JP3371506B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP3371506B2
JP3371506B2 JP01707294A JP1707294A JP3371506B2 JP 3371506 B2 JP3371506 B2 JP 3371506B2 JP 01707294 A JP01707294 A JP 01707294A JP 1707294 A JP1707294 A JP 1707294A JP 3371506 B2 JP3371506 B2 JP 3371506B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送波信号を少なくと
も映像信号で変調することにより得られる変調信号のう
ち、搬送波信号が抑圧されている第1の変調信号と搬送
波が残留している第2の変調信号とが伝送される場合
に、伝送されてきたこれら変調信号を入力し、これら変
調信号の中から、所望の周波数を持つ第1の変調信号を
受信する受信装置、または、伝送されてきたそれら変調
信号を入力し、それら変調信号の中から、所望の周波数
を持つ第1の変調信号及び第2の変調信号を選択的に受
信する受信装置に関するものである。
【0002】なお、上記した第1の変調信号としては、
例えば、QAM(直交軸振幅変調)等のデジタル変調さ
れた高精細テレビジョン信号などが考えられ、また、第
2の変調信号としては、例えば、VSB(残留側波帯振
幅変調)等のAM変調された標準テレビジョン信号(具
体的には、NTSC方式、PAL方式、SECAM方式
等によるテレビジョン信号)などが考えられる。
【0003】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送やCATV放送
等の拡充により、放送の多チャネル化が進められてい
る。これに伴い、受信装置においても、多チャネル受信
時にも相互変調妨害等の低減が図れるダブルスーパーヘ
テロダイン方式の周波数変換部を有する受信装置が用い
られるようになってきた。図9に従来のダブルスーパー
ヘテロダイン方式テレビジョン受信装置を示す。図9に
おいて、1は信号入力端子、2は選局信号入力端子、4
は映像及び音声信号出力端子、5は入力フィルタ(バン
ドパスフィルタ)、6は可変利得増幅器、9は第1ミク
サ、10は第1局部発振器、12は第1IF増幅器、1
3は第2ミクサ、14は第2局部発振器、15は第2I
F増幅器、17は第2IFフィルタ(バンドパスフィル
タ)、20は第3IF増幅器、22はローパスフィル
タ、23はPLL(フェーズロックドループ)回路、3
4はAM復調器、72は第1IFフィルタ(バンドパス
フィルタ)である。
【0004】信号入力端子1からRF信号として入力さ
れる、AM変調されたNTSC方式によるテレビジョン
信号は、入力フィルタ5で帯域を分割され、希望チャネ
ルを含む帯域が選択的に入力フィルタ5を通過する。通
過した信号は、その希望チャネルに対し所望の受信レベ
ルとなるよう、可変利得増幅器6で適宜増幅あるいは減
衰され、第1ミクサ9へ入力される。一方、第1局部発
振器10では、選局信号入力端子2から入力される選局
信号に基づいて、希望チャネルに対応した周波数で発振
を行うよう、PLL回路23、ローパスフィルタ22に
よってフィードバック制御がなされ、その発振出力が局
部発振信号として第1ミクサ9へ入力される。即ち、P
LL回路23では、内部に基準信号を持っており、この
基準信号と第1局部発振器10からの局部発振信号とを
比較し、その誤差信号をローパスフィルタ22を経て第
1局部発振器10に出力することにより、その誤差信号
が零となるように、第1局部発振器10の発振周波数を
制御しているわけであり、選局信号により比較用の周波
数を生成する分周器の分周比を可変するなどによって、
選局を行う。
【0005】また、第1ミクサ9では、第1局部発振器
10からの局部発振信号と、可変利得増幅器6で適宜増
幅あるいは減衰された信号と、を混合し、第1IF信号
を出力する。その第1IF信号は、第1IFフィルタ7
2で選択的に通過され、第1IF増幅器12で増幅され
た後、第2ミクサ13に入力される。第2ミクサ13で
は、第2局部発振器14からの局部発振信号と、第1I
F増幅器12で増幅された信号と、を混合し、第2IF
信号を出力する。第2IF信号は、第2、第3IF増幅
器15、20で増幅されると共に、SAWフィルタ等で
構成される第2IFフィルタ17で所望の帯域のみが通
過され、その後、AM復調器34で復調されて、ベース
バンドの映像信号及び音声信号が出力される。
【0006】また、AGC(オートゲインコントロー
ル)は、AM復調器34内で検波された映像信号レベル
により入力電波の強弱を判断し、それに応じたAGC信
号によってAM復調器34の内部にある可変増幅器の利
得を制御する共に、AM復調器34から出力される同じ
AGC信号によって可変利得増幅器6の利得を制御する
ことにより行う。また、AFC(オートフレキュエンシ
ィコントロール)は、AM復調器34内で映像搬送波と
の周波数差を検出し、その周波数差に応じて出力される
AFC信号によって第2局部発振器14の発振周波数を
微調することにより行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
受信装置は、AM変調された標準テレビジョン信号(具
体的には、NTSC方式によるテレビジョン信号)の如
き、搬送波が残留している変調信号を受信するためのも
のであり、QAM(直交軸振幅変調)等のデジタル変調
された高精細テレビジョン信号の如き、搬送波信号が抑
圧されている変調信号を受信することについては考慮さ
れておらず、従って、搬送波が残留している変調信号と
搬送波信号が抑圧されている変調信号のどちらも選択的
に受信することについても、考慮されていなかった。
【0008】そこで、本発明の第1の目的は、搬送波信
号を少なくとも映像信号で変調することにより得られる
変調信号であって、QAM(直交軸振幅変調)等のデジ
タル変調された高精細テレビジョン信号の如き、搬送波
信号が抑圧されている変調信号を受信することが可能な
受信装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、搬送波信号
を少なくとも映像信号で変調することにより得られる変
