JP3038280B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP3038280B2
JP3038280B2 JP4276977A JP27697792A JP3038280B2 JP 3038280 B2 JP3038280 B2 JP 3038280B2 JP 4276977 A JP4276977 A JP 4276977A JP 27697792 A JP27697792 A JP 27697792A JP 3038280 B2 JP3038280 B2 JP 3038280B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精細テレビジョン信
号と通常のテレビジョン信号を受信することが可能な受
信装置で、特に、高精細テレビジョン信号として6MH
zの帯域に圧縮された信号と、通常のテレビジョン信号
として6MHzの帯域を有するNTSC信号を共用受信
する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来からのテレビジョン放送方式
(NTSC、PAL等)に加えて、高精細テレビジョン
放送方式の確立が各国で進められている。これに伴い、
受信装置においても、高精細テレビジョン信号受信時の
画質・音質劣化が少ない受信装置が必要になってきた。
図13に従来のシングルスーパーヘテロダイン方式テレ
ビジョン受信装置を示す。同図において、1は信号入力
端子、2は選局信号入力端子、4は映像及び音声信号出
力端子、17、21は可変同調回路、18、20は可変
減衰器、19はRF増幅器、22は周波数変換器、2
3、25はIF増幅器、24はIFフィルタ、26は局
部発振器、29はローパスフィルタ、31はPLL(フ
ェーズロックループ)回路、34はAM復調器である。
また、これ以降は、例として標準TV信号にNTSC信
号を用いて説明していく。
【0003】信号入力端子1から入力されるNTSC信
号でAM変調されたRF信号のうち希望信号は、局部発
振器26の発振周波数に追従してその通過帯域の中心周
波数を可変する可変同調回路17、21で選択的に通過
され、希望信号が所望の受信レベルとなるよう可変減衰
器18、20及びRF増幅器19で適宜増幅あるいは減
衰され、周波数変換器22に入力される。周波数変換器
22では、選局信号入力端子2から入力される選局信号
により希望チャネルに対応した周波数で発振を行うよう
PLL回路31、ローパスフィルタ29でフィードバッ
クを形成してなる局部発振器26からの局部発振信号と
混合し、45MHz帯のIF信号を出力する。IF信号
は第1、2のIF増幅器23、25で増幅されると共
に、SAWフィルタ等で構成されるIFフィルタ24で
所望の帯域のみが通過され、AM復調器34で復調さ
れ、ベースバンドの映像及び音声信号が出力される。A
GCはAM復調器34の内部と可変減衰器18、20を
用いて行う。また、AFCは局部発振器26の発振周波
数を微調して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
受信装置は、NTSC等通常のテレビジョン信号を受信
するものであり、高精細テレビジョン信号の受信は考慮
されていない。また、通常のテレビジョン信号と高精細
テレビジョン信号を共に受信することも考慮されていな
い。
【0005】本発明の目的は、通常のテレビジョン信号
と高精細テレビジョン信号を共に受信することが可能
で、特に、通常のテレビジョン信号として6MHzの帯
域を有するNTSC信号と、高精細テレビジョン信号と
して6MHzの帯域に圧縮された信号を受信可能な受信
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、NTSC信号処理をシングルスーパ
ーヘテロダイン方式で行い、高精細テレビジョン信号処
理を第1、第2のミクサを有するダブルスーパーへテロ
ダイン方式で行う構成とし、そのダブルスーパーヘテロ
ダイン方式については、第1IF信号周波数を1GHz
以上に設定し、第1IFフィルタに高精細テレビジョン
信号の復調を劣化させない帯域内平坦度と低群遅延偏差
