JPH087597Y2 - 複合型音響装置 - Google Patents

複合型音響装置

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JPH087597Y2
JPH087597Y2 JP9204589U JP9204589U JPH087597Y2 JP H087597 Y2 JPH087597 Y2 JP H087597Y2 JP 9204589 U JP9204589 U JP 9204589U JP 9204589 U JP9204589 U JP 9204589U JP H087597 Y2 JPH087597 Y2 JP H087597Y2
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晴夫 坂田
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はAM受信部、FM受信部及びディジタル信号源再
生部を備えた複合型音響装置の改良に関する。
[考案の概要] AM受信部、FM受信部及びディジタル信号源再生部を備
えており、AM受信部で受信されたAM波をディジタル信号
源再生部のクロックに対応する周波数に変換すると共に
FM受信部で受信されたFM信号をAM信号に変換し、変換さ
れた両AM信号を選択的にA-D変換して、ディジタル信号
源再生部の出力ディジタル信号と同等の信号を選択的に
得られるようにした複合型音響装置である。
[従来の技術] 第7図に従来の複合型音響装置の一構成例を示す。同
図において、1はAM受信機(検波段まで含む)、2はFM
受信機(検波段まで含む)、3はディジタルオーディオ
信号源再生部、4はDA変換器、5はアナログスイッチ、
6は出力増幅器、7はスピーカである。
第7図から明らかなように、従来の複合型音響装置は
単純にAM,FM受信機及びディジタルオーディオ装置を組
み合わせただけのものである。即ち、受信機1,2ではAM,
FMとも高周波信号を受信して夫々AM検波、FM復調により
オーディオのベースバンド信号を得ており、この場合の
信号処理はアナログで行われ、アナログ信号をオーディ
オ信号にしてスピーカ7を駆動している。
一方、ディジタルオーディオ信号源再生部3はCD(コ
ンパクト・ディスク)、DAT(ディジタル・オーディオ
・レコーダ)等が主流となっており、ディジタル信号を
再生し、DA変換してオーディオ信号を得ている。
[考案が解決しようとする課題] 上述したように従来の複合型音響装置においては、再
生主体のディジタル信号と放送主体のアナログ信号が混
在しているのが現状であり、全体構成が複雑になる欠点
がある。特に車載用とするには限られたスペースに機器
を収容しなければならないので、このようにアナログ信
号とディジタル信号が混在するのは望ましくない。
[考案の目的] 本考案の目的はAM及びFM信号をディジタル信号源再生
部の出力ディジタル信号と同等のディジタル信号に変換
して処理することにより、性能の改善及び装置の簡易化
を可能にすることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するため、AM受信部と、FM受
信部と、ディジタル信号源再生部とを具備する複合型音
響装置において、上記AM受信部により受信された第1の
AM信号の周波数を上記ディジタル信号源再生部のクロッ
クに対応した周波数に変換する周波数変換回路と、上記
FM受信部により受信されたFM受信信号を上記ディジタル
信号源再生部のクロックに対応した周波数である第2の
AM信号に変換するFM-AM変換部と、上記周波数変換回路
の出力信号とFM-AM変換部の出力信号とを選択的に切換
える第1の切換手段と、該第1の切換手段により選択さ
れた信号をディジタル信号に変換するA-D変換器と、上
記ディジタル信号源再生部の出力とA-D変換器の出力と
を選択的に切換える第2の切換手段と、を備えたことを
要旨とする。
[作用] AM信号及びFM信号はディジタル信号源再生部の出力デ
ィジタル信号と同等のディジタル信号に変換され、これ
ら3種類のディジタル信号は第1及び第2のスイッチに
より所望のものを選択できる。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照して本考案を説明する。
第1図は本考案による複合型音響装置の一実施例を示
す。同図において第7図と同一符号は同一又は類似の回
路をあらわしており、更に8はAMフロントエンド(IF段
までを含む)、9はFMフロントエンド(IF段まで含
む)、10は周波数変換器、11はFM-AM変換器、12は周波
