JPH0631619B2 - 可変速給水装置 - Google Patents

可変速給水装置

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JPH0631619B2
JPH0631619B2 JP59156951A JP15695184A JPH0631619B2 JP H0631619 B2 JPH0631619 B2 JP H0631619B2 JP 59156951 A JP59156951 A JP 59156951A JP 15695184 A JP15695184 A JP 15695184A JP H0631619 B2 JPH0631619 B2 JP H0631619B2
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inverter
water supply
pump
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electric motor
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薫 中島
廣直 平岩
卓央 赤堀
宏之 千野
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Ebara Corp
Ebara Densan Ltd
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Ebara Corp
Ebara Densan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 「産業上の利用分野」 この発明はインバータにより速度制御される可変速電動
機及び該可変速電動機により駆動されるポンプを用いて
給水圧力もしくは末端圧力を一定或は流量を一定に保つ
て給水を行う可変速給水装置に関するものである。
「従来の技術」 一般に誘導電動機もしくは同期電動機を可変速させるイ
ンバータには、系の急激な変化によりインバータに負荷
がかかり制御不能(インバータトリツプという)となつ
た時インバータを保護するための制御系に故障をつたえ
る信号(インバータトリツプ信号という)を出すように
なつている。
このようなインバータにより速度制御される電動機をそ
なえた可変速装置、たとえば給水圧力を一定に保つため
に、ポンプの回転数を変化させる可変速給水装置ではイ
ンバータトリツプ信号をうけて、装置を停止させるのが
一般的である。
一般に汎用電動機を可変速させるインバータには負荷
の急激な増大によるインバータ出力電流の上昇や、負
荷側の短絡や地絡による瞬時突入電流、負荷側欠相に
よる単相運転で発生する電流アンバランス、入力電源
電圧降下による負荷側過電流及び不足電圧、入力電源
電圧上昇による耐圧破壊、瞬時停電再起動時負荷の回
転移相とインバータ運転位相の相差により発生する過電
流などに対してインバータ動力部の破壊を防止する回路
を有しているが、この様な過渡現象的要因でインバータ
トリツプとなる場合と、一時的にその現象に類似した要
因でトリツプする場合とがある。
「発明が解決しようとする問題点」 可変速給水装置におて、主となるインバータが停止して
しまうことは全機能の停止となるか、もしくは他の商用
電源でポンプを駆動する様な暫定的制御しか出来なくな
るため、本来の吐出圧力一定制御もしくは推定末端圧力
一定制御や流量一定制御等の主目的が達成できなくな
る。また、インバータトリツプした場合にはかならず何
らかの操作にてトリツプを解除する必要があるが、再度
インバータトリツプの生ずる原因を取除くためどの様な
負荷状態であつたのかを推測し再現させるには多大な時
間と労力を必要としていた。
本発明はインバータトリツプが生じて可変速給水装置が
変速運転不可能となつたインバータトリツプの原因を判
断してインバータを再始動してよいかどうかを決定する
機能を有する制御装置を備えた可変速給水装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
「問題点を解決するための手段と作用」 本発明はインバータにより速度制御される電動機により
駆動されるポンプを備え、インバータ設備を保護するた
め異常を検出して出力停止し、自動再起動する手段を有
する異常検出回路を備えた可変速給水装置において、予
めポンプ装置の定格から定まるポンプ装置としての安全
運転条件を記憶させておき、運転中のポンプ運転条件を
記録し、インバータ設備を保護するための異常検出回路
