JPS5929266A

JPS5929266A - 複写機の光学系制御装置

Info

Publication number: JPS5929266A
Application number: JP57139289A
Authority: JP
Inventors: Shinji Takashina; 高階　真治
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1982-08-11
Filing date: 1982-08-11
Publication date: 1984-02-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はコピー生産性を同上した複写機の光学系制御装
置に関する。

従来の複写機の光学系制御装置として、例えば、第１図
に示すものがあシ、原稿が載置されるプラテン１０１と
、該プラテン１０１の原稿セット位置以外の領域に基準
像形成のために設けられる黒色のターゲラ）１０２と、
該ターゲットおよび原稿を走査する光学系１０３と、原
稿および前記ターゲットに光を投射する光源１０４と、
光学系１０３の走査によって得られたイメージおよびタ
ーゲット１０２の内容を感光する感光ドラム１０５と、
該ドラム上に形成した潜像を画像化する現像装置１０６
とを備え、現像装置１０６は現像したターゲラ）１０２
の画像の濃度を検知するセンサ１０６ａｔ有し、この検
知内容に応じて現像装置１０６のバイアス電位、トナー
補給量等の複写プロセスの一部をコントロールするプロ
セスコントローラ１０６ｂで制御される（セン？１０６
ｍの信号はマイコン１０７で処理され、その処理結果に
基いて制御される。マイコン１０７は図示の通りの構成
を有シ、コンソール１０８あるいは各種センサから信号
を入力して制御信号を出力し、それによってコンソール
１０８に適当な表示を行ったり、各部を制御する）。

以上の構成において、光学系１０３の走査方向は図示の
ｆ方向でちシ、原稿の走査に先行してターゲット１０２
の内容が走査され、このターゲット１０２の画像濃度に
基づき、引き続き走査される原稿に対するバイアス電位
、トナー補給量等がマイコン１０７の制御信号に基くプ
ロセスコントローラ１０６ｂの制御ヲ介してコントロー
ルされ、最良状態でコピーが行なわれる。

しかし、従来の複写機の光学系制御装置にあっては、タ
ーゲットは原稿セット位置以外の領域で走査方向ｆの前
部または後部に設けられるため、ターゲッＩｆ照射する
分だけ走査距離が長くなυ、単位コピ一枚数当りのコピ
一時間が長くなる。

具体的に例をあげて説明する。複写機のプロセススピー
ド（即ち、感光ドラムの周速及び光学系の走査スピード
）ｙｔ４ｏｍ／Ｓ１光学系のリターンスピードを８４０
　ｍｍ／Ｓとすると、プロセスコントロールが無い構成
でＡ４サイズ原稿を走査すると、その走査距離は、２１０間（原稿）＋１４問（スリット幅）＝２２４鴫で
アシ、プロセスコントロールが有る構成で同サイズの原
稿を走査すると、その走査距離は、２１０問（原稿）＋
１４叫（スリット幅）＋３０間（ターゲット幅）＝２５
４間となる。このため、毎分のコピ一枚数はプロセスコント
ロール無しの場合が２８枚／分であるのに対し、プロセ
スコントロール付きの場合は２４枚／分となシ、コピ一
枚数は減少するる。

なお、ターゲットを走査方向と直角方向の原稿セット位
置外に設けることも考えられるが、露光ランプの長さ及
び感光ドラムの長さが増大することから、実現は困難で
ある。

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、コピーの
生産性全同上するため、予め定めた走査回数ごとにター
ゲットの走査を行なうようにした複写機の光学系制御装
置を提供するにある。

以下、本発明の複写機の光学系制御装置全詳細に説明す
る。

本発明の実施に際しては、第２図に示すよ５に多数枚コ
ピーの１枚目のときのみターゲットを走査してもよい。

しかし、この場合、プロセスコントロールの無い複写機
と比べると、１枚目のコピーが排出される時間（ＦＣＯ
Ｔ　）が落ちるため、複写機の性能を決定する一要素で
あるＦＣＯＴが大になるために好ましくない。

そこで、第３図に示す如く、ターゲットの走査を２枚目
にのみ行なうことによｐ、ＦＣＯＴ及びＣＰＭ　（枚数
７分）をプロセスコントロール無しの場合と同等にする
ことができる。しかし、単枚数のコピーにおいては、タ
ーゲットが照射されないので、単枚数コピーの頻度が多
い場合には、第２図のターゲット走査であっても実質上
の問題は生じない。

さらに、同一原稿から多数枚の複写を行なう場合には、
第２図では２枚目以降、第３図では３枚目以降のコピー
はプロセスコントロール無しの状態となって画像が悪化
する恐れがあるがこれを改善するために、例えば、１０
枚コピーするごとにターゲットを照射することが好まし
い。

第４図は本発明の一実施例を示し、プラテン１の原稿が
セットされる領域２の領域外の走査面側に設けられる黒
色のターゲット３と、該ターゲットの下部であって該タ
ーゲットの幅と同一長の間隔金もって配設される第１の
センサ４および第２のセンサ５と、原稿走査時の光源と
なるランプ６と、該ランプによる光をプラテン側に反射
するりフレフタ７と、ターゲット３のイメージを感光ド
ラム側に導くミラー８と、ランプ６、リフレクタ７およ
びミラー８を固定設置したままプラテン１の下部を走査
時に往復動するキャリッジ９と、該キャリッジ９を牽引
するワイヤー１０と、該ワイヤー全巻回してキャリッジ
９を駆動する巻取ドラム１１と、該ドラム　　　′を所
定時に回転させるモータ１２と、センサ４および５に信
号全生成させるアクチュエータ１３とより構成される。

アクチュエータ１３と各センサとの結合状態は第５図（
第４図は正面図に対し、第５図は側面図）の如くであり
、キャリッジ９の移動に伴って移動するアクチュエータ
１３が、センサ全通過するたびに信号を出力する。

以上の構成において、走査時にモータ１２が回転し、キ
ャリッジ９を図の点線図示の位置まで移動させ、ついで
モータ１２を逆転し始動位置に戻す。この場合、キャリ
ッジ９の始動位置は、センサ５を動作させるか否かによ
シ決定される。その詳７拙を以下の説明に工９明らかに
する。

第６図は第４図の実施列に適用される制御装置の一例を
示し、コピ一枚数をセットする複写枚数設定キーＳ、お
よびプリント開始用のプリントスイッチＳ２の各々の出
力信号のほか所要の信号全取込んで、これらに基づいて
制御信号を出力するプログラマ２１（該プログラマ２１
は第１図のマイコン１０７の構成で図示しても良い）と
、該プログラマよりの指令に基づき設定枚数を表示する
設定表示器２２と、プリントスイッチＳ２のオン信号に
基づいて駆動信号を出力するスタートコントローラ２３
と、感光ドラムの回転状態に応じたコピー制御信号２５
およびカウントアツプ信号２６を出力するタイミングコ
ントローラ２４と、コピー回数のカウント値を表示する
カウント表示器２７と、タイムドシャットダウン信−号
３０を出力するタイムドシャットダウンコントローラ２
９と、プログラマ２１よシ出力される一致信号２８およ
びセンサ動作信号３１に基づいて第２のセンサ５の機能
停止を制御するゲート３２と、スタートコントローラ２
３の駆ｌｂ信号に基づいて励磁され、感光ドラムを回転
させるメインモータＭの通電を制御するリレーＲＬＩ　
とより構成される。また、第２のセンサ５は、常時光を
発する発光ダイオード５１と、該発光累子（列えは、発
光ダイオード）５１の光を受けたときオン状態となシ、
電源（十ｖ）に接続された抵抗３５に所要の電圧降下を
生じさせる受光素子（例えば、フォトトランジスタ）５
２とよフ摺成され、また、ゲート３２の出力信号によっ
て制御されるトランジスタ３６が受光素子５２に並列接
続され、トランジスタ３６がＯＮ＋のときセンサ５の機
能をマスクする。センサ５の出力信号３３はトランジス
タ３６のコレクタよフ取出される。

なお、第３図の制御内容に対応させるためには、キャリ
ッジ９の最初のスタート位置をセンサ５の位置に設定す
ると共に、センサ５を制御するだめの回路の構成を第７
図の如くとする。即ち、トランジスタ３６のコントロー
ルをセンサ動作信号３１のみによって行なうと共に、該
センサ動作信号３１は表示器２７の表示が「２」になっ
た時点で消去する構成とする。

以上の構成において、その動作ｉ、（ｉ）ｉ枚目のコピ
一時にのみターゲットを走査する場合、（２）２枚目の
コピ一時にのみターゲラ）１走査する場合、（３）→定
枚数毎にターゲットを走査する場合の３つの内容を例に
説明する・（１）１枚目のコピ一時のみターゲットを走査する場合
。

今、１枚の原稿から５部のコピーをとるとすると、先ず
、複写枚数設定キーＳ１によって「５」を入力する。こ
れにより、プログラマ２１は設定表示器２２に「０５」
がディジタル素足される。ついで原稿全プラテン１上に
セットしたのち、プリントスイッチ８＊１ｒ、押すと、
スタートコントローラ２３が動作し、リレーＲＬＩを駆
動してメインモータＭを始動させ、感光ドラムを回転さ
せる。感光ドラムと同軸に設けられたタイミングディス
ク（図示せず）により基準信号がタイミングコントロー
ラ２４に入力されると、所定のタイミングで複写動作に
必要な各種の制御信号２５がタイミングコントローラ２
４よ少出力される。制御信号２５によって露光ランプ６
が点灯し、キャリッジ９（スタート位置はセンサ４の設
置位置にある）が始動し、所定位置（第４図に示す破線
位置）で逆転し始動側に戻る動作を５回繰返される。

