JP3944475B2 - 位相調整回路及び復調回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ウォブルグルーブにアドレス情報が記録された光ディスクの記録又は再生装置に関し、特に、アドレス復調のための復調回路に関する。
DVD(digital versatile disk)+RディスクやDVD+RWディスク等の光ディスクにおいては、正弦波状に蛇行した溝(ウォブルグルーブ)を利用して、アドレスが記録されている。このようにして記録されたアドレスは、ADIP(address in pre-groove)と呼ばれている。
光ディスクに照射され、反射された光を電気信号に変換して得られる信号は、ウォブルグルーブによって変調されたウォブル信号となっている。このウォブル信号を用いることにより、高精度なアドレス検出が可能となっている。
図18は、ウォブル信号の波形の例を示すグラフである。図18のように、ウォブル信号はBPSK(binary phase shift keying)方式で位相変調されている。これを復調する復調回路が、例えば特許文献1,2,及び3に開示されている。
図19は、従来の復調回路の構成の例を示すブロック図である。図19の復調回路900は、BPF3と、乗算器4と、LPF5と、2値化回路6と、位相調整回路910とを備えている。
LPF1は、入力されたウォブル信号WBから高周波のノイズを除去して出力し、A/D変換器2はこれをデジタル信号に変換する。BPF3は、A/D変換器2の出力から更にノイズを除去して、得られたウォブル信号WDFを乗算器4及び位相調整回路910に出力する。また、位相調整回路910には、PLLによって生成された、ウォブル信号WBと同一の周期を有する搬送波CBが入力されている。位相調整回路910は、ウォブル信号WDFと搬送波CBとの間の位相差を検出し、搬送波CBの位相を、ウォブル信号WDFの位相と一致するように調整して、乗算器4に出力する。
乗算器4は、BPF3の出力と、位相調整回路910の出力とを乗算してLPF5に出力する。LPF5は、乗算器4の出力を平滑化し、2値化回路6は、LPF5の出力としきい値との比較を行って、その結果を出力する。以上のようにして、ウォブルグルーブによって記録されたアドレスを復調することができる。
特公平6−19898号公報 特開平5−260413号公報 特開2001−126413号公報
図20(a)は、搬送波CBの位相がウォブル信号WDFの位相よりもわずかに進んでいる場合の、搬送波CBとウォブル信号WDFとの関係を示すグラフである。図20(b)は、搬送波CBの位相がウォブル信号WDFの位相よりもわずかに遅れている場合の、搬送波CBとウォブル信号WDFとの関係を示すグラフである。
位相調整回路910は、ウォブル信号WDFが所定値を越えたときから、搬送波CBが立ち上がるまでの時間を位相差として検出する。図20(a)の場合には、位相調整回路910は、360°に近い値P1を位相差として検出する。図20(b)の場合には、搬送波CBは図20(a)の場合よりもわずかに遅れているだけであるが、位相調整回路910は、0°に近い小さな値P2を位相差として検出する。
このように、図19の位相調整回路910に入力されるウォブル信号WDFと搬送波CBとの間の位相差が小さいときには、オフセットばらつき、振幅ばらつき、ジッタ等の影響により、信号の位相がわずかに変動すると、検出される位相差が大きく変動する場合があった。すると、位相調整回路910は、この変動に追従することができないので、搬送波CBの位相を適切に調整することができず、アドレスを復調することができなくなる、という問題があった。
本発明は、入力信号と搬送波との間の位相差の調整を安定して行う位相調整回路を提供すること、及び、入力信号の復調を安定して行う復調回路を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明が講じた手段は、位相調整回路として、位相情報に応じて、入力された搬送波を遅延させて出力する搬送波遅延調整回路と、入力信号と前記遅延した搬送波との間の位相差を求め、これに応じた値を前記位相情報として出力し、前記遅延した搬送波を、その位相が前記入力信号の位相にほぼ一致するように調整して、位相調整後の搬送波として出力する位相差検出調整回路とを備え、前記位相差検出調整回路は、定常状態において、位相差があることを示す値を前記位相情報として出力するものである。
請求項1の発明によると、定常状態において、位相差があることを示す値が位相情報として出力されるので、位相差を常に零又は正の値で表す場合に、位相差が零付近の値になることと搬送波の1周期に近い値になることとを繰り返さないようにすることができる。したがって、位相が入力信号の位相にほぼ一致した搬送波を安定して出力することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の位相調整回路において、前記遅延した搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して出力する搬送波形成回路を更に備え、前記位相差検出調整回路は、前記搬送波形成回路の出力を用いて処理を行うものである。
請求項2の発明によると、搬送波の波形を復調に適した波形に変換することができる。このため、復調をより正確に行うことができるようになる。また、搬送波を遅延させた後に波形の変換を行うので、搬送波を遅延させる回路の規模が大きくならないようにすることができる。
請求項3の発明は、請求項1に記載の位相調整回路において、入力された搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して出力する搬送波形成回路を更に備え、前記搬送波遅延調整回路は、前記搬送波形成回路の出力を用いて処理を行うものである。
請求項3の発明によると、搬送波の波形を復調に適した波形に変換することができる。
請求項4の発明では、請求項1に記載の位相調整回路において、前記搬送波遅延調整回路は、前記位相情報に基づいて、前記入力された搬送波に与える遅延を制御する遅延制御信号を生成して出力する遅延制御信号生成回路と、前記遅延制御信号に従って、前記入力された搬送波に遅延を与えて出力する遅延選択回路とを有するものである。
請求項5の発明では、請求項4に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記位相情報から第1の値を減算して出力する減算器と、前記減算器の出力を積分して出力する積分器と、前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである。
請求項6の発明では、請求項5に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記減算器の出力に係数を乗算して出力する乗算器を更に備え、前記積分器は、前記乗算器の出力を積分して出力するものである。
請求項6の発明によると、遅延制御信号生成回路における積分の時定数を適切にして、搬送波に遅延を与える制御の応答性を適切に設定することができる。
