JP3820631B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は赤外線受信装置に関わり、特に赤外線により空間伝送された送信信号を受信する受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ワイヤレス伝送として、赤外線の光信号によって映像信号や音声信号を伝送することが行われており、例えば、赤外線を利用したワイヤレスヘッドフォンなどに用いられている。
このようなワイヤレスヘッドフォンでは、例えば、送信機側に音声ソースのアナログ音声信号を接続する。送信機では入力されたアナログ音声信号について所定の変調処理を施して所定の周波数の副搬送波(キャリア)による赤外線光により送信出力する。送信された赤外線信号は、ヘッドフォン側に設けられた受光部により受信された後、後段の受信装置において復調処理が施されて最終的にアナログ音声信号に変換され、ヘッドフォンのドライバより音声として出力される。
【0003】
ところで、映像/音声信号の赤外線伝送としては、例えば日本電子機械工業会規格EIAJ CPX1205、CPX1206等が規準とされている。そして、音声信号伝送については、上記EIAJ CPX1205、CPX1206としては、図6に示すようにして赤外線信号の副搬送波周波数のチャンネルの割当てが規定されている。
つまり、チャンネルとしてはH1、H2、H3、H4、H5、H6、H7、H8が設けられ、これらのチャンネルに対してそれぞれ、図6の「副搬送波周波数」の欄に示す副搬送波としての周波数が割り与えられる。そして、チャンネルH1、H2の組、チャンネルH3、H4の組、チャンネルH5、H6の組、及びチャンネルH7、H8の組をそれぞれ1系統のチャンネルグループA、B、C、Dとして扱い、各チャンネルグループにおいて奇数チャンネル(H1、H3、H5)をL(左)チャンネルの音声に割り当て、偶数チャンネル(H2、H4、H6)をR(右)チャンネルの音声に割り当てて利用するようにしている。
【0004】
図5は、上記したような赤外線ワイヤレスヘッドフォンに採用することのできる受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。なお、この場合には図6に示したチャンネルのうち、チャンネルグループA(チャンネルH1、H2)を利用して送信された赤外線信号について受信可能な構成が採られている。
この図において入力端子T1には、チャンネルグループA(チャンネルH1、H2)を利用して送信された赤外線信号を図示しない受光部により受信して得られる受信信号が入力される。つまり、2.3MHzの副搬送波周波数をLチャンネルの音声信号によりに変調した変調波信号と、2.8MHzの副搬送波周波数をRチャンネルの音声信号により変調した変調波信号が重畳するようにして供給される。
入力端子T1に供給された変調波信号は、ローパスフィルタ31に入力される。例えば、映像信号は図6に示すチャンネルグループよりも高い帯域による所定の副搬送波周波数を利用して送信するように規定されている。このため、音声信号と同時に映像信号が赤外線信号により伝送される場合を考慮して、ローパスフィルタ31により、受信した変調波信号に含まれている映像信号の副搬送波周波数成分を除去するようにしている。
【0005】
ローパスフィルタ31から出力された変調波信号は、バンドパスフィルタ32、34に対して分岐して供給される。バンドパスフィルタ32、34は、それぞれチャンネルH1、H2に割り当てられた副搬送波周波数に対応して、通過帯域の中心周波数として、それぞれ2.3MHzと2.8MHzが設定されている。
従って、バンドパスフィルタ32は、Lチャンネルの音声信号に対応する2.3MHzの副搬送波周波数による変調波信号を抽出して出力する。また、バンドパスフィルタ34からはRチャンネルの音声信号に対応する2.8MHzの副搬送波周波数による変調波信号を抽出して出力する。
復調器33は、バンドパスフィルタ32を通過した変調波信号を入力して、2.3MHzの副搬送波周波数に適合する復調処理を施して、Lチャンネルの復調音声信号として出力端子T2に供給する。また、復調器35は、バンドパスフィルタ34を通過し変調波信号を入力して、2.8MHzの副搬送波周波数に適合する復調処理を施して、Rチャンネルの復調音声信号として出力端子T3に供給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示した規格に基づいた場合では、4つのチャンネルグループの何れを利用してもL,Rチャンネルの音声信号を赤外線伝送することができる。
