JPH08696Y2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH08696Y2
JPH08696Y2 JP1988119260U JP11926088U JPH08696Y2 JP H08696 Y2 JPH08696 Y2 JP H08696Y2 JP 1988119260 U JP1988119260 U JP 1988119260U JP 11926088 U JP11926088 U JP 11926088U JP H08696 Y2 JPH08696 Y2 JP H08696Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複写機、特にコンタクトガラスのサイズ以上
のサイズの原稿からコピーを得ることができ、かつ基準
パターンによりコピーの画像濃度を一定に維持する複写
機に関する。
従来技術 複写機による複写において、コンタクトガラス以上の
サイズの原稿を複写することが必要になる場合がある。
そのような場合、コンタクトガラス上を原稿を一定の速
度で搬送し、一定の位置を通過する原稿を一定の位置に
静止した露光走査ユニットで読取り、感光体上に結像さ
せるようにしたいわゆるシートスルーモードで複写する
ようにした複写機が従来より知られている。
一方、複写機で作成されたコピーの画像濃度を一定に
保持する方法としては、コンタクトガラス下面の原稿載
置範囲外、通常露光走査ユニットのホームポジションで
該露光走査ユニットにより照射される位置に一定の濃度
の基準パターンを設け、所定の作像回数(例えば5回)
毎に原稿露光走査に先立って基準パターンを露光走査
し、感光体上にその潜像を形成し、原稿像の現像に使用
する現像器で、パターンの潜像を現像してトナーパター
ンを感光体上に形成し、その濃度及び感光体の地肌濃度
を光学的に検知し、その比がある値になれば現像器にト
ナーを所定量補給すると云う方法が知られている。
考案が解決しようとする課題 本考案は、従来の複写機の上記の実情にかんがみ、コ
ンタクトガラスのサイズ以上のサイズの原稿のコピーが
簡単にとれ、その場合、スタートキーを押下してからコ
ピーができるまでの早さを早くすることができ且つトナ
ー補給制御が確実、容易に行われ得る複写機を提供する
ことを課題とする。
課題解決のための手段 本考案は、上記の課題を解決させるため、現像部への
トナー補給制御のための基準パターンをコンタクトガラ
ス下面の原稿載置範囲外に設け、所定回数の作像毎に当
該基準パターンを照射する露光走査ユニットの第1位置
で当該基準パターンを露光する際に、感光体上に形成さ
れたそのトナーパターンの濃度と感光体地肌濃度とを光
学的に検出する検出手段と、検出されたその比に基づい
て現像装置へのトナー補給の指示を出す手段とを備えた
複写機において、原稿を一定速度でコンタクトガラス上
の所定露光位置を通して搬送する原稿搬送ユニットと、
シートスルーモード時に上記露光位置に対応する第2位
置に固定され複写開始の指示に従い原稿読取を行う上記
露光走査ユニットを、所定枚数の作像毎で原稿読取終了
後直ちに該第2位置から上記第1位置に移動し、上記基
準パターンの露光を行った後に第2位置に戻るように制
御する制御手段とを具備することを特徴とする。
作用 以上の構成により、コンタクトガラスの幅と同じか、
それ以下の原稿であれば搬送方向の長さがコンタクトガ
ラスの長さよりも長くても露光が可能となる。この露光
は露光走査ユニットを固定して行なわれるが、所定の作
像回数毎に露光走査ユニットを基準パターン照射位置に
移動させて基準パターンを露光するように制御するよう
にしたので、トナー補給制御は確実に行なわれる。
実施例 以下に、本考案の実施例を、図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、本考案の実施例としての複写機本体の要部
と、これに着脱可能な原稿搬送ユニットが所定の位置に
装着された状態を示す図である。
複写機本体1の頂板には原稿を載置するコンタクトガ
ラス2が設けられ、その直下にはハロゲンランプ3を含
む照明ユニット4と第1ミラー5、第2ミラー6、第3
ミラー7、レンズ8、第4ミラー9が図の如く配置され
て成る露光々学系10が設けられ、該露光々学系により照
明ユニット4に照射された原稿反射光の結像する位置に
