JPH06133274A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH06133274A
JPH06133274A JP4276977A JP27697792A JPH06133274A JP H06133274 A JPH06133274 A JP H06133274A JP 4276977 A JP4276977 A JP 4276977A JP 27697792 A JP27697792 A JP 27697792A JP H06133274 A JPH06133274 A JP H06133274A
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signal
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frequency
television signal
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Hiroyasu Ikedo
浩靖 池戸
Hiroyuki Mizukami
博之 水上
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高精細テレビジョン信号と通常のテレビジョン
信号を受信することが可能な受信装置で、特に、高精細
テレビジョン信号として6MHzの帯域に圧縮された信
号と、通常のテレビジョン信号として6MHzの帯域を
有するNTSC信号を共用受信する受信装置を提供する
ことにある。 【構成】シングルスーパーヘテロダイン方式のNTSC
信号処理部24,34とダブルスーパーへテロダイン方
式の高精細テレビジョン信号処理部を設け、高精細テレ
ビジョン信号処理部の第1IF信号周波数を1GHz以
上に設定し、第1IFフィルタ15に高精細テレビジョ
ン信号の復調を劣化させない帯域内平坦度と低群遅延偏
差を有するバンドパスフィルタを用い、第2IFフィル
タとして高精細テレビジョン信号用SAWフィルタを設
け、復調部として高精細信号用復調器33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精細テレビジョン信
号と通常のテレビジョン信号を受信することが可能な受
信装置で、特に、高精細テレビジョン信号として6MH
zの帯域に圧縮された信号と、通常のテレビジョン信号
として6MHzの帯域を有するNTSC信号を共用受信
する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来からのテレビジョン放送方式
(NTSC、PAL等)に加えて、高精細テレビジョン
放送方式の確立が各国で進められている。これに伴い、
受信装置においても、高精細テレビジョン信号受信時の
画質・音質劣化が少ない受信装置が必要になってきた。
図13に従来のシングルスーパーヘテロダイン方式テレ
ビジョン受信装置を示す。同図において、1は信号入力
端子、2は選局信号入力端子、4は映像及び音声信号出
力端子、17、21は可変同調回路、18、20は可変
減衰器、19はRF増幅器、22は周波数変換器、2
3、25はIF増幅器、24はIFフィルタ、26は局
部発振器、29はローパスフィルタ、31はPLL(フ
ェーズロックループ)回路、34はAM復調器である。
また、これ以降は、例として標準TV信号にNTSC信
号を用いて説明していく。
【0003】信号入力端子1から入力されるNTSC信
号でAM変調されたRF信号のうち希望信号は、局部発
振器26の発振周波数に追従してその通過帯域の中心周
波数を可変する可変同調回路17、21で選択的に通過
され、希望信号が所望の受信レベルとなるよう可変減衰
器18、20及びRF増幅器19で適宜増幅あるいは減
衰され、周波数変換器22に入力される。周波数変換器
22では、選局信号入力端子2から入力される選局信号
により希望チャネルに対応した周波数で発振を行うよう
PLL回路31、ローパスフィルタ29でフィードバッ
クを形成してなる局部発振器26からの局部発振信号と
混合し、45MHz帯のIF信号を出力する。IF信号
