JP2663427B2 - 情報伝送装置 - Google Patents

情報伝送装置

Info

Publication number
JP2663427B2
JP2663427B2 JP62053783A JP5378387A JP2663427B2 JP 2663427 B2 JP2663427 B2 JP 2663427B2 JP 62053783 A JP62053783 A JP 62053783A JP 5378387 A JP5378387 A JP 5378387A JP 2663427 B2 JP2663427 B2 JP 2663427B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
seat
supplied
audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62053783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63219289A (ja
Inventor
敦志 松崎
雅勝 豊島
晃一 田川
芳之 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP62053783A priority Critical patent/JP2663427B2/ja
Publication of JPS63219289A publication Critical patent/JPS63219289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2663427B2 publication Critical patent/JP2663427B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 (第1図) F 作用 G 実施例 G1送信側の説明 G2受信側の説明 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えば航空機,列車,バス等の乗客用座席
もしくはその近傍に個別に設けられた映像表示部、音声
発生部に複数の映像信号,音声信号を並行して伝送する
のに使用して好適な情報伝送装置に関する。 B 発明の概要 本発明は、複数の音声信号源および複数の映像信号源
と送信制御部とを有し、各端末装置からの要求に応じて
上記各端末装置に音声信号および映像信号を供給する送
信ユニットと、複数の各座席に設けられた音声出力端子
を介して装着される音声発生部と上記複数の各座席の前
の各座席の各背面部に設けられた映像表示部とを一組の
受信単位の端末装置とし、上記一組の受信単位の端末装
置に選択操作部と受信制御部とを設けた複数の端末装置
とを備え、上記各端末装置の上記選択操作部で選択され
た音声信号および映像信号を上記送信ユニットの音声信
号源および映像信号から上記端末装置の上記音声表示部
および上記映像発生部に供給することにより、装置の簡
単化を図るととに、使用者の使い勝手の向上を図るもの
である。 C 従来の技術 例えば、米国特許第4,584,603号には、航空機等の乗
物の乗客用座席にビデオディスプレイを個別に設けるこ
とが示されている。即ち、乗客用座席にビデオディスプ
レイを個別に設けると共に、これらビデオディスプレイ
に複数の映像信号を並行して伝送し、各ビデオディスプ
レイ側では、信号の1つを選択して表示するものであ
る。 D 発明が解決しようとする問題点 この従来の装置においては、複数の映像信号は、夫々
独立した伝送線を用いて各ビデオディスプレイに伝送さ
れるものであり、多くの伝送線を必要とするものであ
る。したがって、配線が煩雑となって装置が複雑化する
問題がある。 本発明は斯る点に鑑み、装置の簡単化を図ると共に、
使用者の使い勝手の向上を図るものである。 E 問題点を解決するための手段(第1図) 本発明は、複数の音声信号源および複数の映像信号源
と送信制御部とを有し、各端末装置からの要求に応じて
上記各端末装置に音声信号および映像信号を供給する送
信ユニットと、複数の各座席に設けられた音声出力端子
を介して装着される音声発生部と上記複数の各座席の前
の各座席の各背面部に設けられた映像表示部とを一組の
受信単位の端末装置とし、上記一組の受信単位の端末装
置に選択操作部と受信制御部とを設けた複数の端末装置
とを備え、上記各端末装置の上記選択操作部で選択され
た音声信号および映像信号を上記送信ユニットの音声信
号源および映像信号から上記各端末装置の上記音声表示
部および上記映像発生部に供給するものである。 F 作用 上述構成においては、複数の映像信号,音声信号等は
送信部(3),(5a)〜(5d),(6)で多重化され、
双方向信号伝送手段(11)を介して受信側の端末装置
(20F),(20B)に供給されるので、選択操作部(25)
