JPH0743621Y2 - 熱電対の取付具 - Google Patents

熱電対の取付具

Info

Publication number
JPH0743621Y2
JPH0743621Y2 JP1989013027U JP1302789U JPH0743621Y2 JP H0743621 Y2 JPH0743621 Y2 JP H0743621Y2 JP 1989013027 U JP1989013027 U JP 1989013027U JP 1302789 U JP1302789 U JP 1302789U JP H0743621 Y2 JPH0743621 Y2 JP H0743621Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermocouple
mounting
fixture
peripheral surface
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989013027U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02105137U (ja
Inventor
常明 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP1989013027U priority Critical patent/JPH0743621Y2/ja
Publication of JPH02105137U publication Critical patent/JPH02105137U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0743621Y2 publication Critical patent/JPH0743621Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば温風暖房機のバーナに臨ませて設けられ
る熱電対の取付具に関する。
(従来の技術) 従来の熱電対の取付具として、第9図に示すように、熱
電値aを置く基板bと、中間部において該熱電対aを押
さえ両端部を該基板bに固定するΩ形状の止め板cとか
ら成るものは知られる。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の取付具に熱電対aを組付けるには、まず基板
bに熱電対aをその外周面の周方向に形成した環状突部
dの下部が該基部bに形成した透孔eに嵌め込まれるよ
うに置き、次いで止め板cの一端部を基板bに形成した
透孔fに嵌め込むと共に熱電対aの環状突部dの上部を
止め板cの中間部に形成した透孔gに嵌め込んだ後、止
め板cの他端部を基板bにねじ止めして行なわなければ
ならず、組付作業が面倒であると共に基板bと止め板c
の2つの部品を用意しておく必要があって、コスト高と
ならざるを得ない不都合があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記不都合を無くそうとするものであって、請
求項1の取付具は、一枚の板材で形成される熱電対の取
付具であって、該取付具に熱電対を取付ける取付部を設
け該取付部の後端に、熱電対の外周面の周方向に形成し
た環状突部の下部前面に当接する係止部を設け、該取付
部の前部に設けた立片に熱電対を挿着する透孔を設け、
且つ該取付部の後部に、熱電対の外周面の環状突部の上
部後面後方に不作動位置から折曲げて当接する係止片を
設け、該係止片の下縁を斜面に形成して成る。
請求項2の取付具は、一枚の板材で形成される熱電対の
取付具であって、該取付具に熱電対を取付ける取付部を
設け、該取付部に相対向する側縁を形成し、該一方の側
縁に、円弧状の切欠きを設けて、該切欠きの縁部を、熱
電対の外周面の周方向に形成した円弧状凹部に嵌入する
係止部とすると共に、他方の側縁の該係止部に対向する
位置に、不作動位置から熱電対の外周面に当接させる係
止片を設けて成る。
請求項3の取付具は、一枚の板材で形成される熱電対の
取付具であって、該取付具に熱電対を取付ける取付部を
設け、該取付部に相対向する側縁を形成し、該相対向す
る側縁のそれぞれに、熱電対の外周面の周方向に形成し
た断面円形の環状凹部に、不作動位置から折曲げて嵌入
させる1対の係止片を設け、該係止片の先端を凹状の円
弧として成る。
(作用) 本考案は上記構成によるもので、請求項1の取付具によ
れば、熱電対の組付けは、熱電対の先端側を透孔に挿着
し、熱電対の環状突部の下部前面を取付具の係止部に当
接させた後、取付具の不作動位置にある係止片を折曲げ
て熱電対の外周面の環状突部の上部後面後方に当接させ
るだけで良く、また請求項2の取付具によれば、熱電対
の組付けは、熱電対の凹部を取付具の係止部に嵌入させ
た後、取付具の不作動位置にある係止片を折曲げて熱電
対の外周面の凹部と反対側の位置に当接させるだけで良
く、また請求項3の取付具によれば、熱電対の組付け
は、取付具の不作動位置にある1対の係止片を折曲げて
熱電対の外周面の凹部に嵌入させるだけで良い。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図において、1は例えば温風暖房機のバ
ーナの周壁やバーナの支持板等に例えばねじにより固定
される取付具を示し、該取付具1は一枚の板体で形成さ
れて、その前部1aが下方に折曲げられ、その後部1cが上
方に折曲げられる。
2は該バーナに臨ませて設けられる熱電対を示し、該熱
電対2はその外周面の周方向に環状突部3が形成され
る。
前記該取付具1には熱電対2を取付ける取付部1bを設け
る。そして、該取付部1bの後端を、該環状突部3の下部
前面に当接する係止部4とし、その係止部4に対向する
取付部1bの前端に前部1aに設けた切線5内の部分を上方
に折曲げて成る透孔6を備えた立片7が設けられ、後部
1cには、後方に折曲げて不作動位置にある係止片8が設
けられ、該係止片8の下縁は斜面に形成した。
取付具1に熱電対2を、熱電対2の先端側の感熱部2aを
立片7の透孔6に挿通させると共に、その環状突部3の
下部前面が係止部4に当接するように置いた後、取付具
1の後部1cの不作動位置にある係止片8を前方の90度未
満の角度で折曲げて、その下縁を熱電対の環状突部3の
外周面の上部後面後方に当接させることにより、熱電対
2が取付具1に組付けられる。かくするときは、熱電対
2は取付部1bに押つける方向の力がかけられ、熱電対2
の先端の感熱部2aの透孔6への挿通と相俟って、熱電対
2は取付具1に確実に取付けられる。
尚、本実施例では、係止片8を熱電対2の外周の上部後
面後方にのみ当接させるようにしたが、環状突部3の上
部後面にも当接させるようにしても良い。
第4図乃至第6図は本考案の他の実施例を示すもので、
この場合には、取付具1の取付部1bに切欠き9を設けて
相対向する側縁を構成し、その一方の側縁に、円弧状の
切欠きを設けて該切欠きの縁部を、熱電対2の外周面の
周方向に形成した円弧状の凹部12に嵌入する係止部10と
すると共に、他方の側縁に、係止部10と対向する位置
に、上方に折曲げて不作動位置にした舌片状の係止片11
を設けた。かくして熱電対2の凹部12を係止部に嵌入さ
せた後、取付具1の係止片11を下方に略90度の角度で折
曲げて熱電対2の外周面の凹部12と反対側の位置に当接
させることにより、熱電対2は取付具1に組付けられ
る。
第7図及び第8図は本考案のさらに他の実施例を示すも
ので、この場合には、取付具1の取付部1bに切欠き13を
設けて相対向する側縁を形成し、その側縁の対向する位
置に上方に折曲げて不作動位置にした1対の係止片14,1
4を設け、該係止片14,14の先端縁14a、14aを凹状の円弧
とし、熱電対2の外周面の周方向に断面円形の環状凹部
15を設けるもので、取付具1の1対の係止片14、14を下
方に90度未満の角度で折曲げて熱電対2の環状凹部15に
嵌入させることにより、熱電対2を取付具1に組付け
る。
(考案の効果) このように請求項1乃至請求項3の取付具1によるとき
は、別部材を用いずに係止片を不作動位置から作動位置
に折曲げて熱電対に当接させるだけで、熱電対を取付具
に組付けることができるので、組付作業が前記従来のも
のに比して簡単になる。そして、請求項1では更に、係
止片の下縁を斜面に形成したことで、係止片を不作動位
置から折曲げて、熱電対の外周面の環状突部の上部後面
後方に当接させるとき、熱電対に、これを取付部に押付
ける方向の力をかけることができ、熱電対の先端側はこ
の力によって浮き上がろうとするが熱電対を透孔に挿通
させることで、これも防いで、熱電対を確実に取付具に
取付けられる効果がある。また、請求項2では特に、一
方の側縁に設けた切欠きの縁部を、熱電対の外周面に形
成した円弧状の凹部に嵌入する係止部とすると共に、他
方の側縁に設けた係止片を、係止部の反対側の位置に設
けるだけのきわめて簡単な構成で、熱電対を上下方向は
言うに及ばず前後左右にも移動しないように支持出来る
効果がある。
また、請求項3では特に、熱電対の外周面の周方向に形
成した断面円形の環状凹部に、不作動位置から折曲げて
嵌入する1対の係止片を設け、該係止片の先端を凹状の
円弧としたきわめて簡単な構成で、熱電対を上下方向は
言うに及ばず前後左右にも移動しないように支持出来る
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の1例を示す分解斜視図、第2図
はその組付完了状態の一部截断側面図、第3図はその組
付完了状態の背面図、第4図は本考案の他の実施例を示
す分解斜視図、第5図はその組付完了状態の一部截断側
面図、第6図はその平面図、第7図は本考案のさらに他
の実施例を示す分解斜視図、第8図はその組付完了状態
の一部截断側面図、第9図は従来例の分解斜視図であ
る。 1……取付具 2……熱電対 3……環状突部 4、10……切欠き(係止部) 8、11、14……係止片 12……凹部 15……環状凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の板材で形成される熱電対の取付具で
    あって、該取付具に熱電対を取付ける取付部を設け、該
    取付部の後端に、熱電対の外周面の周方向に形成した環
    状突部の下部前面に当接する係止部を設け、該取付部の
    前部に設けた立片に熱電対を挿着する透孔を設け、且つ
    該取付部の後部に、熱電対の外周面の環状突部の上部後
    面後方に不作動位置から折曲げて当接する係止片を設
    け、該係止片の下縁を斜面に形成して成る熱電対の取付
    具。
  2. 【請求項2】一枚の板材で形成される熱電対の取付具で
    あって、該取付具に熱電対を取付ける取付部を設け、該
    取付部に相対向する側縁を形成し、該一方の側縁に、円
    弧状の切欠きを設けて、該切欠きの縁部を、熱電対の外
    周面の周方向に形成した円弧状凹部に嵌入する係止部と
    すると共に、他方の側縁の該係止部に対向する位置に、
    不作動位置から熱電対の外周面に当接させる係止片を設
    けて成る熱電対の取付具。
  3. 【請求項3】一枚の板材で形成される熱電対の取付具で
    あって、該取付具に熱電対を取付ける取付部を設け、該
    取付部に相対向する側縁を形成し、該相対向する側縁の
    それぞれに、熱電対の外周面の周方向に形成した断面円
    形の環状凹部に、不作動位置から折曲げて嵌入させる1
    対の係止片を設け、該係止片の先端を凹状の円弧として
    成る熱電対の取付具。
JP1989013027U 1989-02-08 1989-02-08 熱電対の取付具 Expired - Lifetime JPH0743621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989013027U JPH0743621Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08 熱電対の取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989013027U JPH0743621Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08 熱電対の取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02105137U JPH02105137U (ja) 1990-08-21
JPH0743621Y2 true JPH0743621Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31222988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989013027U Expired - Lifetime JPH0743621Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08 熱電対の取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743621Y2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5462773U (ja) * 1977-10-12 1979-05-02
JPS5825323U (ja) * 1981-08-08 1983-02-17 呉羽ゴム工業株式会社 取水口用スクリ−ンバ−
JPH063281Y2 (ja) * 1985-03-20 1994-01-26 三洋電機株式会社 ガスコンロ
JPS6242038U (ja) * 1985-08-30 1987-03-13
JPS6336256U (ja) * 1986-08-28 1988-03-08
JPS6336255U (ja) * 1986-08-28 1988-03-08
JPS6375829U (ja) * 1986-11-06 1988-05-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02105137U (ja) 1990-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0743621Y2 (ja) 熱電対の取付具
JPS6327434Y2 (ja)
JPH0732424Y2 (ja) 器具のハウジング用取手
JPH0574347U (ja) 肘掛け付き椅子
JP2500894Y2 (ja) 部材取付機構
JP2574475Y2 (ja) ワイヤの固定構造
JPS6140265Y2 (ja)
JP2581053Y2 (ja) ワイヤの固定構造
JPH0747228Y2 (ja) インストルメントパネルの取付構造
JPH0290486U (ja)
JPS6135994Y2 (ja)
JPS6234110Y2 (ja)
JP2509512Y2 (ja) 温度センサの固定装置
JPS6131471Y2 (ja)
JPH0711315Y2 (ja) 燃焼炎検出用熱電対
JPS642947Y2 (ja)
JP2024051308A (ja) 機器固定用台座
JPH0218566Y2 (ja)
JPS5911365Y2 (ja) 照明器具のル−バ取付構造
JPS6130390Y2 (ja)
JPH0434338Y2 (ja)
JP2533003Y2 (ja) 配管支持バンド取付金具
JP2587730B2 (ja) 回転照射ユニット
JP2542936Y2 (ja) 竪樋支持具
JPH0338567Y2 (ja)