JP2893496B2 - データ伝送回路 - Google Patents

データ伝送回路

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JP2893496B2
JP2893496B2 JP4086224A JP8622492A JP2893496B2 JP 2893496 B2 JP2893496 B2 JP 2893496B2 JP 4086224 A JP4086224 A JP 4086224A JP 8622492 A JP8622492 A JP 8622492A JP 2893496 B2 JP2893496 B2 JP 2893496B2
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qpsk
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一夫 岡田
良彦 加茂
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Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機におけ
る音声信号を復調するための4位相復調回路などのサン
プリング型データ伝送回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、衛星放送受信機は図3に示すよ
うに、放送衛星11からの電波をパラボラアンテナ12
で受信し、BSコンバータ13で1GHzの中間周波数
帯に変換し、BSチューナ14に送られる。このBSチ
ューナ14では選局回路15により希望するチャンネル
を選択し、FM復調回路16でFM復調をした後、映像
−音声分離回路17で映像信号と音声信号に分離する。
このうち、映像信号はデエンファシス回路18、エネル
ギー拡散信号除去回路19によってもとの映像信号を再
生し、テレビ受像機20の映像入力端子21に加える。
他方、音声信号は4位相復調(以下QPSKという)回
路22、PCM復調回路23によって復調し、デエンフ
ァシス回路24によってもとの音声信号に再生する。そ
して前記テレビ受像機20の音声入力端子25に加え
る。このようにして衛星放送の受信を可能とする。
【0003】以上のような衛星放送受信機において、従
来のQPSK回路22は、図2のように構成されてい
た。この従来のQPSK回路22において、QPSK信
号は、乗算器27、28、アナログ型LPF29、3
0、A/D変換器31、32を通り、位相差検出のため
のディジタル信号処理回路33に送られる。このディジ
タル信号処理回路33では、QPSK信号の発生側の搬
送波の位相と、VCO34から発生する復調した搬送波
の位相差を比較し、その差が0となるようにD/A変換
器36を介してVCO34に制御信号を加える。このV
CO34からの発振信号は、一方の乗算器27に−90
゜移相器35を介して送られ。また他方の乗算器28に
そのまま送られて入力したQPSK信号と乗算される。
そして位相差が次第に0になって、復調信号としてA/
D変換器31、32を経てディジタル信号処理回路33
から出力する。
【0004】以上のQPSK回路22には、QPSK信
号の位相成分を検出するため、乗算器27、28とLP
F29、30が従属して接続されている。ここで、QP
SK信号をcos(ωct+φ)と表わし、復調した
送波をcos ωctと表わすと、乗算器27による乗
算結果は1/2・{cos(2ωct+φ)+cos
φ}となり、後続のLPF29により、cosφ成分だ
けが取り出され、同様に、LPF30により、sinφ
成分が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のQP
SK回路22は、2個のA/D変換器31、32を必要
とするために、回路構成が複雑になる。また、−90゜
移相器35はアナログ信号で処理していたので、90゜
の位相差が温度変化などで変動することがあり、この変
動のため、受信信号からデータを再生するとき、誤りが
増加する原因となるなどの問題があった。
【0006】本発明は、簡単な回路で、しかも、完全に
ディジタル処理のできる回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、QPSK入力
端子に入力したQPSK信号を分岐点で2つに分岐し、
それぞれ乗算器、LPFを介してディジタル信号処理回
路に結合し、このディジタル信号処理回路から復調出力
と位相差出力とを得て、この位相差出力をVCOを介し
て前記一方の乗算器には90度移相した信号を送り、他
方の乗算器にはそのまま送ることにより入力した搬送波
復調した搬送波の位相差が0となるように制御するよ
うにしたデータ伝送回路において、前記QPSK入力端
子と前記分岐点との間にA/D変換器を介在し、前記乗
算器およびLPFはディジタル形を用い、前記ディジタ
信号処理回路とVCOとの間にD/A変換器を介在
し、前記VCOは、搬送周波数のN倍の周波数の矩形波
発振器からなり、このVCOの出力側にN分の1の分周
回路を結合し、この分周回路と前記一方の乗算器との間
分周出力の90度移相したディジタル信号を記憶し出
力する第2のROMを介在し、前記分周回路と前記他方
の乗算器との間に分周出力の移相しないディジタル信号
を記憶し出力する第1のROMを介在してなることを特
徴とするデータ伝送回路である。
【0008】
【作用】入力したQPSK信号はA/D変換器41です
ぐにディジタル値に変換し、乗算器37、38で第1の
ROM47と第2のROM48で発生した信号と乗算さ
れる。乗算されたデータは、LPF39、40と、信号
処理回路33によってデータが再生される。
【0009】ここで、サンプリング間隔を復調した搬送
波と同期したN分周で行うものとする。例えば、N=4
でサンプリングすると、第1のROM47では、+1,
+1,−1,−1,…となり、第2のROM48では、
−1,+1,+1,−1,…となり、+1か−1とな
る。したがって、乗算器37、38では、ディジタルの
QPSK信号に+1または−1を乗算して次段の回路へ
送られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第1図に基き説明