の操作によって所定の映像信号及び音声信号を選択し得
る。 この場合、例えば使用者が着席している座席の前の座
席に配された端末装置(20F)の選択操作部(25)の操
作でテレビチャンネルが選択されると、選択部(23)で
映像信号が選択される。また、この選択操作部(25)の
操作に応じてマイクロコンピュータ(260)より制御デ
ータDC2(固有アドレス発生部(31)からのアドレスデ
ータADF及び選択データCHを含む)が発生され、これが
送信部(32)を介して双方向信号伝送手段(11)に供給
される。そして、この双方向信号伝送手段(11)より送
信側の受信部(8)を介してコンピュータ(4)に供給
され、このコンピュータ(4)でアドレスデータADF
り使用者が着席している座席のアドレスデータADBが算
出され、このコンピュータ(4)より制御データDC
1(アドレスデータADB及び選択データCHを含む)が発生
され、これが映像信号、音声信号と共に多重化されて双
方向信号伝送手段(11)に供給される。そして、各端末
装置(20F),(20B)の分離部(26)で制御データDC1
が分離され、マイクロコンピュータ(260)において固
有アドレス発生部(31)からのアドレスデータと一致す
るか否か比較される。そして、使用者が着席している座
席に配された端末装置(20B)で一致し、選択部(26)
で制御データDC2に含まれる選択データCHに基づいて音
声信号が選択される。これにより、例えばヘッドホン
(30)が接続される音声出力端子(29)を使用者の着席
している座席に配置し得る。 G 実施例 以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例につい
て説明する。本例は航空機内の映像信号,音声信号等の
伝送に適用したものである。 G1送信側の説明 第1図において、(1a)〜(1c)は航空機の乗務員室
等の送信側に設けられたビデオテープレコーダである。
ビデオテープレコーダ(1a)及び(1b)には、映像信号
が出力される端子Vと、第1国の言語による左音声信号
及び右音声信号が出力される端子L及びRと、第2国の
言語によるモノラル音声信号が出力される端子Aが設け
られている。また、ビデオテープレコーダ(1c)には、
映像信号が出力される端子Vと、左音声信号及び右音声
信号が出力される端子L及びRが設けられている。 また、(2a)〜(2d)はコンパクトディスクプレーヤ
(CDプレーヤ)であり、これらコンパクトディスクプレ
ーヤ(2a)〜(2d)には、左音声信号及び右音声信号が
出力される端子L及びRが設けられている。 また、(3)は従来周知のケーブル・デジタル オー
ディオ/データ伝送システム(CADAシステム)で使用さ
れているCADAエンコーダである。CADAシステムとは、例
えば複数のデジタルオーディオを時分割多重し、CATVの
空いているテレビ1チャンネルの帯域(6MHz)を利用し
て伝送するもので、音楽等を音質を損なわずに、極めて
効率よく伝送できるシステムである。CADAエンコーダ
(3)は、A/D変換器及びシフトレジスタを備えて構成
され、複数の音声信号をA/D変換器でデジタル信号に変
換し、シフトレジスタの所定位置に夫々並列的に入力す
ると共に、このシフトレジスタより直列的に高速で出力
することにより時分割多重がなされるように構成され
る。なお、デジタルオーディオだけでなく、制御データ
も合せて多重化し得る。 上述した、ビデオテープレコーダ(1a)及び(1b)の
端子L,R,Aに得られる音声信号、ビデオテープレコーダ
(1c)の端子L,Rに得られる音声信号及びコンパクトデ
ィスクプレーヤ(2a)〜(2d)の端子L,Rに得られる音
声信号は、夫々エンコーダ(3)に供給される。 また、(4)は機内管理を行なうコンピュータよりな
るマスターコントローラである。後述するように、受信
側より制御データDC2(座席を示すアドレスデータAD,チ
ャンネル選択データCH及び音量データVRを含む)が供給
されると、アドレスデータADで示す座席の後の座席を示
すアドレスデータAD′が算出され、このマスターコント
ローラ(4)からはアドレスデータAD′、チャンネル選
択データCH及び音量データVRを含む制御データDC1が発
生される。この制御データDC1はエンコーダ(3)に供
給される。 結局、エンコーダ(3)の出力端子Oには、供給され
た複数の音声信号のデジタル変換されたもの及び制御デ
ータDC1の時分割多重された信号SCAが得られ、この信号
SCAは変調器(5d)に供給され、VSB(残留側波帯)方式
でAM変調される。 また、ビデオテープレコーダ(1a)〜(1c)の端子V
に得られる映像信号は、夫々変調器(5a)〜(5c)に供
給され、夫々VSB方式でAM変調される。ここで、変調器
(5a)〜(5d)は、例えばテレビ放送チャンネルの60チ
ャンネル以上で、混変調防止のため順次2チャンネルお
きの周波数帯で変調するようになされている。 また、変調器(5a)〜(5d)の出力信号は加算器
