JP2000294407A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JP2000294407A
JP2000294407A JP11102965A JP10296599A JP2000294407A JP 2000294407 A JP2000294407 A JP 2000294407A JP 11102965 A JP11102965 A JP 11102965A JP 10296599 A JP10296599 A JP 10296599A JP 2000294407 A JP2000294407 A JP 2000294407A
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JP
Japan
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temperature
temperature sensor
lead wire
detecting element
negative
Prior art date
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Pending
Application number
JP11102965A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kawamoto
哲也 河本
Hideki Yamada
英樹 山田
Hiroyuki Kobayashi
裕之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE10015831A priority patent/DE10015831C2/de
Priority to KR10-2000-0017569A priority patent/KR100369312B1/ko
Priority to US09/543,653 priority patent/US7075407B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バネ性を有するリード線を用いて、温度検出
素子と被測定物との接触を確実にし、より正確な温度検
知が可能な温度センサを提供する。 【解決手段】 負特性サーミスタ素子12の対向する表
面に端子電極13、14が形成され、この端子電極1
3、14に、リン青銅、洋白、ベリリウム、SUS、C
u−Ti合金またはこれらにめっきを施したもののいず
れかよりなる一対のリード線15、16が取り付けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リード線を備え
た温度センサに関し、特に温度検知用のサーミスタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】リード線を備えた温度センサは、例え
ば、温度検出素子に負特性サーミスタ素子が用いられ、
マザーボードに搭載されるCPUの発熱温度を検知する
用途に使用される。
【0003】温度センサは、正確に温度検知するため
に、被測定物に接触させて用いることがある。図3
(a)、(b)は、CPU2の発熱温度を検知するため
に、温度センサ1をCPU2とつながるDCファン3に
接触させたことを示す概略図である。DCファン3は、
CPU2を冷却させるためのものである。また、図中の
4は、プリント基板5とCPU2を接続するソケットを
示す。
【0004】従来のリード線6、7は、銅被覆硬銅線、
銅被覆硬鋼線などにめっきを施したものや、軟銅線など
の撚り線が用いられているが、これらはバネ性がない。
したがって、温度センサ1は、図3(a)に示すよう
に、温度検出素子8とDCファン3とを接着剤9を用い
て接触させたり、図3(b)に示すように、リード線
6、7の長さをDCファン3までの距離に合わせて調整
する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3(a)のように、
接着剤9を用いて温度検出素子8とDCファン3を接触
させる方法では、接着工程が必要となり、接着個所の位
置決めも難しい。
【0006】図3(b)のように、リード線6、7の長
さを調整して温度検出素子8とDCファン3を接触させ
る方法は、リード線6、7の寸法を個々に調整する必要
がある。また、DCファン3の振動の影響で、温度検出
素子8とDCファン3との常時接触状態が保持できなく
なり、正確な温度検知ができなくなる場合もある。
【0007】この発明の目的は、バネ性を有するリード
線を用いて、温度検出素子と被測定物との接触を確実に
し、より正確な温度検知が可能な温度センサを提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この第1の発明の温度セ
ンサは、温度検出素子に形成された端子電極にリード線
が取り付けられており、前記リード線はバネ性を有する
ことを特徴とする。
【0009】前記リード線は、リン青銅、洋白、ベリリ
ウム、SUS、Cu−Ti合金またはこれらにめっきを
施した材料からなることが好ましい。
【0010】前記温度検出素子および前記リード線は、
絶縁被覆されていることが好ましい。
【0011】前記温度検出素子は、負特性サーミスタ素
子であることが好ましい。
【0012】これにより、リード線のバネ性で、温度検
出素子と被測定物とを確実に接触させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の一つの実施の形態につ
いて図1を参照して説明する。なお、ここでは、温度検
出素子に負特性サーミスタ素子を用いて説明する。
【0014】図1に示す温度センサ11は、対向する表
面に一対の端子電極13、14が形成された温度検出素
子である負特性サーミスタ素子12と、一端が端子電極
13、14に半田(図示せず)などで取り付けられたリ
ード線15、16と、負特性サーミスタ素子12を被覆
する第1の外装樹脂17aと、他端を除いてリード線1
5、16を被覆する第2の外装樹脂17bと、から構成
される。
【0015】負特性サーミスタ素子12は、チップ状の
負特性サーミスタ素体の両主面に、Ag,Cu,Au,
Ptまたはそれらを含む合金からなる端子電極13、1
4を形成したものである。負特性サーミスタ素体は、チ