が動作したときにその直前のポンプ装置としての記録さ
れた運転条件を予め記憶してあるポンプ装置としての安
全運転条件と比較して再度運転可能な状態かどうかを判
断する制御装置を備えた可変速給水装置であり、これに
よってインバータトリップが生じたときに該インバータ
トリツプの生じた直前の記録された運転条件を記憶装置
に記憶されている予め定められたポンプ装置の運転続行
が危険な条件と比較して判断し、安全ならば再始動して
給水を開始する。危険ならば電動機は停止したまゝとす
るものである。
「実施例」 第1図は本発明の実施例のブロツク図である。電源1か
らスイツチ2を介してインバータ3に電力が供給され
る。インバータ3へは制御装置4から周波数指令信号S
が入力され、該周波数指令信号Sの周波数の電力を
インバータ3から出力して誘導電動機又は同期電動機
(以下、インバータ制御可能な種類の電動機を単に電動
機という)5は附勢するようになつている。電動機5は
ポンプ6を駆動する。
インバータ3はインバータ3による電動機5の制御不可
能範囲となるとインバータトリツプ信号S1を出力するよ
うになつており、インバータ3は該インバータトリツプ
信号S1を制御装置4に入力するようになつている。
受水槽7から吸込管8を通じて吸込んだ水はポンプ6で
昇圧された吐出配管9に吐出される。ポンプの吐出圧力
は吐出配管9に設けた出力センタ11により検出され、
該吐出圧力信号Swはポンプの制御装置4に送られる。ポ
ンプの制御装置4では該圧力センサ11にて検出された
吐出圧力信号Swとポンプ6の回転速度の関係を用いて末
端圧力一定の周波数指令信号Sをインバータ3に出力
し、インバータ3はスイツチ2を介して入力される商用
電源1の周波数を変換して周波数指令信号Sに見合う
周波数の電力を出力し、電動機5を変速し、ポンプ6の
回転速度を変換して末端圧一定制御を行う。或は例えば
配管抵抗が少ないときは吐出圧力一定制御を行う。又は
吐出配管9に流量計を備えて、流量計の信号と圧力セン
サの検出値を用いて給水末端圧一定制御を行う。
もしくは吐出配管9に設けた図示されない流量計の流量
信号を制御装置4に入力して周波数指令信号Sを制御
してインバータ3により電動機5を変速して流量一定制
御を行う。
インバータトリツプが生じた場合は制御装置4はスイツ
チ2を切り、スイツチ12を入れ、商用電源にて電動機
5を暫時運転する。
制御装置4はマイクロコンピユータを備えており、マイ
クロコンピユータの記憶装置には圧力信号Swと周波数指
令信号Sもしくは流量計を備えているときは給水量と
周波数指令信号Sとから求められる給水末端圧力Ps制
御装置4が例えば末端給水圧力一定制御を行つていると
きの周波数指令信号S即ち運転周波数、電動機5の入
力電流を検出する電流計13が示す運転電流Iの信号、
運転状態例えば並列運転ポンプ装置の場合にインバータ
駆動のポンプ1台のみで移動運転中等インバータトリツ
プ発生直前のデータがインバータトリツプが発生したと
きに記憶装置に固定され、同時にインバータトリツプの
発生年月日が記憶装置に記憶される。
一方、記憶装置には予め定められているインバータ駆動
によるポンプ運転における可変速給水装置の定格仕様が
記憶されている。例えば電動機5の定格が供給電力の最
大周波数60Hz、電圧200V、出力3.7KWであり、最
大入力電流14.5Aとする。この場合に電動機5は入力電
流14.5Aを記憶装置に後に入力されている入力電流Iに
対して後に入力されるデータが14.5A以上かどうかを判
断させる命令と共に記憶される。同様に最大運転周波数
が60Hzを後に入力される運転周波数Sが60Hzかど
うかを判断させる命令と共に記憶されている。
負荷設備は給水圧力3kg/cm2一定、流量250/mマン
シヨン2階建30戸となつており、この内給水圧力3kg
/cm2と共に後に入力される給水圧力が3kg/cm2以下にな
つているかどうかの判断命令が記憶される。このような
判定用データはポンプ装置の計画値としてきるものであ
る。
インバータトリツプが生ずるとその発生年月日が記憶装
置に記憶される。インバータトリツプの生じた状態にお
いて給水圧力1kg/cm2、電流計13の指示している電動
機5の入力電流17A、運転周波数S60Hzであつたと
する。
制御装置4では圧力センサ11からの圧力信号Swと周波
数指令信号sfを併せて末端給水圧力1kg/cm2が演算され
ており、電流計13の指示している電動機5の入力電流
Iは制御装置4に入力されている。制御装置4では中央
演算処理装置により、次表の判定を行う。
電流Iは定格電流14.5Aを越えており、判定はそれが危