周面の位置が来るように、感光体ドラム11が設けられて
いる。感光体ドラム11の回りには、矢印で示すその回転
方向の順に、帯電チャージャ12、イレーサ13、前記露光
位置14、2成分現像剤を用いる現像ユニット15、転写チ
ャージャ16、分離チャージャ17、分離爪18、クリーニン
グユニット19、クエンチングチャージャ20、除電ランプ
21が設けられている。
上記の露光々学系10の照明ユニット4と第1ミラーと
は一体的に移動可能な部材に担持され第1スキャナ22を
構成し、第2ミラー6及び第3ミラー7は一体的に他の
移動可能な部材に担持され第2スキャナ23を構成し、通
常の等倍複写時には、第1スキャナ22は一定の速度で、
第2スキャナ23はその1/2の速度で同期して原稿と平行
に移動し、感光体ドラム11は第1スキャナの速度と同じ
速度で回転することにより、原稿露光が行なわれる。露
光後の作像工程は公知であるから説明を省略する。第1
スキャナ22のホームポジションはコンタクトガラス2の
原稿載置範囲の端を照射する位置より若干上流側にあ
り、第1スキャナ22がホーム位置に来たことは第1スキ
ャナに固定された作動片(遮断部材)24がホームセンサ
25を作動させることにより検知される。
コンタクトガラス2の下面で、ホームポジションにあ
る第1スキャナ22の照明ユニット4の照射位置に所定濃
度の基準パターン26が貼付されており、所定回数(例え
ば5回)の作像毎に1回ホームポジションにきた第1ス
キャナ22で基準パターン26が読取られ、感光体ドラム11
上にその潜像が形成され、現像ユニット15で現像されて
トナーパターンが作られ、感光体ドラム11の現像部の下
流側に設けられたパターンセンサ(Pセンサ)27でその
濃度が読取られ、感光体ドラム表面の地肌濃度と比較し
て、その比が所定の値になった時、現像ユニット15に一
定量のトナー補給を行ない、常に所定の画像濃度に現像
されるように画像濃度制御が行なわれている。この実施
例の装置では、現像ユニットへのトナー補給は、メイン
モータと同期して回転する図示しない現像モータにクラ
ッチを介して接続されるトナー補給ローラ28をトナータ
ンク29の底部に設け、上記のパターンセンサにより検知
されたパターン濃度と地肌濃度の比により発せられるト
ナー補給信号により上記クラッチをON・OFFして行な
う。トナーの消費量は用紙サイズにより異なるので、ト
ナー補給のON時間は用紙サイズにより決定されている。
トナーパターンはパターンセンサにより濃度を読取られ
た後クリーニングユニットにより清掃され消される。
さて、本実施例では、従来の複写機と異なり、原稿搬
送ユニット(シートスルーユニット)30が複写機のコン
タクトガラス2上の所定の位置に着脱可能に装着可能と
なっている。
シートスルーユニット30には、図示の如く、反時計方
向に回転する搬送ローラ31が設けられその回りには、矢
印で示すその回転方向の順に、入口センサ32を備えた原
稿挿入口33、従動コロ34、ストップセンサ35、ストッパ
36、露光照射位置37が設けられている。従動コロ34はソ
レノイドSOL1で、ストッパ36はソレノイドSOL2で夫々搬
送ローラ31に接離する。コンタクトガラス2上面の露光
照明位置37を通過した原稿はコンタクトガラス2上面に
沿って進んだ後、排紙ローラ38により原稿受け39に排出
される。上記の搬送ローラ31と排紙ローラ38は駆動モー
タ40により同期して等周速で回転される。排紙ローラ38
の上流側直近の位置には排紙センサ41が設けられてい
る。シートスールユニット30を複写機のコンタクトガラ
ス2上の所定の位置にセットすると、シートスルーユニ
ット30側に設けたマグネット42により、複写機本体の対
向する位置に設けられたユニット検知センサ43が作動
し、後述する制御装置に入力され、露光々学系10の第
1、第2スキャナ22,23が停止した状態で、定速で移動
する原稿を露光走査するシートスルーモードにセットさ
れる。この場合第1スキャナは、その照明ユニットが露
光位置37を照射する位置にきた場合、第1スキャナ22に
固定された作動片24を検知する位置に照明ユニット固定
センサ44が設けられており、第1スキャナ22はこの位置
に固定される。
ところで、1例として、コンタクトガラス2のサイズ
が最大A3サイズの原稿を走査方向が短手方向になるよう
に載置できるサイズであるとする。この複写機でA2サイ