調信号のうち、搬送波信号が抑圧されている第1の変調
信号と搬送波が残留している第2の変調信号とが伝送さ
れ、所望の周波数の第1の変調信号を受信しようとする
際に、その第1の変調信号と同じ周波数の第2の変調信
号が入力された場合でも、上記した第1の変調信号を受
信することが可能な受信装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の第3の目的は、搬送波信号
を少なくとも映像信号で変調することにより得られる変
調信号のうち、搬送波信号が抑圧されている第1の変調
信号と搬送波が残留している第2の変調信号とが伝送さ
れる場合に、所望の周波数を持つ第1の変調信号及び第
2の変調信号を選択的に受信することが可能な受信装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、標準テレビジョン信号と、デジタル変調さ
れたテレビジョン信号とを受信可能な受信装置であっ
て、前記標準テレビジョン信号および前記デジタル変調
されたテレビジョン信号が入力される入力手段と、入力
された信号において所定の帯域の信号を通過させるフィ
ルタ手段と、入力された信号の利得を増幅させる利得増
幅手段と、入力された信号の周波数を変換する第1およ
び第2の周波数変換手段と、標準テレビジョン信号復調
手段と、デジタル信号復調手段と、を備えてなり、前記
標準テレビジョン信号および前記デジタル変調されたテ
レビジョン信号はともに同一の前記フィルタ手段、前記
利得増幅手段および、前記第1の周波数変換手段を経由
して、NTSC信号受信時における中間周波数である第
1の帯域の周波数の信号に変換され、標準テレビジョン
信号のチャンネルの選局時においては、前記第1の帯域
の周波数に変換された信号は、当該周波数にて前記標準
テレビジョン信号復調手段に入力されて復調され、前記
デジタル変調されたテレビジョン信号のチャンネルの選
局時においては、前記第1の帯域の周波数に変換された
信号は、さらに、第2の周波数変換手段により当該周波
数より低い周波数に変換され、デジタル信号復調手段に
入力されて復調される構成とする。
【0012】
【作用】標準テレビジョン信号とデジタル変調されたテ
レビジョン信号と受信可能とすることができる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。なお、以下の説明では、搬送波信号を少なくとも映
像信号で変調することにより得られる変調信号であっ
て、搬送波信号が抑圧されている第1の変調信号として
は、QAM(直交軸振幅変調)、QPSK(四相位相変
調)、OFDM(直交周波数多重)やそれらの複合の変
調等のデジタル変調された高精細テレビジョン信号(以
下、このようにQAM(直交軸振幅変調)等のデジタル
変調された高精細テレビジョン信号を、単に高精細テレ
ビジョン信号と言うことがある)を例として挙げ、ま
た、搬送波が残留している第2の変調信号としては、V
SB(残留側波帯振幅変調)等のAM変調された標準テ
レビジョン信号の中で、NTSC方式によるテレビジョ
ン信号(以下、このようにAM変調されたNTSC方式
によるテレビジョン信号を、単にNTSC信号と言うこ
とがある)を例に挙げて説明することとする。
【0018】図1は本発明の第1の実施例としての受信
装置を示すブロック図である。本実施例は、希望チャネ
ルの高精細テレビジョン信号を受信することが可能な受
信装置である。
【0019】図1において、1はテレビジョン信号の信
号入力端子、2は選局信号入力端子、3は高精細テレビ
ジョン信号出力端子、5は入力フィルタ(バンドパスフ
ィルタ)、6はRF信号用可変利得増幅器、9は第1ミ
クサ、10は第1局部発振器、11は第1IFフィルタ
(バンドパスフィルタ)、12は第1IF増幅器、13
は第2ミクサ、14は第2局部発振器、15は第2IF
増幅器、16は高精細テレビジョン信号用IFフィルタ
(バンドパスフィルタ)、19は第3IF増幅器、2
2、24はローパスフィルタ、23、25はPLL回
路、26は選局制御部、28は第3ミクサ、29は第3
局部発振器、30はローパスフィルタ、31はIF信号
用可変利得増幅器、33は高精細テレビジョン信号用復
調器、39はバンドパスフィルタ、40は高精細テレビ
ジョン信号用信号レベル検波器、41はローパスフィル
タ、42はAGC電圧増幅器、である。
【0020】では、動作について説明する。高精細テレ
ビジョン信号は、送信側において、アナログ/デジタル
変換された後、データ圧縮され、その後、上記したよう
なQAM(直交軸振幅変調)、QPSK(四相位相変
調)、OFDM(直交周波数多重)やそれらの複合の変
調等のデジタル変調されて、通常のNTSC方式による
テレビジョン信号の帯域幅と同じ帯域幅を有する信号と
なる。そして、このような高精細テレビジョン信号はR
F信号として伝送され、図1に示す信号入力端子1に入
力される。入力されたRF信号は、入力フィルタ5でV
HF帯、UHF帯(さらには、VHF帯を低域、中域、
高域に分割する場合もある。)に分割され、希望チャネ
ルを含む帯域が選択的に通過する。通過した信号は、そ
の希望チャネルに対し所望の信号レベルとなるよう、R
F信号用可変利得増幅器6で適宜増幅あるいは減衰さ
れ、第1ミクサ9へ入力される。なお、RF信号用可変
利得増幅器6はデュアルゲートFET等で構成される。
一方、選局制御部26では、選局信号入力端子2から入
力される選局信号に応じて、PLL回路23にデータを
出力する。また、第1局部発振器10では、選局制御部
26から出力されたデータに基づいて、希望チャネルに
対応した周波数で発振を行うよう、基準発振器や分周器
を内蔵したPLL回路23、ローパスフィルタ22によ
ってフィードバック制御がなされ、その発振出力が局部
発振信号として第1ミクサ9へ入力される。
【0021】第1ミクサ9では、第1局部発振器10か
らの局部発振信号と、可変利得増幅器6で適宜増幅ある
いは減衰された信号と、を混合し、第1IF信号を出力
する。ここで、第1IF信号の周波数は、受信信号の相
互変調妨害などを低減するために、NTSC信号の地上
伝送帯域やCATV伝送帯域の上限周波数以上に設定す
る。具体的に言うと、米国や国内の周波数配置では、第
1局部発振信号や第2局部発振信号及びその高調波信号
による相互干渉妨害も考慮して、960MHz帯、1.