険かどうかに対して「はい」、周波数Sは最大周波数
60Hzかどうかに対しては「はい」、給水圧力が定格給
水圧力3kg/cm2よりも低下しているのかどうかに対して
はそのとおりで「はい」インバータ駆動中かどうかに対
しては「はい」と判定されている。
何れもが判定データに対して肯定しているのでこのイン
バータトリツプは危険状態であると判別して外部へ故障
表示し、また危険状態でないと判定された場合は可変速
給水装置へ再起動可能と指示しインバータ3へリセツト
信号Srを送り、自動的にリセツトさせ再度給水するよう
にしたものである。
一方、このようなインバータトリツプ時における入力デ
ータはその発生日時と共にプリントアウトされ、たとえ
ばそのデータを後に確認することにより日曜日早朝の洗
たく、洗車、庭への散水等オーバースペツクによる過電
流が原因であると推測される。
実施例はポンプの駆動手段としてインバータ駆動の可変
速電動機1台の場合を説明したが、可変速電動機複数台
の場合或は可変速電動機複数台と固定速電動機を夫々備
える場合も同様である。
〔発明の効果〕
本発明はインバータにより速度制御される電動機により
駆動されるポンプを備え、インバータ設備を保護するた
め異常を検出して出力停止し、自動再起動する手段を有
する異常検出回路を備えた可変速給水装置において、予
めポンプ装置の定格から定まるポンプ装置としての安全
運転条件を記憶させておき、運転中のポンプ運転条件を
記録し、インバータ設備を保護するための異常検出回路
が動作したときにその直前のポンプ装置としての記録さ
れた運転条件を予め記憶してあるポンプ装置としての安
全運転条件と比較して再度運転可能な状態かどうかを判
断する制御装置を備えた可変速給水装置としたからイン
バータトリップが生起してポンプ装置が停止した場合に
停止前のポンプ装置としての運転条件で再始動してよか
どうかが自動的に判別され、インバータトリツプの原因
を調べるために時間と労力を費すということがなく、再
始動可能と判別されると自動的に始動するようにできる
から、理由不明で断水させておくということが避けられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のフローシートである。 1…電源、2…スイツチ、3…インバータ、4…制御装
置、5…電動機、6…ポンプ、7…受水槽、8…吸込
管、9…吐出配管、11…圧力センサ、12…スイツ
チ、13…電流計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平岩 廣直 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 赤堀 卓央 東京都中央区銀座1丁目3番1号 株式会 社荏原電産内 (72)発明者 千野 宏之 東京都中央区銀座1丁目3番1号 株式会 社荏原電産内 (56)参考文献 特開 昭51−48118(JP,A) 特開 昭56−150978(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インバータにより速度制御される電動機に
    より駆動されるポンプを備え、インバータ設備を保護す
    るため異常を検出して出力停止し、自動再起動する手段
    を有する異常検出回路を備えた可変速給水装置におい
    て、予めポンプ装置の定格から定まるポンプ装置として
    の安全運転条件を記憶させておき、運転中のポンプ運転
    条件を記録し、インバータ設備を保護するための異常検
    出回路が動作したときにその直前のポンプ装置としての
    記録された運転条件を予め記憶してあるポンプ装置とし
    ての安全運転条件と比較して再度運転可能な状態かどう
    かを判断する制御装置を備えた可変速給水装置。
  2. 【請求項2】比較される安全運転条件が定格運転条件で
    あり、電動機の運転電流、運転周波数、給水圧力及びど
    のポンプの駆動電動機が自動運転中であるかの区分、で
    ある特許請求の範囲第1項記載の可変速給水装置。
  3. 【請求項3】比較される運転条件が今回生じたインバー
    タ用の異常検出回路の動作よりも前の同動作における運
    転条件である特許請求の範囲第1項記載の可変速給水装
    置。
JP59156951A 1984-07-27 1984-07-27 可変速給水装置 Expired - Lifetime JPH0631619B2 (ja)

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