ズの原稿を露光してコピーする場合、A2サイズの短辺の
長さはA3サイズの長辺の長さに等しいから、A2サイズの
原稿を長手方向が搬送方向になるように、上記のシート
スルーユニット30で搬送すれば露光走査は可能である。
転写紙のサイズとしてA2サイズ縦送りが可能な給紙装
置を備えておれば、等倍複写が可能であるが、A2サイズ
を複写の頻度が少いことを考慮し、A3サイズの用紙を縦
送りする給紙装置を備えるのが関の山である。その場合
の縮率は約71%である。したがって、シートスルーモー
ドにセットされると、第2スキャナ23及びレンズ8は縮
率が約71%になる共役長が得られる位置に自動的に変位
される。
シートスルーモードの時の原稿露光は次のように行な
われる。A2サイズの原稿を原稿挿入口33から挿入する
と、入口センサ34が作動し、駆動モータ40を回転させ、
搬送ローラ31及び排紙ローラ38を反時計方向に回転させ
る。原稿が排紙ローラ31により送られ、ストップセンサ
35が原稿先端を検知すると駆動モータ40が停止し、搬送
ローラ31及び排紙ローラ38が停止する。原稿をセットす
る時には、ストッパ36は排紙ローラ31に当接しており、
従動コロ34は排紙ローラ31から離間しているので、原稿
は搬送ローラだけで滑りながらストッパ迄搬送され、先
端がストッパ36に衝合される。又、原稿挿入ミスにより
曲った状態で挿入された場合でも手で引き戻し、再挿入
が可能である。
次に複写機のスタートキーを押下すると、駆動モータ
40、ソレノイドSOL1,SOL2がONとなり、従動ローラ34が
搬送ローラ31に押圧され、ストッパ36が搬送ローラ31か
ら退避し、照明ユニット4のハロゲンランプ3が点灯
し、原稿が露光位置37を通過して搬送されることにより
原稿露光が行なわれ、感光体ドラム11上に縮率71%の潜
像が形成される。原稿がコンタクトガラス面を通過する
と排紙センサ41がONし、排紙ローラ38により原稿受け39
が排出される。感光体ドラム11上に形成された潜像は通
常の複写プロセスにより、顕像化され、転写紙に転写さ
れ定着されて縮小コピーが得られる。
シートスルーユニット30の排紙センサ41は、原稿のジ
ャム検出に使用される。
シートスルーユニット30を複写機本体1から取り外せ
ば、マグネット42がユニット検知センサ43から離れユニ
ット検知センサ43がOFFし、この信号が制御装置に入力
され、シートスルーモードが自動的に解除されるととも
に、レンズ8及び第2,第3ミラー6,7は等倍々率の位置
に復帰する。
さて、通常の複写動作の時には、スキャナはホームポ
ジションからスタートし、原稿の幅だけ走査した後、ホ
ームポジションに戻るので、トナー濃度制御のためのパ
ターン作成タイミングには、ハロゲンランプ3を点灯さ
せたまゝ(通常は戻り開始時に消灯する)ホームポジシ
ョンに戻り、パターンを作成した後に消灯する。しか
し、シートスルーモード時には照明ユニット4は、照明
ユニット固定センサ44が作動片24を検知する位置に停止
したまゝであるから、パターン作成タイミングになる
と、ハロゲンランプ3を点灯したまゝ(通常は原稿が通
過すれば消灯する)一旦ホーム位置迄移動し、パターン
を作成した後、ハロゲンランプを消灯し、再び照明ユニ
ット固定センサ44の位置迄戻り、次の原稿がくるのを待
つ。
第2図は、本実施例の複写機の制御系のブロック図で
ある。この制御系はCPU300を中心にROM301,RAM302,INポ
ート303,OUTポート304,1/Oポートで構成されるマイクロ
コンピュータシステムである。プログラムを書き込んだ
ROMにより、随時RAMを利用しつゝ、INポートからの各種
入力信号を受けてOUTポートに制御された信号を出力さ
せて、複写機及びシートスルーユニットの制御を行な
う。RAMにはバックアップ用の電池305が接続されて不揮
発メモリとなっている。
第3図は、本実施例の複写機の操作部の本考案に関係
のある部分を示す図である。
図中の符号201はコピースタートを指示するスタート
キー、202はコピーセット枚数等を入力するためのテン
キー、203は置数のクリア及びコピーストップを指示す
るためのクリア/ストップキー、204はコピーセット枚
数を表示するセット枚数表示器、205はコピー枚数を表
示するコピー枚数表示器、206は原稿枚数を表示する原
稿枚数表示器、207は給紙トレイにセットされている用