請求項7の発明では、請求項6に記載の位相調整回路において、前記乗算器は、入力された値を前記係数として用いるものである。
請求項7の発明によると、遅延制御信号生成回路における積分の時定数を容易に変更することができる。例えば、時定数を制御開始時には大きくし、一定時間経過後に小さくすることが容易にできる。
請求項8の発明では、請求項5に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記減算器の出力の正負を判定し、その結果を出力する正負判定回路を更に備え、前記積分器は、前記正負判定回路の出力を積分して出力するものである。
請求項8の発明によると、正負判定回路は正負の判定結果を出力するので、積分器等の回路規模を小さくすることができる。
請求項9の発明では、請求項5に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記減算器の出力に第1の係数を乗算して出力する第1の乗算器と、前記減算器の出力に第2の係数を乗算して出力する第2の乗算器と、前記減算器の出力と入力された制御信号の値とを比較し、その結果を出力する比較器と、前記比較器の出力に従って、前記第1又は第2の乗算器のいずれかの出力を選択するセレクタとを更に備え、前記積分器は、前記セレクタの出力を積分して出力するものである。
請求項9の発明によると、減算器の出力は、制御開始時には大きく、その後次第に小さくなるので、遅延制御信号生成回路における積分の時定数を切り換えることが容易にできる。
請求項10の発明では、請求項4に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記位相情報と第1の値とを比較し、得られた比較結果を出力する比較器と、前記比較結果を積分して出力する積分器と、前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである。
請求項10の発明によると、比較器を用いるので、減算器を用いる場合よりも回路規模を小さくすることができる。
請求項11の発明では、請求項4に記載の位相調整回路において、前記遅延選択回路は、前記入力された搬送波に遅延を与えて、互いに異なる遅延が与えられた複数の搬送波を生成して出力する遅延回路と、前記遅延制御信号に従って、前記複数の搬送波から1つを選択して出力するセレクタとを有するものである。
請求項12の発明では、請求項11に記載の位相調整回路において、前記位相差検出調整回路は、前記遅延した搬送波に遅延を与えて、互いに異なる遅延を与えられた複数の搬送波を生成し、前記複数の搬送波から1つを選択して前記位相調整後の搬送波として出力するものであり、前記位相差検出調整回路が与える遅延の最大値は、前記遅延選択回路が与える遅延の最大値よりも小さいことを特徴とする。
請求項13の発明は、復調回路として、請求項1に記載の位相調整回路と、前記入力信号と前記位相調整後の搬送波とを乗算する乗算器と、前記乗算器による乗算の結果としきい値とを比較し、その結果を出力する2値化回路とを備えるものである。
請求項13の発明によると、位相が入力信号の位相にほぼ一致した搬送波を安定して出力することができる位相調整回路を備えているので、入力信号の復調を安定して行うことができる。したがって、入力信号がアドレス情報によって変調されている場合には、正確なアドレス情報を得ることができる。
請求項14の発明は、位相調整回路として、位相情報に応じて、入力された搬送波を遅延させて出力する搬送波遅延調整回路と、入力信号と前記遅延した搬送波に応じた信号との間の位相差を求め、これに応じた値を前記位相情報として出力する位相差検出回路とを備え、前記位相差検出回路は、定常状態において、位相差があることを示す値を前記位相情報として出力するものであり、前記搬送波遅延調整回路は、前記遅延した搬送波、又はこれに基づいて生成された搬送波が、その位相が前記入力信号の位相にほぼ一致する位相調整後の搬送波として出力されるように、前記入力された搬送波を遅延させるものである。
請求項14の発明によると、位相が入力信号の位相にほぼ一致した搬送波を安定して出力することができる。また、搬送波遅延調整回路においてのみ、搬送波に与える遅延を調整するようにしているので、回路規模を比較的小さくすることができる。
請求項15の発明は、請求項14に記載の位相調整回路において、前記遅延した搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して、前記位相調整後の搬送波として出力する搬送波形成回路を更に備えるものである。
請求項16の発明は、請求項14に記載の位相調整回路において、入力された搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して出力する搬送波形成回路を更に備え、前記搬送波遅延調整回路は、前記搬送波形成回路の出力を用いて処理を行い、前記遅延した搬送波を、前記位相調整後の搬送波として出力するものである。
請求項17の発明は、請求項14に記載の位相調整回路において、前記遅延した搬送波に更に遅延を与えて出力する遅延回路を更に備え、前記位相差検出回路は、前記入力信号と前記遅延回路の出力との間の位相差を求めるものである。
請求項18の発明では、請求項17に記載の位相調整回路において、前記遅延回路は、前記遅延した搬送波に与える遅延の大きさを制御することができるように構成されているものである。
請求項19の発明では、請求項14に記載の位相調整回路において、前記位相差検出回路は、求められた位相差にオフセットを付加して、前記位相情報として出力するものである。
請求項20の発明では、請求項14に記載の位相調整回路において、前記搬送波遅延調整回路は、前記位相情報に応じて、前記入力された搬送波に第1の遅延を与えて前記位相調整後の搬送波として出力し、かつ、前記入力された搬送波に前記第1の遅延とは所定の差を有する第2の遅延を与えて出力するものであり、前記位相差検出回路は、前記入力信号と前記第2の遅延を与えられた搬送波との間の位相差を求めるものである。
請求項21の発明は、請求項14に記載の位相調整回路において、前記遅延した搬送波に更に遅延を与えて、前記位相調整後の搬送波として出力する遅延回路を更に備えるものである。
請求項22の発明では、請求項14に記載の位相調整回路において、前記搬送波遅延調整回路は、前記位相情報に基づいて、前記入力された搬送波に与える遅延を制御する遅延制御信号を生成して出力する遅延制御信号生成回路と、前記遅延制御信号に従って、前記入力された搬送波に遅延を与えて出力する遅延選択回路とを有するものである。
請求項23の発明では、請求項22に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記位相情報から第1の値を減算して出力する減算器と、前記減算器の出力を積分して出力する積分器と、前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである。
