JPH10233971A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

Info

Publication number
JPH10233971A
JPH10233971A JP11782497A JP11782497A JPH10233971A JP H10233971 A JPH10233971 A JP H10233971A JP 11782497 A JP11782497 A JP 11782497A JP 11782497 A JP11782497 A JP 11782497A JP H10233971 A JPH10233971 A JP H10233971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
vsb
analog
digital
modulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11782497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Konishi
孝明 小西
Kazuya Ueda
和也 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to BR9706428A priority Critical patent/BR9706428A/pt
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11782497A priority patent/JPH10233971A/ja
Priority to CN97108731A priority patent/CN1116765C/zh
Priority to CA002225127A priority patent/CA2225127A1/en
Priority to KR1019970071068A priority patent/KR100515551B1/ko
Priority to US08/994,350 priority patent/US6154505A/en
Publication of JPH10233971A publication Critical patent/JPH10233971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 AM変調信号とディジタルVSB変調信号を
ともに受信する受信機を構成することを目的とする。 【解決手段】 AM変調信号とディジタルVSB変調信
号と検波する検波器とAM変調信号とディジタルVSB
変調信号を帯域制限するフィルタとAM変調信号とディ
ジタルVSB変調信号をIF信号に周波数変換するチュ
ーナを共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログNTSC
等のアナログ残留側波帯(以下VSBと記す)変調され
た地上波放送と米国の地上波ディジタル放送のATV
(advancedtelevision)のディジタ
ルVSB変調された地上波放送の放送受信装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現行のNTSC等に用いられているアナ
ログVSB変調信号は図8に示すような周波数関係を持
った映像搬送波19、音声搬送波17、色副搬送波18
をもち、テレビジョン受信機に内蔵されているアナログ
VSB変調信号は図9に示すように、アナログVSBチ
ューナ2で中間周波数(以下IFと記す)に周波数変換
し、映像帯域(映像搬送波、色副搬送波)は図8に示す
周波数特性20を持ったSAWフィルタ等の帯域制限フ
ィルタ4で帯域制限を行った後で、AM検波器13でベ
ースバンド信号に変換し、アナログVSB映像処理9で
映像処理を行っており、音声信号帯域(音声搬送波)は
図8に示すような周波数特性16を持ったSAWフィル
タ等の帯域制限フィルタ6で帯域制限を行った後で、音
声信号をアナログVSB音声処理7でFM検波及び音声
処理を行っていた。
【0003】AM検波器13は図11に示すようなアナ
ログVSBチューナ2で周波数変換したIF信号23と
AM検波器の局部発振器30の局部発振信号をミキサ2
8に入力することにより、ミキサの出力にIF信号23
と局部発振信号との差信号であるQ軸29の信号を作り
出し、それをローパスフィルタ(以下LPFと記す)3
1に通して、Auto Phase Controll
(以下APCと記す)電圧32に変換してAM検波器の
局部発振器30にフィードバックし、位相のずれを補正
していた。
【0004】ATVのディジタルVSB変調された地上
波信号は図10に示すようなロールオフ率5.76%の
root raised cosine特性を持つ変調
波で、グランドアライアンスに記載されているようにチ
ューナからディジタルVSB検波までの構成は、図12
に示すようにチューナ42はダブルスーパヘテロダイン
チューナを用いており、VSB検波では、チューナ23
によって周波数変換されたIF信号とVSB検波器の局
部発振器30の局部発振信号の位相を90度ずらした信
号をミキサ25に入力し、ミキサ25の出力から得られ
るI軸26の信号をLPF34、リミッターアンプ35
に通した信号と、IF信号を局部発振器30の局部発振
信号をミキサ28に入力し、ミキサ28の出力から得ら
れるQ軸の信号29を、ミキサ36に入力してミキサ3
6の出力に図12に示すようなSカーブの信号を作り出
し、それをLPFに通して、APC電圧に変換してチュ
ーナの第2局部発振器にフィードバックし、位相のずれ
を補正していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】将来、1つの搬送波で
1チャンネルの伝送を行うアナログVSB変調された地
上波放送の他に、1つの搬送波で多チャンネル伝送が可
能なディジタルVSB変調された地上波放送の普及が考
えられるが、その際、受信機がアナログVSB変調され
た地上波放送とディジタルVSB変調された地上波放送
で別々に必要となるため、アナログVSB変調された地
