JP4169525B2 - 列車搭載映像表示システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、列車の客室車両内において、乗客に音声付映像で各種情報を提供する列車搭載映像表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
同図中、100は連結された列車の各車両を示し、101は各車両、或いは特定の車両に設けられ、音声を含む映像情報を配信する映像情報配信装置、102は、車両内の全ての乗客が視聴できるように、各車両に1台或いは複数台設けられ、音声を含む映像情報を受信し、この受信情報を表示し、且つ音声情報の音声出力をする表示装置である。
【0003】
103は映像情報配信装置101から表示装置102へ音声を含む映像情報を伝える伝送路、104は表示装置102が複数台存在する際に、伝送路を分岐する分岐器である。
【0004】
図9は、表示装置102の内部構成を示す構成図である。
同図中、113は伝送路103を伝わってきた音声を含む映像信号を受信する映像情報受信部、112は映像情報受信部113が受信した映像情報を画像信号と音声信号とに変換する映像情報変換部、111は映像情報変換部112によって変換された画像信号を表示する映像表示部、110は映像情報変換部112によって変換された音声信号を出力する音声出力部である。
【0005】
以上の構成において、その動作について以下に説明する。
映像情報配信装置101が出力する音声を含む映像信号は、伝送路103を伝わって表示装置102に配信される。また同図に示すように表示装置102が複数配設されている場合は、伝送路103を分岐器104によって分岐することにより、これらの各表示装置102に略同条件で配信される。
【0006】
各表示装置102の映像情報受信部113(図9)は、伝送路103を伝わって配信された映像情報を受信する。映像情報変換部112は、映像情報受信部113により受信された映像情報を画像信号と音声信号に変換する。変換された画像信号は映像表示部111で表示され、変換された音声信号は音声出力部110から出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の列車搭載映像表示システムの構成では、映像情報のコンテンツの種類によっては、その音声情報がある乗客にとっては必要なく、迷惑な騒音に変ってしまう場合がある。そのため、乗り換え案内、次駅案内などの殆どの乗客が必要とするコンテンツを除いて、提供できるコンテンツの種類が、音声を含まないものに制限されるという問題があった。
【0008】
また、表示装置を各客席毎に備えようとすると、それに伴なって配線コストも増加し、メンテナンスも容易でなくなる問題があった。
【0009】
本発明の目的は、コンテンツを乗客に配信する際の上記の不都合を解消し、全ての客に必要な情報はもらすことなく案内し、そうでないコンテンツの音声または画像の映像情報を、希望する客にのみ配信できるシステムを提供すると共に、その導入に際しての不要なコストアップを抑えることのできる列車搭載映像表示システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による列車搭載映像表示システムは、列車の車両に搭載される列車搭載映像表示システムであって、
所定の車両に設けられ、音声情報を含む映像情報を出力する映像情報配信手段と、前記映像情報を伝達する伝送路と、該伝送路を分岐する分岐手段と、前記伝送路に接続されて前記映像情報を受信し、前記映像情報が特定のコンテンツであるときには、前記映像情報に基づく画像情報の表示及び音声の出力を行い、前記映像情報が特定のコンテンツ以外のコンテンツであるときには、音声出力をすることなく前記映像情報に基づく画像情報の表示を行う表示手段と、前記映像情報に含まれる音声情報を無線により配信する送出手段と、前記送出手段により配信された前記音声情報を受信し、前記表示手段に表示される画像情報に関連する音声を出力する音声聴取手段と
を有することを特徴とする。
【0011】
本発明による別の列車搭載映像表示システムは、列車の車両に搭載される列車搭載映像表示システムであって、
所定の車両に設けられ、音声情報を含む映像情報を出力する映像情報配信手段と、前記映像情報を伝達する伝送路と、該伝送路を分岐する分岐手段と、前記伝送路に接続されて前記映像情報を受信し、前記映像情報が特定のコンテンツであるときには、前記映像情報に基づく画像情報の表示及び音声の出力を行う表示手段と、前記伝送路に接続されて、前記映像情報が特定のコンテンツ以外のコンテンツであるときには前記映像情報を無線により配信する映像送出親局と、無線により配信された前記映像情報を受信して前記映像情報に含まれる前記画像情報の表示、及び音声情報の音声出力を行う映像視聴手段と