そこで、図5に示した構成に基づいて上記4つのチャンネルグループのすべての変調波信号を処理可能とするためには、これに対応して、図5に示した構成の受信装置を4系統設け、各系統の受信装置のバンドパスフィルタ32,34には、それぞれ図6に示した各4つのチャンネルグループの副搬送波周波数と対応する中心周波数を設定し、復調器33、35についても、それぞれ図6に示した各4つのチャンネルグループの副搬送波周波数に対応して復調処理可能な回路構成とする必要がある。したがって、受信装置としての回路規模が大きくなってしまうという問題を抱えることになる。
また、上述のように図5に示した構成の受信装置を単に4系統設けたとしても、送信に利用されるチャンネルグループに対応して、4系統の受信装置のうち何れの系統の受信装置を選択させるかといった動作を実現するのは困難なものとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記した問題点を考慮して、各チャンネルが一つの副搬送波を備え、一定の周波数差を有する互いに異なった周波数の副搬送波がそれぞれ割り当てられている一対のチャネルから一つのチャンネルグループが形成される複数のチャンネルグループが形成され、これらの複数のチャンネルグループの中の特定のチャンネルグループの二つの副搬送波を左チャンネルの音声信号と右チャンネルの音声信号でそれぞれ変調することで得られる変調波信号を受信する受信手段と、前記受信手段から入力された前記変調波信号から、受信する副搬送波周波数がいずれのチャンネルグループに対応するかを特定し、その判別結果に応じた周波数制御信号を出力する周波数判別装置と、前記受信手段が受信した前記変調波信号がそれぞれに入力され、前記周波数制御信号に基づいて、前記特定されたチャンネルグループの一対のチャンネルに割り当てられている副搬送波周波数をそれぞれ中心周波数とするように通過帯域を変更可能な一対の帯域可変バンドパスフィルタ手段と、前記周波数制御信号に基づいて、特定されたチャンネルグループに含まれる二つのチャンネルに割り当てられているそれぞれの副搬送波周波数が、周波数変換後に、いずれのチャンネルグループについても、それぞれに対応した固定の周波数となるような発振周波数で発振するように制御される発振周波数変更可能な発振手段と、前記一対の帯域可変バンドパスフィルタ手段から入力される一対の変調波信号と前記発振手段から入力される信号とをそれぞれの変調波信号毎に乗算して、前記周波数変換された一対の固定周波数である変調信号を出力する一対のミキサ手段と、前記一対のミキサ手段から前記一対の固定周波数である変調波信号が入力されて、前記の固定周波数をそれぞれ中心周波数とするように通過帯域が設定されている一対の帯域固定バンドパスフィルタ手段と、該帯域固定バンドパスフィルタ手段から入力される変調波信号を復調する復調手段とを有して構成することとした。
【0008】
上記構成によれば、複数種類の搬送波周波数により送信される送信信号(変調波信号)を受信すると共に、この受信信号について1系統の受信復調回路によって復調処理を施すことが可能となる。
また、受信/復調処理すべき受信信号の副搬送波周波数を判別する判別手段が備えられることにより、複数種類の搬送波周波数により送信される送信信号のうち、受信/復調処理すべき受信信号の副搬送波周波数に適合した赤外線受信装置の回路構成となるように自動的に切換えることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図4は、本発明の実施の形態の赤外線受信装置(以下単に受信装置という)を利用して構築することのできるAVシステムの一構成例を示すものである。
この場合には、モニタ装置102を設置するためにモニタスタンド100が用意されている。このモニタスタンド100本体の前面パネルには、赤外線受信部100aが設けられている。赤外線受信部100aでは、例えば赤外線信号により送信されてくる映像/音声信号を受光して、モニタスタンド100内部に設けられる受信装置(図示しない)に供給する。
受信装置では、受信した映像信号及び音声信号について副搬送波成分の除去などの所要の復調処理を施して、最終的にアナログの映像信号VOUT 及び音声信号AOUT としてモニタスタンド100本体の外部に出力する。これら映像信号VOUT 及び音声信号AOUT は例えば、モニタスタンド100に設置されているモニタ装置102に入力するようにして接続される。
