JP5024946B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両上でバッテリーと種々の電装品とに電気的に接続される例えばリレー・ボックス、ヒューズ・ボックス、電子制御ユニット・ボックス、等といった電気接続箱(即ち、エレクトリック・ジャンクション・ブロック)に係り、例えばバスバーと該バスバーに流れる電流を検出する電流センサとを有する電流検出部等といった保護対象である被保護部と、この被保護部を保護するための保護蓋部材と、を備えた電気接続箱に関する。
従来から保護対象である被保護部と、この被保護部を保護するためのカバー、ケース、等といった保護蓋部材と、を備えた様々な種類の電気接続箱が提案されている(例えば特許文献1参照)。
種々の電気接続箱の中には、車体パネルの被取付面に固定される接続箱本体と、該接続箱本体に設けられ、且つヒューズ、リレー、等といった電気部品が装着された電気部品装着面と、保護蓋部材と、電気部品装着面のうち保護蓋部材により保護される被保護部と、を備えたものがある。前述のように構成された図14に示される電気接続箱300では、その接続箱本体の電気部品装着面301の側端部の略中央に被保護部302が設けられている。
被保護部302は、図15に示されるように、ヒューズ装着用の複数のキャビティ303を有するヒューズ装着部である。従って、図16に示される保護蓋部材310による保護対象としては、被保護部302および該被保護部302に装着されたヒューズ(不図示)である。
図16に示されるように、保護蓋部材310は、蓋部311と、該蓋部311の長手方向の両端部のうち一方の第1側壁313と、該蓋部311の長手方向の両端部のうち他方の第2側壁323と、を備えた長手方向の断面視で略コ字状のものである。
第1側壁313には2つのスリット314,314が設けられており、これらスリット314,314により可撓性の第1係止片315,315がそれぞれ片持ち状に形成されている。各第1係止片315の自由端部の内面には、その厚さ方向に突出する第1係止突起317が形成されている。
また、第2側壁323には2つのスリット324が設けられており、これらスリット324により可撓性の第2係止片325が一つ片持ち状に形成されている。第2係止片325の自由端部の内面には、その厚さ方向に突出する第2係止突起327が形成されている。
このように構成された保護蓋部材310は被保護部302に覆うように取り付けられるが、その際には、先ず、第1係止突起317,317が被保護部302の外面にある2つの係合突起307,307上に仮置きするとともに第2係止突起327が被保護部302の外面にある1つの係合突起(不図示)上に仮置きする。
そして、その後、被保護部302に向けて保護蓋部材310を真上から押すことで、第1係止突起317,317が被保護部302の2つの係合突起307,307に係合されるとともに第2係止突起327が被保護部302の係合突起(不図示)に係合され、これにより保護蓋部材310が被保護部302に係止されるとともに蓋部311、第1側壁313および第2側壁323が被保護部302を覆う。
ところで、図17に示されるように車両のシャーシの延設方向HPに対して交差する方向に延長する、該車両の車体パネルVBPの下方を向く被取付面ASに、ネジ止めSにより固定された状態で、電気部品装着面301の被保護部302に保護蓋部材310を覆うように係止するといった組付け形態でも、その組付け作業性に支障がない電気接続箱を求めるニーズがある。
特開平10−210629号公報
しかし、上述のような組付け形態の場合、電気接続箱300では、その接続箱本体が図17に示されるように被取付面ASに固定された際に、電気部品装着面301の被保護部302が下方を向くので、被保護部302を目視し難くい。特に、電気接続箱300が車両の運転席下側の位置で電気部品装着面301が斜め下方を向くように配置される場合では作業スペースが狭く、保護蓋部材310を被保護部302に図17の矢印UD方向に組付ける作業者は、目視し難い体勢で作業をせねばならないため、組付け作業性が低下する可能性が高かった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、保護蓋部材を被保護部に組付ける作業の作業性を向上させることができる電気接続箱を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記(1)および(2)を特徴としている。
(1) 接続箱本体と、
前記接続箱本体にその上面として設けられ且つ、複数の電気部品が装着された電気部品装着面と、
前記電気部品装着面に設けられた被保護部と、
前記被保護部の長手方向の両端部のうち一方を形成する第1壁と、
前記第1壁の外面に形成された第1係合部と、