を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
【0017】
同図中、100は連結された列車の各車両を示し、101は列車の各車両、或いは先頭車両などの特定車両に設けられ、音声を含む映像情報を列車内に配信する映像情報配信手段としての映像情報配信装置である。10は車両内の全ての乗客が視聴できるように、各車両に1台或いは複数台設けられ、音声を含む映像情報を受信し、この受信情報を表示し、且つ音声を出力すると共に、無線等の有線によらない方法で音声情報を送信する表示手段としての表示装置である。
【0018】
103は、映像情報配信装置101から表示装置10へ音声を含む映像情報を伝える伝送路、104は、表示装置10が複数台存在する際に、伝送路を分岐する分岐手段としての分岐器である。12は、例えば所望する乗客に配られ、無線等の有線によらない方法で送信された音声情報を受信し、個人聴取用のスピーカなどで音声出力する、音声聴取手段に相当する音声聴取装置である。
【0019】
図2は、表示装置10の内部構成を示す構成図である。
【0020】
同図中、22は伝送路103を伝わってきた音声を含む映像信号を受信する映像情報受信手段としての映像情報受信部、112は映像情報受信部22が受信した映像情報を画像信号と音声信号とに変換する映像情報変換手段に相当する映像情報変換部、111は映像情報変換部112によって変換された画像信号を表示する映像情報表示手段に相当する映像表示部である。
【0021】
110は映像情報変換部112によって変換された音声信号の音声を出力する音声出力手段としての音声出力部である。21は、映像情報受信部22が受信した音声情報を無線等の有線によらない方法で車両内に配信するための音声情報送出手段に相当する音声情報送出部である。
【0022】
図3は、映像情報配信装置101の内部構成を示す構成図である。
【0023】
同図中、125は、配信する映像情報を蓄積する蓄積手段としての蓄積部であり、126は蓄積部に蓄積された映像情報を列車内に配信する映像情報送信手段に相当する映像情報送信部である。
【0024】
以上の構成において、その動作について以下に説明する。
映像情報配信装置101は、図3に示す蓄積部125に蓄積されたコンテンツを映像情報送信部126によって列車内に配信する。映像情報送信部126が出力する音声を含む映像信号は、伝送路103を伝わって表示装置10に配信される。また同図に示すように表示装置10が複数配設されている場合は、伝送路103を分岐器104によって分岐することにより、これらの各表示装置10に、信号劣化することなく略同条件で映像信号を配信できる。
【0025】
表示装置10は、伝送路103を伝わって配信された映像情報を受信して表示する。この際、先ず図2に示す映像情報受信部22が音声を含む映像情報を受信し、映像情報変換部112が音声信号と映像信号に変換する。変換された映像情報は映像表示部111により表示され、また変換された音声信号は音声出力部110から音声出力される。また、映像情報受信部22が受信した音声情報は、音声情報送出部21によって無線等の有線によらない方法で送信され、音声聴取装置12によって受信されて聴取される。
【0026】
但し、この映像情報変換部112は、受信する映像情報のコンテンツが、乗り換え案内、次駅案内などの殆どの乗客が必要とする特定のコンテンツの場合のみ音声信号に変換して音声出力部110で音声出力させ、映画や歌などのエンターテイメント性があって、一部の乗客のみがその音声情報を希望するコンテンツの場合には、音声信号に変換しない。従って、このような場合に音声の聴取を希望する乗客は、予め音声聴取装置12を借り受けてヘッドフォンやイヤフォンなどで音声を聴取する。
【0027】
以上のように、実施の形態1の列車搭載映像表示システムによれば、全ての乗客が必要な音声情報は、表示装置のスピーカから車両内に案内され、特定の乗客のみが聴取を希望する音声情報は無線によって個別に配信できる。従って、車内のその他の乗客が不要な音によって迷惑を受けるのを防ぐことができる。また、個別に配信する音声情報は無線によって行われるため、配線の必要がないため、設備コスト、或いは装置のメンテナンスの面で有利となる。
【0028】
実施の形態2.
