JPH086694B2 - 可変速給水装置の運転制御方法 - Google Patents

可変速給水装置の運転制御方法

Info

Publication number
JPH086694B2
JPH086694B2 JP61186261A JP18626186A JPH086694B2 JP H086694 B2 JPH086694 B2 JP H086694B2 JP 61186261 A JP61186261 A JP 61186261A JP 18626186 A JP18626186 A JP 18626186A JP H086694 B2 JPH086694 B2 JP H086694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
water supply
signal
trip signal
supply system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61186261A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6341686A (ja
Inventor
治美 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP61186261A priority Critical patent/JPH086694B2/ja
Publication of JPS6341686A publication Critical patent/JPS6341686A/ja
Publication of JPH086694B2 publication Critical patent/JPH086694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明はインバータ駆動の可変速給水装置の運転制
御方法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来のこの種インバータによる可変速給水装置の異常
発生時の運転制御方法は第3図にその動作タイムチャー
トを示すものが知られている。
すなわち給水系の水量或いは水圧等から決まるインバ
ータの運転指令が出され前記給水装置が正常な運転状態
にある時に該給水装置の系統の何らかの異常に基く異常
信号F1が発せられると、前記異常の原因が偶発的なもの
か瞬間的なものか或いは継続的なものか等の性格に関係
なく直ちに自動的にインバータ鎖錠回路を動作させその
回路出力であるインバータトリップ信号によってインバ
ータをトリップさせ従って前記給水装置の運転を停止さ
せるものである。
この場合インバータトリップ信号は、異常原因が除去
されてからの手動による前記鎖錠回路の自己保持状態の
解除操作すなわちリセット操作R2が完了するまで継続的
に保持され、またこの間に他の異常信号F2が発生しても
先のインバータトリップ信号の状態は不変であり、また
前記異常信号(F2)の発生中は前記鎖錠回路の手動リセ
ット操作は無効となるものである。
しかしながらインバータを電源とする可変速給水装置
は起動停止及び可変速制御を含むポンプの最適運転が容
易に可能であるために前記給水装置による給水系の貯水
槽容量は減少の傾向にあり、他方電気回路上はインバー
タ電源の周辺ノイズ、電源の瞬時停電或いはインバータ
起動時の瞬時過電流等インバータの高感度特性と相まっ
てインバータ運転に悪影響を及ぼす偶発的或いは一過性
の異常原因が多発することから、これら異常要因の性格
判断を行なはずに異常信号の発生と共にインバータをト
リップさせることは貯水余力の小さい給水系の運営に重
大な悪影響を及ぼすことになり、可能な限り給水運転を
継続させる給水系本来の使命を果せなくなる危険性があ
った。
〔発明の目的〕
この発明は上記に鑑みインバータトリップによる給水
装置の運転停止時間の可能な限りの短縮を計る異常信号
に対する自動復旧運転制御方法を提供することを目的と
する。
〔発明の要点〕
この発明は前記目的を達成するためにインバータと、
該インバータを電源とする交流電動機と、該交流電動機
により駆動されるポンプと、前記インバータの制御装置
とから成る可変速給水装置において、該給水装置の正常
な運転中に何らかの異常に基づく第1回目のインバータ
トリップ信号の発生により前記インバータがトリップし
た場合には、前記インバータトリップ信号を自動的にリ
セットしてインバータによる前記給水装置の運転を強制
的に再開すると共に前記トリップ信号の発生を記憶し、
以後インバータトリップ信号の再発が無い場合には前記
記憶状態を次回の正常な停止及び起動段階経過確認信号
によって自動的に解除し、また前記記憶状態の継続中に
第2回目のインバータトリップ信号が発生した場合には
直ちにインバータをトリップさせてインバータによる前
記給水装置の運転を停止すると共に前記制御装置のイン
バータ起動回路を鎖錠し、異常原因除去後の手動による
リセット操作が完了するまで前記インバータの再起動を
鎖錠するものでありインバータ電源の周辺ノイズ或いは
電源の瞬時停電等の偶発的かつ一過性異常に基づくイン
バータトリップ期間を最短に抑えてインバータ運転を自
動的に再開すると共に持続性異常に対しては初回インバ
ータトリップ後の強制的自動リセットによるインバータ
運転再開後直ちにその運転の再トリップを行ない、以後
そのトリップ状態を手動によるリセット操作完了まで継
続的に保つことにより本来保護すべき異常に対する保護
動作を完全に機能させるものである。
〔発明の実施例〕
以下この発明の実施例を図面により説明する。第1図
はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は第1図に対
応する回路各部の動作タイムチャートである。
第1図において、インバータ1は交流電源電圧を入力
とし可変周波数交流を出力し、該出力により交流電動機
2が駆動され、更に交流電動機2によりポンプ3が駆動
