JPH087701Y2 - カウンタ計数用のクロック信号入力回路 - Google Patents

カウンタ計数用のクロック信号入力回路

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JPH087701Y2
JPH087701Y2 JP1988142970U JP14297088U JPH087701Y2 JP H087701 Y2 JPH087701 Y2 JP H087701Y2 JP 1988142970 U JP1988142970 U JP 1988142970U JP 14297088 U JP14297088 U JP 14297088U JP H087701 Y2 JPH087701 Y2 JP H087701Y2
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JP
Japan
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signal
input
clock
flop
flip
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JP1988142970U
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昌彦 福田
健五 植木
利彦 浅井
泰治 九鬼
重明 谷
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Keyence Corp
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Keyence Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、カウンタのカウント計数用に供給される
クロック信号を入力させるカウンタ計数用のクロック信
号入力回路に関する。
〔従来の技術〕
従来のカウンタ計数用のクロック信号入力回路として
は例えば第4図に示すように、クロック入力信号とこの
クロック入力信号に対するイネーブル信号とが直接入力
され、その論理積をとるANDゲート5により構成されて
いた。そしてこのANDゲート5からの論理積出力がカウ
ンタ4のCK(クロック)入力端子に供給され、カウント
が行われていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでクロック入力信号の立ち上がりエッジを計数
したい場合、通常このクロック入力信号に対するイネー
ブル信号がLOW(以下“L"という)からHIGH(以下“H"
という)に立ち上がった後にクロック入力信号が“L"か
ら“H"に立ち上がった場合を一カウントとして計数を行
うが、この従来技術では第5図に示すように、例えば時
刻t1において、クロック入力信号に対するイネーブル信
号が“L"から“H"に立ち上がった瞬間にクロック入力信
号が“H"の状態になっていると、ANDゲート5からの出
力も“L"から“H"に立ち上がることとなりその時点でカ
ウンタは一カウント余分に計数してしまうという不都合
があった。
そこで本考案は、このような従来技術の問題点に鑑
み、クロック入力信号に対するイネーブル信号が“L"か
ら“H"に立ち上がったときにクロック入力信号がいかな
る状態であってもカウンタの誤計数を防止しうるカウン
タ計数用のクロック信号入力回路を提供することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、この目的を達成するための具体
的手段は、カウンタ計数用のクロック信号入力回路を、
クロック入力信号に対応するイネーブル信号がリセット
入力端子に入力されるとともに該クロック入力信号がク
ロック入力端子に入力されるフリップフロップと、前記
クロック入力信号と前記フリップフロップの出力信号が
入力されるゲート回路とから構成するようにしたことで
ある。
〔作用〕
この考案は前述のような手段を採ったので、次のよう
な作用がもたらされる。クロック入力信号に対するイネ
ーブル信号によりフリップフロップが非動作状態に制御
されている場合は、そのフリップフロップのクロック入
力にクロック入力信号が入ってきても、フリップフロッ
プからの出力状態は変化せず、“L"状態を維持している
ため、クロック入力信号及びこのフリップフロップから
の出力を受けるゲート回路の出力はもとの状態を維持し
ておりカウンタ計数用のクロック信号は生じない。
次にクロック入力信号が“H"の状態を維持している時
点でフリップフロップがクロック入力信号に対するイネ
ーブル信号により動作状態に制御されることとなって
も、クロック入力信号の立ち上がりエッジを検出するこ
とはないのでフリップフロップからの出力は変化せず、
“L"の状態を維持している。従って同じくゲート回路か
らはカウンタ計数用のクロック信号は出力されず、カウ
ンタの誤計数は防止される。
一方、クロック入力信号に対するイネーブル信号によ
りフリップフロップが動作状態に制御されている場合に
おいて、クロック入力信号が“L"から“H"に立ち上がる
とフリップフロップはその立ち上がりエッジを検出し、
その出力状態を“L"から“H"に変化させる。するとゲー
ト回路からは、カウンタ計数用のクロック信号が一つ出