図4は、本発明による実施の形態2の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
【0029】
本実施の形態2の列車搭載映像表示システムが、前記した図1に示す実施の形態1の列車搭載映像表示システムに対して異なる点は、表示装置10が図9に示す従来の表示装置102で構成されている点と、新たに音声送出親局30が追加された点である。従って、図1に示す実施の形態1、及び図8に示す従来の列車搭載映像表示システムと同一、或いはそれに相当する部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0030】
表示装置102は、図9の構成図で説明したように、伝送路103を伝わってきた音声を含む映像信号を映像情報受信部113で受信し、受信した映像情報を映像情報受信手段としての映像情報変換部112によって画像信号と音声信号とに変換する。映像表示部111は変換された画像信号を表示し、音声出力部110は変換された音声信号の音声を出力する。
【0031】
30は、各車両に設けられ、音声情報を無線等の有線によらない方法で送信する音声送出親局である。図5は、この音声送出親局30の内部構成を示す構成図である。
【0032】
同図中、32は、伝送路103に接続されて音声情報を受信する音声情報受信手段に相当する音声情報受信部であり、21は、音声情報受信部が受信した音声情報を無線等の有線によらない方法で、車両内に配信するための音声情報送出手段に相当する音声情報送出部である。
【0033】
以上の構成において、その動作について以下に説明する。
各表示装置102は、図9に示すその映像情報受信部113が、伝送路103を伝わって配信された映像情報を受信する。そして映像情報変換部112によって、映像情報受信部113が受信した映像情報を音声信号と画像信号に変換する。変換された画像信号は映像表示部111で表示され、変換された音声信号は音声出力部110から音声出力される。
【0034】
音声送出親局30は、伝送路103によって分岐器104に接続され、その音声情報受信部32が映像情報の音声情報を受信して音声情報送出部21によって、無線等の有線によらない方法で送信される。送信された音声情報は、音声聴取装置12によって受信されて聴取される。
【0035】
但し、上記した映像情報変換部112は、受信する映像情報のコンテンツが、乗り換え案内、次駅案内などの殆どの乗客が必要とする特定のコンテンツの場合のみ音声信号に変換して音声出力部110で音声出力させ、映画や歌などのエンターテイメント性があって、一部の乗客のみがその音声情報を希望するコンテンツの場合には、音声信号に変換しない。従って、このような場合に音声の聴取を希望する乗客は、予め音声聴取装置12を借り受けてヘッドフォンやイヤフォンなどで音声を聴取する。
【0036】
以上のように、実施の形態2の列車搭載映像表示システムによれば、実施の形態1と同様の効果が得られる他、複数設ける表示装置を従来のものと変らなく構成できるため、本システムを備える際のコストアップに対して実施の形態1の場合より有利となる。
【0037】
実施の形態3.
図6は、本発明による実施の形態3の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
【0038】
本実施の形態3の列車搭載映像表示システムが、前記した図4に示す実施の形態2の列車搭載映像表示システムに対して異なる点は、音声送出親局30に代わって映像送出親局34が、また音声聴取装置12に代わって映像視聴装置35がそれぞれ配設されている点である。
【0039】
従って、本実施の形態3の列車搭載映像表示システムが、前記した図4に示す実施の形態2の列車搭載映像表示システムと同一、或いはそれに相当する部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0040】
34は、各車両に設けられて音声を含む映像情報を無線等の有線によらない方法で車両内に送信する映像送信親局であり、35は、無線等の有線によらない方法で送信された音声を含む映像情報を受信して映像表示及び音声出力する映像視聴手段に相当する個人視聴用の映像視聴装置である。
【0041】
図7は、映像送出親局34の内部構成を示す構成図である。
【0042】
同図中、113は、伝送路103に接続されて音声を含む映像情報を受信する映像情報受信手段に相当する映像情報受信部であり、36は、映像情報受信部113が受信した音声を含む映像情報を無線等の有線によらない方法で送信する映像情報送出手段に相当する映像情報送出部である。
【0043】
以上の構成において、その動作について以下に説明する。
映像送出親局34は、伝送路103により分岐器104に接続され、図7に示すその映像情報受信部113が、音声を含む映像情報を受信し、この受信した映像情報を映像情報送出部36によって無線等の有線によらない方法で車両内に配信する。配信されたこの映像情報は、映像視聴装置35によって受信されて、視聴される。
【0044】
従って、映像情報のコンテンツが、乗り換え案内、次駅案内などの殆どの乗客が必要とする特定のコンテンツの場合には表示装置102から案内され、映画や歌などのエンターテイメント性があって、一部の乗客のみがその映像情報を希望するコンテンツの場合には、映像情報の視聴を希望する乗客は、予め映像視聴装置35を借り受けて液晶画面やヘッドフォンやイヤフォンなどで、映像情報を視聴する。
【0045】
以上のように、実施の形態3の列車搭載映像表示システムによれば、全ての乗客が必要な映像情報は、表示装置から車両内に案内され、特定の乗客のみが視聴を希望する映像情報は無線によって個別に配信できる。従って、車内のその他の乗客が不要な画像や音によって迷惑を受けるのを防ぐことができる。また、個別に配信する音声情報は無線によって行われるため、配線の必要がないため、設備コスト、或いは装置のメンテナンスの面で有利となる。
【0046】
尚、前記実施の形態では、音声聴取措置或いは映像視聴装置は、予め借り受けるように説明したが、これに限定されるものではなく、各客席にそれぞれ備えるように構成しても良いし、市販の小型ラジオや小型テレビで視聴できるように、音声送出親局や映像送出局を構成してもよい。
【0047】
また、前記各実施の形態では、有線によらない配信方法として無線を例にしたが、これに限定されるものではなく、光や赤外線を利用した配信方法を採用してもよいなど、種々の態様を取り得るものである。
【0048】
【発明の効果】
請求項1のシステムによれば、車両内の全ての乗客が必要な、例えば乗り換え案内、次駅案内などの音声情報は、表示装置のスピーカから車両内に流し、映画や歌番組等のエンターテイメント性のコンテンツを配信する場合は、希望者のみが無線により音声を聴取出来るように設定できる。これにより、車両内の乗客が不要な音によって迷惑を受けることを防ぐことができる。また、個別に配信する音声情報は無線によって行われるため、配線の必要がない。
【0049】
更に、複数設ける表示装置を、従来のものと同様に構成できるため、本システムを備える際のコスト面で有利となる。
【0050】
請求項5のシステムによれば、車両内の全ての乗客が必要な、例えば乗り換え案内、次駅案内、ニュースなどの映像情報は、表示装置によって車両内に流し、映画や歌番組等のエンターテイメント性のコンテンツを配信する場合は、希望者のみが無線により映像情報を視聴出来るように設定できる。これにより、車両内の乗客が不要な映像や音によって迷惑を受けることを防ぐことができる。また、個別に配信する映像情報は無線によって行われるため、配線の必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態1の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
【図2】 表示装置10の内部構成を示す構成図である。
【図3】 映像情報配信装置101の内部構成を示す構成図である。
【図4】 本発明による実施の形態2の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
【図5】 音声送出親局30の内部構成を示す構成図である。
【図6】 本発明による実施の形態3の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
【図7】 映像送出親局34の内部構成を示す構成図である。
【図8】 従来の列車搭載映像表示システムを模式的に示す要部構成図である。
【図9】 表示装置102の内部構成を示す構成図である。
【符号の説明】
10 表示装置、 12 音声聴取装置、 21 音声情報送出部、 22 映像情報受信部、 30 音声送出親局、 32 音声情報受信部、 34 映像送出親局、 35 映像視聴装置、 36 映像情報送出部、 100 車両、 101 映像情報配信装置、 102 表示装置、 103 伝送路、 104 分岐器、 110 音声出力部、 111 映像表示部、 112 映像情報変換部、 113 映像情報受信部、 125 蓄積部、 126 映像情報送信部。
Claims (6)
- 列車の車両に搭載される列車搭載映像表示システムであって、
所定の車両に設けられ、音声情報を含む映像情報を出力する映像情報配信手段と、
前記映像情報を伝達する伝送路と、
該伝送路を分岐する分岐手段と、
前記伝送路に接続されて前記映像情報を受信し、前記映像情報が特定のコンテンツであるときには、前記映像情報に基づく画像情報の表示及び音声の出力を行い、前記映像情報が特定のコンテンツ以外のコンテンツであるときには、音声出力をすることなく前記映像情報に基づく画像情報の表示を行う表示手段と、
前記映像情報に含まれる音声情報を無線により配信する送出手段と、
前記送出手段により配信された前記音声情報を受信し、前記表示手段に表示される画像情報に関連する音声を出力する音声聴取手段と
を有することを特徴とする列車搭載映像表示システム。 - 前記音声聴取手段は、個人聴取用のスピーカであることを特徴とする請求項1記載の列車搭載映像表示システム。
- 前記送出手段が前記表示手段内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の列車映像表示システム。
- 前記表示手段は、
前記映像情報を受信する映像情報受信手段と、
受信した前記音声情報を無線により配信する音声情報送出手段と、
受信した前記映像情報を、前記画像情報と前記特定のコンテンツの音声情報とに変換する映像情報変換手段と、
前記画像情報を表示させる映像情報表示手段と、
前記特定のコンテンツの音声情報の音声出力を行う音声出力手段と
を有することを特徴とする請求項3に記載の列車搭載映像表示システム。 - 列車の車両に搭載される列車搭載映像表示システムであって、
所定の車両に設けられ、音声情報を含む映像情報を出力する映像情報配信手段と、
前記映像情報を伝達する伝送路と、
該伝送路を分岐する分岐手段と、
前記伝送路に接続されて前記映像情報を受信し、前記映像情報が特定のコンテンツであるときには、前記映像情報に基づく画像情報の表示及び音声の出力を行う表示手段と、
前記伝送路に接続されて、前記映像情報が特定のコンテンツ以外のコンテンツであるときには前記映像情報を無線により配信する映像送出親局と、
無線により配信された前記映像情報を受信して前記映像情報に含まれる前記画像情報の表示、及び音声情報の音声出力を行う映像視聴手段と
を有することを特徴とする列車搭載映像表示システム。 - 前記映像視聴手段は、個人視聴用の装置であることを特徴とする請求項5記載の列車搭載映像表示システム。
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