を有するバンドパスフィルタを用い、第2IFフィルタ
として高精細テレビジョン信号用SAWフィルタを設
け、復調部として高精細信号用復調器を設けた。
【0007】
【作用】本発明では、上記構成により、NTSC信号と
高精細テレビジョン信号を受信可能な受信装置を提供で
きる。また、選局回路、局部発振器、第1ミクサをNT
SC信号と高精細テレビジョン信号受信時に共用し、第
2IFフィルタあるいはIFフィルタと復調器をNTS
C信号と高精細テレビジョン信号用に個別に設けること
で、回路規模の低減したNTSC信号、高精細テレビジ
ョン信号を受信する受信装置が構成できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0009】図1は、本発明の第1の実施例を示す受信
装置のブロック図である。
【0010】同図において、1は信号入力端子、2は選
局信号入力端子、3は高精細テレビジョン信号出力端
子、4はNTSC用映像及び音声信号出力端子、5は分
配器、6は入力フィルタ、7、9、18、20は可変減
衰器、8、19は第1、第2のRF増幅器、10は第1
ミクサ、11は第1IFフィルタ、12は第1IF増幅
器、13は第2ミクサ、14は第1のIF増幅器、15
は高精細テレビジョン信号用IFフィルタ、16は第2
のIF増幅器、17、21は可変同調回路、22は第3
ミクサ、23は第3のIF増幅器、24はNTSC信号
用IFフィルタ、25は第4のIF増幅器、26は第3
の局部発振器、27は第1の局部発振器、28は第2の
局部発振器、29、30はローパスフィルタ、31、3
2はPLL回路、33は高精細テレビジョン信号用復調
器、34はNTSC信号用AM復調器、35は高精細テ
レビジョン信号用信号レベル検波器、36はローパスフ
ィルタ、37はAGC電圧増幅器である。同図におい
て、第13図と同様の動作を行う部分には、図13と同
一の番号を付し説明を略す。
【0011】NTSC信号が入力された場合には、従来
例で述べた信号処理と同じなのでここでは説明を省略す
る。信号入力端子1から、NTSC信号でAM変調され
たRF信号と、高精細テレビジョンの原信号をA/D変
換後データ圧縮しQAM(直交軸振幅変調)等でデジタ
変調された6MHzの帯域を有する高精細テレビジョ
ンのRF信号を入力し、分配器5で分配し、該高精細テ
レビジョンのRF信号については入力フィルタ6でVH
F帯、UHF帯(さらには、VHF帯を低域、中域、高
域に分割する場合もある。)に分割し、希望チャネルを
含む帯域を選択的に通過させる。その希望チャネルに対
し、所望の信号レベルとなるよう可変減衰器7、9及び
RF増幅器8で適宜増幅あるいは減衰し、第1ミクサ1
0へ入力する。第1ミクサ10では、選局信号入力端子
2から入力させる選局信号により希望チャネルに対応し
た周波数で発振を行うよう基準発振器や分周器を内蔵し
たPLL回路32、ローパスフィルタ30でフィードバ
ックを形成してなる局部発振器27からの局部発振信号
と混合し、第1IF信号を出力する。第1IF信号周波
数は受信信号の相互変調妨害などを低減するため、NT
SCテレビジョン信号の地上伝送帯域やCATV伝送帯
域の上限周波数以上に設定する。具体的には、第1局部
発振信号や第2局部発振信号及びその高調波信号による
相互干渉妨害も考慮して、1GHz以上で、1.2GH
z帯、1.7GHz帯、2.6GHz帯、3GHz帯等
に設定する。これらの周波数帯に設定された第1IF信
号を第1IFフィルタ11で選択的に通過させる。高精
細テレビジョン信号の復調はNTSC信号より精度の高
い復調を必要とする。高精細テレビジョン信号の復調特
性を劣化させないため、第1IFフィルタには帯域内平
坦度と低群遅延偏差を有するバンドパスフィルタを用い
る。第1IF信号は第1IF増幅器12で増幅した後第
2ミクサ13に入力する。第2ミクサでは第2の局部発
振器28からの局部発振信号と混合し、第2IF信号を
出力する。第2IF信号周波数は現行NTSC信号受信
時と同じ45MHz帯とする。第2IF信号を第1のI
F増幅器14で増幅した後、SAWフィルタ等で構成さ
れる高精細テレビジョン信号用IFフィルタ15に入力