2GHz帯、1.7GHz帯、2.6GHz帯、3GH
z帯等に設定する。これらの周波数帯に設定された第1
IF信号は、第1IFフィルタ11で選択的に通過され
る。なお、高精細テレビジョン信号はNTSC信号など
の標準テレビジョン信号の場合よりも精度の高い復調を
必要とするため、第1IFフィルタ11としては、高精
細テレビジョン信号についての復調特性を劣化させない
帯域内平坦度と低群遅延偏差を有するバンドパスフィル
タを用いる。具体的には、誘電体フィルタやSAWフィ
ルタにより構成される。
【0022】第1IF信号は第1IF増幅器12で増幅
された後、第2ミクサ13に入力される。一方、選局制
御部26では、高精細テレビジョン信号用復調器33か
ら出力されるAFC信号に応じて、PLL回路25にデ
ータを出力する。また、第2局部発振器14では、選局
制御部26から出力されたデータに対応した周波数で発
振を行うよう、基準発振器や分周器を内蔵したPLL回
路25、ローパスフィルタ24によってフィードバック
制御がなされ、その発振出力が局部発振信号として第2
ミクサ13へ入力される。
【0023】第2ミクサ13では、第2局部発振器14
からの局部発振信号と、第1IF増幅器12で増幅され
た信号と、を混合し、第2IF信号を出力する。ここ
で、第2IF信号の周波数は、現行標準テレビジョン信
号受信時と同じに設定する。具体的に言うと、米国の場
合には、NTSC信号受信時と同じ45MHz帯とす
る。また、国内の場合には、同様に58MHz帯とす
る。
【0024】これらの周波数帯に設定された第2IF信
号は、第2IF増幅器15で増幅された後、高精細テレ
ビジョン信号用IFフィルタ16に入力する。この高精
細テレビジョン信号用IFフィルタ16においても、高
精細テレビジョン信号についての復調特性を劣化させな
い帯域内平坦度と低群遅延偏差が必要であると共に、隣
接するチャネルからの妨害を排除する必要があるため
(即ち、隣接チャネルの帯域で減衰度が大きいことが必
要であるため)、SAWフィルタにより構成され、希望
チャネルの帯域のみを通過させる。この第2IF信号
は、第3IF増幅器19で希望チャネルが増幅され、第
3ミクサ28に入力される。第3ミクサ28では、第3
局部発振器29からの局部発振信号と、第3IF増幅器
19で増幅された信号と、を混合し、第3IF信号を出
力する。
【0025】ここで、第3IF信号の周波数は、第2I
F信号周波数よりさらに低く設定し、高精細テレビジョ
ン信号の伝送レートや、後述する光ディスク等の記憶媒
体に書き込む際の搬送波周波数と一致させておくこと
で、復調や書き込みの回路が簡便になる。また、第3I
F信号の周波数を低く設定することで、第3ミクサ28
以降の増幅器(図1中では可変利得増幅器31のみであ
るが、高精細テレビジョン信号用復調器33への所要入
力信号レベルを確保するために、これ以外の増幅器を用
いる場合も含む)として、直線性が良く利得の高い動作
領域を有するオペアンプ等を用いることができる。
【0026】第3IF信号は、ローパスフィルタ30を
通過し、IF信号用可変利得増幅器31で適宜増幅ある
いは減衰された後、高精細テレビジョン信号用復調器3
3に入力され、そこにおいて変調方式に応じた復調が行
われ、その結果、データ圧縮された高精細テレビジョン
信号が出力端子3から出力する。出力された信号は、デ
ータ伸長やデジタル/アナログ変換などを行うデジタル
信号処理回路(図示せず)へ入力され、高精細テレビジ
ョンに、映像信号及び音声信号あるいはデータとして出
力される。
【0027】また、RF信号用AGCは、ローパスフィ
ルタ30を通過した第3IF信号をバンドパスフィルタ
39に入力して、第3IF信号内の所望の帯域のみを通
過させ、その帯域部分の信号レベルを検波器40で検波
し、その信号レベルからローパスフィルタ41、AGC
電圧増幅器42によってAGC電圧を生成して、RF信
号用可変利得増幅器6に印加することにより行う。
【0028】図2は図1におけるバンドパスフィルタ3
9の動作を説明するための説明図である。図2におい
て、縦軸はレベル、横軸は周波数を表わし、また、50
はバンドパスフィルタ39の通過帯域を、51は高精細
テレビジョン信号の周波数スペクトル分布を、52はN
TSC信号の周波数スペクトル分布を、53はNTSC
信号の映像搬送波を、54はNTSC信号の色副搬送波
を、55はNTSC信号の音声搬送波を、それぞれ模式
的に示している。
【0029】今、希望チャネルの高精細テレビジョン信
号と同一チャネルでNTSC信号が伝送されて、信号入
力端子1に入力された場合、それぞれの信号は図2に示
すような周波数配置となる(但し、IF帯においては周
波数の高低は逆転し、図2の中心周波数を軸に左右を反
転した周波数配置となる)。このうち、希望チャネルの
高精細テレビジョン信号を受信する場合には、AGC
は、51に示した高精細テレビジョン信号の信号レベル
を基準値と比較し、その差からAGC信号を発生させ
て、そのAGC信号により適宜増幅量或いは減衰量を調
整して行う。このとき、RF信号用AGCでは、高精細
テレビジョン信号の信号レベルを検波器40によって検
出するが、その際に同一チャネルで伝送されたNTSC
信号が高精細テレビジョン信号と同時に検波器40に入
力されると、検波器40では、NTSC信号の中でエネ
ルギーの高い映像搬送波53、音声搬送波55及び色副
搬送波54が高精細テレビジョン信号にそれぞれ重畳さ
れて、高精細テレビジョン信号の信号レベルは、実際の