(6)に供給されて周波数多重される。そして、加算器
(6)からの周波数多重された信号SMFは分波器(7)
を介して、双方向信号伝送手段を構成するリーキーケー
ブル(漏洩ケーブル)(11)の一端に供給される。この
リーキーケーブル(11)の他端には終端抵抗(12)が接
続されて終端される。このリーキーケーブル(11)は、
例えば同軸ケーブルの周囲をスパイラル状に切欠き、信
号の漏れ量を大としたものである。 G2受信側の説明 また、航空機の乗客用座席には夫々個別に端末装置が
設けられる。図には、第2図に示すように前後に並ぶ2
つの座席に夫々設けられた2個の端末装置(20F),(2
0B)を示している。 端末装置(20F)において、(21)はリーキーケーブ
ル(11)より漏洩する周波数多重信号SMFを捕えるため
のアンテナである。このアンテナ(21)で捕らえられた
周波数多重信号SMFは分波器(22)を介してテレビチュ
ーナ(23)及びCADAチューナ(24)に供給される。チュ
ーナ(23)は変調器(5a)〜(5c)の出力周波数帯のチ
ャンネルを選択受信できるように構成され、そのチャン
ネル選択はコントロールパネル(25)のキー操作に応じ
てCADAデコーダ(26)内のマイクロコンピュータ(以下
「マイコン」という)によって制御される。このチュー
ナ(23)より出力される映像信号は、信号処理回路(2
7)を介して、扁平型陰極線管、液晶表示装置等よりな
る表示装置(28)に供給される。 また、チューナ(24)は変調器(5d)の出力周波数帯
のチャンネルを選択受信できるように構成される。この
チューナ(24)より出力される時分割多重信号SCAはCAD
Aデコーダ(26)に供給される。デコーダ(26)は上述
したCADAエンコーダ(3)と略逆の動作をするように構
成され、デコーダ(26)内のマイコンによって制御され
て時分割多重信号SCAより所望の音声信号が取り出され
ると共に、時分割多重信号SCAより制御データDC1が取り
出される。 このデコーダ(26)で取り出される音声信号は音声出
力端子(29)を介してヘッドホン(30)に供給される。 また、(31)はアドレスROMであり、このアドレスROM
(31)には、この端末装置(20F)の配されている座席
を示す固有のアドレスデータADFが書き込まれてあり、
このアドレスROM(31)からのアドレスデータADFはデコ
ーダ(26)のマイコンに供給される。マイコンでは、こ
のアドレスデータADFと時分割多重信号SCAより取り出さ
れた制御データDC1に含まれるアドレスデータAD′とが
比較され、一致するときには、デコーダ(26)で制御デ
ータDC1に含まれるチャンネル選択データCHに基づいた
音声信号が取り出されると共に、音量データVRに基づい
た音量に制御される。 また、コントロールパネル(25)のキー操作により受
信チャンネルが選択されるときには、デコーダ(26)の
マイコンより、アドレスデータADFとチャンネル選択デ
ータCH及び音量データVRとを含む制御データDC2が発生
され、この制御データDC2は送信機(32)に供給されて
変調器(5a)〜(5d)の出力周波数帯以外の周波数に変
調されたのち分波器(22)及びアンテナ(21)を介して
リーキーケーブル(11)に供給される。 そして、上述していないが、このデータはリーキーケ
ーブル(11)より送信側の分波器(7)を介して受信器
(8)に供給されて復調されたのちエンコーダ(3)を
介してマスターコントローラ(4)に供給される。 また、第3図はデコーダ(26)、コントロールパネル
(25)の部分をより詳細に示したものである。この第3
図において、第1図と対応する部分には同一符号を付し
て示している。 同図において、テレビチューナ(23)はコントロール
パネル(25)のキー操作に応じ、デコーダ(26)のマイ
コン(260)によって制御される。 また、CADAチューナ(24)からの時分割多重信号SCA
はデコーダ(26)のキャリア再生器(261)に供給され
ると共に、コマンドデコーダ(262),シフトレジスタ
(263),(264)に供給される。キャリア再生器(26
1)からは時分割多重信号SCAに同期したクロック信号が
得られ、このクロック信号はマイコン(260)に供給さ
れると共に、コマンドデコーダ(262),シフトレジス
タ(263),(264)に供給される。そして、コマンドデ
コーダ(262)からは時分割多重信号SCAより制御データ
DC1が取り出され、この制御データDC1はマイコン(26
0)に供給される。また、シフトレジスタ(263),(26
4)には、マイコン(260)より所定のタイミングでラッ
チ信号が供給され、シフトレジスタ(263),(264)か
らは、所定の音声信号が取り出される。即ち、上述した
ように、アドレスROM(31)より供給されるアドレスデ
ータADFと制御データDC1に含まれるアドレスデータAD′