する。IFフィルタで希望受信チャネルの帯域のみを通
過させる。高精細テレビジョン信号を受信する場合に
は、第2のIF増幅器16で希望受信チャネルを増幅し
高精細テレビジョン信号用復調器33に入力し、変調方
式に応じた復調を行い、データ圧縮された高精細テレビ
ジョン信号を出力端子3から出力する。出力された信号
はデータ伸長やD/A変換などを行うデジタル信号処理
回路へ入力され、高精細テレビジョンに映像及び音声あ
るいはデータを出力する。一方、NTSC信号を受信す
る場合には、第4のIF増幅器25で希望受信チャネル
を増幅しNTSC信号用AM復調器34に入力し、AM
復調され、ベースバンドの映像及び音声信号が出力端子
4から出力される。AGCは、高精細テレビジョン信号
を受信する場合は第2のIF増幅器16の出力から分岐
した信号を信号レベル検波器35で検波し、ローパスフ
ィルタ36、AGC電圧増幅器37によってAGC電圧
を生成し、可変減衰器7、9に印加して行う。またNT
SC信号を受信する場合はAM復調器34の内部と内部
で不足した分を可変減衰器18、20を用いて行う。ま
た、AFCは高精細テレビジョン信号用復調器33、N
TSC信号用AM復調器34からのそれぞれのAFC電
圧を用い、第2の局部発振器28、第3の局部発振器2
6の発振周波数を微調して行う。なお、後述するが、高
精細テレビジョン信号はNTSC信号と同一のチャネル
で伝送される場合も考慮されており、NTSC信号から
の干渉妨害を避けるため、NTSC信号中エネルギーの
高い映像及び音声搬送波と色副搬送波の近傍には、予め
高精細テレビジョン信号のスペクトルを配置しない図7
に示した信号を用いることや高精細テレビジョン信号用
復調器33に上記NTSC信号の搬送波、副搬送波を除
去するノッチフィルタを設けることなどが必要である。
【0012】以上説明したように、本実施例の受信装置
は、NTSC信号と高精細テレビジョン信号の受信が可
能であるだけでなく、高精細テレビジョン信号を高精度
に復調することが可能である。
【0013】図2は、本発明の第2の実施例を示す受信
装置のブロック図である。同図において、第1図と同様
の動作を行う部分には、図1と同一の番号を付し説明を
略す。
【0014】本実施例は回路規模の低減を考慮したもの
である。即ち、上記第1の実施例では高精細テレビジョ
ン信号用に第1の局部発振器27とPLL回路32、N
TSC信号用に第3の局部発振器26とPLL回路31
を用いて、希望受信チャネルを第1IF信号あるいはI
F信号に変換する局部発振信号周波数の制御を行い、高
精細テレビジョン信号受信時には、AFC電圧を用いた
微調整を第2の局部発振器28で行っていたのに対し、
本実施例では、局部発振器26とPLL回路31を共用
し、AFC電圧を用いた微調整もPLL回路31内で高
精細テレビジョン信号用復調器33、NTSC信号用A
M復調器34からのAFC電圧を受信信号に応じて切換
えて局部発振器26の発振周波数制御を行っている。
【0015】本実施例では、第1の実施例で述べた効果
に加え、高精細テレビジョン信号処理部とNTSC信号
処理部で局部発振器とPLL回路を共用することによ
り、回路規模の低減が図れ、周波数制御を局部発振器2
6だけで行う簡便な選局手段が得られる。
【0016】図3は、本発明の第3の実施例を示す受信
装置のブロック図である。同図において、第1図、第2
図と同様の動作を行う部分には、図1、図2と同一の番
号を付し説明を略す。
【0017】本実施例も回路規模の低減を考慮したもの
である。即ち、上記第1、第2の実施例では高精細テレ
ビジョン信号用に第1ミクサ10、NTSC信号用に第
3ミクサ22を用いて、希望受信チャネルを第1IF信
号あるいはIF信号に変換する周波数変換を行っていた
のに対し、本実施例では、ミクサ10を共用し周波数変
換を行っている。
【0018】本実施例では、第1、第2の実施例で述べ
た効果に加え、高精細テレビジョン信号処理部とNTS
C信号処理部でミクサ10を共用することにより、回路
規模の低減が図れる。
【0019】また、図示していないが、第1のIF増幅
器14と第3のIF増幅器23のいずれかを高精細テレ
