JPS589371B2 - 温度検出装置 - Google Patents

温度検出装置

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Publication number
JPS589371B2
JPS589371B2 JP4737678A JP4737678A JPS589371B2 JP S589371 B2 JPS589371 B2 JP S589371B2 JP 4737678 A JP4737678 A JP 4737678A JP 4737678 A JP4737678 A JP 4737678A JP S589371 B2 JPS589371 B2 JP S589371B2
Authority
JP
Japan
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temperature detection
film
detection device
window
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP4737678A
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English (en)
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JPS54139589A (en
Inventor
佐々木駿介
藤本博昭
野依正晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4737678A priority Critical patent/JPS589371B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温度検出装置に関し、小形で薄形の形状を有し
且つ応答特性の良好な温度検出装置を提供するものであ
る。
温度検出素子としては従来から種々のものがあり、代表
的なものはサーミスタ、熱電対等であるが、近年小形化
、特性的な面で優れた薄形チップ形状を有する素子が開
発されて来た。
この代表的なものは例えばSiC蒸着膜の抵抗の温度特
性を利用したもの、あるいはダイオードの順方向電圧の
立上りの温度特性を利用したものである。
このチップ形の素子の電極は通常面積的に小さいこと、
材質がAlであることなどから半田付けが不町能であり
、ワイヤボンデイングにより素子と外部電極が接続され
ている。
しかるに、ワイヤボンデイングの難点は次の諸点である
すなわち、外部電極と素子とを接続するワイヤーは素子
の端部に接触しない様にするためループ形状をなす。
この形状のものにおいて機械的伝導性を保持するために
は、キャップをかぶせるか、樹脂でモールドするかいず
れかが必要である。
このとき前述のループがあるため充分深いキャップかあ
るいは厚い樹脂のモールドが必要となる。
そのため小形、薄形に一つの特長を有するチップ形の素
子の特質をなくしてしまうことになる。
次に素子自体が小さいためワイヤを伝って外部電極への
熱伝導を無視串来なくなることである。
ワイヤの材質はAu,Alなどの熱的良導体であり、そ
の長さは極めて短かい。
従って素子に伝わった熱は外部電極へ逃げ易く温度検出
装置としては熱的応答性が悪くなる。
更にワイヤボンディングする際、素子をあらかじめ基板
上に固定する必要があり、ワイヤボンドするだめの制約
に例えば基板の材質、厚み等があり、これは熱的応答性
から来る好ましい条件と必らずしも一致しない。
例えば熱的応答性から見れば素子裏面に固定される基板
は薄いもの程良いという条件にもかかわらず、ワイヤボ
ンディングする際に力が加わるため変形を起し余り薄く
することが出来ないなどである。
本発明はこのような検討にもとづいてなされたものでワ
イヤボンデイングを施すことなく、薄形の温度検出装置
を実現することともに、熱的応答性が良くまたその製造
も容易なものとすることを特徴とするものである。
本発明の構成を第1,2図に示す実施例に沿って説明す
る。
第2図は第1図のA − A′線断面図である。
1は温度検出素子を固着保持するフレームで、フレーム
1の先端部に窓部2があけてある。
この窓部2の大きさは温度検出素子より若干大きめであ
り、この窓部に薄形チップ状の温度検出素子が位置して
いる。
フレーム1の材質は金属あるいは耐熱性の樹脂フイルム
である。
またその厚みは素子3より若干厚めであり、たとえば1
00〜200μmである。
このフレーム1の主面には、樹脂フイルム4が接着層5
を介して続着されている。
樹脂フイルム4の代表的な材質はたとえばポリイミドで
あり、接着材となる接着層はFEPあるいはエホキシ樹
脂よりなる。
またこの樹脂フイルム4の厚みは15μm〜50μmで
あり、主として後述する貫通孔の形状寸法により決定さ
れる。
素子3の表面の電極7上の樹脂フイルムには貫通孔88
′が形成されている。
そして、フイルム4の接着面と反対側の表面には選択的
に配線パターン9,9労形成されており、配線パターン
9,9′と素子3の電極7とが貫通孔8を介して電気的
に接続されている。
すなわち、電極7に対応する位置に設けられた貫通孔8
,8′にて電気的接続が行われている。
また、素子3は窓部2において前述の接着層5にてフイ
ルム4の主面に固着されており、たとえば素子3をその
電極7を貫通孔8に対応させて接着したのち、配線パタ
ーン9,9′を形成すれば、貫通孔8,8′を介して電