とが一致するとき、シフトレジスタ(263),(264)に
は制御データDC1に含まれるチャンネル選択データCHに
対応したタイミングでラッチ信号が供給されて音声信号
が取り出される。なお、CADAチューナ(24)からの時分
割多重信号SCAはマイコン(260)に供給され、これに基
づいて上述したラッチ信号が形成される。 また、シフトレジスタ(263)及び(264)より取り出
される音声信号(ステレオの場合は、夫々左信号及び右
信号、モノラルの場合は同一信号)は、夫々D/A変換器
(265)及び(266)、音量調整用のボリウム(267)、
アンプ(268)及び(269)を介して音声出力端子(29)
及び(29)に供給される。 また、コントロールパネル(25)において、(25a)
はテレビ選択キー、(25b)は音楽選択キー、(25c)は
チャンネルアップキー、(25d)はチャンネルダウンキ
ー、(25e)はチャンネル表示器、(25f)は音量調整用
の操作子、(25g)はスチュワーデスコールキー、(25
h)は読書燈キーである。 この場合、テレビ選択キー(25a)を押すとテレビチ
ャンネルが選択され、チャンネルアップキー(25c)、
チャンネルダウンキー(25d)を押すとマイコン(260)
の制御によりテレビチューナ(23)での受信チャンネル
が変えられる。また、マイコン(260)よりアドレスデ
ータADFとチャンネル選択データCH及び音量調整用の操
作子(25f)で設定された音量データVRとを含む制御デ
ータDC2が発生され、この制御データDC2は送信機(32)
で変調されたのち分波器(22)を介してアンテナ(21)
に供給される。 また、音楽選択キー(25b)を押すと音楽チャンネル
が選択され、チャンネルアップキー(25c)、チャンネ
ルダウンキー(25d)を押すとマイコン(260)よりアド
レスデータADFとチャンネル選択データCH及び音量調整
用の操作子(25f)で設定された音量データVRとを含む
制御データDC2が発生され、この制御データDC2は送信機
(32)で変調されたのち分波器(22)を介してアンテナ
(21)に供給される。この場合、例えばマイコン(26
0)で信号処理回路(27)が制御され、映像信号はミュ
ーティングされる。 またスチュワーデスコールキー(25g)が押される
と、マイコン(260)より制御データ(アドレスデータA
DFと、スチュワーデスコールデータを含む)が発生さ
れ、この制御データは送信機(32)に供給されて変調さ
れたのち分波器(22)及びアンテナ(21)を介してリー
キーケーブル(11)に供給される。この制御データはリ
ーキーケーブル(11)より送信側の分波器(7)を介し
て受信機(8)に供給されて復調されたのちエンコーダ
(3)に供給される。そして、この制御データに基づき
エンコーダ(3)内のCPU(図示せず)によってスイッ
チボックス(40)が制御され、アドレスデータADFで示
される座席の後の座席に対応したスチュワーデスコール
燈(41a)が発光するようになされる。また、読書燈キ
ー(25h)が押されると、マイコン(260)より制御デー
タ(アドレスデータADFと、読書燈データを含む)が発
生され、この制御データは送信機(32)に供給されて変
調されたのち分波器(22)及びアンテナ(21)を介して
リーキーケーブル(11)に供給される。この制御データ
はリーキーケーブル(11)より送信側の分波器(7)を
介して受信器(8)に供給されて復調されたのちエンコ
ーダ(3)に供給される。そして、この制御データに基
づき、エンコーダ(3)内のCPUによってスイッチボッ
クス(40)が制御され、アドレスデータADFで示される
座席の後の座席に対応した読書燈(42a)が発光するよ
うになされる。 端末装置(20B)も上述端末装置(20F)と同様に構成
される。この場合、アドレスROM(31)には、この端末
装置(20B)の配されている座席を示す固有のアドレス
データADBが書き込まれており、このアドレスデータADB
がデコーダ(26)のマイコンに供給される。なお、(41
b)及び(42b)は、夫々アドレスデータADBで示される
座席の後の座席に対応したスチュワーデスコール燈及び
読書燈である。 また、図示せずも、その他の端末装置も同様に構成さ
れる。 また、端末装置のほとんどの部分(表示装置(28),
コントロールパネル(25)等)は座席の背面に配置され
ると共に、音声出力端子(29)はアームレスト部に配置
される(第2図参照)。 本例は以上のように構成され、ビデオテープレコーダ
(1a)〜(1c)より出力される映像信号と、ビデオテー
プレコーダ(1a)〜(1c)、コンパクトディスクプレー
ヤ(2a)〜(2d)より出力される音声信号の時分割多重
されたエンコーダ(3)の出力信号SCAとが、夫々変調
器(5a)〜(5d)で変調されて加算され、周波数多重信
号SMFとされる。そして、この周波数多重信号SMFがリー