本実施の形態としての受信装置は、このモニタスタンド100内部に備えられる受信装置のうち、音声信号成分について受信/復調処理を行うための受信装置となる。
【0010】
また、このモニタスタンド100には赤外線送信部100bが設けられている。このモニタスタンド100内部には赤外線送信装置も設けられており、例えば、モニタスタンド100本体に設けられた音声信号入力端子(図示しない)から供給された音声信号成分により所定の周波数の副搬送波を変調して、赤外線送信部100bから赤外線送信を行うことができるようにされている。この場合には、モニタ装置102の音声信号AINが供給されており、モニタ装置102で出力される音声信号を送信する構成となっている。
なお、モニタスタンド100内部の受信装置側により受信して得られた音声信号成分について送信を行うように構成されても良い。
【0011】
モニタスタンド100は、例えば、送信アダプタ101がセットとして共にユーザに対して提供されるようになっている。
送信アダプタ101は、入力された映像信号及び音声信号により所定の副搬送波周波数を変調して赤外線信号として発光出力することができ、送信された赤外線信号はモニタスタンド100の赤外線受信部100aにより受信され、上述のように映像信号VOUT 及び音声信号AOUT として、モニタ装置102に供給される。
なおモニタスタンドのかわりに各種AV機器を設置できる棚状の構造を有するAVラックなどとされても構わない。
【0012】
このようなAVシステムは、例えば、次のようにして利用することができる。
ユーザは、例えば送信アダプタ101に映像/音声を出力するような何らかのAV機器103を接続することができる。ここでは、AV機器103としてゲーム機を接続したものとして説明を行うこととする。
ゲーム機の映像/音声信号は送信アダプタ101に供給されることで、送信アダプタ101より赤外線信号として送信される。この送信信号は、モニタスタンド100の赤外線受信部100aにおいて受光され、内部の受信装置によって復調されて、映像信号VOUT 及び音声信号AOUT としてモニタ装置102に入力される。これにより、モニタ装置102ではゲーム機の画像/音声が表示/出力される。
つまり、通常の使用形態では、ゲーム機をモニタ装置102に対してケーブル等を用いて直接接続するようにしているが、この図に示すシステムではその必要がなくなり、モニタスタンド100の背面部でモニタ装置102とを配線接続するだけでよい。これにより、例えば部屋の中でモニタ装置102とゲーム機との間にケーブルをはわせることにならないため、周囲の環境がすっきりして快適にゲーム機を利用することができる。
【0013】
また、周囲に対する騒音を考慮して、ゲーム機の音声をヘッドフォンで聞くような場合には、図のように、ワイヤレスヘッドフォンHPを使用すれば上記のような快適性を失わない。
この場合であれば、テレビスタンド100の赤外線送信部100bからは、ゲーム機の音声が赤外線信号として送信されることになる。そこで、ユーザはモニタ装置102自体のスピーカから出力される音声はミュートさせた上で、ワイヤレスヘッドフォンHPを装着してここから聞こえるゲーム機の音声を聞くようにすることができる。こうすれば、ヘッドフォンのケーブルもなくなって邪魔にならない。
【0014】
この図4に示すAVシステムは、図6に示す規格に従っているものとされる。つまり、音声信号の赤外線伝送系については、図6にて説明したチャンネルグループA,B,C,Dの何れかを利用して行うものとされる。従って、実際に図4に示したAVシステムの赤外線送信系は、各チャンネルグループの系統ごとにLチャンネルとRチャンネルの2チャンネルの音声信号を扱うことができる。
【0015】
そして、現状としてワイヤレスヘッドフォンは、ほとんどの製品がチャンネルグループAによる伝送系を利用していることから、テレビスタンド100の赤外線送信部100bから送信する系には、これに対応してチャンネルグループAに基づいた構成を採ることになる。即ち、テレビスタンド100内部に設けられる送信装置は、チャンネルグループAにより規定される副搬送波周波数により送信を行うように構成される。
【0016】
ここで例えば、送信アダプタ101からテレビスタンド100の赤外線受信部100aに送信する系について、上記テレビスタンド100の赤外線送信部100bから送信する系と同様に、チャンネルグループAのみに対応する構成としたとすると、これら両者の系を同時に使用した場合には互いの送信信号が混信して受信されるという不都合を生じる。