ビジョン信号処理部とNTSC信号処理部で共用するこ
とにより、上記と同様な効果が得られる。
【0020】図4は本発明の第4の実施例を示す受信装
置のブロック図である。同図において、図2に示した実
施例と同様の動作を行う部分には、図2と同一の番号を
付し説明を略す。同図において、39は第4ミクサ、4
0は第4の局部発振器、50はベースバンドでの高精細
テレビジョン信号用復調器である。
【0021】本実施例は高精細テレビジョン信号に対
し、第2IF信号をさらにベースバンドへ周波数変換し
復調を行うことを特徴とする。即ち、上記第2の実施例
では高精細テレビジョン信号に対し、第2ミクサ13か
ら出力した45MHz帯の第2IF信号を第1、第2の
IF増幅器14、16で増幅し、高精細テレビジョン信
号用IFフィルタ15で帯域選択した後、高精細テレビ
ジョン信号用復調器33に入力し、変調方式に応じた復
調を行っていたのに対し、本実施例では、第4ミクサで
第2IF信号と第4の局部発振器40からの45MHz
帯の局部発振信号と混合し、ベースバンドの高精細テレ
ビジョン信号を出力する。この信号をローパスフィルタ
41で選択通過させ、ベースバンドでの高精細テレビジ
ョン信号用復調器50で復調を行う。
【0022】本実施例では、第1、第2の実施例で述べ
た効果に加え、高精細テレビジョン信号の復調を低周波
域のベースバンドで行えるため、高精細テレビジョン信
号用復調器の構成が簡単になる。
【0023】図5は本発明の第5の実施例を示す受信装
置のブロック図である。同図において、図4に示した実
施例と同様の動作を行う部分には、図4と同一の番号を
付し説明を略す。同図において、31は基準発振器を含
まないPLL回路、42は分周器である。
【0024】本実施例は、第4の局部発振器40の発振
信号を分周して、局部発振器26の発振周波数を制御す
るPLL回路31の基準発振信号として用いることを特
徴とする。高精細テレビジョン信号のIF信号をベース
バンドへ周波数変換する第4ミクサ39では、周波数精
度の高い局部発振信号が必要になる。従って、第4の局
部発振器40では水晶振動子やSAW共振子等を用いた
周波数安定度の高い発振回路を構成している。このた
め、上記第2の実施例でPLL回路31に含まれていた
基準発振器に替えて、第4の局部発振器40の発振信号
を分周器42で分周して用いた。
【0025】本実施例では、第4の実施例で述べた効果
に加え、第4の局部発振器40の発振信号を分周器42
で分周してPLL回路31の基準発振信号として用いる
ので、受信装置の発振器部分の回路規模低減が図れると
共に、高精細テレビジョン信号の高精度な復調が可能で
ある。
【0026】以下、高精細テレビジョン信号の形式に基
づいて、より具体的な実施例を図面を用いて説明する。
【0027】図6は本発明の第6の実施例を示す受信装
置のブロック図、図7は第6の実施例を補足する信号帯
域図である。図6において、図5に示した実施例と同様
の動作を行う部分には、図5と同一の番号を付し説明を
略す。同図において、60は高精細テレビジョン信号用
の第1のIFフィルタ、61は高精細テレビジョン信号
用の第2のIFフィルタ、62は第5のIF増幅器、6
3は第5ミクサ、64、65はローパスフィルタ、6
6、67はベースバンド信号用増幅器である。
【0028】本実施例は、図7に示すベースバンド信号
帯域を有する高精細テレビジョン信号と、NTSC信号
を受信することを特徴とする。図7には高精細テレビジ
ョン信号の周波数スペクトルに、比較のためNTSC信
号の映像及び音声搬送波(fv、fs)と色副搬送波
(fc)を示した。6MHzの信号帯域に圧縮する高精
細テレビジョン信号の形式については、米国等で検討さ
れており、例えば福井氏「次世代テレビ方式の欧米にお
ける動向」pp.506ー508、テレビジョン学会1
992年年次大会、等に詳細に述べられている。高精細
テレビジョン信号はNTSC信号と同一のチャネルで伝
送される場合も考慮されており、NTSC信号からの干
渉妨害を避けるため、NTSC信号中エネルギーの高い
映像及び音声搬送波の近傍には、予め高精細テレビジョ
ン信号のスペクトルを配置しない図7に示した信号を用