請求項24の発明では、請求項23に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記減算器の出力に係数を乗算して出力する乗算器を更に備え、前記積分器は、前記乗算器の出力を積分して出力するものである。
請求項25の発明では、請求項24に記載の位相調整回路において、前記乗算器は、入力された値を前記係数として用いるものである。
請求項26の発明では、請求項23に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記減算器の出力の正負を判定し、その結果を出力する正負判定回路を更に備え、前記積分器は、前記正負判定回路の出力を積分して出力するものである。
請求項27の発明では、請求項23に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記減算器の出力に第1の係数を乗算して出力する第1の乗算器と、前記減算器の出力に第2の係数を乗算して出力する第2の乗算器と、前記減算器の出力と入力された制御信号の値とを比較し、その結果を出力する比較器と、前記比較器の出力に従って、前記第1又は第2の乗算器のいずれかの出力を選択するセレクタとを更に備え、前記積分器は、前記セレクタの出力を積分して出力するものである。
請求項28の発明では、請求項22に記載の位相調整回路において、前記遅延制御信号生成回路は、前記位相情報と第1の値とを比較し、得られた比較結果を出力する比較器と、前記比較結果を積分して出力する積分器と、前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである。
請求項29の発明では、請求項22に記載の位相調整回路において、前記遅延選択回路は、前記入力された搬送波に遅延を与えて、互いに異なる遅延を与えられた複数の搬送波を生成して出力する遅延回路と、前記遅延制御信号に従って、前記複数の搬送波から1つを選択して出力するセレクタとを有するものである。
請求項30の発明は、復調回路として、請求項14に記載の位相調整回路と、前記入力信号と前記位相調整後の搬送波とを乗算する乗算器と、前記乗算器による乗算の結果としきい値とを比較し、その結果を出力する2値化回路とを備えるものである。
請求項30の発明によると、位相が入力信号の位相にほぼ一致した搬送波を安定して出力することができる位相調整回路を備えているので、入力信号の復調を安定して行うことができる。また、搬送波遅延調整回路においてのみ、搬送波に与える遅延を調整するようにしているので、回路規模を比較的小さくすることができる。
本発明によると、位相が入力信号の位相にほぼ一致した搬送波を安定して得ることができるので、この搬送波を用いて入力信号の復調を安定して行うことができる。したがって、アドレス情報によって変調されたウォブル信号を復調して、正確なアドレス情報を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。図1の回路は、LPF1と、A/D変換器2と、復調回路100とを備えている。復調回路100は、BPF(band-pass filter)3と、乗算器4と、LPF(low-pass filter)5と、2値化回路6と、位相調整回路10とを備えている。位相調整回路10は、搬送波遅延調整回路12と、位相差検出調整回路14と、搬送波形成回路16とを備えている。
例として、DVD+Rディスク及びDVD+RWディスクを用いる場合について説明を行う。この場合、図18のように、ウォブル信号は、周期が32T(Tはチャネルクロックの周期)となり、DVD−Rディスク等の場合に比べて周波数が高い信号となる。以下では、位相情報PHとして、位相差0〜31Tを整数値0〜31で表すこととする。位相情報PHの値は、常に零又は正の値である。例えば位相差が小さくなっていくときには、位相情報PHの値は、2,1,0,31,30,…と変化する。
光ピックアップ(図示せず)は、光ディスクに光ビームを照射し、反射された光を電気信号に変換して、得られたウォブル信号WBを出力している。ウォブル信号WBは、アドレス情報が記録されたウォブルグルーブによって変調されている。ウォブル信号WBは、アドレス情報によってBPSK方式で変調された信号となるので、ウォブル信号WBを復調すれば、アドレス情報を得ることができる。
LPF1は、アナログ信号であるウォブル信号WBから高周波のノイズを除去して出力し、A/D変換器2は、LPF1の出力をデジタル信号に変換し、ディジタル化されたウォブル信号WDを出力する。BPF3は、A/D変換器2から入力されたウォブル信号WDのノイズを更に除去して、得られたウォブル信号WDFを乗算器4及び位相差検出調整回路14に出力する。
搬送波遅延調整回路12には、ウォブル信号WBと同一の周期を有し、PLL(phase locked loop)回路(図示せず)によって生成された搬送波CBが入力されている。搬送波CBはパルス信号であるので、その値は1ビットで表される。搬送波遅延調整回路12は、位相差検出調整回路14が出力する位相情報PHに応じて搬送波CBを遅延させ、遅延した搬送波DCBを搬送波形成回路16に出力する。
搬送波形成回路16は、搬送波DCBをこれと同一の周期を有する正弦波に変換して、搬送波DCRとして位相差検出調整回路14に出力する。搬送波DCRは、その値が複数ビットで表される信号である。なお、搬送波形成回路は、搬送波DCBを、三角波等の他の波形を有する信号に変換するようにしてもよい。
位相差検出調整回路14は、ウォブル信号WDFと遅延した搬送波DCRとの間の位相差を検出し、位相情報PHとして搬送波遅延調整回路12に出力する。また、位相差検出調整回路14は、遅延した搬送波DCRを、その位相がウォブル信号WDFの位相と一致するように調整して、位相調整後の搬送波ICRを乗算器4に出力する。
乗算器4は、BPF3が出力するウォブル信号WDFと、位相調整後の搬送波ICRとを乗算してLPF5に出力する。LPF5は、乗算器4の出力を平滑化して出力する。2値化回路6は、LPF5の出力としきい値との比較を行って、その結果を復調して得られたアドレス情報として出力する。
ここで、遅延した搬送波DCRとウォブル信号WDFとの間の位相差は、搬送波DCR及びウォブル信号WDFの半周期、すなわち、16Tに相当するようになっている。このため、定常状態においては、位相差検出調整回路14は、位相差16Tがあることを示す値“16”を位相情報PHとして出力する。
図2は、図1の搬送波遅延調整回路12の構成の例を示すブロック図である。搬送波遅延調整回路12は、遅延制御信号生成回路22と、遅延選択回路24とを備えている。遅延制御信号生成回路22は、位相情報PHに積分等の演算を行って、位相情報PHに応じた遅延制御信号DCNを生成して、遅延選択回路24に出力する。遅延選択回路24は、入力された搬送波CBに、遅延制御信号DCNに応じた遅延を与えた信号を、遅延した搬送波DCBとして出力する。
図3は、図2の遅延制御信号生成回路22の構成の例を示すブロック図である。遅延制御信号生成回路22は、減算器32と、乗算器34と、積分器36と、加算器38とを備えている。
減算器32は、位相情報PHから参照値VAを減じて出力する。参照値VAは、固定値であってもよいし、レジスタから供給されるようにしてもよい。ここでは、参照値VAは“16”であるとする。乗算器34は、減算器32の出力に係数を乗じて出力する。係数は、乗算器34に入力された値CCNであってもよいし、予め定められた値であってもよい。積分器36は、乗算器34の出力を積分して出力する。加算器38は、積分器36の出力に参照値VBを加え、遅延制御信号DCNとして出力する。参照値VBは、固定値であってもよいし、レジスタから供給されるようにしてもよい。ここでは、参照値VBは、参照値VAと同じく“16”であるとする。
図4は、図2の遅延選択回路24の構成の例を示すブロック図である。遅延選択回路24は、遅延回路42と、セレクタ44とを備えている。図5は、図4の遅延回路42の構成の例を示す回路図である。
図5のように、遅延回路42は、直列に接続された31個のラッチ54を備えている。ラッチ54のそれぞれには、チャネルクロックが入力されており、ラッチ54のそれぞれは、このクロックのパルスが入力される毎に、保持している値を次段のラッチに出力する。したがって、遅延回路42は、搬送波CBに互いに異なる遅延0〜31Tが与えられた搬送波S0〜S31を出力する。図4のセレクタ44は、遅延制御信号DCNに応じて搬送波S0〜S31のうちの1つを選択して、遅延した搬送波DCBとして出力する。
位相差検出調整回路14が、ウォブル信号WDFに対する搬送波DCRの位相の遅れを位相情報PHとして出力するものであるとすると、搬送波DCRの遅れが大きいときには、遅延制御信号DCNの値が大きくなる。そこで、遅延選択回路24は、搬送波S0〜S31のうち、遅延制御信号DCNの値が大きいほど、遅延がより小さい搬送波を選択するようにする。
このように、図1の位相調整回路10によると、定常状態において、位相差があることを示す値“16”が位相情報PHとして出力されるので、位相差を常に零又は正の値で表す場合に、位相差が“0”等の零付近の値になることと搬送波の1周期に近い値“31”等になることとを繰り返さないようにすることができる。したがって、位相がウォブル信号WDFの位相にほぼ一致した搬送波ICRを安定して出力することができる。このため、復調回路100によると、ウォブル信号の復調を安定して行い、アドレスを確実に読み出すことができる。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る復調回路の他の構成例を示すブロック図である。図6の復調回路200は、図1の復調回路100において、位相調整回路10に代えて位相調整回路210を備えたものである。位相調整回路210は、搬送波遅延調整回路212と、位相差検出調整回路14と、搬送波形成回路16とを備えている。
図1の復調回路100は、搬送波CBに遅延を与えてから、正弦波等への波形の変換を行うが、図6の復調回路200は、搬送波CBを正弦波等に変換してから、遅延を与える点が異なっている。
搬送波形成回路16には、ウォブル信号WBと同一の周期を有する搬送波CBが入力されている。搬送波形成回路16は、搬送波CBをこれと同一の周期を有する正弦波に変換して、搬送波CRとして搬送波遅延調整回路212に出力する。搬送波CRの値は複数ビットで表される。搬送波遅延調整回路212は、位相差検出調整回路14が出力する位相情報PHに応じて搬送波CRを遅延させ、遅延した搬送波DCRを位相差検出調整回路14に出力する。その他の点は、図1の復調回路と同様であるので、説明を省略する。
搬送波遅延調整回路212は、図1の搬送波遅延調整回路12とほぼ同様に構成されているが、図2の遅延選択回路24に代えて、複数ビットで表された搬送波CRを遅延させて出力することができる遅延選択回路を備えている。すなわち、搬送波遅延調整回路212の遅延選択回路は、図5の遅延回路42に代えて、これと同様の回路を複数並列に備えた遅延回路を備え、かつ、図4のセレクタ44に代えて、複数ビットで表された複数の信号から1つの信号を選択するセレクタを備えるようにする必要がある。
このように、図6の復調回路200によっても、図1の復調回路100と同様に、ウォブル信号の復調を安定して行い、アドレスを確実に読み出すことができる。ただし、搬送波遅延調整回路が扱う搬送波のビット数が異なるので、図1の復調回路100の方が、回路規模を小さくすることができる。
図7は、図2の遅延制御信号生成回路の他の構成例を示すブロック図である。図7の遅延制御信号生成回路122は、図3の遅延制御信号生成回路22から乗算器34を省いたものである。制御の時定数を細かく制御する必要がない場合には、図7のような遅延制御信号生成回路122を用いてもよい。
図8は、図2の遅延制御信号生成回路の更に他の構成例を示すブロック図である。図8の遅延制御信号生成回路222は、図3の遅延制御信号生成回路22において、乗算器34に代えて正負判定回路33を備えるものである。正負判定回路33は、減算器32の出力の正負を判定し、その結果を積分器36に出力する。具体的には、正負判定回路33は、減算器32の出力が正である場合には“1”を、零である場合には“0”を、その他の場合には“−1”を出力する。正負判定回路33を用いると、乗算器34を用いる場合よりも回路規模を小さくすることができる。
図9は、図2の遅延制御信号生成回路の更に他の構成例を示すブロック図である。図9の遅延制御信号生成回路322は、図3の遅延制御信号生成回路22において、乗算器34に代えて、第1及び第2の乗算器34A,34Bと、セレクタ37と、比較器39とを備えるものである。
乗算器34A,34Bは、それぞれ異なる係数を保持している。ここでは例として、乗算器34Aが保持している係数の方が、乗算器34Bが保持している係数よりも大きいとする。乗算器34A,34Bは、それぞれが保持している係数を減算器32の出力に乗算し、得られた結果をセレクタ37に出力する。比較器39は、減算器32の出力と、遅延制御信号生成回路422の外部から入力された制御信号CSの値とを比較し、その結果をセレクタ37に出力する。セレクタ37は、比較器39の出力に従って、乗算器34A,34Bのうちのいずれかの出力を選択し、積分器36に出力する。
減算器32の出力の値は、制御開始時には大きく、その後、次第に零に近づいていく。そこで、セレクタ37は、減算器32の出力の方が制御信号CSの値よりも大きい場合には、乗算器34Aの出力を選択し、その他の場合は乗算器34Bの出力を選択する。すると、制御開始時には制御が定常状態にすばやく近づくようにし、制御が定常状態に近づいた後には安定した制御を行うようにすることができる。
図10は、図2の遅延制御信号生成回路の更に他の構成例を示すブロック図である。図10の遅延制御信号生成回路422は、図7の遅延制御信号生成回路122において、減算器32に代えて比較器35を備えるものである。比較器35は、入力された位相情報PHの値と参照値VAとを比較し、位相情報PHの値の方が大きい場合には“1”を、両者が等しい場合には“0”を、その他の場合には“−1”を積分器36に出力する。比較器35を用いると、減算器32を用いる場合よりも回路規模を小さくすることができる。
