JPH0621153Y2 - トリガースイツチ - Google Patents
トリガースイツチInfo
- Publication number
- JPH0621153Y2 JPH0621153Y2 JP1988033266U JP3326688U JPH0621153Y2 JP H0621153 Y2 JPH0621153 Y2 JP H0621153Y2 JP 1988033266 U JP1988033266 U JP 1988033266U JP 3326688 U JP3326688 U JP 3326688U JP H0621153 Y2 JPH0621153 Y2 JP H0621153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation button
- lock
- insertion hole
- lock plate
- lock pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
- H01H9/06—Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch, e.g. by the handle of a vacuum cleaner
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/54—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand the operating part having at least five or an unspecified number of operative positions
- H01H19/60—Angularly-movable actuating part carrying no contacts
- H01H19/635—Contacts actuated by rectilinearly-movable member linked to operating part, e.g. by pin and slot
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、トリガースイツチに関し、特にオフロツク機
構を備えたトリガースイツチに関する。
構を備えたトリガースイツチに関する。
《従来の技術》 トリガースイツチは、例えば電気ドリルなどの電動工具
に用いられている。このような電動工具は、一般に、片
手で簡単に操作できるように、ピストル型に構成され、
そのグリツプの部分にトリガースイツチが配設され、そ
の操作ボタンがピストルの引き金のようにグリツプの前
部に突設されている。またその操作ボタンには、操作上
の安全性を図るために、オフロツク機構が備えられてい
る。
に用いられている。このような電動工具は、一般に、片
手で簡単に操作できるように、ピストル型に構成され、
そのグリツプの部分にトリガースイツチが配設され、そ
の操作ボタンがピストルの引き金のようにグリツプの前
部に突設されている。またその操作ボタンには、操作上
の安全性を図るために、オフロツク機構が備えられてい
る。
第５図には、このような従来のトリガースイツチの一例
が示されている。このトリガースイツチ１は、上面を開
放してスイツチ本体２を内蔵するケース３と、その上面
を覆うカバー４とを備えている。ケース３およびカバー
４はいずれも熱可塑性の樹脂で形成されている。
が示されている。このトリガースイツチ１は、上面を開
放してスイツチ本体２を内蔵するケース３と、その上面
を覆うカバー４とを備えている。ケース３およびカバー
４はいずれも熱可塑性の樹脂で形成されている。
カバー４は、その前端部に板状の突片５を備え、この突
片５にロツクプレート６を介装して操作ボタン７が回動
可能に取付けられている。突片５の前側上部にはリベツ
ト挿通穴８が、同下部にはロツクピン挿通穴９が形成さ
れている。操作ボタン７は、断面略コ字形に形成され
て、両側面壁７ａ，７ｂにはその前側上部に突片５のリ
ベツト挿通穴８に連通するリベツト挿通穴１０を備え、
さらに同前側下部に別のリベツト挿通穴１１を備え、さ
らに突片５のロツクピン挿通穴９に対応する位置に同ピ
ン挿通穴９の外径寸法よりも僅かに大きい幅寸法を有す
る長穴１２を備えている。この長穴１２は上部リベツト
挿通穴１０を支点とする所定の円弧状に形成されてい
る。ロツクプレート６は、金属性の薄板で操作ボタン７
の一方の側面壁７ａ内面に沿う形状をなし、操作ボタン
７の各リベツト挿通穴１０，１１および長穴１２に対応
する位置に夫々リベツト挿通穴１３，１４、長穴１５を
備えている。また、この長穴１５は操作ボタン７の長穴
１２と同様の円弧状をなし、前端部１５ａを操作ボタン
７の長穴１２の幅寸法と略同径の円形に形成され、ま
た、後端側１５ｂを突片５のロツクピン挿通穴９の外径
寸法と略同寸法の幅寸法が設定されて形成されている。
そして、ロツクプレート６が、各穴１３，１４，１５を
対応させて操作ボタン７の一方の側面壁７ａ内面に当接
されるとともに、操作ボタン７がカバー４の突片５にそ
の上方から跨ぐように配置され、その上部リベツト挿通
穴１０を突片５のリベツト挿通穴８に合わせてリベツト
１６を挿通することにより枢支されている。また、操作
ボタン７の内部上面と、突片５の上面との間には、圧縮
スプリング１７が介装されて、操作ボタン７の後端側を
常時上方向に回動付勢している。また、カバー４の下部
には、ケース３内のスイツチ本体２のオン・オフ動作を
付与する作動レバー１８が摺動可能に配置され、その先
端部が突片５の下位置で操作ボタン７の前側下部にリベ
ツト挿通穴１１に挿通されるリベツト１９を介して回動
自在に連結されている。すなわち、作動レバー１８は、
常態においてスイツチ本体２をオフ状態とし、操作ボタ
ン７を圧縮スプリング１７の付勢力に抗して押し込んで
下方向に回動変位させると、これに伴い作動レバー１８
が一定のストローク分だけ前方に移動してスイツチ本体
２をオン状態とするようになつている。また、操作ボタ
ン７の長穴１２には突片５のロツクピン挿通穴９を通じ
てロツクピン２０が摺動可能に挿通されている。このロ
ツクピン２０は、軸方向に順次突片５のロツクピン挿通
穴９の外径寸法よりも小さい小径部２０ａと、同挿通穴
９の外径寸法と略同径が僅かに小さい中径部２０ｂと、
操作ボタン７の長穴１２並びにロツクプレート６の前端
部１５ａの幅寸法と略同寸法か僅かに小さい大径部２０
ｃとを備えている。そしてこのロツクピン２０は、その
小径部２０ａを操作ボタン７の一方の側面壁７ａの長穴
１２から他方の側面壁７ｂの長穴１２に挿通されて、そ
の中径部２０ｂが突片５のロツクピン挿通穴９に挿通保
持されている。また、他方の側面壁７ｂの長穴１２から
突出する小径部２０ａには大径部２０ｃと略同径の樹脂
製のロツク解除ボタン２１が嵌合固定されている。さら
にロツク解除ボタン２１と突片５との間には圧縮コイル
スプリング２２が介装されて、ロツクピン２０をその挿
通方向に付勢する。すなわち、常態において、ロツクピ
ン２０の大径部２０ｃは突片５のロツクピン挿通穴９周
縁に係止されるとともに操作ボタン７の一方の側面壁７
ａの内面に配設されたロツクプレート６の長穴１５の前
端部１５ａに嵌合固定されている。したがつて、操作ボ
タン７は、ロツクピン２０の大径部２０ｃとロツクプレ
ート６の長穴１５の前端部１５ａとの係合により、その
回動がロツクされ、ロツク解除ボタン２１を圧縮コイル
スプリング２２の付勢力に抗して押圧することにより、
ロツクピン２０の大径部２０ｃがロツクプレート６の長
穴１５の前端部１５ａから外側方向に離間するとともに
長穴１５に中径部２０ｂが挿通されるので、ロツクプレ
ート６が回動可能状態となつてロツク解除される。
片５にロツクプレート６を介装して操作ボタン７が回動
可能に取付けられている。突片５の前側上部にはリベツ
ト挿通穴８が、同下部にはロツクピン挿通穴９が形成さ
れている。操作ボタン７は、断面略コ字形に形成され
て、両側面壁７ａ，７ｂにはその前側上部に突片５のリ
ベツト挿通穴８に連通するリベツト挿通穴１０を備え、
さらに同前側下部に別のリベツト挿通穴１１を備え、さ
らに突片５のロツクピン挿通穴９に対応する位置に同ピ
ン挿通穴９の外径寸法よりも僅かに大きい幅寸法を有す
る長穴１２を備えている。この長穴１２は上部リベツト
挿通穴１０を支点とする所定の円弧状に形成されてい
る。ロツクプレート６は、金属性の薄板で操作ボタン７
の一方の側面壁７ａ内面に沿う形状をなし、操作ボタン
７の各リベツト挿通穴１０，１１および長穴１２に対応
する位置に夫々リベツト挿通穴１３，１４、長穴１５を
備えている。また、この長穴１５は操作ボタン７の長穴
１２と同様の円弧状をなし、前端部１５ａを操作ボタン
７の長穴１２の幅寸法と略同径の円形に形成され、ま
た、後端側１５ｂを突片５のロツクピン挿通穴９の外径
寸法と略同寸法の幅寸法が設定されて形成されている。
そして、ロツクプレート６が、各穴１３，１４，１５を
対応させて操作ボタン７の一方の側面壁７ａ内面に当接
されるとともに、操作ボタン７がカバー４の突片５にそ
の上方から跨ぐように配置され、その上部リベツト挿通
穴１０を突片５のリベツト挿通穴８に合わせてリベツト
１６を挿通することにより枢支されている。また、操作
ボタン７の内部上面と、突片５の上面との間には、圧縮
スプリング１７が介装されて、操作ボタン７の後端側を
常時上方向に回動付勢している。また、カバー４の下部
には、ケース３内のスイツチ本体２のオン・オフ動作を
付与する作動レバー１８が摺動可能に配置され、その先
端部が突片５の下位置で操作ボタン７の前側下部にリベ
ツト挿通穴１１に挿通されるリベツト１９を介して回動
自在に連結されている。すなわち、作動レバー１８は、
常態においてスイツチ本体２をオフ状態とし、操作ボタ
ン７を圧縮スプリング１７の付勢力に抗して押し込んで
下方向に回動変位させると、これに伴い作動レバー１８
が一定のストローク分だけ前方に移動してスイツチ本体
２をオン状態とするようになつている。また、操作ボタ
ン７の長穴１２には突片５のロツクピン挿通穴９を通じ
てロツクピン２０が摺動可能に挿通されている。このロ
ツクピン２０は、軸方向に順次突片５のロツクピン挿通
穴９の外径寸法よりも小さい小径部２０ａと、同挿通穴
９の外径寸法と略同径が僅かに小さい中径部２０ｂと、
操作ボタン７の長穴１２並びにロツクプレート６の前端
部１５ａの幅寸法と略同寸法か僅かに小さい大径部２０
ｃとを備えている。そしてこのロツクピン２０は、その
小径部２０ａを操作ボタン７の一方の側面壁７ａの長穴
１２から他方の側面壁７ｂの長穴１２に挿通されて、そ
の中径部２０ｂが突片５のロツクピン挿通穴９に挿通保
持されている。また、他方の側面壁７ｂの長穴１２から
突出する小径部２０ａには大径部２０ｃと略同径の樹脂
製のロツク解除ボタン２１が嵌合固定されている。さら
にロツク解除ボタン２１と突片５との間には圧縮コイル
スプリング２２が介装されて、ロツクピン２０をその挿
通方向に付勢する。すなわち、常態において、ロツクピ
ン２０の大径部２０ｃは突片５のロツクピン挿通穴９周
縁に係止されるとともに操作ボタン７の一方の側面壁７
ａの内面に配設されたロツクプレート６の長穴１５の前
端部１５ａに嵌合固定されている。したがつて、操作ボ
タン７は、ロツクピン２０の大径部２０ｃとロツクプレ
ート６の長穴１５の前端部１５ａとの係合により、その
回動がロツクされ、ロツク解除ボタン２１を圧縮コイル
スプリング２２の付勢力に抗して押圧することにより、
ロツクピン２０の大径部２０ｃがロツクプレート６の長
穴１５の前端部１５ａから外側方向に離間するとともに
長穴１５に中径部２０ｂが挿通されるので、ロツクプレ
ート６が回動可能状態となつてロツク解除される。
このトリガースイツチ１は、このような構成を備え、操
作ボタン７が非動作状態にあるときは、作動レバー１８
がスイツチ本体２をオフ状態とし、このオフ状態がロツ
クピン２０の大径部２０ｃとロツクプレート６の長穴１
５の前端部１５ａとの係合によりロツク保持され、また
ロツク解除ボタン２１を押圧しながら、操作ボタン７を
押圧して回動させると、作動レバー１８が前方向に移動
してスイツチ本体がオン状態に切り換えられる。
作ボタン７が非動作状態にあるときは、作動レバー１８
がスイツチ本体２をオフ状態とし、このオフ状態がロツ
クピン２０の大径部２０ｃとロツクプレート６の長穴１
５の前端部１５ａとの係合によりロツク保持され、また
ロツク解除ボタン２１を押圧しながら、操作ボタン７を
押圧して回動させると、作動レバー１８が前方向に移動
してスイツチ本体がオン状態に切り換えられる。
《考案が解決しようとする課題》 ところで、このようなスイツチにおいては、良好な絶縁
性が要求され、導通部分がスイツチ外部に現われないこ
とが好ましい。しかしながら、前述した従来のトリガー
スイツチ１にあつては、操作ボタン７の内側に配設され
る金属性のロツクプレート６が操作ボタン７を突片５に
枢支するためのリベツト１６に挿通されて固定され、こ
のリベツト１６に金属性のものが用いられているので、
スイツチ本体２と直接導通するものではないもののこれ
らについても絶縁距離を確保することが望ましい。
性が要求され、導通部分がスイツチ外部に現われないこ
とが好ましい。しかしながら、前述した従来のトリガー
スイツチ１にあつては、操作ボタン７の内側に配設され
る金属性のロツクプレート６が操作ボタン７を突片５に
枢支するためのリベツト１６に挿通されて固定され、こ
のリベツト１６に金属性のものが用いられているので、
スイツチ本体２と直接導通するものではないもののこれ
らについても絶縁距離を確保することが望ましい。
そこで、本考案は、簡単な構造で絶縁距離を確保したオ
フロツク機構を備えたトリガースイツチを提供すること
を目的とする。
フロツク機構を備えたトリガースイツチを提供すること
を目的とする。
《課題を解決するための手段》 前述した問題点を解決するため、本考案によるトリガー
スイツチは、ロツクピンを案内するロツクプレートを有
するオフロツク機構を備えた操作ボタンを回動可能に配
設されたトリガースイツチであつて、前記操作ボタンの
内側面に、前記操作ボタンの回動支点を避けるように溝
を設け、前記ロツクプレートが前記溝内に嵌め込まれる
ことを特徴とする。
スイツチは、ロツクピンを案内するロツクプレートを有
するオフロツク機構を備えた操作ボタンを回動可能に配
設されたトリガースイツチであつて、前記操作ボタンの
内側面に、前記操作ボタンの回動支点を避けるように溝
を設け、前記ロツクプレートが前記溝内に嵌め込まれる
ことを特徴とする。
《実施例》 第１図には、本考案によるトリガースイツチの一実施例
が示されている。
が示されている。
このトリガースイツチ３１は、上面を開放してスイツチ
本体３２を内蔵するケース３３と、その上面を覆うカバ
ー３４とを備えている。ケース３３およびカバー３４
は、いずれも熱可塑性の樹脂で形成されている。
本体３２を内蔵するケース３３と、その上面を覆うカバ
ー３４とを備えている。ケース３３およびカバー３４
は、いずれも熱可塑性の樹脂で形成されている。
カバー３４は、その前端部に板状の突片３５を備え、こ
の突片３５にロツクプレート３６とロツクピン３７とを
有するオフロツク機構を構成して樹脂製の操作ボタン３
８が回動可能に取付けられている。突片３５の前側上部
にはリベツト挿通穴３９が同下部にはロツクピン挿通穴
４０が形成されている。操作ボタン３８は、断面略コ字
形に形成されて、両側面壁３８ａ，３８ｂには、その前
側上部に突片３５のリベツト挿通穴３９に連通するリベ
ツト挿通穴４１を、同前側下部には別のリベツト挿通穴
４２を、さらに突片３５のロツクピン挿通穴４０に対応
する位置には同ピン挿通穴４０の外径寸法よりも大きい
幅寸法を有して上部リベツト挿通穴４１を支点とする所
定の円弧状をなす長穴４３を夫々備え、さらに一方の側
面壁３８ａの内面には、第２図に示すように、ロツクプ
レート嵌着溝４４が備えられている。この溝４４は、長
穴４３の周辺部に上部リベツト挿通穴４１を避けるよう
に設けられている。ロツクプレート３６は、金属性の薄
板で操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａの溝４４に嵌
合可能な形状をなし、同側面壁３８ａの下部リベツト挿
通穴４２および長穴４３に対応する位置に夫々リベツト
挿通穴４５、長穴４６を備えている。また、この長穴４
６は、操作ボタン３８の長穴４３と同様の円弧状をな
し、前端部４６ａを操作ボタン３８の長穴４３の幅寸法
と略同径の円形に形成され、また、後端側４６ｂを突片
３５のロツクピン挿通穴４０の外径寸法と略同寸法の幅
寸法が設定されて形成されている。そして、ロツクプレ
ート３６が操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａ内面の
溝４４に嵌め込まれるとともに、操作ボタン３８がカバ
ー３４の突片３５にその上方から跨ぐように配置され、
その上部リベツト挿通穴４１を突片３５のリベツト挿通
穴３９に合わせてリベツト４７を挿通することにより枢
支されている。また、操作ボタン３８の内部上面と突片
３５の上面との間には、圧縮スプリング４８が介装され
て、操作ボタン３８の後端側を常時上方向に回動付勢し
ている。また、カバー３４の下部には、ケース３３内の
スイツチ本体３２のオン・オフ動作を付与する作動レバ
ー４９が摺動可能に配置され、その先端部が突片３５の
下位置で操作ボタン３８の前側下部にリベツト挿通穴４
２に挿通されるリベツト５０を介して回動自在に連結さ
れている。すなわち、作動レバー４９は、第３図に示す
ように、常態においてスイツチ本体３２をオフ状態と
し、操作ボタン３８を圧縮スプリング４８の付勢力に抗
して押し込んで下方向に回動変位させると、これに伴い
作動レバー４９が一定のストローク分だけ前方に移動し
てスイツチ本体３２をオン状態とするようになつてい
る。また、操作ボタン３８の長穴４３には突片３５のロ
ツクピン挿通穴４０を通じてロツクピン３７が摺動可能
に挿通されている。このロツクピン３７は、第４図に示
すように、軸方向に順次突片３５のロツクピン挿通穴４
０の外径寸法よりも小さい小径部３７ａと、同挿通穴４
０の外径寸法並びにロツクプレート３６の後端側４６ｂ
の幅寸法と略同径が僅かに小さい中径部３７ｂと、操作
ボタン３８の長穴４３並びにロツクプレート３６の長穴
４６の前端部４６ａの幅寸法と略同寸法か僅かに小さい
大径部３７ｃとを備えている。そしてこのロツクピン３
７は、その小径部３７ａを操作ボタン３８の一方の側面
壁３８ａの長穴４３から他方の側面壁３８ｂの長穴４３
に挿通されて、その中径部３７ｂが突片３５のロツクピ
ン挿通穴４０に挿通保持されている。また、他方の側面
壁３８ｂの長穴４３から突出する小径部３７ａには大径
部３７ｃと略同径の樹脂製のロツク解除ボタン５１が嵌
合固定されている。さらにロツク解除ボタン５１と突片
３５との間には圧縮コイルスプリング５２が介装され
て、ロツクピン３７をその挿通方向に付勢する。すなわ
ち、常態において、ロツクピン３７の大径部３７ｃは突
片３５のロツクピン挿通穴４０周縁に係止されるととも
に操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａの内面に配設さ
れたロツクプレート３６の長穴４６の前端部４６ａに嵌
合固定されている。したがつて、操作ボタン３８は、ロ
ツクピン３７の大径部３７ｃとロツクプレート３６の長
穴４６の前端部４６ａとの係合により、その回動がロツ
クされ、ロツク解除ボタン５１を圧縮コイルスプリング
５２の付勢力に抗して押圧することにより、ロツクピン
３７の大径部３７ｃがロツクプレート３６の長穴４６の
前端部４６ａから外側方向に離間するとともに長穴４６
に中径部３７ｂが挿通されるので、ロツクプレート３６
が回動可能状態となつてロツク解除される。
の突片３５にロツクプレート３６とロツクピン３７とを
有するオフロツク機構を構成して樹脂製の操作ボタン３
８が回動可能に取付けられている。突片３５の前側上部
にはリベツト挿通穴３９が同下部にはロツクピン挿通穴
４０が形成されている。操作ボタン３８は、断面略コ字
形に形成されて、両側面壁３８ａ，３８ｂには、その前
側上部に突片３５のリベツト挿通穴３９に連通するリベ
ツト挿通穴４１を、同前側下部には別のリベツト挿通穴
４２を、さらに突片３５のロツクピン挿通穴４０に対応
する位置には同ピン挿通穴４０の外径寸法よりも大きい
幅寸法を有して上部リベツト挿通穴４１を支点とする所
定の円弧状をなす長穴４３を夫々備え、さらに一方の側
面壁３８ａの内面には、第２図に示すように、ロツクプ
レート嵌着溝４４が備えられている。この溝４４は、長
穴４３の周辺部に上部リベツト挿通穴４１を避けるよう
に設けられている。ロツクプレート３６は、金属性の薄
板で操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａの溝４４に嵌
合可能な形状をなし、同側面壁３８ａの下部リベツト挿
通穴４２および長穴４３に対応する位置に夫々リベツト
挿通穴４５、長穴４６を備えている。また、この長穴４
６は、操作ボタン３８の長穴４３と同様の円弧状をな
し、前端部４６ａを操作ボタン３８の長穴４３の幅寸法
と略同径の円形に形成され、また、後端側４６ｂを突片
３５のロツクピン挿通穴４０の外径寸法と略同寸法の幅
寸法が設定されて形成されている。そして、ロツクプレ
ート３６が操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａ内面の
溝４４に嵌め込まれるとともに、操作ボタン３８がカバ
ー３４の突片３５にその上方から跨ぐように配置され、
その上部リベツト挿通穴４１を突片３５のリベツト挿通
穴３９に合わせてリベツト４７を挿通することにより枢
支されている。また、操作ボタン３８の内部上面と突片
３５の上面との間には、圧縮スプリング４８が介装され
て、操作ボタン３８の後端側を常時上方向に回動付勢し
ている。また、カバー３４の下部には、ケース３３内の
スイツチ本体３２のオン・オフ動作を付与する作動レバ
ー４９が摺動可能に配置され、その先端部が突片３５の
下位置で操作ボタン３８の前側下部にリベツト挿通穴４
２に挿通されるリベツト５０を介して回動自在に連結さ
れている。すなわち、作動レバー４９は、第３図に示す
ように、常態においてスイツチ本体３２をオフ状態と
し、操作ボタン３８を圧縮スプリング４８の付勢力に抗
して押し込んで下方向に回動変位させると、これに伴い
作動レバー４９が一定のストローク分だけ前方に移動し
てスイツチ本体３２をオン状態とするようになつてい
る。また、操作ボタン３８の長穴４３には突片３５のロ
ツクピン挿通穴４０を通じてロツクピン３７が摺動可能
に挿通されている。このロツクピン３７は、第４図に示
すように、軸方向に順次突片３５のロツクピン挿通穴４
０の外径寸法よりも小さい小径部３７ａと、同挿通穴４
０の外径寸法並びにロツクプレート３６の後端側４６ｂ
の幅寸法と略同径が僅かに小さい中径部３７ｂと、操作
ボタン３８の長穴４３並びにロツクプレート３６の長穴
４６の前端部４６ａの幅寸法と略同寸法か僅かに小さい
大径部３７ｃとを備えている。そしてこのロツクピン３
７は、その小径部３７ａを操作ボタン３８の一方の側面
壁３８ａの長穴４３から他方の側面壁３８ｂの長穴４３
に挿通されて、その中径部３７ｂが突片３５のロツクピ
ン挿通穴４０に挿通保持されている。また、他方の側面
壁３８ｂの長穴４３から突出する小径部３７ａには大径
部３７ｃと略同径の樹脂製のロツク解除ボタン５１が嵌
合固定されている。さらにロツク解除ボタン５１と突片
３５との間には圧縮コイルスプリング５２が介装され
て、ロツクピン３７をその挿通方向に付勢する。すなわ
ち、常態において、ロツクピン３７の大径部３７ｃは突
片３５のロツクピン挿通穴４０周縁に係止されるととも
に操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａの内面に配設さ
れたロツクプレート３６の長穴４６の前端部４６ａに嵌
合固定されている。したがつて、操作ボタン３８は、ロ
ツクピン３７の大径部３７ｃとロツクプレート３６の長
穴４６の前端部４６ａとの係合により、その回動がロツ
クされ、ロツク解除ボタン５１を圧縮コイルスプリング
５２の付勢力に抗して押圧することにより、ロツクピン
３７の大径部３７ｃがロツクプレート３６の長穴４６の
前端部４６ａから外側方向に離間するとともに長穴４６
に中径部３７ｂが挿通されるので、ロツクプレート３６
が回動可能状態となつてロツク解除される。
したがつて、このトリガースイツチ３１は、操作ボタン
３８が非動作状態にあるときは、作動レバー４９がスイ
ツチ本体３２をオフ状態とし、このオフ状態がロツクピ
ン３７の大径部３７ｃとロツクプレート３６の長穴４６
の前端部４６ａとの係合によりロツク保持され、またロ
ツク解除ボタン５１を押圧しながら、操作ボタン３８を
押圧して回動させると、作動レバー４９が前方向に移動
してスイツチ本体３２がオン状態に切り換えられる。
３８が非動作状態にあるときは、作動レバー４９がスイ
ツチ本体３２をオフ状態とし、このオフ状態がロツクピ
ン３７の大径部３７ｃとロツクプレート３６の長穴４６
の前端部４６ａとの係合によりロツク保持され、またロ
ツク解除ボタン５１を押圧しながら、操作ボタン３８を
押圧して回動させると、作動レバー４９が前方向に移動
してスイツチ本体３２がオン状態に切り換えられる。
以上のように、このトリガースイツチ３１は、ロツクプ
レート３６が操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａ内面
に上部リベツト挿通穴４１を避けるように設けられた溝
４４内に嵌め込まれて固定されているので、挿通穴４１
に挿通されるリベツト４７との絶縁距離が確保されて良
好な絶縁状態を保つことができる。
レート３６が操作ボタン３８の一方の側面壁３８ａ内面
に上部リベツト挿通穴４１を避けるように設けられた溝
４４内に嵌め込まれて固定されているので、挿通穴４１
に挿通されるリベツト４７との絶縁距離が確保されて良
好な絶縁状態を保つことができる。
また、ロツクプレート３６を従来のそれに比べて小さく
形成することができるので、製造コストの低減を図るこ
とができる。
形成することができるので、製造コストの低減を図るこ
とができる。
《考案の効果》 以上のように、本考案によるトリガースイツチは、ロツ
クプレートが操作ボタンの内側面に、同操作ボタンの回
動支点を避けるように設けられた溝内に嵌め込まれてい
るので、回動支点に金属性の枢支軸を用いてもロツクプ
レートとの絶縁距離が確保されて良好の絶縁状態を保つ
ことができる。
クプレートが操作ボタンの内側面に、同操作ボタンの回
動支点を避けるように設けられた溝内に嵌め込まれてい
るので、回動支点に金属性の枢支軸を用いてもロツクプ
レートとの絶縁距離が確保されて良好の絶縁状態を保つ
ことができる。
第１図は、本考案によるトリガースイツチの一実施例を
示す分解斜視図、第２図は、同スイツチの要部分解斜視
図、第３図は、同スイツチの一部破断側面図、第４図
は、同スイツチの正面図、第５図は、従来のトリガース
イツチの一例を示す分解斜視図である。 ３３……ケース、３４……カバー、３５……突片、３６
……ロツクプレート、３７……ロツクピン、３８……操
作ボタン、３９，４１……リベツト挿通穴、４０……ロ
ツクピン挿通穴、４３……長穴、４４……溝、４６……
長穴。
示す分解斜視図、第２図は、同スイツチの要部分解斜視
図、第３図は、同スイツチの一部破断側面図、第４図
は、同スイツチの正面図、第５図は、従来のトリガース
イツチの一例を示す分解斜視図である。 ３３……ケース、３４……カバー、３５……突片、３６
……ロツクプレート、３７……ロツクピン、３８……操
作ボタン、３９，４１……リベツト挿通穴、４０……ロ
ツクピン挿通穴、４３……長穴、４４……溝、４６……
長穴。
Claims (1)
- 【請求項１】ロツクピンを案内するロツクプレートを有
するオフロツク機構を備えた操作ボタンを回動可能に配
設されたトリガースイツチであつて、前記操作ボタンの
内側面に、前記操作ボタンの回動支点を避けるように溝
を設け、前記ロツクプレートが前記溝内に嵌め込まれる
ことを特徴とするトリガースイツチ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988033266U JPH0621153Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | トリガースイツチ |
| US07/323,024 US5012057A (en) | 1988-03-15 | 1989-03-15 | Trigger switch |
| DE68923985T DE68923985T2 (de) | 1988-03-15 | 1989-03-15 | Triggerschalter. |
| AT89104636T ATE127273T1 (de) | 1988-03-15 | 1989-03-15 | Triggerschalter. |
| EP89104636A EP0333179B1 (en) | 1988-03-15 | 1989-03-15 | Improved trigger switch |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988033266U JPH0621153Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | トリガースイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01137029U JPH01137029U (ja) | 1989-09-19 |
| JPH0621153Y2 true JPH0621153Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=12381719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988033266U Expired - Lifetime JPH0621153Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | トリガースイツチ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5012057A (ja) |
| EP (1) | EP0333179B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0621153Y2 (ja) |
| AT (1) | ATE127273T1 (ja) |
| DE (1) | DE68923985T2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10026156A1 (de) * | 1999-06-17 | 2001-01-04 | Marquardt Gmbh | Elektrischer Schalter |
| WO2001054153A1 (de) * | 2000-01-22 | 2001-07-26 | Marquardt Gmbh | Elektrischer schalter |
| AR039436A3 (es) * | 2003-04-16 | 2005-02-16 | Mareque Fernando | Traba de seguro aplicable en el gatillo de armas de fuego y conjunto de gatillo que la contiene |
| US6812425B1 (en) * | 2003-11-24 | 2004-11-02 | Defond Components Limited | Locking trigger switch mechanism |
| US6989503B2 (en) * | 2004-03-22 | 2006-01-24 | Defond Components Limited | Power tool trigger assembly |
| US6958455B1 (en) * | 2004-09-16 | 2005-10-25 | Defond Components Limited | Lock-on/lock-off tool switch |
| JP5054461B2 (ja) * | 2007-08-03 | 2012-10-24 | 佐鳥エス・テック株式会社 | トリガースイッチ |
| US8049128B1 (en) | 2009-03-09 | 2011-11-01 | Witt Daniel D | Power hand tool switch torque controller apparatus |
| JP6234861B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2017-11-22 | 株式会社マキタ | 電動工具用トリガスイッチ |
| US20180093335A1 (en) | 2016-10-04 | 2018-04-05 | Tti (Macao Commercial Offshore) Limited | Trigger lock for a miter saw |
| USD963599S1 (en) * | 2020-06-30 | 2022-09-13 | Paccar Inc | Switch cap |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA587367A (en) * | 1959-11-17 | W. Johnson David | Trigger switch with automatic kick-off | |
| US2928921A (en) * | 1957-06-27 | 1960-03-15 | Cutler Hammer Inc | Switch mechanism for hand-operated electric tools |
| US3329789A (en) * | 1965-11-05 | 1967-07-04 | Carling Electric Inc | Multi-position lock for trigger switch |
| GB1147777A (en) * | 1966-08-09 | 1969-04-10 | Arrow Electric Switches Ltd | Improvements in electric switches |
| US3745286A (en) * | 1971-04-01 | 1973-07-10 | Lucerne Products Inc | Trigger operated tool handle switch |
| US3711666A (en) * | 1971-04-29 | 1973-01-16 | Lucerne Products Inc | Bell-crank lever trigger switch with trigger depression adjustment means |
| US3872274A (en) * | 1972-12-18 | 1975-03-18 | Cutler Hammer Inc | Off locking in-line trigger switch |
| US3829645A (en) * | 1972-12-18 | 1974-08-13 | Cutler Hammer Inc | Off-locking overhanging trigger switch |
| US4639562A (en) * | 1984-11-14 | 1987-01-27 | C&K Components, Inc. | Key lock switch with antistatic means |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP1988033266U patent/JPH0621153Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-03-15 US US07/323,024 patent/US5012057A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-15 EP EP89104636A patent/EP0333179B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-15 DE DE68923985T patent/DE68923985T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-15 AT AT89104636T patent/ATE127273T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5012057A (en) | 1991-04-30 |
| DE68923985D1 (de) | 1995-10-05 |
| JPH01137029U (ja) | 1989-09-19 |
| DE68923985T2 (de) | 1996-05-15 |
| ATE127273T1 (de) | 1995-09-15 |
| EP0333179B1 (en) | 1995-08-30 |
| EP0333179A2 (en) | 1989-09-20 |
| EP0333179A3 (en) | 1990-12-19 |
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