キーケーブル(11)に供給されて受信側に伝送される。
そして、受信側の端末装置では、周波数多重信号SMF
して伝送される複数の映像信号,音声信号よりコントロ
ールパネル(25)のキー操作に応じて所望のものを選択
し得る。 この場合、例えば使用者が着席している座席の前の座
席に配された端末装置(20F)のコントロールパネル(2
5)のテレビ選択キー(25a)を押すと、テレビチャンネ
ルが選択され、また、チャンネルアップキー(25c)、
チャンネルダウンキー(25d)を押すと、受信チャンネ
ルが変えられる。そして、テレビチューナ(23)より選
択されたチャンネルの映像信号が出力され、信号処理回
路(27)を介して表示装置(28)に供給され、その映像
信号による画像が表示される。 またこのとき、デコーダ(26)のマイコン(260)よ
りアドレスデータADFとチャンネル選択データCH及び音
量データVRを含む制御データDC2が発生され、この制御
データDC2は送信機(32)で変調されたのち分波器(2
2)及びアンテナ(21)を介してリーキーケーブル(1
1)に供給され、このデータはリーキーケーブル(11)
より送信側の分波器(7)を介して受信機(8)に供給
されて復調されたのちエンコーダ(3)を介してマスタ
ーコントローラ(4)に供給される。そして、マスター
コントローラ(4)においては、制御データDC2に含ま
れるアドレスデータADFで示す座席の後の座席を示すア
ドレスデータADBが算出され、このマスターコントロー
ラ(4)からはアドレスデータADBとチャンネル選択デ
ータCH及び音量データVRを含む制御データDC1が発生さ
れる。そして、この制御データDC1はエンコーダ(3)
に供給されて音声信号,映像信号と共に多重化されてリ
ーキーケーブル(11)に供給される。そして、各端末装
置ではデコーダ(26)で制御データDC1が取り出され、
アドレスROM(31)より供給されるアドレスデータと制
御データDC1に含まれるアドレスデータADBとが比較され
る。この場合、使用者が着席している座席に配された端
末装置(20B)のアドレスROM(31)より供給されるアド
レスデータADBで一致するので、端末装置(20B)のデコ
ーダ(26)のシフトレジスタ(263),(264)には、マ
イコン(260)より制御データDC1に含まれるチャンネル
選択データCHに応じたタイミングでラッチ信号が供給さ
れて、上述テレビチューナ(23)より出力される映像信
号に対応した音声信号が取り出され、音声出力端子(2
9)に供給される。また、ボリウム(267)は、マイコン
(260)により制御データDC1に含まれる音量データVRに
応じて制御され音量が調整される。 したがって、使用者が着席している座席の前の座席に
配された端末装置(20F)のコントロールパネル(25)
のキー操作でテレビチャンネルを選択するときには、端
末装置(20F)の表示装置(28)で選択されたチャンネ
ルの画像を観察できると共に、着席している座席に配さ
れた端末装置(20B)の音声出力端子(29)にヘッドホ
ン(30)を接続して対応する音声を聞くことができる。 また、使用者が着席している座席の前の座席に配され
た端末装置(20F)のコントロールパネル(25)のキー
操作で音楽チャンネルを選択するときにも、上述したテ
レビチャンネルの音声信号と同様の動作により、選択さ
れたチャンネルの音声信号は使用者が着席している座席
の端末装置(20B)の音声出力端子(29)に得られる。
したがって、端末装置(20B)の音声出力端子(29)に
ヘッドホン(30)を接続して音声を聞くことができる。
なおこのときには、端末装置(20F)においてマイコン
(260)により信号処理回路(27)が制御され映像信号
はミューティングされ、表示装置(28)には黒画面が表
示される。 また、端末装置のスチュワーデスコールキー(25
g)、読書燈キー(25h)を押したことを示す制御データ
は送信機(32)で変調されたのち分波器(22)及びアン
テナ(21)を介してリーキーケーブル(11)に供給され
る。そして、このデータはリーキーケーブル(11)より
送信側の分波器(7)を介して受信機(8)に供給され
て復調されたのちエンコーダ(3)のCPUに供給され
て、上述したように対応するスチュワーデスコール燈
(41a),(41b)、読書燈(42a),(42b)が発光制御
される。 このように本例によれば、複数の映像信号,音声信号
等は送信側で周波数多重化され、リーキーケーブル(1
1)を介して受信側の端末装置(20F),(20B)に供給
されると共に、受信側の端末装置(20F),(20B)から
の制御データはリーキーケーブル(11)を介して送信側
に供給される構成とされているので、配線が簡単となり
装置の簡単化を図ることができる。 また、本例によれば、使用者が着席している座席の前
の座席に配された端末装置(20F)の表示装置(28)で
画像を観察できると共に、使用者が着席している座席に