図11は、図1の位相差検出調整回路14が備える遅延回路62の回路図である。位相差検出調整回路14は、遅延した搬送波DCRを更に遅延させて出力する図11のような遅延回路62を備えている。遅延回路62は、ラッチ54が直列に接続された回路64を複数備えている。回路64は、遅延回路42に類似しているが、回路64におけるラッチ54の数は遅延回路42よりも少なく、例えば17個である。
回路64のそれぞれには搬送波DCRの各ビットが入力され、各ビットは、チャネルクロックに同期して次段のラッチ54に出力される。信号U0〜U17は、それぞれ搬送波DCRに対して0〜17Tの遅延を有する信号である。同様に、信号V0〜V17は、それぞれ搬送波DCRに対して0〜17Tの遅延を有する信号である。これらの信号のうち、同一の遅延を与えられた複数の信号(例えば信号U16,V16等)が、1つの搬送波を構成する。したがって、遅延回路62は、搬送波DCRに互いに異なる遅延0〜17Tが与えられた複数の搬送波を出力する。位相差検出調整回路14は、これらの複数の搬送波のうち、位相がウォブル信号WDFにほぼ等しいものを選択して、搬送波ICRとして出力する。
図1の復調回路100は、搬送波DCRとウォブル信号WDFとの間の位相差が、搬送波DCR及びウォブル信号WDFの半周期(すなわち、16T)になるように制御を行うので、制御が定常状態になると、位相差検出調整回路14は、16個のラッチ54を経由して出力される信号U16,V16等を選択し、出力する。このため、位相差検出調整回路14は、遅延選択回路24のように最大で31Tの遅延を搬送波に与える必要はなく、これよりも小さな16T程度の遅延を搬送波に与えることができればよい。
すなわち、位相差検出調整回路14は、搬送波DCRの各ビットに関して、16個よりもわずかに多い数のラッチ54を備えていればよく、図5の遅延回路42のように31個のラッチ54を備える必要はない。言い換えると、位相差検出調整回路14は、搬送波DCR及びウォブル信号WDFの1周期に相当する遅延を生じさせるために必要な数から1を減じた数(本実施形態では31)よりも少ない数のラッチ54を、搬送波DCRの各ビットに関して備えていればよい。なお、ラッチに代えて、複数ビットを格納するレジスタを用いるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図12は、本発明の第2の実施形態に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。復調回路300は、図1の復調回路100において、位相調整回路10に代えて位相調整回路310を備えたものである。位相調整回路310は、搬送波遅延調整回路12と、搬送波形成回路16と、位相差検出回路18と、遅延回路19とを備えている。
図1の復調回路100と同様に、BPF3には、LPF1及びA/D変換器2を経由したウォブル信号WDが入力されている。BPF3は、ウォブル信号WDのノイズを更に除去して、得られたウォブル信号WDFを乗算器4及び位相差検出回路18に出力する。搬送波遅延調整回路12及び搬送波形成回路16は、図1を参照して説明したものと同様である。
搬送波遅延調整回路12は、位相情報PHに応じて搬送波CBを遅延させ、遅延した搬送波DCBを搬送波形成回路16に出力する。このとき、搬送波遅延調整回路12は、搬送波形成回路16で生じる遅延を考慮して、搬送波形成回路16が遅延した搬送波DCBに基づいてウォブル信号WDFと同位相となるような搬送波DCBを生成するように、搬送波CBを遅延させる。搬送波形成回路16は、生成した搬送波DCRを、位相調整後の搬送波として乗算器4及び遅延回路19に出力する。
遅延回路19は、搬送波形成回路16が出力する搬送波DCRに、ウォブル信号WDの半周期(すなわち、16T)の遅延を与えて、位相差検出回路18に出力する。位相差検出回路18は、BPF3が出力するウォブル信号WDFと、遅延回路19の出力との立ち上がりエッジに基づいて、両者間の位相差を検出し、位相情報PHとして搬送波遅延調整回路12に出力する。位相情報PHの値は、0〜31である。
ここで、定常状態において、搬送波DCRとウォブル信号WDFとは、同位相でなければならないので、遅延回路19の出力とウォブル信号WDFとの間の位相差は、ウォブル信号WDの半周期、すなわち、16Tに近づくように制御される。このため、定常状態においては、位相差検出回路18は、値“16”を位相情報PHとして出力する。
図3の遅延制御信号生成回路22で用いられる参照値VAは、定常状態において位相差検出回路18が出力する位相情報PHの値であり、図12の搬送波遅延調整回路12においては、“16”である。参照値VBは、定常状態において搬送波形成回路16が出力する搬送波DCRがウォブル信号WDFと同位相となるような遅延制御信号DCNの値である。
図1の復調回路では、搬送波遅延調整回路12及び位相差検出調整回路14の双方において、それぞれが異なる遅延を与えられた複数の搬送波を生成し、これらから1つを選択するようにしていたが、図12の復調回路では、搬送波遅延調整回路12においてのみ、このような複数の搬送波の生成及び選択をする。したがって、図12の復調回路によると、ラッチ、レジスタ等の数を少なくすることができ、回路規模を小さくすることができる。
(第2の実施形態の第1の変形例)
図13は、本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。図13の復調回路400は、図12の復調回路300において、位相調整回路310に代えて位相調整回路410を備えたものである。位相調整回路410は、図12の位相調整回路310において、位相差検出回路18及び遅延回路19に代えて、位相差検出回路418及び遅延回路419をそれぞれ備えたものである。
遅延回路419は、搬送波形成回路16が出力する搬送波DCRではなく、搬送波遅延調整回路12が出力する搬送波DCBを受け取り、これに所定の遅延を与えて位相差検出回路418に出力する。位相差検出回路418は、図12の位相差検出回路18と同様に、BPF3が出力するウォブル信号WDFと、遅延回路419の出力との間の位相差を検出し、位相情報PHとして搬送波遅延調整回路12に出力する。遅延回路419で与えられる遅延が遅延回路19と同じであるとすると、定常状態における位相情報PHの値は、搬送波形成回路16で生じる遅延だけ小さい値となる。
また、遅延回路419には、遅延制御信号DLが入力されており、これに応じた遅延を搬送波DCBに与えることができる。このため、遅延制御信号DLによって、位相情報PHの値を制御することができ、定常状態における位相情報PHの値が0以外の値となるようにすることが確実にできる。
遅延回路419は、1ビットで表される搬送波DCBを遅延させるように構成されていればよいので、複数ビットで表される搬送波DCRを遅延させる遅延回路19よりも回路規模を小さくすることができる。
(第2の実施形態の第2の変形例)