は第1、2のIF増幅器23、25で増幅されると共
に、SAWフィルタ等で構成されるIFフィルタ24で
所望の帯域のみが通過され、AM復調器34で復調さ
れ、ベースバンドの映像及び音声信号が出力される。A
GCはAM復調器34の内部と可変減衰器18、20を
用いて行う。また、AFCは局部発振器26の発振周波
数を微調して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
受信装置は、NTSC等通常のテレビジョン信号を受信
するものであり、高精細テレビジョン信号の受信は考慮
されていない。また、通常のテレビジョン信号と高精細
テレビジョン信号を共に受信することも考慮されていな
い。
【0005】本発明の目的は、通常のテレビジョン信号
と高精細テレビジョン信号を共に受信することが可能
で、特に、通常のテレビジョン信号として6MHzの帯
域を有するNTSC信号と、高精細テレビジョン信号と
して6MHzの帯域に圧縮された信号を受信可能な受信
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、NTSC信号処理をシングルスーパ
ーヘテロダイン方式で行い、高精細テレビジョン信号処
理を第1、第2のミクサを有するダブルスーパーへテロ
ダイン方式で行う構成とし、そのダブルスーパーヘテロ
ダイン方式については、第1IF信号周波数を1GHz
以上に設定し、第1IFフィルタに高精細テレビジョン
信号の復調を劣化させない帯域内平坦度と低群遅延偏差
を有するバンドパスフィルタを用い、第2IFフィルタ
として高精細テレビジョン信号用SAWフィルタを設
け、復調部として高精細信号用復調器を設けた。
【0007】
【作用】本発明では、上記構成により、NTSC信号と
高精細テレビジョン信号を受信可能な受信装置を提供で
きる。また、選局回路、局部発振器、第1ミクサをNT
SC信号と高精細テレビジョン信号受信時に共用し、第
2IFフィルタあるいはIFフィルタと復調器をNTS
C信号と高精細テレビジョン信号用に個別に設けること
で、回路規模の低減したNTSC信号、高精細テレビジ
ョン信号を受信する受信装置が構成できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0009】図1は、本発明の第1の実施例を示す受信
装置のブロック図である。
【0010】同図において、1は信号入力端子、2は選
局信号入力端子、3は高精細テレビジョン信号出力端
子、4はNTSC用映像及び音声信号出力端子、5は分
配器、6は入力フィルタ、7、9、18、20は可変減
衰器、8、19は第1、第2のRF増幅器、10は第1
ミクサ、11は第1IFフィルタ、12は第1IF増幅
器、13は第2ミクサ、14は第1のIF増幅器、15
は高精細テレビジョン信号用IFフィルタ、16は第2
のIF増幅器、17、21は可変同調回路、22は第3
ミクサ、23は第3のIF増幅器、24はNTSC信号
用IFフィルタ、25は第4のIF増幅器、26は第3
の局部発振器、27は第1の局部発振器、28は第2の
局部発振器、29、30はローパスフィルタ、31、3
2はPLL回路、33は高精細テレビジョン信号用復調
器、34はNTSC信号用AM復調器、35は高精細テ
レビジョン信号用信号レベル検波器、36はローパスフ
ィルタ、37はAGC電圧増幅器である。同図におい
て、第13図と同様の動作を行う部分には、図13と同
一の番号を付し説明を略す。
【0011】NTSC信号が入力された場合には、従来
例で述べた信号処理と同じなのでここでは説明を省略す
る。信号入力端子1から、NTSC信号でAM変調され
たRF信号と、高精細テレビジョンの原信号をA/D変
換後データ圧縮しQAM(直交軸振幅変調)等で変調さ
れた6MHzの帯域を有する高精細テレビジョンのRF
信号を入力し、分配器5で分配し、該高精細テレビジョ
ンのRF信号については入力フィルタ6でVHF帯、U
HF帯(さらには、VHF帯を低域、中域、高域に分割
する場合もある。)に分割し、希望チャネルを含む帯域
を選択的に通過させる。その希望チャネルに対し、所望
の信号レベルとなるよう可変減衰器7、9及びRF増幅