このため、送信アダプタ101では、例えば図6のチャンネルグループBにより送信を行うように構成して、混信の問題を解消するようにしている。
【0017】
そして、本実施の形態となるテレビスタンド100に内蔵される受信装置であるが、次に説明するような事情により、送信アダプタ101からの送信信号である、チャンネルグループBの副搬送波周波数に対応する復調処理のみが可能な構成では、不都合を招く場合がある。これは本発明に至った経緯にも関連する。
【0018】
例えば、携帯用のビデオカメラとして、撮影又は再生された映像信号及び音声信号を赤外線信号により送信可能なものが提案されている。そして、このようなビデオカメラを図4に示すようなシステムで利用する形態は当然考えられる。
具体的に、図4に示す他のAV機器104が上記のようなビデオカメラであるとすれば、この図のようにビデオカメラからワイヤレスによって赤外線送信された映像及び音声信号をモニタスタンド100の赤外線受信部100aにより受信し、モニタ装置102によりビデオカメラの再生画像及び音声を表示/出力させるようにして利用することになる。
この場合、ビデオカメラは図4に示すシステムとは本質的に無関係であることから、ビデオカメラの赤外線送信系は、図6に示した規格に則ったものであるとしても、チャンネルグループA、B、C、Dのうち何れのチャンネルグループを利用しているかは限定されないことになる。
【0019】
そして、このような利用形態を考慮すると、モニタスタンド100内に内蔵される受信装置、即ち本実施の形態の受信装置としては、チャンネルグループA、B、C、Dの何れの伝送方式にも対応して受信/復調処理が可能な構成とされている必要がある。
【0020】
以下、本実施の形態の受信装置の構成について説明する。
図1は、本発明の本実施の形態の受信装置の一構成例を示すブロック図である。
入力端子T1には、図4に示したモニタスタンド100の赤外線受信部100aで受光された受信信号が供給される。本実施の形態においては、入力端子T1に入力される受信信号は、図6に示した規格に基づいた副搬送波周波数を変調した状態の変調波信号である。
また、この変調波信号は、前述のように1つのチャンネルグループにつき、LチャンネルとRチャンネルのステレオ音声信号をそれぞれ異なる副搬送波周波数について変調したものを重畳して伝送されたものである。
【0021】
入力端子T1に供給された変調波信号は、ローパスフィルタ1に入力されて、ここで変調波信号に映像信号成分も重畳されたものである場合には、映像信号の副搬送波周波数成分が除去されることになる。詳しい説明は省略するが、図6に示す規格に基づく場合、映像信号は図6に示した音声に割り当てられたチャンネルグループよりも高い帯域(例えば6MHz以上)による副搬送波周波数が割り当てられるように規定されている。
【0022】
ローパスフィルタを通過した変調波信号は、可変バンドパスフィルタ2、6に対して分岐して供給される。可変バンドパスフィルタ2、6は、周波数制御信号Sに基づいて、それぞれ通過帯域の中心周波数が可変されるが、これについては後述する。
可変バンドパスフィルタ2を通過した変調波信号(周波数f1 )は乗算器3にて、オシレータ10から供給される発振周波数(f0 )と乗算されて、少なくとも変調波信号周波数f1 ±f0 となるように変換された変調波信号として、後段のバンドパスフィルタ4に供給される。なお、オシレータ10で発生される発振周波数も周波数制御信号Sに基づいて可変される。
本実施の形態では、バンドパスフィルタ4の通過帯域の中心周波数は、例えば2.3MHzで固定とされている。このため、乗算機3で周波数変換される信号が2.3MHzの周波数成分を含むようにオシレータ10の発振周波数を制御することになる。なお、この2.3MHzの中心周波数は、図6のチャンネルH1の副搬送波周波数に対応する。
バンドパスフィルタ4から出力された変調波信号は復調器5に供給されて、ここで復調処理が行われる。復調器5は2.3MHzの副搬送波周波数に対応して復調処理を施すことができるように構成されている。復調器5から出力端子T2には復調されたLチャンネルの音声信号が出力される。
従って、バンドパスフィルタ2から復調器5までの回路系は、Lチャンネルの音声信号に対応するものとなる。
【0023】