極7と配線パターンとの電気的接続が可能となる。
なお、この工程は、あらかじめフイルムに配線パターン
を形成しておいて素子3を接着したのち、貫通孔8,8
′に半田を充填して接続する方法、あるいは素子3を接
着したのち、フイルム4の全面に蒸着あるいは鍍金しそ
のあと選択エッチングにより配線パターンを形成する方
法を用いてもよい。
この場合配線パターンとしてはCr,Cuの二層配線が
密着性の点から適当である。
さらに、貫通孔8,8′の大きさが比較的大きい場合は
フイルムを厚くシ、逆の場合は薄くすればよい。
まだ貫通孔8,8′は電気的接続を確実とするだめ図の
ようにテーパー形状を有することが望ましい。
10は素子3の裏面に接着固定されている金属板で、外
部からの熱を素子3に伝える熱伝導体の役目をするもの
である。
すなわち、金属板10は半田層11等で素子3に直接固
着され、被測定物の表面に当接される。
半田層11も熱伝導性を良くするために薄い半田層が適
当で、たとえば素子3がSi素子の場合はNi一半田層
あるいはCr−Cu一半田層が適当である。
なお、素子3としては、Si基板上にSiC薄膜を形成
した薄型状チップが好都合である。
そして10の材質としては酸化されにくい材質が望まし
く、特に被測定物が人体である場合にはNiなどが適当
であるとともに、10は最後に取りつければよく形状、
材質等は任意に取り換えが可能である。
12ぱ薄い表面保護膜でエポキシ、シリコンあるいはパ
リレン被膜等の熱的に不良導体が適当である。
なお、この保護膜には第1図では省略している。
以上説明した温度検出装置はいわゆるワイヤボンデイン
グを用いていないため非常に薄形の装置とすることがで
き、熱的応答性が極めて良好となる。
なお、電極部より配線パターンを通じての放熱が問題と
なるが、これは配線パターンの厚み、長さ、巾が容易に
制御できるため、熱的応答特性を容易に変化でき良好な
性能を発揮させることができる。
また、被測定物に接する金属板10は最終工程で付けれ
ばよく、10以外は全く共用が可能となり、コスト低下
、用途の拡大を容易に行うことができる。
以上のように本発明の温度検出装置は、先端部に窓部を
有するフレームの表面に配線を有し且つ前記窓部に対応
する位置に貫通孔を有する絶縁フイルム、および表面に
電極を有し且つ裏面に熱的良導体により金属板が固定さ
れた温度検出素子よりなり、前記フイルムが前記フレー
ムに接着固定されるとともに前記温度検出素子がフィル
ムに接着固定され、前記貫通孔を介して素子とフイルム
上の配線とが電気的に接続されているもので、薄形で高
性能かつ用途範囲が広く製造の容易な温度検出装置の実
現に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる温度検出装置の要部
正面構造図、第2図は第1図のA − A篠断面図であ
る。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・窓部、3・・
・・・・温度検出素子、4・・・・・・樹脂フイルム、
5・・・・・・FEPフイルム(接着層)、7・・・・
・・電極、8,8’−・・・・・貫通孔、9.9’・・
・・・配線パターン、10・・・・・・金属板、11・
・・・・・半田層、12・・・・・・保護被膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端部に窓部を有するフレームと、このフレームの
    表面に一方の主面が固着され、他方の主面に配線が形成
    されるとともに前記窓部に対応する位置に貫通孔を有す
    る絶縁樹脂フイルムと、前記窓部に配置され前記フィル
    ムの一方の主面に接着固定された温度検出素子と、前記
    貫通孔部に位置し前記配線と前記貫通孔を介して接続さ
    れた前記温度検出素子の表面電極と、前記素子の裏面に
    固定された熱伝導体とを備えたことを特徴とする温度検
    出装置。 2 温度検出素子が薄形チップ形状をなすことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の温度検出装置。 3 貫通孔がテーパー形状をなすことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の温度検出装置。 4 フイルムの他方の主面に表面保護樹脂膜が形成され
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    温度検出装置。
JP4737678A 1978-04-20 1978-04-20 温度検出装置 Expired JPS589371B2 (ja)

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JP4737678A JPS589371B2 (ja) 1978-04-20 1978-04-20 温度検出装置

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JPS54139589A JPS54139589A (en) 1979-10-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337573U (ja) * 1986-08-27 1988-03-10
JPS6357262U (ja) * 1986-10-02 1988-04-16

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