される。運転制御装置4はポンプ3の運転を所定の状態
に保つようにインバータ1を制御するものであり、起動
停止回路5と、故障監視回路6と、インバータ鎖錠回路
7とを備えている。起動停止回路5は水圧センサ8によ
る水圧信号11及び流量スイッチ9による流量信号10を入
力として演算制御しインバータ1に対する起動停止信号
12を出力するものである。故障監視回路6は交流電源を
含むインバータ1の系統の異常信号13と共に流量信号10
及び水圧信号11を入力として異常信号発生回数の記憶演
算を行ない、異常発生が初回のものか或いは第2回目の
ものかに従ってインバータ1の自動的な運転再開を行な
うか或いは継続的運転停止を行なうかの判断を行ないそ
の結果をインバータ鎖錠回路7に加えるものである。イ
ンバータ鎖錠回路7は前記監視回路6からの指令に基づ
きインバータ1に対しトリップ信号14或いは自動的リセ
ット信号15を与えるものである。前記各回路の時間的動
作状態を第2図に示すタイムチャートにより以下説明す
る。
第2図(イ)及び(ロ)はそれぞれ給水系の貯水容量
の小さい場合の給水水圧及び給水流量の変化の概略を示
すものであり、第2図(ニ)に示す通常運転時のインバ
ータ運転指令作成要素となるものである。すなわち給水
量の減少と共に給水水圧は上昇し給水流量は減少する
が、給水流量が規定値以下になると第2図(ハ)に示す
流量スイッチは閉路しインバータ1による交流電動機2
及びポンプ3の運転停止を行ない、またこの状態で給水
水圧が規定値以下になるとインバータ1によるポンプ3
の運転再開を行なうものである。
今インバータによる可変速給水装置が第2図に示すモ
ードIの運転域にあって正常な給水運転中に何らかの異
常原因によって第2図(ヘ)の如く異常信号F1が発生す
ると故障監視回路6は前記信号F1により第2図(ル)に
示す如く自己保持状態に入って前記異常信号F1の発生を
記憶すると共に第2図(ト)(チ)に示す如くインバー
タ鎖錠回路7を駆動してインバータトリップ信号を発す
ると共にインバータリセット信号を消去させ、更に一過
性異常の性格から予測したその継続時間に応じて設定さ
れた時間T1後に第2図(リ)の如く自動リセット指令を
前記インバータ鎖錠回路7に加え該回路の動作状態を前
記の状態から反転させ、インバータ1の運転を第2図
(ホ)に示す如く強制的に再開させる。この運転再開時
点においてもし前記異常信号F1が消滅していればインバ
ータ1は自動的に運転を継続することになり、また故障
監視回路6の故障発生記憶状態は、第2図(ニ)に示す
インバータ運転指令が正常な停止と再起動を経過した時
再起動確認時間T2後に第2図(ル)に示す如くリセット
され元の状態に復帰する。
次に前記給水装置が第2図に示すモードIIの運転域に
ある場合、第2図(ヘ)に示す第1回目の異常信号F21
の発生から異常確認時間T1後のインバータ1に対する自
動リセット操作迄の経過は前記モードIの場合と同様で
ある。しかし前記自動リセット操作によるインバータ1
の自動的な運転再開後に故障監視回路6の故障発生記憶
状態が解除されていない時点で次の異常信号F22が発生
した場合には、前記異常信号F21とF22が同一原因のもの
か或いは別の原因のものかには無関係に故障監視回路6
はインバータ鎖錠回路7を駆動してインバータトリップ
信号を発すると共にインバータリセット信号を消去させ
る。この場合第2回目の異常信号F21によるインバータ
トリップ信号は、第2図(ヌ)に示す如く異常原因除去
後の手動リセット指令Rが加えられるまで継続的に発せ
られる。前記の如くこの発明により一過性異常によるイ
ンバータトリップ期間は最短の時間T1に抑えることが出
来ると共に持続性異常に対しても同じく略T1の時間遅れ
をもって継続的インバータトリップを行なう運転制御が
可能となる。
〔発明の効果〕
前記のようにこの発明はインバータによる可変給水装
置における異常発生時の運転制御に関して、異常信号に
よりインバータが継続的トリップ状態に入る前に一旦イ
ンバータトリップ信号の自動リセットによるインバータ
の強制的運転再開操作を行なはすことにより偶発的一過
性異常に基づくインバータの不必要なトリップ期間の大
巾な短縮を計ると共に本来保護すべき内容の持続性異常
に対する保護を完全に行なはすことにより異常の多くの
部分を占める偶発的一過性異常による前記給水装置停止
期間の不必要な長期化を回避し前記装置による給水系運
転の安定性の向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は第1
図に対応する回路各部の動作タイムチャート、第3図は
従来技術に対応する動作タイムチャート例である。 1……インバータ、2……交流電動機、3……ポンプ、
4……運転制御装置、5……起動停止回路、6……故障
監視回路、7……インバータ鎖錠回路、8……水圧セン
サ、9……流量スイッチ、10……流量信号、11……水圧
信号、12……起動停止信号、13……異常信号、14……ト
リップ信号、15……リセット信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変周波数電源としてのインバータと、該
    インバータを電源とする交流電動機と、該交流電動機に
    より駆動されるポンプと、該ポンプの運転を所定の状態
    に保つように前記インバータを制御する制御装置とから
    成る可変速給水装置において、該給水装置の正常な運転
    中に何らかの異常に基づく第1回目のインバータトリッ
    プ信号の発生により前記インバータがトリップした場合
    には、前記トリップ信号の原因となった異常状態の性格
    如何に拘らずまず前記トリップ信号を自動的にリセット
    してインバータによる前記給水装置の運転を再開すると
    共に前記トリップ信号の発生を記憶し、以後インバータ
    トリップ信号の再発が無い場合には前記記憶状態を次回
    の正常な停止及び起動段階経過確認信号によって自動的
    に解除し、また前記記憶状態の継続中に第2回目のイン
    バータトリップ信号が発生した場合には直ちにインバー
    タをトリップさせてインバータによる前記給水装置の運
    転を停止すると共に前記制御装置のインバータ起動回路
    を鎖錠し、異常原因除去後の手動によるリセット操作が
    完了するまで前記インバータの再起動を鎖錠することを
    特徴とする可変速給水装置の運転制御方法。
JP61186261A 1986-08-08 1986-08-08 可変速給水装置の運転制御方法 Expired - Lifetime JPH086694B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61186261A JPH086694B2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08 可変速給水装置の運転制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61186261A JPH086694B2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08 可変速給水装置の運転制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6341686A JPS6341686A (ja) 1988-02-22
JPH086694B2 true JPH086694B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=16185182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61186261A Expired - Lifetime JPH086694B2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08 可変速給水装置の運転制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086694B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02187801A (ja) * 1989-01-13 1990-07-24 Koichi Hashimoto 自動制御装置
KR100425840B1 (ko) * 2001-05-29 2004-04-03 주식회사 엘지이아이 선형 압축기의 운전제어방법
CN105041702B (zh) * 2015-08-14 2017-03-01 北京中科科仪股份有限公司 一种磁悬浮分子泵控制方法及系统

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148118A (ja) * 1974-10-22 1976-04-24 Tokyo Shibaura Electric Co
JPS56118101A (en) * 1980-02-22 1981-09-17 Yokogawa Hokushin Electric Corp Automatic restarting system for process controller
JPS596202U (ja) * 1982-07-02 1984-01-14 株式会社日立製作所 シ−ケンス制御装置
JPH0631619B2 (ja) * 1984-07-27 1994-04-27 株式会社荏原製作所 可変速給水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6341686A (ja) 1988-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5117324A (en) Ups-computer system and method for initiating computer shutdown based on remaining battery time as determined from sensed battery voltage and discharge curves
JPH086694B2 (ja) 可変速給水装置の運転制御方法
JP2000019287A (ja) 原子力プラントの制御システム
JP3302788B2 (ja) タービン制御装置および原子炉隔離時冷却系制御システム
JPH0755060B2 (ja) インバ−タのリトライ制御装置
JP3425252B2 (ja) 給水装置の制御装置
JP2702952B2 (ja) 可変速ポンプを用いた給水装置
JPH04332009A (ja) 計算機システムの温度異常検出方式
JPS58119147A (ja) イオンポンプの自動起動回路装置
JP3064648B2 (ja) 可変速給水システムの制御方法
JP4007424B2 (ja) 給水装置
JPS6320560B2 (ja)
JP3141468B2 (ja) 原子炉出力制御装置
JPH01129786A (ja) 誘導電動機の瞬停再起動時の制御方法
JP2000209868A (ja) インバ―タ
JP3435871B2 (ja) 瞬停時のインバータ制御方法
JPH0866088A (ja) 電動機保護装置
JPH0658113B2 (ja) 台数制御装置
JP3604566B2 (ja) 沸騰水型原子力発電所の給水制御装置
JPH102506A (ja) 給水ポンプ制御装置
JPS6232440B2 (ja)
JPS622891Y2 (ja)
JP2717436B2 (ja) 暖房器の停電バックアップ制御装置
JPH06289174A (ja) 原子炉出力制御方法とその装置
JPH033615A (ja) インバータ瞬時停電復電後自動再始動方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term