JPH0869488A - 部品履歴管理方法 - Google Patents

部品履歴管理方法

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JPH0869488A
JPH0869488A JP6203293A JP20329394A JPH0869488A JP H0869488 A JPH0869488 A JP H0869488A JP 6203293 A JP6203293 A JP 6203293A JP 20329394 A JP20329394 A JP 20329394A JP H0869488 A JPH0869488 A JP H0869488A
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JP
Japan
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parts
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data
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Application number
JP6203293A
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English (en)
Inventor
Tomoo Izumisawa
知夫 泉澤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品および変更履歴情報の一括管理を可能と
する部品履歴管理方法を得る。 【構成】 少なくとも部品情報,設計情報,部品の設計
状態の情報を一括情報としてデータベースの単位データ
を構成する。部品情報は、部品を識別するため、設計情
報は設計業務に係る情報であり、例えば、設計コード名
(又は商品コード名)、設計プロジェクトの通し番号、
設計部位名、設計者名、設計者の識別コード番号等であ
る。識別情報は設計状態を表わす。この単位データによ
って構築されたデータベースには、部品に係る履歴情報
が逐一蓄積され、製品と関連付けられている。よって、
製品に係る部品の履歴をリストアップすることにより
(S24)、製品の履歴を詳細に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品履歴管理方法に係
り、特に、部品の適用商品情報と変更履歴情報の効率の
良い管理を可能とする部品履歴管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、部品管理システムでは、単に部品
管理のみでなく当該部品の履歴、およびこの部品が適用
される製品との関連等の管理を行うことが求められる。
この様な要求に沿って一般的に用いられている部品管理
システムは、部品の適用商品情報あるいは部品の履歴情
報を個別に入力して管理する。例えば、標準的なデータ
ベースソフトでは、製品および部品のデータを一括管理
する際は、管理番号の先頭の所定の数桁で当該部品と製
品との係りを表し、管理番号の下位桁によって部品の属
性等の情報を表す。このような部品管理システムでは、
部品に関する情報は、適用製品や変更履歴情報と関連付
けて管理していない。よって、従来のデータベース情報
を基に部品リストを作製する場合、適用商品の欄と履歴
記事欄には1つ1つ情報を入力する必要がある。
【0003】本発明に関連する先行技術例として、特開
昭61−278973号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
商品開発時には、部品に関する履歴、適用商品、類似部
品等の関連情報を必要とする。また、変更履歴情報が発
生した場合、該当する個々の部品および関連部品の部品
リストとに履歴情報を記入するのは、経済的に現実的で
はない。上記の従来の部品管理システムでは、製品(ま
たは商品)および履歴情報との関連性が弱く、相互に効
率の良い管理が出来難い問題点を伴う。
【0005】本発明は、製品および変更履歴情報の一括
管理を可能とする部品履歴管理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の図品履歴管理方法は、コンピュータシステ
ムを用いて部品の履歴を管理する部品履歴管理方法であ
り、所定の部品を識別するための部品情報と、設計業務
に係る設計内容を表わす設計情報と、設計状態を表わす
識別情報とを最小単位とする部品データを作製する部品
データ作製工程と、部品データを順次コンピュータシス
テムに記憶させ部品のデータベースを構築する部品デー
タ蓄積工程とを有し、データベースに基づき部品の履歴
の管理を行うことを特徴としている。
【0007】また、設計情報は、設計状態を変更して新
たな部品データを登録する際、変更に関するデータをデ
ータベースに記録し、履歴の管理を行うとよい。
【0008】
【作用】したがって、本発明の部品履歴管理方法によれ
ば、所定の部品を識別するための部品情報と、設計業務
に係る設計内容を表わす設計情報と、設計状態を表わす
識別情報とを最小単位とする部品データを作製し、作製
したこの部品データを順次コンピュータシステムに記憶
させ部品のデータベースを構築する。構築されたデータ
ベースには、部品に関連する履歴情報が逐一記録される
ため、任意の部品の履歴情報をリストに作製し出力する
ことが可能となる。