また、可変バンドパスフィルタ6を通過した変調波信号(周波数f2 )は、乗算器7においてオシレータ10から供給される発振周波数(f0 )と乗算されて、少なくとも変調波信号周波数f2 ±f0 となるように変換された変調波信号として、バンドパスフィルタ8に出力される。この場合、バンドパスフィルタ8の通過帯域の中心周波数は、図6のチャンネルH2の副搬送波周波数に対応する2.8MHzで固定とされている。従って、オシレータ10の発振周波数は、上記Lチャンネルの音声信号系の乗算機3で周波数変換される信号が2.3MHzの周波数成分を含むようにすると共に、乗算機7で周波数変換される信号が2.8MHzの周波数成分を含むようなものとすることのできる周波数が得られるように可変制御される。バンドパスフィルタ8を通過した変調波信号は復調器9に供給される。
復調器9は、2.8MHzの副搬送波周波数に対応して復調処理を行うように構成されており、バンドパスフィルタ8を通過した変調波信号は、この復調器9にて復調処理されて出力端子T3を介してRチャンネルの音声信号として出力される。
バンドパスフィルタ6から復調器9までの回路系は、Rチャンネルの音声信号に対応するものとなる。
【0024】
このようにして構成される図1の受信装置では、周波数制御信号Sに基づいて可変バンドパスフィルタ2、6の中心周波数が可変される。周波数制御信号Sは、図6に示す規格における4種類のチャンネルグループA〜Dに対応する信号を出力する。そして、周波数制御信号SがチャンネルグループAに対応するものである場合には、バンドパスフィルタ2、6は、それぞれ中心周波数が[2.3MHz,2.8MHz]となるように可変される。つまり、図6のチャンネルグループAのチャンネルH1及びH2の副搬送波周波数と一致する中心周波数が設定される。
同様にして、周波数制御信号SがチャンネルグループBに対応する場合には、バンドパスフィルタ2、6は、それぞれ中心周波数が[3.2MHz(チャンネルH3),3.7MHz(チャンネルH4)]に可変設定される。また、周波数制御信号SがチャンネルグループCに対応する場合には、バンドパスフィルタ2、6は、中心周波数が[4.3MHz(チャンネルH5),4.8MHz(チャンネルH6)]に可変設定される。そして、周波数制御信号SがチャンネルグループCに対応する場合には、バンドパスフィルタ2、6は、中心周波数が[5.2MHz(チャンネルH7),5.7MHz(チャンネルH8)]に可変設定される。
また、オシレータ10も周波数制御信号Sに応じて、後述するように乗算器3、7から出力される変調波信号の副搬送波周波数が、それぞれ2.3MHz,2.8MHzとなるように、発振周波数について可変するように構成されている。
【0025】
なお、本実施の形態の周波数制御信号は、例えばユーザの設定により変更可能なように構成されればよく、この場合には、例えば図4に示すモニタスタンド100に対して設定用の操作子を設けるようにする。
【0026】
ここで、図1の受信装置の動作具体例として、図6のチャンネルグループCを利用して送信される音声信号を受信/復調する場合について説明する。
この場合には、周波数制御信号SはチャンネルグループCに対応する信号が出力されるように予め設定されて可変バンドパスフィルタ2、6及びオシレータ10に供給される。これにより、可変バンドパスフィルタ2、6には、それぞれチャンネルグループCに対応する4.3MHz(チャンネルH5)と4.8MHz(チャンネルH6)の中心周波数となるように切換えられる。
これにより、入力端子T1からローパスフィルタを介した変調波信号のうち、バンドパスフィルタ2を通過した信号としては、チャンネルグループCを利用して送信された信号のうち、Lチャンネルの音声に対応するチャンネルH5の4.3MHzの副搬送波周波数により変調された変調波信号が抽出されたものとなる。
また、バンドパスフィルタ6を通過した信号としては、チャンネルグループCを利用して送信された信号のうち、Rチャンネルの音声に対応するチャンネルH6の4.8MHzの副搬送波周波数により変調された変調波信号が抽出されたものとなる。
【0027】
周波数制御信号Sはオシレータ10に対しても供給されているが、この場合、オシレータ10では、4.3MHzの副搬送波周波数に対して発振周波数を乗算することによって2.3MHzの副搬送波周波数を生成すると共に、4.8MHzの副搬送波周波数に対して発振周波数を乗算することにより2.8MHzの副搬送波周波数を生成することのできる発振周波数(このときは2MHzとなる)を発生するように切換えが行われる。