器8で適宜増幅あるいは減衰し、第1ミクサ10へ入力
する。第1ミクサ10では、選局信号入力端子2から入
力される選局信号により希望チャネルに対応した周波数
で発振を行うよう基準発振器や分周器を内蔵したPLL
回路32、ローパスフィルタ30でフィードバックを形
成してなる局部発振器27からの局部発振信号と混合
し、第1IF信号を出力する。第1IF信号周波数は受
信信号の相互変調妨害などを低減するため、NTSCテ
レビジョン信号の地上伝送帯域やCATV伝送帯域の上
限周波数以上に設定する。具体的には、第1局部発振信
号や第2局部発振信号及びその高調波信号による相互干
渉妨害も考慮して、1GHz以上で、1.2GHz帯、
1.7GHz帯、2.6GHz帯、3GHz帯等に設定
する。これらの周波数帯に設定された第1IF信号を第
1IFフィルタ11で選択的に通過させる。高精細テレ
ビジョン信号の復調はNTSC信号より精度の高い復調
を必要とする。高精細テレビジョン信号の復調特性を劣
化させないため、第1IFフィルタには帯域内平坦度と
低群遅延偏差を有するバンドパスフィルタを用いる。第
1IF信号は第1IF増幅器12で増幅した後第2ミク
サ13に入力する。第2ミクサでは第2の局部発振器2
8からの局部発振信号と混合し、第2IF信号を出力す
る。第2IF信号周波数は現行NTSC信号受信時と同
じ45MHz帯とする。第2IF信号を第1のIF増幅
器14で増幅した後、SAWフィルタ等で構成される高
精細テレビジョン信号用IFフィルタ15に入力する。
IFフィルタで希望受信チャネルの帯域のみを通過させ
る。高精細テレビジョン信号を受信する場合には、第2
のIF増幅器16で希望受信チャネルを増幅し高精細テ
レビジョン信号用復調器33に入力し、変調方式に応じ
た復調を行い、データ圧縮された高精細テレビジョン信
号を出力端子3から出力する。出力された信号はデータ
伸長やD/A変換などを行うデジタル信号処理回路へ入
力され、高精細テレビジョンに映像及び音声あるいはデ
ータを出力する。一方、NTSC信号を受信する場合に
は、第4のIF増幅器25で希望受信チャネルを増幅し
NTSC信号用AM復調器34に入力し、AM復調さ
れ、ベースバンドの映像及び音声信号が出力端子4から
出力される。AGCは、高精細テレビジョン信号を受信
する場合は第2のIF増幅器16の出力から分岐した信
号を信号レベル検波器35で検波し、ローパスフィルタ
36、AGC電圧増幅器37によってAGC電圧を生成
し、可変減衰器7、9に印加して行う。またNTSC信
号を受信する場合はAM復調器34の内部と内部で不足
した分を可変減衰器18、20を用いて行う。また、A
FCは高精細テレビジョン信号用復調器33、NTSC
信号用AM復調器34からのそれぞれのAFC電圧を用
い、第2の局部発振器28、第3の局部発振器26の発
振周波数を微調して行う。なお、後述するが、高精細テ
レビジョン信号はNTSC信号と同一のチャネルで伝送
される場合も考慮されており、NTSC信号からの干渉
妨害を避けるため、NTSC信号中エネルギーの高い映
像及び音声搬送波と色副搬送波の近傍には、予め高精細
テレビジョン信号のスペクトルを配置しない図7に示し
た信号を用いることや高精細テレビジョン信号用復調器
33に上記NTSC信号の搬送波、副搬送波を除去する
ノッチフィルタを設けることなどが必要である。
【0012】以上説明したように、本実施例の受信装置
は、NTSC信号と高精細テレビジョン信号の受信が可
能であるだけでなく、高精細テレビジョン信号を高精度
に復調することが可能である。
【0013】図2は、本発明の第2の実施例を示す受信
装置のブロック図である。同図において、第1図と同様
の動作を行う部分には、図1と同一の番号を付し説明を
略す。
【0014】本実施例は回路規模の低減を考慮したもの
である。即ち、上記第1の実施例では高精細テレビジョ
ン信号用に第1の局部発振器27とPLL回路32、N
TSC信号用に第3の局部発振器26とPLL回路31
を用いて、希望受信チャネルを第1IF信号あるいはI
F信号に変換する局部発振信号周波数の制御を行い、高
精細テレビジョン信号受信時には、AFC電圧を用いた