配された端末装置(20B)の音声出力端子(29)にヘッ
ドホン(30)を接続して音声を聞くことができるので、
ヘッドホン(30)のリード線が他の乗客に邪魔になった
り、またシートピッチ(前後座席の間隔)を変更する毎
にリード線の異なるヘッドホン(30)を用意する等の不
都合を回避することができる。 なお、上述実施例とは別に、第4図に示すように、端
末装置のほとんどの部分(コントロールパネル(25)、
音声出力端子(29)等)を座席のアームレスト部に配す
ると共に、表示装置(28)を座席の背面に配するように
してもよい。この場合には、使用者が着席している座席
に配された端末装置(20B)のコントロールパネル(2
5)のキー操作でテレビチャンネル、音楽チャンネルを
選択し、使用者が着席している座席の前の座席に配され
た端末装置(20F)の表示装置(28)で画像を観察する
と共に、使用者が着席している座席に配された端末装置
(20B)の音声出力端子(29)にヘッドホン(30)を接
続して音声を聞くようになる。そのためこの場合には、
上述実施例における映像信号と音声信号との関係は逆に
される。そして、端末装置からの制御データDC2には音
量データVRを含む必要がなく、また、送信側のマスター
コントローラ(4)では、制御データDC2に含まれるア
ドレスデータADで示す座席の前の座席を示すアドレスデ
ータAD′が算出される。さらに、受信側の端末装置で
は、送信側からの制御データDC1のアドレスデータAD′
とアドレスROM(31)からのアドレスデータとが一致す
るとき、制御データDC1に含まれるチャンネル選択デー
タCHに基づきマイコン(260)によりテレビチューナ(2
3)の受信チャンネルが制御される。 この第4図例の動作は次のようになる。例えば、使用
者が着席している座席に配された端末装置(20B)のコ
ントロールパネル(25)のテレビ選択キー(25a)を押
すと、テレビチャンネルが選択され、また、チャンネル
アップキー(25c)、チャンネルダウンキー(25d)を押
すと、受信チャンネルが変えられる。そして、マイコン
(260)よりデコーダ(26)のシフトレジスタ(263),
(264)には受信チャンネルに対応したタイミングでラ
ッチ信号が供給され、選択されたチャンネルの音声信号
が取り出され、音声出力端子(29)に供給される。この
とき、ボリウム(267)は操作子(25f)の位置に基づき
マイコン(260)で制御され、所定音量とされる。 またこのとき、デコーダ(26)のマイコン(260)よ
りアドレスデータADBとチャンネル選択データCHを含む
制御データDC2が発生され、この制御データDC2は送信機
(32)で変調されたのち分波器(22)及びアンテナ(2
1)を介してリーキーケーブル(11)に供給され、この
データはリーキーケーブル(11)より送信側の分波器
(7)を介して受信機(8)に供給されて復調されたの
ちエンコーダ(3)を介してマスターコントローラ
(4)に供給される。そして、マスターコントローラ
(4)においては、制御データDC2に含まれるアドレス
データADBで示す座席の前の座席を示すアドレスデータA
DFが算出され、このマスターコントローラ(4)からは
アドレスデータADFとチャンネル選択データCHを含む制
御データDC1が発生される。そして、この制御データDC1
はエンコーダ(3)に供給されて音声信号,映像信号と
共に多重化されてリーキーケーブル(11)に供給され
る。そして、各端末装置ではデコーダ(26)で制御デー
タDC1が取り出され、アドレスROM(31)より供給される
アドレスデータと制御データDC1に含まれるアドレスデ
ータADFとが比較される。この場合、使用者が着席して
いる座席の前の座席に配された端末装置(20F)のアド
レスROM(31)より供給されるアドレスデータADFで一致
するので、端末装置(20F)のテレビチューナ(23)の
受信チャンネルは、制御データDC1に含まれるチャンネ
ル選択データCHに基づきマイコン(260)により制御さ
れる。そして、テレビチューナ(23)より選択されたチ
ャンネルの映像信号が出力され、信号処理回路(27)を
介して表示装置(28)に供給され、その映像信号による
画像が表示される。 したがって、使用者が着席している座席に配された端
末装置(20B)のコントロールパネル(25)のキー操作
でテレビチャンネルを選択するときには、端末装置(20
F)の表示装置(28)で選択されたチャンネルの画像を
観察できると共に、着席している座席に配された端末装
置(20B)の音声出力端子(29)にヘッドホン(30)を
接続して対応する音声を聞くことができる。 また、使用者が、着席している座席に配された端末装
置(20B)のコントロールパネル(25)のキー操作で音
楽チャンネルを選択するときにも、上述したテレビチャ
ンネルを選択したときと同様の動作により、選択された