これにより、Lチャンネルの音声信号系に挿入される乗算器3から出力される変調波信号は4.3MHzから、2.3MHzの副搬送波周波数に変換されて出力される。また、Rチャンネルの音声の系の乗算器7から出力される変調波信号は4.8MHzから、2.8MHzの副搬送波周波数に変換されて出力されることになる。
即ち、乗算器3、7から出力された変調波信号は、入力時の副搬送波周波数に関わらず、以降はチャンネルグループAの副搬送波周波数により変調された信号として扱うことになる。
【0028】
そして、乗算器3から出力された2.3MHzの副搬送波周波数成分の変調波信号は、バンドパスフィルタ4(中心周波数2.3MHz)を通過することにより、Lチャンネルの変調波信号成分について更に良好な分離状態を得て、復調器5に供給する。これにより、復調されたLチャンネルの音声信号が出力端子T2より出力されることになる。
また、Rチャンネルの信号系の乗算器7出力された2.8MHzの副搬送波周波数成分の変調波信号も同様にして、バンドパスフィルタ8(中心周波数2.8MHz)を通過して復調器9に供給され、復調されたRチャンネルの音声信号が出力端子T2を介して得られることになる。
【0029】
また、上記したチャンネルグループC以外の他のチャンネルグループA、B、Dを受信/復調する必要がある場合には、同様にして周波数制御信号Sの設定を受信/復調すべきチャンネルグループに対応して切換える。これにより、周波数制御信号Sに応じて可変バンドパスフィルタ2、6の各中心周波数が指定のチャンネルグループに対応する周波数に切換わると共に、オシレータ10の発振周波数も可変バンドパスフィルタ2、6からそれぞれ乗算器3、7に出力された変調波信号の副搬送波周波数が、2.3MHz/2.8MHzの副搬送波信号を生成するための周波数に切換えられる。
【0030】
ここで、従来例として示した図5の受信装置と本実施の形態の図1の受信装置とを比較した場合、本実施の形態の受信装置は、図5の受信装置の構成に対して可変バンドパスフィルタ2、6とオシレータ10と、乗算器3、7を追加した構成と見ることができる。つまり、本実施の形態ではL,Rチャンネルのステレオ音声に対応する1系統の受信装置により、図6に示した4つのチャンネルグループの何れの方式により送信された赤外線信号についても、受信/復調処理を行うことができる。
また、本実施の形態では、バンドパスフィルタ4と復調器5、及びバンドパスフィルタ8と復調器9は、それぞれ図6に示すチャンネルグループAのチャンネルH1,H2の副搬送波周波数に対応した通過帯域及び復調処理を行う構成を備えている。現状としては、赤外線送信装置を備えてた製品としてはチャンネルグループAが最も多く利用されている。このため、上記バンドパスフィルタ4と復調器5、及びバンドパスフィルタ4と復調器9には、既存の赤外線受信装置の回路を容易に利用することができる。
なお、本実施の形態の受信装置の構成として、可変バンドパスフィルタ2、6によりL,Rチャンネルの音声に対応する各副搬送波周波数成分の分離が後段での復調処理に影響を及ぼさない程度に充分に行われるのであれば、後段のバンドパスフィルタ4、8を省略することも考えられる。
【0031】
上記実施の形態は、予め設定された周波数制御信号Sに基づいて、受信した送信信号の副搬送波周波数に適宜対応する構成の受信装置について説明したが、他の実施の形態として、受信した赤外線信号の副搬送波周波数を判別して、自動的に送信信号の副搬送波周波数に対応する復調処理を行うことのできる受信装置の構成について説明する。
【0032】
図2は、本発明の他の実施の形態としての受信装置の構成を示すブロック図であり、図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
この図に示す受信装置においては、図1に示したローパスフィルタ1の代わりにバンドパスフィルタ1Aが設けられると共に、周波数判別装置11が設けられて構成される。
バンドパスフィルタ1Aは入力された変調波信号に含まれる映像信号の副搬送波周波数成分だけでなく、図6に示すチャンネルH1〜H8の副搬送波周波数よりも低い帯域を利用して赤外線信号を送信出力しているようなリモートコントローラ等の送信信号の成分を除去するために設けられる。これにより、次に説明する周波数判別装置11における判別動作の信頼性を高めるようにしている。
【0033】
周波数判別装置11には、上記バンドパスフィルタ1Aを通過した変調波信号が入力される。周波数判別装置11は入力された変調波信号に基づいて、現在受信している赤外線信号の副搬送波周波数が図6のチャンネルグループA〜Dの何れに対応するものであるかについて判別を行い、その判別結果に応じた周波数制御信号Sを、可変バンドパスフィルタ2、6及びオシレータ10に出力する。