図14は、本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。図14の復調回路500は、図13の復調回路400において、位相調整回路410に代えて位相調整回路510を備えたものである。位相調整回路510は、図13の位相調整回路410において、位相差検出回路418に代えて位相差検出回路518を備え、遅延回路419を備えないようにしたものである。
位相差検出回路518には、オフセット制御信号OCが入力されている。位相差検出回路518は、ウォブル信号WDFと、搬送波遅延調整回路12が出力する搬送波DCBとの間の位相差を検出し、これにオフセット制御信号OCに応じた値を加算して、得られた値を位相情報PHとして搬送波遅延調整回路12に出力する。オフセット制御信号OCは、定常状態において、位相情報PHの値が16になるような信号である。
図14の復調回路500によると、遅延回路419が不要であるので、図13の復調回路400よりも回路の小規模化を図ることができる。また、遅延回路419が制御ループの中にないので、制御の応答が速くなり、搬送波DCRの位相をより早くウォブル信号WDFに一致させることができる。
(第2の実施形態の第3の変形例)
図15は、本発明の第2の実施形態の第3の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。図15の復調回路600は、図13の復調回路400において、位相調整回路410に代えて位相調整回路610を備えたものである。位相調整回路610は、図13の位相調整回路410において、搬送波遅延調整回路12に代えて搬送波遅延調整回路612を備え、遅延回路419を備えないようにしたものである。
搬送波遅延調整回路612は、搬送波遅延調整回路12と同様に搬送波DCBを搬送波形成回路16に出力する他、これとは異なる遅延を与えた搬送波DCB2を位相差検出回路418に出力する。搬送波DCB2は、搬送波形成回路16で生じる遅延を考慮して、搬送波DCRとの間の位相差が16Tとなるような信号であって、搬送波DCBとの間の位相差は一定である。
図15の復調回路600によると、遅延回路419が不要であるので、図13の復調回路400よりも回路の小規模化を図ることができる。
(第2の実施形態の第4の変形例)
図16は、本発明の第2の実施形態の第4の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。図16の復調回路700は、図12の復調回路300において、位相調整回路310に代えて位相調整回路710を備えたものである。位相調整回路710は、図12の位相調整回路310において、遅延回路19の出力を位相差検出回路18ではなく乗算器4に与え、搬送波形成回路16の出力を位相差検出回路18に与えるようにしたものである。
位相調整回路710は、搬送波形成回路16が出力する搬送波DCRとウォブル信号WDFとの間の位相差が16Tとなるように制御を行う。図16の復調回路700によると、遅延回路19が制御ループの外にあるので、制御の応答が速くなり、遅延回路19が出力する搬送波の位相をより早くウォブル信号WDFに一致させることができる。
なお、図3の加算器38に与える参照値VBを変化させるようにしてもよい。この場合、搬送波遅延調整回路12が出力する搬送波DCBに与えられる遅延が変化し、乗算器4に与えられる搬送波の遅延を制御することができる。
また、参照値VBに応じて、遅延回路19が搬送波DCRに与える遅延を変更するようにすれば、乗算器4に与えられる搬送波とウォブル信号WDFとの間の位相を一致させたまま、搬送波遅延調整回路12及び遅延回路19で与える遅延を変化させることができる。
(第2の実施形態の第5の変形例)
図17は、本発明の第2の実施形態の第5の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。図17の復調回路800は、図12の復調回路300において、位相調整回路310に代えて位相調整回路810を備えたものである。位相調整回路810は、図12の位相調整回路310において、搬送波遅延調整回路12に代えて、搬送波遅延調整回路212を備えている。
図12の復調回路300は、搬送波CBに遅延を与えてから、正弦波等への波形の変換を行うが、図17の復調回路800は、搬送波CBを正弦波等に変換してから、遅延を与える点が異なっている。
搬送波遅延調整回路212が、遅延した搬送波DCRを位相調整後の搬送波として遅延回路19及び乗算器4に出力する点の他は、搬送波形成回路16及び搬送波遅延調整回路212は、図6を参照して説明したものと同様である。また、その他の点は、図12の復調回路300と同様であるので、詳細な説明は省略する。
このように、図17の復調回路800によっても、図12の復調回路300と同様に、ウォブル信号の復調を安定して行い、アドレスを確実に読み出すことができる。ただし、搬送波遅延調整回路が扱う搬送波のビット数が異なるので、図12の復調回路300の方が、回路規模を小さくすることができる。
なお、図12〜図17の復調回路においては、図3の遅延制御信号生成回路22を有する搬送波遅延調整回路12,212を用いる場合について説明したが、遅延制御信号生成回路22に代えて、図7〜図10の遅延制御信号生成回路122,222,322,422のいずれかを有する搬送波遅延調整回路を用いるようにしてもよい。
また、定常状態において、位相差検出調整回路14や位相差検出回路18が出力する位相情報PHの値が16であるように制御が行われる場合について主に説明したが、定常状態において0以外の他の値が位相情報PHとして出力されるようにしてもよい。
また、以上の実施形態において、搬送波形成回路16を備えないようにしてもよい。この場合、乗算器4は、搬送波遅延調整回路12,212が出力する搬送波DCB,DCRと、ウォブル信号WDFとの間で乗算を行う。
本発明に係る位相調整回路及び復調回路は、アドレス情報によって変調されたウォブル信号を復調して、正確なアドレス情報を得ることができ、ウォブルグルーブにアドレス情報が記録された光ディスクの記録又は再生装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。 図1の搬送波遅延調整回路の構成の例を示すブロック図である。 図2の遅延制御信号生成回路の構成の例を示すブロック図である。 図2の遅延選択回路の構成の例を示すブロック図である。 図4の遅延回路の構成の例を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る復調回路の他の構成例を示すブロック図である。 図2の遅延制御信号生成回路の他の構成例を示すブロック図である。 図2の遅延制御信号生成回路の更に他の構成例を示すブロック図である。 図2の遅延制御信号生成回路の更に他の構成例を示すブロック図である。 図2の遅延制御信号生成回路の更に他の構成例を示すブロック図である。 図1の位相差検出調整回路が備える遅延回路の回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の第3の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の第4の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の第5の変形例に係る復調回路の構成の例を示すブロック図である。 ウォブル信号の波形の例を示すグラフである。 従来の復調回路の構成の例を示すブロック図である。 (a)は、搬送波の位相がウォブル信号の位相よりもわずかに進んでいる場合の、搬送波とウォブル信号との関係を示すグラフである。(b)は、搬送波の位相がウォブル信号の位相よりもわずかに遅れている場合の、搬送波とウォブル信号との関係を示すグラフである。
