JP2664618B2 - 物入れ装置 - Google Patents

物入れ装置

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JP2664618B2 JP5156598A JP15659893A JP2664618B2 JP 2664618 B2 JP2664618 B2 JP 2664618B2 JP 5156598 A JP5156598 A JP 5156598A JP 15659893 A JP15659893 A JP 15659893A JP 2664618 B2 JP2664618 B2 JP 2664618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納用開口を有するボ
ックス体と、該ボックス体の収納用開口を開閉可能なリ
ッド体とを具備して成る物入れ装置に関し、主として車
両用シートにおけるアームレスト兼コンソールボックス
等に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の物入れ装置としては、例
えば、特開平3−7636号公報に示すようなものがあ
る。すなわち、開口部を有するハウジングと蓋体との間
に、開口部を挟んて股がり、一端部をハウジングの開口
縁部に、他端部を蓋体に軸着した第1リンク部材と、該
第1リンク部材と相対向し、第1リンク部材の一端部と
同じ側の一端部を蓋体に、他端部をハウジングの開口縁
部に軸着した第2リンク部材とを有し、これらリンク機
構によって、蓋体を左右両側(又は前後両側)から開閉
することができる装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の物入れ装置では、リンク機構を構成する各リ
ンク部材は、ハウジング等の全長に亘る大きさを要すと
ともに、強度も必要となることから、これらの部材が比
較的大型化したり、主として金属材により加工するた
め、重量増加を招くおそれがあった。
【0004】また、リンク機構を構成する各リンク部材
は、蓋体を開いた際、ハウジングと蓋体との間に剥き出
しの状態となるから、見栄えが良くなく、更に、各リン
ク部材に小物等が挟まったり、指をぶつけたりするおそ
れもあり、安全性に問題があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたもので、軽量化が可能であり、しか
も、見栄えが良いとともに安全性も高く、リッド体を両
側の何れか任意の方向から開閉することができる使い勝
手の良い物入れ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、収納用開口(32)
を有するボックス体(30)と、該ボックス体(30)
の収納用開口(32)を開閉可能なリッド体(40)と
を具備して成る物入れ装置(20)において、前記ボッ
クス体(30)及びリッド体(40)の何れか一方の前
後両側に、前後方向に直角で略水平な軸に沿って外側に
突出する枢支位置と、内側に引っ込む収納位置とに出没
可能な一対のヒンジ軸(50,50;51,51)をそ
れぞれ設け、前記ボックス体(30)及びリッド体(4
0)の何れか他方の前後両側に、前記一対のヒンジ軸
(50,50;51,51)が枢支位置にある際、該一
対のヒンジ軸(50,50;51,51)の先端側が回
動可能に係合し拘束される一方、一対のヒンジ軸(5
0,50;51,51)が収納位置にある際、該一対の
ヒンジ軸(50,50;51,51)の先端側が離脱し
拘束が解除される一対の嵌入孔(35,35;36,3
6)をそれぞれ設け、前記ヒンジ軸(50)を設けた前
記ボックス体(30)及びリッド体(40)の何れか一
方に、その前後各一対のヒンジ軸(50,50;51,
51)の基端側がそれぞれ係合する操作部材(60)を
前後移動可能に内装し、該操作部材(60)の前後に、
該操作部材(60)の前後方向への移動に伴って、前側
一対のヒンジ軸(50,50)が枢支位置もしくは収納
位置の一方に従動すべく、前側一対のヒンジ軸(50,
50)の各基端側が案内される前ガイド溝(65)と、
後側一対のヒンジ軸(51,51)が枢支位置もしくは
収納位置の他方に従動すべく、後側一対のヒンジ軸(5
1,51)の各基端側が案内される後ガイド溝(67)
とを設けたことを特徴とする物入れ装置(20)に存す
る。
【0007】
【作用】物入れ装置(20)を構成するボックス体(3
0)の収納用開口(32)をリッド体(40)で閉じる
と、例えば、アームレストとしての用を足すことができ
る。一方、リッド体(40)を開けると、ボックス体
(30)の収納用開口(32)から小物等を出し入れす
ることができる。
【0008】リッド体(40)を開ける場合には、操作
部材(60)を前後移動させて、リッド体(40)の前
後何れか一方をボックス体(30)に回動可能に係合さ
せ、かかる一方を回動中心として、他方を持ち上げれば
よい。
【0009】すなわち、操作部材(60)を前後方向へ
移動させると、前側一対のヒンジ軸(50,50)の各
基端側は操作部材(60)の前ガイド溝(65)に案内
され、前側一対のヒンジ軸(50,50)が枢支位置も
しくは収納位置の一方に従動する。この時、逆に後側一
対のヒンジ軸(51,51)の各基端側は操作部材(6
0)の後ガイド溝(67)に案内され、後側一対のヒン
ジ軸(51,51)が枢支位置もしくは収納位置の他方
に従動する。
【0010】枢支位置にある一対のヒンジ軸(51,5
1)は嵌入孔(36,36)に回動可能に係合するた
め、かかる枢支位置にある一対のヒンジ軸(51,5
1)を回動中心として、収納位置にある一対のヒンジ軸
(50,50)側からリッド体(40)を開けたり、閉
じたりすることができる。従って、リッド体(40)を
自ら使い易い前後何れかの任意の方向から自在に開閉す
ることができる。
【0011】以上の物入れ装置(20)において、リッ
ド体(40)の開閉時には、回動中心となる一対のヒン
ジ軸(50,50/51,51)に荷重が集中するが、
各ヒンジ軸(50,51)は、単に外側に突出したり内
側に引っ込むような形態であればよく、小型化が可能で
ある。従って、剛性の高い材質にて形成しても重量増加
を招くおそれはない。
【0012】また、各ヒンジ軸(50,51)を従動さ
せる操作部材(60)は、各ヒンジ軸(50,51)と
係合するカイド溝(65,65)があればよく、薄型化
が可能であり、リッド体(40)等に組込んだりして、
外部に現われないように設けることがもできる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示している。図
1に示すように、物入れ装置20は、物入空間31及び
その収納用開口32を有するボックス体30と、ボック
ス体30の収納用開口32を開閉するリッド体40とを
具備して成る。この物入れ装置20は、図4に示すよう
に、車両用シート10,10の間のアームレスト兼コン
ソールボックスを成すものである。
【0014】ボックス体30は、上面側が収納用開口3
2となる立方体の箱形状に形成されており、内側が物入
空間31となっている。収納用開口32の周縁部33の
前後両側には、半円形に上側に延出した枢支部34,3
4…がそれぞれ設けられている。
【0015】前側一対の枢支部34,34には、後述す
るリッド体40の前側両端に設けた一対のヒンジ軸5
0,50が、それぞれ係脱可能に嵌入する嵌入孔35,
35が穿設されている。同様に、後側一対の枢支部3
4,34には、リッド体40の後側両端に設けた一対の
ヒンジ軸51,51が、それぞれ係脱可能に嵌入する嵌
入孔36,36が穿設されている。
【0016】図4に示すように、リッド体40は、トレ
ー状に合成樹脂を成形した裏板部材41と、該裏板部材
41の上面側に装着するトリム部材40aとから成り、
裏板部材41とトリム部材40aとの間には、図1に示
す操作部材60が前後移動可能に内装されている。
【0017】図1〜図3に示すように、裏板部材41
は、底面部42,前壁42a,後壁42b、及び両側の
側壁42c,42cとから成る。この裏板部材41の前
側両端には、前後方向に直角で略水平な軸に沿って外側
に突出する枢支位置と、内側に引っ込む収納位置とに出
没可能な一対のヒンジ軸50,50が設けられており、
後側両端にも、同様の一対のヒンジ軸51,51が設け
られている。
【0018】前後各一対のヒンジ軸50,50,51,
51は、リッド体40の開閉時に回動中心となる部品で
あり、荷重が集中するために、剛性の高い金属材にて形
成するが、その形状は図示したようなL字形であればよ
く、部品としてはかさばらない。
【0019】裏板部材41の底面部42における前後両
側には、それぞれ各ヒンジ軸50,51の移動方向を規
制するガイド板47が設けられている。各ヒンジ軸5
0,51は、ガイド板47により前後方向に直角で略水
平な軸に沿って移動すべく保持されている。また、各ヒ
ンジ軸50,51の先端50a,51aは側壁42cに
穿設された小孔を挿通しており、基端50b,51bは
上方を向くように略直角に折曲されている。
【0020】各ヒンジ軸50,51は、ボックス体30
の嵌入孔35,36に浅く挿通する中間位置(図2参
照)と、外側に大きく突出し嵌入孔35,36に深く挿
通して回動可能に拘束される枢支位置(図3右側参照)
と、内側に引っ込む収納位置(図3左側参照)とに移動
すべく操作部材60に係合している。このような各ヒン
ジ軸50,51を従動させる操作部材60は、各ヒンジ
軸50,51と係合するカイド溝65,65があればよ
く、薄型化が可能であり、リッド体40に組込まれてい
る。
【0021】操作部材60の中央部61には、前後方向
に延びる長孔62が穿設されいる。かかる長孔62に相
対的に移動可能に挿通したビス部材71によって、操作
部材60は裏板部材41に対し、長孔62の長さ分だけ
前後移動可能に装着されている。なお、裏板部材41の
略中央には、ビス部材71を止着するための固定部45
が設けられている。
【0022】また、操作部材60の中央部61より前後
に延びるようにガイドピン63,63が突設されてい
る。各ガイドピン63,63は 操作部材60が左右方
向にズレないように、裏板部材41に突設された支持板
46,46に挿通している。各ガイドピン63,63の
基端側には、互いに等しい弾発力を有するバネ部材7
0,70が挿通しており、この前後のバネ部材70,7
0によって、図2に示すように、操作部材60は通常、
裏板部材41のほぼ中央に位置するように付勢されてい
る。
【0023】操作部材60の前部64には、その前後方
向への移動に伴って、前側一対のヒンジ軸50,50が
枢支位置もしくは収納位置の一方に従動すべく、それら
の各基端50b,50bが案内される前ガイド溝65が
穿設されている。また、操作部材60の後部66には、
その前後方向への移動に伴って、後側一対のヒンジ軸5
1,51が枢支位置もしくは収納位置の他方に従動すべ
く、それらの各基端51b,51bが案内される後ガイ
ド溝67が穿設されている。
【0024】図2に示すように、操作部材60が通常状
態のとき、前側一対のヒンジ軸50,50と後側一対の
ヒンジ軸51,51とは、共にボックス体30の嵌入孔
35,36に浅く挿通し得る中間位置にある。操作部材
60の前ガイド溝65と後ガイド溝67とは互いに対称
形となるハ字形に形成されており、操作部材60を前後
方向に動かすと、前側一対のヒンジ軸50,50及び後
側一対のヒンジ軸51,51の何れか一方が中間位置か
ら枢支位置に移動し、他方が中間位置から収納位置に移
動するように、各ヒンジ軸50,51は各ガイド溝6
5,67に係合している。
【0025】操作部材60の前部64及び後部66の各
端末には、それぞれ操作部材60を前後方向に押し動か
すためのノブ66,68が設けられている。各ノブ6
6,68は、裏板部材41の前壁42a,後壁42bに
形成されている切欠部43,44から外部に操作可能に
現われている。
【0026】次に作用を説明する。図4に示すように、
物入れ装置20を構成するボックス体30の収納用開口
32をリッド体40で閉じると、リッド体40のトリム
部材40aの上に肘を付いたりして、通常のアームレス
トとして使用することができる。
【0027】このとき、図2に示すように操作部材60
は、前後にあるバネ部材70,70によって、裏板部材
41のほぼ中央に位置するよう付勢されている。従っ
て、操作部材60の前ガイド溝65,後ガイド溝67に
それぞれ係合している前側一対のヒンジ軸50,50
と、後側一対のヒンジ軸51,51とは共に中間位置に
あり、それぞれ対応するボックス体30の各嵌入孔3
5,36に浅く嵌入し、リッド体40は閉じた状態に保
持される。
【0028】一方、リッド体40を開閉して収納用開口
32から物入空間31に小物等を出し入れする際には、
操作部材60を前後移動させて、リッド体40の前後の
何れか一方をボックス体30に回動可能に係合させ、か
かる一方を回動中心として、他方を持ち上げればよい。
【0029】すなわち、リッド体40を前側から開けよ
うとする場合には、図3に示すように、操作部材60の
前端側のノブ64を押して、操作部材60を後方(図3
では右側方向)へ移動させる。すると、前側一対のヒン
ジ軸50,50の各基端50b,50bは、操作部材6
0の前ガイド溝65に案内されて、後方へ向って左右に
広がる前ガイド溝65の内縁に摺接しながら互いに近接
するように押される。従って、前側一対のヒンジ軸5
0,50は中間位置から収納位置に従動する。
【0030】逆に、後側一対のヒンジ軸51,51の各
基端51b,51bは操作部材60の後ガイド溝67に
案内され、前方へ向って左右に広がる後ガイド溝67の
内縁に摺接しながら互いに離隔するように押される。従
って、後側一対のヒンジ軸51,51は中間位置から枢
支位置に従動する。
【0031】それにより、拘束が解除されたリッド体4
0の前端側を、ボックス体30の周縁部33から外し
て、後端側の嵌入孔36,36に回動可能に係合して拘
束されている後側一対のヒンジ軸51,51をリッド体
40の回動中心として、リッド体40の前端側を持ち上
げたり、再びボックス体30に合わすように揺動させる
ことができる。
【0032】以上、リッド体40を前側から開けようと
する場合について説明したが、リッド体40を後側から
開けようとする場合には、前記とは逆に、操作部材60
の後端側のノブ65を押して、操作部材60を前方(図
3では左側方向)へ移動させればよい。この場合、後側
一対のヒンジ軸51,51は中間位置から収納位置に従
動する一方、前側一対のヒンジ軸50,50は中間位置
から枢支位置に従動する。
【0033】このように、操作部材60の前後移動によ
って、リッド体40の前後何れか一方の拘束を解除する
と同時に、リッド体40の前後何れか他方をボックス体
30に回動可能に拘束することができるから、リッド体
40を自ら使い易い前後何れか任意の方向から自在に開
閉することができる。
【0034】以上の物入れ装置20において、リッド体
40の開閉時には、回動中心となる前後各一対のヒンジ
軸50,50,51,51に荷重が集中するが、各ヒン
ジ軸50,51は、単に外側に突出したり内側に引っ込
むような形態であればよく、小型化が可能である。従っ
て、剛性の高い材質にて形成しても重量増加を招くおそ
れはない。また、各ヒンジ軸50,51を従動させる操
作部材60は、各ヒンジ軸50,51と係合するカイド
溝65,65があればよく、薄型化が可能であり、リッ
ド体40等に組込んだりして、外部に現われないように
設けることがもできる。
【0035】なお、前記実施例に係る物入れ装置では、
リッド体側にヒンジ軸を設ける一方、ボックス体側に嵌
入孔を設けたが、逆の態様として、ボックス体側にヒン
ジ軸を設ける一方、リッド体側に嵌入孔を設けてもよ
い。
【0036】また、前記実施例に係る物入れ装置は、リ
ッド体及びボックス体の長手方向を前後方向と一致させ
たが、必ずしもリッド体等の長手方向を前後方向と限定
する必要はなく、例えば、短手方向、すなわち本実施例
における左右方向を前後方向とすることも可能である。
【0037】この場合には、短手方向と一致させた前後
方向に対応させて、前後両側のヒンジ軸や操作部材の取
付方向や形状等を設定すればよい。このように、仮に短
手方向を前後方向とすると、図4に示す物入れ装置のリ
ッド体は、該リッド体の前後方向とは直交するシートの
左右方向から開閉できるものとなる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る物入れ装置によれば、リッ
ド体の開閉時に最も荷重がかかり、強度を要する各ヒン
ジ軸は、単に外側に突出したり内側に引っ込むよう出没
可能にボックス体及びリッド体の何れか一方に設ければ
よく、部品としてかさばることなく、小型化が可能であ
るから、全体的に軽量化することができる。
【0039】また、各ヒンジ軸を従動させる操作部材
は、各ヒンジ軸と係合するカイド溝があればよいため、
薄型化することができ、また、リッド体等に組込めるた
め、操作部材の主要部は外部に現われないようにして、
見栄えを良くしたり、安全性を向上させることができ
る。
【0040】このような簡易であるとともに、見栄えや
安全性の高い構成により、リッド体を前後何れか任意の
方向から開閉することができるため、ボックス体の収納
用開口から小物等を出入れしやすく、使い勝手を良くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る物入れ装置のボックス
体と、リッド体とを分離した状態を示した斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係る物入れ装置のリッド体
に設けたヒンジ軸及び操作部材の通常状態を示した平面
図である。
【図3】本発明の一実施例に係る物入れ装置のリッド体
に設けたヒンジ軸及び操作部材の作用説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係る物入れ装置を備えた車
両用シートを示した斜視図である。
【符号の説明】
20…物入れ装置 30…ボックス体 32…収納用開口 33…周縁部 34…嵌入孔 40…リッド体 41…裏板部材 50,51…ヒンジ軸 60…操作部材 65…前ガイド溝 67…後ガイド溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納用開口を有するボックス体と、該ボッ
    クス体の収納用開口を開閉可能なリッド体とを具備して
    成る物入れ装置において、 前記ボックス体及びリッド体の何れか一方の前後両側
    に、前後方向に直角で略水平な軸に沿って外側に突出す
    る枢支位置と、内側に引っ込む収納位置とに出没可能な
    一対のヒンジ軸をそれぞれ設け、 前記ボックス体及びリッド体の何れか他方の前後両側
    に、前記一対のヒンジ軸が枢支位置にある際、該一対の
    ヒンジ軸の先端側が回動可能に係合し拘束される一方、
    一対のヒンジ軸が収納位置にある際、該一対のヒンジ軸
    の先端側が離脱し拘束が解除される一対の嵌入孔をそれ
    ぞれ設け、 前記ヒンジ軸を設けた前記ボックス体及びリッド体の何
    れか一方に、その前後各一対のヒンジ軸の基端側がそれ
    ぞれ係合する操作部材を前後移動可能に内装し、該操作
    部材の前後に、該操作部材の前後方向への移動に伴っ
    て、前側一対のヒンジ軸が枢支位置もしくは収納位置の
    一方に従動すべく、前側一対のヒンジ軸の各基端側が案
    内される前ガイド溝と、後側一対のヒンジ軸が枢支位置
    もしくは収納位置の他方に従動すべく、後側一対のヒン
    ジ軸の各基端側が案内される後ガイド溝とを設けたこと
    を特徴とする物入れ装置。
JP5156598A 1993-06-28 1993-06-28 物入れ装置 Expired - Lifetime JP2664618B2 (ja)

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