説明を省
略する。また、図3中で、図1と対応する部分に対して
は、同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0049】さらに、この例においては、レベル検知回
路38の入力は、第2の実施例と同様に、バンドパスフ
ィルタ36aまたは36bの出力から供給されるものと
する。この場合においても、第1の実施例のようにレベ
ル検知回路38の入力がローパスフィルタ34より供給
されるのと同じ効果を得ることができる。
【0050】この場合、アダプタ形式と比べて、送受信
装置およびTV受像機とを接続する接続線が不要にな
る、また、それにより接続する手間が省ける、などの利
点がある。また、この例では、TV受像機の入力系統切
り替えスイッチ71a〜71cおよび音声キャリア切り
替えスイッチ39を連動としている。こうすることによ
って、送信ユニット10から光信号17の伝送があった
場合、上述した手順を経てレベル検知回路38が信号を
検知し、音声キャリアの経路を切り替えると同時に、T
V受像機の入力系統を送信ユニット10からの映像信号
を表示できるように切り替えることができ、操作が非常
に簡便になる。
【0051】また、この場合、連動した切り替えスイッ
チ71a〜71cは、レベル検知回路38による自動切
り替えではなく、手動切り替えにしてもよい。
【0052】この実施例においても、発光素子41によ
り空間伝送された光信号21は、その音声キャリアに、
送信ユニット10の発光素子16から空間伝送された光
信号17の音声キャリアを、復調、変調などの処理を行
わず、そのまま利用している。そのため、光信号17と
光信号21の音声キャリアの周波数が全く同一となる。
したがって、これらの信号は、互いにビートの干渉を起
こすことがない。
【0053】(6)第4の実施例 図4に、この発明の第4の実施例の構成を示す。これ
は、第2の実施例におけるアダプタ形式の送受信装置5
0を、受信装置80および送信装置90に分割した例で
ある。なお、送信ユニット10および受信ユニット20
については、上述したものと共通であるので、細部の表
示および説明を省略する。また、図4中で、図1と対応
する部分に対しては、同一の参照符号を付してその説明
を省略する。
【0054】受信装置80のローパスフィルタ34の出
力端は、バンドパスフィルタ36a、36bに接続され
ると共に、音声キャリア端子81に接続される。送信装
置90の音声キャリア切り替えスイッチ39の端子aお
よびレベル検知回路38の入力は、共に音声キャリア端
子91に接続される。さらに、音声キャリア端子81お
よび音声キャリア端子91は、接続線93によって接続
されている。このため、ローパスフィルタ34の出力信
号は、接続線93を介してレベル検出回路38に供給さ
れると共に、音声キャリア切り替えスイッチ39の端子
aに供給される。
【0055】こうすることによって、受信装置80と送
信装置90を分割しても、第1の実施例と全く同一の効
果を得ることができる。すなわち、この実施例において
も、発光素子41により空間伝送された光信号21は、
その音声キャリアに、送信ユニット10の発光素子16
から空間伝送された光信号17の音声キャリアを、復
調、変調などの処理を行わず、そのまま利用している。
そのため、光信号17と光信号21の音声キャリアの周
波数が全く同一となる。したがって、これらの信号は、
互いにビートの干渉を起こすことがない。
【0056】また、分割された受信装置80を送信ユニ
ット10の付属品などとし、また同様に、送信装置90
を受信ユニット20の付属品などとすれば、利用者は、
送受信装置50を別に用意する必要がなく、簡便であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明を使用
すると、発光部が複数あり、同時に音声信号を空間伝送
により送受信しているような場合に、音声信号のビート
の干渉が起こらなくなり、利用者が快適に視聴すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図3】この発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図4】この発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図5】送信ユニットの例を示す構成図である。
【図6】受信ユニットの例を示す構成図である。
【図7】赤外線信号の周波数配置を示す図である。
【図8】VTR一体型ビデオカメラからTV受像機にA
V信号を空間伝送し、ワイヤレスヘッドホンで音声を聞
く場合を示す略線図である。
【符号の説明】
30 送受信装置 31 受光素子 38 レベル検知回路 39 音声キャリア切り替えスイッチ 41 発光素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から送られてきた赤外線信号を受
    信する手段と、 受信された上記赤外線信号を復調する手段と、 受信された上記赤外線信号を再送信する手段とからな
    る、赤外線伝送装置。
  2. 【請求項2】 送信側からの赤外線信号の有無を検出す
    る手段を有し、 送信側からの赤外線信号が検出されたときには、上記受
    信された赤外線信号を再送信するようにした請求項1記
    載の赤外線伝送装置。
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