高精細テレビジョン信号の信号レベルよりも高いレベル
として検出されてしまうため、RF信号用AGCは、実
際の高精細テレビジョン信号の信号レベルよりもレベル
が高くなっているように動作し、その結果、高精細テレ
ビジョン信号用復調器33への入力レベルが不足するこ
とになる。
【0030】そこで、本実施例では、希望チャネルの高
精細テレビジョン信号と同一チャネルでNTSC信号が
伝送されて、信号入力端子1に入力された場合でも、R
F信号用AGCを適正に動作させるため、検波器40の
前段にバンドパスフィルタ39を設けて、その通過帯域
を図3中の50のように、NTSC信号の各搬送波5
3、54、55を除く部分に設定している。これによ
り、検波器40へ入力されるNTSC信号の各搬送波5
3、54、55のレベルが大幅に低減されて、検波器4
0での重畳分が減少するため、RF信号用AGCを適正
に動作させることができる。
【0031】図3は図1におけるバンドパスフィルタ3
9の回路構成の一例を示す回路図である。図3におい
て、56は入力端子、57は出力端子、58,59は共
通端子(接地端子)、C1,C2,C3,C4,C5,
C6,C7,C8は容量、L1,L2,L3,L4,L
5,L6,L7,L8はインダクタである。図3に示す
回路は、6次の楕円関数型ローパスフィルタをフィルタ
設計手法の一つである周波数変換によりバンドパスフィ
ルタに変換したもので、同次数のバタワースフィルタ等
に比べ急峻なフィルタ特性が得られ、同一チャネルで伝
送されたNTSC信号の中でエネルギーの高い搬送波部
分の減衰度が大きく、上記したバンドパスフィルタ39
の構成として適している。
【0032】一方、IF信号用AGCは、高精細テレビ
ジョン信号用復調器33内で生成されたAGC信号をI
F信号用可変利得増幅器31に印加することにより行
う。
【0033】さて、上記した各AGC信号を生成するに
あたり、RF信号用AGCは比較的長い時定数で検波
し、IF信号用AGCは比較的短い時定数に設定し、飛
行機等によるフラッタのように短い周期で信号レベルの
変化する場合には、IF信号用AGCでその変化に追従
する。また、利得減衰時に受信信号対雑音比の劣化を最
少にするため、入力信号レベルの増加に伴い、利得の減
衰はIF信号用可変利得増幅器31から開始し、前記フ
ラッタ等のレベル変化に対応するための減衰量を余し
て、RF信号用可変利得増幅器6が減衰を開始する。
【0034】ここで、IF信号用AGCとRF信号用A
GCを別個に設けている理由について説明する。高精細
テレビジョン信号用復調器33内の入力部には、多くの
場合アナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバ
ーターが設けられている。そのADコンバーターの入力
信号レベルの許容範囲は、高精細テレビジョン信号が地
上波で放送される場合などには、その高精細テレビジョ
ン信号の入力レベル範囲よりも小さいため、すべての入
力レベル範囲で、ADコンバーターを含めて高精細テレ
ビジョン信号用復調器33を正常に動作させるために
は、高精細テレビジョン信号用復調器33に依らないA
GCが必要になる。このため、図9で説明した標準テレ
ビジョン信号受信時の従来のAGC信号生成方法とは異
なり、AGC信号を別途第3IF信号から生成して、R
F信号用AGCのために用いている。
【0035】また、AFCは、前述したように、高精細
テレビジョン信号用復調器33からのAFC信号を選局
制御部26に入力し、そのAFC信号に応じて選局制御
部26からPLL回路25を通して第2局部発振器14
の発振周波数を微調して行う。このAFC信号を生成す
るにあたり、上記バンドパスフィルタ39と同じ通過帯
域を有するバンドパスフィルタを高精細テレビジョン信
号用復調器33内の入力部に設けて信号を分離し、FM
検波等のアナログ回路を用いることで、簡便に高速にA
FCが可能となる。
【0036】また、希望チャネルの高精細テレビジョン
信号と同一チャネルでNTSC信号が伝送されて、信号
入力端子1に入力される場合には、NTSC信号からの
干渉妨害を避けるために、高精細テレビジョン信号用復
調器33内に、NTSC信号の中のエネルギーの高い映
像搬送波、音声搬送波及び色副搬送波を除去するための
ノッチフィルタを設けたり、或いは、送信側において、
予め、高精細テレビジョン信号のスペクトルを、NTS
C信号の中のエネルギーの高い映像搬送波、音声搬送波
及び色副搬送波の近傍に配置しないようにしたりする必
要がある。
【0037】また、選局時に選局制御部26から入力フ
ィルタ5で希望チャネルを含む帯域を通過させるように
切り換えるバンド切り換え電圧を送り、RF増幅器6や
第1ミクサ9に入力する信号数を低減し、入力信号同士
による相互変調妨害の発生を抑圧する。さらに、選局時
には選局制御部26から希望チャネルが変更されたこと
を示す信号を高精細テレビジョン信号用復調器33に送
り、高精細テレビジョン信号用復調器33を初期状態に
復帰させ、円滑に復調が開始できる状態に設定してい
る。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば、
第1IFフィルタ11及び第2IFフィルタ16とし
て、高精細テレビジョン信号についての復調特性を劣化
させない帯域内平坦度と低群遅延偏差を有するバンドパ
スフィルタを用いることにより、高精細テレビジョン信
号について、NTSC信号などの標準テレビジョン信号
より精度の高い復調が可能となり、その結果、高精細テ