力され、これがカウンタにより計数される。そしてクロ
ック入力信号に対するイネーブル信号によりフリップフ
ロップが動作状態にある場合に入力されたクロック入力
信号の立ち上がりエッジの数だけゲート回路からクロッ
ク信号が出力され、これがカウンタによって計数され
る。そしてクロック入力信号に対するイネーブル信号に
変化が生じ、フリップフロップが再び非動作状態にされ
るとゲート回路からは、カウンタ計数用のクロック信号
が出力されなくなる。
〔実施例〕
この考案を、以下1実施例に基づいて詳細に説明す
る。尚、従来例と同一部分は同一記号を付すこととす
る。
第1図は本考案に係るカウンタ計数用のクロック信号
入力回路の一実施例を示す回路図である。図において7
はクロック入力端子であり、クロック入力信号aが入力
されている。6はC(クロック)入力端子に入力される
信号の立ち上がりエッジでそのQ出力を、“L"から“H"
に立ち上げるD型フリップフロップで、そのC入力端子
は前記クロック入力端子7に接続され、そのR(リセッ
ト)入力端子には、イネーブル信号入力端子8に入力さ
れているクロック入力信号aに対するイネーブル信号b
が入力されており、またそのD(データ)入力端子は、
常時“H"の入力状態に設定されている。5はANDゲート
であり、その入力側の一端は前記クロック入力端子に接
続され、その他端側は前記フリップフロップ6のQ出力
端子と接続されている。4はCK(クロック)入力端子に
入力されるクロック信号の立ち上がりで計数を行うカウ
ンタで、そのCK(クロック)入力端子は前記ANDゲート
5の出力側と接続され、そのR(リセット)入力端子は
リセット信号が入力されるリセット入力端子9と接続さ
れている。
このような構成の下、この回路の具体的な動作につい
て第2図を参照しながら説明する。第2図に示す時刻t0
においてクロック入力端子7を介してそれぞれANDゲー
ト5の一方の入力側及びフリップフロップ6のC入力端
子に入力されているクロック入力信号aは“L"から“H"
に立ち上がる。しかしこのときイネーブル信号入力端子
8に入力されているクロック入力信号aに対するイネー
ブル信号bは“L"のままなので、フリップフロップ6の
R入力端子には“L"の信号が入力されており、フリップ
フロップ6は非動作状態となっているので、このフリッ
プフロップ6のQ出力信号cは“L"の状態を維持してい
る。したがってANDゲート5の出力信号dは“L"の状態
を維持しており、カウンタ4では計数が行われない。
次に時刻t1においてクロック入力信号aに対するイネ
ーブル信号bが“L"から“H"に立ち上がると、フリップ
フロップ6のR入力端子には、“H"の信号が入力されフ
リップフロップ6は動作状態となる。この時フリップフ
ロップ6のC入力端子に入力されているクロック入力信
号aは“H"となっているが、クロック入力信号の立ち上
がりエッジを検出していないのでフリップフロップ6の
Q出力信号cは“L"の状態を維持している。従ってAND
ゲート5の出力信号dは“L"の状態を維持しており、カ
ウンタ4では計数が行われず、誤計数が防止される。
次に時刻t2において、フリップフロップ6のC入力端
子に入力されているクロック入力信号aが“L"から“H"
に立ち上がる。この時クロック入力信号aに対するイネ
ーブル信号bは“H"の状態が維持されたままなのでフリ
ップフロップ6のR入力端子には“H"の信号が入力され
ており、フリップフロップ6は動作状態になっている。
従ってフリップフロップ6は時刻t2においてクロック入
力信号aが“L"から“H"に立ち上がるそのエッジを検出
してそのQ出力信号cを“L"から“H"に立ち上げる。こ
の時ANDゲート5は一方の入力としてフリップフロップ
6から“H"となったQ出力信号cを受け取るとともにも
う一方の入力として、“H"となったクロック入力信号a
を受け取ることとなるので、時刻t2においてその出力信
号dを“L"から“H"に立ち上げる。そしてカウンタ4で
はANDゲート5の出力信号dが“L"から“H"となるその
立ち上がりエッジで計数が行われる。同様にクロック入
力信号に対するイネーブル信号bが“H"の状態である時
刻t3においてクロック入力信号aが“L"から“H"に立ち
上がるとカウンタ4ではまた計数が行われる。
そして時刻t4においてクロック入力信号aに対するイ
ネーブル信号bが“H"から“L"に立ち下がるとフリップ
フロップ6は非動作状態となり、そのQ出力信号cは
“L"となるので、その後クロック入力信号に対するイネ
ーブル信号bが“H"に立ち上がらない限りクロック入力
信号aが“H"に立ち上がってもANDゲート5の状態は変
化せずカウンタ4では計数が行われない。
尚、上記実施例ではゲート回路を構成するANDゲート
5の入力の一端にD型フリップフロップを接続して構成
しているが、第3図に示すようにD型フリップフロップ
の代わりにJKフリップフロップ12を使用し、そのC(ク
ロック)入力端子にクロック入力信号aを入力し、R
(リセット)入力端子にはクロック入力aに対するイネ
ーブル信号bを入力し、そのJ入力端子には常時“H"の
入力がまたそのK入力端子には常時“L"の入力があるよ
うに設定しておき、そのQ出力端子をゲート回路の一端
に接続するように構成してもよい。
また上記実施例ではフリップフロップをそのC入力端
子に信号の立ち上がりを受けてQ出力を“L"から“H"に
変化させるタイプのものを用いて構成したが、この代わ
りに立ち下がりの信号をそのC入力端子に受けてQ出力
を“L"から“H"にたちあげるタイプのものを使用し、そ
のC入力端子には外部からの入力信号を反転して入力さ
れるように構成してもよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ
限定されるものではなく、インバータ等を用い要旨を逸
脱しない範囲内で種々変形して実施し得ることはもちろ
んである。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案は、フリッ
プフロップの動作状態及び非動作状態をクロック入力信
号に対するイネーブル信号をリセット入力端子に入力す
ることにより制御し、このフリップフロップによってク
ロック入力信号の立ち上がりエッジを検出してクロック
入力信号がゲート回路を通過するように構成したので、
例えばクロック入力信号が“H"の状態を維持していると
きに入力信号に対するイネーブル信号がイネーブル状態
に変化するような場合でも余分なカウンタ計数用のクロ
ック信号の入力を防止でき、クロック入力信号に対する
イネーブル信号がイネーブル状態になったときのクロッ
ク入力信号の状態に拘わらずカウンタは正確な計数をお
こなうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカウンタ計数用のクロック信号入
力回路の一実施例を示す回路図、第2図は第1図の回路
図のタイムチャート、第3図は本考案に係るカウンタ計
数用のクロック信号入力回路の他の実施例を示す回路
図、第4図は従来例のカウンタ計数用のクロック信号入
力回路の回路図、第5図は第4図の従来例の回路図のタ
イムチャートである。 4…カウンタ、5…ANDゲート、6…D型フリップフロ
ップ、12…JKフリップフロップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 谷 重明 大阪府高槻市明田町2番13号 株式会社キ ーエンス内 審査官 近藤 聡 (56)参考文献 特開 昭63−131724(JP,A) 特開 平1−190121(JP,A) 特開 昭64−19821(JP,A) 実開 昭62−201532(JP,U) 実開 昭61−81221(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック入力信号に対応するイネーブル信
    号がリセット入力端子に入力されるとともに該クロック
    入力信号がクロック入力端子に入力されるフリップフロ
    ップを有し、前記クロック入力信号と前記フリップフロ
    ップの出力信号が入力されるゲート回路を有することを
    特徴とするカウンタ計数用のクロック信号入力回路
JP1988142970U 1988-10-31 1988-10-31 カウンタ計数用のクロック信号入力回路 Expired - Lifetime JPH087701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988142970U JPH087701Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 カウンタ計数用のクロック信号入力回路

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JP1988142970U JPH087701Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 カウンタ計数用のクロック信号入力回路

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JPH0264235U JPH0264235U (ja) 1990-05-15
JPH087701Y2 true JPH087701Y2 (ja) 1996-03-04

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ID=31409371

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JP1988142970U Expired - Lifetime JPH087701Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 カウンタ計数用のクロック信号入力回路

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63131724A (ja) * 1986-11-21 1988-06-03 Mitsubishi Electric Corp カウンタ入力ゲ−ト回路
JPH01190121A (ja) * 1988-01-26 1989-07-31 Matsushita Electric Works Ltd リセット同期遅延回路

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Publication number Publication date
JPH0264235U (ja) 1990-05-15

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