JP2001014980A - シーソースイッチ - Google Patents

シーソースイッチ

Info

Publication number
JP2001014980A
JP2001014980A JP11184562A JP18456299A JP2001014980A JP 2001014980 A JP2001014980 A JP 2001014980A JP 11184562 A JP11184562 A JP 11184562A JP 18456299 A JP18456299 A JP 18456299A JP 2001014980 A JP2001014980 A JP 2001014980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation knob
slide pin
switch
case
seesaw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11184562A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sumita
浩志 簾田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Automotive Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Automotive Systems Corp filed Critical Bosch Automotive Systems Corp
Priority to JP11184562A priority Critical patent/JP2001014980A/ja
Publication of JP2001014980A publication Critical patent/JP2001014980A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーソースイッチ操作時の無音化を図ると共
にタクトスイッチの操作を確実に行えるようにするこ
と。 【解決手段】 シーソー運動可能に設けられた操作ノブ
5によって一対のタクトスイッチ3、4をスライドピン
6、7を介して選択的に操作するようにしたシーソース
イッチ1において、スライドピン6、7の各一端を操作
ノブ5に関節接続し、且つスライドピン6、7を案内孔
21、22によって案内させて、先端6A、7Aをタク
トスイッチ3、4に垂直に押しつけることができるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーソースイッチ
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器等のコントロールパネルには各
種のスイッチが設けられている。例えば車両用空気調和
装置においてファンコントロールのUP/DOWNや車
室内温度コントロールのUP/DOWN等を行うための
スイッチとして、ひとつの操作ノブをシーソー運動させ
ることにより2つのスイッチのうちのいずれか一方を選
択的に押すことができるようにしたシーソースイッチが
採用されている。
【0003】図3には、従来のこの種のシーソースイッ
チの構成が断面図にて示されている。図3に示されてい
る従来のシーソースイッチ100は、操作ノブ101の
支点部102がパネル103に操作ノブ101が揺動自
在になるよう取り付けられている。パネル103の上案
内孔104と下案内孔105とにはそれぞれスライドピ
ン106、107が収納されており、操作ノブ101の
シーソー運動により操作ノブ101の端部101A、1
01Bをスライドピン106、107の外端106A、
107Aにそれぞれ押しあて、タクトスイッチ111又
は112をスライドピン106、107を介して選択的
に押すことができる構成となっている。
【0004】また、別の構成例として、図4に示された
ように、パネル203に設けられた操作ノブ201に、
タクトスイッチ211、212を操作するためのスライ
ドピン206、207を固定したシーソースイッチ20
0も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来のシ
ーソースイッチ100は、上述の如く、操作者が操作ノ
ブ101の一方の端を押して操作ノブ101を回動さ
せ、操作ノブ101の裏面でスライドピン106又は1
07の一端を押して対応するタクトスイッチ111又は
112を操作する構成となっており、操作者が操作ノブ
101から手を離すと、操作ノブ101は操作時とは逆
方向に回動して原位置(図3に示す中立位置)に復帰す
るようになっている。
【0006】したがって、シーソースイッチ100を操
作した後、操作ノブ101が原位置に復帰する際、その
時操作されなかった方のスライドピン106又は107
に操作ノブ101が当たってカチッという当たり音が発
生するのが避けられなかった。この当り音のため高級感
が損なわれるほか、シーソースイッチ100が樹脂部品
から構成される場合、樹脂同志が当たることによる削れ
や経時劣化により操作ノブやスイッチの各機構にがたつ
きや異音が生じ、高級な操作フィーリングの達成を妨げ
るという問題を有している。とくに当たり音は経時劣化
がない初期時点においても発生するものであり、高級感
を損なうばかりか操作者に不快感を与えることになる。
【0007】一方、図4の構成によると、操作ノブ20
1とスライドピン206、207とを一体化しているた
め、操作ノブ201の原位置復帰時に当り音が生じるの
を回避することができる。しかし操作ノブ201とスラ
イドピン206、207とを一体化する構成によると、
操作ノブ201の回転にあわせてスライドピン206、
207の各先端が円弧運動を行うことになり、タクトス
イッチ211、212を垂直に押せなくなり信頼性の面
で問題を生じることになる。
【0008】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができるようにした、シーソース
イッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、ケース内に設けられた一対のタクト
スイッチを該ケースにシーソー運動可能に取り付けられ
た操作ノブによって選択的に操作するように構成された
シーソースイッチにおいて、前記操作ノブの一端に関節
接続された第1のスライドピンと、前記操作ノブの他端
に関節接続された第2のスライドピンと、前記操作ノブ
の一端が押されたとき前記第1のスライドピンの自由端
により前記タクトスイッチの一方を操作できるよう前記
第1のスライドピンを案内するため前記ケースに設けら
れた第1の案内孔と、前記操作ノブの他端が押されたと
き前記第2のスライドピンの自由端により前記タクトス
イッチの他方を操作できるよう前記第2のスライドピン
を案内するため前記ケースに設けられた第2の案内孔と
を備えた点にある。
【0010】第1及び第2のスライドピンは操作ノブと
関節接続されて一体に運動するので、第1及び第2のス
ライドピンと操作ノブとの間で当り音が発生することは
ない。また、第1及び第2のスライドピンの関節接続構
造のため、第1及び第2のスライドピンは、操作ノブの
シーソー運動に拘らず対応する案内孔の軸線に沿って運
動することができ、その自由端が円弧運動することがな
いので対応するタクトスイッチを垂直に押すことができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明によるシーソスイッチの実
施の形態の一例を示す分解斜視図である。シーソスイッ
チ1は、ケース2内に取り付けられている一対のタクト
スイッチ3、4と、後述の如くしてケース2にシーソー
運動可能なように取り付けられるキャップ状の操作ノブ
5とを備えている。
【0013】タクトスイッチ3を操作するための第1の
スライドピン6と、タクトスイッチ4を操作するための
第2のスライドピン7とは、ホルダー8を用いて操作ノ
ブ5に関節接続される。
【0014】すなわち、ホルダー8の上部切り欠き8A
にスライドピン6をその先端6Aから挿通するようにし
てセットすると共に、下部切り欠き8Bにスライドピン
7をその先端7Aから挿通するようにしてセットし、ホ
ルダー8を操作ノブ5のへこみ部に押し入れる。
【0015】ホルダー8の一側には係入ピン8C、8D
が弾性を有する支持片8E、8Fに一体に設けられてお
り、ホルダー8を操作ノブ5に挿し入れたときに、支持
片8E、8Fの可撓性により係入ピン8C、8Dが操作
ノブ5の内側に一旦逃げ、ホルダー8が操作ノブ5内の
所定位置にまで進入したときに係入ピン8C、8Dが操
作ノブ5の孔5A、5Bに弾発係入される。
【0016】同様に、ホルダー8の他側にも、支持片8
G、8Hに同様にして係入ピンが設けられており、これ
らの図示していない係入ピンもまた、支持片8G、8H
の可撓性により、ホルダー8が操作ノブ5内の所定位置
にまで進入したときに操作ノブ5の他側にあけられてい
る図示しない孔に弾発係入される。これによりホルダー
8を操作ノブ5にワンタッチで固定することができる。
【0017】このとき第1及び第2のスライドピン6、
7は、操作ノブ5とホルダー8との間に挟まれ、抜け止
め用の突起6B、6C及び7B、7Cを支点として操作
ノブ5に対しある程度上下動可能な状態に取り付けられ
る。すなわち、スライドピン6、7は、操作ノブ5に関
節接続される。
【0018】スライドピン6の自由端である先端6Aに
よってタクトスイッチ3を押してその操作を行うことが
出来るようにするため、スライドピン6はケース2に設
けられた案内孔21に通される。同様に、スライドピン
7の自由端である先端7Aによってタクトスイッチ4を
押してその操作を行うことが出来るようにするため、ス
ライドピン7はケース2に設けられた案内孔22に通さ
れるようにしてホルダー8がケース2に嵌め合わされ
る。
【0019】ホルダー8(すなわち操作ノブ5)がケー
ス2内でシーソー運動できるようにするため、ホルダー
8の内側に突設されている支持ピン81、82がケース
2の凹部23、24に収納されて支持され、ホルダー8
の弾発係止片83、84がケース2の長孔25、26に
入り込んで、弾発係止片83、84がケース2の内側で
拡がり、これによりホルダー8はケース2から容易に抜
けることがなく、且つホルダー8がケース2内でシーソ
ー運動可能なようにケース2に取り付けられる。
【0020】次に図2及び図3を参照してシーソスイッ
チ1の動作について説明する。
【0021】図2の(A)は操作ノブ5が中立位置にあ
る状態で、タクトスイッチ3、4がいずれもオフとなっ
ている状態を示す。この状態では、スライドピン6及び
スライドピン7の先端6A、7Aが、対応するタクトス
イッチ3、4を、タクトスイッチ3、4がスイッチ動作
しない程度に軽く押しており、これによりプリテンショ
ンが掛けられている。
【0022】次に、図2の(B)に示すように、操作ノ
ブ5の一端を押すと、操作ノブ5とスライドピン6とは
関節接続されており且つスライドピン6は案内孔21に
よって必ずその先端6Aがタクトスイッチ3を垂直に押
すように案内されているので、スライドピン6をタクト
スイッチ3に対して垂直にあててタクトスイッチ3を押
すことができ、タクトスイッチ3をスライドピン6によ
って確実に操作することができる。
【0023】スライドピン7も、操作ノブ5に関節接続
されているので、図2の(B)の操作状況下にあっても
スライドピン7は操作ノブ5と一体であり、したがっ
て、操作ノブ5の一端から操作者が手を離し、操作ノブ
5が同図の(A)に示す原位置に復帰したとき、操作ノ
ブ5とスライドピン7との当りが生じることがなく、し
たがって当り音が発生することもない。このため、シー
ソースイッチ1の操作時に高級感を損ねることになる当
り音を抑えることができる上に、各部材の当りによる削
れや欠損、ひび割れ等が生じにくくなり、且つスライド
ピン6、7によって対応するタクトスイッチ3、4を確
実に操作することができ、信頼性が高く、操作音の静か
な高品質のシーソースイッチを実現することができる。
【0024】上記実施の形態において、タクトスイッチ
3、4は任意の構成のものを採用することができる。し
かし、タクトスイッチ3、4として導電ゴムを用いて構
成された導電ゴムタクトスイッチを用いれば、特に、操
作ノブ5が原位置に復帰する際、スライドピン6又は7
が対応するタクトスイッチ3又は4にあたったとき、導
電ゴムタクトスイッチの弾性によるバウンドのため復帰
時の音の発生を実質上無くすことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、スイッチ
操作時の無音化を図ることができるので高級感のある操
作フィーリングが達成されると共にスイッチ動作の高信
頼性をも確保することができる。また、操作ノブとスラ
イドピンとの間の当りによるスライドピンや操作ノブ等
の部品の削れ、欠損、ひび割れ等の発生を著しく低減さ
せることができ、品質劣化に対する信頼性の向上を図る
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシーソースイッチの実施の形態の
一例を示す分解斜視図。
【図2】図1に示したシーソースイッチの動作を説明す
るための説明図。
【図3】従来のシーソースイッチの構成例を示す断面
図。
【図4】従来のシーソースイッチの別の構成例を示す断
面図。
【符号の説明】
1 シーソースイッチ 2 ケース 3、4 タクトスイッチ 5 操作ノブ 6、7 スライドピン 8 ホルダー 6A、7A 先端 21、22 案内孔 81、82 支持ピン 23、24 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に設けられた一対のタクトスイ
    ッチを該ケースにシーソー運動可能に取り付けられた操
    作ノブによって選択的に操作するように構成されたシー
    ソースイッチにおいて、 前記操作ノブの一端に関節接続された第1のスライドピ
    ンと、 前記操作ノブの他端に関節接続された第2のスライドピ
    ンと、 前記操作ノブの一端が押されたとき前記第1のスライド
    ピンの自由端により前記タクトスイッチの一方を操作で
    きるよう前記第1のスライドピンを案内するため前記ケ
    ースに設けられた第1の案内孔と、 前記操作ノブの他端が押されたとき前記第2のスライド
    ピンの自由端により前記タクトスイッチの他方を操作で
    きるよう前記第2のスライドピンを案内するため前記ケ
    ースに設けられた第2の案内孔とを備えたことを特徴と
    するシーソースイッチ。
JP11184562A 1999-06-30 1999-06-30 シーソースイッチ Pending JP2001014980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11184562A JP2001014980A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 シーソースイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11184562A JP2001014980A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 シーソースイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001014980A true JP2001014980A (ja) 2001-01-19

Family

ID=16155389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11184562A Pending JP2001014980A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 シーソースイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001014980A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008068964A1 (ja) * 2006-12-05 2008-06-12 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. シーソースイッチ
US7554049B2 (en) 2007-03-20 2009-06-30 Denso Corporation Rocking switch unit
JPWO2015083339A1 (ja) * 2013-12-06 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電ユニット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008068964A1 (ja) * 2006-12-05 2008-06-12 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. シーソースイッチ
US7960664B2 (en) 2006-12-05 2011-06-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Seesaw switch
US7554049B2 (en) 2007-03-20 2009-06-30 Denso Corporation Rocking switch unit
JPWO2015083339A1 (ja) * 2013-12-06 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電ユニット
US10211703B2 (en) 2013-12-06 2019-02-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power generating unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3850818B2 (ja) スイッチ装置
JP2937970B2 (ja) 多幅キー用のキースイッチ組立体
JP4104179B2 (ja) 車両用ノブスイッチ
JPH0950735A (ja) 車両用ターンシグナルスイッチのキャンセル機構
JP2001084077A (ja) 1軸型入力装置
JPH0887930A (ja) シーソスイッチ
US5200584A (en) Lever switch
US6796202B2 (en) Switch operating mechanism
JP2001229788A (ja) レバースイッチ及びこれを用いた複合スイッチ
JP2000311544A (ja) 押しボタン構造
JP2001014980A (ja) シーソースイッチ
JP6729849B2 (ja) 操作ユニットの組み付け構造
KR20060103225A (ko) 회로 유닛 장치
JPH0749708Y2 (ja) スイッチ装置
JPH08264073A (ja) シーソー釦
JP4439705B2 (ja) 押ボタンスイッチ
JP3180060B2 (ja) 車両用ロック装置の切替レバー
WO1997021236A1 (fr) Interrupteur a bascule
JP2001222928A (ja) メンブレンキーボード
JP4110590B2 (ja) 自動車用コンビネーションスイッチ
JP2002170462A (ja) 揺動操作型電気部品
JPH1064372A (ja) 操作装置
JP3198052B2 (ja) ボタン構造
JP2543182Y2 (ja) スイツチ装置
JP2001006494A (ja) ストークスイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060203

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090317