JPH0876870A - 操作レバー装置の操作レバー取付け機構 - Google Patents

操作レバー装置の操作レバー取付け機構

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JPH0876870A
JPH0876870A JP21276094A JP21276094A JPH0876870A JP H0876870 A JPH0876870 A JP H0876870A JP 21276094 A JP21276094 A JP 21276094A JP 21276094 A JP21276094 A JP 21276094A JP H0876870 A JPH0876870 A JP H0876870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation lever
tongue piece
boss
fixed end
receiving seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP21276094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Mitsuyasu
宏幸 光安
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は操作レバー装置の操作レバー取付機
構に関し、支点部の組付不良及びガタがなく、且つ舌片
基部周辺の剛性向上を可能とした操作レバー装置の操作
レバー取付機構を実現することを目的とする。 【構成】 操作レバーの後端を装置本体に設けられたボ
スの上面に回動可能に枢着し、該操作レバーの先端を装
置の前面パネルから突出させて外部から操作可能とした
操作レバー装置の操作レバー取付け機構であって、前記
ボスの上面に、操作レバーの支点軸となる突出部を自由
端に有する舌片が、その固定端を前面パネル方向に向け
て設けられているように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車に用いられる操作
レバー装置の操作レバーの取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のヒータコントロール装置は車室
内のインスツルメントパネルに取付けられて、温風や冷
風を選択的に車室内に導入するための装置である。図3
は従来のヒータコントロール装置を示す図で、その前面
パネル1には横方向のスリット2が設けられ、これを通
して操作レバー3が先端を突出させている。この操作レ
バーの他端に設けられた支点部は図4に示すような構造
を有している。
【0003】図4(a)において、4は装置本体と一体
成形された中空構造のボスであり、該ボス4の上面を形
成する壁は、操作レバー3の後端を平らに載置するため
の受け座面5となっている。
【0004】この受け座面5にはその後部(図において
右側)に固定端を有し、該固定端を残して周囲を切り離
された略U字形の舌片6が形成されている。該舌片6の
自由端近傍には前記受け座面5より上に突出するように
突出部7が設けられ、これに操作レバーが係合するよう
に構成されている。この舌片6は、下向きの力を受ける
と前記固定端を中心として下方に弾性変形し、前記突出
部7は前記受け座面5より低い位置に変位可能である。
【0005】一方、操作レバー3の後端は、前記受け座
面5に適合する直径を有する円形部8を有し、該円形部
8の中央には前記突出部7に嵌合可能な直径を有する係
合孔9を具えている。また該孔9の周囲には前記嵌合を
より確実にするためのリング10が設けられている。
【0006】また、前記舌片6の両側に相当する受け座
面5には逆L字型をなす爪部材11,12が互いに向き
合って立設されている。これら爪部材11,12間の内
法と高さの内法は、それぞれ、操作レバー3の円形部の
横幅と厚さを受け入れるのに適した寸法に設定されてい
る。更にボス4の後端縁は円弧状のガイド面13を形成
すると共に、操作レバー3の後端縁は下方に折り曲げら
れてストッパ14を形成し、操作レバーの回動時に両者
が互いに摺動してその操作を円滑にするように構成され
ている。
【0007】そして、舌片を下方に押し下げておき、操
作レバー3を図の矢印Z方向から受け座面5上をすべら
せて円形部8を爪部材11,12間に挿入することによ
り図4(b)の如く組み付けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の操作レバー
取付構造において次の様な問題がある。その第1はレバ
ー3をボス4に組み付けるときレバーが半掛りの状態と
なることがある。即ち図5の如くボス4に対しレバー3
を矢印Z方向から舌片6を2点鎖線で示す如くに押し下
げながら受け座面5と爪部材11,12間に挿入して行
き、レバー3のストッパ14がボスのガイド面13に当
接するまで挿入して組付けを行う場合、レバー3の組付
完了直前では、舌片6はその根本b点を中心として撓ん
でいるため、舌片6の突出部7の角部a点は組付完了時
の状態よりΔlだけ延びた位置にあるため係合孔9と干
渉して半掛りの状態となる。
【0009】これでは、理論上組み付けは不可能である
が、実際には寸法精度の影響、各部品を強制的に撓ませ
る等により組付を行っている。従って組付時には慎重な
作業が必要であるが、大量生産時には組付不完全(半掛
り状態)なものが発生する。
【0010】第2は、舌片6の突出部7は組付方向の関
係上、半円しか確保できないため、レバー作動時のレバ
ー3と突出部7との摺動面が少なく、支点部ガタの要因
となっている。なお突出部7は組付後のことを考えれば
突出部の側面が完全な円柱であることが望ましいが、完
全であるとレバー組付時の舌片6の撓み量が大きくなり
破損する恐れがある。
【0011】第3は、インスツルメントパネル内の車輌
スペースとの制約があるため、ボス4の後端縁を延ばす
ことができず舌片6の基部周辺の剛性がとりにくいとい
う問題がある。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑み、組付け
不良及び支点部のガタがなく、且つ、舌片基部周辺の剛
性向上を可能としたヒータコントロール装置等の操作レ
バー装置の操作レバー取付機構を実現することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の操作レバー装置