前記被保護部の長手方向の両端部のうち他方を形成する第2壁と、
前記第2壁の外面に形成された第2係合部と、
前記被保護部に取り付け可能な保護蓋部材と、
前記保護蓋部材が前記被保護部に取り付けられた際に前記被保護部の上面に覆い被さるように前記保護蓋部材に形成された蓋部と、
前記蓋部の長手方向の両端部のうちの一方から下方に延設された第1側壁と、
前記第1側壁の内面に形成された第1係止部と、
前記第1係止部に並設されるように前記第1側壁に形成されたスライド板部と、
前記蓋部の長手方向の両端部のうちの他方から下方に延設された第2側壁と、
前記第2側壁の内面に形成された第2係止部と、
前記第1壁の外面まで前記被保護部の長手方向に延長するように前記第1壁に連設され、前記保護蓋部材のスライド板部がスライド可能な底面を有するとともに当該スライド板部の前記底面上でのスライド方向を該被保護部の長手方向に規制して前記スライド板部のスライド経路を形成する仮置き凹部と、
を備え、
前記第2側壁を前記被保護部側に向けて前記仮置き凹部の底面に前記スライド板部を一時的に載置した前記保護蓋部材が、前記スライド経路に沿って前記第1壁に向けて前記仮置き凹部の底面上をスライド移動され、前記保護蓋部材の第1係止部が前記第1壁の第1係合部に引っ掛かるように当接して前記保護蓋部材のスライド移動が阻止され、前記第1係止部と前記第1係合部との引っ掛かり部分を支点として前記保護蓋部材が前記被保護部に向けて回動され、前記第2係止部が前記第2係合部に係合し、これにより前記保護蓋部材が前記被保護部に係止されること。
(2) 上記(1)の構成の電気接続箱において、
前記接続箱本体が、前記電気部品装着面が下方を向くように、車両に固定され、
これにより前記電気部品装着面の前記被保護部ならびに前記仮置き凹部も下方を向くように配置された状態で前記保護蓋部材が前記被保護部に取り付けられること。
上記(1)の構成の電気接続箱では、第2側壁を被保護部側に向けて仮置き凹部の底面にスライド板部を一時的に載置した保護蓋部材が、スライド経路に沿って第1壁に向けて仮置き凹部の底面上をスライド移動され、保護蓋部材の第1係止部が第1壁の第1係合部に引っ掛かるように当接して保護蓋部材のスライド移動が阻止され、第1係止部と第1係合部との引っ掛かり部分を支点として保護蓋部材が被保護部に向けて回動され、第2係止部が第2係合部に係合し、これにより保護蓋部材が被保護部に取り付けられる。よって、上記(1)の構成の電気接続箱によれば、保護蓋部材を被保護部に確実に取り付けることができるので、保護蓋部材を被保護部に組付ける作業の作業性を向上させることができる。
上記(2)の構成の電気接続箱によれば、接続箱本体が、前記電気部品装着面が下方を向くように、車両に固定され、これにより電気部品装着面の被保護部ならびに仮置き凹部も下方を向くように配置された状態で保護蓋部材が被保護部に取り付けられるので、こういった作業者が被保護部を目視し難く被保護部への保護蓋部材の組付けが通常では困難な電気接続箱の取付形態であっても、比較的容易に保護蓋部材を被保護部に組付けることができる。
本発明によれば、保護蓋部材を被保護部に組付ける作業の作業性を向上させることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に説明される本発明に係る電気接続箱の実施形態では、保護蓋部材の保護対象となる被保護部をバスバーと該バスバーに流れる電流を検出する電流センサとを含む電流検出部に設けているが、これは被保護部の一例であるので留意されたい。先ず、保護蓋部材に係る説明の前に、前述の電流検出部について詳細に説明する。
図1は本発明に係る電気接続箱の一実施形態(電気接続箱1)を示す図であって、電気接続箱の電気部品装着面を示す接続箱本体の上面図、図2はバスバーと電流センサを電流検出部に組付ける前の状態を示す分解斜視図、図3は電流センサが組み込まれた電流検出部にバスバーを挿入する方向を示す電流検出部の上面図、そして図4はバスバーがバスバー仮置き凹部の底面上に載置された状態の電流検出部の上面図である。
図5は、図4に示される状態からバスバーが、電流センサの貫通孔に向けてバスバー挿入経路をスライド移動され、貫通孔を貫通し、そして当接壁に第2端部を当接したときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、第1接触片収容凹部と第2接触片収容凹部それぞれのバスバー挿入経路を形成する両壁によってバスバーの幅方向の移動が規制されるとともに、バスバーの第1端部の第1ネジ止め用穴が第1接触片の第1ネジ挿通用穴に位置合わせされ、且つバスバーの第2端部の第2ネジ止め用穴が第2接触片の第2ネジ挿通用穴に位置合わせされた状態の電流検出部の上面図である。