【0009】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による部品履
歴管理方法の実施例を詳細に説明する。図1および図2
を参照すると本発明の部品履歴管理方法の実施例が示さ
れている。
【0010】実施例において、少なくとも部品情報,設
計情報,部品の設計状態の情報を一括情報としてデータ
ベースの単位データを構成する。この単位データ、部品
情報,設計情報,部品の設計状態の情報をより具体化し
て以下に説明する。
【0011】部品情報は、管理を目的とする部品に関す
る情報であり、例えば、部品番号、部品名称、使用区分
等である。部品情報の一例は、[XYZ123]であ
る。また、ここで言う部品は、それ以上に細分化できな
い最小単位の部品、および所定の部品の組み合わせて構
成された中間部品、ユニット部品等、広い意味での部品
である。
【0012】設計情報とは、設計業務に係る情報であ
り、例えば、設計コード名(又は商品コード名)、設計
プロジェクトの通し番号、設計部位名、設計者名、設計
者の識別コード番号等である。設計者、設計管理部署等
を明確にさせることを目的とする。上記の情報を符合化
し、Pa/商品コード、RY01/量産時の設計名称、
rof/部品の分類コード、izumi/設計者名、0
001/通し番号とし、これらの記号を羅列し、[P
a,RY01,rof,izumi,0001]と表記
する。
【0013】部品の設計状態の情報は、設計状態、処理
種別等を識別するための識別情報である。例えば、設計
状態とは、部品データの属性・履歴等であり、これらの
識別内容を識別符合と共に例示すると、共通データ/
F、変更データ/M、個人データ/P、廃止データ/D
等である。また、識別種別は、新規な設計/A、変更に
係る部品/C、廃止された部品/D等である。上記の符
合を用いた一例は[PA]であり、本符合は、新規な設
計に係る個人データを意味する。
【0014】尚、個人データ/P、共通データ/Fの管
理例を述べる。個人データは設計中のデータとして管理
され登録された者以外は、原則として関連データにアク
セス出来ない。設計が完了し製品化された場合、共通デ
ータに変更される。共通データとされた以降のデータの
変更は、全て履歴データが付されて管理される。
【0015】上記の単位データを構成する部品情報,設
計情報,部品の設計状態の情報を一連のデータとしてま
とめた一例を、単位データ例(1)として以下に示す。
【0016】 XYZ123:Pa,RY01,rof,izumi,0001:PA …(1) データベースは、上記単位データ(1)等が蓄積されて
構成される。この単位データは、部品に関する関連情報
が発生した場合、順次登録される。このようにして構築
されたデータベースには、下記の特徴が生じる。 部品情報に必ず設計業務情報が付加される。 部品情報に必ず部品の設計状態の情報が付加される。 よって、このデータベースを活用すれば、所定の部品に
係る製品、履歴、設計者、担当部署等の情報を一括して
知ることができる。
【0017】次に部品リストを得る手順を、図1のフロ
ーチャートに基づいて説明する。本フローチャートを実
効するコンピュータシステムの一例を図2に示してい
る。この部品リストの作製手順を説明するに先立ち、コ
ンピュータシステムについて説明する。
【0018】本コンピュータシステムは、各種のデータ
や各指令等をキーボードで入力する入力装置1、図面等
を表示するディスプレイ2、設計した各種の設計図面デ
ータを登録しておくCADファイル3、データベースを
登録しておく記憶装置4、部品に関連する単位データの
基礎データを記憶しているメモリ5、CPU等からなる
処理装置6、部品リスト、図面等を出力する出力装置7
およびカードリーダ8により構成される。
【0019】上記のメモリ5は、上記の単位データの基
礎データを予め構成し記憶させて置くメモリである。記
憶装置4に登録されるデータベースの単位データを所定
のフォーマットとし、データの欠損が発生しないように
するために用いる。例えば、既登録の図面データをCA
Dファイル3から読み出した場合、当該図面に関連する
部品データが自動的に記憶装置4からメモリ5に読み出
される。読み出した図面の修正作業が終了しCADファ
イル3に更新登録する際、自動的に更新されたメモリ5
の内容がディスプレイ2に表示され設計者に内容の確認
を求める。そのまま、或は一部の内容を変更してメモリ
5上の新たな部品データは更新図面データ登録の際、自
動的に記憶装置4に登録される。
【0020】カードリーダ8は、CADファイル3およ
び記憶装置4へのアクセスを、特定の者に限定するため
に設けられたカードのカードデータを読取る装置であ
る。上記のコンピュータシステムの操作において、この
コンピュータを操作する設計者各人にカードを所有さ
せ、このカードをカードリーダに装填した場合にのみ、
コンピュータシステムのCADファイル3および記憶装
置4へのアクセスを許可するようにシステムを構成す
る。本カードにそれぞれの個人情報を記憶させて置くこ
とにより、設計情報をコンピュータシステムが自動的に
認識することが可能となる。また、カードをデータ追記
可能型とすれば、アクセス先、アクセス時間等を逐次記
録することにより、コンピュータシステムおよびカード
の両方向からのデータ管理が可能となる。
【0021】上記のコンピュータシステムを用いた部品
リストの入手手順を以下に説明する。ステップS12に
おいてカードをカードリーダへ装填し、記憶装置ヘのア