いることが提案されている。図7はQAMされた高精細
テレビジョン信号に対し、NTSC信号の映像搬送波周
波数以下を優先度の高い信号(HP部)、映像搬送波周
波数以上をそれ以外の信号(SP部)に分割して伝送す
る信号形式である。本実施例は二重周波数変換された高
精細テレビジョン信号の第2IF信号から、SAWフィ
ルタで構成した高精細テレビジョン信号用の第1のIF
フィルタ60及び第2のIFフィルタ61により、この
HP部、SP部を分離し、第2のIF増幅器16及び第
5のIF増幅器62で増幅した後、第4ミクサ39及び
第5ミクサ63でそれぞれベースバンドへ周波数変換す
る。ベースバンドに変換したHP部、SP部はそれぞれ
ローパスフィルタ64、65を通過後、ベースバンド信
号用増幅器66、67で所望の信号レベルとして高精細
テレビジョン信号用復調器50へ入力し、復調する。な
お、高精細テレビジョン信号用の第1のIFフィルタ6
0及び第2のIFフィルタ61は、それぞれ分離された
SAWフィルタで構成したが、同一の基板上に構成され
たフィルタでも帯域分離は可能である。
【0029】本実施例では、第5の実施例で述べた効果
を有すると共に、図7に示した信号帯域の高精細テレビ
ジョン信号に対し、二重周波数変換後、帯域を分割して
信号処理を行うため、両帯域間の干渉や同一チャネルで
伝送されるNTSC信号からの妨害を十分に低減するこ
とが可能となる。
【0030】図8は本発明の第7の実施例を示す受信装
置のブロック図である。同図において、図6に示した実
施例と同様の動作を行う部分には、図6と同一の番号を
付し説明を略す。同図において、70は第1のQAM検
波器、71は第2のQAM検波器、72、73は90度
移相器、74は第1のキャリア及びクロック再生回路、
75は第2のキャリア及びクロック再生回路、76は第
5の発振器、77は第6の発振器、78はAFC電圧発
生回路、51はデータ復調器である。
【0031】本実施例は、二重周波数変換された高精細
テレビジョン信号の第2IF信号から、SAWフィルタ
で構成した高精細テレビジョン信号用の第1のIFフィ
ルタ60及び第2のIFフィルタ61により、上記高精
細テレビジョン信号のHP部、SP部を分離し、第2の
IF増幅器16及び第5のIF増幅器62で増幅した
後、それぞれを第1及び第2のQAM検波器70、71
で、第5及び第6の発振器76、77の発振信号を90
度移相器72、73で移相して互いに90度の位相差を
有する2信号を用いて検波する。この際、AFC電圧発
生回路78で局部発振器26の発振周波数を制御し、第
1及び第2のキャリア及びクロック再生回路74、75
でのキャリア及びクロック信号再生を最良状態となるよ
うに周波数制御を行う。検波された信号はデータ復調器
51へ入力し、復調する。なお、ここでは局部発振器2
6の発振周波数を制御したが、第2の局部発振器28の
発振周波数を制御する構成や第5及び第6の発振器7
6、77の発振周波数を制御する構成でもよい。
【0032】本実施例では、第6の実施例で述べた効果
を有すると共に、図7に示した信号帯域の高精細テレビ
ジョン信号のHP部、SP部に対し、それぞれQAM復
調を行うため、両帯域間の干渉や同一チャネルで伝送さ
れるNTSC信号からの妨害をさらに低減することが可
能で、より高精度のデータ復調が可能となる。また、局
部発振器26の発振周波数を制御してQAM復調を行う
ため、高精度な高精細テレビジョン信号の復調が可能と
なる。
【0033】図9は本発明の第8の実施例を示す受信装
置のブロック図、図10は第8の実施例を補足する信号
帯域図である。図9において、図2に示した実施例と同
様の動作を行う部分には、図2と同一の番号を付し説明
を略す。同図において、52は高精細テレビジョン信号
用復調器である。
【0034】本実施例は、図10に示すベースバンド信
号帯域を有する高精細テレビジョン信号と、NTSC信
号を受信することを特徴とする。図10には図7と同様
高精細テレビジョン信号の周波数スペクトルに、比較の
ためNTSC信号の映像及び音声搬送波(fv,fs)
と色副搬送波(fc)を示した。同図は6MHzの信号
帯域に圧縮する高精細テレビジョン信号の他のデジタル