レビジョン信号の受信が可能となる。
【0039】また、第3ミクサ28により第2IF信号
の周波数よりも低い周波数の第3IF信号に変換するこ
とで、第3ミクサ以降の増幅器として、直線性が良く利
得の高いオペアンプ等を用いることができる。従って、
希望チャネルの高精細テレビジョン信号と同一チャネル
でNTSC信号が伝送されて、信号入力端子1に入力さ
れた場合にも、両信号による混変調が低減できるため、
誤り率の低い高精細テレビジョン信号の復調が可能とな
る。また、上記第3IF信号に変換することで、高精細
テレビジョン信号用復調器33の扱う信号周波数が低く
なるため、回路構成が簡易にできる。
【0040】さらに、希望チャネルの高精細テレビジョ
ン信号と同一チャネルでNTSC信号が伝送されて、信
号入力端子1に入力された場合でも、RF信号用AGC
において、高精細テレビジョン信号の信号レベルを検出
する検波器40の前段に、NTSC信号の中のエネルギ
ーの高い各搬送波を除去するバンドパスフィルタ39を
設けることにより、RF信号用AGCを適正に動作させ
ることができ、所望の高精細テレビジョン信号の復調が
可能となる。
【0041】図4は図1に示す受信装置に記録再生装置
を接続する場合の接続の仕方を示すブロック図である。
図4において、図1と同様の動作を行う部分には図1と
同じ番号を付し、説明を略す。その他、35は記録再生
装置、36は接続端子である。
【0042】現行のNTSC信号等の標準テレビジョン
信号については、ビデオテープレコーダー等の記録再生
装置が普及し、番組を視聴しながら視聴中の番組や視聴
中以外の番組を記録したり、時間設定による自動的な記
録が可能である。これらの記録はNTSC信号等の標準
テレビジョン信号のベースバンド信号を磁気テープ上に
記録するものであるが、高精細テレビジョン信号では、
情報量が多いと共に、ベースバンド信号がデジタル信号
であることから記録に必要な周波数帯域が広いため、磁
気テープへの記録は容易ではない。
【0043】そこで、図4に示す記録再生装置35で
は、高精細テレビジョン信号を記録するために、記録媒
体として、記録容量が多く、デジタル信号の記録に適し
た書き込み可能型の光ディスク、光磁気ディスク等を用
いる。
【0044】ところで、これら光ディスク、光磁気ディ
スク等への記録方法としては、一般に、デジタル信号の
まま記録する方法と、FM変調して記録する方法とがあ
る。デジタル信号が入力される場合には前者の方が効率
良く記録できるが、本実施例のように、多値のデジタル
変調により伝送帯域が圧縮されている信号が入力される
場合には、復調した後にデジタル信号として記録するよ
りも、変調されたままの信号をFM変調して記録する方
が記録効率が良い。
【0045】そこで、図1に示す受信装置に記録再生装
置35を接続する仕方としては、図4に示すように、I
F信号用可変利得増幅器31から出力された第3IF信
号を外部に出力する接続端子36を設け、そこに記録再
生装置35を接続するようにする。
【0046】また、この際、上記したFM変調の上限周
波数は、記録媒体が光ディスクである場合、用いるレー
ザーの波長により決まるトラックピッチ、ディスクの回
転数、所要記憶容量、所要CN比等のパラメータから決
まり、経済性を考慮すると、十数MHzから数十MHz
程度となる。また、被変調信号の上限周波数は、さら
に、これらFM変調の上限周波数の3分の2程度にして
おく必要があり、10MHz以下から十数MHz程度と
なる。従って、これら被変調信号の上限周波数に、上記
した第3IF信号の周波数を設定しておけば、従来の記
録再生装置と同じ簡便な回路で、高精細テレビジョン信
号も光ディスクに記録できる。尚、これら光ディスク等
の場合、記録再生装置35には、入力部にFM変調器、
出力部にFM復調器を内蔵する。
【0047】図5は本発明の第2の実施例としての受信
装置を示すブロック図である。図5において、図1と同
様の動作を行う部分には図1と同じ番号を付し説明を略
す。その他、21は第4ミクサである。
【0048】本実施例は、選局方法にその特徴がある。
即ち、図1の実施例では、第1局部発振器10において
PLL回路23を用いて、希望チャネルのRF信号を第
1IF信号に変換するための局部発振信号の周波数の制
御を行い、AFC電圧を用いた微調整は、第2局部発振
器14で行っていたのに対し、本実施例では、第1局部
発振器10からの局部発振信号と第2局部発振器14か
らの局部発振信号を第4ミクサ21で混合し、その差の
周波数を示す信号をPLL回路23で比較し、希望チャ
ネルを受信したときにその差の周波数が一定になるよう
に、第1局部発振器10の発振周波数を制御し、AFC
電圧を用いた微調整も、PLL回路23を用いて、高精
細テレビジョン信号用復調器33からのAFC電圧に応
じて第1局部発振器10の発振周波数を制御することに
より行っている。
【0049】本実施例では、図1の実施例で述べた効果
に加えて、第1局部発振器10からの局部発振信号と第
2局部発振器14からの局部発振信号との差の周波数が
希望チャネルを受信したときに一定に保たれることを利
用し、周波数制御を第1局部発振器10だけで行う簡便
な選局手段が得られる。また、第1局部発振器10から
の局部発振信号と第2局部発振器14からの局部発振信
号との差の周波数を示す信号をPLL回路23に入力す
るようにしているので、PLL回路23に入力される信
号の周波数が低く、そのため、PLL回路23として、
精度の良いPLL回路を容易に作成することができる。