キャリッジ９が移動を開始したとき、ターゲット３が照
射ならびに走査し、これによってプロセスコントロール
が機能し、原稿に対する画像は適正に保たれる。一方、
１枚コピーされるごとにタイミングコントローラ２４か
らのカウントアツプ信号２６が出力されるごとにカウン
ト表示器２７の表示数が増やされる。このカウント表示
器２７の表示内容と設定表示器２７の表示内容とが一致
した時点で一致信号２８がプログラマ２１よυ出力され
、タイムドシャットダウンコントローラ２９よｐタイム
ドシャットダウン信号３０が出力され、複写機は所定の
停止サイクルを開始すると共に、キャリッジ９はセンサ
４の位置に戻って停止する。

なお、プログラマ２１は、カウント表示器２７の表示が
「１」になった時にセンサ動作信号３１を継続的に出力
し、該信号３１がゲート３２を介してセンサ５の機能を
付勢する（ゲート３２の出力が「０」となるため、トラ
ンジスタ３６がオフになって作動電圧＋Ｖがホトトラン
ジスタ５２に加わる）。従ってキャリッジ９のアクチュ
エータ１３がセンサ５を動作させるとセンサ信号３３が
出力され、この信号３３によシモータ１２は逆転から正
転に移行し、キャリッジ９はセンサ５の位置から２回目
の走査が開始される。以後、同様の動作が繰返され、プ
ログラマ２１から一致信号２８が出力されると、ゲート
３２によってセンサ５の機能は消勢されるので、アクチ
ュエータ１３がセンサ５を通過しても検知されず、セン
サ４まで移動した時点でキャリッジ９は停止する。以上
により、１枚目のコピーにおいでのみターゲットの照射
が行なわれる。

（２）２枚目のコピ一時にのみターゲットを走査する場
合。

この場合には、センサ動作信号３１によｐ−ヒンサ５の
機能が消勢されるので、信号３１が出ているときのみ（
即ち、キャリッジ９が１回目の走査を完了して２回目の
走査を開始するときのみ）ターゲット３が照射され、第
３図に示した如き走査が実行される。

（３）一定状数毎にターゲットを走査する場合。

今、１０枚毎にターゲットの走査を行なうものとすると
、１．１１．２１・・・枚目毎の場合は前述の（１）の
制御と同じであり、カウント表示器２７の表示が１１．
２１．３１・・・のときにもセンサ動作信号３１が出力
されるようにする。また、これ以外の場合、例えば、２
，１２．２２・・・枚目毎の場合には、基本的に前述の
（２）の制御と同じでちり、カウント表示器２７の表示
が１１．２１．３１・・・のときに出る信号３１を、カ
ウント表示の１２　、２２　、３２・・・のときに消去
することによって１０枚目毎のターゲット走査が可能と
なる。

以上説明した通り、本発明の複写機の光学系制御装置に
よれば、予め定めた走査時、あるいは予め定めた走査回
数毎にのみターゲットの走査を行なうようにしたため、
コピーの生産性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の複写機の光学系制御装置の正面図。第２
図は本発明の走査説明図。第３図は本発明の詳細な説明
図。第４図は本発明の一実施例を示す正面図。第５図は
第４図の実施例のセンサ部な示す側面図。第６図は第４
図の実施例に適用される制御装置の一例を示すブロック
図。第７図は本発明の実施例の変形例を示す要部回路図
。１・・・プラテン、　　３・・・ターゲット、４．５・
・・センサ、　　６・・・ランプ、　　８・・ベラ−）
　　９・・・キャリッジ、　　ｌＯ・・・ワイヤー、　
　１１・・・巻取ドラム、　　１２・・・モータ、　　
１３・・・アクチュエータ、　　２１・・・プログラマ
、　　２２・・・設定表示器、　　２３・・・スタート
コントローラ、２４・・・タイミングコントローラ、　
　２７・・・カウント表示器、　　２９・・・タイムド
シャットダクンコントローラ。

Claims

【特許請求の範囲】プラテンの原稿セット位置以外の領域に基準像形成のた
めのターゲラ）１設け、走査部が該ターゲットを走査し
た際の画像濃度に基づいて複写プロセスを制御する制御
部を備えた複写機において、前記制御部が、予め定めた走査時、あるいは予め定めた
走査回数毎に前記走査部に前記ターゲットの走査を行わ
せることを特徴とする複写機の光学系制御装置。