微調整を第2の局部発振器28で行っていたのに対し、
本実施例では、局部発振器26とPLL回路31を共用
し、AFC電圧を用いた微調整もPLL回路31内で高
精細テレビジョン信号用復調器33、NTSC信号用A
M復調器34からのAFC電圧を受信信号に応じて切換
えて局部発振器26の発振周波数制御を行っている。
【0015】本実施例では、第1の実施例で述べた効果
に加え、高精細テレビジョン信号処理部とNTSC信号
処理部で局部発振器とPLL回路を共用することによ
り、回路規模の低減が図れ、周波数制御を局部発振器2
6だけで行う簡便な選局手段が得られる。
【0016】図3は、本発明の第3の実施例を示す受信
装置のブロック図である。同図において、第1図、第2
図と同様の動作を行う部分には、図1、図2と同一の番
号を付し説明を略す。
【0017】本実施例も回路規模の低減を考慮したもの
である。即ち、上記第1、第2の実施例では高精細テレ
ビジョン信号用に第1ミクサ10、NTSC信号用に第
3ミクサ22を用いて、希望受信チャネルを第1IF信
号あるいはIF信号に変換する周波数変換を行っていた
のに対し、本実施例では、ミクサ10を共用し周波数変
換を行っている。
【0018】本実施例では、第1、第2の実施例で述べ
た効果に加え、高精細テレビジョン信号処理部とNTS
C信号処理部でミクサ10を共用することにより、回路
規模の低減が図れる。
【0019】また、図示していないが、第1のIF増幅
器14と第3のIF増幅器23のいずれかを高精細テレ
ビジョン信号処理部とNTSC信号処理部で共用するこ
とにより、上記と同様な効果が得られる。
【0020】図4は本発明の第4の実施例を示す受信装
置のブロック図である。同図において、図2に示した実
施例と同様の動作を行う部分には、図2と同一の番号を
付し説明を略す。同図において、39は第4ミクサ、4
0は第4の局部発振器、50はベースバンドでの高精細
テレビジョン信号用復調器である。
【0021】本実施例は高精細テレビジョン信号に対
し、第2IF信号をさらにベースバンドへ周波数変換し
復調を行うことを特徴とする。即ち、上記第2の実施例
では高精細テレビジョン信号に対し、第2ミクサ13か
ら出力した45MHz帯の第2IF信号を第1、第2の
IF増幅器14、16で増幅し、高精細テレビジョン信
号用IFフィルタ15で帯域選択した後、高精細テレビ
ジョン信号用復調器33に入力し、変調方式に応じた復
調を行っていたのに対し、本実施例では、第4ミクサで
第2IF信号と第4の局部発振器40からの45MHz
帯の局部発振信号と混合し、ベースバンドの高精細テレ
ビジョン信号を出力する。この信号をローパスフィルタ
41で選択通過させ、ベースバンドでの高精細テレビジ
ョン信号用復調器50で復調を行う。
【0022】本実施例では、第1、第2の実施例で述べ
た効果に加え、高精細テレビジョン信号の復調を低周波
域のベースバンドで行えるため、高精細テレビジョン信
号用復調器の構成が簡単になる。
【0023】図5は本発明の第5の実施例を示す受信装
置のブロック図である。同図において、図4に示した実
施例と同様の動作を行う部分には、図4と同一の番号を
付し説明を略す。同図において、31は基準発振器を含
まないPLL回路、42は分周器である。
【0024】本実施例は、第4の局部発振器40の発振
信号を分周して、局部発振器26の発振周波数を制御す
るPLL回路31の基準発振信号として用いることを特
徴とする。高精細テレビジョン信号のIF信号をベース
バンドへ周波数変換する第4ミクサ39では、周波数精
度の高い局部発振信号が必要になる。従って、第4の局
部発振器40では水晶振動子やSAW共振子等を用いた
周波数安定度の高い発振回路を構成している。このた
め、上記第2の実施例でPLL回路31に含まれていた
基準発振器に替えて、第4の局部発振器40の発振信号
を分周器42で分周して用いた。
【0025】本実施例では、第4の実施例で述べた効果
に加え、第4の局部発振器40の発振信号を分周器42
で分周してPLL回路31の基準発振信号として用いる
ので、受信装置の発振器部分の回路規模低減が図れると
共に、高精細テレビジョン信号の高精度な復調が可能で