また、PLL回路及びローパスフィルタが各々1つで済
むため、部品点数が少なくて良い。
【0050】図6は本発明の第3の実施例としての受信
装置を示すブロック図である。図6において、図1と同
様の動作を行う部分には図1と同じ番号を付し、説明を
略す。その他、7は第1の可変減衰器、8は第2の可変
減衰器、60はRF増幅器である。
【0051】信号入力端子1から入力されたRF信号の
うち、希望チャネルを含む帯域を入力フィルタ5で選択
的に通過させ、その希望チャネルに対し所望の信号レベ
ルとなるよう、可変減衰器7、8及びRF増幅器60で
適宜増幅あるいは減衰し、第1ミクサ9へ入力する。こ
のとき、入力信号レベルの増加に伴い、利得の減衰はI
F信号用可変利得増幅器31から開始し、前記フラッタ
等のレベル変化に対応するための減衰量を余して、第2
の可変減衰器8が減衰を始め、その減衰量が最大になっ
た時点から第1の可変減衰器7が減衰を開始する。
【0052】このように、RF増幅器60の後段から利
得減衰を開始することで、RF増幅器60の利得で後段
の減衰量が直接雑音指数の劣化にはならず、利得減衰時
に受信信号対雑音比の劣化を図1に示した第1の実施例
の場合より低減できる。また、可変減衰器を可変減衰器
7、8に2分割し、それぞれを遅延して動作させること
で、AGC電圧に対する利得制御量の感度を低減でき、
安定したAGC動作が可能となる。さらに、RF増幅器
60の前段に可変減衰器7を設置することで、最大入力
レベル時にもRF増幅器60への入力レベルは減衰され
ており、図1に示したデュアルゲートFET等で構成さ
れた可変利得増幅器6を用いる場合に比べ、相互変調妨
害や混変調妨害等の発生を低減できる。また、デュアル
ゲートFET等で構成された可変利得増幅器6を用いる
場合、利得制御時に、素子の非線形性によって、上記相
互変調妨害や混変調妨害等が発生する場合があったが、
本実施例によれば、その様な素子の非線形性による妨害
の発生も低減できる。
【0053】図7は本発明の第4の実施例としての受信
装置を示すブロック図である。本実施例は、希望チャネ
ルの高精細テレビジョン信号及びNTSC信号を選択的
に受信することが可能な受信装置である。
【0054】図7において、図1と同様の動作を行う部
分には図1と同じ番号を付し、説明を略す。その他、4
はNTSC方式用映像及び音声信号出力端子、17はN
TSC信号用IFフィルタ、20はNTSC信号用第3
IF増幅器、27はNTSC信号用AFC電圧と高精細
テレビジョン信号用AFC電圧を希望受信信号(即ち、
高精細テレビジョン信号かNTSC信号か)に応じて切
り換えて出力するAFC電圧切換回路、34はNTSC
信号用復調器、43はNTSC信号用AGC電圧と高精
細テレビジョン信号用AGC電圧を希望受信信号(即
ち、高精細テレビジョン信号かNTSC信号か)に応じ
て切り換えて出力するAGC電圧切換回路である。
【0055】高精細テレビジョン信号とNTSC信号は
周波数多重されて、RF信号として伝送され、図7に示
す信号入力端子1に入力される。そして、視聴者の選局
に応じて、希望受信信号がNTSC信号の場合には、N
TSC信号用復調器34で復調を行い、出力端子4から
出力する。一方、希望受信信号が高精細テレビジョン信
号の場合には、高精細テレビジョン信号用復調器33で
復調を行い、出力端子3から出力する。
【0056】この際、第1IFフィルタ11は高精細テ
レビジョン信号及びNTSC信号の第1IF信号に共用
されるが、前述したように高精細テレビジョン信号はN
TSC信号などの標準テレビジョン信号の場合よりも精
度の高い復調を必要とするため、第1IFフィルタ11
としては、NTSC信号より精度の高い復調を必要とす
る高精細テレビジョン信号の復調特性を劣化させない帯
域内平坦度と低群遅延偏差を有するバンドパスフィルタ
を用いる。
【0057】また、第2IF信号は第1のIF増幅器1
5で増幅された後、2つに分岐され、SAWフィルタ等
で共に構成される高精細テレビジョン信号用IFフィル
タ16及びNTSC信号用IFフィルタ17にそれぞれ
入力され、各々のIFフィルタ16、17で希望チャネ
ルの帯域のみが通過する。
【0058】その後、高精細テレビジョン信号を受信す
る場合には、図1に示した実施例と同様の動作で復調さ
れる。一方、NTSC信号を受信する場合には、NTS
C信号用第3IF増幅器20で希望チャネルの信号を増
幅し、NTSC信号用AM復調器34に入力してAM復
調し、ベースバンドの映像信号及び音声信号を出力端子
4から出力する。
【0059】また、選択制御部26は、希望受信信号に
応じて、AGC電圧切換回路43及びAFC電圧切換回
路27の切り換え信号を出力する。これにより、AGC
は、高精細テレビジョン信号を受信する場合は、図1に
示した実施例と同様に第3IF信号を分岐し、第3IF
信号内の所望の帯域のみバンドパスフィルタ39で通過
させ、その部分の信号レベルを検波器40で検波し、ロ
ーパスフィルタ41、AGC電圧増幅器42によってA
GC電圧を生成し、AGC電圧切換回路43を通して可
変利得増幅器6に印加して行う。また、NTSC信号を
受信する場合は、AM復調器34の内部で行うと共に、
AM復調器34内で生成したAGC電圧をAGC電圧切
換回路43を通して可変利得増幅器6に印加して行う。
また、AFCは、高精細テレビジョン信号用復調器3
3,NTSC信号用AM復調器34からのAFC電圧
を、受信信号に応じてAFC電圧切換回路にて切換出力
