JPH0877913A - ヒュージブルリンクブロック - Google Patents

ヒュージブルリンクブロック

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JPH0877913A
JPH0877913A JP6207146A JP20714694A JPH0877913A JP H0877913 A JPH0877913 A JP H0877913A JP 6207146 A JP6207146 A JP 6207146A JP 20714694 A JP20714694 A JP 20714694A JP H0877913 A JPH0877913 A JP H0877913A
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rotation support
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Kazuhiro Watanabe
和広 渡辺
Seiji Ito
聖司 伊藤
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Yazaki Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続部カバーの回動支軸がブロック本体の回
動支持部に完全に係合されてない状態のとき、この不完
全係合状態を確実に検知することができるヒュージブル
リンクブロックを提供する。 【構成】 バッテリー端子20がブロック本体2にヒュ
ーズ16を介して装着され、ブロック本体2の側面に外
カバー6を保持するロックアーム8が設けられている。
接続部カバー4は、その後端の回動支軸24がブロック
本体2上部後端の回動支持部17に開口部18から係合
され、回動支軸24を中心に回動されてバッテリー端子
20やヒューズ16を覆う構成である。この接続部カバ
ー4に係止鉤30、ブロック本体2に係止突起29が設
けられると共に、ロックアーム8の前側保護壁34上に
延伸部35が設けられている。この構成により、回動支
軸24が回動支持部17に不完全な状態で係合された場
合に、接続部カバー4側面に設けたロックアームカバー
27の前側壁部27aが延伸部35に当接することで接
続部カバー4の不完全な係合状態が検知できるようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリーと電気機器
との間に接続されるヒューズを装着するためのヒュージ
ブルリンクブロックに関し、詳しくはブロック本体上の
バッテリー端子やヒューズを覆うカバーの不完全係合を
防止するヒュージブルリンクブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等のバッテリーとオ
ルタネータとの間や、バッテリーと他の電気機器との間
にヒューズを接続するためのヒュージブルリンクブロッ
クが設けられている。図5に示すようにヒュージブルリ
ンクブロック51は、ブロック本体52と、ブスバー3
と、接続部カバー4とを備えている。さらに、ブロック
本体52の端子固定部5を開閉可能な外カバー6がブロ
ック本体52に上下にスライド自在に設けられている。
【0003】このブロック本体52は、箱状で対向する
前後側に固定端子部5が形成され、この固定端子部5に
直交する側壁7の一方には、可撓性のロックアーム8が
形成されている。また端子固定部5は、凹部9の底部に
矩形の回り止め部を有するナット10が圧入されてい
る。さらにロックアーム8は、下部が側壁7に固定され
た可撓性のアームで上方に向けて突設されており、端部
に係止凸部8aが突設され、先端部8bが上方に延出さ
れている。上記ロックアーム8は、外カバー6に形成さ
れた後述するストッパ壁11と共に保持手段12を構成
している。
【0004】この外カバー6は、矩形筒状で、一方の側
壁13の中間部が外側に突出してガイド部14が形成さ
れており、このガイド部14の一方の開口側の縁部には
内側に向けて突設されたストッパ壁11が形成されてい
る。そして、上記ガイド部14には、ブロック本体52
のロックアーム8が挿入される。即ち、ロックアーム8
の係止凸部8aとストッパ壁11とが係合すると、ブロ
ック本体52の端子固定部5の閉鎖状態が保持される。
【0005】また、ブロック本体52の上部には、ヒュ
ーズ装着開口15が形成されており、このヒューズ装着
開口15には、ヒューズ16が装着される。ヒューズ装
着開口15は、端子固定部5と連通されており、装着さ
れたヒューズ16の端子部(図示せず)が端子固定部5
内に挿入されるようになっている。このヒューズ装着開
口15の後側には、接続部カバー4を回動自在に支持す
る回動支持部17が形成され、後述の回動支軸24が着
脱自在、かつ弾性保持可能なようにやや狭幅の開口部1
8が斜め後方上部に設けられている。また、ヒューズ装
着開口15の前側には、ブスバー支持部19が突出して
形成されている。
【0006】このブスバー支持部19に固定されるブス
バー3は、板材をL字状に屈曲して形成されており、後
側に端子固定部5に配置される端子部(図示せず)が形
成され、前側にはバッテリー端子20との接続部21が
形成されている。また、バッテリー端子20には、バッ
テリーポスト22が挿通されるポスト支持部23が設け
られている。上記バッテリー端子20、ポスト支持部2
3、ブスバー支持部19およびヒューズ16は、回動支
持部17に回動自在に支持された接続部カバー4により
覆われる。
【0007】この接続部カバー4は、回動支持部17に
回動可能に嵌合される回動支軸24が後端に形成され
て、前端にはバッテリーポスト22を覆うポストカバー
部25が形成されている。また、回動支軸24とポスト
カバー部25との間にはヒューズ装着開口15を閉鎖す
る装着開口カバー26が一体に形成されている。さら
に、この装着開口カバー26の幅方向の一方の側壁に
は、ロックアームカバー27が突出して設けられてい
る。
【0008】また、接続部カバー4の係止手段28とし
て、前記ブスバー支持部19の両側壁の外側には係止突
起29が設けられていると共に、この係止突起29に対
応する係止鉤30が接続部カバー4の両側壁の内側に突
出して設けられている。さらに、前記ロックアーム8の
両側には保護壁31,45が上下に延伸して設けられて
おり、上端はロックされた外カバー6の上面と一致する
ようになっている。また、オルタネータおよび他の電気
機器に接続される電線Wの端末に設けられた端子32を
固定するために、前記ナット10に螺合されるボルト3
3が設けられている。
【0009】上記構成によるヒュージブルリンクブロッ
ク51を組立てるには、図5に示すように外カバー6を
下げた状態にして、電線Wの端末に加締められた端子3
2が下方から挿入されてボルト33でナット10に螺合
固定される。そして外カバー6が押し上げられると、ス
トッパ壁11がロックアーム8を撓ませて係止凸部8a
に係合される。
【0010】次に、バッテリー端子20のポスト支持部
23がバッテリーポスト22に接続固定された後、接続
部カバー4の回動支軸24がブロック本体52の回動支
持部17に斜め上後方の開口部18から押圧係合され
る。そして、上記回動支軸24を中心にしてポストカバ
ー部25が下方へ回動されると、係止鉤30が係止突起
29に係止され、接続部カバー4はブロック本体52に
係止される。よって、ロックアーム8の先端部8bもロ
ックアームカバー27に覆われ、バッテリーポスト2
2、バッテリー端子20、ヒューズ16およびロックア
ーム8は、接続部カバー4に保護される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヒュージブルリンクブロック51では、図6に示す
ように回動支軸24が回動支持部17に完全に押圧係合
されていなくても、即ち回動支軸24が回動支持部17
の中心よりやや後方に配置されていても、係止手段28
の係止鉤30が係止突起29に係止されてしまう。よっ
て、接続部カバー4がブロック本体52に不完全な状態
で係止されることになる。上述のような状態では、車体
の振動等により接続部カバー4がブロック本体52から
容易に抜け落ちてしまい、バッテリー端子20やヒュー
ズ16が保護されなくなるという問題がある。
【0012】本発明の目的は、上記問題点にかんがみて
なされたものであり、接続部カバーの回動支軸がブロッ
ク本体の回動支持部に完全に係合されてない状態のと
き、この不完全係合状態を確実に検知することができる
ヒュージブルリンクブロックを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ヒ
ューズ及びブスバーが組付けられるブロック本体と、該
ブロック本体に第1係止手段によって回動自在に支持さ
れ、さらに被せたときにブロック本体にロックされるた
めの第2係止手段を備えた接続部カバーが組付けられる
ヒュージブルリンクブロックにおいて、第1係止手段が
不完全係合された場合に、第2係止手段のロックが阻止
されることで、不完全係合状態が検知される検知手段を
備えていることを特徴とするヒュージブルリンクブロッ
クにより達成することができる。
【0014】また上記目的は、第1係止手段が、接続部
カバー側に設けられた回動支軸と、ブロック本体側に設
けられた回動支持部とから成り、第2係止手段が、接続
部カバー側に設けられた係止鉤と、ブロック本体側に設
けられた係止突起とから成ることにより達成される。
【0015】また上記目的は、検知手段が、ロックアー
ムの近傍に設けられた上下に延伸された保護壁と、ロッ
クアームを覆うロックアームカバーの壁部で構成されて
いることにより達成される。
【0016】また上記目的は、検知手段が、ロックアー
ムの後方に設けられた不完全係止防止片と、ロックアー
ムカバーの壁部で構成されていることにより達成され
る。
【0017】また、本発明の上記目的は、ヒューズを装
着するヒューズ装着開口と端子固定部とを有し、該端子
固定部を覆う外カバーをロックするロックアームを備え
たブロック本体と、該ブロック本体に組付けられて一端
がバッテリー端子を介してバッテリーポストに接続さ
れ、他端が固定端子部に固定されるブスバーと、ブロッ
ク本体に回動自在に支持され、ロックアームを覆うロッ
クアームカバーを備え、バッテリー端子とヒューズを覆
う接続部カバーとを備え、該接続部カバー側の係止鉤が
ブロック本体側の係止突起に係止されて接続部カバーが
ロックされるヒュージブルリンクブロックにおいて、接
続部カバーの回動支軸がブロック本体の回動支持部に不
完全係合された場合に、ロックアームの近傍に設けられ
た保護壁とロックアームカバーの壁部が当接すること
で、係止鉤の係止突起への係止が阻止され、不完全係合
状態が検知されることを特徴とするヒュージブルリンク
ブロックにより達成することができる。
【0018】更に本発明の上記目的は、ヒューズを装着
するヒューズ装着開口と端子固定部5とを有し、該端子
固定部を覆う外カバーをロックするロックアームを備え
たブロック本体と、該ブロック本体に組付けられて一端
がバッテリー端子を介してバッテリーポストに接続さ
れ、他端が固定端子部に固定されるブスバーと、ブロッ
ク本体に回動自在に支持され、ロックアームを覆うロッ
クアームカバーを備え、バッテリー端子とヒューズを覆
う接続部カバーとを備え、該接続部カバー側の係止鉤が
ブロック本体側の係止突起に係止されて接続部カバーが
ロックされるヒュージブルリンクブロックにおいて、接
続部カバーの回動支軸がブロック本体の回動支持部に不
完全係合された場合に、ロックアームの近傍に設けられ
た不完全係止防止片の上端にロックアームカバーの壁部
が当接することで、係止鉤の係止突起への係止が阻止さ
れ、不完全係合状態が検知されることを特徴とするヒュ
ージブルリンクブロックにより達成することができる。
【0019】
【作 用】本発明に係わる上記構成のヒュージブルリン
クブロックにおいては、接続部カバーの回動支軸がブロ
ック本体の回動支持部に不完全係合された場合に、ロッ
クアーム用に設けられた保護壁にロックアームカバーの
壁部が当接することで、係止鉤の係止突起への係止が阻
止され、不完全係合状態が検知される。これにより、接
続部カバーの回動支軸が回動支持部に係合され、回動支
軸を中心に前方に回動されると接続部カバーの係止鉤が
ブロック本体の係止突起に係止される。このとき、回動
支軸が回動支持部に不完全に係合された状態であると、
ロックアームカバーの壁部がブロック本体の保護壁に当
接して接続部カバーがロックできない状態となり、不完
全な係合状態が容易に検知される。
【0020】また、ロックアームの近傍に設けられた不
完全係止防止片の上端にロックアームカバーの壁部が当
接することで、係止鉤の係止突起への係止が阻止され、
不完全係合状態が検知される。これにより、回動支軸が
回動支持部に不完全に係合された状態であると、ロック
アームカバーの壁部がブロック本体の不完全係止防止片
の上端に当接して接続部カバーがロックできない状態と
なり、不完全な係合状態が容易に検知される。即ち、回
動支軸の回動支持部への不完全な係止状態が容易に検知
され、車両の振動等による接続部カバーの脱落が防止さ
れる。
【0021】
【実施例】以下、本発明のヒュージブルリンクブロック
の第1実施例を図1および図2で詳細に説明する。図1
は本実施例のヒュージブルリンクブロックの分解斜視
図、図2は図1における作動説明図である。なお、本実
施例におけるヒュージブルリンクブロック1は、前述し
た従来のヒュージブルリンクブロック51の基本構成は
検知手段を除いて同じであるから、同一の構成部品には
同一符号を付し、説明を省略する。
【0022】図1及び図2に示すように外カバー6をロ
ックするためのロックアーム8が、下部をブロック本体
2の左側面に一体的に固定されて上方へ延伸され、かつ
片持梁として可撓的に設けられている。このロックアー
ム8の中程には係止凸部8aが設けられていると共に、
上部は外カバー6の保持手段12を解除するための押圧
用の先端部8bが設けられている。
【0023】上記ロックアーム8の両側には、保護壁3
1,34が上下に延伸されブロック本体2の左側面に一
体的に設けられている。なお、外カバー6の閉鎖位置で
後側の保護壁31の上端位置は、保持された外カバー6
の上端位置と同位である。しかし、前側の保護壁34に
は延伸部35が設けられていて、図2に示すように上端
は、保護壁31よりさらに寸法Xだけ高く設けられてい
る。よって、保護壁34の延伸部35とロックアームカ
バー27の前側壁部27aとから検知手段36が構成さ
れることになる。
【0024】また、接続部カバー4の後部側面に設けら
れたロックアームカバー27の前側壁部27aの位置
は、回動支軸24が開口部18から回動支持部17に完
全に押圧係合されていれば、接続部カバー4を前方に回
動させたときに延伸部35と干渉せずに通過するような
位置に設けられている。しかし、回動支軸24が回動支
持部17に不完全な状態で押圧係合されていると、回動
支軸24を含めて接続部カバー4は回動支持部17の中
心軸より後寄りに位置することになる。この状態で接続
カバー4が前方に回動した場合には、前側壁部27aが
延伸部35の上端に当接して回動が阻止されることにな
る。
【0025】上記構成により、回動支軸24が不完全に
回動支持部17に押圧係合された場合には、接続部カバ
ー4が前方に回動されても、ロックアームカバー27の
前側壁部27aが保護壁34の延伸部35上端に当接し
てしまい、回動できなくなる。よって、係止手段28の
係止鉤30は係止突起29に係止されず、回動支軸24
が回動支持部17に不完全な状態で押圧係合されている
ことが検知されることになり、回動支軸24が回動支持
部17に正常な状態で押圧係合されるまで再係合される
ことになる。
【0026】次に、本発明のヒュージブルリンクブロッ
クの第2実施例を図3および図4で詳細に説明する。図
3は本実施例のヒュージブルリンクブロックを示す分解
斜視図、図4は図3における作動説明図である。図3及
び図4に示すように外カバー6をロックするためのロッ
クアーム8が、下部をブロック本体42の左側面に一体
的に固定されて上方へ延伸され、かつ片持梁として可撓
的に設けられている。上記ロックアーム8の中程には係
止凸部8aが設けられていると共に、上部には外カバー
6の保持手段12を解除するための押圧用の先端部8b
が設けられている。
【0027】上記ロックアーム8の両側には、保護壁3
1,45が上下に延伸してブロック本体42の左側面に
一体的に設けられている。これらの保護壁31,45の
上端位置は、外カバー6の閉鎖状態で保持された外カバ
ー6の上端位置と同位である。上記保護壁31の後方近
傍には、下部がブロック本体42の左側面に一体的に固
定され、上部が延伸された不完全係止防止片43が設け
られている。この不完全係止防止片43の上端位置に
は、ロックアーム8の先端部8bの上端とほぼ同位であ
る。
【0028】また、接続部カバー4の後部側面に設けら
れたロックアームカバー27の後側壁部27bの位置
は、回動支軸24が開口部18から回動支持部17に正
常な状態で押圧係合されていれば、接続部カバー4を前
方に回動させたときに上記不完全係止防止片43と干渉
することなく、保護壁31と不完全係止防止片43の間
を下降通過するような位置に設けられている。
【0029】しかし、回動支軸24が回動支持部17に
不完全な状態で押圧係合されていると、回動支軸24を
含めて接続部カバー4は回動支持部17の中心軸に対し
て後寄りに位置することになる。この状態で接続部カバ
ー4が前方に回動された場合には、上記後側壁部27b
が不完全係止防止片43の上端に当接することになる。
よって、不完全係止防止片43とロックアームカバー2
7の後側壁部27bとから検知手段44が構成されるこ
とになる。
【0030】上記構成により、回動支軸24が不完全な
状態で回動支持部17に押圧係合された場合には、接続
部カバー4が前方に回動されても、ロックアームカバー
27の後側壁部27bが不完全係止防止片43の上端に
当接して、回動できなくなる。よって、係止手段28の
係止鉤30は係止突起29に係止できなく、回動支軸2
4が回動支持部17に不完全に押圧係合されていること
が検知手段44によって検知され、回動支軸24が回動
支持部17に正常な状態で押圧係合されるまで再係合さ
れる。これにより、回動支軸24の回動支持部17への
不完全係合による接続部カバー24の脱落が確実に防止
される。なお、本発明は上述した実施例に限定されるも
のでなく、適宜な変更を行うことにより、他の態様でも
実施することができる。例えば、本実施例では、開口部
18が回動支持部17の上方後寄りに設けられていた
が、上方後寄りから後寄り、更に下方後寄りの範囲にあ
れば差支えなく、十分対応できるものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明のヒュージブ
ルリンクブロックによれば、接続部カバーの回動支軸が
ブロック本体の回動支持部に不完全係合された場合に、
ロックアーム用に設けられた保護壁上端またはロックア
ームの近傍に設けられた不完全係止防止片の上端にロッ
クアームカバーの壁部が当接することで、係止鉤の係止
突起への係止が阻止され、不完全係合状態が検知され
る。よって、接続部カバーの不完全な係合状態が検知さ
れ、正常な状態に係合されるまで試みられる。これによ
り、車両の振動や作業中の引掛けによって接続部カバー
がブロック本体から脱落して、バッテリー端子やヒュー
ズ等が露出状態になることが確実に防止され、接続部カ
バーの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒュージブルリンクブロックの第1実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1における作動説明図である。
【図3】本発明のヒュージブルリンクブロックの第2実
施例を示す分解斜視図である。
【図4】図3における作動説明図である。
【図5】従来例のヒュージブルリンクブロックを示す分
解斜視図である。
【図6】図5における作動説明図である。
【符号の説明】
1,41 ヒュージブルリンクブロック 2,42 ブロック本体 3 ブスバー 4 接続部カバー 5 端子固定部 6 外カバー 8 ロックアーム 8a 係止凸部 11 ストッパ壁 12 保持手段 15 ヒューズ装着開口 16 ヒューズ 17 回動支持部 18 開口部 19 ブスバー支持部 20 バッテリー端子 22 バッテリーポスト 24 回動支軸 27 ロックアームカバー 27a 前側壁部 27b 後側壁部 28 係止手段 29 係止突起 30 係止鉤 31,34,45 保護壁 32 端子 35 延伸部 36,44 検知手段 43 不完全係止防止片 W 電線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズ及びブスバーが組付けられるブ
    ロック本体と、該ブロック本体に第1係止手段によって
    回動自在に支持され、さらに被せたときに前記ブロック
    本体にロックされるための第2係止手段を備えた接続部
    カバーが組付けられるヒュージブルリンクブロックにお
    いて、 前記第1係止手段が不完全係合された場合に、前記第2
    係止手段のロックが阻止されることで、前記不完全係合
    状態が検知される検知手段を備えていることを特徴とす
    るヒュージブルリンクブロック。
  2. 【請求項2】 前記第1係止手段が、前記接続部カバー
    側に設けられた回動支軸と、前記ブロック本体側に設け
    られた回動支持部とから成り、前記第2係止手段が、前
    記接続部カバー側に設けられた係止鉤と、前記ブロック
    本体側に設けられた係止突起とから成ることを特徴とす
    る請求項1記載のヒュージブルリンクブロック。
  3. 【請求項3】 前記検知手段が、前記ロックアームの近
    傍に設けられた上下に延伸された保護壁と、前記ロック
    アームを覆うロックアームカバーの壁部で構成されてい
    る請求項1記載のヒュージブルリンクブロック。
  4. 【請求項4】 前記検知手段が、前記ロックアームの後
    方に設けられた不完全係止防止片と、前記ロックアーム
    カバーの壁部で構成されている請求項1記載のヒュージ
    ブルリンクブロック。
  5. 【請求項5】 ヒューズを装着するヒューズ装着開口と
    端子固定部とを有し、該端子固定部を覆う外カバーをロ
    ックするロックアームを備えたブロック本体と、該ブロ
    ック本体に組付けられて一端がバッテリー端子を介して
    バッテリーポストに接続され、他端が前記固定端子部に
    固定されるブスバーと、前記ブロック本体に回動自在に
    支持され、前記ロックアームを覆うロックアームカバー
    を備え、前記バッテリー端子とヒューズを覆う接続部カ
    バーとを備え、該接続部カバー側の係止鉤が前記ブロッ
    ク本体側の係止突起に係止されて前記接続部カバーがロ
    ックされるヒュージブルリンクブロックにおいて、 前記接続部カバーの回動支軸が前記ブロック本体の回動
    支持部に不完全係合された場合に、前記ロックアームの
    近傍に設けられた保護壁と前記ロックアームカバーの壁
    部が当接することで、前記係止鉤の前記係止突起への係
    止が阻止され、前記不完全係合状態が検知されることを
    特徴とするヒュージブルリンクブロック。
  6. 【請求項6】 ヒューズを装着するヒューズ装着開口と
    端子固定部とを有し、該端子固定部を覆う外カバーをロ
    ックするロックアームを備えたブロック本体と、該ブロ
    ック本体に組付けられて一端がバッテリー端子を介して
    バッテリーポストに接続され、他端が前記固定端子部に
    固定されるブスバーと、前記ブロック本体に回動自在に
    支持され、前記ロックアームを覆うロックアームカバー
    を備え、前記バッテリー端子とヒューズを覆う接続部カ
    バーとを備え、該接続部カバー4側の係止鉤が前記ブロ
    ック本体側の係止突起に係止されて前記接続部カバーが
    ロックされるヒュージブルリンクブロックにおいて、 前記接続部カバーの回動支軸が前記ブロック本体の回動
    支持部に不完全係合された場合に、前記ロックアームの
    近傍に設けられた不完全係止防止片の上端に前記ロック
    アームカバーの壁部が当接することで、前記係止鉤の前
    記係止突起への係止が阻止され、前記不完全係合状態が
    検知されることを特徴とするヒュージブルリンクブロッ
    ク。
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