符号の説明
3 BPF
4 乗算器
5 LPF
6 2値化回路
10,210,310,410,510,610,710,810 位相調整回路
12,212,612 搬送波遅延調整回路
14 位相差検出調整回路
16 搬送波形成回路
18,418,518 位相差検出回路
19,419 遅延回路
22,122,222,322,422 遅延制御信号生成回路
24 遅延選択回路
32 減算器
33 正負判定回路
34,34A,34B 乗算器
35 比較器
36 積分器
37 セレクタ
38 加算器
39 比較器
100,200,300,400,500,600,700,800 復調回路

Claims (30)

  1. 位相情報に応じて、入力された搬送波を遅延させて出力する搬送波遅延調整回路と、
    入力信号と前記遅延した搬送波との間の位相差を求め、これに応じた値を前記位相情報として出力し、前記遅延した搬送波を、その位相が前記入力信号の位相にほぼ一致するように調整して、位相調整後の搬送波として出力する位相差検出調整回路とを備え、
    前記位相差検出調整回路は、
    定常状態において、位相差があることを示す値を前記位相情報として出力するものである
    位相調整回路。
  2. 請求項1に記載の位相調整回路において、
    前記遅延した搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して出力する搬送波形成回路を更に備え、
    前記位相差検出調整回路は、
    前記搬送波形成回路の出力を用いて処理を行うものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  3. 請求項1に記載の位相調整回路において、
    入力された搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して出力する搬送波形成回路を更に備え、
    前記搬送波遅延調整回路は、
    前記搬送波形成回路の出力を用いて処理を行うものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  4. 請求項1に記載の位相調整回路において、
    前記搬送波遅延調整回路は、
    前記位相情報に基づいて、前記入力された搬送波に与える遅延を制御する遅延制御信号を生成して出力する遅延制御信号生成回路と、
    前記遅延制御信号に従って、前記入力された搬送波に遅延を与えて出力する遅延選択回路とを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  5. 請求項4に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記位相情報から第1の値を減算して出力する減算器と、
    前記減算器の出力を積分して出力する積分器と、
    前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  6. 請求項5に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記減算器の出力に係数を乗算して出力する乗算器を更に備え、
    前記積分器は、
    前記乗算器の出力を積分して出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  7. 請求項6に記載の位相調整回路において、
    前記乗算器は、
    入力された値を前記係数として用いるものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  8. 請求項5に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記減算器の出力の正負を判定し、その結果を出力する正負判定回路を更に備え、
    前記積分器は、
    前記正負判定回路の出力を積分して出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  9. 請求項5に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記減算器の出力に第1の係数を乗算して出力する第1の乗算器と、
    前記減算器の出力に第2の係数を乗算して出力する第2の乗算器と、
    前記減算器の出力と入力された制御信号の値とを比較し、その結果を出力する比較器と、
    前記比較器の出力に従って、前記第1又は第2の乗算器のいずれかの出力を選択するセレクタとを更に備え、
    前記積分器は、
    前記セレクタの出力を積分して出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  10. 請求項4に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記位相情報と第1の値とを比較し、得られた比較結果を出力する比較器と、
    前記比較結果を積分して出力する積分器と、
    前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  11. 請求項4に記載の位相調整回路において、
    前記遅延選択回路は、
    前記入力された搬送波に遅延を与えて、互いに異なる遅延が与えられた複数の搬送波を生成して出力する遅延回路と、
    前記遅延制御信号に従って、前記複数の搬送波から1つを選択して出力するセレクタとを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  12. 請求項11に記載の位相調整回路において、
    前記位相差検出調整回路は、
    前記遅延した搬送波に遅延を与えて、互いに異なる遅延を与えられた複数の搬送波を生成し、前記複数の搬送波から1つを選択して前記位相調整後の搬送波として出力するものであり、
    前記位相差検出調整回路が与える遅延の最大値は、前記遅延選択回路が与える遅延の最大値よりも小さい
    ことを特徴とする位相調整回路。
  13. 請求項1に記載の位相調整回路と、
    前記入力信号と前記位相調整後の搬送波とを乗算する乗算器と、
    前記乗算器による乗算の結果としきい値とを比較し、その結果を出力する2値化回路とを備える
    復調回路。
  14. 位相情報に応じて、入力された搬送波を遅延させて出力する搬送波遅延調整回路と、