数変換器、13は第1のスイッチ、14はA-D変換器、15は
第2のディジタルスイッチである。
AMフロントエンド8からの第1のAM信号は周波数変換
器10によってディジタル信号源再生部3のクロックに対
応する周波数の信号に変換される。またFMフロントエン
ド9からのFM信号はFM-AM変換器11によって第2のAM信
号に変換され、更に必要に応じて周波数変換器12により
前記クロックに対応する周波数の信号に変換する。周波
数変換された第1のAM信号又は第2のAM信号はスイッチ
13により選択され、A-D変換器14によりディジタル信号
に変換される。このディジタル信号又はディジタル信号
源再生部3からのディジタルオーディオ信号は第2のデ
ィジタルスイッチ15により選択され、D-A変換器4でア
ナログ信号に変換され、増幅器6を介してスピーカ7を
駆動する。
このように本考案ではAM信号及びFM信号をアナログ信
号のままで切替えるのではなく、両信号共ディジタル信
号源再生部のクロック周波数に関連した搬送波のAM信号
に変換し、これをディジタル化してからディジタル信号
源再生部からのディタル信号と共通に処理している。
第2図は第1のAM信号をA-D変換器の入力側で周波数
変換した時の波形を示す。同図(a)で第1のAM信号の
周波数をfiとすると、同図(b)のように周波数変換し
てクロック周波数fCに対応した周波数fSの信号とする。
fS=fCの場合にはクロックと搬送波の位相を一致させ、
cosωCt=+1毎のピーク(間隔T)をサンプリングし
てその振幅を量子化(ディジタル化)すればよい。
一方、fS=fC/2に選べば、fcでのサンプリングは周期
T,=T/2となり、アナログ信号e(周波数変換された第
1のAM信号)のe<0の範囲では対応ディジタル信号を
反転させる。このことはアナログ信号に置換すれば、第
2図(b)の破線で示すものとなり、実線(e>0)と
破線(e<0)がT,の間隔で繰り返すことになる。
第3図乃至第5図は夫々AM信号のA-Dの変換を行うた
めの各構成例を示す。同図において、16はアンテナ、17
は高周波増幅器、18は周波数変換器(IF発生用)、19は
第1局部発振器、20は周波数変換器(周波数fs)、21は
バンドパスフィルタ、22は狭帯域フィルタ、23はPLL回
路、24は第2局部発振器、25はA-D変換器、26及び29は
e>0の選択回路、27は加算器、28はディジタル極性反
転回路、30は並列−直列変換器、31は第3局部発振器で
ある。
第3図はT,間隔のサンプリング方式の構成例で、アン
テナ16で受信された第1のAM信号は高周波増幅器17を介
して周波数変換器18において、第1局部発振器19からの
局部発振周波数信号により差周波数成分を周波数fiのIF
信号にする。このIF信号は周波数変換器20に加えて前記
クロック周波数fCに対応した周波数fSの信号にする。こ
の信号はバンドパスフィルタ21に与えられるが、その通
過帯域をfS±fA(fAはオーディオ信号の最高周波数)と
すると、その出力を狭帯域バンドパスフィルタ22を介し
て中心周波数fSの成分を取り出し、PLL回路23を経て第
2局部発振器24に与え、その発振周波数を制御する。
第2局発振器24の出力(連続波)の周波数fPはfP=fi
−fSを満足するものとする。バンドパスフィルタ21の出
力はA-D変換器25に加えられ、第2図(b)の波形の信
号が量子化される。
A-D変換器25のディジタル出力は選択回路26及びディ
ジタル極性反転回路28に加えられる。選択回路26では上
記ディジタル出力のうち、対応アナログ信号eで0レベ
ルよりも正となるディジタルレベルのものを選択して加
算器27に加える。
一方、ディジタル極性反転回路28は上記ディジタル出
力の極性を、対応アナログ信号eが第2図(b)の破線
となるように反転させ、その反転信号のうち、選択回路
29で前記と同様にe>0となるものを選択し加算器27に
加えて、選択回路26の出力と加算する。この際0レベル
の情報も付加する。加算器27の出力は並列−直列変換器
30により並列−直列変換してディジタル信号として送出
する。
第4図も第3図と同様の方式の構成例であるが、第1
のAM信号をIFの周波数fiに変換することなく直接前記周
波数fSに変換する点が第3図とは異なっている。即ち、
周波数変換器20の出力をバンドパスフィルタ21及び狭帯
域フィルタ22を介してPLL回路23に与え、その出力で第
2局部発振器31を制御することにより高周波増幅器17か
らの第1のAM信号は周波数変換器20で周波数fSに変換す
るが、A-D変換器25以降は第3図と同様である。
第5図はT間隔のサンプリング方式の構成例で、fS