なお、破線のブロックにより示すAFC回路10Aについては後述する。
【0034】
図3は、周波数判別装置11の一構成例を概略的に示すブロック図である。
この図に示す周波数判別装置11は、入力される変調波信号に対して並列に設けられる4つのバンドパスフィルタ21,22,23,24及び、これらバンドパスフィルタ21〜24の通過信号が供給されるレベル検出回路25により構成される。
バンドパスフィルタ21〜24に対しては、図2のバンドパスフィルタ1Aを通過した変調波信号が分岐して入力される。そして、バンドパスフィルタ21〜24の各々は、例えば図6のチャンネルグループA〜Dの各奇数チャンネル(偶数チャンネルでも可)H1、H3、H5、H7に割り当てられた副搬送波周波数と一致する中心周波数を有するものとされる。
具体的には、バンドパスフィルタ21には2.3MHz(チャンネルH1)、バンドパスフィルタ22には3.2MHz(チャンネルH3)、バンドパスフィルタ23には4.3MHz(チャンネルH5)、バンドパスフィルタ24には5.2MHz(チャンネルH7)の中心周波数がそれぞれ固定して設定される。
【0035】
そして、レベル検出回路25においては上記バンドパスフィルタ21〜24の各々を通過した変調波信号を入力し、これら入力信号のレベルについて比較を行う。そして、この比較結果に基づいて、最もレベルの強い信号の副搬送波周波数をLチャンネルの音声としているグループチャンネルを現在受信/復調処理すべきであるとしてこれに対応する周波数制御信号Sを出力する。
例えば、バンドパスフィルタ21〜24の通過信号のうち、バンドパスフィルタ22を通過した信号のレベルが最も強い場合であれば、バンドパスフィルタ22はチャンネルグループBに対応することから、レベル検出回路25ではチャンネルグループBに対応する制御信号を出力することになる。
これにより、以降は図1にて説明したと同様にして可変バンドパスフィルタ2、6の中心周波数及びオシレータ10の発振周波数が可変制御されて、チャンネルグループBの副搬送波周波数(チャンネルH3、H4)により変調された受信信号について復調処理を施す構成がとられることになる。
このように、本実施の形態においては入力された受信信号の副搬送波周波数を判別して、これに基づいて自動的に受信装置で扱い可能な副搬送波周波数を変更するように構成されることになる。
なお、図2の点線により示すように、復調音声信号のレベルを入力して抽出したAGC電圧をオシレータ10の発振周波数の微調整コントロール信号として帰還し、最適な周波数変換を行うためのAFC(Automatic Freqency Control) 回路10Aを設けることも考えられる。このAFC回路10Aは、図1の構成に対して設けることも可能である。
【0036】
本実施の形態の受信装置を内蔵したモニタスタンド100を備えたAVシステムを利用した場合には、例えば送信信号源が1つのみの環境であれば、受信装置が現在の送信信号の副搬送波周波数に適合するようにバンドパスフィルタ2、6及びオシレータ10の動作を自動的に切換えて、受信/復調処理を行うことになる。
また、複数の送信信号源が存在するような環境でも、ユーザがモニタスタンド100に送信して利用したい送信信号源について、複数の送信信号源のうちで最も良好な受信状態が得られるようにその設置位置を設定するだけで、モニタスタンド100側の受信装置では所望の送信信号の副搬送波周波数について受信/復調処理を行うように動作が自動的に切換わることになる。
更に、複数の送信信号源が存在する場合において、何らかのトラブルによってこれまで聴取していた送信信号の受信状態が悪化したような場合には、とりあえず他の最も受信状態が良好な送信信号に切換えて受信/復調処理をを行うように動作することになるが、これにより、例えば少なくとも聞き苦しい音声を継続して聞き続けなければならないといった、ユーザにとって不快な状況は回避することができる。
【0037】