上波放送とディジタルVSB変調された地上波放送を両
方受信できる受信機を作成すると大幅なコストアップと
なる問題点がある。
【0006】さらにグランドアライアンスに記載されて
いるディジタルVSB検波器では、図13に示すように
ミキサ出力のSカーブの位相が0度のポイントと位相が
180度のポイントの2個所で位相がロックされるため
に、180度で位相がロックされた場合には位相を反転
させる回路が必要となる問題点がある。
【0007】またグランドアライアンスに記載されてい
るように、APC電圧をチューナの第2局部発振器にフ
ィードバックすると、APCのループの系が長くなり、
APCがロックする時間がかかる問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、アナログVSB変調された地上波信号と
ディジタルVSB変調された地上波信号を図11に示す
AM検波器を用いることで、VSB検波にも図11に示
すAM検波器を用いて、AM検波器の局部発振器にAP
C電圧をフィードバックするAPCの系を構成すると、
図12に示すグランドアライアンスに記載されているV
SB検波器のように位相が0度のポイントと位相が18
0度のポイントの2個所で位相がロックすることがな
く、必ず0度のポイントで位相ロックし、信号の位相誤
差を電圧に変換したAPC電圧を検波器の局部発振器に
フィードバックしているため、位相がロックする時間も
短くなり、検波器の局部発振器を水晶発振器で構成する
ことで発振器の位相ジッタを少なくし、APCによる位
相誤差を小さくでき、それによってアナログVSB変調
信号とディジタルVSB変調信号を同じ検波器で検波で
きることを特徴としたものであり、本発明は、アナログ
VSB変調された地上波信号とディジタルVSB変調さ
れた地上波信号をAM検波及びVSB検波する前に帯域
制限するフィルタは、アナログVSB変調された地上波
信号受信時とディジタルVSB変調された地上波信号受
信時の両方ともロールオフ率5.76%root ra
ised cosineフィルタを通過させ、アナログ
VSB変調された地上波信号を受信するときには帯域制
限するフィルタの前に、音声搬送波を減衰させるトラッ
プ回路通過させることを特徴としたものであり、本発明
は、ディジタルVSB変調信号をチューナに通すときに
性能が劣化する原因となるチューナの局部発振器の位相
雑音を良くするために、現行のアナログVSB変調され
た地上波信号を受信するテレビジョン受信機に使用して
いるシングルスーパヘテロダインチューナにおいて、局
部発振器の位相雑音が10kHz離調時に70dBc以
上になるチューナを用いることで、アナログVSB変調
された地上波信号とディジタルVSB変調された地上波
信号を同じチューナで周波数変換されることを特徴とし
たものであり、本発明は、アナログVSB変調された地
上波信号とディジタルVSB変調された地上波信号を図
11に示すAM検波器を用いることで、VSB検波にも
図11に示すAM検波器を用いて、AM検波器の局部発
振器にAPC電圧をフィードバックするAPCの系を構
成すると、図12に示すグランドアライアンスに記載さ
れているVSB検波器のように位相が0度のポイントと
位相が180度のポイントの2個所で位相がロックする
ことがなく、必ず0度のポイントで位相ロックし、信号
の位相誤差を電圧に変換したAPC電圧を検波器の局部
発振器にフィードバックしているため、APCがロック
する時間も短くなるり、検波器の局部発振器を水晶発振
器で構成することで発振器の位相ジッタを少なくし、A
PCによる位相誤差を小さくでき、それによってアナロ
グVSB変調信号とディジタルVSB変調信号を同じ検
波器で検波でき、且つアナログVSB変調された地上波
信号とディジタルVSB変調された地上波信号をAM検
波及びVSB検波する前に帯域制限するフィルタは、ア
ナログVSB変調された地上波信号受信時とディジタル
VSB変調された地上波信号受信時の両方ともロールオ
フ率5.76%のroot raised cosin
eフィルタを通過させ、アナログVSB変調された地上
波信号を受信するときには帯域制限するフィルタの前
に、音声搬送波を減衰させるトラップ回路通過させるこ
とを特徴としたものであり、本発明は、アナログVSB
変調された地上波信号とディジタルVSB変調された地
上波信号を図11に示すAM検波器を用いることで、V
SB検波にも図11に示すAM検波器を用いて、AM検
波器の局部発振器にAPC電圧をフィードバックするA
PCの系を構成すると、図12に示すグランドアライア
ンスに記載されているVSB検波器のように位相が0度
のポイントと位相が180度のポイントの2個所で位相
がロックすることがなく、必ず0度のポイントで位相ロ
ックし、信号の位相誤差を電圧に変換したAPC電圧を
検波器の局部発振器にフィードバックしているため、A
PCがロックする時間も短くなるり、検波器の局部発振
器を水晶発振器で構成することで発振器の位相ジッタを
少なくし、APCによる位相誤差を小さくでき、それに
よってアナログVSB変調信号とディジタルVSB変調
信号を同じ検波器で検波でき、且つディジタルVSB変
調信号をチューナに通すときに性能が劣化する原因とな
るチューナの局部発振器の位相雑音を良くするために、
現行のアナログVSB変調された地上波信号を受信する
テレビジョン受信機に使用しているシングルスーパヘテ
ロダインチューナにおいて、局部発振器の位相雑音が1
0kHz離調時に70dBc以上になるチューナを用い
ることで、アナログVSB変調された地上波信号とディ
ジタルVSB変調された地上波信号を同じチューナで周
波数変換されることを特徴としたものであり、本発明
は、アナログVSB変調された地上波信号とディジタル
VSB変調された地上波信号をAM検波及びVSB検波
する前に帯域制限するフィルタは、アナログVSB変調
された地上波信号受信時とディジタルVSB変調された
地上波信号受信時の両方ともロールオフ率5.76%の
root raised cosineのフィルタを通
過させ、アナログVSB変調された地上波信号を受信す
るときには帯域制限するフィルタの前に、音声信号のみ