クセスを実行する(S14)。記憶装置に登録されてい
るデータベースのデータの更新、新規データの追加等の
データ操作を行う場合は(S14)、次ステップにおい
てデータの入力を行う(S16)。ステップS14にお
いて、データ操作を行わない「NO」の場合はステップS
18へ進む。
【0022】リストを作製する場合(S18)、リスト
を構成する部品の記号を入力する(20)。但し部品名
称、総括的名称の入力により関連部品を一覧表示させ、
この一覧表示から選択的な入力も可能とすると便利であ
る。入力が完了したか否かが問われる(S22)。未完
了の場合は、前段のステップに戻り部品記号の入力を行
う(S2)。入力が完了した場合は(S22)、「YE
S」の入力により、コンピュータシステムが入力された
部品記号のデータをデータベースから検索し、所定のフ
ォーマットの部品リストに作製し出力する(S24)。
ステップS18において、「NO」の場合には本フローチ
ャートのエンドへ進む。
【0023】上記の手順により部品リストが自動的に作
製される。作製された部品リストには、各々の物品に係
る製品、履歴、現時点の状態、図面管理者、担当部署等
の全情報または欲する部分的情報を選択的に出力させる
ことが可能となる。また、このリスト作製に係るデータ
の選択は、一般的なデータベースの検索と同様に、所定
のキーワードの入力により実効が可能である。例えば、
廃止された部品のデータのみをリストアップする、特定
者に係る部品をリストアップする等である。これらのデ
ータは、最新情報に基づき一括的・自動的に得ることが
できる。
【0024】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
部品履歴管理方法は、所定の部品を識別するための部品
情報と、設計業務に係る設計内容を表わす設計情報と、
設計状態を表わす識別情報とを最小単位とする部品デー
タを作製し、コンピュータシステムにデータベースとし
て構築される。よって、構築されたデータベースには、
部品に関連する履歴情報が逐一記録されるため、任意の
部品の履歴情報をリストに作製し出力することが可能と
なる。また、部品の適用商品と関連を有した履歴情報と
して活用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品履歴管理方法の実施例に基づき、
部品リストの作製手順を説明するためのフローチャート
である。
【図2】図1に示した実施例を実効するコンピュータシ
ステムの構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 入力装置、 2 ディスプレイ、 3 CADファイル、 4 記憶装置、 5 メモリ、 6 処理装置、 7 出力装置、 8 カードリーダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムを用いて部品の履
    歴を管理する部品履歴管理方法において、 所定の部品を識別するための部品情報と、設計業務に係
    る設計内容を表わす設計情報と、設計状態を表わす識別
    情報とを最小単位とする部品データを作製する部品デー
    タ作製工程と、 前記部品データを順次前記コンピュータシステムに記憶
    させ部品のデータベースを構築する部品データ蓄積工程
    とを有し、 前記データベースに基づき前記部品の履歴の管理を行う
    ことを特徴とする部品履歴管理方法。
  2. 【請求項2】 前記設計情報は、前記設計状態を変更し
    て新たな部品データを登録する際、前記変更に関するデ
    ータを前記データベースに記録し、前記履歴の管理を行
    うことを特徴とする請求項1記載の部品履歴管理方法。
JP6203293A 1994-08-29 1994-08-29 部品履歴管理方法 Pending JPH0869488A (ja)

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JP6203293A JPH0869488A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 部品履歴管理方法

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JP6203293A Pending JPH0869488A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 部品履歴管理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059938A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Tani Electronics Corp 履歴情報カラーコードおよびその作成方法、復元方法、履歴情報管理の方法、並びに履歴情報カラーコードの入力方法および入力システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059938A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Tani Electronics Corp 履歴情報カラーコードおよびその作成方法、復元方法、履歴情報管理の方法、並びに履歴情報カラーコードの入力方法および入力システム

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