ある。
【0026】以下、高精細テレビジョン信号の形式に基
づいて、より具体的な実施例を図面を用いて説明する。
【0027】図6は本発明の第6の実施例を示す受信装
置のブロック図、図7は第6の実施例を補足する信号帯
域図である。図6において、図5に示した実施例と同様
の動作を行う部分には、図5と同一の番号を付し説明を
略す。同図において、60は高精細テレビジョン信号用
の第1のIFフィルタ、61は高精細テレビジョン信号
用の第2のIFフィルタ、62は第5のIF増幅器、6
3は第5ミクサ、64、65はローパスフィルタ、6
6、67はベースバンド信号用増幅器である。
【0028】本実施例は、図7に示すベースバンド信号
帯域を有する高精細テレビジョン信号と、NTSC信号
を受信することを特徴とする。図7には高精細テレビジ
ョン信号の周波数スペクトルに、比較のためNTSC信
号の映像及び音声搬送波(fv、fs)と色副搬送波
(fc)を示した。6MHzの信号帯域に圧縮する高精
細テレビジョン信号の形式については、米国等で検討さ
れており、例えば福井氏「次世代テレビ方式の欧米にお
ける動向」pp.506ー508、テレビジョン学会1
992年年次大会、等に詳細に述べられている。高精細
テレビジョン信号はNTSC信号と同一のチャネルで伝
送される場合も考慮されており、NTSC信号からの干
渉妨害を避けるため、NTSC信号中エネルギーの高い
映像及び音声搬送波の近傍には、予め高精細テレビジョ
ン信号のスペクトルを配置しない図7に示した信号を用
いることが提案されている。図7はQAMされた高精細
テレビジョン信号に対し、NTSC信号の映像搬送波周
波数以下を優先度の高い信号(HP部)、映像搬送波周
波数以上をそれ以外の信号(SP部)に分割して伝送す
る信号形式である。本実施例は二重周波数変換された高
精細テレビジョン信号の第2IF信号から、SAWフィ
ルタで構成した高精細テレビジョン信号用の第1のIF
フィルタ60及び第2のIFフィルタ61により、この
HP部、SP部を分離し、第2のIF増幅器16及び第
5のIF増幅器62で増幅した後、第4ミクサ39及び
第5ミクサ63でそれぞれベースバンドへ周波数変換す
る。ベースバンドに変換したHP部、SP部はそれぞれ
ローパスフィルタ64、65を通過後、ベースバンド信
号用増幅器66、67で所望の信号レベルとして高精細
テレビジョン信号用復調器50へ入力し、復調する。な
お、高精細テレビジョン信号用の第1のIFフィルタ6
0及び第2のIFフィルタ61は、それぞれ分離された
SAWフィルタで構成したが、同一の基板上に構成され
たフィルタでも帯域分離は可能である。
【0029】本実施例では、第5の実施例で述べた効果
を有すると共に、図7に示した信号帯域の高精細テレビ
ジョン信号に対し、二重周波数変換後、帯域を分割して
信号処理を行うため、両帯域間の干渉や同一チャネルで
伝送されるNTSC信号からの妨害を十分に低減するこ
とが可能となる。
【0030】図8は本発明の第7の実施例を示す受信装
置のブロック図である。同図において、図6に示した実
施例と同様の動作を行う部分には、図6と同一の番号を
付し説明を略す。同図において、70は第1のQAM検
波器、71は第2のQAM検波器、72、73は90度
移相器、74は第1のキャリア及びクロック再生回路、
75は第2のキャリア及びクロック再生回路、76は第
5の発振器、77は第6の発振器、78はAFC電圧発
生回路、51はデータ復調器である。
【0031】本実施例は、二重周波数変換された高精細
テレビジョン信号の第2IF信号から、SAWフィルタ
で構成した高精細テレビジョン信号用の第1のIFフィ
ルタ60及び第2のIFフィルタ61により、上記高精
細テレビジョン信号のHP部、SP部を分離し、第2の
IF増幅器16及び第5のIF増幅器62で増幅した
後、それぞれを第1及び第2のQAM検波器70、71
で、第5及び第6の発振器76、77の発振信号を90
度移相器72、73で移相して互いに90度の位相差を
有する2信号を用いて検波する。この際、AFC電圧発
生回路78で局部発振器26の発振周波数を制御し、第
1及び第2のキャリア及びクロック再生回路74、75