図6は、バスバーが、その第1端部をスライド進行方向前側にして電流センサの貫通孔に向けてバスバー仮置き凹部の底面上をスライド移動されたときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、バスバーの第1端部がバスバー誤挿入防止部に当接して、バスバー挿入経路への進入を阻止されている状態の電流検出部の上面図である。
図1に示されるように、電気接続箱1は、バスバーに流れる電流が電流センサにより検出される形態のものであって、車体パネルに固定可能な接続箱本体2と、該接続箱本体2にその上面として設けられ、ブレード型ヒューズ3、リレー4、等といった差し込み式の電気部品が装着された電気部品装着面5と、該電気部品装着面5に設けられた電流検出部10と、を備えている。
図1〜図3に示されるように、接続箱本体2の上面に形成された電流検出部10即ち、接続箱本体2の一部を形成する電流検出部10には、合成樹脂製の第1接触片収容凹部20および合成樹脂製の第2接触片収容凹部40が形成されている。
図3に示されるように、接続箱本体2内に配置された導電性金属製の第1接触部材30は、第1ネジ挿通用穴31が形成された第1接触片32を有し、該第1接触片32が第1接触片収容凹部20内に配置されている。
また、図3に示されるように、接続箱本体2内に配置された導電性金属製の第2接触部材50は、第2ネジ挿通用穴51が形成された第2接触片52を有し、該第2接触片52が第2接触片収容凹部40内に配置されている。
電流検出部10は、合成樹脂製の電流センサ収容室60を備えている。この電流センサ収容室60は、第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40との間に配置されている。
電流センサ収容室60は、より詳細には、接続箱本体2の下面の開口に連通し、且つ図2に示されるように、第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40との間から上方に延設されるとともに、第1接触片収容凹部20に面する側壁61と第2接触片収容凹部40に面する側壁62それぞれに開口を有している。
電流検出部10は、電流センサ収容室60に収容される電流センサ180を更に備えている。電流センサ180は、図2に示されるように、センサ本体181、および該センサ本体181を貫通するように形成された貫通孔182を有している。
この電流センサ180は、センサ本体181の両側面183,184にある貫通孔182の開口のうち一方が第1接触片収容凹部20側に、そして貫通孔182の開口のうち他方が第2接触片収容凹部40側に向くように、接続箱本体2の下面側から電流センサ収容室60に挿入される。尚、電流センサ収容室60の上壁には、収容した電流センサ180の上面185を露出するための確認用窓65が形成されている。
図2および図3に示されるように、電流検出部10には、第1接触片収容凹部20内の第1接触片32上から電流センサ180の貫通孔182を通って第2接触片収容凹部40内の第2接触片52上に延長するバスバー挿入経路85が形成されている。尚、このバスバー挿入経路85の終端を形成する当接壁45が第2接触片収容凹部40に設けられている。
電流検出部10は、更に、被電流検出用の導体として(即ち、電気部品として)、導電性金属製のバスバー70を備える。このバスバー70は、板状のバスバー本体71を有しており、該バスバー本体71の長手方向の両端部のうち一方の第1端部72に厚さ方向に貫通する第1ネジ止め用穴73が形成され、且つバスバー本体71の長手方向の両端部のうち他方の第2端部74に厚さ方向に貫通する第2ネジ止め用穴75が形成されている。
更に、電流検出部10は、第1接触片収容凹部20に連設されたバスバー仮置き凹部80を備える。このバスバー仮置き凹部80は、図3に示されるように、バスバー挿入経路85に連続するように位置合わせされたバスバースライド経路81を形成し、バスバー70を一時的に載置可能な底面82を有するとともに、該底面82から上方に延長され、バスバー70の底面82上でのスライド方向を該バスバー70の長手方向に規制する両側面83,83を有している。
さて、バスバー70は、電流センサ180が接続箱本体2下面の開口から電流センサ収容室60に挿入され収容された後、次のように電流検出部10に組付けられる。
即ち、図4に示されるようにバスバー仮置き凹部80の底面82に載置されたバスバー70は、電流センサ180の貫通孔182に向けてバスバー挿入経路85をスライド移動される。
そしてバスバー70が、図5に示されるように、貫通孔182を貫通し、そして当接壁45に第2端部74を当接したとき、第1接触片収容凹部20のバスバー挿入経路85を形成する両壁21,21(より具体的には、バスバー誤挿入防止部25,25)と第2接触片収容凹部40のバスバー挿入経路85を形成する両壁41,41によってバスバー70の幅方向の移動が規制される。