を減衰させるトラップ回路通過させ、且つディジタルV
SB変調信号をチューナに通すときに性能が劣化する原
因となるチューナの局部発振器の位相雑音を良くするた
めに、現行のアナログVSB変調された地上波信号を受
信するテレビジョン受信機に使用しているシングルスー
パヘテロダインチューナにおいて、局部発振器の位相雑
音が10kHz離調時に70dBc以上になるチューナ
を用いることで、アナログVSB変調された地上波信号
とディジタルVSB変調された地上波信号を同じチュー
ナで周波数変換されることを特徴としたものであり、本
発明は、アナログVSB変調された地上波信号とディジ
タルVSB変調された地上波信号を図11に示すAM検
波器を用いることで、VSB検波にも図11に示すAM
検波器を用いて、AM検波器の局部発振器にAPC電圧
をフィードバックするAPCの系を構成すると、図12
に示すグランドアライアンスに記載されているVSB検
波器のように位相が0度のポイントと位相が180度の
ポイントの2個所で位相がロックすることがなく、必ず
0度のポイントで位相ロックし、信号の位相誤差を電圧
に変換したAPC電圧を検波器の局部発振器にフィード
バックしているため、APCがロックする時間も短くな
るり、検波器の局部発振器を水晶発振器で構成すること
で、発振器の位相ジッタを少なくし、APCによる位相
誤差を小さくでき、それによってアナログVSB変調信
号とディジタルVSB変調信号を同じ検波器で検波で
き、且つアナログVSB変調された地上波信号とディジ
タルVSB変調された地上波信号をAM検波及びVSB
検波する前に帯域制限するフィルタは、アナログVSB
変調された地上波信号受信時とディジタルVSB変調さ
れた地上波信号受信時の両方ともロールオフ率5.76
%のroot raised cosineフィルタを
通過させ、アナログVSB変調された地上波信号を受信
するときには帯域制限するフィルタの前に、音声搬送波
を減衰させるトラップ回路通過させ、且つディジタルV
SB変調信号をチューナに通すときに性能が劣化する原
因となるチューナの局部発振器の位相雑音を良くするた
めに、現行のアナログVSB変調された地上波信号を受
信するテレビジョン受信機に使用しているシングルスー
パヘテロダインチューナにおいて、局部発振器の位相雑
音が10kHz離調時に70dBc以上になるチューナ
を用いることで、アナログVSB変調された地上波信号
とディジタルVSB変調された地上波信号を同じチュー
ナで周波数変換されることを特徴としたものである。
【0009】本発明によれば、位相を反転させる回路が
必要とせず、APCのロック時間を小さくし、APCの
位相誤差を小さくし、アナログVSB変調信号とディジ
タルVSB変調信号を受信できる低コストのAM変調信
号、ディジタルVSB変調信号受信装置を提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、アナログ残留側波帯
(以下アナログVSBと記す)変調された地上波信号と
ディジタル残留側波帯(以下ディジタルVSBと記す)
変調された地上波信号に対し同じ検波器を用い、同相の
みで位相をロックすることを特徴とするものであり、ま
た本発明は、上記発明において、アナログVSB変調さ
れた地上波信号とディジタルVSB変調された地上波信
号をAM検波及びVSB検波する前に帯域制限するフィ
ルタを設け、アナログVSB変調された地上波信号受信
時とディジタルVSB変調された地上波信号受信時の両
方とも前記フィルタを通過させることを特徴とするもの
であり、また本発明は、上記発明において、アナログV
SB変調された地上波信号とディジタルVSB変調され
た地上波信号を周波数変換するチューナを設けたことを
特徴とするものであり、また本発明は、上記発明におい
て、アナログVSB変調された地上波信号とディジタル
VSB変調された地上波信号は同一のチューナで周波数
変換されることを特徴とするものであり、また本発明
は、アナログVSB変調された地上波信号受信時には、
アナログVSB変調信号及びディジタルVSB信号を帯
域制限する帯域制限フィルタを通過させる前にアナログ
VSB変調信号の音声搬送波を減衰させるトラップ回路
を通過させることを特徴とするものであり、また本発明
は、上記発明において、アナログVSB変調された地上
波信号受信時には、アナログVSB変調信号及びディジ
タルVSB信号を帯域制限する帯域制限フィルタはロー
ルオフ率5.76%のroot raised cos
ineフィルタであることを特徴とするものであり、ま
た本発明は、アナログVSB変調された地上波信号とデ
ィジタルVSB変調された地上波信号を周波数変換する
チューナは局部発振器の位相雑音が10kHz離調時で
70dBc以上となるシングルスーパヘテロダインチュ
ーナであることを特徴とするものであり、アナログVS
B変調信号とディジタルVSB変調信号の両方を受信で
きる低コストの受信機を作成できるという作用を有す
る。
【0011】また本発明は、上記発明において、アナロ
グVSB変調された地上波信号とディジタルVSB変調
された地上波信号をAM検波及びVSB検波する検波器
は、この検波器の局部発振器の局部発振信号と中間周波
信号と掛け算して得られるQ軸のみの信号をローパスフ
ィルタに通して得られるAuto Phase Con
troll(以下APCと記す)電圧を前記局部発振器
にフィードバックし、位相をロックさせることを特徴と
するものであり、検波後の位相反転回路を必要とせず、
APCのロック時間を小さくし、AM変調信号とディジ
タルVSB変調信号の両方を受信できる低コストの受信
機を作成できるという作用を有する。
【0012】また本発明は、ディジタルVSB変調され
た地上波信号をVSB検波する検波器の局部発振器は水
晶発振器でアナログVSB変調された地上波信号とディ
ジタルVSB変調された地上波信号を同じ検波器で検波
することのできることを特徴とするものであり、検波後
の位相反転回路を必要とせず、APCの位相誤差を小さ
くし、APCのロック時間を小さくし、AM変調信号と
ディジタルVSB変調信号の両方を受信できる低コスト
の受信機を作成できるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図15を用いて説明する。 (実施の形態1)図1はアナログVSB変調された地上
波信号とディジタルVSB変調された地上波信号を同じ
検波器で検波する時のブロック構成図を示し、2はアナ
ログVSB変調信号をIF信号に周波数変換するアナロ
グVSBチューナ、3はディジタルVSB変調信号をI
F信号に周波数変換するディジタルVSBチューナ、4
はIF信号に変換されたアナログVSB変調信号の映像
帯域(映像搬送波19、色副搬送波18)を抜き取る帯
域制限フィルタ、5はIF信号に周波数変換されたディ
ジタルVSB変調信号を帯域制限する帯域制限フィル
タ、6はIF信号に変換されたアナログVSB変調信号
の音声搬送波17を抜き取る帯域制限フィルタ、7は音
声信号をFM検波及び音声処理するアナログVSB音声
処理、8はアナログVSB変調信号及びディジタルVS
B変調信号を検波して、ベースバンド信号に変換するA
M/VSB検波器、9はAM検波されたベースバンド信
号を映像処理するアナログVSB処理回路、10はVS
B検波された信号を映像処理及び音声処理するディジタ
ルVSB処理である。
【0014】AM/VSB検波器8は図11に示すよう
な構成で、検波器の局部発振器30の局部発振信号とI
F信号23とをミキサ28で掛け算して得られる図14
に示すようなQ軸のみの信号をLPF31に通して、A
PC電圧に変換してAM検波器の局部発振器30にフィ
ードバックし、位相のずれを補正している。
【0015】アナログVBS変調された地上波信号の映
像帯域(映像搬送波19、色副搬送波18)を抜き取る
帯域制限フィルタは図8の20に示す周波数特性であ
り、映像搬送波19から4.5MHz離れた音声搬送波
17を減衰させており、映像搬送波19から4.5MH
z離れた音声搬送波17を抜き取る帯域制限フィルタ6
は映像搬送波19と映像搬送波19から3.58MHz
離れた色副搬送波18を減衰させており、ディジタルV
SB変調信号を帯域制限する帯域制限フィルタ12の周
波数特性は図10に示す特性であり、ロールオフ率が
5.76%のroot raised cosineの
周波数特性をもつ。
【0016】ディジタルVSBチューナ3はアナログV
SBチューナ2に比べチューナの局部発振信号の位相雑
音が良く、10kHz周波数離調時で70dBc以上の
位相雑音特性が必要である。
【0017】アナログVSB変調信号された地上波信号
受信時には、アナログVSB変調信号の映像信号はアナ
ログVSBチューナ2、帯域制限フィルタ4、AM/V
SB検波器8を通り、アナログVSB映像処理9に入力
され、アナログVSB変調信号の音声信号はアナログV
SBチューナ2、帯域制限フィルタ6を通り、アナログ
VSB音声処理7に入力され、ディジタルVSB変調信
号された地上波信号受信時には、ディジタルVSB変調
信号はディジタルVSBチューナ3、帯域制限フィルタ
5、AM/VSB検波器8を通り、ディジタルVSB処
理10に入力される。
【0018】(実施の形態2)図2はアナログVSB変
調された地上波信号とディジタルVSB変調された地上
波信号を同じ帯域制限フィルタで帯域制限するときの時
のブロック構成図を示し、2はアナログVSB変調信号
をIF信号に周波数変換するアナログVSBチューナ、
3はディジタルVSB変調信号をIF信号に周波数変換
するディジタルVSBチューナ、11はアナログVSB
変調信号の音声搬送波17を減衰させるトラップ回路、
12はアナログVSB変調信号及びディジタルVSB変
調信号を帯域制限する帯域制限フィルタ、6はIF信号
に変換されたアナログVSB変調信号の音声搬送波17
を抜き取る帯域制限フィルタ、7は音声信号をFM検波
及び音声処理するアナログVSB音声処理、13はアナ
ログVSB変調信号ベースバンド信号に変換するAM検
波器、14はディジタルVSB変調信号をベースバンド
信号に変換するVSB検波器、9はAM検波されたベー
スバンド信号を映像処理するアナログVSB処理回路、
10はVSB検波された信号を映像処理及び音声処理す
るディジタルVSB処理である。
【0019】AM検波器13は図11に示すような構成
で、検波器の局部発振器30の局部発振信号とIF信号
23とをミキサ28で掛け算して得られる図14に示す
ようなQ軸のみの信号をLPF31に通して、APC電
圧に変換してAM検波器の局部発振器30にフィードバ
ックし、位相のずれを補正している。
【0020】VSB検波14は図12に示すような構成
で、チューナ42で周波数変換したIF信号とVSB検
波器の局部発振器30の局部発振信号の位相を90度ず
らした信号をミキサ25に入力することによって得られ
るI軸26の信号をLPF34、リミッタアンプ35に
通した信号と、IF信号とVSB検波器の局部発振器3
0の局部発振信号をミキサ28に入力することによって
得られるQ軸の信号を、ミキサ36に入力してミキサ3
6の出力に図13に示すようなSカーブの信号を作り出
し、それをLPF33に通して、APC電圧32に変換
してチューナの第2局部発振器42にフィードバック
し、位相のずれを補正している。
【0021】トラップ回路11は図15に示すような周
波数特性をもち、映像搬送波19から4.5MHz離れ
た音声搬送波17を減衰させ、アナログVBS変調信号
とディジタルVSB変調信号を帯域制限する帯域制限フ
ィルタ12の周波数特性は図10に示す特性であり、ロ
ールオフ率が5.76%のroot raisedco
sineの周波数特性をもち、映像搬送波19から4.
5MHz離れた音声搬送波17を抜き取る帯域制限フィ
ルタ6は図8の16に示すような周波数特性をもち、映
像搬送波19と映像搬送波19から3.58MHz離れ
た色副搬送波18を減衰させている。
【0022】ディジタルVSBチューナ3はアナログV
SBチューナ2に比べチューナの局部発振信号の位相雑
音が良く、10kHz周波数離調時で70dBc以上の
位相雑音特性が必要である。
【0023】アナログVSB変調信号された地上波信号
受信時には、アナログVSB変調信号の映像信号はアナ
ログVSBチューナ2、トラップ回路11、帯域制限フ
ィルタ12、AM検波器13を通り、アナログVSB映
像処理9に入力され、アナログVSB変調信号の音声信
号はアナログVSBチューナ2、帯域制限フィルタ6を
通り、アナログVSB音声処理7に入力され、ディジタ
ルVSB変調信号された地上波信号受信時には、ディジ
タルVSB変調信号はディジタルVSBチューナ3、帯
域制限フィルタ12、VSB検波器14を通り、ディジ
タルVSB処理10に入力される。
【0024】(実施の形態3)図3はアナログVSB変
調された地上波信号とディジタルVSB変調された地上
波信号を同じチューナでIF信号に周波数変換するとき
の時のブロック構成図を示し、15はアナログVSB変
調信号とディジタルVSB変調信号をIF信号に周波数
変換するVSBチューナ、4はIF信号に変換されたア
ナログVSB変調信号の映像帯域(映像搬送波19、色
副搬送波18)を抜き取る帯域制限フィルタ、5はIF
信号に周波数変換されたディジタルVSB変調信号を帯
域制限する帯域制限フィルタ、6はIF信号に変換され
たアナログVSB変調信号の音声搬送波17を抜き取る
帯域制限フィルタ、7は音声信号をFM検波及び音声処
理するアナログVSB音声処理、13はアナログVSB
変調信号ベースバンド信号に変換するAM検波器、14
はディジタルVSB変調信号をベースバンド信号に変換
するVSB検波器、9はAM検波されたベースバンド信
号を映像処理するアナログVSB処理回路、10はVS
B検波された信号を映像処理及び音声処理するディジタ
ルVSB処理である。
【0025】AM検波器13は図11に示すような構成
で、検波器の局部発振器30の局部発振信号とIF信号
23とをミキサ28で掛け算して得られる図14に示す
ようなQ軸のみの信号をLPF31に通して、APC電
圧に変換してAM検波器の局部発振器30にフィードバ
ックし、位相のずれを補正している。
【0026】VSB検波12は図12に示すような構成
で、チューナ42で周波数変換したIF信号とVSB検
波器の局部発振器30の局部発振信号の位相を90度ず
らした信号をミキサ25に入力することによって得られ
るI軸26の信号をLPF34、、リミッタアンプ35
に通した信号と、IF信号とVSB検波器の局部発振器
30の局部発振信号をミキサ28に入力することによっ
て得られるQ軸29の信号を、ミキサ36に入力してミ
キサ36出力に図13に示すようなSカーブの信号を作
り出し、それをLP33Fに通して、APC電圧32に
変換してチューナ42の第2局部発振器にフィードバッ
クし、位相のずれを補正している。
【0027】アナログVBS変調された地上波信号の映
像帯域(映像搬送波19、色副搬送波17)を抜き取る
帯域制限フィルタ4は図8の20に示す周波数特性であ
り、映像搬送波19から4.5MHz離れた音声搬送波
17を減衰させており、映像搬送波19から4.5MH
z離れた音声搬送波17を抜き取る帯域制限フィルタ6
は映像搬送波19と映像搬送波19から3.58Mz離
れた周波数色副搬送波18を減衰させており、ディジタ
ルVSB変調信号を帯域制限する帯域制限フィルタ12
の周波数特性は図10に示す特性であり、ロールオフ率
が5.76%のroot raised cosine
の周波数特性をもつ。
【0028】VSBチューナは、アナログVSBチュー
ナ2に比べチューナの局部発振信号の位相雑音が良く、
10kHz周波数離調時で70dBc以上の位相雑音特
性が必要である。
【0029】アナログVSB変調信号された地上波信号
受信時には、アナログVSB変調信号の映像信号はVS
Bチューナ15、帯域制限フィルタ4、AM検波器13
を通り、アナログVSB映像処理9に入力され、アナロ
グVSB変調信号の音声信号はVSBチューナ15、帯
域制限フィルタ6を通り、アナログVSB音声処理7に
入力され、ディジタルVSB変調信号された地上波信号
受信時には、ディジタルVSB変調信号はVSBチュー
ナ15、帯域制限フィルタ5、VSB検波器14を通
り、ディジタルVSB処理10に入力される。
【0030】(実施の形態4)図4はアナログVSB変
調された地上波信号とディジタルVSB変調された地上
波信号を同じ検波器で検波し、同じ帯域制限フィルタで
帯域制限する時のブロック構成図を示し、2はアナログ
VSB変調信号をIF信号に周波数変換するアナログV
SBチューナ、3はディジタルVSB変調信号をIF信
号に周波数変換するディジタルVSBチューナ、11は
アナログVSB変調信号の音声搬送波17を減衰させる
トラップ回路、12はアナログVSB変調信号及びディ
ジタルVSB変調信号を帯域制限する帯域制限フィル
タ、6はIF信号に変換されたアナログVSB変調信号
の音声搬送波17を抜き取る帯域制限フィルタ、7は音
声信号をFM検波及び音声処理するアナログVSB音声
処理、8はアナログVSB変調信号及びディジタルVS
B変調信号を検波して、ベースバンド信号に変換するA
M/VSB検波器、9はAM検波されたベースバンド信
号を映像処理するアナログVSB処理回路、10はVS
B検波された信号を映像処理及び音声処理するディジタ
ルVSB処理である。
【0031】AM/VSB検波器8は図11に示すよう
な構成で、検波器の局部発振器30の局部発振信号とI
F信号23とをミキサ28で掛け算して得られる図14
に示すようなQ軸のみの信号をLPF31に通して、A
PC電圧に変換してAM検波器の局部発振器30にフィ
ードバックし、位相のずれを補正している。
【0032】トラップ回路11は図15に示すような周
波数特性をもち、映像搬送波19から4.5MHz離れ
た音声搬送波17を減衰させ、アナログVBS変調され
た地上波信号の映像信号を抜き取る帯域制限フィルタは
図8の20に示す周波数特性であり、映像搬送波19か
ら4.5MHz離れた音声搬送波17を減衰させてお
り、映像搬送波19から4.5MHz離れた音声搬送波
17を抜き取る帯域制限フィルタ6は映像搬送波19と
映像搬送波19から3.58MHz離れた色副搬送波1
8を減衰させており、ディジタルVSB変調信号を帯域
制限する帯域制限フィルタ12の周波数特性は図10に
示す特性であり、ロールオフ率が5.76%のroot
raised cosineの周波数特性をもつ。
【0033】ディジタルVSBチューナ3はアナログV
SBチューナ2に比べチューナの局部発振信号の位相雑
音が良く、10kHz周波数離調時で70dBc以上の
位相雑音特性が必要である。
【0034】アナログVSB変調信号された地上波信号
受信時には、アナログVSB変調信号の映像信号はアナ
ログVSBチューナ2、トラップ回路11、帯域制限フ
ィルタ12、AM/VSB検波器8を通り、アナログV
SB映像処理9に入力され、アナログVSB変調信号の
音声信号はアナログVSBチューナ2、帯域制限フィル
タ6を通り、アナログVSB音声処理7に入力され、デ
ィジタルVSB変調信号された地上波信号受信時には、
ディジタルVSB変調信号はディジタルVSBチューナ
3、帯域制限フィルタ12、AM/VSB検波器8を通
り、ディジタルVSB処理10に入力される。
【0035】(実施の形態5)図5はアナログVSB変
調された地上波信号とディジタルVSB変調された地上
波信号を同じチューナでIF信号に周波数変換し、同じ
検波器で検波する時のブロック構成図を示し、15はア
ナログVSB変調信号とディジタルVSB変調信号をI
F信号に周波数変換するVSBチューナ、4はIF信号
に変換されたアナログVSB変調信号の映像帯域(映像
搬送波19、色副搬送波18)を抜き取る帯域制限フィ
ルタ、5はIF信号に周波数変換されたディジタルVS
B変調信号を帯域制限する帯域制限フィルタ、6はIF
信号に変換されたアナログVSB変調信号の音声搬送波
17を抜き取る帯域制限フィルタ、7は音声信号をFM
検波及び音声処理するアナログVSB音声処理、8はア
ナログVSB変調信号及びディジタルVSB変調信号を
検波して、ベースバンド信号に変換するAM/VSB検
波器、9はAM検波されたベースバンド信号を映像処理
するアナログVSB処理回路、10はVSB検波された
信号を映像処理及び音声処理するディジタルVSB処理
である。
【0036】AM/VSB検波器8は図11に示すよう
な構成で、検波器の局部発振器30の局部発振信号とI
F信号23とをミキサ28で掛け算して得られる図14
に示すようなQ軸のみの信号をLPF31に通して、A
PC電圧32に変換して検波器の局部発振器30にフィ
ードバックし、位相のずれを補正している。
【0037】アナログVBS変調された地上波信号の映
像信号を抜き取る帯域制限フィルタは図8の20に示す
周波数特性であり、映像搬送波19から4.5MHz離
れた音声搬送波17を減衰させており、映像搬送波19
から4.5MHz離れた音声搬送波17を抜き取る帯域
制限フィルタ6は映像搬送波19と映像搬送波19から
3.58MHz離れた色副搬送波18を減衰させてお
り、ディジタルVSB変調信号を帯域制限する帯域制限
フィルタ12の周波数特性は図10に示す特性であり、
ロールオフ率が5.76%のroot raised
cosineの周波数特性をもつ。
【0038】ディジタルVSBチューナ3はアナログV
SBチューナ2に比べチューナの局部発振信号の位相雑
音が良く、10kHz周波数離調時で70dBc以上の
位相雑音特性が必要である。
【0039】アナログVSB変調信号された地上波信号
受信時には、アナログVSB変調信号の映像信号はVS
Bチューナ15、帯域制限フィルタ4、AM/VSB検
波器8を通り、アナログVSB映像処理9に入力され、
アナログVSB変調信号の音声信号はVSBチューナ1
5、帯域制限フィルタ6を通り、アナログVSB音声処
理7に入力され、ディジタルVSB変調信号された地上
波信号受信時には、ディジタルVSB変調信号はVSB
チューナ15、帯域制限フィルタ5、AM/VSB検波
器8を通り、ディジタルVSB処理10に入力される。
【0040】(実施の形態6)図6はアナログVSB変
調された地上波信号とディジタルVSB変調された地上
波信号を同じチューナでIF信号に周波数変換し、同じ
帯域制限フィルタで帯域制限するときの時のブロック構
成図を示し、15はアナログVSB変調信号とディジタ
ルVSB変調信号をIF信号に周波数変換するVSBチ
ューナ、11はアナログVSB変調信号の音声搬送波1
7を減衰させるトラップ回路、12はアナログVSB変
調信号及びディジタルVSB変調信号を帯域制限する帯
域制限フィルタ、6はIF信号に変換されたアナログV
SB変調信号の音声搬送波17を抜き取る帯域制限フィ
ルタ、7は音声信号をFM検波及び音声処理するアナロ
グVSB音声処理、13はアナログVSB変調信号ベー
スバンド信号に変換するAM検波器、14はディジタル
VSB変調信号をベースバンド信号に変換するVSB検
波器、9はAM検波されたベースバンド信号を映像処理
するアナログVSB処理回路、10はVSB検波された
信号を映像処理及び音声処理するディジタルVSB処理
である。
【0041】AM検波器13は図11に示すような構成
で、検波器の局部発振器30の局部発振信号とIF信号
23とをミキサ28で掛け算して得られる図14に示す
ようなQ軸のみの信号をLPF31に通して、APC電
圧32に変換してAM検波器の局部発振器30にフィー
ドバックし、位相のずれを補正している。
【0042】VSB検波器14図12に示すような構成
で、はチューナ42で周波数変換したIF信号とVSB
検波器の局部発振器30の局部発振信号の位相を90度
ずらした信号をミキサ25に入力することによって得ら
れるI軸26の信号をLPF34、リミッタアンプ35
に通した信号と、IF信号とVSB検波器の局部発振器
30の局部発振信号をミキサ28に入力することによっ
て得られるQ軸29の信号をミキサ36に入力してミキ
サ36の出力に図13に示すようなSカーブの信号を作
り出し、それをLPF33に通して、APC電圧32に
変換してチューナ42の第2局部発振器にフィードバッ
クし、位相のずれを補正している。
【0043】トラップ回路11は図15に示すような周
波数特性をもち、映像搬送波19から4.5MHz離れ
た音声搬送波17を減衰させ、アナログVBS変調信号
とディジタルVSB変調信号を帯域制限する帯域制限フ
ィルタ12の周波数特性は図10に示す特性であり、ロ
ールオフ率が5.76%のroot raisedco
sineの周波数特性をもち、映像搬送波19から4.
5MHz離れた音声搬送波17を抜き取る帯域制限フィ
ルタ6は図8の16に示すような周波数特性をもち、映
像搬送波19と映像搬送波19から3.58MHz離れ
た周波数色副搬送波18を減衰させている。
【0044】VSBチューナ3はアナログVSBチュー
ナ2に比べチューナの局部発振信号の位相雑音が良く、
10kHz周波数離調時で70dBc以上の位相雑音特
性が必要である。
【0045】アナログVSB変調信号された地上波信号
受信時には、アナログVSB変調信号の映像信号はVS
Bチューナ15、トラップ回路11、帯域制限フィルタ
12、AM検波器13を通り、アナログVSB映像処理
9に入力され、アナログVSB変調信号の音声信号はア
ナログVSBチューナ2、帯域制限フィルタ6を通り、
アナログVSB音声処理7に入力され、ディジタルVS
B変調信号された地上波信号受信時には、ディジタルV
SB変調信号はVSBチューナ15、帯域制限フィルタ
12、VSB検波器14を通り、ディジタルVSB処理
10に入力される。
【0046】(実施の形態7)図7はAM変調された地
上波信号とディジタルVSB変調された地上波信号を同
じチューナでIF信号に周波数変換し、同じ帯域制限フ
ィルタで帯域制限し、同じ検波器で検波する時のブロッ
ク構成図を示し、15はアナログVSB変調信号とディ
ジタルVSB変調信号をIF信号に周波数変換するディ
ジタルVSBチューナ、11は図8に示すアナログVS
B変調信号の音声搬送波17を減衰させるトラップ回
路、12はアナログVSB変調信号及びディジタルVS
B変調信号を帯域制限する帯域制限フィルタ、6はIF
信号に変換されたアナログVSB変調信号の音声搬送波
17を抜き取る帯域制限フィルタ、7は音声信号をFM
検波及び音声処理するアナログVSB音声処理、8はア
ナログVSB変調信号及びディジタルVSB変調信号を
検波して、ベースバンド信号に変換するAM/VSB検
波器、9はAM検波されたベースバンド信号を映像処理
するアナログVSB処理回路、10はVSB検波された
信号を映像処理及び音声処理するディジタルVSB処理
である。
【0047】AM/VSB検波器8は図11に示すよう
な構成で、検波器の局部発振器30の局部発振信号とI
F信号23とをミキサ28で掛け算して得られる図14
に示すようなQ軸29のみの信号をLPF31に通し
て、APC電圧32に変換してAM検波器の局部発振器
30にフィードバックし、位相のずれを補正している。
【0048】トラップ回路11は図15に示すような周
波数特性をもち、映像搬送波19から4.5MHz離れ
た音声搬送波17を減衰させ、アナログVBS変調され
た地上波信号の映像信号を抜き取る帯域制限フィルタは
図8の20に示す周波数特性であり、IFから4.5M
Hz離れた音声搬送波17を減衰させており、映像搬送
波から4.5MHz離れた音声搬送波17を抜き取る帯
域制限フィルタ6は映像搬送波19と映像搬送波19か
ら3.58MHz離れた色副搬送波18を減衰させてお
り、ディジタルVSB変調信号を帯域制限する帯域制限
フィルタ12の周波数特性は図9に示す特性であり、ロ
ールオフ率が5.76%のroot raised c
osineの周波数特性をもつ。
【0049】VSBチューナ15はアナログVSBチュ
ーナ2に比べチューナの局部発振信号の位相雑音が良
く、10kHz周波数離調時で70dBc以上の位相雑
音特性が必要である。
【0050】アナログVSB変調信号された地上波信号
受信時には、アナログVSB変調信号の映像信号はVS
Bチューナ15、トラップ回路11、帯域制限フィルタ
12、AM/VSB検波器8を通り、アナログVSB映
像処理9に入力され、アナログVSB変調信号の音声信
号はVSBチューナ15、帯域制限フィルタ6を通り、
アナログVSB音声処理7に入力され、ディジタルVS
B変調信号された地上波信号受信時には、ディジタルV
SB変調信号はVSBチューナ15、帯域制限フィルタ
12、AM/VSB検波器8を通り、ディジタルVSB
処理10に入力される。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アナログ
のAM変調信号及びディジタルVSB変調信号をIF信
号に周波数変換するチューナと、IF信号を帯域制限す
る帯域制限フィルタと、AM信号を検波するAM検波器
とディジタルVSB検波器を共用することで、低コスト
のAM変調信号とディジタルVSB変調信号の両方を受
信できる受信装置を提供することが可能となり、検波器
ではQ軸の信号のみからAPCを制御することで位位相
転回路を設ける必要がなく、APCを検波器の局部発振
器にフィードバックすることで、APCのロック時間を
短くすることができ、検波器の局部発振器は水晶発振器
で構成することで、局部発振進吾の位相ジッタを小さく
できるため、位相誤差を小さくできる受信装置を提供す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の形態による放送受信装置の
構成図
【図2】本発明の一実施例の形態による放送受信装置の
構成図
【図3】本発明の一実施例の形態による放送受信装置の
構成図
【図4】本発明の一実施例の形態による放送受信装置の
構成図
【図5】本発明の一実施例の形態による放送受信装置の
構成図
【図6】本発明の一実施例の形態による放送受信装置の
構成図
【図7】本発明の一実施例の形態による放送受信装置の
構成図
【図8】アナログVSB変調信号の帯域制限フィルタの
周波数特性図
【図9】ディジタルVSB変調信号の帯域制限フィルタ
の周波数特性図
【図10】従来のテレビジョン受信機のアナログVSB
受信装置の構成図
【図11】従来のAM検波器の構成図
【図12】従来のVSB検波器の構成図
【図13】VSB検波器のSカーブ特性を示す図
【図14】AM検波器のQ軸信号を示す図
【図15】トラップ回路の周波数特性を示す図
【図16】AM/VSB検波器の局部発振器の共振回路
【符号の説明】
1 入力 2 アナログVSBチューナ 3 ディジタルVSBチューナ 4、5、6、12 帯域制限フィルタ 7 VSB音声処理 8 AM/VSB検波器 9 VSB映像処理処理回路 10 ディジタルVSB処理 11 トラップ回路 13 AM検波器 14 VSB検波器 15 VSBチューナ 16、 20、21 帯域制限フィルタの周波数特性 17 音声搬送波 18 色副搬送波 19 映像搬送波 20 パイロット信号 23 IF信号 24 IFアンプ 25、28、36 ミキサ 26 I軸 27 90度移相器 28 Q軸 30 局部発振器 31、 33、34 LPF 35 リミッタアンプ 37 トラップ回路の周波数特性 38 水晶 39 コンデンサ 40 抵抗 41 バリキャップダイオード 42 チューナ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ残留側波帯(以下アナログVS
    Bと記す)変調された地上波信号とディジタル残留側波
    帯(以下ディジタルVSBと記す)変調された地上波信
    号に対し同じ検波器を用い、前記検波器入力された信号
    を同相のみで位相をロックすることを特徴とする放送受
    信装置。
  2. 【請求項2】 アナログVSB変調された地上波信号と
    ディジタルVSB変調された地上波信号をAM検波及び
    VSB検波する前に帯域制限するフィルタを設け、アナ
    ログVSB変調された地上波信号受信時とディジタルV
    SB変調された地上波信号受信時の両方とも前記フィル
    タを通過させることを特徴とする請求項1記載の放送受
    信装置。
  3. 【請求項3】 アナログVSB変調された地上波信号と
    ディジタルVSB変調された地上波信号を周波数変換す
    るチューナを設けたことを特徴とする請求項1記載の放
    送受信装置。
  4. 【請求項4】 アナログVSB変調された地上波信号と
    ディジタルVSB変調された地上波信号は同一のチュー
    ナで周波数変換されることを特徴とする請求項2記載の
    放送受信装置。
  5. 【請求項5】 アナログVSB変調された地上波信号受
    信時には、アナログVSB変調信号及びディジタルVS
    B信号を帯域制限する帯域制限フィルタを通過させる前
    にアナログVSB変調信号の音声搬送波を減衰させるト
    ラップ回路を通過させることを特徴とする請求項2また
    は4に記載の放送受信装置。
  6. 【請求項6】 アナログVSB変調された地上波信号受
    信時には、アナログVSB変調信号及びディジタルVS
    B信号を帯域制限する帯域制限フィルタはロールオフ率
    5.76%のroot raised cosineフ
    ィルタであることを特徴とする請求項5記載の放送受信
    装置。
  7. 【請求項7】 アナログVSB変調された地上波信号と
    ディジタルVSB変調された地上波信号を周波数変換す
    るチューナは局部発振器の位相雑音が10kHz離調時
    で70dBc以上となるシングルスーパヘテロダインチ
    ューナであることを特徴とする請求項3または4記載の
    放送受信装置。
  8. 【請求項8】 アナログVSB変調された地上波信号と
    ディジタルVSB変調された地上波信号をAM検波及び
    VSB検波する検波器は、この検波器の局部発振器の局
    部発振信号と中間周波信号と掛け算して得られるQ軸の
    みの信号をローパスフィルタに通して得られるAuto
    Phase Controll(以下APCと記す)
    電圧を前記局部発振器にフィードバックし、位相をロッ
    クさせることを特徴とする請求項1、2、3、4のいず
    れかに記載の放送受信装置。
  9. 【請求項9】 ディジタルVSB変調された地上波信号
    をVSB検波する検波器の局部発振器は水晶発振器で構
    成することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
    の放送受信装置。
JP11782497A 1996-12-19 1997-05-08 放送受信装置 Pending JPH10233971A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BR9706428A BR9706428A (pt) 1996-12-19 1996-12-19 Aparelho de recepção de transmissão
JP11782497A JPH10233971A (ja) 1996-12-19 1997-05-08 放送受信装置
CN97108731A CN1116765C (zh) 1996-12-19 1997-12-18 广播接收装置
CA002225127A CA2225127A1 (en) 1996-12-19 1997-12-18 Broadcast receiving apparatus
KR1019970071068A KR100515551B1 (ko) 1996-12-19 1997-12-19 방송수신장치
US08/994,350 US6154505A (en) 1996-12-19 1997-12-19 Broadcast receiving apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-339306 1996-12-19
JP33930696 1996-12-19
JP11782497A JPH10233971A (ja) 1996-12-19 1997-05-08 放送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10233971A true JPH10233971A (ja) 1998-09-02

Family

ID=26455873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11782497A Pending JPH10233971A (ja) 1996-12-19 1997-05-08 放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10233971A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100427021B1 (ko) * 1998-12-30 2005-08-29 주식회사 대우일렉트로닉스 Qam/vsb적응채널등화기
US7386742B2 (en) * 1999-09-22 2008-06-10 Sony Corporation Method and apparatus for controlling power to a first and second circuit based on an operational mode and connecting state of an information processing apparatus
CN100440822C (zh) * 2001-03-26 2008-12-03 松下电器产业株式会社 电源控制装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100427021B1 (ko) * 1998-12-30 2005-08-29 주식회사 대우일렉트로닉스 Qam/vsb적응채널등화기
US7386742B2 (en) * 1999-09-22 2008-06-10 Sony Corporation Method and apparatus for controlling power to a first and second circuit based on an operational mode and connecting state of an information processing apparatus
CN100440822C (zh) * 2001-03-26 2008-12-03 松下电器产业株式会社 电源控制装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6133964A (en) Digital demodulator and method therefor
KR0157531B1 (ko) 텔레비젼신호 수신기에서 디지탈 반송파 복구 장치 및 방법
JP3241098B2 (ja) 多方式対応の受信装置
JPH06334553A (ja) アナログオーバーサンプリングを用いて信号帯域幅を増大する中間周波数fm受信機
JP2002044557A (ja) テレビジョン受信装置
KR100515551B1 (ko) 방송수신장치
US6950481B2 (en) Digital television receiver converting vestigial-sideband signals to double-sideband AM signals before
US4395734A (en) Remote muting for CATV/STV converters
US20020058487A1 (en) Same channel frequency interference reducing circuit and television broadcasting receiver
JPH10233971A (ja) 放送受信装置
JP3128371B2 (ja) 受信装置
GB2392566A (en) A tuner in which one band is up-converted and this or a second band is selected for direct conversion to baseband
US4599652A (en) Dual channel IF TV receiver with AFT derived from the picture carrier in the sound channel
US7145610B2 (en) Receiving method and apparatus of analog television signals technical field
KR100463502B1 (ko) 에이치디티브이의디지탈복조기
JP3495661B2 (ja) 受信装置
JP3495656B2 (ja) 受信装置
JP3495657B2 (ja) 受信装置
JP3038280B2 (ja) 受信装置
JP3617521B2 (ja) 受信装置
JP3617513B2 (ja) 受信装置
JP4300170B2 (ja) 受信装置
JP3495662B2 (ja) 受信装置
JP2004357165A (ja) オフセットビートキャンセラ
KR20000045637A (ko) 고화질 텔레비전의 디지털 복조기