でのキャリア及びクロック信号再生を最良状態となるよ
うに周波数制御を行う。検波された信号はデータ復調器
51へ入力し、復調する。なお、ここでは局部発振器2
6の発振周波数を制御したが、第2の局部発振器28の
発振周波数を制御する構成や第5及び第6の発振器7
6、77の発振周波数を制御する構成でもよい。
【0032】本実施例では、第6の実施例で述べた効果
を有すると共に、図7に示した信号帯域の高精細テレビ
ジョン信号のHP部、SP部に対し、それぞれQAM復
調を行うため、両帯域間の干渉や同一チャネルで伝送さ
れるNTSC信号からの妨害をさらに低減することが可
能で、より高精度のデータ復調が可能となる。また、局
部発振器26の発振周波数を制御してQAM復調を行う
ため、高精度な高精細テレビジョン信号の復調が可能と
なる。
【0033】図9は本発明の第8の実施例を示す受信装
置のブロック図、図10は第8の実施例を補足する信号
帯域図である。図9において、図2に示した実施例と同
様の動作を行う部分には、図2と同一の番号を付し説明
を略す。同図において、52は高精細テレビジョン信号
用復調器である。
【0034】本実施例は、図10に示すベースバンド信
号帯域を有する高精細テレビジョン信号と、NTSC信
号を受信することを特徴とする。図10には図7と同様
高精細テレビジョン信号の周波数スペクトルに、比較の
ためNTSC信号の映像及び音声搬送波(fv、fs)
と色副搬送波(fc)を示した。同図は6MHzの信号
帯域に圧縮する高精細テレビジョン信号の他の形式とし
て4値の残留側波帯振幅変調(VSB)を用いた信号帯
域図である。本実施例は二重周波数変換された高精細テ
レビジョン信号の第2IF信号をSAWフィルタで構成
した高精細テレビジョン信号用のIFフィルタ15で選
択通過させ、第2のIF増幅器16で増幅した後、NT
SC信号のIF信号と同様に、AM復調器34に入力
し、復調する。NTSC信号を復調した場合にはAM復
調器34から復調信号を出力するが、高精細テレビジョ
ン信号を復調した場合にはさらに高精細テレビジョン信
号用復調器52に入力し、復調を行う。なお、同一チャ
ネルで伝送されるNTSC信号からの妨害を低減するた
め、AM復調器34の中には高精細テレビジョン信号受
信時に動作する上記NTSC信号の搬送波、副搬送波を
除去するノッチフィルタを設けている。また、入力フィ
ルタ6に、1チャネル分の帯域幅を有し、局部発振器2
6の発振周波数に追従してその通過帯域の中心周波数を
可変するバンドパスフィルタを設け、希望受信信号に比
べて強電界の妨害信号が入力した場合にも、妨害の発生
を低減している。
【0035】本実施例では、第2の実施例で述べた効果
に加え、高精細テレビジョン信号もAM変調されている
ので、高精細信号の復調の一部をNTSC信号の復調器
を用いて行うことができ、またAGC電圧やAFC電圧
の制御も共通に行うことができ、受信装置の回路構成が
簡略化され、回路規模を縮小することが可能となる。ま
た、本実施例では高精細テレビジョン信号用IFフィル
タ15とNTSC信号用IFフィルタ24を別個に設け
たが、高精細テレビジョン信号とNTSC信号の残留側
波帯幅やロールオフ特性が類似している場合には両者を
共有することができ、さらに回路規模が縮小される。
【0036】図11は本発明の第9の実施例を示す受信
装置のブロック図、図12は第9の実施例を補足する信
号帯域図である。同図において、図2及び図8に示した
実施例と同様の動作を行う部分には、図2及び図8と同
一の番号を付し説明を略す。同図において、53は高精
細テレビジョン信号用データ復調器である。
【0037】本実施例は、図12に示すベースバンド信
号帯域を有する高精細テレビジョン信号と、NTSC信
号を受信することを特徴とする。図12には図7と同様
高精細テレビジョン信号の周波数スペクトルに、比較の
ためNTSC信号の映像及び音声搬送波(fv、fs)
と色副搬送波(fc)を示した。同図は6MHzの信号
帯域に圧縮する高精細テレビジョン信号の他の形式とし
て16値あるいは32値のQAM変調を用いた信号帯域
図である。本実施例は二重周波数変換された高精細テレ
ビジョン信号の第2IF信号をSAWフィルタで構成し
た高精細テレビジョン信号用のIFフィルタ15で選択
通過させ、第2のIF増幅器16で増幅した後、第1の
QAM検波器70で、第5の発振器76の発振信号を9
0度移相器72で移相して互いに90度の位相差を有す
る2信号を用いて検波する。この際、AFC電圧発生回
路78で局部発振器26の発振周波数を制御し、第1及
び第2のキャリア及びクロック再生回路74、75での
キャリア及びクロック信号再生を最良状態となるように
周波数制御を行う。検波された信号はデータ復調器53
へ入力し、復調する。なお、ここでは局部発振器26の
発振周波数を制御したが、第2の局部発振器28の発振
周波数を制御する構成や第5の発振器76の発振周波数
を制御する構成でもよい。また、同一チャネルで伝送さ
れるNTSC信号からの妨害を低減するため、QAM検
波器70には上記NTSC信号の搬送波、副搬送波を除
去するためノッチフィルタを設けている。
【0038】本実施例では、第2の実施例で述べた効果
に加え、局部発振器26の発振周波数を制御してQAM
復調を行うため、高精度な高精細テレビジョン信号の復
調が可能となる。
【0039】なお、これまで述べた実施例は、NTSC
信号と高精細テレビジョン信号を信号入力端子1から入
力し、分配器5で分配する構成としているが、入力端子
を2個設けて、それぞれの信号処理部に入力する構成と
しても同様な効果が得られる。
【0040】また、これまでの実施例は、NTSC信号
と高精細テレビジョン信号を受信する受信装置として、
主にTV、VTR機器での使用を述べたが、前記受信装
置はディジタル通信等の通信分野へ応用しても同様な効
果が得られる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、NTSC信号と6MH
zの帯域に圧縮されて伝送する高精細テレビジョン信号
を受信可能な受信装置を提供できる。また、選局回路、
局部発振器、第1ミクサをNTSC信号と高精細テレビ
ジョン信号で共用し、IFフィルタと復調器をNTSC
信号と高精細テレビジョン信号用に個別に設けること
で、回路規模を低減したNTSC信号、高精細テレビジ
ョン信号を受信する受信装置が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第2の実施例を示すブロック図である。
【図3】第3の実施例を示すブロック図である。
【図4】第4の実施例を示すブロック図である。
【図5】第5の実施例を示すブロック図である。
【図6】第6の実施例を示すブロック図である。
【図7】第6の実施例を補足する信号帯域図である。
【図8】第7の実施例を示すブロック図である。
【図9】第8の実施例を示すブロック図である。
【図10】第8の実施例を補足する信号帯域図である。
【図11】第9の実施例を示すブロック図である。
【図12】第9の実施例を補足する信号帯域図である。
【図13】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…信号入力端子、 2…選局信号入力端子、 3…高精細テレビジョン信号出力端子、 4…NTSC信号出力端子、 5…分配器、 7、9、18、20…可変減衰器、 8、19…第1、第2のRF増幅器、 10…第1ミクサ、 11…第1IFフィルタ、 12…第1IF増幅器、 13…第2ミクサ、 14…第1のIF増幅器、 15、60、61…高精細テレビジョン信号用IFフィ
ルタ、 16…第2のIF増幅器、 17、21…可変同調回路、 22…第3ミクサ、 23…第3のIF増幅器、 24…NTSC信号用IFフィルタ、 25…第4のIF増幅器、 26…第3の局部発振器、 27…高精細テレビジョン信号用第1の局部発振器、 28…第2の局部発振器、 29、30、36、41、64、65、…ローパスフィ
ルタ、 31、32…PLL回路、 33、50、51、52、53…高精細テレビジョン信
号用復調器、 34…NTSC信号用復調器、 35…高精細テレビジョン信号用レベル検出器、 37…AGC電圧増幅器、 39…第4ミクサ、 40…第4の局部発振器、 42…分周器、 62…第5のIF増幅器、 63…第5ミクサ、 66、67…ベースバンド信号用増幅器、 70、71…QAM検波器、 72、73…90度移相器、 74、75…キャリア及びクロック再生回路、 76、77…基準発振器、 78…AFC電圧発生器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準TV信号(NTSC、PAL、SEC
    AMなど)により変調されたRF信号と、高精細テレビ
    ジョン信号により変調されたRF信号が入力され、それ
    ぞれの信号を復調して出力する受信装置において、該A
    M変調された高精細テレビジョン信号を処理する高精細
    テレビジョン信号処理部を、少なくとも、選局情報によ
    りPLL回路を用いて発振周波数制御を行う第1の局部
    発振器と、希望信号を第1IF信号に変換する第1の周
    波数変換器と、第2の局部発振器と、第2IF信号に変
    換する第2の周波数変換器と、第2IF信号を入力し復
    調する復調器とから構成されるダブルスーパーヘテロダ
    イン方式とし、該AM変調された標準TV信号を処理す
    る標準TV信号処理部を、少なくとも、選局情報により
    PLL回路を用いて発振周波数制御を行う局部発振器
    と、希望信号をIF信号に変換する周波数変換器と、I
    F信号を入力し復調する復調器とから構成されるシング
    ルスーパーヘテロダイン方式で構成したことを特徴とす
    る受信装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の受信装置において、前記
    高精細テレビジョン信号処理部のAGC電圧を、高精細
    テレビジョン信号の第2IF信号を検波する検波器と、
    該検波出力を通過させるローパスフィルタと、該ローパ
    スフィルタの出力を所望の電圧値に増幅する増幅器によ
    り生成することを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の受信装置に
    おいて、前記高精細テレビジョン信号処理部に含まれ
    る、PLL回路を用いて発振周波数制御を行う第1の局
    部発振器、あるいは前記標準TV信号処理部に含まれ
    る、PLL回路を用いて発振周波数制御を行う局部発振
    器のいずれかのPLL回路と局部発振器を共用し、また
    高精細テレビジョン用復調器から出力される高精細テレ
    ビジョン信号用AFC電圧と標準TV信号用復調器から
    出力される標準TV信号用AFC電圧を前記PLL回路
    で切り換えて周波数制御に用いる構成としたことを特徴
    とする受信装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の受信装置において、前記
    高精細テレビジョン信号処理部に含まれる、希望信号を
    第1IF信号に変換する第1の周波数変換器、あるいは
    前記標準TV信号処理部に含まれる、希望信号をIF信
    号に変換する周波数変換器のいずれかの周波数変換器を
    共用したことを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4に記載の受信装置において、前記高精細テレビジ
    ョン信号処理部に、第3の局部発振器と、該第3の局部
    発振器から出力される局部発振信号と前記第2IF信号
    を入力しベースバンド信号に変換する第3の周波数変換
    器と、該ベースバンドの高精細テレビジョン信号用復調
    器とを設けたことを特徴とする受信装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の受信装置において、第3
    の局部発振器を水晶振動子を用いた発振回路で構成し、
    該第3の局部発振器から出力される局部発振信号を分周
    して出力する分周器を設け、該分周信号をPLL回路の
    基準信号として用いることを特徴とする受信装置。
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