ップ状に限らず、円板などの板状であってもよい。
【0016】リード線15、16は、材質がリン青銅
(硬度:1/2H)で、断面が円形であり、太さは直径
0.4mmであった。リード線15、16の材料は、リ
ン青銅の他、洋白、ベリリウム、SUS、Cu−Ti合
金またはこれらにめっきを施したものなど、銅被覆硬銅
線、銅被覆硬鋼線に比べてバネ性を有する材質であれば
よい。
【0017】第1の外装樹脂17aは、負特性サーミス
タ素子12を外部環境から保護し、かつ絶縁性を保持す
ることを目的としており、例えば絶縁性と耐熱性を有す
る強度の優れたエポキシ系樹脂、フェノール系樹脂など
からなる。
【0018】第2の外装樹脂17bは、絶縁性に加え、
リード線15、16のバネ性に対応する可撓性を有する
ものであり、例えばポリエチレン系樹脂からなることが
好ましい。
【0019】なお、第1の外装樹脂17a、第2の外装
樹脂17bは、同一樹脂であってもよく、この場合、ポ
リエチレン系樹脂、またはシリコン系樹脂などが用いら
れる。さらに、リード線15、16の絶縁被覆について
は、絶縁チューブを用いても同様の効果がある。
【0020】このような温度センサ11を、従来例と同
様に、CPU2の発熱温度を検知するために、CPU2
とつながるDCファン3に接触させた。なお、このとき
のリード線15、16の長さは、負特性サーミスタ素子
12を取付けるプリント基板5からDCファン3までの
垂直な直線距離よりも長くなるようにする。
【0021】その結果、図2の概略図に示すように、負
特性サーミスタ素子12とDCファン3とを弾性接触さ
せることができた。これは、リード線15、16がバネ
性を有する材質よりなるからである。
【0022】なお、この発明の温度センサにおいて、温
度検出素子は負特性サーミスタ素子に限定される理由は
なく、正特性サーミスタなどに置き換えることは可能で
あり、種々の電子部品に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
リード線にバネ性を有する材質を用いることで、接着剤
などを用いずに温度検出素子と被測定物との接触を確実
にすることができる。また、リード線の長さを個々に調
整することなく、温度検出素子と被測定物とを接触させ
ることができる。さらに、振動などがあっても、バネ性
で温度検出素子と被測定物との接触が保持でき、正確な
温度検知が可能な温度センサを容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一つの実施の形態の温度センサ
の正面図である。
【図2】この発明の温度センサをCPUの温度検知に使
用した状態を示す概略図である。
【図3】従来の温度センサをCPUの温度検知に使用し
た状態を示す概略図であり、(a)は接着剤を用いる方
法、(b)はリード線の長さを調整する方法を示してい
る。
【符号の説明】
11 温度センサ 12 負特性サーミスタ素子(温度検出
素子) 13、14 端子電極 15、16 リード線 17a、17b 外装樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E028 BA21 BB10 CA16 DA02 JA06 JB01 5E034 BA09 BB01 DA02 DB05 DB06 DC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度検出素子に形成された端子電極にリ
    ード線が取り付けられており、 前記リード線はバネ性を有することを特徴とする温度セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 前記リード線は、リン青銅、洋白、ベリ
    リウム、SUS、Cu−Ti合金またはこれらにめっき
    を施したもののいずれかよりなることを特徴する請求項
    1記載の温度センサ。
  3. 【請求項3】 前記温度検出素子および前記リード線が
    絶縁被覆されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の温度センサ。
  4. 【請求項4】 前記温度検出素子は、負特性サーミスタ
    素子であることを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれかに記載の温度センサ。
JP11102965A 1999-04-09 1999-04-09 温度センサ Pending JP2000294407A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11102965A JP2000294407A (ja) 1999-04-09 1999-04-09 温度センサ
TW089105224A TW463184B (en) 1999-04-09 2000-03-22 Temperature sensor, method of producing same and method of mounting same to a circuit board
DE10015831A DE10015831C2 (de) 1999-04-09 2000-03-30 Temperatursensor, Verfahren zur Herstellung desselben und Verfahren zur Befestigung desselben auf einer Schaltungsplatine
KR10-2000-0017569A KR100369312B1 (ko) 1999-04-09 2000-04-04 온도 센서, 온도 센서의 제조 방법, 및 온도 센서를 회로기판에 장착하는 방법
US09/543,653 US7075407B1 (en) 1999-04-09 2000-04-05 Temperature sensor
US11/438,949 US7193498B2 (en) 1999-04-09 2006-05-22 Method of producing temperature sensor and mounting same to a circuit board

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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