JPH08765Y2 - Ledの温度補正回路 - Google Patents

Ledの温度補正回路

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JPH08765Y2
JPH08765Y2 JP1989132895U JP13289589U JPH08765Y2 JP H08765 Y2 JPH08765 Y2 JP H08765Y2 JP 1989132895 U JP1989132895 U JP 1989132895U JP 13289589 U JP13289589 U JP 13289589U JP H08765 Y2 JPH08765 Y2 JP H08765Y2
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JP
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led
resistor
cds
resistance value
output
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JP1989132895U
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JPH0371664U (ja
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正二 足立
達之 藤田
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安藤電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、光通信などに用いるLED光源モジュール
の温度補正回路についてのものである。
[従来の技術] 次に、LEDの光出力特性を第4図により説明する。
第4図の縦軸は光出力、横軸はLED駆動電流である。
第4図から明かなように、温度が高くなるにつれて、
光出力は低くなる。
LEDは半導体素子なので、温度により光出力が変化す
る。
そこで、LED駆動回路には、サーミスタなどの感温素
子を用い、温度補正をする。
次に、従来技術によるLEDの温度補正回路を第5図に
より説明する。
第5図の1は光出力設定信号を発生する信号発生器、
2はLED、3はサーミスタ、5と6は増幅器である。
増幅器5・6でLED駆動回路を構成する。
第5図では、温度の変化に応じて、サーミスタ3の抵
抗値が変わり、LED2の駆動レベルが変わるので、光出力
を補正することができる。
[考案が解決しようとする課題] 第5図の方法では、第4図の線P2で補正係数を合わ
せると、線P3では補正が不足し、線P1では補正がかか
り過ぎになり、複数の出力点を補正することはできない
という問題がある。
この考案は、第5図の回路を発光出力に応じて補正で
きるようにし、光出力のレベルに依存することなく、温
度に対して安定な出力特性をもつLED駆動回路の提供を
目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この考案では、光出力設定
信号を発生する信号発生器1と、LED2を駆動するLED駆
動回路と、信号発生器1とLED駆動回路の間に直列に接
続されるサーミスタ3とCdS-Se抵抗器4とを備え、CdS-
Se抵抗器4の抵抗値がLED2の発光出力で変化する位置に
CdS-Se抵抗器4を配置する。
次に、この考案によるLEDの温度補正回路の構成を第
1図により説明する。
第1図の4はCdS-Se抵抗器、7〜9は抵抗器であり、
その他は第5図と同じものである。
第1図では、第5図のサーミスタ3に直列にCdS-Se抵
抗器4が接続され、信号発生器1とLED駆動回路の間に
直列にサーミスタ3とCdS-Se抵抗器4が接続される。
CdS-Se抵抗器4は、その抵抗値がLED2の発光出力で変
化する位置に配置される。
次に、LED2とCdS-Se抵抗器4の位置関係の例を第2図
により説明する。
第2図の10はハーフミラーであり、2AはLED2の光出
力、2Bはハーフミラー10で分岐された光出力である。
次に、LED2とCdS-Se抵抗器4の特性曲線を第3図によ
り説明する。
第3図の縦軸はCdS-Se抵抗器4の抵抗値、横軸はLED2
の光出力である。
第3図から、LED2の光出力でCdS-Se抵抗器4の抵抗値
が変化するので、LED2の光出力に応じて、LED駆動回路
の駆動レベルを補正することができる。
[作用] 次に、第1図の作用を説明する。
信号発生器1の出力VINは−5V〜0Vである。
信号発生器1の出力VINが−5Vのとき、LED2の光出力
を0.2μWとすると、CdS-Se抵抗器4の抵抗値は第3図
から1kΩとなる。
抵抗7の抵抗値R7を3.9kΩ、抵抗8の抵抗値R8を4.
7kΩとすると、LED駆動回路の入力電圧VCは、次の式
(1)のようになる。
C=VIN×R8kΩ/(RT+RL+R8) =−5V×4.7kΩ/(RT+1kΩ+4.7kΩ) ……(1) ここで、RT=R7×RTH/(R7+RTH) =3.9kΩ×RTH/(3.9kΩ+RTH) であり、RTHはサーミスタ3の抵抗値、RLはCdS-Se抵
抗器4の抵抗値である。
サーミスタ3のB定数を3950K、25℃のとき抵抗値を5
0kΩとすると、サーミスタ3の温度に対する抵抗値RTH
は、次の式(2)のようになる。
TH=R0 exp B(1/T−1/T0) =50kΩ exp 3950(1/T−1/298) ……(2) 式(1)と式(2)から、25℃、−10℃および50℃の
ときの入力電圧VCはそれぞれ次のようになる。
25℃のとき、VC1=−2.522V −10℃のとき、VC2=−2.461V 50℃のとき、VC3=−2.640V したがって、25℃に対する−10℃の補正量は、 (VC2−VC1)/VC1×100=−2.42%になる。
また、25℃に対する50℃のときの補正量は、4.68%に
なる。
このとき、抵抗9の抵抗値R9=91kΩとすれば、LED1
には、 VC1/R9=−2.522V/91kΩ=−28mA の電流が流れ、LED1の光出力は約0.2μWとなる。
次に、VIN=−2.7Vのとき、LED2の光出力が0.1μW
とすると、CdS-Se抵抗器4の抵抗値は第3図から2kΩと
なる。
LED2の光出力が0.2μWのときと同じように、25℃、
−10℃および50℃のときの入力電圧VCはそれぞれ次の
ようになる。
25℃のとき、VC1=−1.230V −10℃のとき、VC2=−1.203V 50℃のとき、VC3=−1.281V したがって、25℃に対する補正量は、−10℃のときが
−2.20%,50℃のときが4.15%になる。
このときLED1に流れる電流は、 VC1/R7=13.5mA となり、LED1の光出力は約0.1μWである。25℃に対す
る補正量は、LED1の光出力が0.1μWのときより0.2μW
のときのほうが大きくなる。
つまり、第1図ではLED1の光出力によって温度変化に
対する補正量が違う。
[考案の効果] この考案によれば、サーミスタに直列にCdS-Se抵抗器
を接続し、CdS-Se抵抗器の抵抗値がLEDの発光出力で変
化する位置にCdS-Se抵抗器を配置しているので、温度特
性の安定したLED光源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるLEDの温度補正回路の構成図、
第2図はLED2とCdS-Se抵抗器4の位置関係説明図、第3
図はLED2とCdS-Se抵抗器4の特性曲線図、第4図はLED
の光出力特性図、第5図は従来技術によるLEDの温度補
正回路である。 1……信号発生器、2……LED、3……サーミスタ、4
……CdS-Se抵抗器、5……増幅器、6……増幅器、7〜
9……抵抗器、10……ハーフミラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光出力設定信号を発生する信号発生器
    (1)と、 LED(2)を駆動するLED駆動回路と、 信号発生器(1)とLED駆動回路の間に直列に接続され
    るサーミスタ(3)とCdS-Se抵抗器(4)とを備え、 CdS-Se抵抗器(4)の抵抗値がLED(2)の発光出力で
    変化する位置にCdS-Se抵抗器(4)を配置することを特
    徴とするLEDの温度補正回路。
JP1989132895U 1989-11-15 1989-11-15 Ledの温度補正回路 Expired - Lifetime JPH08765Y2 (ja)

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JPH0371664U JPH0371664U (ja) 1991-07-19
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