変調形式として4値の残留側波帯振幅変調(VSB)を
用いた信号帯域図である。本実施例は二重周波数変換さ
れた高精細テレビジョン信号の第2IF信号をSAWフ
ィルタで構成した高精細テレビジョン信号用のIFフィ
ルタ15で選択通過させ、第2のIF増幅器16で増幅
した後、NTSC信号のIF信号と同様に、AM復調器
34に入力し、復調する。NTSC信号を復調した場合
にはAM復調器34から復調信号を出力するが、高精細
テレビジョン信号を復調した場合には、さらに高精細テ
レビジョン信号用復調器52に入力し、復調を行う。な
お、同一チャネルで伝送されるNTSC信号からの妨害
を低減するため、AM復調器34の中には高精細テレビ
ジョン信号受信時に動作する上記NTSC信号の搬送
波、副搬送波を除去するノッチフィルタを設けている。
また、入力フィルタ6に、1チャネル分の帯域幅を有
し、局部発振器26の発振周波数に追従してその通過帯
域の中心周波数を可変するバンドパスフィルタを設け、
希望受信信号に比べて強電界の妨害信号が入力した場合
にも、妨害の発生を低減している。
【0035】本実施例では、第2の実施例で述べた効果
に加え、高精細テレビジョン信号もAM変調されている
ので、高精細信号の復調の一部をNTSC信号の復調器
を用いて行うことができ、またAGC電圧やAFC電圧
の制御も共通に行うことができ、受信装置の回路構成が
簡略化され、回路規模を縮小することが可能となる。ま
た、本実施例では高精細テレビジョン信号用IFフィル
タ15とNTSC信号用IFフィルタ24を別個に設け
たが、高精細テレビジョン信号とNTSC信号の残留側
波帯幅やロールオフ特性が類似している場合には両者を
共有することができ、さらに回路規模が縮小される。
【0036】図11は本発明の第9の実施例を示す受信
装置のブロック図、図12は第9の実施例を補足する信
号帯域図である。同図において、図2及び図8に示した
実施例と同様の動作を行う部分には、図2及び図8と同
一の番号を付し説明を略す。同図において、53は高精
細テレビジョン信号用データ復調器である。
【0037】本実施例は、図12に示すベースバンド信
号帯域を有する高精細テレビジョン信号と、NTSC信
号を受信することを特徴とする。図12には図7と同様
高精細テレビジョン信号の周波数スペクトルに、比較の
ためNTSC信号の映像及び音声搬送波(fv、fs)
と色副搬送波(fc)を示した。同図は6MHzの信号
帯域に圧縮する高精細テレビジョン信号の他の形式とし
て16値あるいは32値のQAM変調を用いた信号帯域
図である。本実施例は二重周波数変換された高精細テレ
ビジョン信号の第2IF信号をSAWフィルタで構成し
た高精細テレビジョン信号用のIFフィルタ15で選択
通過させ、第2のIF増幅器16で増幅した後、第1の
QAM検波器70で、第5の発振器76の発振信号を9
0度移相器72で移相して互いに90度の位相差を有す
る2信号を用いて検波する。この際、AFC電圧発生回
路78で局部発振器26の発振周波数を制御し、第1及
び第2のキャリア及びクロック再生回路74、75での
キャリア及びクロック信号再生を最良状態となるように
周波数制御を行う。検波された信号はデータ復調器53
へ入力し、復調する。なお、ここでは局部発振器26の
発振周波数を制御したが、第2の局部発振器28の発振
周波数を制御する構成や第5の発振器76の発振周波数
を制御する構成でもよい。また、同一チャネルで伝送さ
れるNTSC信号からの妨害を低減するため、QAM検
波器70には上記NTSC信号の搬送波、副搬送波を除
去するためノッチフィルタを設けている。
【0038】本実施例では、第2の実施例で述べた効果
に加え、局部発振器26の発振周波数を制御してQAM
復調を行うため、高精度な高精細テレビジョン信号の復
調が可能となる。
【0039】なお、これまで述べた実施例は、NTSC
信号と高精細テレビジョン信号を信号入力端子1から入
力し、分配器5で分配する構成としているが、入力端子
を2個設けて、それぞれの信号処理部に入力する構成と
しても同様な効果が得られる。
【0040】また、これまでの実施例は、NTSC信号
と高精細テレビジョン信号を受信する受信装置として、
