JPH0868698A - サーミスタセンサ - Google Patents
サーミスタセンサInfo
- Publication number
- JPH0868698A JPH0868698A JP6205288A JP20528894A JPH0868698A JP H0868698 A JPH0868698 A JP H0868698A JP 6205288 A JP6205288 A JP 6205288A JP 20528894 A JP20528894 A JP 20528894A JP H0868698 A JPH0868698 A JP H0868698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- thermistor
- sensor
- material layer
- protective case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
減されると共に、熱的応答性に著しく優れたサーミスタ
センサを提供する。 【構成】 センサ本体の可撓性テープ1の表面に金属箔
よりなる2条のリード線2,2が平行に延設されてい
る。このリード線2,2の一端側にサーミスタチップ3
が設けられている。該金属箔導線2の大部分とサーミス
タチップ3とを覆うように樹脂コーティング4が施され
ている。テープ1の一端側の裏面に高熱伝導材層7が設
けられている。このセンサ本体5の先端の縁部を保護ケ
ース6の内面に当接させ、樹脂モールド10する。
Description
センサに係り、特にセンサ本体を保護ケース内に挿入
し、樹脂モールドしたサーミスタセンサに関する。詳し
くは、可撓性テープ上にサーミスタチップを搭載したタ
イプのセンサ本体を有するサーミスタセンサに関する。
挿入し樹脂モールドしたサーミスタセンサは既に広く用
いられている。ところで、このサーミスタセンサ本体と
して用いることが可能なサーミスタセンサとして、本出
願人より第7〜9図に示したものが実願平4−4244
9号(実開平6−2184号公報)にて提案されてい
る。
テープ1の表面に金属箔よりなる2条のリード線2,2
が平行に延設されている。このリード線2,2の一端側
にサーミスタチップ3が設けられている。該金属箔導線
2の大部分とサーミスタチップ3とを覆うように樹脂コ
ーティング4が施されている。なお、リード線2の他端
側は、外部リード線を接合しうるように露出している。
ンサは、量産性が良い;リード線2を細く且つ薄くでき
るため、熱的応答性が良い;テープ厚が均一になるた
め、熱的応答性にばらつきが少ない;等の長所を有す
る。
スタセンサ本体を挿入し樹脂モールドした従来のサーミ
スタセンサにおいては、保護ケースからセンサ本体への
熱伝導が悪いために、熱的応答性が悪いという問題があ
る。また、このセンサ本体の先端部(チップ周囲部)を
ガラス等で被覆することがあるが、この被覆層の厚さが
ばらつくため、サーミスタセンサの特性のばらつきが大
きいという問題がある。
センサには次の如き解決すべき課題がある。
て時などにおいてセンサに外部応力が加えられた場合、
この応力がほぼそのままサーミスタチップ3に加えられ
るようになり、応力が大きいときにはサーミスタチップ
3が損壊するおそれがある。
リンター、複写機などのOA機器の温度検知、給湯器な
どの流体温度の検知)のセンサとしては熱的応答性が必
ずしも十分でない。
られる外部応力が軽減されると共に、熱的応答性に著し
く優れたサーミスタセンサを提供することにある。
ンサは、センサ本体を保護ケース内に挿入し樹脂モール
ドしたサーミスタセンサにおいて、該センサ本体は、電
気絶縁性を有する合成樹脂製の可撓性テープと、該テー
プの一端側の一方の面上に設けられたサーミスタチップ
と、該サーミスタチップに接続され、該テープの該一方
の面上を該テープの他端側まで延在されたリード線と、
該テープの前記一端側の他方の面上に設けられた高熱伝
導材層とを備えてなり、該高熱伝導材層の辺縁部が前記
保護ケースの内面に接していることを特徴とするもので
ある。
において、前記高熱伝導材層は、金属又はセラミックの
薄板よりなり、且つ該テープに接着されていることを特
徴とするものである。
の面に高熱伝導材層を設けてあり、しかもこの高熱伝導
材層が保護ケースの内面に接しているため、熱的応答性
が著しく高い。
伝導材が金属又はセラミックという剛性を有する材料か
らなるため、サーミスタチップに加えられる外部応力が
小さくなる。
タセンサを示すものである。第1図は全体構成図であ
り、(a)図は(b)図のA−A線に沿う断面図、第2
〜5図はセンサ本体の構成図である。
実開平6−2184号のものにおいて、テープ1Aの先
端形状を金属製の保護ケース6の先端の内面に沿う形状
にすると共に、テープ1の一端側の裏面に高熱伝導材層
7を設けたものである。なお、樹脂コーティング4A
は、サーミスタチップ3を露出させるようにリード線2
の両端以外の部分に施されている。
された、先端が封じられた略筒形状のものであり、先端
側は後端側よりも小径となっている。また、最先端部は
丸く突出した形状となっている。
側周面に当接するように幅広部となっていると共に、テ
ープ1Aの先端縁は保護ケース6の先端の丸みに合致し
た丸みを帯びた形状となっている。
Aの該幅広部分の縁部に合致するように設けられてい
る。この高熱伝導材層7の側縁と先端縁が保護ケース6
の先端部の内面に密着するようにセンサ本体5が該保護
ケース6内に挿入され、樹脂モールド9が施されてい
る。なお、前記リード線2,2には外部リード線(例え
ば軟質塩化ビニル絶縁被覆線)10が接続され、この外
部リード線10が保護ケース6の後端から外部に引き出
されている。
保護ケース6からサーミスタチップ3への熱伝導性が向
上し、サーミスタセンサの熱的応答性が著しく高いもの