の操作レバー取付け機構に於いては、操作レバーの後端
を装置本体に設けられたボスの上面に回動可能に枢着
し、該操作レバーの先端を装置の前面パネルから突出さ
せて外部から操作可能とした操作レバー装置の操作レバ
ー取付け機構であって、前記ボスの上面に、操作レバー
の支点軸となる突出部を自由端に有する舌片が、その固
定端を前面パネル方向に向けて設けられていることを特
徴とする。
【0014】この構成を採ることにより、組付け不良及
び支点部のガタがなく、且つ舌片基部周辺の剛性向上を
可能とした操作レバー装置の操作レバー取付機構が得ら
れる。
【0015】
【作用】本発明では、図1に示すように操作レバー20
の係合孔23に嵌合する突出部32を有する舌片33
を、その固定端33aが前面パネルの方向(図において
矢印A方向)に向くようにしてボス30に設けたことに
より図2の如く、組付時に舌片33がその固定端33a
を中心にして二点鎖線で示すように撓むため突出部32
の角部aは操作レバー20が組付完了したときの係合孔
23内面よりΔl1だけ内側に位置するため、突出部3
2は係合孔23と干渉せず容易に係合孔23に嵌合する
ことができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例の操作レバー装置の操
作レバー取付け機構を示す斜視図である。同図におい
て、20は操作レバーであり、該操作レバー20は端部
に円形部21を有し、該円形部21にはリング22を有
する係合孔23が形成され、また、該円形部21の後縁
端には下方に折れ曲がったストッパ24が形成されてい
る。この構成は図4で説明した従来例と同様である。
【0017】また、同図において30はボスであり、該
ボス30は硬質プラスチック等の適宜な材料によって装
置本体と一体成形され、その上面は操作レバー20の円
形部を受ける受け座面31となっており、該受け座面3
1には、操作レバー20の係合孔23に嵌合し支点軸と
なる突出部32を自由端に有する舌片33が設けられて
いる。そして、該舌片33は、その固定端33aが前面
パネルの方向(図において矢印A方向)に向くようにし
て設けられ、該固定端を除いた周囲を受け座面31から
切り離されている。
【0018】また、舌片33の突出部32は、その上部
の約半分が自由端の方向へ向かう斜面となっている。ま
た、ボス10の受け座面31の両側には操作レバーの離
脱を防ぐ逆L字形の爪部材34,35が設けられてお
り、さらに該受け座面の後縁端は操作レバー20のスト
ッパ24をガイドするガイド面36となっている。
【0019】上記ボス30に操作レバー20を組み付け
るには、ボス30の舌片33の突出部32を押圧し、該
舌片33を下方に撓ませながら操作レバー20を矢印Z
方向に受け座面31上を辷らせ、操作レバー20の円形
部21がボス30の2個の爪部材34,35間に入るよ
うにして、ストッパー24がボス30のガイド面36に
当接するまで押し込むことにより組み付けることができ
る。
【0020】この場合、図2に示すように、操作レバー
20を矢印Z方向に辷らせて行くとき、舌片33は固定
端33aから二点鎖線で示すように下方に撓められてお
り、その突出部32の角部のa点は操作レバー20が組
付完了したときの係合孔23の内面よりΔl1 だけ内側
(図において右側)にあるため、突出部32は係合孔2
3とは干渉せず容易に係合孔23に嵌合することができ
る。
【0021】このように構成された本実施例は、突出部
32を支点軸として操作レバー20を回動させることが
できる。この場合、図2において操作レバー20の右方
向への移動は突出部32の円柱面で制限され、左方向へ
の移動は操作レバーのストッパ24とボスのガイド面3
6との当接によって制限される。さらに突出部32に設
けた斜面を破線で示すように縮小することにより突出部
の円柱面を増加させることができ、これにより係合孔2
3と突出部32との摺動面を増やし、その間のガタを減
少させることができる。
【0022】また、図4に示した従来例において、ボス
4の受け座面5はインスツルパネルの車輌スペースとの
制約があるため、装置の前面パネルと反対方向(矢印Z
と反対方向)には延ばすことができず、(前面パネル方
向へは可能)舌片6基部周辺の剛性がとれなかったが、
本実施例では、舌片33の固定端33aを前面パネル側
に設けたため、受け座面31を前面パネル方向に延ば
し、舌片33の基部周辺の剛性を充分強化することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明に依れば、操作レバーの半掛り状
態となる組立不良を防止することができ、且つ操作レバ
ーの係合孔と支点軸となる突出部とのガタを減少させる
ことができる。さらに、ボスの受け座面が前面パネル側
には延長可能であるため、舌片の基部周辺の剛性を充分
にとることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す組立断面図である。
【図3】従来のヒータコントロール装置を示す図であ
る。
【図4】従来のヒータコントロール装置の操作レバー取
付機構を示す図である。
【図5】発明が解決しようとする課題を説明するための
図である。
【符号の説明】
20…操作レバー 21…円形部 22…リング 23…係合孔 24…ストッパ 30…ボス 31…受け座面 32…突出部 33…舌片 34,35…爪部材 36…ガイド面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーの後端を装置本体に設けられ
    たボスの上面に回動可能に枢着し、該操作レバーの先端
    を装置の前面パネルから突出させて外部から操作可能と
    した操作レバー装置の操作レバー取付け機構であって、
    前記ボスの上面に、操作レバーの支点軸となる突出部を
    自由端に有する舌片が、その固定端を前面パネル方向に
    向けて設けられていることを特徴とする操作レバー装置
    の操作レバー取付け機構。
JP21276094A 1994-09-06 1994-09-06 操作レバー装置の操作レバー取付け機構 Pending JPH0876870A (ja)

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