する。第1図において、26はQPSK信号入力端子
で、このQPSK信号入力端子26に直接、A/D変換
器41を結合する。このA/D変換器41の出力側は、
分岐点で2つに分岐され、それぞれディジタル型の乗算
器37、38に結合され、さらにディジタル型のLPF
39、40に結合されている。これらのディジタル型の
LPF39、40は、位相差検出のためのディジタル信
号処理回路33に結合され、このディジタル信号処理回
路33の出力側には、データ出力端子43、クロック出
力端子44およびD/A変換器42が結合されている。
【0011】このD/A変換器42には、N×fHz
の矩形波を発振するVCO45が結合される。図2にお
けるVCO34が搬送周波数と同じf Hzの正弦波発
振器であるのに対し、本発明回路におけるVCO45
は、N×f Hzの矩形波を発振する回路が用いられ
る。このVCO45の出力側にカウンタからなりN分周
する分周器46が結合され、この分周器46の出力側を
2つに分岐して、この分周回路46と前記一方の乗算器
38との間に、分周出力の90度移相したディジタル信
号を記憶し出力する第2のROM48を介在し、前記分
周回路46と前記他方の乗算器37との間に、分周出力
の移相しないディジタル信号を記憶し出力する第1のR
OM47を介在している。
【0012】以上のような構成において、QPSK信号
入力端子26に入力したQPSK信号は、A/D変換器
41ですぐにディジタル値に変換して乗算器37、38
へ送られる。この乗算器37、38では、第1のROM
47と第2のROM48で発生した信号と乗算される。
この乗算されたデータは、前記ディジタル型のLPF3
9、40と、位相差検出のためのディジタル信号処理回
路33によってデータが再生され、データ出力端子43
にデータが出力し、クロック出力端子44にクロックが
出力し、D/A変換器42に位相差信号が出力する。
【0013】ここで、復調した搬送波とディジタル値に
変換したQPSK信号とをディジタル的に乗算するため
には、乗算を一定時間間隔で区切って行う必要があり、
また、その間隔はサンプリング定理を満足する程度に短
くなければならない。そこで、この間隔を図4における
復調した搬送波と同期したN分周で行うものとする。例
えば第4図において、N=4でサンプリングすると、第
1のROM47では、+1,+1,−1,−1,…とな
り、第2のROM48では、90゜の位相差を有するこ
とから、−1,+1,+1,−1,…となり、+1か−
1となる。したがって、乗算器37、38では、ディジ
タルのQPSK信号に+1または−1を乗算して次段の
回路へ送られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、
/D変換器が従来は2つ必要であったものが1つで済
み、回路構成が簡単になる。また、−90゜移相はディ
ジタル信号で処理するようにしたので、90゜の位相差
が温度変化などで変動することがなく、受信信号からデ
ータを再生するとき、誤りが発生せず、信頼性の高い回
路となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ伝送回路の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】従来のデータ伝送回路のブロック図である。
【図3】一般的な衛星放送受信機のブロック図である。
【図4】波形図である。
【符号の説明】
11…放送衛星、12…パラボラアンテナ、13…BS
コンバータ、14…BSチューナ、15…選局回路、1
6…FM復調回路、17…映像−音声分離回路、18…
デエンファシス回路、19…エネルギー拡散信号除去回
路、20…テレビ受像機、21…映像入力端子、22…
QPSK(4位相復調)回路、23…PCM復調回路、
24…デエンファシス回路、25…音声入力端子、26
…QPSK入力端子、27、28…アナログ乗算器、2
9、30…アナログLPF、31、32…A/D変換
器、33…信号処理回路、34…矩形波VCO、35…
−90゜移相器、36…D/A変換器、37、38…デ
ィジタル乗算器、39、40…ディジタルLPF、41
…A/D変換器、42…D/A変換器、43…データ出
力端子、44…クロック出力端子、45…矩形波VC
O、46…分周回路、47…第1のROM、48…第2
のROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 QPSK入力端子に入力したQPSK信
    号を分岐点で2つに分岐し、それぞれ乗算器、LPFを
    介してディジタル信号処理回路に結合し、このディジタ
    信号処理回路から復調出力と位相差出力とを得て、こ
    の位相差出力をVCOを介して前記一方の乗算器には
    0度移相した信号を送り、他方の乗算器にはそのまま送
    ることにより入力した搬送波と復調した搬送波の位相差
    が0となるように制御するようにしたデータ伝送回路
    おいて、前記QPSK入力端子と前記分岐点との間にA
    /D変換器を介在し、前記乗算器およびLPFはディジ
    タル形を用い、前記ディジタル信号処理回路とVCOと
    の間にD/A変換器を介在し、前記VCOは、搬送周波
    数のN倍の周波数の矩形波発振器からなり、このVCO
    の出力側にN分の1の分周回路を結合し、この分周回路
    と前記一方の乗算器との間に分周出力の90度移相した
    ディジタル信号を記憶し出力する第2のROMを介在
    、前記分周回路と前記他方の乗算器との間に分周出力
    の移相しないディジタル信号を記憶し出力する第1のR
    OMを介在してなることを特徴とするデータ伝送回路。
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US7321639B2 (en) 2003-03-07 2008-01-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Demodulator and address information extractor
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