fCであるから、この場合には第2図(a)の変調波の包
絡線の上側又は下側の一方のみを用いることになる。
第6図はFM信号をAM信号に変換するための構成例を示
す。同図において、32はアンテナ、33は高周波増幅器、
34は周波数変換器、35は局部発振器、36はリミッタ、37
はバッファ、38及び39は遅延回路、40は搬送波発生器、
41は乗算回路、42はバンドパスフィルタ、43は加算回
路、44は乗算回路、45はバンドパスフィルタで、点線の
右側は第3図乃至第5図と共通の構成になるので、この
所に前記スイッチ15が設けられる。
アンテナ32で受信されたFM信号は高周波増幅器33を介
して周波数変換器34に与えられ、ここにおいて局部発振
器35の周波数との差周波数fiのIF信号に変換される。こ
のIF信号はリミッタ36で妨害波を除去して一定増幅のも
のとしてから遅延回路38及び加算回路43に加える。遅延
回路38,39は例えば遅延時間TO/2の遅延線であるが、厳
密には両回路全体の遅延時間がTOで、バッファ37の出力
から遅延回路38、乗算回路41、バンドパスフィルタ42ま
での遅延時間がTO/2となるように設定する。但しTO加算回路43の加算出力は乗算回路44に加える。
一方、搬送波発生器40(周波数f1とするが、IF信号の
周波数fiとの関係で直接周波数fSにしてもよい)の出力
は乗算回路41に与えられてバッファ37の出力と乗算され
る。その乗算出力はバンドパスフィルタ42を介して中心
周波数fSの成分が取り出され、更に乗算回路44で加算回
路43の出力と乗算される。その乗算出力はバンドパスフ
ィルタ45を介して取り出されAM信号が得られる。ここで
仮にfi=fSならばこのAM信号を直接A-D変換器27に加え
るが、fi≠fSならば再度周波数変換してfiをfSにしても
よい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、FM信号を第2の
AM信号に変換し、第1のAM信号の周波数をディジタル信
号源再生部のクロック周波数に対応するように変換して
いるので、A-D変換により容易にディジタルオーディオ
信号と同等の信号とすることができ、従って1個のA-D
変換部でAM及びFM信号のディジタル化が可能となる。
放送波信号をディジタル化することにより本来のディ
ジタルオーディオ信号のD-A変換部、オーディオ出力
部、信号処理部を共通に使用することができ装置の回路
構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図はAM信
号をA-D変換のために周波数変換する説明図、第3図乃
至第5図はAM信号をA-D変換するための構成例のブロッ
ク図、第6図はFM信号をAM信号に変換するための構成例
のブロック図、第7図は従来の複合型音響装置のブロッ
ク図である。 3……ディジタル信号源再生部、4……D-A変換器、6
……出力増幅器、7……スピーカ、8……AMフロントエ
ンド、9……FMフロントエンド、10……周波数変換器、
11……FM-AM変換器、12……周波数変換器、13……スイ
ッチ、14……A-D変換器、15……ディジタルスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】AM受信部と、FM受信部と、ディジタル信号
    源再生部とを具備する複合型音響装置において、 上記AM受信部により受信された第1のAM信号の周波数を
    上記ディジタル信号源再生部のクロックに対応した周波
    数に変換する周波数変換回路と、 上記FM受信部により受信されたFM受信信号を上記ディジ
    タル信号源再生部のクロックに対応した周波数である第
    2のAM信号に変換するFM-AM変換部と、 上記周波数変換回路の出力信号とFM-AM変換部の出力信
    号とを選択的に切換える第1の切換手段と、 該第1の切換手段により選択された信号をディジタル信
    号に変換するA-D変換器と、 上記ディジタル信号源再生部の出力とA-D変換器の出力
    とを選択的に切換える第2の切換手段と、 を備えたことを特徴とする複合型音響装置。
JP9204589U 1989-08-04 1989-08-04 複合型音響装置 Expired - Lifetime JPH087597Y2 (ja)

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JP5000594B2 (ja) * 2008-07-07 2012-08-15 株式会社ハウステック 合併処理浄化槽

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