紙サイズを表示する用紙サイズ表示器、208は各給紙ト
レイにセットされている用紙の残量を表示する用紙残量
表示器、209は原稿サイズ情報等から自動的に最適コピ
ー用紙を選択させる自動用紙選択モードがセットされて
いることを表示する表示器、210はコピー用紙を選択す
るための用紙キー、211は選択された用紙サイズを表示
する用紙サイズ選択表示器、212は複写機の準備中を表
示する「お待ち下さい」表示器、213は複写機の準備が
完了したことを示す「コピーできます」表示器、214は
シートスルーユニットの原稿ジャムを警告する原稿ジャ
ム表示器、215は複写機のコピー用紙ジャムを警告する
用紙ジャム表示器、216は選択されたコピー用紙がない
ことを警告する用紙補給表示器、217は2枚の片面原稿
から1枚の両面コピーを行なうモードを指示する「片面
→両面モード」キー、220はそのモードがセットされて
いることを表示する表示器、218は1枚の両面原稿を1
枚の用紙の両面にコピーするモードを指示する「両面→
両面モード」キー、221はそのモードがセットされてい
ることを表示する表示器、219は2枚の片面原稿の画像
をコピー用紙の同一面にコピーする「片面→合成モー
ド」キー、222はそのモードがセットされていることを
表示する表示器、223は割込みモードを指示するための
割込みキー、224は割込みモードがセットされているこ
とを表示する割込みモード表示器、225は複写倍率を設
定する倍率キー、226は、倍率を表示する倍率表示器で
ある。
次に、原稿搬送ユニット(シートスルーユニット)を
使用してシートスルーモードで複写を行なう場合の諸動
作をフローチャートを参照して説明する。
(1)原稿搬送ユニットセット検知 第4図は、原稿搬送ユニットセット検知のフローチャ
ートである。
原稿搬送ユニット30が装着され、ユニット検知センサ
43がONすると、シートスルーモードがセットされ、照明
ユニット4が照明ユニット固定センサ44の位置迄移動す
るとともに、レンズ8及び第2、第3ミラー6,7が縮率7
1%になる位置に移動する。この倍率はA2サイズの原稿
をA3サイズの用紙にコピーする倍率である。シートスル
ーモードでは、本実施例の場合、両面、合成モード禁
止、倍率71%のみ、コピー枚数1枚、割込み複写モード
禁止であり、従ってシートスルーモードのセットとは、
禁止モードのリセット処理を意味する。
次に、シートスルーモードフラグを“1"にセットして
終了する。シートスルーモードフラグは、RAMに記憶さ
れる。
(2)原稿搬送ユニットリセット検知 原稿搬送ユニットリセット検知のフローチャートを第
5図に示す。原稿搬送ユニット30が複写機本体1から外
されるとユニット検知センサ43がOFFになる。ユニット
検知センサのOFF信号により、標準モードがセットさ
れ、露光々学系の照明ユニット4はホームセンサ25で検
知されるホームポジション迄移動し、シートスルーモー
ドフラグを“0"にリセットする。これにより、シートス
ルーモードが解除されたことになる。標準モードとは、
複写機の電源を入れた時にセットされるモードを云い、
本実施例の場合は、両面・合成モードリセット状態、倍
率100%、コピー枚数1枚、割込み複写モードリセット
状態である。
(3)複写動作 シートスルーモード時の複写動作のフローを第6図に
示す。
まず、原稿搬送ユニット30の入口センサ32のONを待
つ。原稿が原稿搬送ユニットにセットされると、入口セ
ンサ32がONとなり、次にスタートキー201のONを待つ。
スタートキー201がONされると、複写機のメインモータ
をONさせ、これにより複写紙の搬送が可能となる。次に
給紙クラッチをONさせて複写紙の給紙を行ない、これと
同時にパターン作成タイミング用カウンタを+1する。
このカウンタは、トナー補給を判断するための感光体上
のトナーパターン作成タイミングに使用される。具体的
には、コピー枚数が所定の数、n枚になった時にパター
ンを作成するようになっている。
次に、トナー補給フラグのチェックを行い、もしフラ
グがセットされていれば一定量のトナーを補給し、フラ
グがセットされていなければ、次のハロゲンランプをON
させる。その後、原稿を給紙させ、作像動作を実行す
る。作像動作とは、感光体ドラム上の静電潜像をトナー
で現像し、現像された画像を複写紙に転写し、定着させ
る一連の動作を云う。
次に、パターン作成タイミング用カウンタの値がn枚