となる。
クなど、テープよりも格段に剛性の高い材料の薄板を用
いた場合には、サーミスタチップ3に加えられる外部応
力が軽減されるようになるため、サーミスタチップ3の
損壊が防止される。
程度の銅又はニッケルが好適であり、セラミックとして
は厚さが100〜500μm程度のアルミナが好適であ
る。なお、この高熱伝導材層7の厚さを小さくすること
により、高熱伝導材層7の熱容量を小さくし、熱的応答
性を一段と高めることができる。
に示す如く、サーミスタ素体3aの対向する両端面に電
極3b,3cを設けたサーミスタチップ3Aや、サーミ
スタ素体3aの1つの主板面の両側縁に沿って電極3
d,3eを設けたサーミスタチップ3Bが好適である。
これらのサーミスタチップ3A,3Bは、テープ上への
表面実装が容易であり、サーミスタセンサの量産性を向
上させる。
ンサ本体を製作するには、第10図の如く、大きなテー
プ素材11の裏面に高熱伝導材層7を設けると共に表面
に多数のリード線2,2,2………を形成した後、樹脂
コーティング4を施す(又は、コーティングの代わりに
別のテープを貼り合わせる)と共にサーミスタチップ3
を取り付け、次いで外部リード線10を接続した後、該
テープ素材11を第2,5図の形状に打ち抜くようにす
るのが好適である。
作したサーミスタセンサのテープ裏面に高熱伝導材層を
接着することにより、同様のセンサ本体を製作すること
もできる。
は、テープの両面に銅箔などの金属箔を例えばワニス
(ポリアミック酸)を用いて加熱圧着する。次いでテー
プの一方の面の金属箔をフォトエッチング法などにより
所定パターンに従って除去し、リード線2を形成する。
その後、サーミスタチップ3をハンダなどによりリード
線2に接合した後、樹脂コーティング4を蒸着又は塗付
により形成する。
してはポリイミド、ポリエステルなどが好適であり、そ
の厚さは50〜200μmが好適である。リード線2の
幅は300μm以下が好ましく、リード線2の長さは1
00mm以下が好ましい。樹脂コーティング4の厚さは
50μm以下が好ましい。樹脂コーティング4の材料
は、パラキシリレン樹脂のほか、エポキシ、シリコン、
ポリイミドなどが好適である。
適である。
チップ3が露出するように製作しているが、このように
すると、外部リード線を接続した後でもサーミスタチッ
プ部分に加工を施すことができる。なお、サーミスタチ
ップ3を樹脂で被覆しても良い。
な優れた効果を有する。
に高熱伝導材層を設け、この高熱伝導材層が保護ケース
の先端部内面に接しているため、被測定物からの熱が有
効に伝えられ、熱的応答性が高い。 応答性のばらつきが殆どない。 可撓性テープ上にリード線を構成してあるから、リ
ード線を細くしても外部リード線との接続が容易である
と共に、断線のおそれがない。しかも、熱的応答性を高
めることができる。 外部リード線との接続が容易であるため量産性が高
い。 テープ上にサーミスタチップを搭載するため、テー
プ上に該チップを多数個並列して製造することができ
る。表面実装できるサーミスタチップをつかえばその効
果は倍増する。しかも外部リード線との接続も多連でで
きる。
れる外部応力が軽減されるため、耐久性が良いものとな
る。
視図である。
ある。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 センサ本体を保護ケース内に挿入し樹脂
モールドしたサーミスタセンサにおいて、該センサ本体
は、 電気絶縁性を有する合成樹脂製の可撓性テープと、 該テープの一端側の一方の面上に設けられたサーミスタ
チップと、 該サーミスタチップに接続され、該テープの該一方の面
上を該テープの他端側まで延在されたリード線と、 該テープの前記一端側の他方の面上に設けられた高熱伝
導材層とを備えてなり、該高熱伝導材層の辺縁部が前記
保護ケースの内面に接していることを特徴とするサーミ
スタセンサ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記高熱伝導材層
は、金属又はセラミックの薄板よりなり、且つ該テープ
に接着されていることを特徴とするサーミスタセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20528894A JP3161240B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | サーミスタセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20528894A JP3161240B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | サーミスタセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868698A true JPH0868698A (ja) | 1996-03-12 |
JP3161240B2 JP3161240B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=16504497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20528894A Expired - Lifetime JP3161240B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | サーミスタセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161240B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006034700A1 (de) * | 2004-09-30 | 2006-04-06 | Epcos Ag | Sensorvorrichtung |