し、第2局部発振器14の発振周波数を微調して行う。
【0060】また、図1に示した実施例と同様に、選局
制御部26は、選局時に選局制御部26から入力フィル
タ5にバンド切り換え電圧を送り、さらに、高精細テレ
ビジョン信号を受信する場合は、受信チャネルが変更さ
れたことを示す信号を高精細テレビジョン信号用復調器
33に送る。また、消費電力を低減する観点からは、希
望受信信号に応じて、復調部33あるいは34のいずれ
か一方にのみ電源を供給することも可能である。
【0061】以上説明したように、本実施例の受信装置
は、NTSC信号と高精細テレビジョン信号の受信が可
能であるだけでなく、第1IFフィルタ11をNTSC
信号と高精細テレビジョン信号で共用し、第2IFフィ
ルタ16、17と復調器33、34をNTSC信号用と
高精細テレビジョン信号用にそれぞれ個別に設けること
で、ダブルスーパーヘテロダイン方式の2重周波数変換
部を両信号用に共用できるので、回路規模の低減が図
れ、操作性に優れた受信装置が得られる。
【0062】図8は本発明の第5の実施例としての受信
装置を示すブロック図である。図8において、図5及び
図7と同様の動作を行う部分には図5及び図7と同じ番
号を付し説明を略す。
【0063】本実施例は図5の実施例における選局方法
を図7の実施例に適用した構成である。即ち、図7の実
施例では、第1局部発振器10においてPLL回路23
を用いて、希望チャネルのRF信号を第1IF信号に変
換するための局部発振信号の周波数の制御を行い、AF
C電圧を用いた微調整は、第2局部発振器14で行って
いたのに対し、本実施例では、図5の実施例と同様、第
1局部発振器10からの局部発振信号と第2局部発振器
14からの局部発振信号を第4ミクサ21で混合し、そ
の差の周波数を示す信号をPLL回路23で比較し、希
望チャネルを受信したときにその差の周波数が一定にな
るように、第1局部発振器10の発振周波数を制御し、
AFC電圧を用いた微調整も、PLL回路23を用い
て、高精細テレビジョン信号用復調器33からのAFC
電圧に応じて第1局部発振器10の発振周波数を制御す
ることにより行っている。
【0064】本実施例では、図7の実施例で述べた効果
に加え、図5の実施例で述べた効果が得られる。
【0065】なお、図7及び図8の実施例において、R
F信号用可変利得増幅器6を図6にの実施例のように、
RF増幅器60とその前段、後段に設けた可変減衰器
7、8で構成すれば、図7及び図8の実施例で述べた効
果に加え、図6の実施例で述べた効果も得られる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、標準テレビジョン信号
と、デジタル変調されたテレビジョン信号とを受信する
ことができ、隣接するチャンネルからの妨害を排除して
回路構成が簡易となる受信装置を提供することができ
る。
【0067】
【0068】
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての受信装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1におけるバンドパスフィルタ39の動作を
説明するための説明図である。
【図3】図1におけるバンドパスフィルタ39の回路構
成の一例を示す回路図である。
【図4】図1に示す受信装置に記録再生装置を接続する
場合の接続の仕方を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例としての受信装置を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例としての受信装置を示す
ブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施例としての受信装置を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施例としての受信装置を示す
ブロック図である。
【図9】従来のダブルスーパーヘテロダイン方式テレビ
ジョン受信装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…信号入力端子、2…選局信号入力端子、3…高精細
テレビジョン信号出力端子、4…NTSC信号出力端
子、6…可変利得増幅器、7、8…可変減衰器、60…
RF増幅器、9…第1ミクサ、10…第1局部発振器、
11…第1IFフィルタ、12…第1IF増幅器、13
…第2ミクサ、14…第2局部発振器、15…第2IF
増幅器、16…高精細テレビジョン信号用IFフィル
タ、17…NTSC信号用IFフィルタ、19…第3I
F増幅器、20…NTSC信号用第3IF増幅器、21
…第4ミクサ、22、25、30、41…ローパスフィ
ルタ、23、24…PLL回路、28…第3ミクサ、2
9…第3局部発振器、33…高精細テレビジョン信号用
復調器、34…NTSC信号用復調器、39…バンドパ
スフィルタ、40…高精細テレビジョン信号用レベル検
出器、42…AGC電圧増幅器、43…AGC電圧切換
回路、72…NTSC信号用第1IFフィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長嶋 敏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所 映像メディア研究 所内 (56)参考文献 特開 平5−347736(JP,A) 特開 平5−176331(JP,A) 特開 平5−48490(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準テレビジョン信号と、デジタル変調さ