と等しいかそれ以上かを判断し、もしYESならパターン
を作成すべく下記の動作を行なう。ハロゲンランプをON
のまゝでホームセンサの位置迄照明ユニットを移動さ
せ、コンタクトガラスの下にセットしてある基準パター
ンを露光して、感光体上にパターンを作成する。パター
ンの作成が終了すると、ハロゲンランプをOFFし、パタ
ーン作成タイミング用カウンタをクリアし、照明ユニッ
トを再び照明ユニット固定センサの位置に移動させる。
そして、感光体の地肌濃度を検出した後、現像されたト
ナーパターン像の濃度を検出する。これらの濃度比によ
り、トナー補給の要否を判断する。もし、トナー補給が
不必要ならトナー補給フラグをリセットする。このフラ
グにより、次の複写動作中にトナー補給を行なうことが
できる。
また、パターン作成タイミング用カウンタの値がn枚
以下なら、パターン作成動作を行なわずに、すぐにハロ
ゲンランプをOFFさせ、複写紙の排出を持って複写機の
メインモータをOFFし、複写動作を終了する。
効果 以上のとおり、本考案によれば、原稿を一定速度でコ
ンタクトガラス上の所定露光位置を通して搬送する原稿
搬送ユニットを有し、シートスルーモード時に、露光走
査ユニットが上記露光位置で原稿を照射しうる第2位置
に固定され、複写開始の指示が出されると、第2位置で
の原稿読取を行い、所定枚数の作像毎で原稿読取終了後
に該第2位置から基準パターンを照射しうる第1位置に
移動して該基準パターンの露光を行い、しかる後に第2
位置に戻るように制御されるので、コンタクトガラスの
サイズ以上のサイズの原稿のコピーが簡単にとれ、基準
パターンを用いたトナー補給制御が確実、容易に行わ
れ、しかもスタートキーを押下してからコピーができる
までの早さを早くすることができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の複写機の要部及びこれに装着
された原稿搬送ユニットを示す側断面図、第2図はその
制御系のブロック図、第3図はその複写機の操作部の要
部を示す平面図、第4図乃至第6図はその実施例の装置
でシートスルーモードで複写を行なう場合の主要動作の
フローチャートである。 1…複写機本体 2…コンタクトガラス 3…ハロゲンランプ 4…照明ユニット(露光走査ユニット) 26…基準パターン 27…パターンセンサ 28…トナー補給ローラ 30…シートスルーユニット(原稿搬送ユニット) 31…搬送ローラ 32…入口センサ(原稿挿入検知手段) 44…照明ユニット固定センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 113 15/043

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置するコンタクトガラスと、該コ
    ンタクトガラス上に載置された原稿を一定速度で露光走
    査し、感光体上に静電潜像を形成する露光走査ユニット
    と、上記静電潜像を現像しトナー像とする現像装置と、
    上記コンタクトガラスの下面で原稿載置範囲より外れた
    位置に設けられ基準濃度を有する基準パターンとを有
    し、所定回数の作像毎に上記基準パターンを照射する上
    記露光走査ユニットの第1位置で上記基準パターンを露
    光する際に、感光体上に形成されたそのトナーパターン
    の濃度と感光体地肌濃度とを光学的に検出する検出手段
    と、検出されたその比に基づいて現像装置へのトナー補
    給の指示を出す手段とを更に備えた複写機において、 原稿を一定速度でコンタクトガラス上の所定露光位置を
    通して搬送する原稿搬送ユニットと、 シートスルーモード時に上記露光位置に対応する第2位
    置に固定され複写開始の指示に従い原稿読取を行う上記
    露光走査ユニットを、所定枚数の作像毎で原稿読取終了
    後直ちに該第2位置から上記第1位置に移動し、上記基
    準パターンの露光を行った後に第2位置に戻るように制
    御する制御手段と を具備することを特徴とする複写機。
JP1988119260U 1988-09-13 1988-09-13 複写機 Expired - Lifetime JPH08696Y2 (ja)

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