主にTV、VTR機器での使用を述べたが、前記受信装
置はディジタル通信等の通信分野へ応用しても同様な効
果が得られる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、NTSC信号と6MH
zの帯域に圧縮されて伝送する高精細テレビジョン信号
を受信可能な受信装置を提供できる。また、選局回路、
局部発振器、第1ミクサをNTSC信号と高精細テレビ
ジョン信号で共用し、IFフィルタと復調器をNTSC
信号と高精細テレビジョン信号用に個別に設けること
で、回路規模を低減したNTSC信号、高精細テレビジ
ョン信号を受信する受信装置が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第2の実施例を示すブロック図である。
【図3】第3の実施例を示すブロック図である。
【図4】第4の実施例を示すブロック図である。
【図5】第5の実施例を示すブロック図である。
【図6】第6の実施例を示すブロック図である。
【図7】第6の実施例を補足する信号帯域図である。
【図8】第7の実施例を示すブロック図である。
【図9】第8の実施例を示すブロック図である。
【図10】第8の実施例を補足する信号帯域図である。
【図11】第9の実施例を示すブロック図である。
【図12】第9の実施例を補足する信号帯域図である。
【図13】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1…信号入力端子、 2…選局信号入力端子、 3…高精細テレビジョン信号出力端子、 4…NTSC信号出力端子、 5…分配器、 7、9、18、20…可変減衰器、 8、19…第1、第2のRF増幅器、 10…第1ミクサ、 11…第1IFフィルタ、 12…第1IF増幅器、 13…第2ミクサ、 14…第1のIF増幅器、 15、60、61…高精細テレビジョン信号用IFフィ
ルタ、 16…第2のIF増幅器、 17、21…可変同調回路、 22…第3ミクサ、 23…第3のIF増幅器、 24…NTSC信号用IFフィルタ、 25…第4のIF増幅器、 26…第3の局部発振器、 27…高精細テレビジョン信号用第1の局部発振器、 28…第2の局部発振器、 29、30、36、41、64、65、…ローパスフィ
ルタ、 31、32…PLL回路、 33、50、51、52、53…高精細テレビジョン信
号用復調器、 34…NTSC信号用復調器、 35…高精細テレビジョン信号用レベル検出器、 37…AGC電圧増幅器、 39…第4ミクサ、 40…第4の局部発振器、 42…分周器、 62…第5のIF増幅器、 63…第5ミクサ、 66、67…ベースバンド信号用増幅器、 70、71…QAM検波器、 72、73…90度移相器、 74、75…キャリア及びクロック再生回路、 76、77…基準発振器、 78…AFC電圧発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−168125(JP,A) 特開 平2−234518(JP,A) 特開 平1−300717(JP,A) 特開 平1−236736(JP,A) 特開 昭62−128625(JP,A) 特開 昭64−89625(JP,A) 特開 平2−23725(JP,A) 特開 平3−106188(JP,A) 特開 平5−347736(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 7/00 - 7/01 H04B 1/06,1/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準テレビジョン信号により変調された
    第1のテレビジヨン信号と、デジタル変調された第2の
    テレビジョン信号とを受信する受信装置において、 選局情報が入力され、該選局情報に応じて第1の発振信
    号を生成し出力する第1の発振器と、 前記第1の発振信号と前記第2のテレビジョン信号の第
    2のRF信号とが入力され、該第2のRF信号を、該第
    2のRF信号よりも周波数の高い第1のIF信号に変換
    し出力する第1の周波数変換器と、 第2の発振信号を生成し出力する第2の発振器と、 前記第2の発振信号と前記第1のIF信号とが入力さ