更にこの際、第1端部72の第1ネジ止め用穴73が第1接触片32の第1ネジ挿通用穴31に位置合わせされ、且つ第2端部74の第2ネジ止め用穴75が第2接触片52の第2ネジ挿通用穴51に位置合わせされる。
その状態で、図1に示されるように、第1ネジ止め用穴73および第1ネジ挿通用穴31に挿通された第1ボルト(即ち、第1ネジ)200のネジ部と第1接触片32の下に配置された第1ナット(不図示)との螺合により、バスバー70の第1端部72と第1接触片32との接触状態が維持されるようにバスバー70の第1端部72が電流検出部10に締結される。
他方、図1に示されるように、第2ネジ止め用穴75および第2ネジ挿通用穴51に挿通された第2ボルト(即ち、第2ネジ)205のネジ部と第2接触片52の下に配置された第2ナット(不図示)との螺合により、バスバー70の第2端部74と第2接触片52との接触状態が維持されるようにバスバー70の第2端部74が電流検出部10に締結される。この際、バッテリー(不図示)に電気的に接続された電線の端末部210の導体に圧着等の適宜な接合手段により電気的に接続する導電性金属製の端子220も、そのネジ用穴(不図示)に挿通された第2ボルト205によりバスバー70の第2端部74と接触状態で第2端部74とともに電流検出部10に締結される。
尚、第1ボルト200と第2ボルト205は異なる直径のネジ部を有している。具体的に、第1ボルト200はM5ボルトであり、そして第2ボルト205は第1ボルト200よりも大きな直径のネジ部を持つM6ボルトである。これに、前述の第1ナット(不図示)と第2ナット(不図示)も対応して、異なる直径の雌ネジ部を有していることは言うまでもない。
そのため、バスバー70の第1ネジ止め用穴73の直径は第1ボルト200のネジ部の直径に対応し、そしてバスバー70の第2ネジ止め用穴75の直径は第2ボルト205のネジ部の直径に対応して第1ネジ止め用穴73よりも大きな直径となっている。
また同様に、第1接触片32の第1ネジ挿通用穴31の直径も第1ボルト200のネジ部の直径に対応し、そして第2接触片52の第2ネジ挿通用穴51の直径も第2ボルト205のネジ部の直径に対応して第1ネジ挿通用穴31よりも大きな直径となっている。
尚、バスバー70の第1端部72は、第2端部74の幅よりも大きい幅の部分76を有している(本実施形態では、大きい幅の部分76,76が第1端部72の幅方向の両側面から突出するように設けられている)。
また、第1接触片収容凹部20の両壁21,21のうち少なくとも一方には、バスバー挿入経路85内にバスバー70の幅方向に突出するバスバー誤挿入防止部25が形成されている(本実施形態では、バスバー誤挿入防止部25,25が、第1接触片収容凹部20の両壁21,21の内面に設けられている)。
こういった構成により、図6に示されるように、バスバー70が、その第1端部72をスライド進行方向前側にして貫通孔182に向けてバスバー仮置き凹部80の底面82上をスライド移動されると、第1端部72がバスバー誤挿入防止部25に当接して、バスバー挿入経路85への進入が阻止されるようになっている。
上記構成の電気接続箱1では、接続箱本体2が、第1接触片収容凹部20に連設され、バスバー挿入経路85に連続するように位置合わせされたバスバースライド経路81を形成するとともにバスバー70の底面82上でのスライド方向を該バスバー70の長手方向に規制するバスバー仮置き凹部80を備えている。
そして、バスバー仮置き凹部80の底面82に載置されたバスバー70は、電流センサ180の貫通孔182に向けてバスバー挿入経路85をスライド移動され、貫通孔182を貫通し、そして当接壁45に第2端部74を当接したとき、第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40それぞれのバスバー挿入経路85を形成する両壁21,41によってバスバー70の幅方向の移動が規制されるとともに、第1端部72の第1ネジ止め用穴73が第1接触片32の第1ネジ挿通用穴31に位置合わせされ、且つ第2端部74の第2ネジ止め用穴75が第2接触片52の第2ネジ挿通用穴51に位置合わせされる。
従って、上記構成の電気接続箱1によれば、バスバー70を電流検出部10に組付ける作業の作業性が改善される。
また、上記構成の電気接続箱1では、バスバー70の第1端部72が、第2端部74の幅よりも大きい幅の部分76を有し、第1接触片収容凹部20のバスバー挿入経路85を形成する両壁21のうち少なくとも一方には、バスバー挿入経路85内にバスバー70の幅方向に突出するバスバー誤挿入防止部25が形成されており、そしてバスバー70が、その第1端部72をスライド進行方向前側にして電流センサ180の貫通孔182に向けてバスバー仮置き凹部80の底面82上をスライド移動されたとき、バスバー70の第1端部72がバスバー誤挿入防止部25に当接して、バスバー挿入経路85への進入を阻止される。
