JP2759250B2 - ヒーターコントロール装置の操作レバー取付機構 - Google Patents

ヒーターコントロール装置の操作レバー取付機構

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JP2759250B2
JP2759250B2 JP5352030A JP35203093A JP2759250B2 JP 2759250 B2 JP2759250 B2 JP 2759250B2 JP 5352030 A JP5352030 A JP 5352030A JP 35203093 A JP35203093 A JP 35203093A JP 2759250 B2 JP2759250 B2 JP 2759250B2
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operation lever
lever
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健 澤田
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒーターコントロール装
置の操作レバー取付機構に関する。詳しくは、操作レバ
ーとそれを支持する支点部との組立性を改善したヒータ
ーコントロール装置の操作レバー取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のヒーターコントロール装置は車
室内のインスツルパネルに取付けられて温風や冷風を選
択的に車内に導入するための装置である。
【0003】従来のヒーターコントロール装置は、図2
に示すように、前面のパネル1設けられた冷・温風吹出
し口2の下方に、横方向に長いスリット3が設けられ、
該スリット3を通して操作レバー4の先端が突き出して
おり、該操作レバー4を右又は左に操作することによ
り、吹出し口2から温風又は冷風を吹き出させるように
なっている。
【0004】図3は前記ヒーターコントロール装置の操
作レバー取付機構を示す図であり、同図(a)は平面
図、(b)は(a)図のb−b線における断面図であ
る。これは装置本体5と操作レバー6とよりなり、装置
本体5には操作レバー6を回動自在に支持するボス部7
と、操作レバー6の先端を略直線状に動かすための案内
溝8とが形成されている。
【0005】また、ボス部7には、操作レバーを受ける
受け座面9と、該受け座面9のほぼ中央に略U字形の切
り込みにより形成された舌片10と、該受け座面9の左
右に配置された操作レバー離脱防止用の爪部材11,1
1′が設けられ、舌片10の自由端には操作レバー6を
枢支する突起12が設けられている。
【0006】一方操作レバー6は、ボス部7の受け座面
9上を摺動する平面状の支点部13とレバー部14が一
体形成され、支点部13にはボス部7の舌片10に設け
られた突起12に嵌合する長孔15が設けられ、レバー
部14には本体5に設けられた案内溝8に係合するピン
部16が設けられている。
【0007】そして該操作レバー6はその長孔15をボ
ス部7の突起12に嵌合し受け座面9上に爪部材11,
11′によって離脱しないようにに組み付けられてお
り、レバー部14を左右に操作すると、レバー部14の
先端はほぼ直線運動を行い、反対側の支点部13の先端
は回動すると同時に直線方向にも摺動するため、その先
端の軌跡は図4の如くになる。
【0008】このためボス部7の受け座面9は前記操作
レバー6の支点部13の軌跡がはみ出さないように大き
く形成されている。これは、組付作業中あるいは出荷作
業中に装置本体を誤って地面に落としたり、何かにぶつ
けたり、あるいは落下物等により操作レバー6の支点部
13が変形するとボス部7の受け座面9に引っかかって
スムーズに動かなくなるため、落下物等による操作レバ
ー支点部13の変形を防止するためである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヒーターコ
ントロール装置の操作レバー取付け機構では、操作レバ
ーをボス部に組付けるには図5に示すようにして行って
いる。先ず図5(a)に示すように、操作レバー6の先
端を突起12の斜面に当接させ、矢印方向へ押し込み、
図5(b)の状態を経て図5(c)の如く組付を完了す
る。
【0010】この組立作業を手作業で行うときは、ボス
部7の受け座面9が大きいため、操作レバー6の支点部
13の先端部を指で押しながら図5(c)の状態にする
手前で指がボス部7に当り、その状態でレバーを最後ま
で組付けねばならず、指が痛くなり、組立が困難である
という問題があった。
【0011】また機械で組立てる場合には、組立機械の
レバー押圧部材がボス部7に当たらないようにしなけれ
ばならず機械の作動精度が要求される。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑み、ボス部
へ操作レバーを組付けるときの組立性を改善したヒータ
ーコントロール装置の操作レバー取付機構を実現しよう
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のヒーターコント
ロール装置の操作レバー取付機構に於いては、装置本体
5と操作レバー6とよりなり、前記装置本体5は、操作
レバー6を回動及び摺動可能に支持するボス部7と、操
作レバー6の先端を略直線状に移動させるための案内溝
8とを具備し、前記ボス部7は、操作レバー6を受ける
受け座面9と、該受け座面9のほぼ中央にU字形の切り
込みにより形成され、下方に弾性変形可能で且つ先端に
前記操作レバー6を枢支する突起12を有する舌片10
と、該受け座面9の左右に配置されて操作レバー6の離
脱を防ぐ逆L字形の1対の爪部材11,11′とを具備
し、前記操作レバー6は、前記ボス部7の受け座面9に
対応し且つ前記舌片10の突起12に嵌合する長孔15
を有する支点部13と、該支点部13に接続したレバー
部14と、該レバー部14に設けられて前記装置本体5
の案内溝8に係合するピン部16とを具備し、該操作レ
バー6を前記ボス部7に組付けてなるヒーターコントロ
ール装置の操作レバー取付機構において、前記ボス部7
の受け座面9は、その後部の左右は操作レバー6の支点
部13の軌跡がはみださないように形成され、且つ受け
座面9の後部の中央部は操作レバー6の支点部13の後
端より内側にひかえた凹部17を形成して成ることを特
徴とする。
【0014】この構成を採ることにより、装置本体のボ
ス部へ操作レバーを組付けるときの組立性を改善したヒ
ーターコントロール装置の操作レバー取付機構が得られ
る。
【0015】
【作用】本発明では図1に示すように、操作レバー6が
組み付けられる装置本体5のボス部7において、その受
け座面9の後部に操作レバー6の支点部13の後端より
内側にひかえた凹部17を設けたことにより、操作レバ
ー6の支点部13の後端を押圧しながらボス部7に組付
けるとき、完全に組付終るまで操作レバー6の支点部1
3後端はボス部7の受け座面9より外側にあるため、極
めて容易に組付けを行うことができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は(a)図のb−b線における
断面図である。同図において、5は装置本体、6は操作
レバーであり、これらは硬質プラスチック等の適宜な材
料で形成されている。
【0017】そして、装置本体5には操作レバー6を回
動及び摺動自在に支持するボス部7と、該操作レバー6
の先端を略直線状に移動操作できるようにするための案
内溝8が設けられている。またボス部7は、その上面が
操作レバー6を受ける受け座面9となっており、そのほ
ぼ中央にU字形の切り込みによって弾性変形可能な舌片
10が形成され、その左右方向に操作レバー離脱防止用
の逆L字形の1対の爪部材11,11′が形成され、さ
らに舌片10の自由端に操作レバー6を枢支する突起1
2が設けられている。
【0018】操作レバー6は、ボス部7の受け座面9上
を摺動する平面状の支点部13とレバー部14が一体に
形成され、該支点部13にはボス部7の舌片10に設け
られた突起12に嵌合する長孔15が設けられ、レバー
部14には装置本体5に設けられた案内溝8に係合する
ピン部16が設けられている。
【0019】そして、該操作レバー6が、その長孔15
をボス部7の舌片10の突起12に嵌合して組立てられ
ている。以上の構成は図3で説明した従来例と同様であ
るが、本実施例の要点は、ボス部7の受け座面9の後
部、即ち図1のB部に凹部17を形成したことである。
【0020】この凹部17は操作レバー6が中立の位置
にあるとき、その支点部13の後端の直線部より内側に
ひかえて形成されている。但し、受け座面9の形状は操
作レバー6の支点部13の角部の摺動軌跡がはみ出さな
いような形状となっている。
【0021】このように構成された本実施例は、ボス部
7の受け座面9に凹部17が形成されているため、操作
レバー6の支点部13の後端を指で押しながらボス部7
に組み付けるとき、組付完了まで支点部13の後端は受
け座面9より外側にある。従って操作レバー6の支点部
13の後端を押す指はボス部7に触れることがなく、極
めて容易に組付作業を行うことができる。また機械で組
立る場合は、従来の如き高度な作動精度は要求されない
ことになる。
【0022】
【発明の効果】本発明に依れば、従来と同様な操作レバ
ー支点部の外部衝撃に対する保護構造を有したまま組立
性の向上を可能とした効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図で、(a)は平面図、
(b)は(a)図のb−b線における断面図である。
【図2】従来のヒーターコントロール装置を示す図であ
る。
【図3】従来のヒーターコントロール装置の操作レバー
取付機構を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)
図のb−b線における断面図である。
【図4】従来のヒーターコントロール装置の操作レバー
取付機構の操作レバー支点部の摺動軌跡を示す図であ
る。
【図5】従来のヒーターコントロール装置の操作レバー
取付け順序を示す図である。
【符号の説明】
5…装置本体 6…操作レバー 7…ボス部 8…案内溝 9…受け座面 10…舌片 11,11′…爪部材 12…突起 13…支点部 14…レバー部 15…長孔 16…ピン部 17…凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体(5)と操作レバー(6)とよ
    りなり、 前記装置本体(5)は、操作レバー(6)を回動及び摺
    動可能に支持するボス部(7)と、操作レバー(6)の
    先端を略直線状に移動させるための案内溝(8)とを具
    備し、 前記ボス部(7)は、操作レバー(6)を受ける受け座
    面(9)と、該受け座面(9)のほぼ中央にU字形の切
    り込みにより形成され、下方に弾性変形可能で且つ先端
    に前記操作レバー(6)を枢支する突起(12)を有す
    る舌片(10)と、該受け座面(9)の左右に配置され
    て操作レバー(6)の離脱を防ぐ逆L字形の1対の爪部
    材(11,11′)とを具備し、 前記操作レバー(6)は、前記ボス部(7)の受け座面
    (9)に対応し且つ前記舌片(10)の突起(12)に
    嵌合する長孔(15)を有する支点部(13)と、該支
    点部(13)に接続したレバー部(14)と、該レバー
    部(14)に設けられて前記装置本体(5)の案内溝
    (8)に係合するピン部(16)とを具備し、該操作レ
    バー(6)を前記ボス部(7)に組付けてなるヒーター
    コントロール装置の操作レバー取付機構において、 前記ボス部(7)の受け座面(9)は、その後部の左右
    は操作レバー(6)の支点部(13)の軌跡がはみださ
    ないように形成され、且つ受け座面(9)の後部の中央
    部は操作レバー(6)の支点部(13)の後端より内側
    にひかえた凹部(17)を形成して成ることを特徴とす
    るヒーターコントロール装置の操作レバー取付機構。
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