なお、これまで説明してきた実施の形態は、モニタスタンドやAVラックなどに備えられる赤外線受信装置として説明してきたが、これに限定されるものではなく、例えば図6に示す規格に則った赤外線伝送システムの受信装置全般に適用が可能であることはいうまでもない。また、図6に示す規格以外の赤外線による音声信号伝送方式に対しても適用することが考えられる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の受信装置は、複数種類の副搬送波周波数について変調した変調波信号の何れについても受信可能として、受信した変調波信号について所定の副搬送波周波数に変換して後段の復調回路に供給して復調処理を行うように構成されていることから、例えば音声信号に対応する受信装置であれば、L,Rチャンネルのステレオ音声に対応する1系統の受信/復調回路系により、複数種類の副搬送波周波数の全てに対応して処理を行うことができる。これにより、副搬送波周波数の種類数に応じて受信/復調回路系を複数設ける必要がなくなるため、それだけ回路規模が縮小され、装置の小型/軽量化及び低コスト化を図ることができるという効果を有している。
また、受信/復調すべき受信信号の副搬送波周波数を判別し、判別された副搬送波周波数に対応する受信/復調処理が行われるように赤外線受信装置が構成されることで、ユーザが自ら送信側の副搬送波周波数を把握して赤外線受信装置に対する設定などを行わなくとも、例えば送信装置の配置位置などを考慮して設置するだけで所望の音声ソースを受信/復調させることが可能となり、それだけ使い勝手が向上されるという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての赤外線受信装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】他の実施の形態としての赤外線受信装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】周波数判別装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の赤外線受信装置を備えるAVシステムの一構成例を示す説明図である。
【図5】従来例としての赤外線受信装置の構成を示すブロック図である。
【図6】副搬送波周波数の割り当て規格の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ローパスフィルタ、1A バンドパスフィルタ、2,6 可変バンドパスフィルタ、3,7 乗算器、4,8 バンドパスフィルタ、5,9 復調器、10 オシレータ、11 周波数判別装置、21,22,23,24 バンドパスフィルタ、25 レベル検出回路、T1 入力端子、T2,T3 出力端子、S
周波数制御信号
Claims (1)
- 各チャンネルが一つの副搬送波を備え、一定の周波数差を有する互いに異なった周波数の副搬送波がそれぞれ割り当てられている一対のチャネルから一つのチャンネルグループが形成される複数のチャンネルグループが形成され、これらの複数のチャンネルグループの中の特定のチャンネルグループの二つの副搬送波を左チャンネルの音声信号と右チャンネルの音声信号でそれぞれ変調することで得られる変調波信号を受信する受信手段と、
前記受信手段から入力された前記変調波信号から、受信する副搬送波周波数がいずれのチャンネルグループに対応するかを特定し、その判別結果に応じた周波数制御信号を出力する周波数判別装置と、
前記受信手段が受信した前記変調波信号がそれぞれに入力され、前記周波数制御信号に基づいて、前記特定されたチャンネルグループの一対のチャンネルに割り当てられている副搬送波周波数をそれぞれ中心周波数とするように通過帯域を変更可能な一対の帯域可変バンドパスフィルタ手段と、
前記周波数制御信号に基づいて、特定されたチャンネルグループに含まれる二つのチャンネルに割り当てられているそれぞれの副搬送波周波数が、周波数変換後に、いずれのチャンネルグループについても、それぞれに対応した固定の周波数となるような発振周波数で発振するように制御される発振周波数変更可能な発振手段と、
前記一対の帯域可変バンドパスフィルタ手段から入力される一対の変調波信号と前記発振手段から入力される信号とをそれぞれの変調波信号毎に乗算して、前記周波数変換された一対の固定周波数である変調信号を出力する一対のミキサ手段と、
前記一対のミキサ手段から前記一対の固定周波数である変調波信号が入力されて、前記の固定周波数をそれぞれ中心周波数とするように通過帯域が設定されている一対の帯域固定バンドパスフィルタ手段と、
該帯域固定バンドパスフィルタ手段から入力される変調波信号を復調する復調手段とを有して構成されることを特徴とする受信装置。
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