チャンネルの音声信号は使用者が着席している座席の端
末装置(20B)の音声出力端子(29)に得られると共に
端末装置(20F)において制御データDC1に含まれるチャ
ンネル選択データCHに基づきマイコン(260)で信号処
理回路(27)が制御され映像信号はミューティングさ
れ、表示装置(28)には黒画面が表示される。したがっ
て、端末装置(20B)の音声出力端子(29)にヘッドホ
ン(30)を接続して音声を聞くことができる。 この第4図例においても、使用者が着席している座席
の端末装置(20B)の音声出力端子(29)にヘッドホン
(30)を接続して音声を聞くことができるので、上述実
施例と同様の作用効果を得ることができる。また、本例
によればシートピッチが大きく(例えばファーストクラ
ス)ても、コントロールパネルがアームレスト部にある
ので、操作が容易となる利益もある。 また、上述実施例においては、マスターコントローラ
(4)でアドレスデータの処理をしているが、受信側端
末で制御データDC2を発生するときに処理するようにし
てもよい。また、上述実施例は本発明を航空機内の情報
伝送装置に適用したものであるが、列車,バス等の乗物
内あるいは劇場,競技場内等の情報伝送装置に同様に適
用することができる。また上述実施例は端末装置(20
F),(20B)を座席に設けたものであるが、座席の近傍
例えば、座席に付属したテーブル等に配するようにして
もよい。 H 発明の効果 本発明は、複数の音声信号源および複数の映像信号源
と送信制御部とを有し、各端末装置からの要求に応じて
上記各端末装置に音声信号および映像信号を供給する送
信ユニットと、複数の各座席に設けられた音声出力端子
を介して装着される音声発生部と上記複数の各座席の前
の各座席の各背面部に設けられた映像表示部とを一組の
受信単位の端末装置とし、上記一組の受信単位の端末装
置に選択操作部と受信制御部とを設けた複数の端末装置
とを備え、上記各端末装置の上記選択操作部で選択され
た音声信号および映像信号を上記送信ユニットの音声信
号源および映像信号から上記端末装置の上記音声表示部
および上記映像発生部に供給するようにしたので、使用
者が着席している座席に配された端末装置に例えばヘッ
ドホンを接続でき、ヘッドホンのリード線が他の乗客の
邪魔になったり、またシートピッチを変更する毎にリー
ド線の異なるヘッドホンを用意する等の不都合を回避で
き、使用者の使い勝手の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図は端末
装置の要部の具体構成図、第2図は一実施例の説明のた
めの図、第4図は本発明の他の実施例の説明のための図
である。 (1a)〜(1c)はビデオテープレコーダ、(2a)〜(2
d)はコンパクトディスクプレーヤ、(3)はCADAエン
コーダ、(4)はマスターコントローラ、(5a)〜(5
d)は変調器、(8)は受信機、(11)はリーキーケー
ブル、(20F)及び(20B)は端末装置、(21)はアンテ
ナ、(23)はテレビチューナ、(24)はCADAチューナ、
(25)はコントロールパネル、(26)はCADAデコーダ、
(27)は信号処理回路、(28)は表示装置、(29)は音
声出力端子、(30)はヘッドホン、(31)はアドレスRO
M、(32)は送信機である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の音声信号源および複数の映像信号源と送信制
    御部とを有し、各端末装置からの要求に応じて上記各端
    末装置に音声信号および映像信号を供給する送信ユニッ
    トと、 複数の各座席に設けられた音声出力端子を介して装着さ
    れる音声発生部と上記複数の各座席の前の各座席の各背
    面部に設けられた映像表示部とを一組の受信単位の端末
    装置とし、上記一組の受信単位の端末装置に選択操作部
    と受信制御部とを設けた複数の端末装置とを備え、 上記各端末装置の上記選択操作部で選択された音声信号
    および映像信号を上記送信ユニットの音声信号源および
    映像信号から上記各端末装置の上記音声表示部および上
    記映像発生部に供給するようにしたことを特徴とする情
    報伝送装置。
JP62053783A 1987-03-09 1987-03-09 情報伝送装置 Expired - Fee Related JP2663427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62053783A JP2663427B2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 情報伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62053783A JP2663427B2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 情報伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63219289A JPS63219289A (ja) 1988-09-12