    れ、該第1のIF信号を、該第1のIF信号よりも低い
    周波数の第2のIF信号に変換し出力する第2の周波数
    変換器と、 選局情報が入力され、該選局情報に応じて第3の発振信
    号を生成し出力する第3の発振器と、 前記第3の発振信号と前記第1のテレビジョン信号の第
    1のRF信号とが入力され、該第1のRF信号を、前記
    標準テレビジョン信号用の中間周波数帯の第3のIF信
    号に変換し出力する第3の周波数変換器と、 前記第3のIF信号が入力され、選局されたチャンネル
    の帯域の信号を選択するように通過させ、第1の通過信
    号として出力する第1のテレビジョン信号用IFフィル
    タと、 前記第2のIF信号が入力され、選局されたチャンネル
    の帯域の信号を選択するように通過させ、第2の通過信
    号として出力する第2のテレビジョン信号用IFフィル
    タと、 第4の発振信号を生成し出力する第4の発振器と、 前記第4の発振信号と前記第2の通過信号とが入力さ
    れ、該第2の通過信号を、該第2の通過信号よりも周波
    数の低い信号に変換し出力する第4の周波数変換器と、 前記第1の通過信号が入力され、入力した該第1の通過
    信号を復調する第1の 復調器と、 前記第4の周波数変換器から出力された前記信号が入力
    され、入力した該信号を復調する第2の復調器と を備
    え、 前記第2のRF信号は、前記第1のRF信号の有する周
    波数帯域と比べて、同じ周波数帯域に圧縮されてなり、 前記第2のIF信号は、前記第3のIF信号と同じ周波
    数帯とされてなる ことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記標準テレビジョン信号はNTSC信
    号であることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記標準テレビジョン信号はPAL信号
    であることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記標準テレビジョン信号はSECAM
    信号であることを特徴とする請求項1に記載の受信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2のテレビジョン信号は直交軸振
    幅変調された信号であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1つに記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のテレビジョン信号は多値の残
    留側波帯振幅変調された信号であることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1つに記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の発振器はフェーズロックルー
    プ回路を用いて発振周波数制御を行うことを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の発振器はフェーズロックルー
    プ回路を用いて発振周波数制御を行うことを特徴とする
    請求項1〜7のいずれか1つに記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第3の発振器は共通のフェ
    ーズロックループ回路を用いて発振周波数制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の受
    信装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のテレビジョン信号用IFフ
    ィルタはSAWフィルタであることを特徴とする請求項
    1〜9のいずれか1つに記載の受信装置。
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