従って、上記構成の電気接続箱1によれば、電流検出部10へのバスバー70の誤った組付けを効果的に防止できる。
更に、上記構成の電気接続箱1では、電流センサ収容室60が、第1接触片収容凹部20に面する側壁61と第2接触片収容凹部40に面する側壁62それぞれに開口を有している。これら両側壁61,62の開口は、電流センサ180の貫通孔182にバスバー70をスムーズに挿通するために設けられている。
また、上記構成の電気接続箱1では、電流センサ180は、センサ本体181の両側面183,184にある貫通孔182の開口のうち一方が第1接触片収容凹部20側に、そして貫通孔182の開口のうち他方が第2接触片収容凹部40側に向くように接続箱本体2の下面の開口から電流センサ収容室60に挿入される。
従って、上記構成の電気接続箱1によれば、電流センサ180を接続箱本体2の上面側から電流センサ収容室60に挿入するために第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40との間に開口を必要とする従来の形態の電気接続箱1と比較して、電流検出部10の機械的強度を高めることができる。
更に、上記構成の電気接続箱1では、電流センサ収容室60が電流センサ180の上面185を露出するための確認用窓65が形成された上壁を有しているので、電流センサ収容室60内に電流センサ180が収容されたかどうかを確認用窓65を介して確認することができる。
また更に、上記構成の電気接続箱1によれば、バッテリーに電気的に接続された電線の端末部210の導体に電気的に接続する導電性金属製の端子220が、そのネジ用穴に挿通された第2ボルト205によりバスバー70の第2端部74と接触状態で電流検出部10に締結されるので、これによりバッテリーから電力が供給される。
尚、上記構成の電気接続箱1は、電流センサ180が電流センサ収容室60に下から組付けられる形態のものであったが、電流センサ180が、上方に開口する電流センサ収容室に上から組付けられ、その後バスバーが図4および図5に示されるように組付けられるといった形態のものでもよい。
図7は、車両のシャーシの延設方向HPに対して交差する方向に延長する、該車両の車体パネルVBPの斜め下方を向く被取付面ASに、固定された状態の接続箱本体2の左側面図である。このように接続箱本体2は被取付面ASに固定されるが、この状態では、接続箱本体2の上面として形成された電気部品装着面5(即ち、電流検出部10)は、斜め下方を向く。尚、接続箱本体2を車両の車体パネルVBPにネジ止めSで固定する代わりにロックによる係止で固定してもよい。
また、接続箱本体2が被取付面ASに固定された際に、接続箱本体2の4つの側面のうち、被取付面ASに対して交差する方向に延長し且つ斜め下方を向く側面は、下面7となる。また、接続箱本体2が被取付面ASに固定された際に、接続箱本体2の4つの側面のうち、被取付面ASに対して交差する方向に延長し且つ斜め上方を向く側面は、上面6となる。
さて、図1〜図3を参照して、電流検出部10について更に詳細に説明する。
第1接触片収容凹部20のバスバー挿入経路85を形成する両壁21,21の外面のうち、第1接触片収容凹部20に連設されたバスバー仮置き凹部80に向くように立設された、両壁21,21の略L字形および略逆L字形を有する部分の外面26,26には、バスバー仮置き凹部80側に突出する第1係合突起27,27が形成されている。
第2接触片収容凹部40の当接壁45に連設された端子保持部90は、接続箱本体2の側面(下面7:図7参照)から突出した部分であって、接続箱本体2の合成樹脂製の成形部分の一部である。
この端子保持部90は、第2ボルト205により固定される電線付きの端子220の一部分を載置可能な基台91と、電線の端末部210が間に配置されるように基台91上に立設された壁部95,95と、第2接触片収容凹部40側とは反対側を向く壁部95,95の外面96,96に形成された第2係合突起97,97と、を有する。
尚、電流検出部10において、第1接触片収容凹部20の両壁21,21のバスバー仮置き凹部80に向く部分は、被保護部の長手方向の一端部を形成する部分であって、外面26,26まで被保護部の長手方向に延長するようにバスバー仮置き凹部80が連設されている形態となっている。また、電流検出部10において、端子保持部90は被保護部の長手方向の他端部を形成する部分である。従って、第1係合突起27,27と第2係合突起97,97は、電流検出部10の被保護部の長手方向でそれぞれ反対向きに突出する。
また、第2接触片収容凹部40のバスバー挿入経路85を形成する両壁41,41の外面には、バスバー70の長手方向と直交する方向に突出する第3係合突起47,47が形成されている。
次に、電流検出部10の被保護部を保護するために被保護部に覆うように組付けられる保護蓋部材110について図8を参照しながら説明する。
図8に示されるように、保護蓋部材110は、電流検出部10の被保護部に取り付けられた際に被保護部の上面(開口)に覆い被さるように形成された蓋部111と、該蓋部111の長手方向の両端部のうちの一方から下方に垂直に延設された第1側壁113と、該蓋部111の長手方向の両端部のうちの他方から下方に垂直に延設された第2側壁123と、を備えた長手方向の断面視で略階段状のものである。また、保護蓋部材110は、該蓋部111の幅方向の両端部から下方に垂直にそれぞれ延設された第3側壁130,130を更に備える。
第1側壁113には2つのスリット114,114が設けられており、これらスリット114,114により可撓性の第1係止片115,115がそれぞれ片持ち状に形成されている。これら第1係止片115,115は、第1側壁113の両側部を構成する。各第1係止片115の自由端部の内面には、その厚さ方向に突出する第1係止突起117,117が形成されている。
また、第1側壁113には、第1係止片115,115と並設されるように、2つのスリット114,114の間にスライド板部118が設けられている。このスライド板部118は、凸形を有しており、その先端部(即ち、下端部)の幅は、バスバー仮置き凹部80の両側面83,83間の距離(図3参照)と同じか或いは両側面83,83間の距離よりも僅かに小さい。
第2側壁123には片持ち状に形成された第2係止片125,125がそれぞれ設けられている。これら第2係止片125,125は、第2側壁123の両側部を構成する。各第2係止片125の自由端部の内面には、その厚さ方向に突出する第2係止突起127,127が形成されている。
第3側壁130,130のうち一方はその下端上に、そして他方は内面に第3係止突起137を有している(第3側壁130の下端上の第3係止突起137のみ図示する)。
このように構成された保護蓋部材110は、図7の状態にある電流検出部10の被保護部への組付けに好適である。
即ち、図9および図10に示されるように、先ず、第2側壁123を被保護部側に向け、電流検出部10のバスバー仮置き凹部80の底面82にスライド板部118が一時的に載置された保護蓋部材110は、バスバー仮置き凹部80の底面82上でのスライド方向をバスバー仮置き凹部80の両側面83,83(図3参照)により規制されつつバスバースライド経路81を第1接触片収容凹部20に向けて(即ち、矢印SD方向に)スライド移動される。このように、本例ではバスバー仮置き凹部80をバスバー70のスライド移動のためだけでなく保護蓋部材110のスライド移動のためにも利用(即ち、兼用)している。
次に、図11に示されるように、図9および図10の状態から保護蓋部材110のスライド移動が進み、保護蓋部材110の第1係止突起117,117が第1接触片収容凹部20の第1係合突起27,27に引っ掛かるように当接してスライド移動が阻止される。
次に、図12に示されるように、図11のように保護蓋部材110の第1係止突起117,117を第1接触片収容凹部20の第1係合突起27,27に引っ掛けた状態で、それらの引っ掛かり部分を支点(即ち、中心点)として保護蓋部材110が矢印R方向に被保護部に向けて回動される。尚、この時点で保護蓋部材110の第1係止突起117,117と第1接触片収容凹部20の第1係合突起27,27との係合は概ね達成されていると考えてよい。
そして、図13に示されるように、図12の状態から保護蓋部材110の回動が進み、保護蓋部材110の第2係止突起127,127が端子保持部90の第2係合突起97,97に係合するとともに保護蓋部材110の第3係止突起137,137(図8参照)が第2接触片収容凹部40の第3係合突起47,47(図3参照)に係合し、これにより保護蓋部材110が電流検出部10に係止される。
ここで、本発明の理解を深めるため、本発明に係る電気接続箱の一実施形態の構成を簡潔に述べる。