JP2663427B2 true JP2663427B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=12952413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62053783A Expired - Fee Related JP2663427B2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 情報伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2663427B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5555466A (en) * 1994-10-12 1996-09-10 Asa Electronics Corporation Vehicular audio/visual system having distribution box for connecting individual passenger monitors to multiple program sources
US6058288A (en) * 1995-08-07 2000-05-02 Sextant In-Flight Systems, Llc Passenger service and entertainment system
GB2304255B (en) * 1995-08-07 2000-04-12 Be Aerospace Inc Multi-stage switch
JP2752944B2 (ja) * 1995-12-26 1998-05-18 日本電気移動通信株式会社 館内情報伝送システム
US7360833B2 (en) 2003-11-07 2008-04-22 Vitito Christopher J Vehicle entertainment system with backside loading DVD player
JP2007274019A (ja) 2006-03-30 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル方式情報配信システムおよびその方法
US8274615B2 (en) 2008-03-07 2012-09-25 Audiovox Corporation Mobile video system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63219289A (ja) 1988-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2658030B2 (ja) 情報伝送装置
US4958381A (en) Two way communication system
US7667669B2 (en) Vehicle display device having a wireless transmitter
JP2663427B2 (ja) 情報伝送装置
KR100313850B1 (ko) 영상신호전송장치
JP2508437B2 (ja) 情報伝送装置
US7162038B1 (en) Audio source selection circuit
JPH01250288A (ja) 情報伝送装置
JP2576485B2 (ja) 乗物内の情報伝送装置
JP2565223B2 (ja) 情報伝送装置
JP2565224B2 (ja) 情報伝送装置
JP2508493B2 (ja) 情報伝送装置
JP2748360B2 (ja) 乗物用情報伝送装置
JP4169525B2 (ja) 列車搭載映像表示システム
JP2545831B2 (ja) 乗物用情報伝送装置
KR940001616Y1 (ko) 하이파이 비디오테이프레코더의 스테레오 및 음성다중 동시기록장치
JP2545933B2 (ja) 情報伝送装置
JPS63187984A (ja) 情報伝送装置
JPH01301430A (ja) 情報伝送装置
JPS63197133A (ja) 情報伝送装置
JP3820631B2 (ja) 受信装置
JP2663426B2 (ja) 情報伝送装置
JPH07298245A (ja) センター局装置及び端末装置
JPS63217784A (ja) 映像信号伝送装置
JPH0968989A (ja) 通信カラオケシステム及び通信カラオケ端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees