JPH087612B2 - ロボットの制御方法 - Google Patents

ロボットの制御方法

Info

Publication number
JPH087612B2
JPH087612B2 JP19913687A JP19913687A JPH087612B2 JP H087612 B2 JPH087612 B2 JP H087612B2 JP 19913687 A JP19913687 A JP 19913687A JP 19913687 A JP19913687 A JP 19913687A JP H087612 B2 JPH087612 B2 JP H087612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
hand
robot
posture
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19913687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6442704A (en
Inventor
佳児 藤田
健 白石
Original Assignee
工業技術院長
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 工業技術院長 filed Critical 工業技術院長
Priority to JP19913687A priority Critical patent/JPH087612B2/ja
Publication of JPS6442704A publication Critical patent/JPS6442704A/ja
Publication of JPH087612B2 publication Critical patent/JPH087612B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、7軸をもつ産業用ロボットの制御方法に関
するものである。
従来の技術 近年、産業用ロボットは複雑な作業に対応させるため
に、より柔軟な動きを要求され、同時に制御できる軸数
が増加する傾向にある。一般に任意の手先位置と手先姿
勢をロボットがとるためには、6軸あることが必要でか
つ十分な条件であるが、最近は7軸以上の産業用ロボッ
トもみられるようになってきた。
以下図を参照しながら、上述した従来の7軸をもつロ
ボットの制御方式について説明する。
第2図は7軸をもつ産業用ロボットの1例である。第
2図において1は第1関節、2は第1関節の回転の向き
を示す。同様にして、3,4はそれぞれ第2関節とその回
転の方向、5,6はそれぞれ第3関節とその回転の方向、
7,8は第4関節とその回転の方向、9,10は第5関節とそ
の回転の方向、11,12は第6関節とその回転の方向、13,
14は第7関節とその回転の方向を表す。従来からよく用
いられて来た同時6軸制御のロボットに比べ増えた軸
は、第3関節5に相当する。第3図に上記7軸ロボット
の簡略図を示す。第3図においては便宜上、手先の点を
A点,第6関節11の回転軸と第7関節13の回転軸の交点
をB点,第4関節7の回転軸と第5関節9の回転軸の交
点をC点,第2関節3の回転軸と第3関節5の回転軸の
交点をD点とする。第2図および第3図に示すような軸
構成の7軸ロボットにおいては、手先の位置と手先の姿
勢を決めても、C点すなわち第4関節の位置は一意的に
は決まらず、第3図の破線で示すように、B点とC点の
ある点を中心として半径が一定の円と、どの位置でもと
ることができる。便宜上この円の中心の点をE点,この
円のうち最も高い位置をF点とする。
さて第2図および第3図に示すような7軸からなる産
業用ロボットにおいて、手先の位置と手先の姿勢を与え
たときに各関節角を求める従来の方法を次に説明する。
まず与えられた条件で、手先の位置OAと手先の姿勢 より、B点すなわち を求める。次に上述した円のうち最も高い位置F点 を求める。次にC点がE点を中心とする円のどの方向に
あるのかを示す値として∠CEFの大きさを入力する。次
いで と∠CEFの大きさより、 を求める。ここでA,B,C,D,E点が求まったので、これら
の各点より各関節角の大きさを順次求めることができ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら以上のような方法によって、各関節角を
求める場合、各点各点において、第3図中のC点すなわ
ち、第4関節がどの位置をとるのかを常に入力する必要
があった。これはすなわち、ティーチングが複雑で非常
に時間のかかるものとなる。
本発明は上記問題点となる、ティーチング時に各点ご
とに、C点すなわち第4関節の位置を与えるという面倒
な操作をなくす手法を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は関節軸の構成
が基部より回転軸と旋回軸が交互に設けられた7軸から
なるロボットの制御方法において、目標値として手先の
位置と姿勢が与えられたときに各関節角の大きさを求め
るについて前記基部から第4番目の関節の位置を,基部
より第2番目の関節角の余弦と前記第6番目の関節角の
余弦との和または差が極値をとるように,目標値として
与えられた前記手先の位置,手先の姿勢及び前記ロボッ
トの各関節間の長さとから決めることによって、目標値
として前記手先の位置と姿勢とを与えるだけで各関節角
の大きさを求めることを特徴とする。
作用 本発明は上記した手法によって、第4関節のとる方向
が唯一に決定されるため、目標値として手先の位置と姿
勢を与えるだけで、各関節角を求めることができる。
実施例 以下本発明の一実施例として、第1図を用いて説明す
る。尚、第3図で説明した構成要素と同一のものについ
ては、同一の参照符号を付して説明を省略する。
まず第1図は7軸をもつロボットの簡略図である。第
1図において、15は∠CEFを表し、以下ψと表すことと
する。また16,17はそれぞれ第2関節角および第6関節
角を表す。ここで第2関節角、第6関節角をそれぞれθ
2,θ6で表すこととする。いま手先の位置・姿勢が与え
られたときに、第4関節の位置つまりC点を決定するこ
とを考える。ここで∠CEFをψとおくと、ψの変化にと
もなって、θ2とθ6はそれぞれ変化する。つまり、θ2
とθ6はそれぞれψの関数である。すなわち θ2=θ2(ψ)……(1) θ6=θ6(ψ)……(2) である。θ2,θ6はψの関数であるがまた、これらは与
えられた手先位置、手先姿勢およびロボットの関節間の
距離によっても変化する。θ2とθ6は第1図のようなと
り方をした場合に符号に関係せずできるだけ0に近い値
が望ましいとして、 f1(ψ)=cosθ2=cosθ2(ψ)……(3) を考えれば、f1(ψ)は、極大値をとることが、できる
だけθ2を0に近くとることとなる。
ここで、θ2,θ6をできるだけ0に近い値とすること
が望ましいのは、アームが次の旋回動作をしようとする
際、隣接するアームとなす角、すなわち、θ2,θ6が0
に近ければ、アームが旋回し得る角度範囲が正,負いず
れかの方向にのみ極端に大きく、又は小さくなることが
なく、均等な大きさの旋回角度を正負両側に確保するこ
とが可能となるからである。同様に f2(ψ)=cosθ6=cosθ6(ψ)……(4) について、f2(ψ)が極大値となるところが、θ6をな
るべく0に近くとることとなる。したがって、2つの関
数に対し f(ψ)=f1(ψ)+f2(ψ)……(5) =cosθ2+cosθ6……(6) を考えf(ψ)が極大となるψを解けば、そのψの値
は、θ2とθ6に関し、双方ともに同じぐらいの比重で0
に近い値ということになる。すなわち、f(ψ)につい
て、その値が極値をとるψを求め、そのψの値をもっ
て、第4関節の位置すなわち、C点の位置とすれば、C
点は唯一決定される。ここでf(ψ)はψの関数である
が同時に与えられた手先の位置、手先の姿勢、ロボット
の関節間の距離によって変化するので、f(ψ)が極値
となるψを求めることは、手先の位置、手先の姿勢、ロ
ボットの関節間の距離から第4関節の位置を決定してい
ることに等しい。ここでは第1図のように各関節角の方
向をとったために(5)は和をとったが、座標のとり方
によっては、(5)式の符号は正でなく、負となること
もあり得る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、目標値として与えられ
た手先の位置と手先の姿勢とロボットの関節間の距離か
ら第4関節の位置を決めることができるため、各関節角
を求めるのに、第4関節の位置を入力するという煩わし
い操作をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための7軸ロボッ
トの簡略図、第2図は7軸ロボットの外観図、第3図は
7軸ロボットの簡略図である。 1……第1関節、3……第2関節、5……第3関節、7
……第4関節、9……第5関節、11……第6関節、13…
…第7関節、θ2……第2関節角、θ6……第6関節角。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】関節軸の構成が基部より回転軸と旋回軸が
    交互に設けられた7軸からなるロボットの制御方法にお
    いて、目標値として手先の位置と姿勢が与えられたとき
    に各関節角の大きさを求めるについて前記基部から第4
    番目の関節の位置を,基部より第2番目の関節角の余弦
    と前記第6番目の関節角の余弦との和または差が極値を
    とるように,目標値として与えられた前記手先の位置,
    手先の姿勢及び前記ロボットの各関節間の長さとから決
    めることによって、目標値として前記手先の位置と姿勢
    とを与えるだけで各関節角の大きさを求めることを特徴
    とするロボットの制御方法。
JP19913687A 1987-08-11 1987-08-11 ロボットの制御方法 Expired - Lifetime JPH087612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19913687A JPH087612B2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11 ロボットの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19913687A JPH087612B2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11 ロボットの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6442704A JPS6442704A (en) 1989-02-15
JPH087612B2 true JPH087612B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=16402742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19913687A Expired - Lifetime JPH087612B2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11 ロボットの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH087612B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2874238B2 (ja) * 1990-01-23 1999-03-24 株式会社安川電機 多関節形ロボットの制御方法
US5504630A (en) * 1994-01-14 1996-04-02 Ultrapointe Corporation Beam steering apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6442704A (en) 1989-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3207728B2 (ja) 冗長マニピュレータの制御方法
JP2698660B2 (ja) マニピュレータの制御方法及び制御装置並びにマニピュレータ装置
Clements et al. Three-dimensional contact imaging with an actuated whisker
JPH087612B2 (ja) ロボットの制御方法
KR950010972B1 (ko) 업셋(offset)이 있는 로보트손목의 기구변수 결정법
JPH0693209B2 (ja) ロボツトの円弧補間姿勢制御装置
JPH09314487A (ja) 冗長軸を有するマニピュレータの制御方法
JP3224839B2 (ja) マニピュレータ制御装置
JP4230196B2 (ja) 位置決め演算方法および位置決め演算装置
JPS62199383A (ja) ロボツトの制御方式
JP2560283B2 (ja) ロボツトの制御方法
JP3020986B2 (ja) 多自由度ロボットの制御方法
JP3431026B2 (ja) 冗長軸を有する7軸以上のマニピュレータの制御方法
JPH07246581A (ja) マニピュレータの把持位置姿勢制御方式
JPH05189398A (ja) ニューラルネットワークによる学習方法
JP3146463B2 (ja) 冗長軸マニピュレータの肘移動制御装置
JPH05177563A (ja) マスタスレーブマニピュレータの制御方法
JP4798552B2 (ja) ロボットの領域監視方法および制御装置
JPS6327723B2 (ja)
JPH0310781A (ja) 多関節型ロボット
JPS60225207A (ja) ジヨイステイツク
JPH07299776A (ja) マニプレータ制御装置
JPH04192005A (ja) ロボットの手首姿勢変更装置
JPH0561510A (ja) 冗長自由度ロボツト装置
JPS60218114A (ja) ロボツトア−ム教示装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term