    れたテレビジョン信号とを受信可能な受信装置であっ
    て、 前記標準テレビジョン信号および前記デジタル変調され
    たテレビジョン信号が入力される入力手段と、入力され
    た信号において所定の帯域の信号を通過させるフィルタ
    手段と、入力された信号の利得を増幅させる利得増幅手
    段と、入力された信号の周波数を変換する第1および第
    2の周波数変換手段と、標準テレビジョン信号復調手段
    と、デジタル信号復調手段と、を備えてなり、 前記標準テレビジョン信号および前記デジタル変調され
    たテレビジョン信号はともに同一の前記フィルタ手段、
    前記利得増幅手段および、前記第1の周波数変換手段を
    経由して、NTSC信号受信時における中間周波数であ
    る第1の帯域の周波数の信号に変換され、 標準テレビジョン信号のチャンネルの選局時において
    は、前記第1の帯域の周波数に変換された信号は、当該
    周波数にて前記標準テレビジョン信号復調手段に入力さ
    れて復調され、 前記デジタル変調されたテレビジョン信号のチャンネル
    の選局時においては、前記第1の帯域の周波数に変換さ
    れた信号は、さらに、第2の周波数変換手段により当該
    周波数より低い周波数に変換され、デジタル信号復調手
    段に入力されて復調されることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】標準テレビジョン信号と、デジタル変調さ
    れたテレビジョン信号と受信可能な受信装置であって、 前記標準テレビジョン信号および前記デジタル変調され
    たテレビジョン信号が入力される入力手段と、 入力された信号において所定の帯域の信号を通過させる
    フィルタ手段と、 入力された信号の利得を増幅させる利得増幅手段と、 入力された信号の周波数をNTSC信号受信時における
    中間周波数である第1の帯域の周波数の信号に変換する
    第1の周波数変換手段と、 該第1の周波数変換手段から出力される信号をさらに低
    い周波数に変換する第2の周波数変換手段と、 入力された標準テレビジョン信号を復調する標準テレビ
    ジョン信号復調手段と、 入力されたデジタル変調された信号を復調するデジタル
    信号復調手段と、 視聴者により標準テレビジョン信号のチャンネルが選局
    されたときは、前記第1の帯域の周波数に変換された信
    号は、当該周波数にて前記標準テレビジョン信号復調手
    段に入力されて復調され、視聴者により前記デジタル変
    調されたテレビジョン信号のチャンネルが選局されたと
    きは、前記第2の周波数変換手段により周波数が変換さ
    れた信号が、前記デジタル信号復調手段に入力されて復
    調されるように制御する選局制御手段と、 を備えてなることを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】利得制御手段を備えてなり、 標準テレビジョン信号のチャンネルの選局時において
    は、前記利得制御手段は、前記標準テレビジョン信号復
    調手段に入力される信号に基づき前記利得増幅手段を制
    御し、 前記デジタル変調されたテレビジョン信号のチャンネル
    の選局時においては、前記利得制御手段は、前記デジタ
    ル信号復調手段に入力される信号に基づき前記利得増幅
    手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記
    載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記標準テレビジョン信号のチャンネルの
    選局時においては、前記標準テレビジョン信号復調手段
    に対し電源を供給し、前記デジタル変調されたテレビジ
    ョン信号のチャンネルの選局時においては、前記デジタ
    ル信号復調手段に対し電源を供給する電源供給手段を備
    えてなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記標準テレビジョン信号とはNTSC方
    式の信号であり、前記デジタル変調されたテレビジョン
    信号とは、QAM、QPSK、およびOFDMのいずれ
    かの方式でデジタル変調された信号であることを特徴と
    する請求項に記載の請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】前記第1の帯域の周波数とは、45MHz
    帯または58MHz帯であることを特徴とする請求項に
    記載の請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の受信
    装置。
  7. 【請求項7】前記標準テレビジョン信号復調手段と、前
    記デジタル信号復調手段は出力端子に接続され、前記出
    力端子により、視聴または記録される信号として出力さ
    れることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載の受信装置。
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