JP2007101334A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Oizumi Seisakusho:Kk | 給湯器用温度センサ |
WO2007137878A1 (de) * | 2006-05-30 | 2007-12-06 | Continental Automotive Gmbh | Vorrichtung zur temperaturmessung |
JP2014145655A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Mitsubishi Materials Corp | 温度センサ |
US9322718B2 (en) | 2010-08-16 | 2016-04-26 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | Temperature sensor |
CN113711071A (zh) * | 2019-09-18 | 2021-11-26 | 株式会社Lg新能源 | 用于检测低压缺陷袋型二次电池单体的加压短路检查设备 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20528894A patent/JP3161240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006034700A1 (de) * | 2004-09-30 | 2006-04-06 | Epcos Ag | Sensorvorrichtung |
US7967505B2 (en) | 2004-09-30 | 2011-06-28 | Epcos Ag | Sensor device |
JP2007101334A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Oizumi Seisakusho:Kk | 給湯器用温度センサ |
WO2007137878A1 (de) * | 2006-05-30 | 2007-12-06 | Continental Automotive Gmbh | Vorrichtung zur temperaturmessung |
US9322718B2 (en) | 2010-08-16 | 2016-04-26 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | Temperature sensor |
JP2014145655A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Mitsubishi Materials Corp | 温度センサ |
CN113711071A (zh) * | 2019-09-18 | 2021-11-26 | 株式会社Lg新能源 | 用于检测低压缺陷袋型二次电池单体的加压短路检查设备 |
CN113711071B (zh) * | 2019-09-18 | 2023-09-01 | 株式会社Lg新能源 | 用于检测低压缺陷袋型二次电池单体的加压短路检查设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3161240B2 (ja) | 2001-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0868699A (ja) | サーミスタセンサ | |
US5197804A (en) | Resistance temperature sensor | |
JPH0868698A (ja) | サーミスタセンサ | |
JP2004130782A (ja) | ホットランナーシステム用の温度センサ及び加熱装置 | |
KR101602218B1 (ko) | 고정자 슬롯 온도센서 및 그 제조 방법 | |
JP2004219123A (ja) | 測温用プローブ | |
JP4492186B2 (ja) | 発熱体 | |
JPH0338801Y2 (ja) | ||
JPH0582002U (ja) | 電力型面実装低抵抗器 | |
JPS6017776Y2 (ja) | 温度ヒユ−ズ | |
JP2000340403A (ja) | 温度センサおよびその製造方法 | |
JP2563333B2 (ja) | 面発熱体 | |
JP2006090704A (ja) | 温度センサ | |
JP2998484B2 (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
CN216770837U (zh) | 一种应用于充电桩的pcb温测结构 | |
JPH07111897B2 (ja) | 導電性フィルム上に形成される電極とリード線との接続方法 | |
JPH102805A (ja) | 貼付け形表面温度測定装置 | |
JPH0381281B2 (ja) | ||
JPS62170359A (ja) | サ−マルヘツド | |
JP2558383Y2 (ja) | サーミスタセンサ | |
JPS589371B2 (ja) | 温度検出装置 | |
JPS63205530A (ja) | 温度センサ | |
JPS6058541A (ja) | 樹脂系複合材構造物の硬化反応電圧検出装置 | |
JP2000294407A (ja) | 温度センサ | |
JPH0577737U (ja) | 薄膜測温抵抗体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010123 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |