JPH0418888Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0418888Y2
JPH0418888Y2 JP1984116106U JP11610684U JPH0418888Y2 JP H0418888 Y2 JPH0418888 Y2 JP H0418888Y2 JP 1984116106 U JP1984116106 U JP 1984116106U JP 11610684 U JP11610684 U JP 11610684U JP H0418888 Y2 JPH0418888 Y2 JP H0418888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating lever
pin
display panel
guide groove
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984116106U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6131914U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11610684U priority Critical patent/JPS6131914U/ja
Publication of JPS6131914U publication Critical patent/JPS6131914U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0418888Y2 publication Critical patent/JPH0418888Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のヒーターコントロール装置に
関し、さらに詳しくはヒーターコントロールパネ
ルから突出して配置される操作レバーの案内機構
に関する。
従来の技術 自動車のヒーターコントロール装置は車室内の
インスツルメントパネルに取付けられて、温風や
冷風を選択的に取入れるための装置である。ヒー
ターコントロール装置の前面にはパネルが取付け
られており、そのパネルから突出して操作レバー
が取付けられている。このレバーの後端はパネル
の裏側で装置本体に枢着状に取付けられている。
完全な枢着であれば操作レバーの先端は円弧軌跡
を描くが、本考案に係る操作レバーの先端はほぼ
直線の軌跡を描くいわゆる疑似スライド機構によ
り形成される(例えば、実開昭59−37116号公
報)。第8図を参照すると、このために操作レバ
ー1の後端には長穴2が設けられて装置本体のボ
ス3に進退可能に係合するとともに、操作レバー
1の中間部にはピン4が立設されて装置本体のガ
イド溝5に係合するようになつている。又、表面
構造壁6にはピン突出のための開口部7がある。
考案が解決しようとする問題点 このような疑似スライド機構では、操作レバー
1の組付に際して、ピン4が操作レバー1の表面
から直角方向に取付けられているためにピン4を
ガイド溝5に係合させることと操作レバー1の先
端を表面構造壁6の開口部7に通すことの二つの
動作を同時に行うことができず、従つて、従来は
表面構造壁6が装置本体とは別体として形成さ
れ、操作レバー1を取付けた後で表面構造壁6を
ビス8等により取付けていた。このために、表面
構造壁6の取付が必ず最終工程となり、組付作業
又は位置決め等において不都合を生じることがあ
つた。表面構造壁6は装置本体と一体に成形する
のが好ましく、又、別体成形された場合でも装置
本体と表面構造壁が或る場所で製造され且つ操作
レバーが別の場所で製造されるような場合には表
面構造壁6を先に装置本体に組付けておくのが有
利である。
問題点を解決するための手段 本考案によるヒーターコントロール装置の操作
レバー案内機構は、ほぼ直線状の開口部を有する
表示パネルと、一端部が該表示パネルの開口部か
ら突出して外部から操作可能な操作レバーと、該
表示パネルの裏側に配置されて該操作レバーを案
内支持する装置本体とからなり、該操作レバーが
他端部に長穴を有するとともに中間部にピンを有
し、該装置本体が該操作レバーの長穴に係合する
シヤフトを取りつけ可能なボスと該操作レバーの
ピンを係合させる弧状ガイド溝とを有し、該弧状
ガイド溝がリブ状に隆起した環状壁によつて形成
されるとともに該環状壁の頂面が該表示パネルの
開口部と平行で該表示パネルの表面とほぼ直角な
平面内にあり、よつて該操作レバーの該一端部が
該表示パネルの表面に沿つて平行スライドできる
ようにしたヒーターコントロール装置の操作レバ
ー案内機構において、該ガイド溝を形成する該環
状壁の該ボス寄りの位置に該頂面から下方に延び
る前記ピンの挿通用切欠が形成され、よつて組付
時に前記操作レバーを該環状壁から該表示パネル
の開口部の方向に移動させることによつて前記ピ
ンを前記挿通用切欠に挿通させて前記ピンを前記
ガイド溝に係合させるとともに前記操作レバーの
前記一端部を前記表示パネルの開口部から突出さ
せ得るようにしたことを特徴とするものである。
実施例 第2図は自動車のヒーターコントロール装置の
前面に取付けられる表示パネル10を示し、パネ
ル表面を貫通する開口部12,14から操作レバ
ー16,18の一端が突出し、操作レバー16,
18はパネル10の外部から操作可能であり、吹
き出し口を切換えるモード切換や風量や温度の切
換が可能となつている。開口部12,14と平行
に表示部20が形成され、操作レバーの使用位置
を指示することができるように文字や模様が印刷
されている。パネル10には爪22があつて、第
1図に示す装置本体24の前面に取付けられるこ
とができる。
第1図から第7図を参照すると、装置本体24
にはボス26とガイド溝28が形成される。ボス
26にはシヤフト30により操作レバー16の他
端に設けた長穴34が係合され、操作レバー16
は長穴34の許容範囲内で長穴の軸線方向に動く
ことができる。ガイド溝28はリブ状に隆起した
環状壁によつて弧状に形成され、この環状壁の頂
面は第1図及び第4図に明らかなようにほぼ直線
状の開口部12,14と平行で表示パネル10の
表面とほぼ直角な平面内にある。ガイド溝28に
は操作レバー16の中間部に立設したピン36が
係合し、操作レバー16を操作することによつて
ピン36がガイド溝28の形状に沿つて案内さ
れ、このときに操作レバー16の先端が第1図に
矢印Xで示されるようにほぼ直線の軌跡を描く。
尚、このときに操作レバー16の他端は長穴34
に沿つて進退する。
操作レバー16にはピン36とは反対側にスプ
リングストツパ38が取付けられており、これは
装置本体24に形成した切溝目盛40に係合す
る。即ち、操作レバー16を停止させるべき位置
毎に切溝が切つてあり、スプリングストツパ38
がそのような切溝に落ちることによつて操作レバ
ー16が安定的な位置で停止する。第4図及び第
5図に示されるように、この切溝目盛40と背中
合せのような位置に開口部42が形成され、この
開口部は第2図に示される開口部12,14にほ
ぼ対応するものであつて操作レバー16の先端を
第2図に示されるような形体で突出させるための
ものである。切溝目盛40は装置本体24の壁と
して一体に形成されたものであり、その壁部は第
1図から分かるように操作レバー16の延びる方
向と交差する方向に延び、装置本体の表面構造壁
を形成する。さらに詳細には、切溝目盛40の前
面側に表面枠組を形成するリブ44が延び、これ
も表面構造壁を形成する。又、この実施例では第
2図に示すパネル10が別体で形成されている
が、パネル10とリブ44とが一体に形成される
ことができる。
以上説明した構造では、操作レバー16にピン
36が立設され、且つ操作レバー16はその先端
が表面構造壁から突出されて外部から操作可能と
なつているためにピン36から先端までの長さが
比較的長くなつているために、操作レバー16は
そのピン36をガイド溝28に係合させ且つその
先端を開口部42に通すようにして組付けること
ができない。開口部42に背中合せに形成された
切溝目盛40に係合するスプリングストツパ38
を持つ場合は尚更困難である。
本考案においては、ガイド溝28を形成する環
状壁に該環状壁の頂面から下方にピン36を挿通
させるための切欠46が設けられる。切欠46の
位置はボス26に面した側にあり、その大きさは
ピン36の直径より大きく、従つてピン36は操
作レバー16をその軸線方向に移動させることに
よつてガイド溝28に係合することができ、操作
レバー16をその軸線方向に移動させることはそ
の先端を表面構造壁の開口部42に挿入すること
に他ならない。このようにして、操作レバー16
が簡単に組付けられることができ、然る後にシヤ
フト30及び適当な止め具により操作レバー16
をボス26に取付ける。
操作中に、ピン36が切欠46に対応する位置
にある場合に操作レバー16をボス26方向に押
すとピン36がガイド溝28から抜けるかもしれ
ない。しかしながら、操作レバー16の他端部の
長穴34は無限に長い訳ではなく、長穴34のガ
イド溝28に面する端部が組付後に挿入したシヤ
フト30に当接するように形成されるので、ピン
36がガイド溝28から抜けることはなく、又、
操作レバー16の操作が妨げられることはない。
考案の効果 以上説明したように、本考案によればガイド溝
を形成する環状壁のボス寄りの位置にその頂面か
ら下方に延びる操作レバーのピンの挿通用切欠が
形成され、よつて組付時に操作レバーをガイド溝
を形成する環状壁から表示パネルの開口部の方向
に移動させることによつて前記ピンをこの挿通用
切欠に挿通させて前記ピンをガイド溝に係合させ
るとともに操作レバーの一端部を表示パネルの開
口部から突出させ得るようにしたので、操作レバ
ーの組付けを容易に行うことができて表示パネル
を装置本体と一体的に形成することができるよう
になり、製造コストの低減を図ることができ、
又、一体化構造でない場合にも操作レバーの組付
手順の自由度が大きいので装置全体として最適の
組付手順を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は第
1図の装置の前面に取付けられるパネルの斜視
図、第3図は第1図の装置本体の部分図、第4図
は第3図の線−に沿つた断面図、第5図は第
3図の矢印V方向から見た図、第6図は操作レバ
ーの平面図、第7図は第6図の線−に沿つた
断面図、第8図は従来の構造を説明する図であ
る。 24……装置本体、26……ボス、28……ガ
イド溝、34……長穴、36……ピン、40……
切溝目盛、42……開口部、46……切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ直線状の開口部を有する表示パネルと、一
    端部が該表示パネルの開口部から突出して外部か
    ら操作可能な操作レバーと、該表示パネルの裏側
    に配置されて該操作レバーを案内支持する装置本
    体とからなり、該操作レバーが他端部に長穴を有
    するとともに中間部にピンを有し、該装置本体が
    該操作レバーの長穴に係合するシヤフトを取りつ
    け可能なボスと該操作レバーのピンを係合させる
    弧状ガイド溝とを有し、該弧状ガイド溝がリブ状
    に隆起した環状壁によつて形成されるとともに該
    環状壁の頂面が該表示パネルの開口部と平行で該
    表示パネルの表面とほぼ直角な平面内にあり、よ
    つて該操作レバーの該一端部が該表示パネルの表
    面に沿つて平行スライドできるようにしたヒータ
    ーコントロール装置の操作レバー案内機構におい
    て、該ガイド溝を形成する該環状壁の該ボス寄り
    の位置に該頂面から下方に延びる前記ピンの挿通
    用切欠が形成され、よつて組付時に前記操作レバ
    ーを該環状壁から該表示パネルの開口部の方向に
    移動させることによつて前記ピンを前記挿通用切
    欠に挿通させて前記ピンを前記ガイド溝に係合さ
    せるとともに前記操作レバーの前記一端部を前記
    表示パネルの開口部から突出させ得るようにした
    ヒーターコントロール装置の操作レバー案内機
    構。
JP11610684U 1984-07-31 1984-07-31 ヒ−タ−コントロ−ル装置の操作レバ−案内機構 Granted JPS6131914U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11610684U JPS6131914U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ヒ−タ−コントロ−ル装置の操作レバ−案内機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11610684U JPS6131914U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ヒ−タ−コントロ−ル装置の操作レバ−案内機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6131914U JPS6131914U (ja) 1986-02-26
JPH0418888Y2 true JPH0418888Y2 (ja) 1992-04-28

Family

ID=30675054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11610684U Granted JPS6131914U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ヒ−タ−コントロ−ル装置の操作レバ−案内機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6131914U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937116B2 (ja) * 1979-11-21 1984-09-07 ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン 殺菌ガス分離方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937116U (ja) * 1982-09-01 1984-03-08 株式会社デンソー コントロ−ルボツクス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937116B2 (ja) * 1979-11-21 1984-09-07 ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン 殺菌ガス分離方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6131914U (ja) 1986-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004281291A (ja) 電子機器およびそれに用いられる押し釦
JPH0418888Y2 (ja)
JPH09175207A (ja) シフトレバー装置
JPH0414255Y2 (ja)
JP2759250B2 (ja) ヒーターコントロール装置の操作レバー取付機構
JPH0315876Y2 (ja)
JP3196233B2 (ja) 空調用制御盤
JP2936049B2 (ja) 操作レバー装置のレバー取付構造
JP2524878Y2 (ja) ヒータコントロール装置構造
JPS6336582Y2 (ja)
JPS6133710U (ja) 自動車用空気調和装置の調温操作部
KR970001050Y1 (ko) 자동차용 사이드미러
JPH052907Y2 (ja)
JP3145273B2 (ja) レバー装置
JPS6026418Y2 (ja) 押釦装置
JPH0132125Y2 (ja)
JPH0419693Y2 (ja)
JPS6222022Y2 (ja)
JPH0590758U (ja) 押しボタン
JP4276852B2 (ja) 車両用パネル部品取付構造
JP3172434B2 (ja) 操作レバー組立体
KR200155265Y1 (ko) 자동차 클러치의 릴리스 포크와 릴리스 샤프트의 결합구조
JPS5828294Y2 (ja) テ−プカウンタアセンブリ
JPH0876870A (ja) 操作レバー装置の操作レバー取付け機構
JPH0743621Y2 (ja) 熱電対の取付具