電気接続箱1は、接続箱本体2と、接続箱本体2にその上面として設けられ且つ、複数の電気部品(ブレード型ヒューズ3およびリレー4)が装着された電気部品装着面5と、電気部品装着面5に設けられた被保護部と、被保護部の長手方向の両端部のうち一方を形成する第1壁(両壁21,21)と、第1壁(両壁21,21)の外面26,26に形成された第1係合部(第1係合突起27,27)と、被保護部の長手方向の両端部のうち他方を形成する第2壁(壁部95,95)と、第2壁(壁部95,95)の外面に形成された第2係合部(第2係合突起97,97)と、被保護部に取り付け可能な保護蓋部材110と、保護蓋部材110が被保護部に取り付けられた際に被保護部の上面に覆い被さるように保護蓋部材110に形成された蓋部111と、蓋部111の長手方向の両端部のうちの一方から下方に延設された第1側壁113と、第1側壁113の内面に形成された第1係止部(第1係止突起117,117)と、第1係止部(第1係止突起117,117)に並設されるように第1側壁113に形成されたスライド板部118と、蓋部111の長手方向の両端部のうちの他方から下方に延設された第2側壁123と、第2側壁123の内面に形成された第2係止部(第2係止突起127,127)と、第1壁(両壁21,21)の外面26,26まで被保護部の長手方向に延長するように第1壁(両壁21,21)に連設され、保護蓋部材110のスライド板部118がスライド可能な底面82を有するとともに当該スライド板部118の底面82上でのスライド方向を該被保護部の長手方向に規制してスライド板部118のスライド経路(バスバースライド経路81)を形成する仮置き凹部(バスバー仮置き凹部80)と、を備え、第2側壁123を被保護部側に向けて仮置き凹部(バスバー仮置き凹部80)の底面82にスライド板部118を一時的に載置した保護蓋部材110が、スライド経路(バスバースライド経路81)に沿って第1壁(両壁21,21)に向けて仮置き凹部(バスバー仮置き凹部80)の底面82上をスライド移動され、保護蓋部材110の第1係止部(第1係止突起117,117)が第1壁(両壁21,21)の第1係合部(第1係合突起27,27)に引っ掛かるように当接して保護蓋部材110のスライド移動が阻止され、第1係止部(第1係止突起117,117)と第1係合部(第1係合突起27,27)との引っ掛かり部分を支点として保護蓋部材110が被保護部に向けて回動され、第2係止部(第2係止突起127,127)が第2係合部(第2係合突起97,97)に係合し、これにより保護蓋部材110が被保護部に係止される。よって、この構成の電気接続箱1によれば、保護蓋部材110を被保護部に組付ける作業の作業性を向上させることができる。
更に電気接続箱1に関して言えば、接続箱本体2が、車両のシャーシの延設方向HPに対して交差する方向に延長する、該車両の車体パネルVBPの下方を向く被取付面ASに固定され、これにより電気部品装着面5の被保護部ならびに仮置き凹部(バスバー仮置き凹部80)も下方を向くように配置された状態で保護蓋部材110が被保護部に取り付けられるので、こういった作業者が被保護部を目視し難く被保護部への保護蓋部材110の組付けが通常では困難な電気接続箱1の取付形態であっても、比較的容易に保護蓋部材110を被保護部に組付けることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示す図であって、電気接続箱の電気部品装着面を示す接続箱本体、および電線付き端子の上面図である。 バスバーと電流センサを電流検出部に組付ける前の状態を示す分解斜視図である。 電流センサが組み込まれた電流検出部にバスバーを挿入する方向を示す電流検出部の上面図である。 バスバーがバスバー仮置き凹部の底面上に載置された状態の電流検出部の上面図である。 図4に示される状態からバスバーが、電流センサの貫通孔に向けてバスバー挿入経路をスライド移動され、貫通孔を貫通し、そして当接壁に第2端部を当接したときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、第1接触片収容凹部と第2接触片収容凹部それぞれのバスバー挿入経路を形成する両壁によってバスバーの幅方向の移動が規制されるとともに、バスバーの第1端部の第1ネジ止め用穴が第1接触片の第1ネジ挿通用穴に位置合わせされ、且つバスバーの第2端部の第2ネジ止め用穴が第2接触片の第2ネジ挿通用穴に位置合わせされた状態の電流検出部の上面図である。 バスバーが、その第1端部をスライド進行方向前側にして電流センサの貫通孔に向けてバスバー仮置き凹部の底面上をスライド移動されたときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、バスバーの第1端部がバスバー誤挿入防止部に当接して、バスバー挿入経路への進入を阻止されている状態の電流検出部の上面図である。 車両のシャーシの延設方向に対して交差する方向に延長する、該車両の車体パネルの斜め下方を向く被取付面に、固定された状態の接続箱本体の左側面図である。 電流検出部の被保護部に係止可能な保護蓋部材を斜め下から視た斜視図である。 図7の状態にある電流検出部のバスバー仮置き凹部の底面上に保護蓋部材のスライド板部が一時的に載置されてから、バスバー仮置き凹部の底面上でのスライド方向をバスバー仮置き凹部の両側面により規制されつつバスバースライド経路を第1接触片収容凹部に向けて(即ち、矢印SD方向に)スライド移動される様子を示す斜視図である。 図9と同様な状態を角度を変えて視た斜視図である。 図9の状態から保護蓋部材のスライド移動が進み、保護蓋部材の第1係止突起が第1接触片収容凹部の第1係合突起に引っ掛かるように当接してスライド移動が阻止されている様子を示す斜視図である。 図11のように保護蓋部材の第1係止突起を第1接触片収容凹部の第1係合突起に引っ掛けた状態で、それらの引っ掛かり部分を支点(即ち、中心点)として保護蓋部材が矢印R方向に回転軌跡を描くように回動される様子を示す斜視図である。 図12の状態から保護蓋部材の回動が進み、保護蓋部材の第2係止突起が端子保持部の第2係合突起に係合するとともに保護蓋部材の第3係止突起が第2接触片収容凹部の第3係合突起に係合し、これにより保護蓋部材が電流検出部に係止された様子を模式的に示す側面図である。 従来例の電気接続箱の左側面図である。 従来例の電気接続箱の接続箱本体から電流検出部を破断して示す斜視図である。 従来例の電気接続箱の保護蓋部材の斜視図である。 車両のシャーシの延設方向に対して交差する方向に延長する、該車両の車体パネルの下方を向く被取付面に、固定された状態の従来例の接続箱本体の左側面図である。
符号の説明
1:電気接続箱
2:接続箱本体
10:電流検出部
20:第1接触片収容凹部
21:両壁
26:外面
27:第1係合突起
31:第1ネジ挿通用穴
32:第1接触片
40:第2接触片収容凹部
41:両壁
45:当接壁
51:第2ネジ挿通用穴
52:第2接触片
70:バスバー
72:第1端部
73:第1ネジ止め用穴
74:第2端部
75:第2ネジ止め用穴
80:バスバー仮置き凹部
81:バスバースライド経路
82:底面
85:バスバー挿入経路
95:壁部
97:第2係合突起
110:保護蓋部材
111:蓋部
113:第1側壁
117:第1係止突起
118:スライド板部
123:第2側壁
127:第2係止突起
180:電流センサ
182:貫通孔

Claims (2)

  1. 接続箱本体と、
    前記接続箱本体にその上面として設けられ且つ、複数の電気部品が装着された電気部品装着面と、
    前記電気部品装着面に設けられた被保護部と、
    前記被保護部の長手方向の両端部のうち一方を形成する第1壁と、
    前記第1壁の外面に形成された第1係合部と、
    前記被保護部の長手方向の両端部のうち他方を形成する第2壁と、
    前記第2壁の外面に形成された第2係合部と、
    前記被保護部に取り付け可能な保護蓋部材と、
    前記保護蓋部材が前記被保護部に取り付けられた際に前記被保護部の上面に覆い被さるように前記保護蓋部材に形成された蓋部と、
    前記蓋部の長手方向の両端部のうちの一方から下方に延設された第1側壁と、
    前記第1側壁の内面に形成された第1係止部と、
    前記第1係止部に並設されるように前記第1側壁に形成されたスライド板部と、
    前記蓋部の長手方向の両端部のうちの他方から下方に延設された第2側壁と、
    前記第2側壁の内面に形成された第2係止部と、
    前記第1壁の外面まで前記被保護部の長手方向に延長するように前記第1壁に連設され、前記保護蓋部材のスライド板部がスライド可能な底面を有するとともに当該スライド板部の前記底面上でのスライド方向を該被保護部の長手方向に規制して前記スライド板部のスライド経路を形成する仮置き凹部と、
    を備え、
    前記第2側壁を前記被保護部側に向けて前記仮置き凹部の底面に前記スライド板部を一時的に載置した前記保護蓋部材が、前記スライド経路に沿って前記第1壁に向けて前記仮置き凹部の底面上をスライド移動され、前記保護蓋部材の第1係止部が前記第1壁の第1係合部に引っ掛かるように当接して前記保護蓋部材のスライド移動が阻止され、前記第1係止部と前記第1係合部との引っ掛かり部分を支点として前記保護蓋部材が前記被保護部に向けて回動され、前記第2係止部が前記第2係合部に係合し、これにより前記保護蓋部材が前記被保護部に係止されることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記接続箱本体が、前記電気部品装着面が下方を向くように、車両に固定され、
    これにより前記電気部品装着面の前記被保護部ならびに前記仮置き凹部も下方を向くように配置された状態で前記保護蓋部材が前記被保護部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載した電気接続箱。
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