    入力信号と前記遅延した搬送波に応じた信号との間の位相差を求め、これに応じた値を前記位相情報として出力する位相差検出回路とを備え、
    前記位相差検出回路は、
    定常状態において、位相差があることを示す値を前記位相情報として出力するものであり、
    前記搬送波遅延調整回路は、
    前記遅延した搬送波、又はこれに基づいて生成された搬送波が、その位相が前記入力信号の位相にほぼ一致する位相調整後の搬送波として出力されるように、前記入力された搬送波を遅延させるものである
    位相調整回路。
  15. 請求項14に記載の位相調整回路において、
    前記遅延した搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して、前記位相調整後の搬送波として出力する搬送波形成回路を更に備える
    ことを特徴とする位相調整回路。
  16. 請求項14に記載の位相調整回路において、
    入力された搬送波を、異なる波形の搬送波に変換して出力する搬送波形成回路を更に備え、
    前記搬送波遅延調整回路は、
    前記搬送波形成回路の出力を用いて処理を行い、前記遅延した搬送波を、前記位相調整後の搬送波として出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  17. 請求項14に記載の位相調整回路において、
    前記遅延した搬送波に更に遅延を与えて出力する遅延回路を更に備え、
    前記位相差検出回路は、
    前記入力信号と前記遅延回路の出力との間の位相差を求めるものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  18. 請求項17に記載の位相調整回路において、
    前記遅延回路は、
    前記遅延した搬送波に与える遅延の大きさを制御することができるように構成されているものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  19. 請求項14に記載の位相調整回路において、
    前記位相差検出回路は、
    求められた位相差にオフセットを付加して、前記位相情報として出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  20. 請求項14に記載の位相調整回路において、
    前記搬送波遅延調整回路は、
    前記位相情報に応じて、前記入力された搬送波に第1の遅延を与えて前記位相調整後の搬送波として出力し、かつ、前記入力された搬送波に前記第1の遅延とは所定の差を有する第2の遅延を与えて出力するものであり、
    前記位相差検出回路は、
    前記入力信号と前記第2の遅延を与えられた搬送波との間の位相差を求めるものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  21. 請求項14に記載の位相調整回路において、
    前記遅延した搬送波に更に遅延を与えて、前記位相調整後の搬送波として出力する遅延回路を更に備える
    ことを特徴とする位相調整回路。
  22. 請求項14に記載の位相調整回路において、
    前記搬送波遅延調整回路は、
    前記位相情報に基づいて、前記入力された搬送波に与える遅延を制御する遅延制御信号を生成して出力する遅延制御信号生成回路と、
    前記遅延制御信号に従って、前記入力された搬送波に遅延を与えて出力する遅延選択回路とを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  23. 請求項22に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記位相情報から第1の値を減算して出力する減算器と、
    前記減算器の出力を積分して出力する積分器と、
    前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  24. 請求項23に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記減算器の出力に係数を乗算して出力する乗算器を更に備え、
    前記積分器は、
    前記乗算器の出力を積分して出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  25. 請求項24に記載の位相調整回路において、
    前記乗算器は、
    入力された値を前記係数として用いるものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  26. 請求項23に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記減算器の出力の正負を判定し、その結果を出力する正負判定回路を更に備え、
    前記積分器は、
    前記正負判定回路の出力を積分して出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  27. 請求項23に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記減算器の出力に第1の係数を乗算して出力する第1の乗算器と、
    前記減算器の出力に第2の係数を乗算して出力する第2の乗算器と、
    前記減算器の出力と入力された制御信号の値とを比較し、その結果を出力する比較器と、
    前記比較器の出力に従って、前記第1又は第2の乗算器のいずれかの出力を選択するセレクタとを更に備え、
    前記積分器は、
    前記セレクタの出力を積分して出力するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  28. 請求項22に記載の位相調整回路において、
    前記遅延制御信号生成回路は、
    前記位相情報と第1の値とを比較し、得られた比較結果を出力する比較器と、
    前記比較結果を積分して出力する積分器と、
    前記積分器の出力に第2の値を加算して、前記遅延制御信号として出力する加算器とを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  29. 請求項22に記載の位相調整回路において、
    前記遅延選択回路は、
    前記入力された搬送波に遅延を与えて、互いに異なる遅延を与えられた複数の搬送波を生成して出力する遅延回路と、
    前記遅延制御信号に従って、前記複数の搬送波から1つを選択して出力するセレクタとを有するものである
    ことを特徴とする位相調整回路。
  30. 請求項14に記載の位相調整回路と、
    前記入力信号と前記位相調整後の搬送波とを乗算する乗算器と、
    前記乗算器による乗算の結果としきい値とを比較し、その結果を出力する2値化回路とを備える
    復調回路。
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